JPH06196492A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH06196492A JPH06196492A JP35767892A JP35767892A JPH06196492A JP H06196492 A JPH06196492 A JP H06196492A JP 35767892 A JP35767892 A JP 35767892A JP 35767892 A JP35767892 A JP 35767892A JP H06196492 A JPH06196492 A JP H06196492A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66007—Multistep manufacturing processes
- H01L29/66075—Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
- H01L29/66227—Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
- H01L29/66409—Unipolar field-effect transistors
- H01L29/66477—Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
- H01L29/66492—Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET with a pocket or a lightly doped drain selectively formed at the side of the gate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポケット層を有するLDD構造において、L
DD層の長さを容易に且つ安定的に調整することができ
る様にする。 【構成】 ゲート電極3の両側に、ゲート電極3から所
定距離だけ離間したパターンにレジスト4を加工する。
そして、ゲート電極3とレジスト4とをマスクにしてP
型の不純物5を回転斜めイオン注入し、レジスト4を除
去した後、ゲート電極3のみをマスクにしてN型の不純
物7をイオン注入する。この結果、P型の不純物5のみ
がイオン注入された領域がポケット層になり、P型及び
N型の不純物5、7がイオン注入された領域がLDD層
になり、N型の不純物7のみがイオン注入された領域が
ソース/ドレイン層になる。従って、LDD層を形成す
るための側壁スペーサが不要である。
DD層の長さを容易に且つ安定的に調整することができ
る様にする。 【構成】 ゲート電極3の両側に、ゲート電極3から所
定距離だけ離間したパターンにレジスト4を加工する。
そして、ゲート電極3とレジスト4とをマスクにしてP
型の不純物5を回転斜めイオン注入し、レジスト4を除
去した後、ゲート電極3のみをマスクにしてN型の不純
物7をイオン注入する。この結果、P型の不純物5のみ
がイオン注入された領域がポケット層になり、P型及び
N型の不純物5、7がイオン注入された領域がLDD層
になり、N型の不純物7のみがイオン注入された領域が
ソース/ドレイン層になる。従って、LDD層を形成す
るための側壁スペーサが不要である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂ポケット層を有す
るLDD構造の半導体装置及びその製造方法に関するも
のである。
るLDD構造の半導体装置及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高集積度のフラッシュEEPROM等に
は、チャネル領域のうちのチャネル長方向における両端
部に、半導体基板と同一導電型でポケット層と称される
不純物層を有するLDD構造のトランジスタが用いられ
ている(例えば、1991 IEEE International Electron D
evices Meeting Technical Digest,pp.303-306,Dec.199
1 )。
は、チャネル領域のうちのチャネル長方向における両端
部に、半導体基板と同一導電型でポケット層と称される
不純物層を有するLDD構造のトランジスタが用いられ
ている(例えば、1991 IEEE International Electron D
evices Meeting Technical Digest,pp.303-306,Dec.199
1 )。
【0003】このポケット層は、トランジスタのパンチ
スルー耐性を向上させると共に、ドレイン層の端部にお
