JPH06196882A - 放熱型回路基板 - Google Patents

放熱型回路基板

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Publication number
JPH06196882A
JPH06196882A JP35723992A JP35723992A JPH06196882A JP H06196882 A JPH06196882 A JP H06196882A JP 35723992 A JP35723992 A JP 35723992A JP 35723992 A JP35723992 A JP 35723992A JP H06196882 A JPH06196882 A JP H06196882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
heat dissipation
printed circuit
heat
heat sink
Prior art date
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Pending
Application number
JP35723992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamamoto
雅章 山本
Kazuyuki Yamamori
一之 山森
Hiroki Hamada
浩樹 浜田
Kenzo Kobayashi
健造 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP35723992A priority Critical patent/JPH06196882A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリント回路基板5と放熱プレート3とを一
体化してなる放熱型回路基板1で、放熱プレート3のプ
リント回路基板設置領域の隣の領域に放熱フィン21を
取り付けたことを特徴とするもの。 【効果】 発熱部品11で発生する熱を放熱プレート3
と放熱フィン21から効率よく放散できるので、筐体内
の狭い空間内に小間隔でセットしても発熱部品の温度上
昇を低く抑えることができ、信頼性や寿命を高めるのに
有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱部品を実装する放
熱型回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱型回路基板は、図7および図
8に示すように、アルミ板等からなる放熱プレート3上
にプリント回路基板5を一体に接合したものである。プ
リント回路基板5はガラスエポキシ基板7の表面および
内部に銅箔による回路パターン9を形成したものであ
る。
【0003】この放熱型回路基板1にはLSIなどの発
熱部品11が実装されるが、プリント回路基板5の発熱
部品実装部には穴があいており、発熱部品11はその穴
内で熱伝導性の高いアルミナ等を混合した接着剤13に
より放熱プレート3に固定される。これにより発熱部品
11の熱は放熱プレート3に効率よく放熱される。また
発熱部品11のリードはプリント回路基板3の回路パタ
ーン3に半田付けにより接続される。
【0004】図9は放熱型回路基板の使用状態を示す。
放熱型回路基板1は垂直に立てて筐体15内に所要枚数
セットされる。放熱型回路基板1の間隔は例えば20mm
程度に設定される。筐体15には通風用のファン17が
設けられ、これにより上下方向に空気を流通させて放熱
型回路基板1を強制冷却するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】放熱型回路基板は発熱
部品を実装した状態で筐体内の狭い空間内に小間隔でセ
ットされるため、放熱効率がわるい。十分な放熱ができ
ないと発熱部品の寿命等に悪影響を及ぼす。本発明の目
的は、上記のような問題点に鑑み、さらに放熱性を改善
した放熱型回路基板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、プリント回路基板と放熱プレートとを一体化
してなる放熱型回路基板において、前記放熱プレートの
プリント回路基板設置領域の隣の領域に放熱フィンを取
り付けたことを特徴とするものである。また放熱プレー
ト内には、プリント回路基板設置領域と放熱フィン設置
領域とを連絡するようにヒートパイプを埋め込んでおく
とことが好ましい。
【0007】
【作用】このようにすると、発熱部品で発生した熱が放
熱プレートに伝達されてそこから放熱されるだけでな
く、放熱プレートから放熱フィンに伝達されて放熱フィ
ンからも放熱されるため、放熱を効率よく行える。また
前記のようにヒートパイプを埋め込んでおくと、プリン
ト回路基板設置領域から放熱フィン設置領域への熱の流
れがよくなり、さらに放熱効率を高めることが可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1および図2は本発明の一実施例を示
す。この放熱型回路基板1は、アルミ板または銅板等か
らなる放熱プレート3上にプリント回路基板5を一体に
接合した点では従来と同じであるが、放熱プレート3の
プリント回路基板設置領域の隣の領域に放熱フィン21
を取り付けた点に特徴を有する。
【0009】プリント回路基板5の構造、発熱部品11
の実装構造は従来と同様である。放熱フィン21は、厚
さ0.3mm程度のアルミ板を図3のように矩形波形状に
屈曲(ピッチ3mm、高さ3mm程度)したものを図4のよ
うにオフセット配置し、さらに2段に重ね合わせた構造
にすることが望ましい。放熱プレート3と放熱フィン2
1の接合、放熱フィン21同士の接合はアルミのろう付
け法により行うことができる。
【0010】上記のような放熱型回路基板1を製造する
には、まず放熱プレート3に放熱フィン21をろう付け
により取り付けた後、別に作製したプリント回路基板5
を放熱プレート3上にローフロータイプのプリプレグシ
ート等を介して接着すればよい。
