JPH06196657A - スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法 - Google Patents
スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法Info
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- JPH06196657A JPH06196657A JP4342695A JP34269592A JPH06196657A JP H06196657 A JPH06196657 A JP H06196657A JP 4342695 A JP4342695 A JP 4342695A JP 34269592 A JP34269592 A JP 34269592A JP H06196657 A JPH06196657 A JP H06196657A
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリサイズが小さく、駆動能力比が優れた
スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法
を提供する。 【構成】 対称型に配置されるメモリセルを有するスタ
ティックランダムアクセスメモリにおいて、シリコン基
板上に配置されるNMOSトランジスタからなるドライ
バトランジスタ103,104と、その上方に形成さ
れ、多結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる
負荷トランジスタ105,106と、その上方に形成さ
れ、多結晶シリコンNMOS薄膜トランジスタからなる
アクセストランジスタ111,112と、それらのアク
セストランジスタ111,112のゲートに接続される
1本のワード線WLとを設けるようにしたものである。
スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法
を提供する。 【構成】 対称型に配置されるメモリセルを有するスタ
ティックランダムアクセスメモリにおいて、シリコン基
板上に配置されるNMOSトランジスタからなるドライ
バトランジスタ103,104と、その上方に形成さ
れ、多結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる
負荷トランジスタ105,106と、その上方に形成さ
れ、多結晶シリコンNMOS薄膜トランジスタからなる
アクセストランジスタ111,112と、それらのアク
セストランジスタ111,112のゲートに接続される
1本のワード線WLとを設けるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特にスタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)のメモリセル構造及びその製造方法に関するもので
ある。
り、特にスタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)のメモリセル構造及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば「16Mbit SRAM Cell Tech
nologies for 2.0V Operati
on(IEDM91−481)」に開示されるようなも
のがあった。ここで、SRAMとは、記憶セルが2個の
インバータ回路を、かすき掛け接続した、フリップフロ
ップ回路で構成されており、書き込まれた情報は、電源
が印加されている限り保持される。
例えば「16Mbit SRAM Cell Tech
nologies for 2.0V Operati
on(IEDM91−481)」に開示されるようなも
のがあった。ここで、SRAMとは、記憶セルが2個の
インバータ回路を、かすき掛け接続した、フリップフロ
ップ回路で構成されており、書き込まれた情報は、電源
が印加されている限り保持される。
【0003】図4はかかる従来の対称型SRAMのメモ
リセルを示す回路図である。この図に示すように、NM
OSトランジスタ4個(101〜104)及び多結晶S
iPMOSTFT(Poly Silicon P c
hannel Metal Oxide Semico
nductor Thin Film Transis
tor)2個(105、106)から構成されている。
リセルを示す回路図である。この図に示すように、NM
OSトランジスタ4個(101〜104)及び多結晶S
iPMOSTFT(Poly Silicon P c
hannel Metal Oxide Semico
nductor Thin Film Transis
tor)2個(105、106)から構成されている。
【0004】ここで、NMOSトランジスタ(N ch
annel Metal Oxide Semicon
ductor Transistor)101、102
