JPH0619615B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0619615B2
JPH0619615B2 JP58242612A JP24261283A JPH0619615B2 JP H0619615 B2 JPH0619615 B2 JP H0619615B2 JP 58242612 A JP58242612 A JP 58242612A JP 24261283 A JP24261283 A JP 24261283A JP H0619615 B2 JPH0619615 B2 JP H0619615B2
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浩三 松山
敏行 十河
正美 川野
文人 井出
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、たとえば複写機などの画像形成装置に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、画像形成装置たとえば複写機などにおいては、低
価格が図られ、組立て、調整工数をも大幅に合理化され
ようとしている。
しかしながら、このような装置では、組立てラインで原
稿走査などの診断を行ったり、あるいは用紙の搬送動作
の診断を行う場合、定着ローラが所定温度に達していな
いと、レディ状態とはならず、用紙の搬送を行うことが
できなかった。このため、用紙搬送性能の確認を定着ロ
ーラが所定温度に達していない状態で行うことができな
いという欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、定着ローラが所定温度に達していなく
ても用紙の搬送を行うことができ、画像を出さない用紙
搬送性能の確認を定着ローラが所定温度に達していない
状態で行うことができる画像形成装置を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
用紙が収納されている給紙カセットから用紙を取出し、
この取出された用紙を搬送し、この搬送される用紙上に
画像を形成し、上記搬送手段により搬送された用紙上の
画像を加熱定着しつつ定着ローラで搬送し、この定着ロ
ーラを定着可能温度に制御するもので、用紙上に画像を
形成しないで用紙の搬送のみを行うモードが指示手段に
より指示された際には、上記温度制御手段により上記定
着ローラが定着可能温度に達していない状態で、上記給
紙カセットから用紙を取出し、上記搬送手段により用紙
を搬送し、上記定着ローラによる用紙の搬送がなされる
ように、上記取出手段、上記搬送手段及び上記定着ロー
ラを制御するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図はこの発明に係わる電子複写機の外
観部分を示し、図中1は複写機構を内蔵した複写機本
体、2は複写機本体1の右側面部に装着された給紙カセ
ット、3は複写機本体1の左側面部に装着された排紙ト
レイである。また、複写機本体1の上面には左右方向
(矢印a方向)に往復動自在な原稿台4が設けられてい
るとともに、複写機本体1の上面前端縁部には表示器
5、およびテンキー6…、露光設定ボリウム7、プリン
トキー8、ストップキー70等からなる入力キー9等を
配置した操作部10が設けられている。
上記原稿台4は第2図に示すように原稿11を載置する
原稿載置板(ガラス板)12とこの上面を覆う原稿カバ
ー13とを有した構成となっている。
また、上記給紙カセット2のカセットカバー14は第3
図に示すように用紙Pを適宜手差し供給するための手
差し給紙台15となっている。なお、第2図に示す16
は電源スイッチである。
第4図は表示器5を示すものである。すなわち、210
はコピー枚数を表示する枚数表示器、211は待機状態
(コピー不可)を示す表示器、212はレディ状態(コ
ピー可)を示す表示器、213はペーパエンプティを表
示するペーパ無し表示器、214はクリーニングされて
回収されたトナーが満杯であることを示すトナー満杯表
示器、215は後述するトナーホッパ56内のトナーが
無くなったことを示すトナー無し表示器、216はジャ
ムが生じたことを表示する紙づまり表示器である。
つぎに、第5図を参照して電子複写機の内部機構を説明
する。図中20は複写機本体1内のほぼ中央部に配置さ
れたドラム状感光体であり、感光体20は図示されない
駆動機構により矢印b方向に原稿台4と同期して駆動さ
れる。まず、帯電器21により一様に帯電され、露光ラ
ンプ22により一様に照射された原稿画像を集束性光伝
送体(商品名セルフォックレンズアレイ)23により感
光体20上に結像させ静電潜像を形成させるようになっ
ている。形成された静電潜像は現像装置24によりトナ
ー像とし転写チャージャ25側に送り込まれる。
