JPH06195029A - 安全表示装置 - Google Patents
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- JPH06195029A JPH06195029A JP5261721A JP26172193A JPH06195029A JP H06195029 A JPH06195029 A JP H06195029A JP 5261721 A JP5261721 A JP 5261721A JP 26172193 A JP26172193 A JP 26172193A JP H06195029 A JPH06195029 A JP H06195029A
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- Air Bags (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者の衣服や身体に装着して車両等の運転
者に対する警告表示を行い、交通の安全に寄与する。 【構成】 表示部本体１と電源部１０を具備し、該表示
部本体１が複数の窓部を有する表布地２の裏面側に前記
窓部に対応する突出部６ａを形成した透明保護シート６
と、該透明保護シート６の裏面側において前記突出部６
ａに対応してＬＥＤ９を配列固定して成る可撓性基板８
とを相互に重合接着し、且つ前記可撓性基板８の裏面側
に防水性を有する裏布地３を密着してなるものである。
者に対する警告表示を行い、交通の安全に寄与する。 【構成】 表示部本体１と電源部１０を具備し、該表示
部本体１が複数の窓部を有する表布地２の裏面側に前記
窓部に対応する突出部６ａを形成した透明保護シート６
と、該透明保護シート６の裏面側において前記突出部６
ａに対応してＬＥＤ９を配列固定して成る可撓性基板８
とを相互に重合接着し、且つ前記可撓性基板８の裏面側
に防水性を有する裏布地３を密着してなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者の衣服や身体に
装着して自転車や自動車その他車両等（以下「車両等」
という）の運転者に対する警告表示をするための自発光
式の安全表示装置に関するものである。
装着して自転車や自動車その他車両等（以下「車両等」
という）の運転者に対する警告表示をするための自発光
式の安全表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、夜間道路上において歩行者や
作業者の存在を車両等の運転者に明示して通行車両等に
よる人身事故の発生を防止するための表示装置として、
図２８及び図２９に示すように、表面側に光反射部５０
と共に複数個の発光ダイオード、発光チップ等の発光素
子（以下「ＬＥＤ」という）５１，５１…を配設して発
光表示部５２を形成した可撓性を有する表示板５３をベ
ルト５４と一体的に構成し、これを作業者の腕に巻回固
定し、電源部５５から電力を供給して発光及び／又は反
射させることにより通行車両等の運転者に対して歩行者
や作業者の存在を明示し、その安全を確保するように構
成した自発光式の装身用の表示装置が提案されている
（例えば、実開昭６２−９２８９号参照）。
作業者の存在を車両等の運転者に明示して通行車両等に
よる人身事故の発生を防止するための表示装置として、
図２８及び図２９に示すように、表面側に光反射部５０
と共に複数個の発光ダイオード、発光チップ等の発光素
子（以下「ＬＥＤ」という）５１，５１…を配設して発
光表示部５２を形成した可撓性を有する表示板５３をベ
ルト５４と一体的に構成し、これを作業者の腕に巻回固
定し、電源部５５から電力を供給して発光及び／又は反
射させることにより通行車両等の運転者に対して歩行者
や作業者の存在を明示し、その安全を確保するように構
成した自発光式の装身用の表示装置が提案されている
（例えば、実開昭６２−９２８９号参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の表示装置においては、上記ＬＥＤ５１，５１…は、可
撓性を有する基板５６の表面側に配設構成し、各発光部
を露出させた状態で該可撓性基板５６の表面側を被覆す
ると共に、裏面側を上記ベルト５４自体の表面で密閉す
る構造になっているため、表示板５３とベルト５４とを
常時一体のものとして使用しなければならず、両者を分
離した状態で、特に表示板５３自体を異なる方法又は目
的等によって多用途に使用することができず、また使用
者の腕に装着した状態においては、使用者が装着した腕
の一側面方向側にのみ位置して表示されることになるた
め、該使用者に対していろいろな方向から接近する車両
等の運転者に対する視認性が悪いという問題を有するも
のであった。
の表示装置においては、上記ＬＥＤ５１，５１…は、可
撓性を有する基板５６の表面側に配設構成し、各発光部
を露出させた状態で該可撓性基板５６の表面側を被覆す
ると共に、裏面側を上記ベルト５４自体の表面で密閉す
る構造になっているため、表示板５３とベルト５４とを
常時一体のものとして使用しなければならず、両者を分
離した状態で、特に表示板５３自体を異なる方法又は目
的等によって多用途に使用することができず、また使用
者の腕に装着した状態においては、使用者が装着した腕
の一側面方向側にのみ位置して表示されることになるた
め、該使用者に対していろいろな方向から接近する車両
等の運転者に対する視認性が悪いという問題を有するも
のであった。
【０００４】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、表示部本体からベルトを自在に脱着すること
できるように構成し、使用者の身体に限らず、使用者が
携帯する各種用具に取り付けて多用途に使用することが
できると共に、上記帯状等に形成された可撓性を有する
表示部本体を被装着物の円周方向に対してその表示部を
広角度に湾曲又は折り曲げて装着し、いろいろな方向か
ら接近する車両等の運転者に対する視認性を向上した安
