JPH0637883U - 安全表示装置 - Google Patents

安全表示装置

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JPH0637883U
JPH0637883U JP7947492U JP7947492U JPH0637883U JP H0637883 U JPH0637883 U JP H0637883U JP 7947492 U JP7947492 U JP 7947492U JP 7947492 U JP7947492 U JP 7947492U JP H0637883 U JPH0637883 U JP H0637883U
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JP
Japan
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display device
light
belt
safety display
leds
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Pending
Application number
JP7947492U
Other languages
English (en)
Inventor
修 遠藤
信夫 松川
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の身体の円筒状外周に沿って撓ませて
使用者の身体の円筒状部に巻回装着し通行車両等に対す
る視認性を向上した安全表示装置を提案する。 【構成】 可撓性基板8上に複数のLED9,9…を構
成して成る発光体7を伸縮性を有するベルト本体1の表
面に固着構成し、被装着部に外周長さの長短に応じて装
着することが出来るように構成する。そして、装着部に
円周方向に対して発光体に構成したLED9,9…を点
灯又は点滅させて通行車両に対する視認性を確保する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、歩行者や道路作業者等が手首や腕等の身体に装着して自転車や自動 車その他の車両等(以下「車両等」という)の運転者に対し、使用者の存在を明 示警告して道路交通の安全性を確保するための自発光式の安全表示装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、夜間道路上において歩行者や道路作業者(以下「使用者」という) の存在を車両等の運転者に明示して通行車両等による人身事故の発生を防止する ための表示装置として、図10及び図11に示すように、表面側に光反射部50 と共に複数個の発光ダイオード、発光チップ等の発光素子(以下「LED」とい う)51,51…を配設して発光表示部52を形成した可撓性を有する表示板5 3をベルト54と一体的に構成し、これを作業者の腕に巻回固定し、電源部55 から電力を供給して発光及び/又は反射させることにより通行車両等の運転者に 対して歩行者や作業者の存在を明示し、その安全を確保するように構成した自発 光式の装身用の表示装置が提案されている(例えば、実開昭62−9289号参 照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の従来の安全表示装置においては、ベルト54上に発光部と成 る表示板53が1箇所に構成されているだけであり、使用者が身体に装着した場 合に、一方向のみにしか視認性を確保することが出来ないばかりでなく、表示板 53自体が大型であるため身体でも腕や足首等、比較的細い身体部分に対しては 表示板53の大きさが邪魔になって十分な固着が得られず、使用中に身体の被装 着部から脱落し易いという問題を有するものであった。
【0004】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、伸縮性を持たせたベルト 本体の表面に複数のLEDを配列して使用者の身体の円筒状外周に沿って撓ませ 、発光部を身体の側方及び前後方向へ向けて点灯又は点滅表示をすることが出来 る安全表示装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る安全表示装置は、少なくとも一端側 に伸縮材を連設して長手方向への伸縮性を持たせたベルト本体の表面に、可撓性 基板の表面に複数のLEDを配列して表面側へ発光させるように構成した発光体 を装着すると共に、伸縮材を連設しない上記ベルト本体の他端側裏面に電源部を 取りつけ、且つ該ベルト本体の両端に相互に係合する固定部材を構成したことを 要旨とするものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、使用者が適宜手首や腕又は足首等身体の円筒状部に巻回し て点灯又は点滅させて使用することが出来、装着部外周に沿う円周方向に対する 視認性を確保し、夜間時又は薄暮時における通行車両等の運転者に対する注意喚 起性を高める。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る安全表示装置の実施例を図面に従って説明する。本実施例 に係る安全表示装置は、使用者の手首や腕、足首等比較的に身体の細い円筒状部 に巻回装着して使用するものについて説明しているが、必ずしも上記手首や腕、 足首に限定されるものではなく、適宜同様な形状又は大きさの被装着部に対して 使用することが出来るものであることは謂をまたない。