はアクセストランジスタ、NMOSトランジスタ10
3、104はドライバトランジスタ、PMOSTFT1
05、106は負荷トランジスタである。図5はそのS
RAMのメモリセルパターンの製造工程平面図、図6は
そのSRAMのメモリセルの製造工程断面図〔図5
(a)のA−A線断面図〕である。
annel Metal Oxide Semicon
ductor Transistor)101、102
はアクセストランジスタ、NMOSトランジスタ10
3、104はドライバトランジスタ、PMOSTFT1
05、106は負荷トランジスタである。図5はそのS
RAMのメモリセルパターンの製造工程平面図、図6は
そのSRAMのメモリセルの製造工程断面図〔図5
(a)のA−A線断面図〕である。
【0005】まず、Si基板上にウエル(図示なし)を
形成する。次に、フィールド酸化膜201を堆積し、素
子領域200を形成する。その素子領域200上にゲー
ト絶縁膜202を堆積し、コンタクトホール203を開
孔する。更に、第1層多結晶シリコン204を形成し
〔図5(a)参照〕、ソース・ドレインとなるN型拡散
層205を形成する。その上に絶縁膜206を堆積する
〔図6(a)参照〕。
形成する。次に、フィールド酸化膜201を堆積し、素
子領域200を形成する。その素子領域200上にゲー
ト絶縁膜202を堆積し、コンタクトホール203を開
孔する。更に、第1層多結晶シリコン204を形成し
〔図5(a)参照〕、ソース・ドレインとなるN型拡散
層205を形成する。その上に絶縁膜206を堆積する
〔図6(a)参照〕。
【0006】次に、その絶縁膜206上にコンタクトホ
ール207aを開孔した第2層多結晶シリコン207を
形成する〔図5(b)、図6(b)参照〕。次に、絶縁
膜208を堆積して、その上にコンタクトホール209
を開孔した第3層多結晶シリコン(多結晶SiPMOS
TFTのゲート電極)210を形成する〔図5(c)、
図6(c)参照〕。
ール207aを開孔した第2層多結晶シリコン207を
形成する〔図5(b)、図6(b)参照〕。次に、絶縁
膜208を堆積して、その上にコンタクトホール209
を開孔した第3層多結晶シリコン(多結晶SiPMOS
TFTのゲート電極)210を形成する〔図5(c)、
図6(c)参照〕。
【0007】次いで、絶縁膜211を堆積して、コンタ
クトホール212を開孔した第4層多結晶シリコン(多
結晶SiPMOSTFTのアクティブ領域)213を形
成する〔図5(c)、図6(d)参照〕。次いで、レジ
ストマスクとして、多結晶SiTFTのソース・ドレイ
ンとなるP型拡散層214を形成する〔図6(e)参
照〕。
クトホール212を開孔した第4層多結晶シリコン(多
結晶SiPMOSTFTのアクティブ領域)213を形
成する〔図5(c)、図6(d)参照〕。次いで、レジ
ストマスクとして、多結晶SiTFTのソース・ドレイ
ンとなるP型拡散層214を形成する〔図6(e)参
照〕。
【0008】次いで、絶縁膜215を堆積して、コンタ
クトホール216を開孔し、コンタクトホール内を高融
点金属等(例えばW:タングステン等)で埋め込み、金
属配線217(アルミ合金、高融点金属等)を形成する
〔図5(d)、図6(e)参照〕。その後、図示しない
が、必要に応じ、第2層以降の金属配線を形成し、最後
に表面保護膜を形成する。
クトホール216を開孔し、コンタクトホール内を高融
点金属等(例えばW:タングステン等)で埋め込み、金
属配線217(アルミ合金、高融点金属等)を形成する
〔図5(d)、図6(e)参照〕。その後、図示しない
が、必要に応じ、第2層以降の金属配線を形成し、最後
に表面保護膜を形成する。
【0009】このようにして得られたSRAMのメモリ
セルは、Si基板及び第1層多結晶シリコン204でア
クセストランジスタ101、102、ドライバトランジ
スタ103、104及び2本のワードライン(WL)を
形成し、第2層多結晶シリコン207でGND(グラン
ド)配線を形成し、第3層、第4層多結晶シリコン21
0、213で多結晶SiPMOSTFT及びVcc配線
を形成し、金属配線でBL(ビットライン)を形成して
いる。
セルは、Si基板及び第1層多結晶シリコン204でア
クセストランジスタ101、102、ドライバトランジ
スタ103、104及び2本のワードライン(WL)を
形成し、第2層多結晶シリコン207でGND(グラン
ド)配線を形成し、第3層、第4層多結晶シリコン21
0、213で多結晶SiPMOSTFT及びVcc配線
を形成し、金属配線でBL(ビットライン)を形成して
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた従来のSRAMのメモリセル構造では、Si基板上
にアクセストランジスタ及びドライバトランジスタの計
4個のトランジスタを形成するため、メモリセルサイズ
を小さくすることが困難であるという問題があった。
べた従来のSRAMのメモリセル構造では、Si基板上
にアクセストランジスタ及びドライバトランジスタの計