自動もしくは手差し給紙された用紙P又はP′は給紙装
置26により給紙され、あらかじめ感光体20上に形成
されたトナー像を転写チャージャ25により用紙Pもし
くはP′上に転写する。これにより用紙上に画像が形成
されるものである。すなわち、上記感光体20、帯電器
21、集束性光伝送体23、現像装置24及び転写チャ
ージャ25は、画像形成手段を構成するものである。さ
らにACコロナ放電による剥離チャージャ27により感光
体20より引きはがされ搬送路28を通過して定着ロー
ラを有する定着装置29によりトナー像を用紙P
(P′)に溶融定着し排出ローラ30により着脱自在な
トレイ3に排出される。
一方、用紙P(P′)上にトナー像を転写した後感光体
20上に残った残留トナーは清掃装置31により清掃さ
れ、除電ランプ32により感光体20上の電位を一定レ
ベル以下に落とし次のコピー動作可能の状態とする。
また、33は冷却装置としてのファンであり機内の発熱
部つまり露光ランプ22及び定着装置29より発生する
熱を排気している。又、電源部34等の発熱を冷却する
為にメインモータ35にも排気ファン36が装着され冷
却をしている。
複写機本体1内には図示しない上部フレームと下部フレ
ームとが一端部において支軸37を介して枢支されてい
て両フレームの他端部が所望の角度例えば30゜に開放
できるように構成されている。前記上部フレームには感
光体20の周囲に帯電チャージャ21、集中性光伝送体
23、露光ランプ22、現像装置24、清掃装置31、
除電ランプ32等の各装置が適宜の手段により取りつけ
られている。又冷却装置としてのファン33、給紙装置
26の取出手段としての給紙ローラ38、原稿台4も上
記フレームに取りつけられ上記ユニット1Aを構成して
いる。又上記フレームには給紙カセット2、転写チャー
ジャ25、剥離チャージャ26、搬送路28、形成用ガ
イド板39、定着装置29、排出ローラ対30、トレイ
3等の各機構及びメインモータ35、電源部34等が適
宜の手段によりとりつけられ下部ユニット1Bを構成し
ている。そして、複写機本体1のフロントカバー1aを
回動させて取外した後、図示しない筐体開閉装置を介し
てほぼ用紙P(P′)の搬送路28にそって開閉できる
様に構成してある。従って用紙P(P′)が搬送路28
上に紙づまりした時でも容易にとりだすことができる様
になっている。
なお、第4図中50,50は給紙カセット2内から自動
給紙された用紙Pあるいは手差し給紙された用紙P′の
先端面の傾きを修正するとともに、感光体20へのトナ
ー像形成動作にタイミングを合せて用紙PあるいはP′
を転写チャージャ25に向けて供給するレジストローラ
対であり、51はレジストローラ対50,50の直前に
配置された手差し検知スイッチである。
ここで、上記レジストローラ対50、50、上記搬送路
28及び上記排出ローラ対30、30は、機体内にて用
紙を搬送する搬送手段を構成する。
52は排紙スイッチ、53はトータルカウンタ、54は
給紙カセット2内の用紙P…が無くなったのを検知する
ペーパーエンプティスイッチ、55は現像装置24の現
像剤層の厚みを規制するドクター、56はトナーホッ
パ、57はトナー無し検出スイッチ、58はトナー濃度
検知器、59はホッパーの蓋であり、これが閉じていな
いと原稿台4が動かないようになっている。
また、60は高圧トランス、61は除電ブラシ、62は
上部ユニット1Aの開閉のために形成された把手、63
は露光ランプ22の背部を囲続するリフレクタ、64は
補助リフレクタである。
また、65は清掃装置のクリーニングブレード66の感
光体20に一定圧で接触させるためのおもりで、図示し
ないソレノイドによりブレードの接離動作をさせる。
なお、リフレクタ63、補助リフレクタ64及び集束性
光伝送体23は1つのユニットとして組立てられてい
る。
また、複写機本体1の右側下部に設けられた前記給紙装
置26は給紙カセット2と、この給紙カセット2の上面
側を分離爪が設けられた用紙取出し用開口部を残して覆
うカセットカバーに形成された手差し給紙台15と、給
紙カセット2内の用紙Pを取出し供給する取出手段とし
ての給紙ローラ38とを有した構成となっている。
第6図はこの実施例の複写機のブロック線図である。5
8,150,52,51,54,57,151,152,は
各種スイッチで、データセレクタ153を介して制御手
段としてのマイクロプロセッサ154にこれらにスイッチ
からの各種データが送りこまれる。58は現像器内のト
ナーの濃度を検出するセンサ、150は清掃装置によっ
て回収されたトナーが、トナー回収バック内で満杯にな
ったことを検出するスイッチ、52は搬送経路外へ用紙
が排出されたことをチェックするスイッチ、51は手差
し用紙P′がレジストローラ対50,50の位置まで挿
入されたことを検知するスイッチ、54はカセット内の
