JPH06201236A - 密閉型制御盤用冷却装置 - Google Patents

密閉型制御盤用冷却装置

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JPH06201236A
JPH06201236A JP34834092A JP34834092A JPH06201236A JP H06201236 A JPH06201236 A JP H06201236A JP 34834092 A JP34834092 A JP 34834092A JP 34834092 A JP34834092 A JP 34834092A JP H06201236 A JPH06201236 A JP H06201236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
filter
cooling
air
air volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP34834092A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Mochizuki
克彦 望月
Taiji Kuki
泰治 九鬼
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APISUTE KK
Apiste Corp
Original Assignee
APISUTE KK
Apiste Corp
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Publication date
Application filed by APISUTE KK, Apiste Corp filed Critical APISUTE KK
Priority to JP34834092A priority Critical patent/JPH06201236A/ja
Publication of JPH06201236A publication Critical patent/JPH06201236A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構を複雑化せずに冷却手段の過負荷に基づ
く停止を的確に検出し得るようにする。 【構成】 制御盤用の冷却装置では、コンプレッサが過
負荷状態になった時には、サーモスタットが動作してコ
ンプレッサを停止させる。一方、風量センサが凝縮器用
ファンによる空気の循環量を測定している。この風量セ
ンサによる測定に基づいて、フィルタの目詰まりとコン
プレッサの停止とが検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却装置、特に、密閉
型制御盤内を冷却するための冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御機器と、その制御機器を収納する密
閉ケースとから構成される密閉型制御盤では、制御機器
の動作に伴い内部温度が上昇することから、冷却装置が
取り付けられる。従来の冷却装置は、ケース内部の空気
を接触させることで冷却を行う蒸発器と、蒸発器からの
冷媒を圧縮するためのコンプレッサと、圧縮された冷媒
の熱を外気へ放散するための凝縮器とを主として有して
いる。さらに、密閉ケース内の空気を循環させて蒸発器
に接触させる蒸発器用ファンと、凝縮器に外気を接触さ
せる凝縮器用ファンとが設けられている。
【0003】さらに、冷却動作時の際コンプレッサが過
熱状態になったときにコンプレッサを強制的に停止する
サーモスタットが、コンプレッサに隣接して配置されて
いる。また、凝縮器用フィルタの目詰まりを検出するた
めに、フィルタに隣接して風量センサが取り付けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
コンプレッサの過負荷時には、サーモスタットが動作し
て自動的にコンプレッサの動作を停止するようになって
いるが、使用者にコンプレッサが強制的に停止させられ
たことを知らせる構成は採用されていない。このため、
使用者は、コンプレッサの停止が過負荷の発生に基づく
ものであるか、制御盤内の冷却が充分に行われた結果で
あるのかを的確に判断できない。この結果、制御盤内の
温度が高温になっているにもかかわらずコンプレッサの
過負荷が検出された結果冷却動作が停止している際に、
使用者が迅速な対応を行うことが困難である。
【0005】本発明の目的は、機構を複雑化せずに、冷
却手段の過負荷に基づく停止を的確に検出し得るように
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る密閉型制御
盤用冷却装置は、フィルタ付き空気循環手段を有する冷
却手段と、冷却手段の過負荷時に冷却手段を停止する停
止手段と、空気循環手段の空気循環量を測定する測定手
段と、測定手段による空気循環量に基づいてフィルタの
目詰まりと冷却手段の停止とを検出する検出手段とを備
えている。
【0007】
【作用】本発明に係る密閉型制御盤用冷却装置では、冷
却手段が過負荷状態になった時には、停止手段がその冷
却手段を停止する。また、冷却手段の空気循環手段にお
ける空気循環量を測定手段が測定する。空気循環手段の
フィルタが目詰まり状態となれば、測定手段が測定する
空気循環量が小さくなるので、それに基づいて検出手段
がフィルタの目詰まりを検出する。また、停止手段が冷
却手段を停止させると、空気の循環が停止するため、そ
れに基づいて検出手段が冷却手段の停止を検出する。
【0008】ここでは、測定手段による空気循環量の検
出結果に基づいて、検出手段がフィルタの目詰まりと冷
却手段の停止とを検出するので、機構を複雑化せずに冷
却手段の過負荷に基づく停止を的確に検出し得るように
なる。
【0009】
【実施例】図1において、本発明の一実施例としての冷
却装置1は、密閉ケース2を有する制御盤3の側面に取
り付けられている。冷却装置1では、上側に室内冷却部
4が、下側に室外放熱部5が配置されている。室内冷却
部4は、密閉ケース2の側面において、密閉ケース2内
