JPH06200714A - 内燃機関のタペット構造 - Google Patents

内燃機関のタペット構造

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JPH06200714A
JPH06200714A JP5001714A JP171493A JPH06200714A JP H06200714 A JPH06200714 A JP H06200714A JP 5001714 A JP5001714 A JP 5001714A JP 171493 A JP171493 A JP 171493A JP H06200714 A JPH06200714 A JP H06200714A
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JP
Japan
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tappet
receiving portion
tappet body
rod receiving
rod
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JP5001714A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Koyama
義典 小山
Akinori Wakasa
章則 若狭
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2307/00Preventing the rotation of tappets

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エンジンDEの動弁機構におけるプッシュロ
ッドの下端部が上方から組み付けられる有底円筒状のタ
ペット本体を有するローラタペットにおいて、そのプッ
シュロッドとの組付性を良好に維持しかつタペットの剛
性を確保しつつ、その軽量化を図りかつローラの潤滑性
を向上させる。 【構成】 タペット本体21の内部底面21aの略中央
部にプッシュロッドの下端部を受けるロッド受部26を
設ける。ロッド受部26周りの底壁21bにタペット本
体21内の潤滑油をローラ25に供給する連通孔28を
開口させる。連通孔28以外の底壁21bに複数のリブ
29,29,…をロッド受部26外周からタペット本体
21の周囲壁21cにかけて放射状に突設し、各リブ2
9のタペット本体21中心側にタペット本体21の周囲
壁21c内面からロッド受部26外周に滑らかに連続す
る案内部30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のタペッ
ト、特にカムとプッシュロッドとの間に上下動可能に配
設されるローラタペットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の動弁機構の一種と
して、カム軸をクランク軸の側方に配置して、そのカム
軸のカムとシリンダヘッド上部の吸/排気弁とをタペッ
ト、プッシュロッド及びロッカアームを介して動力伝達
可能に連結したオーバーヘッドバルブ(OHV)式のも
のが周知である。
【0003】そして、上記タペットの構造としては、従
来、実開昭60―66805号公報に示されるように、
内部底面の中心部がプッシュロッドの下端部を受けるロ
ッド受部とされた円筒状のタペット本体と、このタペッ
ト本体の下部にブラケット部を介して軸支されたローラ
とを備えてなるローラタペットが知られている。このも
のでは、タペットがカムに押されて上下動する際に該カ
ム上でローラが転動するので、動弁系のフリクションを
低減して内燃機関の高出力化や高回転化を図ることがで
きる。
【0004】ところで、上記のようにタペット本体が上
方に開口する円筒状のものであると、プッシュロッドの
下端部をタペット本体内のロッド受部上に正確に組み付
けることが困難である。特に、タペットがシリンダブロ
ックの所定位置に組み付けられた後に、そのタペットに
上方からプッシュロッドを組み付ける場合、そのタペッ
ト内のロッド受部を正確に視認することができず、手探
りで組み付ける必要があるので、作業性が極めて悪くな
る。
【0005】このような問題に対処するために、上記従