用紙Pがなくなったことを検知するスイッチ、151は
原稿台の位置を検出するスイッチ、152は複写機の動
作モードを設定するスイッチ、57は現像器内のトナー
がなくなったことを検出するスイッチである。上記モー
ドスイッチ152はラインモードスイッチ152aとサービ
スマンスイッチ152bとが設けられている。9は入力キー
で、コピー動作を開始させるプリントキー8、コピー枚
数設定用のテンキー、テンキー入力を訂正し又はコピー
動作を停止させるクリア/ストップキー及び露光量調節
ボリウムからなっている。入力キー9からの入力データ
はデータセレクタ153を介してマイクロプロセッサ15
4に入力される。同時にマイクロプロセッサ154からは入
力キー9へキー入力スキャン信号が入力されている。1
55はリセット回路で、マイクロプロセッサ154へリ
セット信号及びクロック信号を出力している。
上記マイクロプロセッサ154は、ラインモードスイッ
チ152aとサービスマンスイッチ152bのオン−オフ状態に
応じてROM(リード・オンリ・メモリ)173から対応
する種々のモードのプログラムを選択するものである。
たとえば、ラインモードスイッチ152aがオフで、サービ
スマンスイッチ152bがオフのとき、通常コピーモードと
判断し、ROM173から通常コピープログラムを選択
し、ラインモードスイッチ152aがオンで、サービスマン
スイッチ152bがオンのとき、エージングモードと判断
し、ROM173からエージングプログラムを選択し、ラ
インモードスイッチ152aがオンで、サービスマンスイッ
チ152bがオフのとき、ラインモードと判断し、ROM17
3からラインプログラムを選択し、ラインモードスイッ
チ152aがオフでサービスマンスイッチ152bがオンのと
き、サービスマンモードと判断し、ROM173からサービス
マンプログラムを選択するようになっている。
上記マイクロプロセッサ154は、エージングモード
時、疑似的な複写動作を行わせることが可能となり、ロ
ーラ等の回転部、原稿台4などの往復動作部のならし運
転が行われるものである。この場合、通常複写動作のと
きに作動する露光ランプ22、定着ヒータ165などを
任意に選択的に不動作とすることにより、効率的ななら
し運転が可能となる。これにより、電源スイッチ16が
オン状態でならし運転ラインを流すことにより、運転ラ
イン設備による自動的な一定時間のならし運転が可能と
なり、さらにならし運転のための準備工数の削減ができ
る。
また、上記マイクロプロセッサ154は、ラインモード
時、複写機の組立作業者の作業内容に応じて調整を容易
にしたり、確認を容易にするようにしたものである。こ
のラインモード時、マイクロプロセッサ154は、入力
信号チェックモード、出力信号チェックモード、強制レ
ディモード、現像器ユニット治工具確認モードなどがテ
ンキー6…によるコード入力により選択可能となるもの
である。さらに、上記マイクロプロセッサ154はサー
ビスマンモード時、通常コピー動作以外に、入力信号チ
ェックモード、出力信号チェックモードなどがテンキー
6…によるコード入力により選択可能となるものであ
る。この場合、チェック可能内容をラインモードより制
限してサービスに必要となるものだけ、受付け可能とし
ている。
上記ラインモード、サービスマンモード時、マイクロプ
ロセッサ154は、テンキー6…の「0」と「3」とが
同時に投入された際、チェックモードと判断し、枚数表
示器210で「CH」を表示せしめる。このときに、下記表
1に示すようなチェックコードを置数してプリントキー
8を投入すると、マイクロプロセッサ154はチェック
コードに対応した入力信号のチェックを行う。
この場合、各入力信号のハイレベル、ローレベルの状態
に応じて表示器214,215,216を点灯あるいは消灯するこ
とにより、信号の状態が確認できるようになっている。
上記チェックモード時、下記表2に示すようなチェック
コードを置数してプリントキー8を投入すると、マイク
ロプロセッサ154はチェックコードに対応した出力信
号を出力することにより、出力信号のチェックを行う。
上記チェックコードの入力に応じた出力信号の出力後、
クリア/ストップキー(図示しない)を押すと、その出
力信号がオフし、枚数表示器210の表示が「CH」と
なり、再度チェックコードの投入が可能となっている。
なお、上記出力信号のチェックの中で、露光ランプ22
のように連続点灯を行うことにより不具合の発生する可
能性があるものは、たとえばマイクロプロセッサ154
内のタイマ(図示しない)により一定時間点灯すればオ
フする制御を行うようになっている。また、コード番号
「14」によるトータルカウンタ53の動作確認の場合
には、コード番号「14」をテンキー6により設定し、
プリントキー8を1回投入するごとにカウンタ53がカ
ウントアップする制御を行うようになっている。
上記マイクロプロセッサ154は、強制レディモード