に向かい開く吸引開口10及び吐出開口11を有してい
る。そして、吸引開口10と吐出開口11との間を連結
する冷却路12には、吸引開口側から順に温度センサ1
3、蒸発器14及び蒸発器用ファン15がそれぞれ配置
されている。蒸発器用ファン15は、密閉ケース2内の
空気を矢印の方向に循環させることにより、密閉ケース
2内の空気を蒸発器14に接触させる。
【0010】室外放熱部5は、室外に対し向かい開く吸
引開口20及び吐出開口21を有している。吸引開口2
0には外気を濾過するためのフィルタ22が取り付けら
れている。室外放熱部5内には凝縮器23及びコンプレ
ッサ24が配置されている。凝縮器23はフィルタ22
に隣接して配置されている。吐出開口21には凝縮器用
ファン25が設けられており、これによって外気を矢印
の方向に室外放熱部5内に取り込み排出する。さらに、
フィルタ22に隣接して、フィルタ22を通過する外気
の風量を検出するための風量センサ26が設けられてお
り、またコンプレッサ24に隣接して、コンプレッサ2
4の過熱状態を検出するサーモスタット27が設けられ
ている。
【0011】図2に示すように、蒸発器14と凝縮器2
3とコンプレッサ24とは管路30により連結されてお
り、コンプレッサ24によって冷媒が循環するようにな
っている。さらに、この冷却装置1は、図3に示すよう
な制御部40を有している。制御部40は、CPU,R
AM,ROM等を含むマイクロコンピュータから構成さ
れており、種々の制御を行うようになっている。サーモ
スタット27は、コンプレッサ24及びファン25の電
源回路をON/OFFするリレースイッチ41の駆動回
路の途中に設けられている。リレースイッチ41は制御
部40によって切り換えられる。センサ13,26に加
えて、制御部40にはさらに操作パネル42と出力コネ
クタ43とが接続されている。
【0012】操作パネル42には、異常発生時に点滅又
は点灯するLED44と、動作設定温度を調整するため
の温度設定つまみ45と、風量センサ26の感度を調整
するための感度調整部46とが設けられている。また、
出力コネクタ43には、フィルタ22が目詰まり状態で
あると判断されたときにローからハイに切り替わるアラ
ーム出力端子47と、コンプレッサ24の異常停止が検
出されたときにローからハイに切り替わるエラー出力端
子48とが設けられている。これらの出力端子47,4
8からの出力信号は、例えばホストコンピュータによっ
て利用される。
【0013】次に、上述の実施例の動作を、図4及び図
5に示す制御フローチャートにしたがって説明する。プ
ログラムがスタートすると、図4のステップS1では、
LED44をOFFにセットする等の初期設定が行われ
る。続いて、ステップS2では、蒸発器用ファン15及
び凝縮器用ファン25が停止状態にセットされ、コンプ
レッサ24も停止状態にセットされる。そして、ステッ
プS3において、温度センサ13に基づく検出温度が、
冷却開始が必要となる或る設定温度以上になったか否か
を判断する。
【0014】制御盤3が動作し密閉ケース2内の温度が
上昇して、検出温度が設定温度を超えると、プログラム
はステップS3からステップS4に移行する。ステップ
S4では、まず蒸発器用ファン15のみをONとし、密
閉ケース2内での送風動作のみを開始する。この段階で
は、コンプレッサ24を動作させないので、消費電力は
小さく、省エネルギー化が図れる。また、急冷の問題は
生じない。続いて、ステップS5において、タイマーA
をスタートさせる。このタイマーAには、蒸発器用ファ
ン15による密閉ケース2内の空気循環のみで充分な冷
却動作が行えるか否かを判断するのに充分な時間が設定
されている。
【0015】ステップS6では、タイマーAがタイムア
ップしたか否かを判断する。タイムアップするまではス
テップS7に移行する。ステップS7では、温度センサ
13による検出温度が(設定温度−α)以下になったか
否かを判断する。なお、ここでαは例えば5℃である。
ステップS7での判断がNoの場合にはステップS6に
戻る。
【0016】タイマーAがタイムアップするまでに、蒸
発器用ファン15による循環動作だけで密閉ケース2内
が(設定温度−α)以下になった場合には、ステップS
7からステップS2に戻って送風動作を停止した後、ス
テップS3において密閉ケース2内の温度が設定温度を
超えるのを待つ。タイマーAで規定される時間が経過し
てもなお、ファン15による空気循環動作だけでは充分
な冷却効果が得られなかった場合には、ステップS6か
ら図5のステップS8に移行する。
【0017】ステップS8では、リレースイッチ41を
ONし、コンプレッサ24及びファン25を駆動する。
これにより、強制冷却動作が開始される。ステップS9
では、風量センサ26の検出結果に基づいて、風量が所
定量よりも小さくなったか否かを判断する。この場合の
所定量は、フィルタ22が交換の必要な程度に目詰まり
してしまった場合の風量である。充分な風量が得られて
いる間は、ステップS9からステップS11に移行す
る。
【0018】ステップS11では、操作者に対して警告
を行うためのLED44がOFF状態にセットされ、ま
たアラーム出力端子46及びエラー出力端子47もOF
F状態にセットされる。そして、ステップS14に移行
し、密閉ケース2内の温度が(設定温度−α)以下にな
ったか否かを判断する。充分な冷却が行われるまでは、
ステップS14での判断がNoとなって、プログラムは
ステップS9に戻る。
【0019】ステップS14において充分な冷却が完了
したと判断されれば、プログラムはステップS14から
図4のステップS2に戻り、コンプレッサ24及びファ
ン15,25が停止させられる。ステップS9において
風量が所定量よりも小さくなったと判断されると、ステ
ップS10に移行する。ステップS10では、検出風量
が0になったか否かを判断する。風量が0でなければ、
凝縮器用ファン25が室外放熱部5内の空気を循環させ
ており、冷却動作が続行されていると判断される。そし
て、この場合には、フィルタ22が目詰まりを起こした
ものと判断され、ステップS12に移行する。ステップ
S12では、フィルタ22の目詰まりを意味するように