来のものでは、タペット本体の内部形状を上方に向かっ
て内径が増大するテーパ穴とすることにより、プッシュ
ロッドの下端部をテーパ穴の内周面で案内しながら底面
中央のロッド受部に組み付け得るようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その場合、
タペット本体内部にテーパ穴を形成しているので、その
タペット本体の周囲壁が厚肉となり、その分、タペット
の重量が増大して動弁系の重量増大を招き、内燃機関の
高出力化や高回転化を図る上で今一つ不十分である。
【0007】また、タペット本体下部に軸支されるロー
ラを潤滑する場合、タペット上方から落下する潤滑油を
タペット本体内で受け止めて溜め、この潤滑油をタペッ
ト本体底壁に開口する連通孔を介してローラに滴下させ
ることにより、ローラの潤滑が行われるが、上記従来の
ものでは、タペット本体内部がテーパ状であるので、上
記連通孔はテーパ面に開口されることとなり、その上端
の高さ位置が底壁よりも高くなって、連通孔に潤滑油が
収集され難くなり、ローラの潤滑性が悪いという問題が
ある。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、上記タペット本体の内部構造を改
良することにより、タペットに対するプッシュロッドの
組付性を良好に維持しかつタペットの剛性を確保しつ
つ、その軽量化を図るとともに、潤滑油の連通孔への収
集性を高めてローラの潤滑性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、請求項1の発明では、タペット本体内に複数のリブ
を放射状に設けて、この各リブのタペット中心側でプッ
シュロッドの下端部をロッド受部に向けて案内するとと
もに、リブ間の底壁に連通孔を開口させることとした。
【0010】具体的には、この発明では、カムによりプ
ッシュロッドを介して吸/排気弁を開弁させる内燃機関
の上記カムとプッシュロッドとの間に上下動可能に配設
され、かつ有底円筒状タペット本体の下部にカムと接触
するローラが軸支され、カムの駆動により上下動してプ
ッシュロッドを押圧するようにしたタペットが前提であ
る。
【0011】そして、上記タペット本体の内部底面の略
中央部に、上記プッシュロッドの下端部を受けるロッド
受部を設ける。
【0012】また、上記ロッド受部周りの底壁に、タペ
ット本体内から潤滑油を上記ローラに供給する連通孔を
開口する。
【0013】さらに、上記連通孔以外の底壁に複数のリ
ブをロッド受部外周からタペット本体の周囲壁にかけて
放射状に突設して、このリブは各々のタペット本体中心
側にタペット本体の周囲壁内面からロッド受部外周に向
かって滑らかに連続する案内部を有する構成とする。
【0014】請求項2の発明では、上記ロッド受部を、
タペット本体の内部底面から上方に突出させる構成とす
る。
【0015】請求項3の発明では、タペット本体の周囲
壁に、タペット回止め用の係合部を隣り合うリブ間に対
応して形成する。
【0016】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、タペ
ット本体内の底壁に複数のリブがロッド受部外周からタ
ペット本体の周囲壁にかけて放射状に突設され、この各
リブのタペット本体中心側にはタペット本体の周囲壁内
面からロッド受部外周に向かって滑らかに連続する案内
部が形成されているので、プッシュロッドの下端部をタ
ペットに上方から組み付ける場合、そのプッシュロッド
の下端部は上記各リブの案内部に案内されながら、タペ
ット本体内部底面の略中央部にあるロッド受部に確実に
移動することとなり、よってプッシュロッドのタペット
への組付性を高めて動弁系部品の組立作業性を向上させ
ることができる。
【0017】また、タペット本体内部に複数のリブが放
射状に突設されているので、これらリブによってタペッ
トの剛性を大に確保しながら、その軽量化を図ることが
できる。
【0018】さらに、上記リブは底壁に開口する連通孔
以外の部分に配設されているので、隣り合うリブ間の底
壁に連通孔が位置することとなり、そのリブ間の空間に
潤滑油を溜めることができるとともに、その空間の底面
つまりタペット本体の内部底面に連通孔の上端開口を位
置付けることができ、連通孔への潤滑油の収集性を高
め、その連通孔からローラに安定して潤滑油を滴下させ
てローラの潤滑性を向上させることができる。