時、画像を出さないで紙搬送性能のみを組立てラインで
行うものであり、定着装置29が冷えていても紙搬送動
作を行わせるようになっている。たとえばラインモード
時、マイクロプロセッサ154は、テンキー6…の「0」
と「6」が同時に投入された際、強制レディモードと判
断し、このモードに応じた制御を行う。
このとき、テンキー6…は強制レディモードを指示する
指示手段として作用する。
また、上記マイクロプロセッサ154は、現像器ユニッ
ト治工具確認モード時、組立ラインにおける各種治工
具、測定器を使用した際に、便利な制御を行うことがで
きるものである。たとえば現像器ユニットの確認はユニ
ット単位で組立、調整を行ない、マイクロプロセッサ15
4とのインターフェイス部の確認のためには後述する現
像器ユニット治工具302を接続した状態でたとえばラ
インモードとし、コード番号「50」を選択してプリン
トキー8を投入することにより、現像器ユニット治工具
302の内部にあるトナー濃度検知器信号58およびト
ナーエンプティスイッチ信号301がハイレベルがロー
レベルかを表示器214,215の点灯により確認する
ようになっている。
また、現像器バイアス電源の電圧値の確認は、現像器ユ
ニット治工具302内に電圧計304を設け、上記コー
ド番号「50」の選択時に、現像バイアス電源を自動的
にオンすることにより簡単に測定、確認が行えるように
なっている。
一方、マイクロプロセッサ154からは、ドライバ15
6を介して表示器5に必要な情報を表示させる信号が出
力され、同時にダイナミック点灯用のスキャン信号が表
示器5に出力されている。
また、マイクロプロセッサ154からはドライバ157
を介して、種々の制御信号が、ヒータ制御回路158、
ランプ制御回路159、ドライバ160、高圧電源16
1,162、原稿台クラッチ163、給紙ローラソレノ
イド120、レジストローラソレノイド124、トナー補
給ソレノイド164、クリーナブレードソレノイド65
及びカウンタ53に送られている。
温度制御手段としてのヒータ制御回路158は、定着装
置29の定着ヒータ165への通電を制御し、温度を定
着可能温度に保つ。ランプ制御回路159は、露光ラン
プ22への通電を制御する。ドライバ160はメインモ
ータ35及び除電ランプ32のオン・オフ動作を制御す
る。高圧電源161は制御信号に従って、転写チャージ
ャ25、剥離チャージャ27及び現像バイアス回路16
6へ各々必要な電圧を供給する。高圧電源161はチャ
ージャ21へ高電圧を供給する。原稿台クラッチ163
は原稿台を往復動させる駆動力を選択的に伝達する。給
紙ローラソレノイド120、レジストローラソレノイド
124は、給紙ローラ及びレジストローラを回転または
停止させるために、駆動源と各ローラとの間のスプリン
グクラッチを動作又は停止させるものである。トナー補
給ソレノイド164は、トナー濃度検知器58によって
トナー濃度が規定値以下であることが検出されたときに
動作され、トナーホッパからトナーを現像器内へ補給さ
せるものである。
クリーナブレードソレノイド172はクリーニングブレ
ードを感光体に押し付け、また感光体から離すものであ
る。カウンタ53はコピー枚数をカウントするものであ
る。また、ファン33は複写機内を冷却するものであ
る。
なお、ヒータ制御回路158からは定着ヒータ165の
温度を示す信号が、データセレクタ153を介してマイ
クロプロセッサ154に送られている。
また、170は主電流で、スイッチ16を介して直流電
源171等に接続されている。なお、第6図のブロック
線図では「→」によって信号の流れを示し によって交流電圧の供給の流れを示し、 によって直流電圧の供給の流れを示し、 によって高電圧の供給の流れを示している。
第7図は現像器ユニット治工具302を示すものであ
り、たとえば製造ラインにおいて、複写機の制御回路と
ジャンパー線(図示しない)を介して接続されるように
なっている。すなわち、本体のトナーエンプティ回路部
が正常に動作するかを確認するトナーエンプティ信号用
スイッチ306、本体のトナー濃度検知回路部が正常に
動作するかを確認するトナー濃度信号用スイッチ30
5、現像器ユニットに供給される電源電圧を確認するた
めの現像バイアス電源用電圧計304、およびトナー濃
度検出回路用の電源電圧を確認するための電圧計303
によって構成されている。
次に、このような構成において動作を説明する。
たとえば今、電源スイッチ16を投入し、準備完了状態
となった後に、マイクロプロセッサ154がラインモー
ドスイッチ152aおよびサービスマンスイッチ152bのオフ
を判断したとき、通常モードであると判断し、ROM17
3内の制御プログラムを選択する。まず、テンキー6…
によりコピー枚数が入力されると、表示器5に設定コピ
ー枚数が表示される。さらにプリントキー8が操作され
ると、コピー動作が開始される。
まず、マイクロプロセッサ154はドライバ157を介
して、クリーナブレードソレノイド172を動作させて
クリーニングブレード66を感光体に押し付け、ドライ
バ160を介してメインモータ35及び除電ランプ32
を動作させて感光体20を回転させ、さらに高圧電源1
61を動作させて転写チャージャ25、剥離チャージャ
27にそれぞれ電圧を印加する。
次いで、原稿台スイッチ151からのデータをデータセ
レクタ153を介して読込み、原稿台4がスタート位置
にあるか否かのチェックをマイクロプロセッサ154が
行なう。原稿台4がスタート位置にないときは、原稿台
クラッチ163を動作させて、原稿台4を復動させ、ス
タート位置に戻す。次いで、給紙ローラソレノイド12
0を動作させて給紙ローラを所定回転させて、用紙Pを
給紙カセットから給出するとともに、露光ランプ22を
点灯する。
次いで原稿台4を往動させて露光を開始するとともに、
高圧電源161を動作させてチャージャ21に電圧を印
加する。原稿台4が往動を続けて、原稿台スイッチ16
3からの信号により、原稿台4がペーパースタート位置
にあることが検知されると、マイクロプロセッサ154
は、ドライバ157を介してレジストローラソレノイド
124を動作させて、レジストローラ50を回転させ、
用紙Pを転写部へ送り込む。次いで原稿台スイッチ16
3からの信号により、原稿台4がリミット位置にあるこ
とが検知されると、マイクロプロセッサ154は、電源
162を制御してチャージャ21の動作を停止し、原稿台
クラッチ163を動作させて原稿台4を復動させるとと
もに、ランプ制御回路159を制御して露光ランプ22
を消灯する。
次いで、原稿台スイッチ151からの信号により、マイ
クロプロセッサ154は、原稿台4がホームポジション
にあることを検出する。さらに、コピー枚数が設定枚数
と等しいか否かの判断が行なわれ、設定枚数までコピー
が完了していないときは上述の動作が繰返される。
コピーが完了すれば、原稿台4はホームポジションで停
止せしめられる。次いで手差しスイッチ51からのシー
トの転写部通過信号がデータセレクタ153を介して入
力されると、マイクロプロセッサ154は高圧電源16
1を制御して転写チャージャ25を動作を停止せしめ
る。
さらに、排紙スイッチ52からの排紙信号が入力される
と、マイクロプロセッサ154は排紙完了とみなして、
高圧電源161、ドライバ160及びクリーナブレード
ソレノイド172を制御し、剥離チャージャ27、除電
ランプ32、メインモータ35及びクリーニングブレー
ド66の動作を停止させ、コピー動作を終了する。な
お、上記動作を説明するためのフローチャートは第8図
に示すようになっている。
ところで、組立てラインで各部の機能診断を行う場合に
ついて説明する。まず、現像器ユニット治工具確認モー
ドについて説明する。すなわち、現像器ユニットのかわ
りに現像器ユニット治工具302をジャンパー線(図示
しない)により制御回路へ接続する。ついで、作業者は
ラインモードスイッチ152aをオンし、サービスマンスイ
ッチ152bをオフするとともに、コード番号「50」をテ
ンキー6…により投入する。すると、マイクロプロセッ
サ154はラインモードにおける現像器ユニット治工具
確認モードと判断し、ROM173内の対応するプログラ
ムを選択する。ついで、プリントキー8を投入する。こ
の状態において、スイッチ306の投入により、トナー
補給表示器215が点灯するか否かでトナーエンプティ
回路部が正常に動作するかが確認される。また、スイッ
チ305の投入により、トナー満杯表示器214が点灯
するか否かでトナー濃度検知回路部が正常に動作するか
が確認される。また、電圧計304の電圧値により現像
バイアス電源の電圧値を確認することができ、電圧計3
03の電圧値により濃度検出回路用の電源電圧を確認す
ることができる。
上記ラインモードスイッチ152aをジャンパー線で設定す
ることにより、組立てラインではエージングモードおよ
びラインモードを選択可能とし、出荷時にジャンパー線
をカットし、サービスマンおよびユーザがエージングモ
ードおよびラインモードを選択するのを禁止することが
でき、操作ミスによるトラブルを未然にふせぐことがで
きるようになっている。
つぎに、強制レディモードについて説明する。たとえば
今、作業者はラインモードスイッチ152aをオンし、サー
ビスマンスイッチ152bをオフするとともに、テンキー6
…の「0」「6」キーを同時に投入する。ここで前述し
たようにテンキー6…はモード指示手段として作用す
る。このモード指示手段により強制レディモードが指示
されると、マイクロプロセッサ154はラインモードに
おける強制レディモードであると判断し、ROM173内
の対応するプログラムを選択する。これにより、定着装
置29が一定温度(たとえばローラ表面で190℃)以下