LED44を点滅させる。また、フィルタ22の目詰ま
りを意味するアラーム出力端子46をONに切り換え
る。ここでは冷却動作そのものには異常は生じていない
ので、エラー出力端子47の出力はOFFに維持され
る。ステップS12での判断が終わればステップS14
に移行する。
【0020】ステップS10において風量が0であると
判断されれば、ステップS13に移行する。なお、風量
が0の状態は、冷却動作中に外気温が高過ぎる等の理由
によってコンプレッサ24が過熱状態になり、コンプレ
ッサ24からの熱を受けてサーモスタット27がOFF
状態となり、それに基づいてリレースイッチ41がOF
F状態となってコンプレッサ24及び凝縮器用ファン2
5が停止することによって生じる。
【0021】ここでは、フィルタ22の目詰まりではな
く、冷却動作の停止に起因して検出風量が0になったも
のと判断されるので、ステップS13では冷却動作の停
止を意味するようにLED44を点灯状態とする。さら
に、エラー出力端子47をONに切り換える。ここで
は、フィルタ22の目詰まりの検出を意味するアラーム
出力端子46はOFFにセットされる。続いて、ステッ
プS15では、コンプレッサ24及びファン15,25
をそれぞれ停止状態に強制的にセットし、プログラムを
終了する。
【0022】ここでは、風量センサ26の風量計測結果
に基づいて、フィルタ22の目詰まりと冷却動作の異常
(コンプレッサ24の過熱)とを検出しているので、機
構を複雑化せずに冷却動作の異常に基づく停止を的確に
検出できる。 〔他の実施例〕ステップS15において、コンプレッサ
24及びファン25のみをOFFにし、ファン15につ
いてはON状態を維持してもよい。
【0023】また、ステップS15を省略し、ステップ
S13からステップS14へ移行する構成にしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る密閉型制御盤用冷却装置
は、フィルタ付き空気循環手段の空気循環量に基づい
て、フィルタの目詰まりと冷却手段の異常停止とを検出
するので、機構を複雑化せずに冷却手段の過負荷に基づ
く停止を的確に検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての冷却装置の縦断面概
略図。
【図2】その配管構成を示す概略ブロック図。
【図3】その制御部の概略ブロック図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】その制御フローチャート。
【符号の説明】
1 冷却装置 3 制御盤 13 温度センサ 15 蒸発器用ファン 22 フィルタ 24 コンプレッサ 25 凝縮器用ファン 26 風量センサ 27 サーモスタット 40 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉型制御盤内を冷却するための密閉型制
    御盤用冷却装置であって、 フィルタ付き空気循環手段を有する冷却手段と、 前記冷却手段の過負荷時に前記冷却手段を停止する停止
    手段と、 前記空気循環手段の空気循環量を測定する測定手段と、 前記測定手段による空気循環量に基づいて、前記フィル
    タの目詰まりと前記冷却手段の停止とを検出する検出手
    段と、を備えた密閉型制御盤用冷却装置。
JP34834092A 1992-12-28 1992-12-28 密閉型制御盤用冷却装置 Pending JPH06201236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34834092A JPH06201236A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 密閉型制御盤用冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP34834092A JPH06201236A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 密閉型制御盤用冷却装置

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JPH06201236A true JPH06201236A (ja) 1994-07-19

Family

ID=18396374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34834092A Pending JPH06201236A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 密閉型制御盤用冷却装置

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JP (1) JPH06201236A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702219B1 (ko) * 2005-09-22 2007-04-03 이관식 필터오염 감지기능을 갖는 제어반용 냉각장치
JP2014151287A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Sintokogio Ltd パルスジェット式集塵機
WO2024018848A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 株式会社日立産機システム 空気圧縮機

Cited By (3)

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KR100702219B1 (ko) * 2005-09-22 2007-04-03 이관식 필터오염 감지기능을 갖는 제어반용 냉각장치
JP2014151287A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Sintokogio Ltd パルスジェット式集塵機
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