4個のトランジスタを形成するため、メモリセルサイズ
を小さくすることが困難であるという問題があった。
【0011】また、メモリセルの安定動作のため、アク
セストランジスタとドライバトランジスタの駆動能力比
(cell ratio)を大きくとることが難しいと
いう問題があった。更に、図5(a)に示すように、上
記した従来の対称型メモリセルにおいては2本のワード
ライン(WL)を形成しなければならないという問題が
あった。
セストランジスタとドライバトランジスタの駆動能力比
(cell ratio)を大きくとることが難しいと
いう問題があった。更に、図5(a)に示すように、上
記した従来の対称型メモリセルにおいては2本のワード
ライン(WL)を形成しなければならないという問題が
あった。
【0012】本発明は、上記問題点を除去し、メモリサ
イズが小さく、駆動能力比が優れたスタティックランダ
ムアクセスメモリ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
イズが小さく、駆動能力比が優れたスタティックランダ
ムアクセスメモリ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、対称型に配置されるメモリセルを有する
スタティックランダムアクセスメモリにおいて、シリコ
ン基板上に配置されるNMOSトランジスタからなるド
ライバトランジスタと、その上方に形成され、多結晶シ
リコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷トランジ
スタと、その上方に形成され、多結晶シリコンNMOS
薄膜トランジスタからなるアクセストランジスタと、該
アクセストランジスタのゲートに接続される1本のワー
ド線とを設けるようにしたものである。
成するために、対称型に配置されるメモリセルを有する
スタティックランダムアクセスメモリにおいて、シリコ
ン基板上に配置されるNMOSトランジスタからなるド
ライバトランジスタと、その上方に形成され、多結晶シ
リコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷トランジ
スタと、その上方に形成され、多結晶シリコンNMOS
薄膜トランジスタからなるアクセストランジスタと、該
アクセストランジスタのゲートに接続される1本のワー
ド線とを設けるようにしたものである。
【0014】また、対称型に配置されるメモリセルを有
するスタティックランダムアクセスメモリの製造方法に
おいて、シリコン基板上にNMOSトランジスタからな
るドライバトランジスタを形成する工程と、その上方に
多結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷
トランジスタを形成する工程と、その上方に多結晶シリ
コンNMOS薄膜トランジスタからなるアクセストトラ
ンジスタを形成する工程と、該アクセストトランジスタ
のゲートに1本のワード線を接続する工程とを施すよう
にしたものである。
するスタティックランダムアクセスメモリの製造方法に
おいて、シリコン基板上にNMOSトランジスタからな
るドライバトランジスタを形成する工程と、その上方に
多結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷
トランジスタを形成する工程と、その上方に多結晶シリ
コンNMOS薄膜トランジスタからなるアクセストトラ
ンジスタを形成する工程と、該アクセストトランジスタ
のゲートに1本のワード線を接続する工程とを施すよう
にしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、上記したように、対称型に配
置されるメモリセルを有するスタティックランダムアク
セスメモリにおいて、シリコン基板上にNMOSトラン
ジスタからなるドライバトランジスタと、その上層に多
結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷ト
ランジスタと、その上層に多結晶シリコンNMOS薄膜
トランジスタからなるアクセストランジスタを設け、そ
のアクセストランジスタのゲートに1本のワード線を設
けるようにしたものである。
置されるメモリセルを有するスタティックランダムアク
セスメモリにおいて、シリコン基板上にNMOSトラン
ジスタからなるドライバトランジスタと、その上層に多
結晶シリコンPMOS薄膜トランジスタからなる負荷ト
ランジスタと、その上層に多結晶シリコンNMOS薄膜
トランジスタからなるアクセストランジスタを設け、そ
のアクセストランジスタのゲートに1本のワード線を設
けるようにしたものである。
【0016】したがって、シリコン基板上にはドライバ
トランジスタのみを形成するだけとなり、メモリセルサ
イズの縮小化を図ることができる。また、アクセストラ
ンジスタをそのドライバトランジスタの上層に多結晶シ
リコンNMOS薄膜トランジスタで形成するようにして
いるため、駆動能力比の設定の自由度を向上させること