【0019】請求項2の発明では、上記ロッド受部がタ
ペット本体の内部底面から上方に突出しているので、上
記連通孔に対応するリブ間の空間が上記ロッド受部で構
成される壁部により囲まれることととなり、上記空間へ
潤滑油を確実に溜めて連通孔への潤滑油の収集性をさら
に向上させることができる。
【0020】請求項3の発明では、タペット本体の周囲
壁にタペット回止め用の係合部が形成され、この係合部
は隣り合うリブ間に対応しているので、係合部のために
リブを除く必要がなく、タペットの剛性を大に確保でき
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5は本発明の実施例に係るディーゼルエンジン
DEにおけるOHV式の動弁系を示す。すなわち、エン
ジンDEは、内部にシリンダ2が形成されたシリンダブ
ロック1と、該シリンダブロック1の上面に組み付けら
れたシリンダヘッド3とを備え、上記シリンダ2内には
ピストン4が往復動可能に嵌挿され、このピストン4の
頂面には燃焼室5を形成する凹陥部4aが設けられてい
る。6はピストン4と図外のクランク軸とを連結するコ
ネンティングロッドである。上記シリンダヘッド3には
シリンダ2内の燃焼室5に吸気(空気)を供給する吸気
ポート7と、シリンダ2内の燃焼ガスを排出する排気ポ
ート(図示せず)とが開口され、吸気ポート7のシリン
ダ2への開口端は吸気弁8により、また排気ポートの開
口端は排気弁(図示せず)によりそれぞれ開閉される。
上記吸気弁8(又は排気弁)は、そのバルブステム8a
上端部とシリンダヘッド3との間に縮装した内外二重の
バルブスプリング9,10により常時閉弁方向に付勢さ
れている。
【0022】11は上記吸気弁8(又は排気弁)を駆動
する動弁機構で、この動弁機構11は、シリンダブロッ
ク1の側部にクランク軸と平行に配置支持されたカム軸
12と、シリンダブロック1のロッド挿通孔1a下端部
に回止めボルト14により回り止めされた状態で上下動
可能に支持され、上記カム軸12上のカム13により押
圧されて上下動するタペット20と、上記シリンダブロ
ック1のロッド挿通孔1a及び該ロッド挿通孔1aに連
通するシリンダヘッド3側のロッド挿通孔3aに亘り挿
通されて上下方向に延び、下端部がタペット20に係合
支持されたプッシュロッド15と、シリンダヘッド3の
上部にクランク軸と平行な方向のロッカアーム軸16を
介して揺動可能に支持され、一端の下部に上記プッシュ
ロッド15の上端が、また他端の下部に上記吸気弁8
(又は排気弁)のバルブステム8a上端がそれぞれ移動
一体に連結されたロッカアーム17とを備えてなる。上
記カム軸12はクランク軸に同期回転可能に駆動連結さ
れており、このカム軸12上のカム13の回転によりタ
ペット20及びプッシュロッド15を介してロッカアー
ム17を図で時計回り方向に回動させ、吸気弁8(又は
排気弁)をバルブスプリング9,10の付勢力に抗して
所定のタイミングで開弁させるようになっている。
【0023】図1〜図4に示すように、上記タペット2
0は、上方に開口する有底円筒状のタペット本体21
と、このタペット本体21の下部に突設された1対のブ
ラケット部22,22と、この両ブラケット部22,2
2間に軸23及びスリーブ24を介して回転自在に支持
され、カム軸12上のカム13と接触するローラ25と
を有してなり、上記タペット本体21がシリンダブロッ
ク1のロッド挿通孔1a下端部に上下動可能に嵌挿さ
れ、その状態で軸23がカム軸12と平行になるように
回止めボルト14により回り止めされる。
【0024】上記タペット本体21の内部底面21aの
略中央部には上記プッシュロッド15の下端部を受ける
ロッド受部26が設けられ、このロッド受部26はタペ
ット本体21内の底面21aよりも所定寸法だけ上方に
突出しており、その上面にはプッシュロッド15下端部
が係合される係合凹部27が形成されている。
【0025】また、上記ロッド受部26周りの底壁21
bにおいて上記軸23に対し一側でかつ上記ローラ25
の外周斜め上部と対応する位置には、タペット本体21
内から潤滑油を滴下させてローラ25に供給する連通孔
28が開口されている。
【0026】さらに、上記タペット本体21の底壁21
bにおいて上記連通孔28以外の部分には6つのリブ2
9,29,…がタペット本体21の円周方向に等角度間