【0008】 図1は、本考案に係る安全表示装置の第一の実施例を示す斜視図、図2同じく 装着状態を示す斜視図、図3乃至図5は同じく要部拡大断面図、図6は点灯回路 の一例を示す基本回路図である。図面において、1はベルト本体であり、該ベル ト本体1は、少なくともその表面側に反射物質や螢光物質を塗布して夜間におけ る反射視認性や蓄光視認性を持たせたやや厚手の布材で形成したものである。こ のベルト本体1の左右端部には、少なくともその一側における所望部位にゴム製 のベルト等の伸縮性を有する伸縮ベルト2を部分的に介装すると共に、該左右端 部には相互に係合可能な凹型マジックテープ3又は凸型マジックテープ4をベル ト本体1の表裏に対向固着し、ベルト本体1を被装着部に巻回装着した時に、該 左右端部を重ね合わせるようにして係着固定することが出来るように成っている (図2参照)。上記伸縮ベルト2は、使用者の身体被装着部に巻回固定する時に 、ベルト本体1の長手方向に対する長さを被装着部の外周部の長さに適合させる ためのものである。
【0009】 また、上記ベルト本体1の長手方向に沿う略中央部に所定の幅及び所定の長さ の表示窓5を穿設開口し、該表示窓5にその開口部を覆う塩化ビニル樹脂製等の 透光シート6をベルト本体1の裏面側から装着し、該開口部内縁に熱溶着等の方 法で固着してある。この透光シート6の裏面側に後述する発光体7を配設する構 造に成っている。
【0010】 透光シート6の裏面側に配設する発光体7は、可撓性基板8の表面に複数個の 一般的にはチップ型超高輝度のLED9,9…を搭載し、上記透光シート6を介 してベルト本体1の表面側へ点灯又は点滅発光させることにより、夜間や薄暮時 に使用者の存在を明示する。また、上記可撓性基板8の表面には、適宜所望色の 色彩を印刷してあり、上記透光シート6を介して該色彩が視認されることによっ て表示窓5内の見栄えやデザイン性を向上する構造に成っている。従って、透光 シート6自体も透明又は乳白色等の半透明の材料で形成し、上記可撓性基板8の 表面色の組み合わせを自由に設定することが出来る。この発光体7は、ベルト本 体1の裏面側に対して両面接着テープ又は縫着等任意の方法によって固定して成 り、更に該発光体7の裏面側を含むベルト本体1の裏面略全面に塩化ビニル製等 の防水性のある保護シート10を被着し、被装着部からベルト本体1内に浸透す る汗や水分に対する防水性を高めるように構成してある(図3参照)。
【0011】 図4及び図5は、上記図3に示したベルト本体1に対する発光体7の装着方法 に関する変形例を示すものであり、図4に示すように、ベルト本体1において発 光体7を装着する部分が表面側から裏面側へ凹状に陥没する表示窓5を形成し、 該凹状の表示窓5内に発光体7を嵌着すると共に、該発光体7の表面側に透光シ ート6を被着して発光体7を密閉することが出来る。また、図5に示すように、 ベルト本体1を表布地1aと裏布地1bによる合わせ構造とし、発光体7を該表 布地1aと裏布地1bの間に介装固定すると共に、該発光体7の表面側を表布地 1aに形成した表示窓5内に覗かせるように構成することも出来る。この場合、 表布地1aの表示窓5は、図3及び図4に示す各構成例と同様に透光シート6に よって覆われるものであることは勿論である。
【0012】 11は、上記発光体7に電力を供給すると共に、該発光体7のON/OFF操 作をするための操作機構を構成する電源部である。この電源部11は、布製又は ビニルレザー等厚手の合成樹脂材によって形成したケース12を上記ベルト本体 1の裏面側に複数の両面接着テープ等の固着手段(図示していない)よって固着 し、装着時に該電源部11がベルト本体1の内側に挟み込まれるように成ってい る。この電源部11には、電池ボックスや点滅回路その他の駆動回路13を収容 するものである。図6は、上記駆動回路13の一例を示すものであり、一般的に はボタン電池14を交換可能に装着して上記発光体7を構成するLED9,9… に電力を供給し、点滅回路15及びスイッチ16によって点灯又は点滅駆動する ように構成してある。
【0013】 図7は、本考案に係る安全表示装置の第二の実施例を示すものであり、上記第 一の実施例と異なる部分について説明する。即ち、本実施例に係る安全表示装置 は、被装着部にベルト本体1を巻回装着すると自動的に駆動回路13のスイッチ が投入される構造に成るものであり、ベルト本体1に対する電源部11の装着部 に圧電スイッチ21を介装したものである。また、本実施例においては、ベルト 本体1の一側端部にベルト長さを調整するための調整ベルト22を延設すると共 に、他端部に該調整ベルト22を係止するためのベルト止め23を形設してあり 、適宜被装着部の外周長さに応じてベルト本体1の長さを調整して固定すること が出来るように成っている。また、ベルト本体1の左右両端間には、被装着部に 巻回固定したベルト本体1の被装着部からの脱落を防止する脱落防止帯24を掛 け渡し形成することも出来る。
【0014】 図8は、本考案に係る安全表示装置を腕輪31に構成した第三の実施例を示す ものであり、該腕輪31を弾性材によって構成すると共に、その外周に複数のL ED9,9…を長手方向に沿って並列構成したものであり、元来装飾性の高い腕 輪31を安全表示装置として構成することによって相対的に安全表示装置の装飾 性やデザインの自由度を向上し、装身具としてのファッション性を高めることが 出来る。
【0015】 図9は、本考案に係る安全表示装置の第四の実施例を示すものである。本実施 例においては、ベルト本体1と成る腕輪41の表面側にその長手方向に沿って発 光体7と成る複数のLED9,9…を配列固定るすと共に、該LED9,9…の 電源として1又は2以上の太陽電池42,42点を上記LED9,9…と交互に 配列固定して成るものである。上記腕輪41は、例えば腕輪41の基体43の表 面にLED9,9…及び太陽電池42,42…、更にLED9,9…を点灯又は 点滅動作をさせるための点滅回路15を配設し、その表面側に塩化ビニル製等の 透光シートを被せて一体的に固定したものであり、所望により歩行振動計(図示 していない)等を付設して使用者の歩行動作にあわせて点灯又は点滅するように 構成することも出来る。この歩行振動計は、上記各実施例に付設構成することが 出来ることは勿論である。また、本実施例に係る腕輪41は、略その中央部にお いて分割して成り、ヒンジ44を介して開閉自在に構成してあり、使用者の手首 や腕等の被装着部に装着する場合には、腕輪41を該ヒンジ44部において左右 に開放し、また装着後には該ヒンジ44部においてリング状の使用形状に閉鎖す ることが出来るように構成したものである。
【0016】 上記のように構成した安全表示装置は、使用者の手首や腕、更には足首等身体 の円筒状部に巻回装着して使用するものであり、ベルト本体1の円周方向に沿っ て略180°方向に発光体7による点灯又は点滅光を放射することができるため 、車両等の運転者に対する視認可能領域を略180°方向へ拡大することができ るものである。尚、本考案に係る安全表示装置を使用者の身体以外の、例えば児 童用にランドセル肩ベルトや、自転車の各部パイプ材、又はスキューバダイビン グ用のタンク等に巻回して使用することも可能であり、その装着使用方法は極め て多様である。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る安全表示装置は、以上のように構成したから、使用者が自分の手 首や腕、更には足首等に装着して自発光点灯又は点滅させて広範囲に車両等の運 転者に対する視認性を向上することができるため、道路通行時に使用者の周辺を 通過する車両等によって引き起こされる事故の発生を防止し、交通安全に寄与す る。
【0018】 また、本考案に係る安全表示装置によれば、ベルト本体の表面に螢光材や反射 材による反射輝光作用を奏することによって視認性の確保をすることができるも のであり、雨天時等発光体を点灯しない場合においても所定の輝光視認性が得ら れる。しかも、本考案に係る安全表示装置は構成や製造方法も極めて簡単であり 、かつ安価であり、本考案の実施により得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全表示装置の第一の実施例を示
す斜視図である。
【図2】同じく使用状態を示す斜視図である。
【図3】同じく要部拡大断面図である。
【図4】同じくベルト本体に関する変形例を示す要部拡
大断面図である。
【図5】同じく更に他の変形例を示す要部拡大断面図で
ある。
【図6】同じく駆動回路の一例を示す基本回路図であ
る。
【図7】本考案に係る安全表示装置の第二の実施例を示
す斜視図である。
【図8】同じく本考案に係る安全表示装置の第三の実施
例を示す斜視図である。
【図9】同じく本考案に係る安全表示装置の第四の実施
例を示す斜視図である。
【図10】従来の安全表示装置を示す斜視図である。
【図11】同じく要部断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト本体 2 伸縮ベルト 3 凹型マジックテープ 4 凸型マジックテープ 5 表示窓 6 投光シート 7 発光体 8 可撓性基板 9 LED 10 保護シート 11 電源部 13 駆動回路 15 点滅回路 16 スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一端側に伸縮材を連設して長
    手方向への伸縮性を持たせたベルト本体の表面に、可撓
    性基板の表面に複数のLEDを配列して表面側へ発光さ
    せるように構成した発光体を固着すると共に、伸縮材を
    連設しない上記ベルト本体の他端側裏面に電源部を取り
    つけ、且つ該ベルト本体の両端に相互に係合する固定部
    材を構成したことを特徴とする安全表示装置。
JP7947492U 1992-10-21 1992-10-21 安全表示装置 Pending JPH0637883U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7947492U JPH0637883U (ja) 1992-10-21 1992-10-21 安全表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7947492U JPH0637883U (ja) 1992-10-21 1992-10-21 安全表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0637883U true JPH0637883U (ja) 1994-05-20

Family

ID=13690893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7947492U Pending JPH0637883U (ja) 1992-10-21 1992-10-21 安全表示装置

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JP (1) JPH0637883U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013092787A (ja) * 2005-03-12 2013-05-16 Three M Innovative Properties Co イルミネーションデバイスおよびその製造方法

Cited By (1)

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