ができる。
トランジスタのみを形成するだけとなり、メモリセルサ
イズの縮小化を図ることができる。また、アクセストラ
ンジスタをそのドライバトランジスタの上層に多結晶シ
リコンNMOS薄膜トランジスタで形成するようにして
いるため、駆動能力比の設定の自由度を向上させること
ができる。
【0017】更に、その多結晶シリコンNMOS薄膜ト
ランジスタを最上層としたことにより、従来の対称型メ
モリセルでは2本必要だったワードラインを1本にする
ことができる。
ランジスタを最上層としたことにより、従来の対称型メ
モリセルでは2本必要だったワードラインを1本にする
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す対
称型SRAMのメモリセルの回路図、図2は本発明の実
施例を示す対称型SRAMのメモリセルパターンの製造
工程断面図、図3は本発明の実施例を示す対称型SRA
Mのメモリセルの製造工程断面図〔図2(a)のB−B
線断面図〕である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す対
称型SRAMのメモリセルの回路図、図2は本発明の実
施例を示す対称型SRAMのメモリセルパターンの製造
工程断面図、図3は本発明の実施例を示す対称型SRA
Mのメモリセルの製造工程断面図〔図2(a)のB−B
線断面図〕である。
【0019】図1に示すように、対称型に配置されたア
クセストランジスタ111,112、ドライバトランジ
スタ103、104及び負荷トランジスタ105,10
6を有し、アクセストランジスタ111,112の一方
の電極にビットライン(BL)が、ゲート電極にワード
ライン(WL)がそれぞれ接続されている。また、ドラ
イバトランジスタ103,104の一方の電極にはGN
D配線が接続されている。更に、負荷トランジスタ10
5,106の一方の電極にVcc電極が接続されてい
る。
クセストランジスタ111,112、ドライバトランジ
スタ103、104及び負荷トランジスタ105,10
6を有し、アクセストランジスタ111,112の一方
の電極にビットライン(BL)が、ゲート電極にワード
ライン(WL)がそれぞれ接続されている。また、ドラ
イバトランジスタ103,104の一方の電極にはGN
D配線が接続されている。更に、負荷トランジスタ10
5,106の一方の電極にVcc電極が接続されてい
る。
【0020】まず、Si基板上にウエル(図示なし)を
形成した後、フィールド酸化膜301を堆積し、素子領
域300を形成する。その後、ゲート酸化膜302を堆
積し、このゲート酸化膜302にコンタクトホール30
3を開孔する。そこに、第1層多結晶Si304を形成
し〔図2(a)参照〕、ソース・ドレインとなるN型拡
散層305を形成する。その後、絶縁膜306を形成す
る〔図3(a)参照〕。
形成した後、フィールド酸化膜301を堆積し、素子領
域300を形成する。その後、ゲート酸化膜302を堆
積し、このゲート酸化膜302にコンタクトホール30
3を開孔する。そこに、第1層多結晶Si304を形成
し〔図2(a)参照〕、ソース・ドレインとなるN型拡
散層305を形成する。その後、絶縁膜306を形成す
る〔図3(a)参照〕。
【0021】次いで、コンタクトホール307aを開孔
した第2層多結晶Si307を形成する〔図2(b)、
図3(b)参照〕。次に、絶縁膜308を堆積し、コン
タクトホール309を開孔し、第3層多結晶Si(多結
晶SiPMOSTFTのゲート電極)310を形成する
〔図2(c)、図3(c)参照〕。
した第2層多結晶Si307を形成する〔図2(b)、
図3(b)参照〕。次に、絶縁膜308を堆積し、コン
タクトホール309を開孔し、第3層多結晶Si(多結
晶SiPMOSTFTのゲート電極)310を形成する
〔図2(c)、図3(c)参照〕。
【0022】次いで、絶縁膜311を堆積し、コンタク
トホール312を開孔し、第4層多結晶Si(多結晶S
iPMOSTFTのアクティブ領域)313を形成する
〔図2(c)、図3(d)参照〕。次に、多結晶SiP
MOSTFTのソース・ドレインとなるP型拡散層31
4を形成し、絶縁膜315を堆積し、コンタクトホール
316を開孔した第5層多結晶Si(多結晶SiNMO
STFTのアクティブ領域)317を形成する〔図2
(d)、図3(e)参照〕。
トホール312を開孔し、第4層多結晶Si(多結晶S
iPMOSTFTのアクティブ領域)313を形成する
〔図2(c)、図3(d)参照〕。次に、多結晶SiP
MOSTFTのソース・ドレインとなるP型拡散層31
4を形成し、絶縁膜315を堆積し、コンタクトホール
316を開孔した第5層多結晶Si(多結晶SiNMO
STFTのアクティブ領域)317を形成する〔図2
(d)、図3(e)参照〕。
【0023】次に、多結晶SiNMOSTFTのゲート
酸化膜318を堆積し、第6層多結晶シリコン(多結晶
SiNMOSTFTのゲート電極)319を形成する
〔図2(d)、図3(f)参照〕。次に、多結晶SiN