隔をあけて放射状に一体に突設されている。この各リブ
29は上記ロッド受部26外周からタペット本体21の
周囲壁21cにかけて架設され、その各リブ29のタペ
ット本体21中心側縁部には、タペット本体21の周囲
壁21c内面からロッド受部26外周に向かって滑らか
に連続する案内部30が形成されている。
【0027】また、上記タペット本体21の周囲壁21
cにおいて上記連通孔28と反対側には、上記タペット
回止め用のボルト14の先端部が係合する縦長の係合孔
31が隣り合うリブ29,29間に対応して形成されて
いる。
【0028】したがって、上記実施例においては、エン
ジンDEの運転中、そのクランク軸によりカム軸12が
駆動され、そのカム軸12上のカム13の回転によりタ
ペット20及びプッシュロッド15を介してロッカアー
ム17が回動し、吸気弁8(又は排気弁)がバルブスプ
リング9,10の付勢力に抗して所定のタイミングで開
弁する。
【0029】そのとき、上記タペット20におけるタペ
ット本体21内の底壁21bに6つのリブ29,29,
…がロッド受部26外周からタペット本体21の周囲壁
21cにかけて放射状に突設され、このリブ29,2
9,…の各々のタペット本体21中心側縁部にはタペッ
ト本体21の周囲壁21c内面からロッド受部26外周
に向かって滑らかに連続する案内部30,30,…が形
成されているので、タペット20をシリンダブロック1
のロッド挿通孔1a下端部に回止めボルト14により回
り止めして嵌挿した後、このタペット20に対し上方か
らプッシュロッド15を上記シリンダブロック1のロッ
ド挿通孔1aを通して組み付ける場合、そのプッシュロ
ッド15の下端部が上記各リブ29の案内部30に案内
されて自動的にタペット本体21内部の略中央部にある
ロッド受部26に移動するようになる。その結果、ロッ
ド挿通孔1aの上端開口部からタペット本体21内のロ
ッド受部26の位置が見難くくとも、プッシュロッド1
5の下端部をロッド受部26に正確に位置付けることが
でき、よってプッシュロッド15のタペット20への組
付性を高めて動弁系部品の組立作業性を向上させること
ができる。
【0030】また、タペット本体21内部に6つのリブ
29,29,…が放射状に突設されているので、これら
リブ29,29,…によってタペット20の剛性を大に
確保しながら、その軽量化を図ることができる。
【0031】さらに、上記各リブ29は底壁21bに開
口する連通孔28以外の部分に設けられているので、隣
り合うリブ29,29間に連通孔28が位置することと
なる。しかも、上記タペット本体21内に位置するロッ
ド受部26がその内部底面21aから上方に突出してい
るので、連通孔28を間にしたリブ29,29間の空間
が上記ロッド受部26で構成される壁部により囲まれる
ことととなり、このため、シリンダヘッド3の上部から
ロッド挿通孔3a,1aを経てタペット本体21内に落
下して来る潤滑油を上記空間に確実に溜めることができ
る。そして、上記連通孔28両側のリブ29,29及び
ロッド受部26で囲まれる空間の底面である底壁21b
上面に連通孔28の上端開口が位置しているので、連通
孔28への潤滑油の収集性が高まり、その連通孔28か
らローラ25に安定して潤滑油を滴下させて、ローラ2
5の潤滑性を向上させることができる。
【0032】また、タペット20を回り止めしてロッド
挿通孔1aの下端部に支持するための回止めボルト14
先端部を係合せしめる係合孔31が、タペット本体21
の周囲壁21cで隣り合うリブ29,29間に対応して
形成されているので、係合孔31を開口するためにリブ
29を除去する必要はなく、タペット20の剛性を大に
確保することができる。
【0033】尚、上記実施例では、タペット本体21の
底壁21bに開口する連通孔28を1つとしたが、2つ
以上開口させることもできる。また、リブ29の数は6
つ以外の複数に増減することもできる。
【0034】また、本発明は、ディーゼルエンジンDE
以外のOHV式動弁機構を有する内燃機関に適用できる
のは勿論のことである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、内燃機関の動弁機構におけるプッシュロッドの
下端部が上方から組み付けられる有底円筒状のタペット
本体を有するローラタペットにおいて、タペット本体内
に複数のリブを放射状に設けて、この各リブのタペット
中心側でプッシュロッドの下端部をタペット本体の内部
底面のロッド受部に向けて案内するとともに、隣り合う
リブ間の底壁にローラに向けて潤滑油を供給する連通孔
を開口させるようにしたことにより、タペットに対する
プッシュロッドの組付性を良好に維持し、かつタペット
の剛性を確保しつつ、その軽量化を図ることができると
ともに、潤滑油の連通孔への収集性を高めてローラの潤
滑性を向上させ、動弁系の軽量化及び低フリンション化
を図って内燃機関の高出力化や高回転化を実現すること
ができる。
【0036】請求項2の発明によると、ロッド受部をタ
ペット本体の内部底面から上方に突出させたことによ
り、連通孔に対応するリブ間の空間をロッド受部で囲む
ことができ、連通孔への潤滑油の収集性をさらに向上さ
せることができる。
【0037】請求項3の発明によると、タペット本体の
周囲壁において隣り合うリブ間に対応した位置にタペッ
ト回止め用の係合部を形成したことにより、係合部のた
めにリブを除く必要がなく、タペットの剛性を大に確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のI―I線断面図である。
【図2】本発明の実施例に係るタペットの一部破断正面
図である。
【図3】タペットの平面図である。
【図4】タペットの一部破断底面図である。
【図5】実施例におけるディーゼルエンジンの動弁系を
示す断面図である。
【符号の説明】
DE ディーゼルエンジン(内燃機関) 2 シリンダ 8 吸気弁 11 動弁機構 14 回止めボルト 15 プッシュロッド 20 タペット 21 タペット本体 21a 底面 21b 底壁 21c 周囲壁 25 ローラ 26 ロッド受部 28 連通孔 29 リブ 30 案内部 31 係合孔(係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムによりプッシュロッドを介して吸/
    排気弁を開弁させる内燃機関の上記カムとプッシュロッ
    ドとの間に上下動可能に配設され、かつ有底円筒状タペ
    ット本体の下部にカムと接触するローラが軸支され、カ
    ムの駆動により上下動してプッシュロッドを押圧するよ
    うにしたタペットにおいて、 上記タペット本体の内部底面の略中央部に設けられ、上
    記プッシュロッドの下端部を受けるロッド受部と、 上記ロッド受部周りの底壁に開口され、タペット本体内
    から潤滑油を上記ローラに供給する連通孔と、 上記連通孔以外の底壁にロッド受部外周からタペット本
    体の周囲壁にかけて放射状に突設され、各々のタペット
    本体中心側にタペット本体の周囲壁内面からロッド受部
    外周に向かって滑らかに連続する案内部を有する複数の
    リブとを備えたことを特徴とする内燃機関のタペット構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関のタペット構造
    において、 ロッド受部は、タペット本体の内部底面から上方に突出
    していることを特徴とする内燃機関のタペット構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の内燃機関のタペッ
    ト構造において、 タペット本体の周囲壁に、タペット回止め用の係合部が
    隣り合うリブ間に対応して形成されていることを特徴と
    する内燃機関のタペット構造。
JP5001714A 1993-01-08 1993-01-08 内燃機関のタペット構造 Withdrawn JPH06200714A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017512936A (ja) * 2014-10-15 2017-05-25 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH 内燃機関の燃料噴射システムのための高圧ポンプ
US10208725B2 (en) 2014-10-15 2019-02-19 Continental Automotive Gmbh High pressure fuel pump and associated drive device

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