全表示装置を提案することを目的とするものである。
のであり、表示部本体からベルトを自在に脱着すること
できるように構成し、使用者の身体に限らず、使用者が
携帯する各種用具に取り付けて多用途に使用することが
できると共に、上記帯状等に形成された可撓性を有する
表示部本体を被装着物の円周方向に対してその表示部を
広角度に湾曲又は折り曲げて装着し、いろいろな方向か
ら接近する車両等の運転者に対する視認性を向上した安
全表示装置を提案することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る安全表示装置は、表面側に発光する複
数のＬＥＤを内装した可撓性を有する表示部本体と、上
記ＬＥＤに電力を供給する電源部を有する表示装置であ
って、上記表示部本体が複数の窓部を有する表布地の裏
面側に前記窓部に対応する突出部を形成した透明保護シ
ートと、該透明保護シートの裏面側において前記突出部
に対応してＬＥＤを配列固定して成る可撓性基板を相互
に重合接着すると共に、上記可撓性基板の裏面側に防水
性を有する裏布地を密着したことを要旨とするものであ
る。
に、本発明に係る安全表示装置は、表面側に発光する複
数のＬＥＤを内装した可撓性を有する表示部本体と、上
記ＬＥＤに電力を供給する電源部を有する表示装置であ
って、上記表示部本体が複数の窓部を有する表布地の裏
面側に前記窓部に対応する突出部を形成した透明保護シ
ートと、該透明保護シートの裏面側において前記突出部
に対応してＬＥＤを配列固定して成る可撓性基板を相互
に重合接着すると共に、上記可撓性基板の裏面側に防水
性を有する裏布地を密着したことを要旨とするものであ
る。
【０００６】上記表示部本体の裏面側には、該表示部本
体を衣服や身体等に固定するためのベルトを挿通保持す
るベルト保持部を構成することもできる。
体を衣服や身体等に固定するためのベルトを挿通保持す
るベルト保持部を構成することもできる。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、適宜使用者が腰部や適宜携
帯する各種用具に装着して点灯又は点滅、乃至は消灯す
ることができ、該使用者に対する通行車両等の運転者の
視認性を向上する。また、表示部本体が使用者の腰や腕
等の円筒部に沿って湾曲して装着されるため、１８０°
方向への視認性が得られ、夜間における交通安全に寄与
することができる。
帯する各種用具に装着して点灯又は点滅、乃至は消灯す
ることができ、該使用者に対する通行車両等の運転者の
視認性を向上する。また、表示部本体が使用者の腰や腕
等の円筒部に沿って湾曲して装着されるため、１８０°
方向への視認性が得られ、夜間における交通安全に寄与
することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る安全表示装置の実施例を
図面に従って説明する。本発明に係る安全表示装置は、
使用者の腰や腕等の円筒部に装着し、又は使用者が携帯
する、例えばウエストバッグの表面やランドセルの肩掛
け等、使用者が携帯する各種用具に装着して使用するこ
とができるものである。
図面に従って説明する。本発明に係る安全表示装置は、
使用者の腰や腕等の円筒部に装着し、又は使用者が携帯
する、例えばウエストバッグの表面やランドセルの肩掛
け等、使用者が携帯する各種用具に装着して使用するこ
とができるものである。
【０００９】図１は、本発明に係る安全表示装置の第一
の実施例を示す正面図、図２は同じく背面図、図３は図
１におけるＡ−Ａ線拡大断面図、図４は表示部本体の構
成を示す分解斜視図、図５は同じく電源部を背面側から
見た斜視図である。図面において、表示部本体１は表布
地２と裏布地３の間に発光体４を介装した後（図４参
照）、該表布地２と裏布地３の周縁部を重合すると共
に、その外側を縁布５で被覆し、パイピングした状態に
縫着固定して上記発光体４を密封したものである。この
表布地２は、所望により少なくともその表面側に螢光物
質を塗布したり、所望のデザインを描出し、表布地２自
体に夜間における蓄光視認性や誘目性を持たせるように
構成することができる。また、表布地２及び又は裏布地
３の内面には上記発光体４を被覆するように、適宜略そ
の全面にわたり透明な塩化ビニル等で構成した透明保護
シート６，６を介装し、接着剤又は両面接着テープ等任
意の固着手段によって表布地２又は裏布地３に対する当
接面を接着すると共に、その周縁部を該表布地２又は裏
布地３の周縁部と共に縫合固定してあり、表示部本体１
内に構成した上記発光体４に対する表面側及び裏面側か
らの汗や水滴に対する防水性を高めるように構成するこ
とができる。また、更に表示部本体１の裏面、即ち裏布
地３上には略左右に対称となる位置にベルト保持部７，
７が形設してある。上記表布地２及び裏布地３は、塩ビ
シート材等防水性を有する材料によって形成して表示部
本体１内への雨水や生活用水等の侵入を防止するとと共
に、後述する電池ボックス等に対する接着性を高めるよ
うに構成することができる。
の実施例を示す正面図、図２は同じく背面図、図３は図
１におけるＡ−Ａ線拡大断面図、図４は表示部本体の構
成を示す分解斜視図、図５は同じく電源部を背面側から
見た斜視図である。図面において、表示部本体１は表布
地２と裏布地３の間に発光体４を介装した後（図４参
照）、該表布地２と裏布地３の周縁部を重合すると共
に、その外側を縁布５で被覆し、パイピングした状態に
縫着固定して上記発光体４を密封したものである。この
表布地２は、所望により少なくともその表面側に螢光物
質を塗布したり、所望のデザインを描出し、表布地２自
体に夜間における蓄光視認性や誘目性を持たせるように
構成することができる。また、表布地２及び又は裏布地
３の内面には上記発光体４を被覆するように、適宜略そ
の全面にわたり透明な塩化ビニル等で構成した透明保護
シート６，６を介装し、接着剤又は両面接着テープ等任
意の固着手段によって表布地２又は裏布地３に対する当
接面を接着すると共に、その周縁部を該表布地２又は裏
布地３の周縁部と共に縫合固定してあり、表示部本体１
内に構成した上記発光体４に対する表面側及び裏面側か
らの汗や水滴に対する防水性を高めるように構成するこ
とができる。また、更に表示部本体１の裏面、即ち裏布
地３上には略左右に対称となる位置にベルト保持部７，
７が形設してある。上記表布地２及び裏布地３は、塩ビ
シート材等防水性を有する材料によって形成して表示部
本体１内への雨水や生活用水等の侵入を防止するとと共
に、後述する電池ボックス等に対する接着性を高めるよ
うに構成することができる。
【００１０】上記発光体４は、可撓性基板８上に、複数
の一般的にはチップ型超高輝度のＬＥＤ９，９…を適宜
並列固定して成るものであり、該ＬＥＤ９，９…を覆う
部分に突出部６ａを形成してなる上記透明保護シート６
と、該突出部６ａに対応する上記表布地２の光透過部
（窓部）を介して、夜間その表面側へ点灯又は点滅発光
させることにより使用者の存在を明示するものである。
１０は、この発光体４に電力を供給すると共に、該発光
体４をＯＮ／ＯＦＦ操作するための操作機構を構成する
電源部であり、布製又はビニルレザー等厚手の合成樹脂
材によって形成したケース１１を上記表示部本体１の裏
面側に複数のリベット１２，１２…によって固着し、か
つ裏面に開放することができる蓋１３によってその内部
を覆う構造になっている。本実施例において、上記蓋１
３は、布製等のケース１１の裏面を略倒コ字状に切断し
て成り、該コ字状切断部で形成された蓋１３を切断され
ていない部分側（図示例では上部側）へ捲り上げるよう
にしてケース１１の内部を開放することができるように
成っている（図５参照）。また、この蓋１３は、ケース
１１が表示部本体１の裏面側と後述するベルト１４の間
に挟持されることによって、常時はその裏面側への開放
が規制される構造になるため（図２参照）、特に該蓋１
３をケース１１側に固定するための固着手段を構成する
必要はないが、所望によりフック等の固着手段を適宜構
成することも可能である。このケース１１内に電池ボッ
クス１５や点滅回路その他の駆動回路（図示していな
い）を収容する構造に成っている。
の一般的にはチップ型超高輝度のＬＥＤ９，９…を適宜
並列固定して成るものであり、該ＬＥＤ９，９…を覆う
部分に突出部６ａを形成してなる上記透明保護シート６
と、該突出部６ａに対応する上記表布地２の光透過部
（窓部）を介して、夜間その表面側へ点灯又は点滅発光
させることにより使用者の存在を明示するものである。
１０は、この発光体４に電力を供給すると共に、該発光
体４をＯＮ／ＯＦＦ操作するための操作機構を構成する
電源部であり、布製又はビニルレザー等厚手の合成樹脂
材によって形成したケース１１を上記表示部本体１の裏
面側に複数のリベット１２，１２…によって固着し、か
つ裏面に開放することができる蓋１３によってその内部
を覆う構造になっている。本実施例において、上記蓋１
３は、布製等のケース１１の裏面を略倒コ字状に切断し
て成り、該コ字状切断部で形成された蓋１３を切断され
ていない部分側（図示例では上部側）へ捲り上げるよう
にしてケース１１の内部を開放することができるように
成っている（図５参照）。また、この蓋１３は、ケース
１１が表示部本体１の裏面側と後述するベルト１４の間
に挟持されることによって、常時はその裏面側への開放
が規制される構造になるため（図２参照）、特に該蓋１
３をケース１１側に固定するための固着手段を構成する
必要はないが、所望によりフック等の固着手段を適宜構
成することも可能である。このケース１１内に電池ボッ
クス１５や点滅回路その他の駆動回路（図示していな
い）を収容する構造に成っている。
【００１１】上記ベルト１４は、常時は上記表示部本体
１の裏面側に構成したベルト保持部７，７に挿通して着
脱自在に保持されている。また、このベルト１４は一般
的にはゴムその他弾力性を有する布材によって、人体の
腕や腹部等の円筒状部その他被装着部の外周囲に巻回可
能な長さに形成され、本実施例においては一側にバック
ル１６、他側にはマジックテープ等の固着部材１７を構
成して成り、該ベルト１４を人体その他の被装着部に巻
回装着後にその両端を固定し、被装着部からの脱落を防
止する構造に成っている。上記バックル１６やマジック
テープ等の固着部材１７によって構成する固定構造が、
上記実施例に限定されるものでないことは謂をまたない
（後述する第五の実施例に係るベルトのように一端側に
凸型マジックテープ１４ａを、また他端側に該凸型マジ
ックテープに係合する凹型マジックテープ１４ｂを取り
付ける構造等でもよい）。
１の裏面側に構成したベルト保持部７，７に挿通して着
脱自在に保持されている。また、このベルト１４は一般
的にはゴムその他弾力性を有する布材によって、人体の
腕や腹部等の円筒状部その他被装着部の外周囲に巻回可
能な長さに形成され、本実施例においては一側にバック
ル１６、他側にはマジックテープ等の固着部材１７を構
成して成り、該ベルト１４を人体その他の被装着部に巻
回装着後にその両端を固定し、被装着部からの脱落を防
止する構造に成っている。上記バックル１６やマジック
テープ等の固着部材１７によって構成する固定構造が、
上記実施例に限定されるものでないことは謂をまたない
（後述する第五の実施例に係るベルトのように一端側に
凸型マジックテープ１４ａを、また他端側に該凸型マジ
ックテープに係合する凹型マジックテープ１４ｂを取り
付ける構造等でもよい）。
【００１２】図６乃至図８は、本発明に係る安全表示装
置の第二の実施例を示すものであり、上記第一の実施例
と異なる部分について説明する。即ち、本実施例はＬＥ
Ｄ９，９…に対応する表示部本体１の表布地２に窓１
８，１８…を開設すると共に、可撓性基板８の表面側を
覆う透明保護シート６の上記窓１８，１８…に対応する
部分を表面側へ突出するように成型し、該突出部６ａ，
６ａ…の内側に位置したＬＥＤ９，９…を上記表布地２
の窓１８，１８…内に露出させるように配置したもので
ある。このように構成することにより、ＬＥＤ９，９…
の放射光を直接表示部本体１の表面側に発光させること
ができるため、ＬＥＤ９，９…の外部に対する輝度を高
め、発光視認性を向上することができる。尚、窓１８，
１８…の内側周縁部分は、透明保護シート６に対する捲
れ防止のために両面接着テープ等の適宜接着部材１９に
よって固定してある。また、可撓性基板８に接続する電
源コード２０は、該基板８に対する半田付け接続部分を
テーピング２１し（図８参照）、該電源コード２０の断
線事故等の発生を防止する構造になると共に、該電源コ
ード２０の被覆材を白又は黄色等の淡色の材料によって
構成し、表布地２や裏布地３を透過して見えることがな
いように構成してある。
置の第二の実施例を示すものであり、上記第一の実施例
と異なる部分について説明する。即ち、本実施例はＬＥ
Ｄ９，９…に対応する表示部本体１の表布地２に窓１
８，１８…を開設すると共に、可撓性基板８の表面側を
覆う透明保護シート６の上記窓１８，１８…に対応する
部分を表面側へ突出するように成型し、該突出部６ａ，
６ａ…の内側に位置したＬＥＤ９，９…を上記表布地２
の窓１８，１８…内に露出させるように配置したもので
ある。このように構成することにより、ＬＥＤ９，９…
の放射光を直接表示部本体１の表面側に発光させること
ができるため、ＬＥＤ９，９…の外部に対する輝度を高
め、発光視認性を向上することができる。尚、窓１８，
１８…の内側周縁部分は、透明保護シート６に対する捲
れ防止のために両面接着テープ等の適宜接着部材１９に
よって固定してある。また、可撓性基板８に接続する電
源コード２０は、該基板８に対する半田付け接続部分を
テーピング２１し（図８参照）、該電源コード２０の断
線事故等の発生を防止する構造になると共に、該電源コ
ード２０の被覆材を白又は黄色等の淡色の材料によって
構成し、表布地２や裏布地３を透過して見えることがな
いように構成してある。
【００１３】図９及び図１０は、本発明に係る安全表示
装置の第三の実施例を示すものであり、上記第二の実施
例に係る表示部本体１の表布地２に反射材２２を付設
し、外光による反射視認性を向上したものである。即
ち、本実施例においては、表示部本体１内に収容した可
撓性基板８の長手方向に沿って横一列に配列固定したＬ
ＥＤ９，９…の上下に位置すると共に、該ＬＥＤ９，９
…の装着位置から上下に一定の間隔をおいて表布地２に
開設した開口２３，２３の内側に上記反射材２２，２２
を配置固定したものである。このように構成することに
より、ＬＥＤ９，９…に対する視認性を損なうことなく
反射材２２，２２の反射輝光力を表示部本体１の光表示
力として有効に利用することができる（反射材２２，２
２がＬＥＤ９，９…と接近した位置に配設構成される
と、該反射材２２，２２の反射輝光力によってＬＥＤ
９，９…の点灯又は点滅作用が見えにくくなる傾向があ
る）。
装置の第三の実施例を示すものであり、上記第二の実施
例に係る表示部本体１の表布地２に反射材２２を付設
し、外光による反射視認性を向上したものである。即
ち、本実施例においては、表示部本体１内に収容した可
撓性基板８の長手方向に沿って横一列に配列固定したＬ
ＥＤ９，９…の上下に位置すると共に、該ＬＥＤ９，９
…の装着位置から上下に一定の間隔をおいて表布地２に
開設した開口２３，２３の内側に上記反射材２２，２２
を配置固定したものである。このように構成することに
より、ＬＥＤ９，９…に対する視認性を損なうことなく
反射材２２，２２の反射輝光力を表示部本体１の光表示
力として有効に利用することができる（反射材２２，２
２がＬＥＤ９，９…と接近した位置に配設構成される
と、該反射材２２，２２の反射輝光力によってＬＥＤ
９，９…の点灯又は点滅作用が見えにくくなる傾向があ
る）。
【００１４】図１１乃至図１３は、本発明に係る安全表
示装置の第四の実施例を示すものであり、以下に上記第
一乃至第三の実施例と異なる部分について説明する。即
ち、本実施例においては、表示部本体１を形成する表布
地２を、所定の厚みを有する電源部１０のケース１１裏
面を除く表側、即ち該ケース１１の表面形状と左右側面
形状に沿って折り曲げ、ケース１１の左右側面部に対し
てリベット１２，１２止め等の方法により固定すると共
に、ケース１１の裏面と表示部本体１の裏面とが略面一
になるように構成し、かつケース１１の左右両側に位置
する表示部本体１の裏面側には裏布地３を張設したもの
である。裏面側を透明保護シート６で覆われた可撓性基
板８は、その表面側に配列搭載したＬＥＤ９，９…を表
示部本体１の表面側に向け、上記ケース１１の表面側に
沿って内装される構造に成り、また裏布地３は上下部分
のみが表布地２に対して縫合固定される構造に成ってい
る。而して、表示部本体１の左右長手方向側に対して
は、表布地２と裏布地３との間に隙間を開けることがで
きるように成り、該隙間にベルト１４を挿通することが
できるようにしたものである。尚、上記ベルト１４は、
適宜表示部本体１に対し、ケース１１の左右一側におい
て固定される構造に成っており、固定されていないベル
ト１４の一側をケース１１の後方へ引き出して弛ませる
ことにより電源部１０を構成するケース１１の蓋１３を
開閉することができる。また、ベルト１４の一側には凸
型のマジックテープ１４ａ等の固着部材を、他側には該
凸型のマジックテープ１４ａと係合固着する凹型のマジ
ックテープ１４ｂ等の固着部材を取り付け構成してあ
る。
示装置の第四の実施例を示すものであり、以下に上記第
一乃至第三の実施例と異なる部分について説明する。即
ち、本実施例においては、表示部本体１を形成する表布
地２を、所定の厚みを有する電源部１０のケース１１裏
面を除く表側、即ち該ケース１１の表面形状と左右側面
形状に沿って折り曲げ、ケース１１の左右側面部に対し
てリベット１２，１２止め等の方法により固定すると共
に、ケース１１の裏面と表示部本体１の裏面とが略面一
になるように構成し、かつケース１１の左右両側に位置
する表示部本体１の裏面側には裏布地３を張設したもの
である。裏面側を透明保護シート６で覆われた可撓性基
板８は、その表面側に配列搭載したＬＥＤ９，９…を表
示部本体１の表面側に向け、上記ケース１１の表面側に
沿って内装される構造に成り、また裏布地３は上下部分
のみが表布地２に対して縫合固定される構造に成ってい
る。而して、表示部本体１の左右長手方向側に対して
は、表布地２と裏布地３との間に隙間を開けることがで
きるように成り、該隙間にベルト１４を挿通することが
できるようにしたものである。尚、上記ベルト１４は、
適宜表示部本体１に対し、ケース１１の左右一側におい
て固定される構造に成っており、固定されていないベル
ト１４の一側をケース１１の後方へ引き出して弛ませる
ことにより電源部１０を構成するケース１１の蓋１３を
開閉することができる。また、ベルト１４の一側には凸
型のマジックテープ１４ａ等の固着部材を、他側には該
凸型のマジックテープ１４ａと係合固着する凹型のマジ
ックテープ１４ｂ等の固着部材を取り付け構成してあ
る。
【００１５】図１４乃至図１６は、本発明に係る安全表
示装置の第五の実施例に係り、上記第四の実施例を変様
したものである。以下に上記第四の実施例と異なる部分
について説明する。本実施例においては、表示部本体１
を形成する表布地２を、所定の厚みを有する電池ボック
ス１５の表面形状と左右側面形状に沿って折り曲げ、該
電池ボックス１５を表布地２の裏面側に両面接着テープ
等の接着部材１９によって接着固定すると共に、電池ボ
ックス１５の裏面側と表示部本体１の裏面側とが略面一
になるように構成し、かつ電池ボックス１５の左右両側
に位置する表示部本体１の裏面側には裏布地３を張設し
たものである。本実施例に係る電池ボックス１５は、そ
の表面及び裏面形状が人体等の被装着部の形状に対応す
べく、横断面形状において表面側が凸型円弧状（Ｃ矢示
部参照）に、また裏面側が凹型円弧状（Ｄ矢示部参照）
になるように形成してあり、使用時に表示部本体１の表
面に自然な装着形状が現れるように構成したものであ
る。尚、本実施例においても裏布地３は上下部分のみが
表布地２に対して縫合固定される構造に成っており、表
示部本体１の左右長手方向側に対しては、表布地２と裏
布地３との間に隙間を開け、該隙間にベルト１４を挿通
することができるように構成してある。
示装置の第五の実施例に係り、上記第四の実施例を変様
したものである。以下に上記第四の実施例と異なる部分
について説明する。本実施例においては、表示部本体１
を形成する表布地２を、所定の厚みを有する電池ボック
ス１５の表面形状と左右側面形状に沿って折り曲げ、該
電池ボックス１５を表布地２の裏面側に両面接着テープ
等の接着部材１９によって接着固定すると共に、電池ボ
ックス１５の裏面側と表示部本体１の裏面側とが略面一
になるように構成し、かつ電池ボックス１５の左右両側
に位置する表示部本体１の裏面側には裏布地３を張設し
たものである。本実施例に係る電池ボックス１５は、そ
の表面及び裏面形状が人体等の被装着部の形状に対応す
べく、横断面形状において表面側が凸型円弧状（Ｃ矢示
部参照）に、また裏面側が凹型円弧状（Ｄ矢示部参照）
になるように形成してあり、使用時に表示部本体１の表
面に自然な装着形状が現れるように構成したものであ
る。尚、本実施例においても裏布地３は上下部分のみが
表布地２に対して縫合固定される構造に成っており、表
示部本体１の左右長手方向側に対しては、表布地２と裏
布地３との間に隙間を開け、該隙間にベルト１４を挿通
することができるように構成してある。
【００１６】また、本実施例においては表布地２と裏布
地３間に介装する可撓性基板８と、該可撓性基板８の表
面側に一列に配列固定した複数のＬＥＤ９，９，…を覆
う透明保護シート６とを該表布地２と裏布地３の内面間
に両面接着テープ等の接着部材１９によって密着固定す
ると共に、白色の塩ビシート材で形成した上記裏布地３
の裏面側に電池ボックス１５を接着部材１９によって固
着したものである。そして、基板８側から引き出した電
源コード２０は、裏布地３を貫通させ、直接電池ボック
ス１５内に配線接続する構造に成っている。尚、裏布地
３に対する透明保護シート６の接着は、熱溶着によって
実施することも可能である。このような構造にすること
によって、電池ボックス１５を収容すべき上記ケース１
１の構成を省略することが可能となり、安全表示装置の
全体構成を簡略化することができる。
地３間に介装する可撓性基板８と、該可撓性基板８の表
面側に一列に配列固定した複数のＬＥＤ９，９，…を覆
う透明保護シート６とを該表布地２と裏布地３の内面間
に両面接着テープ等の接着部材１９によって密着固定す
ると共に、白色の塩ビシート材で形成した上記裏布地３
の裏面側に電池ボックス１５を接着部材１９によって固
着したものである。そして、基板８側から引き出した電
源コード２０は、裏布地３を貫通させ、直接電池ボック
ス１５内に配線接続する構造に成っている。尚、裏布地
３に対する透明保護シート６の接着は、熱溶着によって
実施することも可能である。このような構造にすること
によって、電池ボックス１５を収容すべき上記ケース１
１の構成を省略することが可能となり、安全表示装置の
全体構成を簡略化することができる。
【００１７】図１７乃至図２１は、本発明に係る安全表
示装置の第六の実施例を示すものであり、上記第五の実
施例を変様したものである。以下に上記第五の実施例と
異なる部分について説明する。即ち、本実施例において
表示部本体１は、複数の窓１８，１８…を開設して成る
表布地２の裏面側に上記窓１８，１８…に対応する突出
部６ａ，６ａ…を形成した透明保護シート６と、該透明
保護シート６の裏面側において上記突出部６ａ，６ａ…
に対応してＬＥＤ９，９…を配列搭載してなる可撓性基
板８を配設し、相互に適宜接着部材１９によって重合接
着すると共に、前記可撓性基板８の裏面側に防水性を有
する白色塩ビシートで形成した裏布地３を密着し、且つ
該裏布地３の裏面側には一端側を上記電池ボックス１５
の左右両側部にそれぞれ形設した掛止部２４に引っ掛け
て該電池ボックス１５を表示部本体１の裏面側に係止す
るための固定布２５を延設し、他端側先端部分を上記表
布地２，透明保護シート６及び裏布地３と共に縁布５を
介して縫合固着したものである。本実施例において、上
記掛止部２４は、電池ボックス１５の側面上下端から内
側へ向けて対向突出するように形設した一対の掛止片２
４ａ，２４ａと、該一対の掛止片２４ａ，２４ａ間に形
設した位置決め凸条２４ｂによって構成し、該掛止片２
４ａ，２４ａを筒状に縫合形成した固定布２５の一端側
に嵌合係止する構造に成っている（図２１参照）。ま
た、該電池ボックス１５は、表裏面側に分割形成してな
り、スイッチ回路、接点等の電気部品（図示していな
い）を装着した後ねじ２６，２６…によって緊締一体化
したものである。尚、この電池ボックス１５は、裏布地
３の裏面に対して接着部材１９によって固定し、使用中
における該電池ボックス１５の位置ずれの発生等を防止
し得るように構成することができる。
示装置の第六の実施例を示すものであり、上記第五の実
施例を変様したものである。以下に上記第五の実施例と
異なる部分について説明する。即ち、本実施例において
表示部本体１は、複数の窓１８，１８…を開設して成る
表布地２の裏面側に上記窓１８，１８…に対応する突出
部６ａ，６ａ…を形成した透明保護シート６と、該透明
保護シート６の裏面側において上記突出部６ａ，６ａ…
に対応してＬＥＤ９，９…を配列搭載してなる可撓性基
板８を配設し、相互に適宜接着部材１９によって重合接
着すると共に、前記可撓性基板８の裏面側に防水性を有
する白色塩ビシートで形成した裏布地３を密着し、且つ
該裏布地３の裏面側には一端側を上記電池ボックス１５
の左右両側部にそれぞれ形設した掛止部２４に引っ掛け
て該電池ボックス１５を表示部本体１の裏面側に係止す
るための固定布２５を延設し、他端側先端部分を上記表
布地２，透明保護シート６及び裏布地３と共に縁布５を
介して縫合固着したものである。本実施例において、上
記掛止部２４は、電池ボックス１５の側面上下端から内
側へ向けて対向突出するように形設した一対の掛止片２
４ａ，２４ａと、該一対の掛止片２４ａ，２４ａ間に形
設した位置決め凸条２４ｂによって構成し、該掛止片２
４ａ，２４ａを筒状に縫合形成した固定布２５の一端側
に嵌合係止する構造に成っている（図２１参照）。ま
た、該電池ボックス１５は、表裏面側に分割形成してな
り、スイッチ回路、接点等の電気部品（図示していな
い）を装着した後ねじ２６，２６…によって緊締一体化
したものである。尚、この電池ボックス１５は、裏布地
３の裏面に対して接着部材１９によって固定し、使用中
における該電池ボックス１５の位置ずれの発生等を防止
し得るように構成することができる。
【００１８】また、上記固定布２５の裏面側における電
池ボックス１５の両側部には、ベルト保持部７，７が固
定布２５と共に縫合固定してある。このベルト保持部
７，７は、上記固定布２５を常時裏布地３側へ押さえて
表示部本体１と一体化する機能を併有するものでもあ
る。
池ボックス１５の両側部には、ベルト保持部７，７が固
定布２５と共に縫合固定してある。このベルト保持部
７，７は、上記固定布２５を常時裏布地３側へ押さえて
表示部本体１と一体化する機能を併有するものでもあ
る。
【００１９】図２２は電源部１０のケース１１に内装す
る電池ボックス１５の一構成例を示す背面側斜視図、図
２３は同じく正面側斜視図である。両図において、電源
部１０はビニルレザー等厚手で、ある程度の硬さを有す
る材料によって形成したケース１１に、その背面側から
一本又は二本以上の乾電池２７，２７を収容する電池ボ
ックス１５を嵌め込むと共に、該電池ボックス１５の側
部に点滅回路その他の駆動回路２８を構成したものであ
り、適宜該駆動回路２８に構成したプッシュＯＮ／ＯＦ
Ｆ型の主スイッチ２９によって電源のＯＮ／ＯＦＦ操作
をするようになっている。また、該電池ボックス１５の
上面には各種操作ボタン３０，３０を付設することも可
能である。また、裏布地３の裏面に直接固定する構造に
なる電池ボックス１５（図１６参照）については、上方
に突出する主スイッチ２９を合成樹脂製等の保護カバー
３１によって被覆し、主スイッチ２９の構成部における
防水性を向上した構造にすることができる。
る電池ボックス１５の一構成例を示す背面側斜視図、図
２３は同じく正面側斜視図である。両図において、電源
部１０はビニルレザー等厚手で、ある程度の硬さを有す
る材料によって形成したケース１１に、その背面側から
一本又は二本以上の乾電池２７，２７を収容する電池ボ
ックス１５を嵌め込むと共に、該電池ボックス１５の側
部に点滅回路その他の駆動回路２８を構成したものであ
り、適宜該駆動回路２８に構成したプッシュＯＮ／ＯＦ
Ｆ型の主スイッチ２９によって電源のＯＮ／ＯＦＦ操作
をするようになっている。また、該電池ボックス１５の
上面には各種操作ボタン３０，３０を付設することも可
能である。また、裏布地３の裏面に直接固定する構造に
なる電池ボックス１５（図１６参照）については、上方
に突出する主スイッチ２９を合成樹脂製等の保護カバー
３１によって被覆し、主スイッチ２９の構成部における
防水性を向上した構造にすることができる。
【００２０】上記のように構成した安全表示装置は、図
２４に示すように、使用者の腕等の円筒部に巻回装着す
ると、表示部本体１が被装着部の形状に沿って１８０°
方向に発光体４を湾曲位置せしめて、使用者の前後方向
及び側部方向へ反射材２２，２２…の反射光やＬＥＤ
９，９…の点灯又は点滅光を放射することができるた
め、車両等の運転者に対する視認可能領域を１８０°方
向へ拡大することができるものである。また、図２５に
示すように、表示部本体１からベルト１４を取り外し、
表示部本体１の裏面側に形成したベルト保持部７，７
に、ズボン３２を使用者の身体腰部に固定するための腰
ベルト３３を挿通し、該腰ベルト３３によって表示部本
体１を使用者の腰部に装着したり、図２６に示すによう
に、児童用にランドセル３４の側面部３４ａや肩ベルト
３４ｂに固定装着して使用することもできる。この場
合、表示部本体１の裏面又は周縁部に適宜マジックテー
プ等の固着手段（図示していない）を構成する。このよ
うな装着方法によれば、手首や腕に巻回装着するよりも
使用者の行動が自由であり、邪魔にならないという利点
がある。また更に、本発明に係る安全表示装置は、図２
７に示すように、ウエストバック３５に転用構成するこ
ともでき、表示部本体１を該ウエストバッグ３５の表面
３５ａ側に固設構成し、電源部１０をバッグ内に分離配
設することにより表示部本体１を該バッグ３５の表面３
５ａに沿って１８０°方向へ湾曲させ、車両等の運転者
に対する広角度からの視認性を確保することができる。
尚、本発明に係る安全表示装置の装着方法が上記図２５
乃至図２７に示す場合に限定されないことは特に説明を
要しない。
２４に示すように、使用者の腕等の円筒部に巻回装着す
ると、表示部本体１が被装着部の形状に沿って１８０°
方向に発光体４を湾曲位置せしめて、使用者の前後方向
及び側部方向へ反射材２２，２２…の反射光やＬＥＤ
９，９…の点灯又は点滅光を放射することができるた
め、車両等の運転者に対する視認可能領域を１８０°方
向へ拡大することができるものである。また、図２５に
示すように、表示部本体１からベルト１４を取り外し、
表示部本体１の裏面側に形成したベルト保持部７，７
に、ズボン３２を使用者の身体腰部に固定するための腰
ベルト３３を挿通し、該腰ベルト３３によって表示部本
体１を使用者の腰部に装着したり、図２６に示すによう
に、児童用にランドセル３４の側面部３４ａや肩ベルト
３４ｂに固定装着して使用することもできる。この場
合、表示部本体１の裏面又は周縁部に適宜マジックテー
プ等の固着手段（図示していない）を構成する。このよ
うな装着方法によれば、手首や腕に巻回装着するよりも
使用者の行動が自由であり、邪魔にならないという利点
がある。また更に、本発明に係る安全表示装置は、図２
７に示すように、ウエストバック３５に転用構成するこ
ともでき、表示部本体１を該ウエストバッグ３５の表面
３５ａ側に固設構成し、電源部１０をバッグ内に分離配
設することにより表示部本体１を該バッグ３５の表面３
５ａに沿って１８０°方向へ湾曲させ、車両等の運転者
に対する広角度からの視認性を確保することができる。
尚、本発明に係る安全表示装置の装着方法が上記図２５
乃至図２７に示す場合に限定されないことは特に説明を
要しない。
【００２１】
【発明の効果】本発明に係る安全表示装置は、以上のよ
うに構成したから、使用者が自分の手首や腕、更には腰
部に装着して自発光点灯又は点滅させて広範囲に車両等
の運転者に対する視認性を向上することができるため、
道路通行時に使用者の周辺を通過する車両等によって引
き起こされる事故の発生を防止し、交通安全に寄与する
ことができる。
うに構成したから、使用者が自分の手首や腕、更には腰
部に装着して自発光点灯又は点滅させて広範囲に車両等
の運転者に対する視認性を向上することができるため、
道路通行時に使用者の周辺を通過する車両等によって引
き起こされる事故の発生を防止し、交通安全に寄与する
ことができる。
【００２２】また、本発明に係る安全表示装置によれ
ば、表布地の螢光や反射材による反射輝光作用によって
視認性や誘目性を確保向上することができるものであ
り、雨天時等発光体を点灯しない場合においても所定の
輝光視認性が得られる。しかも、本発明に係る安全表示
装置は構成や製造方法が極めて簡単であり、かつ安価で
あるため、本発明の実施により得られる効果は極めて大
きい。
ば、表布地の螢光や反射材による反射輝光作用によって
視認性や誘目性を確保向上することができるものであ
り、雨天時等発光体を点灯しない場合においても所定の
輝光視認性が得られる。しかも、本発明に係る安全表示
装置は構成や製造方法が極めて簡単であり、かつ安価で
あるため、本発明の実施により得られる効果は極めて大
きい。
【図１】本発明に係る安全表示装置の第一の実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】同じく背面図である。
【図３】図１におけるＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図４】同じく表示部本体の分解斜視図である。
【図５】同じく電源部を背面側から見た斜視図である。
【図６】本発明に係る安全表示装置の第二の実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図７】同じく要部拡大横断面図である。
【図８】同じく発光体の一構成例を示す斜視図である。
【図９】本発明に係る安全表示装置の第三の実施例を示
す表示部本体の正面図である。
す表示部本体の正面図である。
【図１０】同じく図９におけるＢ−Ｂ線拡大断面図であ
る。
る。
【図１１】本発明に係る安全表示装置の第四の実施例を
示す正面側斜視図である。
示す正面側斜視図である。
【図１２】同じく背面側斜視である
【図１３】同じく要部拡大横断面図である。
【図１４】本発明に係る安全表示装置の第五の実施例を
示す正面側斜視図である。
示す正面側斜視図である。
【図１５】同じく背面側斜視図である。
【図１６】同じく要部拡大縦断面図である。
【図１７】本発明に係る安全表示装置の第六の実施例を
示す正面側斜視図である。
示す正面側斜視図である。
【図１８】同じく背面側斜視図である。
【図１９】同じく要部拡大横断面図である。
【図２０】同じく要部拡大縦断面図である。
【図２１】電池ボックスの構造を示す拡大斜視図であ
る。
る。
【図２２】電源部のケース内に装着する電池ボックスの
一構成例を示す背面側斜視図である。
一構成例を示す背面側斜視図である。
【図２３】同じく正面側斜視図である。
【図２４】安全表示装置を人体の円筒部、例えば腕に巻
回装着した場合の平面図である。
回装着した場合の平面図である。
【図２５】本発明に係る安全表示装置を腰ベルトに装着
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図２６】同じく本発明に係る安全表示装置をランドセ
ルに装着した状態を示す斜視図である。
ルに装着した状態を示す斜視図である。
【図２７】本発明に係る安全表示装置をウエストバッグ
に応用した状態を示す斜視図である。
に応用した状態を示す斜視図である。
【図２８】従来の安全表示装置を示す説明図である。
【図２９】同じく要部断面図である。
１ 表示部本体 ２ 表布地 ３ 裏布地 ４ 発光体 ６ 透明保護シート ７ ベルト保持部 ８ 可撓性基板 ９ ＬＥＤ １０ 電源部 １１ ケース １４ ベルト １５ 電池ボックス １８ 窓 ２２ 反射材 ２３ 開口 ３３ 腰ベルト ３４ ランドセル ３５ ウエストバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 安男 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内
Claims (2)
- 【請求項１】 表面側に発光する複数のＬＥＤを内装し
た可撓性を有する表示部本体と、前記ＬＥＤに電力を供
給する電源部を有する表示装置であって、 前記表示部本体が複数の窓部を有する表布地の裏面側に
前記窓部に対応する突出部を形成した透明保護シート
と、該透明保護シートの裏面側において前記突出部に対
応してＬＥＤを配列固定して成る可撓性基板を相互に重
合接着すると共に、前記可撓性基板の裏面側に防水性を
有する裏布地を密着したことを特徴とする安全表示装
置。 - 【請求項２】前記表示部本体の裏面側に該表示部本体を
衣服や身体等に固定するためのベルトを挿通保持するベ
ルト保持部を構成したことを特徴とする請求項１の安全
表示装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5261721A JP2827149B2 (ja) | 1992-10-20 | 1993-09-24 | 安全表示装置 |
| US08/137,988 US5434759A (en) | 1992-10-20 | 1993-10-19 | Safety indicating device |
| DE4335840A DE4335840A1 (de) | 1992-10-20 | 1993-10-20 | Sicherheits-Anzeigeeinrichtung |
| ITTO930781A IT1261624B (it) | 1992-10-20 | 1993-10-20 | Dispositivo segnalatore di sicurezza. |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7897592 | 1992-10-20 | ||
| JP4-78975 | 1992-10-20 | ||
| JP5261721A JP2827149B2 (ja) | 1992-10-20 | 1993-09-24 | 安全表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06195029A true JPH06195029A (ja) | 1994-07-15 |
| JP2827149B2 JP2827149B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=26420014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5261721A Expired - Fee Related JP2827149B2 (ja) | 1992-10-20 | 1993-09-24 | 安全表示装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5434759A (ja) |
| JP (1) | JP2827149B2 (ja) |
| DE (1) | DE4335840A1 (ja) |
| IT (1) | IT1261624B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030028982A (ko) * | 2001-10-05 | 2003-04-11 | 이인태 | 발광 패드 장치 및 그 발광 패드 장치가 장착된 의류 |
| JP2011090854A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Toyo Eng Works Ltd | Ｌｅｄ照明装置 |
Families Citing this family (56)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US20040056088A1 (en) * | 2002-09-18 | 2004-03-25 | Mullins Joseph M. | Prepayment wristband and computer debit system |
| US5667294A (en) * | 1994-08-12 | 1997-09-16 | Lo; Robin | Strip sport light |
| US5836673A (en) * | 1994-08-12 | 1998-11-17 | Lo; Robin | Strip sport light |
| US5879076A (en) * | 1995-02-08 | 1999-03-09 | Flexalite Technology Corporation | Method and appartus for light transmission |
| US6146006A (en) * | 1995-02-08 | 2000-11-14 | Flexalite Technology Corporation | Method and apparatus for light transmission |
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