MOSTFTのソース・ドレインとなるN型拡散層32
0を形成し、絶縁膜321を堆積し、コンタクトホール
322を開孔及び埋め込む。更に、金属配線323を形
成する。〔図2(e)、図3(g)参照〕。
酸化膜318を堆積し、第6層多結晶シリコン(多結晶
SiNMOSTFTのゲート電極)319を形成する
〔図2(d)、図3(f)参照〕。次に、多結晶SiN
MOSTFTのソース・ドレインとなるN型拡散層32
0を形成し、絶縁膜321を堆積し、コンタクトホール
322を開孔及び埋め込む。更に、金属配線323を形
成する。〔図2(e)、図3(g)参照〕。
【0024】以下の工程は、従来技術と同じ。このよう
にして得られたメモリセル構造としては、Si基板及び
第1層多結晶シリコン304で、図1に示すように、ド
ライバトランジスタ103、104を形成し、第2層多
結晶シリコン307でGND配線を形成し、第3層、第
4層多結晶シリコン310、313で多結晶SiPMO
STFTからなる負荷トランジスタ105,106及び
Vcc配線を形成し、第5層、第6層多結晶シリコン3
17、319で多結晶SiNMOSTFTからなるアク
セストランジスタ111,112及びワードライン(W
L)を形成し、金属配線323でビットライン(BL)
を形成している。
にして得られたメモリセル構造としては、Si基板及び
第1層多結晶シリコン304で、図1に示すように、ド
ライバトランジスタ103、104を形成し、第2層多
結晶シリコン307でGND配線を形成し、第3層、第
4層多結晶シリコン310、313で多結晶SiPMO
STFTからなる負荷トランジスタ105,106及び
Vcc配線を形成し、第5層、第6層多結晶シリコン3
17、319で多結晶SiNMOSTFTからなるアク
セストランジスタ111,112及びワードライン(W
L)を形成し、金属配線323でビットライン(BL)
を形成している。
【0025】なお、周辺回路等に用いるPMOSトラン
ジスタはNMOSトランジスタ形成時に通常通り形成す
る。次に、本発明の第2実施例を示す対称型SRAMの
メモリセルの製造方法について、図7を用いて説明す
る。この実施例においては、第4層多結晶シリコン形成
までは、従来技術と同じである。〔図2(a)〜
(c)、図3(a)〜(d)参照〕。
ジスタはNMOSトランジスタ形成時に通常通り形成す
る。次に、本発明の第2実施例を示す対称型SRAMの
メモリセルの製造方法について、図7を用いて説明す
る。この実施例においては、第4層多結晶シリコン形成
までは、従来技術と同じである。〔図2(a)〜
(c)、図3(a)〜(d)参照〕。
【0026】次に、多結晶SiPMOSTFTのソース
・ドレインとなるP型拡散層414を形成し、絶縁膜4
15を堆積し、第5層多結晶シリコン416を形成す
る。更に、絶縁膜417を堆積し、コンタクトホール4
18を開孔し、第6層多結晶シリコン419を形成す
る。続いて、絶縁膜420を堆積し、第7層多結晶シリ
コン421を形成する〔図2(d′)、図7参照〕。
・ドレインとなるP型拡散層414を形成し、絶縁膜4
15を堆積し、第5層多結晶シリコン416を形成す
る。更に、絶縁膜417を堆積し、コンタクトホール4
18を開孔し、第6層多結晶シリコン419を形成す
る。続いて、絶縁膜420を堆積し、第7層多結晶シリ
コン421を形成する〔図2(d′)、図7参照〕。
【0027】ここで、第5層多結晶シリコンと第7層多
結晶シリコンは多結晶SiNMOSTFTのゲート電極
であり、かつL型で同一パターンとする。次に、多結晶
SiNMOSTFTのソース・ドレインとなるN型拡散
層422を形成し、絶縁膜423を堆積し、コンタクト
ホール424を開孔及び埋め込み、金属配線425を形
成する(図7参照)。
結晶シリコンは多結晶SiNMOSTFTのゲート電極
であり、かつL型で同一パターンとする。次に、多結晶
SiNMOSTFTのソース・ドレインとなるN型拡散
層422を形成し、絶縁膜423を堆積し、コンタクト
ホール424を開孔及び埋め込み、金属配線425を形
成する(図7参照)。
【0028】次に、本発明の第3実施例を示す対称型S
RAMのメモリセルの製造方法について、図8を用いて
説明する。この実施例においては、第3層多結晶シリコ
ン形成までは、従来技術と同じである。〔図2(a)〜
(c)、図3(a)〜(c)参照〕。続いて、絶縁膜5
11、コンタクトホール512、第4層多結晶シリコン
513、ソース・ドレインとなるP型(P+ )拡散層5
14、絶縁膜515、コンタクトホール516、第5層
多結晶シリコン517、絶縁膜518、第6層多結晶シ
リコン519、ソース・ドレインとなるP型(P+ )拡
散層520、絶縁膜521、コンタクトホール522、
金属配線523の順に形成する(図8参照)。
RAMのメモリセルの製造方法について、図8を用いて
説明する。この実施例においては、第3層多結晶シリコ
ン形成までは、従来技術と同じである。〔図2(a)〜
(c)、図3(a)〜(c)参照〕。続いて、絶縁膜5
11、コンタクトホール512、第4層多結晶シリコン