ける電界集中を増大させてゲート電極に注入するホット
エレクトロン(チャネルホットエレクトロン)の発生効
率を向上させるために設けられている。またLDD層
は、ドレインディスターブ耐性を向上させるために設け
られている。
スルー耐性を向上させると共に、ドレイン層の端部にお
ける電界集中を増大させてゲート電極に注入するホット
エレクトロン(チャネルホットエレクトロン)の発生効
率を向上させるために設けられている。またLDD層
は、ドレインディスターブ耐性を向上させるために設け
られている。
【0004】図2は、この様なポケット層を有するLD
D構造のトランジスタの製造方法の一従来例を示してい
る。この一従来例では、図2(a)に示す様に、P型の
半導体基板21上にゲート絶縁膜22とゲート電極23
とをまず形成する。
D構造のトランジスタの製造方法の一従来例を示してい
る。この一従来例では、図2(a)に示す様に、P型の
半導体基板21上にゲート絶縁膜22とゲート電極23
とをまず形成する。
【0005】その後、ゲート電極23をマスクにして、
半導体基板21を回転させつつ、半導体基板21の表面
に対して斜めの方向から、この半導体基板21へP型の
不純物24をイオン注入する。この結果、ゲート電極2
3の両側のみならずチャネル領域のうちのチャネル長方
向における両端部にも、半導体基板21よりも高濃度の
P型の不純物層25が形成される。
半導体基板21を回転させつつ、半導体基板21の表面
に対して斜めの方向から、この半導体基板21へP型の
不純物24をイオン注入する。この結果、ゲート電極2
3の両側のみならずチャネル領域のうちのチャネル長方
向における両端部にも、半導体基板21よりも高濃度の
P型の不純物層25が形成される。
【0006】次に、図2(b)に示す様に、ゲート電極
23をマスクにして、半導体基板21の表面に対して垂
直な方向から、半導体基板21へN型の不純物26をP
型の不純物24よりも高濃度にイオン注入する。この結
果、不純物層25中のP型の不純物24がN型の不純物
26に補償されて、ゲート電極23の両側に低濃度のN
型の不純物層27が形成される。
23をマスクにして、半導体基板21の表面に対して垂
直な方向から、半導体基板21へN型の不純物26をP
型の不純物24よりも高濃度にイオン注入する。この結
果、不純物層25中のP型の不純物24がN型の不純物
26に補償されて、ゲート電極23の両側に低濃度のN
型の不純物層27が形成される。
【0007】次に、図2(c)に示す様に、ゲート電極
23の側部に側壁スペーサ28を形成し、ゲート電極2
3と側壁スペーサ28とをマスクにして、半導体基板2
1の表面に対して垂直な方向から、半導体基板21へN
型の不純物29をN型の不純物26よりも更に高濃度に
イオン注入する。この結果、側壁スペーサ28の両側に
高濃度のN型の不純物層30が形成される。
23の側部に側壁スペーサ28を形成し、ゲート電極2
3と側壁スペーサ28とをマスクにして、半導体基板2
1の表面に対して垂直な方向から、半導体基板21へN
型の不純物29をN型の不純物26よりも更に高濃度に
イオン注入する。この結果、側壁スペーサ28の両側に
高濃度のN型の不純物層30が形成される。
【0008】以上の様な一従来例で製造したトランジス
タでは、図2(c)に示すP型の不純物層25がポケッ
ト層になっており、その外側の低濃度のN型の不純物層
27がLDD層になっており、更にその外側の高濃度の
N型の不純物層30がソース/ドレイン層になってい
る。
タでは、図2(c)に示すP型の不純物層25がポケッ
ト層になっており、その外側の低濃度のN型の不純物層
27がLDD層になっており、更にその外側の高濃度の
N型の不純物層30がソース/ドレイン層になってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の説明
からも明らかな様に、この従来例では、側壁スペーサ2
8が必要であるので、製造方法が複雑で、工程数も多
い。また、LDD層である不純物層27の長さは側壁ス
ペーサ28の長さによって決められるが、側壁スペーサ
28はエッチングによって形成するので、側壁スペーサ
28の長さは容易に且つ安定的には調整することができ
ない。
からも明らかな様に、この従来例では、側壁スペーサ2
8が必要であるので、製造方法が複雑で、工程数も多
い。また、LDD層である不純物層27の長さは側壁ス
ペーサ28の長さによって決められるが、側壁スペーサ
28はエッチングによって形成するので、側壁スペーサ
28の長さは容易に且つ安定的には調整することができ
ない。
【0010】このため、上述の一従来例では、所望の特
性を有する半導体装置を簡易に且つ高い歩留りでは得る