でも複写動作が可能となる。たとえば、プリントキー8
が投入されると、前述した通常コピー動作と同様に用紙
搬送のみの複写動作が行われる。ただし、定着動作は定
着装置29が一定温度に達していないため行われないよ
うになっている。したがって、画像を出さない用紙搬送
性能の確認を定着装置29が一定温度に達していない状
態で行うことができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、電源投入直後な
どの定着ローラが定着可能温度に達していない状態にお
いても、実際に用紙の搬送を行うことができるので、定
着ローラがウォームアップするまでのイニシャライズ時
間の間に搬送系の動作確認を行うことのできる画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図から第
3図は電子複写機の外観図、第4図は表示器の構成を示
す平面図、第5図は電子複写機の構成を示す断面図、第
6図は全体の構成を示すブロック図、第7図は現像器ユ
ニット治工具の構成を示す図、第8図は動作を説明する
ためのフローチャートである。 5……表示器、6……テンキー、8……プリントキー、
152……モードスイッチ、152a……ラインモードスイ
ッチ、152b……サービスマンモードスイッチ、154…
…マイクロプロセッサ、210……枚数表示器、211…
…表示器、212……表示器、213……ペーパ無し表
示器、214……トナー満杯表示器、215……トナー
無し表示器、216……紙づまり表示器、302……現
像器ユニット治工具、303,304……電圧計、30
5……トナー濃度信号用スイッチ、306……トナーエ
ンプティ信号用スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 川野 正美 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東京芝浦 電気株式会社柳町工場内 (72)発明者 井出 文人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東京芝浦 電気株式会社柳町工場内 (56)参考文献 特開 昭53−127729(JP,A) 特開 昭55−115051(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙が収納されている給紙カセットと、 この給紙カセットから用紙を取出す取出手段と、 この取出手段により押出された用紙を搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段により搬送される用紙上に画像を形成する
    画像形成手段と、 上記搬送手段上で、上記画像形成手段の後段に設けら
    れ、上記搬送手段により搬送される用紙上の画像を加熱
    定着しつつ搬送する定着ローラと、 この定着ローラを被定着画像が形成される定着可能温度
    に制御する温度制御手段と、 用紙上に画像を形成しないで用紙の搬送のみを行うモー
    ドを指示する指示手段と、 この指示手段により上記モードが指示された際に、上記
    温度制御手段により上記定着ローラが定着可能温度に達
    していない状態で、上記給紙カセットから用紙を取出
    し、上記搬送手段により用紙を搬送し、上記定着ローラ
    による用紙の搬送がなされるように、上記取出手段、上
    記搬送手段及び上記定着ローラを制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP58242612A 1983-12-22 1983-12-22 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0619615B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6291973A (ja) * 1985-10-18 1987-04-27 Fuji Xerox Co Ltd 複写機における情報表示方式
JPS63280236A (ja) * 1987-05-13 1988-11-17 Canon Inc 原稿走査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53127729A (en) * 1977-04-13 1978-11-08 Canon Inc Copier controller
JPS55115051A (en) * 1979-02-27 1980-09-04 Ricoh Co Ltd Abnormality detecting means releasing device

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