513、ソース・ドレインとなるP型(P+ )拡散層5
14、絶縁膜515、コンタクトホール516、第5層
多結晶シリコン517、絶縁膜518、第6層多結晶シ
リコン519、ソース・ドレインとなるP型(P+ )拡
散層520、絶縁膜521、コンタクトホール522、
金属配線523の順に形成する(図8参照)。
【0029】この時、コンタクトホール516が第3層
及び第4層多結晶シリコンの両方にまたがるように開孔
する。次に、本発明の第4実施例を示す対称型SRAM
のメモリセルの製造方法について、図9を用いて説明す
る。この実施例においては、第2層多結晶シリコン形成
までは、従来技術と同じである。〔図2(a)及び図2
(b)、図3(a)及び図3(b)参照〕。
及び第4層多結晶シリコンの両方にまたがるように開孔
する。次に、本発明の第4実施例を示す対称型SRAM
のメモリセルの製造方法について、図9を用いて説明す
る。この実施例においては、第2層多結晶シリコン形成
までは、従来技術と同じである。〔図2(a)及び図2
(b)、図3(a)及び図3(b)参照〕。
【0030】続いて、絶縁膜608、コンタクトホール
609、第3層多結晶シリコン610、絶縁膜611、
コンタクトホール612、第4層多結晶シリコン61
3、ソース・ドレインとなるP型拡散層614、絶縁膜
615、コンタクトホール616、第5層多結晶シリコ
ン617、絶縁膜618、第6層多結晶シリコン61
9、N型拡散層620、絶縁膜621、コンタクトホー
ル622、金属配線623の順に形成する。
609、第3層多結晶シリコン610、絶縁膜611、
コンタクトホール612、第4層多結晶シリコン61
3、ソース・ドレインとなるP型拡散層614、絶縁膜
615、コンタクトホール616、第5層多結晶シリコ
ン617、絶縁膜618、第6層多結晶シリコン61
9、N型拡散層620、絶縁膜621、コンタクトホー
ル622、金属配線623の順に形成する。
【0031】この時、コンタクトホール609、61
2、616内に、例えばTiN、Tiシリサイド等の高
融点金属系を用い、かつ不純物が拡散し難い膜を形成す
る。なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
2、616内に、例えばTiN、Tiシリサイド等の高
融点金属系を用い、かつ不純物が拡散し難い膜を形成す
る。なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)対称型SRAMにおいて、シリコン基板上にはド
ライバトランジスタのみを形成し、アクセストランジス
タは、多結晶SiNMOSTFTとし、積層構造にした
ことにより、メモリセルサイズの縮小化を図ることがで
きる。例えば、所要面積を、従来の約70%以下にする
ことができる。
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)対称型SRAMにおいて、シリコン基板上にはド
ライバトランジスタのみを形成し、アクセストランジス
タは、多結晶SiNMOSTFTとし、積層構造にした
ことにより、メモリセルサイズの縮小化を図ることがで
きる。例えば、所要面積を、従来の約70%以下にする
ことができる。
【0033】また、アクセストランジスタを、多結晶S
iNMOSTFTで形成するようにしているため、駆動
能力比(cell ratio)の設定の自由度を向上
させることができる。更に、積層構造となし、しかも多
結晶SiNMOSTFTを最上層としたことにより、従
来の対称型メモリセルでは2本必要だったワードライン
を1本とすることが可能となる。
iNMOSTFTで形成するようにしているため、駆動
能力比(cell ratio)の設定の自由度を向上
させることができる。更に、積層構造となし、しかも多
結晶SiNMOSTFTを最上層としたことにより、従
来の対称型メモリセルでは2本必要だったワードライン
を1本とすることが可能となる。
【0034】(2)対称型SRAMにおいて、多結晶S
iNMOSTFTをダブルゲート構造とし、かつL型ゲ
ートパターンとなるように形成することにより、アクセ
ストランジスタの実効ゲート幅が約4倍になるため、多
結晶SiNMOSTFTの性能が劣っていても問題とな
らずに製造できる。 (3)多結晶SiNMOSTFTと多結晶SiPMOS
TFTとNMOSトランジスタの接続部を共通コンタク
トとすることにより、N型部分からN型接続部及びP型
部分からN型接続部とすることができ、コンタクト特性
の向上を図ることができる。
iNMOSTFTをダブルゲート構造とし、かつL型ゲ
ートパターンとなるように形成することにより、アクセ
ストランジスタの実効ゲート幅が約4倍になるため、多
結晶SiNMOSTFTの性能が劣っていても問題とな
らずに製造できる。 (3)多結晶SiNMOSTFTと多結晶SiPMOS
TFTとNMOSトランジスタの接続部を共通コンタク
トとすることにより、N型部分からN型接続部及びP型
部分からN型接続部とすることができ、コンタクト特性