ことができない。従って本発明は、ポケット層を有する
LDD構造において、LDD層の長さを容易に且つ安定
的に調整することができる様にして、所望の特性を有す
る半導体装置を簡易に且つ高い歩留りで得ることを目的
としている。
性を有する半導体装置を簡易に且つ高い歩留りでは得る
ことができない。従って本発明は、ポケット層を有する
LDD構造において、LDD層の長さを容易に且つ安定
的に調整することができる様にして、所望の特性を有す
る半導体装置を簡易に且つ高い歩留りで得ることを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
では、第1導電型の半導体基板のうちでこの半導体基板
上のゲート電極のゲート長方向における両方の側端部下
に、半導体基板よりも高濃度の第1導電型の不純物層が
形成されており、半導体基板のうちでゲート電極の両側
に、第1導電型の不純物層に接する相対的に低濃度の第
2導電型の不純物層が形成されており、この相対的に低
濃度の第2導電型の不純物層の第1導電型の不純物層と
は反対側に、相対的に低濃度の第2導電型の不純物層に
接する相対的に高濃度の第2導電型の不純物層が形成さ
れている。
では、第1導電型の半導体基板のうちでこの半導体基板
上のゲート電極のゲート長方向における両方の側端部下
に、半導体基板よりも高濃度の第1導電型の不純物層が
形成されており、半導体基板のうちでゲート電極の両側
に、第1導電型の不純物層に接する相対的に低濃度の第
2導電型の不純物層が形成されており、この相対的に低
濃度の第2導電型の不純物層の第1導電型の不純物層と
は反対側に、相対的に低濃度の第2導電型の不純物層に
接する相対的に高濃度の第2導電型の不純物層が形成さ
れている。
【0012】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、第1導電型の半導体基板上にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極を形成する第1の工程と、ゲート電極の両側
にこのゲート電極から離間させてイオン注入阻止材を形
成する第2の工程と、ゲート電極とイオン注入阻止材と
をマスクにして、半導体基板を回転させつつこの半導体
基板の表面に対して斜めの方向からこの半導体基板へ第
1導電型の不純物をイオン注入して、半導体基板のうち
でゲート電極のゲート長方向における両方の側端の各々
を横切る領域に、半導体基板よりも高濃度の第1導電型
の不純物層を形成する第3の工程と、イオン注入阻止材
を除去した後、ゲート電極をマスクにして、半導体基板
へ第2導電型の不純物を導入して、第1導電型の不純物
層のうちでゲート電極の両側の領域を相対的に低濃度の
第2導電型の不純物層にすると共に、この相対的に低濃
度の第2導電型の不純物層の第1導電型の不純物層とは
反対側に、相対的に高濃度の第2導電型の不純物層を形
成する第4の工程とを具備している。
は、第1導電型の半導体基板上にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極を形成する第1の工程と、ゲート電極の両側
にこのゲート電極から離間させてイオン注入阻止材を形
成する第2の工程と、ゲート電極とイオン注入阻止材と
をマスクにして、半導体基板を回転させつつこの半導体
基板の表面に対して斜めの方向からこの半導体基板へ第
1導電型の不純物をイオン注入して、半導体基板のうち
でゲート電極のゲート長方向における両方の側端の各々
を横切る領域に、半導体基板よりも高濃度の第1導電型
の不純物層を形成する第3の工程と、イオン注入阻止材
を除去した後、ゲート電極をマスクにして、半導体基板
へ第2導電型の不純物を導入して、第1導電型の不純物
層のうちでゲート電極の両側の領域を相対的に低濃度の
第2導電型の不純物層にすると共に、この相対的に低濃
度の第2導電型の不純物層の第1導電型の不純物層とは
反対側に、相対的に高濃度の第2導電型の不純物層を形
成する第4の工程とを具備している。
【0013】
【作用】本発明による半導体装置及びその製造方法で
は、第1導電型の不純物層がポケット層になり、相対的
に低濃度の第2導電型の不純物層がLDD層になり、相
対的に高濃度の第2導電型の不純物層がソース/ドレイ
ン層になる。従って、ゲート電極に側壁スペーサを形成
することなく、ポケット層を有するLDD構造を実現す
ることができる。
は、第1導電型の不純物層がポケット層になり、相対的
に低濃度の第2導電型の不純物層がLDD層になり、相
対的に高濃度の第2導電型の不純物層がソース/ドレイ
ン層になる。従って、ゲート電極に側壁スペーサを形成
することなく、ポケット層を有するLDD構造を実現す
ることができる。
【0014】しかも、LDD層の長さはゲート電極とイ
オン注入阻止材との間隔、及び半導体基板の表面に対す
る第1導電型の不純物のイオン注入の方向によって調整
することができ、これらの調整の方がエッチングで形成
する側壁スペーサの長さの調整よりも容易である。従っ
て、LDD層の長さを容易に且つ安定的に調整すること
ができる。
オン注入阻止材との間隔、及び半導体基板の表面に対す
る第1導電型の不純物のイオン注入の方向によって調整
することができ、これらの調整の方がエッチングで形成
する側壁スペーサの長さの調整よりも容易である。従っ
て、LDD層の長さを容易に且つ安定的に調整すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1を参照しな
がら説明する。本実施例でも、図1(a)に示す様に、
P型の半導体基板1上にゲート絶縁膜2とゲート電極3
とを形成するまでは、図2に示した一従来例と実質的に
同様の工程を実行する。しかし、本実施例では、その
後、レジスト4を全面に塗布し、ゲート電極3の両側に
このゲート電極3から所定距離だけ離間したパターンに
残す様に、フォトリソグラフィ法でレジスト4を加工す
る。
がら説明する。本実施例でも、図1(a)に示す様に、
P型の半導体基板1上にゲート絶縁膜2とゲート電極3
とを形成するまでは、図2に示した一従来例と実質的に
同様の工程を実行する。しかし、本実施例では、その
後、レジスト4を全面に塗布し、ゲート電極3の両側に
このゲート電極3から所定距離だけ離間したパターンに
残す様に、フォトリソグラフィ法でレジスト4を加工す
る。
【0016】次に、図1(b)に示す様に、ゲート電極
3とレジスト4とをマスクにして、半導体基板1を回転
させつつ、半導体基板1の表面に対して斜めの方向か
ら、この半導体基板1へボロン等のP型の不純物5をイ
オン注入する。この結果、半導体基板1のうちでゲート
電極23のゲート長方向における両方の側端の各々を横
切る領域に、半導体基板1よりも高濃度のP型の不純物
層6が形成される。
3とレジスト4とをマスクにして、半導体基板1を回転
させつつ、半導体基板1の表面に対して斜めの方向か
ら、この半導体基板1へボロン等のP型の不純物5をイ
オン注入する。この結果、半導体基板1のうちでゲート
電極23のゲート長方向における両方の側端の各々を横
切る領域に、半導体基板1よりも高濃度のP型の不純物
層6が形成される。
【0017】次に、図1(c)に示す様に、レジスト4
を除去した後、ゲート電極3をマスクにして、半導体基
板1の表面に対して垂直な方向から、半導体基板1へリ
ン等のN型の不純物7をP型の不純物5よりも高濃度に
イオン注入する。この結果、図1(b)の工程で形成し
た時点の不純物層6の外側に、高濃度のN型の不純物層
8が形成される。また、不純物層6のうちでゲート電極
3の両側の領域では、P型の不純物5がN型の不純物7
で補償されて、この領域が低濃度のN型の不純物層9に
なる。
を除去した後、ゲート電極3をマスクにして、半導体基
板1の表面に対して垂直な方向から、半導体基板1へリ
ン等のN型の不純物7をP型の不純物5よりも高濃度に
イオン注入する。この結果、図1(b)の工程で形成し
た時点の不純物層6の外側に、高濃度のN型の不純物層
8が形成される。また、不純物層6のうちでゲート電極
3の両側の領域では、P型の不純物5がN型の不純物7
で補償されて、この領域が低濃度のN型の不純物層9に
なる。
【0018】以上の様な実施例で製造したトランジスタ
では、図1(c)に示すP型の不純物層6がポケット層
になっており、その外側の低濃度のN型の不純物層9が
LDD層になっており、更にその外側の高濃度のN型の
不純物層8がソース/ドレイン層になっている。
では、図1(c)に示すP型の不純物層6がポケット層
になっており、その外側の低濃度のN型の不純物層9が
LDD層になっており、更にその外側の高濃度のN型の
不純物層8がソース/ドレイン層になっている。
【0019】
【発明の効果】本発明による半導体装置及びその製造方
法では、ゲート電極に側壁スペーサを形成することな
く、ポケット層を有するLDD構造を実現することがで
き、しかもLDD層の長さを容易に且つ安定的に調整す
ることができるので、所望の特性を有する半導体装置を
簡易に且つ高い歩留りで得ることができる。
法では、ゲート電極に側壁スペーサを形成することな
く、ポケット層を有するLDD構造を実現することがで
き、しかもLDD層の長さを容易に且つ安定的に調整す
ることができるので、所望の特性を有する半導体装置を
簡易に且つ高い歩留りで得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を工程順に示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一従来例を工程順に示す縦断面図であ
る。
る。
1 半導体基板 2 ゲート絶縁膜 3 ゲート電極 4 レジスト 5 不純物 6 不純物層 7 不純物 8 不純物層 9 不純物層
Claims (2)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板のうちでこの半
導体基板上のゲート電極のゲート長方向における両方の
側端部下に、前記半導体基板よりも高濃度の第1導電型
の不純物層が形成されており、 前記半導体基板のうちで前記ゲート電極の両側に、前記
第1導電型の不純物層に接する相対的に低濃度の第2導
電型の不純物層が形成されており、 前記相対的に低濃度の第2導電型の不純物層の前記第1
導電型の不純物層とは反対側に、前記相対的に低濃度の
第2導電型の不純物層に接する相対的に高濃度の第2導
電型の不純物層が形成されていることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項2】 第1導電型の半導体基板上にゲート絶縁
膜を介してゲート電極を形成する第1の工程と、 前記ゲート電極の両側に前記ゲート電極から離間させて
イオン注入阻止材を形成する第2の工程と、 前記ゲート電極と前記イオン注入阻止材とをマスクにし
て、前記半導体基板を回転させつつ前記半導体基板の表
面に対して斜めの方向から前記半導体基板へ第1導電型
の不純物をイオン注入して、前記半導体基板のうちで前
記ゲート電極のゲート長方向における両方の側端の各々
を横切る領域に、前記半導体基板よりも高濃度の第1導
電型の不純物層を形成する第3の工程と、 前記イオン注入阻止材を除去した後、前記ゲート電極を
マスクにして、前記半導体基板へ第2導電型の不純物を
導入して、前記第1導電型の不純物層のうちで前記ゲー
ト電極の両側の領域を相対的に低濃度の第2導電型の不
純物層にすると共に、前記相対的に低濃度の第2導電型
の不純物層の前記第1導電型の不純物層とは反対側に、
相対的に高濃度の第2導電型の不純物層を形成する第4
の工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35767892A JPH06196492A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35767892A JPH06196492A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06196492A true JPH06196492A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18455351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35767892A Withdrawn JPH06196492A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH06196492A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001039273A1 (en) * | 1999-11-29 | 2001-05-31 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method of manufacturing a semiconductor device using a halo implantation |
KR100313090B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2001-11-07 | 박종섭 | 반도체장치의 소오스/드레인 형성방법 |
US8395197B2 (en) | 2009-12-15 | 2013-03-12 | Elpida Memory, Inc. | Semiconductor device and method of forming the same |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP35767892A patent/JPH06196492A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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