JP2855425B2 - ヘルメット - Google Patents
ヘルメットInfo
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- JP2855425B2 JP2855425B2 JP8143538A JP14353896A JP2855425B2 JP 2855425 B2 JP2855425 B2 JP 2855425B2 JP 8143538 A JP8143538 A JP 8143538A JP 14353896 A JP14353896 A JP 14353896A JP 2855425 B2 JP2855425 B2 JP 2855425B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- light emitting
- light
- fixed
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/0406—Accessories for helmets
- A42B3/0433—Detecting, signalling or lighting devices
- A42B3/044—Lighting devices, e.g. helmets with lamps
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Description
している人の存在を知らしめるために、ヘルメットに点
状発光体を装着したヘルメットに関する。
から保護するために、衝撃吸収性および耐熱性に優れた
強化プラスチックで作られており、衝撃や外傷の面で安
全性が講じられている。また、工事用のヘルメットは、
夜間の工事現場などで目立つように、ヘルメットの外表
面に蛍光塗料を塗布したシールを貼着し、ヘルメットを
装着している人の存在を知らしめて、衝撃および外傷を
未然に防止するようにしたものがある。また、同様の目
的で、ヘルメットにクリップランプを装着したものもあ
る。特開平1−231201号公報に示すように、蛍光
体に電源を印加することにより発光するエレクトロルミ
ネッセンス素子を光源とする発光面と、上記素子の駆動
源とを備えてなるヘルメットが発明されている。
来のヘルメットは、以下に述べるように改良すべき問題
がある。蛍光塗料を塗布したシールを貼着したヘルメッ
トの場合は、蛍光塗料は光が当たらないと発光しない。
そのため、夜間やトンネル等の暗所で、自動車のヘッド
ライトの光が届かないところにヘルメットの着用者がい
た場合、例えば通学中の子供や、工事作業員あるいは走
行中または停車中のオートバイの運転手がいた場合、自
動車の運転手がそれを確認することができず、不慮の事
故発生の原因になる虞がある。
トの場合は、一応その存在を知らしめることができる
が、以下に述べる問題がある。すなわち、昼間の明るい
時間帯でのクリップランプの使用は不要であるので、点
灯する必要のない場合には、外観上またはヘルメットの
装着感をよくするために取り外す場合がある。そのため
に、クリップランプを常時携帯しなければならず、また
紛失する虞があり、必要時にクリップランプを固定しな
ければならない煩わしさがあって、ヘルメットに装着し
ないことがあり、結局のところ点状発光体がない通常の
ヘルメットとなって、その存在を知らしめ衝撃や外傷の
事故を未然に防止することができず、使用性の点で問題
がある。
ットがずれてしまい装着感が悪化したり、外部にランプ
本体が突出しているため、障害物等に当たってヘルメッ
トからランプが外れてしまったり、障害物に引っかかっ
て邪魔になったり、ヘルメットの機能性の点で問題があ
る。
メットの場合には、一応その存在を知らしめることはで
きるが、エレクトロルミネッセンス素子を発光させるた
めのスイッチがヘルメットの内部に設けられているた
め、必要時にヘルメットを取ってスイッチをONしれな
ければならない煩わしさがあった。また、エレクトロル
ミネッセンス素子からなる発光源で構成されるシートを
ヘルメットの外部から粘着するためにシートには防水層
を設ける必要であり、発光の強度を増すために反射絶縁
層や発光層を設けたシートとしたために、シートを製造
するための工程が増加する。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたもので、暗所でもその存在を知らしめること
ができ、かつ、使用性、機能性および生産性を向上した
ヘルメットを提供することを目的とする。
成するために、請求項1の発明のヘルメットは、ヘルメ
ット本体に、外方から目視可能に複数の点状発光体を面
状に固定すると共に、該点状発光体の発光部分をハトメ
によって固定し、前記点状発光体の点灯回路のスイッチ
をヘルメット本体の保護具取り付けスリットに固定した
ことを特徴とする。
図1に示すように、ヘルメット本体1に、外方から目視
可能に複数の点状発光体5は面状に配置されており、さ
らに点状発光体5の発光部分をハトメ4によって固定し
て、発光光線のハトメ4の反射によりその視認性を向上
させる。前記点状発光体5の点灯回路9,10,11の
スイッチ9はヘルメット本体1の保護具取り付けスリッ
ト2に固定される。