の向上を図ることができる。
【0035】(4)多結晶SiNMOSTFTと多結晶
SiPMOSTFTとNMOSトランジスタの接続部の
コンタクトに、高融点金属系の膜を形成することによ
り、オーミックコンタクトとすることができる。
SiPMOSTFTとNMOSトランジスタの接続部の
コンタクトに、高融点金属系の膜を形成することによ
り、オーミックコンタクトとすることができる。
【図1】本発明の実施例を示す対称型SRAMのメモリ
セルの回路図である。
セルの回路図である。
【図2】本発明の実施例を示す対称型SRAMのメモリ
セルパターンの製造工程断面図である。
セルパターンの製造工程断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す対称型SRAMのメモリ
セルの製造工程断面図である。
セルの製造工程断面図である。
【図4】従来の対称型SRAMのメモリセルを示す回路
図である。
図である。
【図5】従来の対称型SRAMのメモリセルパターンの
製造工程平面図である。
製造工程平面図である。
【図6】従来の対称型SRAMのメモリセルの製造工程
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す対称型SRAMのメ
モリセルの断面図である。
モリセルの断面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す対称型SRAMのメ
モリセルの断面図である。
モリセルの断面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示す対称型SRAMのメ
モリセルの断面図である。
モリセルの断面図である。
103、104 ドライバトランジスタ 105,106 負荷トランジスタ 111,112 アクセストランジスタ BL ビットライン WL ワードライン 300 素子領域 301 フィールド酸化膜 302 ゲート酸化膜 303,307a,309,312,316,322,
418,424,512,516,522,609,6
12,616,622 コンタクトホール 304 第1層多結晶シリコン 305,320,422,620 ソース・ドレイン
となるN型拡散層 306,308,311,315,321,415,4
17,420,423,511,515,518,52
1,608,611,615,618,621絶縁膜 307 第2層多結晶シリコン 310,610 第3層多結晶シリコン 313,513,613 第4層多結晶シリコン 314,414 ソース・ドレインとなるP型拡散層 317,416,517,617 第5層多結晶シリ
コン 318 多結晶SiNMOSTFTのゲート酸化膜 319,419,519,619 第6層多結晶シリ
コン 323,425,523,623 金属配線 421 第7層多結晶シリコン
418,424,512,516,522,609,6
12,616,622 コンタクトホール 304 第1層多結晶シリコン 305,320,422,620 ソース・ドレイン
となるN型拡散層 306,308,311,315,321,415,4
17,420,423,511,515,518,52
1,608,611,615,618,621絶縁膜 307 第2層多結晶シリコン 310,610 第3層多結晶シリコン 313,513,613 第4層多結晶シリコン 314,414 ソース・ドレインとなるP型拡散層 317,416,517,617 第5層多結晶シリ
コン 318 多結晶SiNMOSTFTのゲート酸化膜 319,419,519,619 第6層多結晶シリ
コン 323,425,523,623 金属配線 421 第7層多結晶シリコン
Claims (5)
- 【請求項1】 対称型に配置されるメモリセルを有する
スタティックランダムアクセスメモリにおいて、 (a)シリコン基板上に配置されるNMOSトランジス
タからなるドライバトランジスタと、 (b)その上方に形成され、多結晶シリコンPMOS薄
膜トランジスタからなる負荷トランジスタと、 (c)その上方に形成され、多結晶シリコンNMOS薄
膜トランジスタからなるアクセストランジスタと、 (d)該アクセストランジスタのゲートに接続される1
本のワード線とを具備することを特徴とするスタティッ
クランダムアクセスメモリ。 - 【請求項2】 前記多結晶シリコンNMOS薄膜トラン
ジスタをダブルゲート電極とし、該ゲート電極をL型パ
ターンとすることを特徴とする請求項1記載のスタティ
ックランダムアクセスメモリ。 - 【請求項3】 対称型に配置されるメモリセルを有する
スタティックランダムアクセスメモリの製造方法におい
て、 (a)シリコン基板上にNMOSトランジスタからなる
ドライバトランジスタを形成する工程と、 (b)その上方に多結晶シリコンPMOS薄膜トランジ
スタからなる負荷トランジスタを形成する工程と、 (c)その上方に多結晶シリコンNMOS薄膜トランジ
スタからなるアクセストトランジスタを形成する工程