【0011】次に本発明の他の実施例を図5を参照して
説明する。この放熱型回路基板1は、放熱プレート3上
の隣合う領域にプリント回路基板5と放熱フィン21を
一体に設けた点では前記実施例と同様であるが、放熱プ
レート3内に、プリント回路基板設置領域と放熱フィン
設置領域とを連絡するようにヒートパイプ23を埋め込
んだ点に特徴を有する。
【0012】ヒートパイプ23は例えば外径3mmφのヒ
ートパイプを幅3.8mm、厚さ2mmに偏平加工し、防食
のため表面に厚さ2〜5μm程度のニッケルメッキを施
したものである。このヒートパイプ23を放熱プレート
3に埋め込むには、放熱プレート3(厚さ3mmのアルミ
板)に幅3.8mm、高さ2mmの穴を形成し、その中にヒ
ートパイプ23を挿入して、両者を熱伝導性接着剤によ
り接合すればよい。
【0013】図6は従来の放熱型回路基板と上記実施例
の放熱型回路基板にそれぞれ10Wの発熱部品11を9
個搭載し、放熱プレート3側から温度分布を測定した結
果を示す。(A)は従来の放熱型回路基板、(B)は図
1の放熱型回路基板、(C)は図5の放熱型回路基板で
ある。発熱部品11付近の温度は(A)より(B)、
(B)より(C)の方が低くなっており、本発明の放熱
型回路基板の方が放熱特性がよくなっていることが分か
る。
【0014】なお以上の実施例では、放熱プレートのプ
リント回路基板設置領域の片側だけに放熱フィンを取り
付けたが、放熱フィンは放熱プレートのプリント回路基
板設置領域の両側に設けるようにすれば、さらに放熱性
を改善することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
熱プレートのプリント回路基板設置領域の隣の領域に放
熱フィンを取り付けたことにより、発熱部品で発生する
熱を放熱プレートからだけでなく放熱フィンからも効率
よく放散できるので、筐体内の狭い空間内に小間隔でセ
ットしても発熱部品の温度上昇を低く抑えることがで
き、信頼性や寿命を高めるのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る放熱型回路基板の斜
視図。
【図2】 図1の放熱型回路基板の断面図。
【図3】 図1の放熱型回路基板に使用した放熱フィン
の正面図。
【図4】 図3の放熱フィンをオフセット配置した状態
を示す正面図。
【図5】 本発明の他の実施例に係る放熱型回路基板の
断面図。
【図6】 (A)は従来の放熱型回路基板の、(B)は
図1の放熱型回路基板の、(C)は図5の放熱型回路基
板の、温度分布を示す説明図。
【図7】 従来の放熱型回路基板の斜視図。
【図8】 図7の放熱型回路基板の断面図。
【図9】 放熱型回路基板の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1:放熱型回路基板 3:放熱プレート 5:プリント回路基板 11:発熱部品 21:放熱フィン 23:ヒートパイプ
フロントページの続き (72)発明者 小林 健造 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント回路基板と放熱プレートとを一体
    化してなる放熱型回路基板において、前記放熱プレート
    のプリント回路基板設置領域の隣の領域に放熱フィンを
    取り付けたことを特徴とする放熱型回路基板。
  2. 【請求項2】請求項1記載の放熱型回路基板であって、
    放熱プレート内に、プリント回路基板設置領域と放熱フ
    ィン設置領域とを連絡するようにヒートパイプを埋め込
    んだことを特徴とするもの。
JP35723992A 1992-12-24 1992-12-24 放熱型回路基板 Pending JPH06196882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35723992A JPH06196882A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 放熱型回路基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35723992A JPH06196882A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 放熱型回路基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06196882A true JPH06196882A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18453102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35723992A Pending JPH06196882A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 放熱型回路基板

Country Status (1)

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JP (1) JPH06196882A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100294873B1 (ko) * 1994-10-03 2001-09-17 린조 도쿠에 엘에스아이패케이지냉각용파형히트싱크휜어셈블리
JP2011159792A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Kyocera Corp 光電変換装置及び光電変換モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100294873B1 (ko) * 1994-10-03 2001-09-17 린조 도쿠에 엘에스아이패케이지냉각용파형히트싱크휜어셈블리
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