を添付図面に基づいて説明する。図1に示されるもの
は、産業用のヘルメットである。産業用のヘルメット
は、主に、建設工事および道路工事の作業員が装着した
り、電気・ガス等の工事の作業員が装着する。このた
め、衝撃吸収性および耐燃性に特に優れたポリカーボネ
イト樹脂、ポリエチレン樹脂およびABS樹脂製であ
り、電気絶縁性を有する。また、電気絶縁性はないが、
使用用途に応じては、FRP樹脂製のヘルメットが使用
可能である。ヘルメット本体1には、通常保護具取り付
けスリット2が左右の耳の上部に位置する部分に設けら
れている。保護具取り付けスリット2は、防音用のイヤ
ーマフや顔面保護用のフェイスシールド等を固定する場
合に使用され、保護具取り付けスリット2のスリット部
分に、イヤーマフおよびフェイスシールドの取り付け部
分をはめ込んで固定する。
護具取り付けスリット2の左右いずれか一方に電源部3
を固定している。ヘルメット本体1の後部には、鉄製の
ハトメ4が一定間隔に5か所設け線状の発光部としてお
り、発光ダイオード5の発光部の先端が、ハトメ4の穴
に挿入してハトメ4に固定されるため、発光ダイオード
5の発光部の先端は、外方から目視可能である。発光ダ
イオード5は、ヘルメットの全周にわたって設けられて
もよく、その個数、設ける箇所は必要に応じて決定され
る。また、特に所定方向にその存在を知らしめるため
に、外方から見て面状に発光して見えるように、複数の
行列かつ比較的密に複数の発光ダイオード5をヘルメッ
トに固定して、面状の発光部としてもよい。
備える。本発明において、点灯回路とは、点状発光体を
発光させるための電源、および、点状発光体に電気を供
給するスイッチを含むものを言う。図2において、保護
具取り付けスリット2のスリット部分にはめ込んで固定
する係止部6の上部には、ケース7の底がハトメ4によ
って固着されている。ケース7の内部には、点灯回路が
含まれている。本発明の実施例としては、点灯回路は、
電源を供給するスイッチ9、電源である電池10および
発光ダイオード5を点滅させるための点滅回路11で構
成されている。点滅回路11を備えると、電気を供給す
ると発光ダイオード5は点滅するので、その存在をより
明確にすることができるが、使用形態によっては点灯を
継続させてもよい。また、ケース7には、電池10をは
め込んで爪でおさえる固定部12が一体に設けられてい
る。
は、中央部に孔14が設けられており、シール15は、
蓋13の表面側から孔14を覆うように貼られている。
孔14はスイッチ9の先端が挿入する位置に設けられ、
蓋13を閉めることによりスイッチ9の先端が当接して
シール15が突出する。このシール15部分を指で押す
ことにより、図1の発光タイオード5の点滅を行う。
水、ごみ等の流入を防ぐために設けられている。本実施
の形態では、シール15は生産工程での作業の簡略化の
ため粘着テープとしたが、本発明を実施する場合には、
ゴム材等のシートで孔14を覆うように粘着テープ等で
固定してもよい。また、蓋11の外表面にシール15を
設ける代わりに、スイッチ9と蓋13の間に薄いゴムシ
ートを配置させ、蓋13を閉じることによってゴムシー
トを固定させることにより、シール15と同様の機能を
有する。この場合は、ゴム材が外表面に位置しないこと
から破損を防ぐので耐久性が向上する。
部6はプラスチック製であるため、足16に力を加える
ことによってスプリング機能を有するので、電源部3
は、保護具取り付けスリット2に確実に固定される。ま
た、足16の下端部に曲率を持たせているため、上方か
ら係止部6を保護具取り付けスリット2に挿入する時に
挿入しやすい。
トメ4の位置に対応する発光ダイオード5を、その先端
がハトメ4の穴から突出するようにヘルメット本体1の
内側から位置させ、粘青テープ等でコード17をヘルメ
ット本体1に固定する。なお、発光タイオード5のコー
ド17は、図2に示す電源部3のコード17と接続され
ている。電池10を3ボルトとした本発明のヘルメット
は、およそ20時間程度使用可能であるが、発光ダイオ
ードの使用個数によって適宜の電池を用いる。
して図5に示すヘルメットを説明する。なお、上述の実
施例と同様の部材には同じ番号を付す。1は、通学用の
ヘルメット本体である。ヘルメット本体1の周囲には、
夜間等に自動車の運転手にその存在を知らしめるために
蛍光塗料を塗布した反射テープ18が貼着されている。
上述の実施例と同一の構成からなる電源部3は、ヘルメ
ット本体1に直接ハトメ等で固定され、コード17は、
ヘルメット本体1の内側に位置させるため、ケース7の
所定位置を貫通している。
とを考慮して、その存在をより知らしめるために、ヘル
メット本体1の左右両側面から後部にかけて一定間隔
に、例えば11個のハトメ4を付ける。ハトメ4の位置
に対応して発光ダイオード5の先端が突出するように位
置させ、コード17をヘルメット本体1の内側に粘着テ
ープで固定する。
付スリット2が設けられていないヘルメットの場合に
は、蓋13を閉じるために、ヘルメット本体1に予め爪
または溝を設けておく。そして電源部3として、蓋13
内部に、スイッチ9、固定部11および点滅回路12を
設けることによって、ケース7を必要とせず構成部材の
削減できる。その他、図6に示すように蓋13と一体に
クリップ部19を設け、ヘルメット本体1の縁を固定し
てもよい。このとき、より確実な安定性を得るために、
ねじ20によってクリップ部19とヘルメット本体1を
固定してもよい。このような構成とすると、ヘルメット
本体1に予め爪等を設ける必要がないので、通常のヘル
メットに直接使用可能であり、構成部材を削減できる。
また、ヘルメット本体1と蓋13とをクリップで直接固
定してもよい。この場合にも、より確実な安定性を得る
ために、ねじでクリップを固定してもよい。
は、上記のほか、平面図から見て、十字状、らせん状等
に設ける他、ヘルメットの一部、例えば側頭部あるいは
頭頂部にのみ設けて特定方向からの視認性を向上させる
等、必要に応じて決められる。
間隔を置いて備えた線状発光部を有するヘルメットとし
たが、本発明を実施する場合には、発光ダイオード等の
点状発光体を複数個密に配置させ、面状発光部とすれ
ば、よりその存在を知らしめることができる。本発明に
おいては、電源部3を円筒形としたが、特にこれに限定
されるものではなく、点灯回路を格納する大きさの空間
を有する容器であればどのような形状でもよい。
ら目視可能にヘルメット本体の内部に複数の点状発光体
を固定したことにより、ヘルメットへの点状発光体の着
脱がないので、その使用性が向上し、かつ、点状発光体
がヘルメットの内部に取りつけられていることから、ヘ
ルメットの外部に点状発光体とコードが突出することは
なく、ヘルメットとしての機能性も向上する。さらに点
状発光体はそれ自体で発光するので、外部から光が照射
されなくてもその存在を知らしめることができる。さら
に、点状発光体の発光部分を固定するために、ヘルメッ
トにハトメを設けたので、点状発光体の発光部分の先端
がハトメに確実に固定され、また、点状発光体の先端部
分が外部からの衝撃から保護される。また、鉄製のハト
メを用いてメッキ加工することにより、点状発光体の発
光時に、光がハトメに反射するため、よりその存在を知
らしめることができる。
ことによって、発光面積が大きくなるので、よりその存
在を知らしめることができる。 また、スイッチをヘルメ
ットの外表面に設けられている保護具取り付けスリット
に固定したので、外部からのスイッチの操作が可能とな
り、ヘルメットを被った状態でスイッチをON−OFF
することができるので、使用性および機能性を向上する
ことができる。また、産業用のヘルメットに従来から設
けられている保護具取り付けスリットをそのままスイッ
チ等の取付に利用が可能であり、新たにヘルメット本体
を成形するための型を作成する必要がない。 また、本発
明のヘルメットの製造工程は、点状発光体を突出させか
つ固定するための孔をヘルメットにあけ、点状発光体を
固定し、点灯回路をヘルメットに固定するので、製造が
容易であり経済的である。
視図である。
オードを説明する図である。
造を示す斜視図である。
の一例を説明する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘルメット本体に、外方から目視可能に
複数の点状発光体を面状に固定すると共に、該点状発光
体の発光部分をハトメによって固定し、前記点状発光体
の点灯回路のスイッチをヘルメット本体の保護具取り付
けスリットに固定したことを特徴とするヘルメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143538A JP2855425B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143538A JP2855425B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ヘルメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09302516A JPH09302516A (ja) | 1997-11-25 |
JP2855425B2 true JP2855425B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=15341084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8143538A Expired - Lifetime JP2855425B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855425B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030079879A (ko) * | 2003-09-04 | 2003-10-10 | (주)킨스트 | 레저용 안전모 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP8143538A patent/JP2855425B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09302516A (ja) | 1997-11-25 |
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