と、 (d)該アクセストトランジスタのゲートに1本のワー
ド線を接続する工程とを施すことを特徴とするスタティ
ックランダムアクセスメモリの製造方法。 - 【請求項4】 前記多結晶シリコンNMOS薄膜トラン
ジスタと、前記多結晶シリコンPMOS薄膜トランジス
タと、前記NMOSトランジスタとを接続するコンタク
トを共通コンタクトとすることを特徴とする請求項3記
載のスタティックランダムアクセスメモリの製造方法。 - 【請求項5】 前記多結晶シリコンNMOS薄膜トラン
ジスタと、前記多結晶シリコンPMOS薄膜トランジス
タと、前記NMOSトランジスタとを接続するコンタク
ト部に不純物が拡散し難い高融点金属系の膜を形成する
ことを特徴とする請求項3記載のスタティックランダム
アクセスメモリの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4342695A JPH06196657A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4342695A JPH06196657A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06196657A true JPH06196657A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18355784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4342695A Withdrawn JPH06196657A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スタティックランダムアクセスメモリ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06196657A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6133586A (en) * | 1996-03-29 | 2000-10-17 | Nec Corporation | Semiconductor memory device and method of fabricating the same |
JP2006093696A (ja) * | 2004-09-20 | 2006-04-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 集積回路メモリ装置 |
JP2007180508A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 積層メモリセル |
JP2012033896A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 配線基板、半導体装置、及びそれらの作製方法 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4342695A patent/JPH06196657A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6133586A (en) * | 1996-03-29 | 2000-10-17 | Nec Corporation | Semiconductor memory device and method of fabricating the same |
JP2006093696A (ja) * | 2004-09-20 | 2006-04-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 集積回路メモリ装置 |
JP2007180508A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 積層メモリセル |
JP2012033896A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 配線基板、半導体装置、及びそれらの作製方法 |
US9437454B2 (en) | 2010-06-29 | 2016-09-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Wiring board, semiconductor device, and manufacturing methods thereof |
US9875910B2 (en) | 2010-06-29 | 2018-01-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Wiring board, semiconductor device, and manufacturing methods thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |