JPH0619872B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0619872B2
JPH0619872B2 JP59077969A JP7796984A JPH0619872B2 JP H0619872 B2 JPH0619872 B2 JP H0619872B2 JP 59077969 A JP59077969 A JP 59077969A JP 7796984 A JP7796984 A JP 7796984A JP H0619872 B2 JPH0619872 B2 JP H0619872B2
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JP
Japan
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tape
capstan
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running unit
motor
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JP59077969A
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JPS60223050A (ja
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利雄 深澤
大三郎 久保田
裕二 永田
孝久 青井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メカニズムを2台搭載した、いわゆる磁気テ
ープに記録された情報をダビングするダビング機能を有
する磁気記録再生装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、民生用のカセットのダビンダ装置に関しては、ダ
ビング機能付テープレコーダ又はデープデッキ等に見る
のが最も一般的である。この種のテープデッキにおいて
は2つのテープ走行部を持ち、このうち一方が録音再生
用、他方が再生専用として構成されているものがほとん
どである。
再生側である第1のテープ走行部によって再生されるマ
スターテープの信号は、同時に動作する録音側である第
2のテープ走行部によってスレーブテープに録音され
る。
通常はカセットの走行速度(4.76cm/S)でダビン
グされるが、近年、高速(約2倍程度)でテープを走行
させ、ダビングに要する時間を短縮するものが増加して
いる。
以下に従来の磁気記録再生装置について説明する。
第1図は従来のダビング機能を有する磁気記録再生装置
の構成図である。第1図において1は第1のテープ走行
部(再生側)、2は第1のテープ走行部1に装着された
マスター用カセット、3は第1のテープ走行部1の供給
リール台、4は第1のテープ走行部1の巻取りリール
台、5は第1のテープ走行部のキャプスタン、6はキャ
プスタン5と一体に固着されたフライホイール、10は
第1のテープ走行部1のピンチローラ、11はマスター
用カセットのテープ、12は再生ヘッドである。21は
第2のテープ走行部(録音側)、22は第2のテープ走
行部21に装着されたスレーブ用カセット、23は第2
のテープ走行部21の供給リール台、24は第2のテー
プ走行部21の巻取りリール台、25は第2のテープ走
行部21のキャプスタン、26はキャプスタン25と一
体に固着されたフライホイール、30は第2のテープ走
行部21のピンチローラ、31はスレーブ用カセット2
2のテープ、32は録音用ヘッド、13は第1のテープ
走行部1のキャプスタン5と第2のテープ走行部21の
キャプスタン25の駆動用モータ、14はモータ13の
シャフト(図示せず)に固着されたモータプーリ、15
は第1のテープ走行部1のキャプスタン5とモータ13
を連結するベルト、16は第2のテープ走行部21のキ
ャプスタン25とモータ13を連結するベルトである。
第2図は、第1図のフライホイール26周辺の概略図で
ある。第1図と共通する箇所には同一番号を付してい
る。40はベルト16の張力の方向、41はピンチロー
ラ30の圧着方向、42a,42bはキャプスタン25
の軸受けである。
次に動作について説明する。
ダビング時、マスター用カセット2のテープ11および
スレーブ用カセット22のテープ31はともに走行す
る。すなわち、それぞれのピンチローラ10,30はキ
ャプスタン5,25に圧着し、テープ11,31を挾持
する。テープ11,31は一定速度で回転するモータ1
3によってベルト15,16を介して駆動されるキャプ
スタン5,25によって一定速度で走行し、巻取りリー
ル台4,24に巻き取られる。(巻取りリール台4,2
4の駆動機構は図示せず。) マスター用カセット2のテープ11上に記録された信号
は、再生ヘッド12によって読み出され再生イコライザ
アンプ(図示せず)、録音イコライザアンプ(図示せ
ず)を経て、録音ヘッド32によってスレーブ用カセッ
ト21のテープ31に記録される。
高速でダビングを行なう場合は、モータ13を高速に回
転させて、これを実現する。
以下に従来例の問題点について述べる。
上記従来例では特にことわらなかったが、第1のテープ
走行部1のキャプスタン5、フライホイール6と第2の
テープ走行部21のキャプスタン25、フライホイール
26とは全く同一寸法であり、モータプーリ径も第1の
テープ走行部1のベルト15と第2のテープ走行部21
のベルト16のかかる位置で同一にすれば、第1のテー
プ走行部1のテープ走行速度と第2のテープ走行部21
のテープ走行速度は同一になる。
しかし、実際には、第2のテープ走行部21のテープ走
行速度は第1のテープ走行部1のそれと比較するとおそ
くなる。この理由を第2図を用いて説明する。
第2のテープ走行部21のキャプスタン25はフライホ
イール26と一体に固着され、軸受け42a,42bに
よって支えられている。フライホイール16にはベルト
16の張力で張力方向40に力が加わり、キャプスタン
25にはピンチローラ30より圧着方向41にピンチロ
ーラ圧着力が加わる。この2の力のなす角度はほぼ18
0゜であるため、これらの力は軸受け42a,42bに
対しては偶力的な力となり、キャプスタン25と軸受け
42a,42bの摩擦は大きくなる。従ってキャプスタ
ン25の回転運動は阻害され、第2のテープ走行部21
のテープ速度は遅くなる。また、この2つの力が大きい
場合、軸受けを摩耗させる場合が生ずる。この軸受けの
損傷はワウ・フラッタの悪化を生じさせ、軸受けの寿命
を短くする原因を生むという問題点を有していた。
発明の目的 本発明は、上記従来例の問題点を解消するもので、軸受
け部でベルト張力とピンチローラ圧着力が偶力的な力と
ならず、テープ走行速度差のないダビング装置を提供す
ることを目的とする。
発明の構成 本発明は、少なくとも再生可能な第1の機構と、少なく
とも録音可能な第2の機構と、各々のキャプスタンを駆
動する1個のモータとから成り、第1の機構の巻取りリ
ール台とキャプスタンと第2の機構の巻取りリール台と
キャプスタンがほぼ直線上に位置するように構成し、モ
ータを、第1の機構のキャプスタンと第2の機構のキャ
プスタンを結ぶ直線よりキャプスタンに対してテープ供
給側に位置するようにし、このモータと第1の機構のキ
ャプスタンと第2の機構のキャプスタンをベルトで連結
するように構成した磁気記録再生装置で、上記のように
構成したことにより、第1の機構のキャプスタン、第2
の機構のキャプスタンともに軸受け部には偶力的な力は
加わらないので、第1の機構のテープ走行速度と第2の
機構のテープ走行速度とは差を生じない。また、軸受け
の摩耗もないのでワウの悪化を防止でき、軸受けの寿命
を長くすることができる。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について第3図にもとづいて説
明する。
第3図において51は第1のテープ走行部(再生側)、
52は第1のテープ走行部51に装着されたスレーブ用
カセット、53は第1のテープ走行部51の供給リール
台、54は第1のテープ走行部51の巻取りリール台、
55は第1のテープ走行部51のキャプスタン、56は
キャプスタン55と一体に固着されたフライホイール、
60は第1のテープ走行部51のピンチローラ、61は
マスター用カセットのテープ、62は再生ヘッド、71
は第2のテープ走行部(録音側)、72は第2テープ走
行部71のスレーブ用カセット、73は第1のテープ走
行部71の供給リール台、74は第2のテープ走行部7
1の巻取りリール台、75は第2のテープ走行部71の
キャプスタン、76はキャプスタン75と一体に固着さ
れたフライホイール、80は第2のテープ走行部71の
ピンチローラ、81はスレーブ用カセット72のテー
プ、82は録音用ヘッド、63は第1のテープ走行部5
1のキャプスタン55と第2のテープ走行部71のキャ
プスタン75の駆動用のモータ、64はモータ63のシ
ャフト(図示せず)に固着されたモータプーリ、65は
第1のテープ走行部61のキャプスタン65とモータ6
3を連結するベルト、66は第2のテープ走行部71の
キャプスタン75とモータ63を連結するベルトであ
る。
次に動作について説明する。
ダビング時、マスター用カセット2のテープ61および
スレーブ用カセット72のテープ81はともに走行す
る。すなわち、それぞれのピンチローラ60,80はキ
ャプスタン55,75によって一定速度で走行し、巻取
りリール台54,74に巻き取られる。(巻取りリール
台54,74の駆動機構は図示せず。) マスター用カセット52のテープ61上に記録された信
号は、再生ヘッド62によって読み出され、再生イコラ
イザアンプ(図示せず)、録音イコライザアンプ(図示
せず)を経て、録音ヘッド82によってスレーブ用カセ
ット71のテープ81に記録される。
高速でダピングを行なう場合は、モータ63を高速に回
転させて、これを実現する。
この動作中において、第1の機構のキャプスタン55に
加わるベルト66の張力とピンチローラ60の圧着力
は、この2つの力のなす角が180゜よりも小となるた
め、偶力的な力とならず、軸受けでの摩耗も生じない。
第2の機構のキャプスタン75も第1の機構と同様軸受
け部に加わる2つの力は偶力的とはならず、軸受け部で
摩耗は生じない。
よって第1の機構と第2の機構のキャプスタン55,7
5の回転運動は円滑に行なわれ、第1の機構と第2の機
構との間にテープ走行速度差は生じない。
また、軸受けの摩耗がないので軸受けの損傷がなく、ワ
ウの悪化も生じない。
従って、マスター用のテープ61とスレーブ用のテープ
81を同時に走行させたとき、マスター用のテープ61
とスレーブ用のテープ81のテープ長が同一であれば、
目的とするマスター用のテープ61の信号をスレーブ用
のテープ81に完全にダビングすることができる。
そして、軸受けの寿命を長くすることが可能である。
発明の効果 以上のように本発明では、第1の機構の巻取りリール台
とキャプスタンと第2の機構の巻取りリール台とキャプ
スタンがほぼ直線上に位置するように構成し、キャプス
タン駆動用のモータをキャプスタンに対し、上記直線よ
りテープ供給側に位置するように構成したために、第1
の機構、第2の機構のキャプスタンには偶力的な力が加
わらないため、キャプスタン軸受けで摩擦がなく摩耗も
ないため、ワウも悪化せずテープ走行速度差も生じな
い。
このため、マスター用のテープとスレーブ用のテープを
同時に走行させたとき、マスター用のテープとスレーブ
用のテープはテープ長が同一であれば同時にテープ走行
終了となるので目的とするマスターテープの信号をスレ
ーブテープにダビングすることが可能であるという効果
を有する。
また、軸受けの摩耗がないため、軸受けの寿命を長くす
るという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録再生装置の構成図、第2図は同
第2のフライホイール周辺の概略図、第3図は本発明の
一実施例における磁気記録再生装置の構造図である。 51……第1のテープ走行部、54,74……巻取りリ
ール台、55,75……キャプスタン、63……モー
タ、65,66……ベルト、71……第2のテープ走行
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも再生可能な第1の機構と、少な
    くとも録音可能な第2の機構を備え、前記第1の機構の
    巻取りリール台とキャプスタンと前記第2の機構の巻取
    りリール台とキャプスタンがほぼ直線上に位置するよう
    に構成し、前記第1の機構のキャプスタンと前記第2の
    機構のキャプスタンとを結ぶ直線より、前記キャプスタ
    ンに対してテープ供給側に位置するモータと、前記第1
    の機構のキャプスタンと前記第2の機構のキャプスタン
    とをベルトで連結するように構成したことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
JP59077969A 1984-04-18 1984-04-18 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0619872B2 (ja)

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JPS60223050A JPS60223050A (ja) 1985-11-07
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