JP3094684U - 発光バンド - Google Patents

発光バンド

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JP3094684U JP2002007968U JP2002007968U JP3094684U JP 3094684 U JP3094684 U JP 3094684U JP 2002007968 U JP2002007968 U JP 2002007968U JP 2002007968 U JP2002007968 U JP 2002007968U JP 3094684 U JP3094684 U JP 3094684U
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下 勇 山
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サンエス技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗所での視認性が良好であり、かつ腕などの
対象物に対して取り付け、取り外しが容易な発光バンド
を提供する。 【解決手段】 本考案の発光バンドは、光の反射面を形
成した帯状部材と、発光ダイオードを設けて帯状部材に
取り付けた発光体と、発光ダイオードが発光するように
設けられた電池とを備え、自ら発光するようにしたこと
を特徴とする。反射面は再帰性反射面で形成すること
や、帯状部材が、ゴム、合成樹脂、金属部材、の何れか
で形成される。金属部材で形成された場合は、横断面が
緩く湾曲する薄い帯状板バネで形成し、その湾曲内面に
発光体を取り付ける。発光体は本体に着色された透光性
材料で形成される蓋体が取り付けられて構成されてお
り、蓋体を押すことにより、内部に設けられたスイッチ
が押圧されて発光する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、暗所での視認性の向上のために身体あるいは自転車等に装着される 発光バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
歩行者、自転車の利用者、道路上での作業者等が、夜間あるいはトンネル内な どでの暗所において、相互に視認されることや、自動車等の運転者が、上述した 歩行者、自転車の利用者、道路上での作業者等を明瞭に視認できるようにするこ とは、安全確保の面からきわめて重要である。
【0003】 このような目的で、暗所での視認性を向上させるための装備として、従来から 、蓄光材を入れた夜光テープや夜光塗料などを装着具に添着もしくは塗布するこ とや、ライト(発光体)を作業着の着衣やヘルメット等に装着することが広く行 われている。また、着脱を容易にしたものとして、通常の状態では真っ直ぐな帯 状であるが、一方向に力を加えると自身のバネ性によってリング状に変形する、 スチール製の弾性帯体を用いた反射ベルトも提案されている(例えば実用新案登 録2571611号公報(1998)、実用新案登録2570272号公報(1 998)、実用新案登録3074569号公報(2001)、特開2000−4 7614号公報等)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような弾性帯体を用いた光反射体あるいは反射ベルトは、取り扱いに容 易で装着に簡単なことから注目されている。しかしながら、他の光源からの光を 反射することで光って見える反射体であるために、自動車等の光源を備えた側か ら見ればある程度の視認性が得られるが、発光体を有していない、もしくは放射 する光が弱い場合には、反射光もほとんどもしくは全く得られないので、安全確 保のために十分な視認性を得ることができない。 本考案は、このような従来の反射型の視認性向上器具を基に、自身が十分な照 度で発光することにより高い視認性が得られるとともに、人体の腕や自転車のパ ーツ等にも容易に装着できるようにした発光バンドを提供することを目的とする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案の発光バンドは、装着体の存在を光で認知させる光反 射バンドにおいて、前記光反射バンドは、光の反射面を形成した帯状部材と、発 光ダイオードを設けて前記帯状部材に取り付けた発光体と、前記発光ダイオード が発光するように設けられた電池と、を備え、前記光反射バンドが自ら発光する ようにしたことを特徴とする。
【0006】 請求項2に記載の発光バンドにおいて、前記反射面は、光源から発した光が、 再び光源に向かって帰される再帰性反射面であることを特徴とする。 請求項3に記載の発光バンドにおいて、前記帯状部材は、ゴム、合成樹脂、前 記ゴムもしくは前記合成樹脂で被い形成された金属部材、の何れかであることを 特徴とする。 請求項4に記載の発光バンドにおいて、前記金属部材は、横断面が緩く湾曲す る薄い帯状板バネで形成し、その湾曲内面に前記発光体を取り付けたことを特徴 とする。 請求項5に記載の発光バンドにおいて、前記発光体は、前記発光ダイオードが 点滅するように点滅回路を備えていることを特徴とする。 請求項6に記載の発光バンドにおいて、前記発光体は、前記帯状部材に取り付 けられた本体に、着脱可能に蓋体が取り付けられて構成されており、前記蓋体を 押すことにより、内部に設けられたスイッチが押圧されて、発光することを特徴 とする。 請求項7に記載の発光バンドにおいて、前記蓋体は、着色された透光性材料で 形成されていることを特徴とする。
【0007】 帯状部材は、光の反射面、及び、発光体を備えているので視認性が向上する。 また、帯状部材の反射面が再帰性反射面であるので、この帯状部材に発光体が取 り付けられたものは、より、視認性が向上するものとなる。金属部材の湾曲内面 に、発光体を取り付けた発光バンドは、外力を加えない状態でリング状になり、 その状態で発光体が外側に配置されるので、装着が容易なものとなる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の一実施の形態に基く発光バンドを、装着状態にあるものとし て示す側面図、図2はその平面図である。また図3は、この発光バンドが展開状 態にあるものとして示す平面図、図4は図3のX−X’線における拡大断面図で ある。
【0009】 これらの図1ないし図4に示すように、帯状の弾性バンド部材(帯状部材)1 の長さ方向の中央部には、発光体2が取り付けられている。 弾性バンド部材1は、図4に示すように、帯状の薄いバネ板(金属部材)11 を備え、その上下両面は、反射面もしくは再帰性反射面が形成されたカバー12 で覆い、カバー12は、2枚の合成樹脂製シートをその周囲で相互に接着して構 成されている。このバネ板11は、図4に示すように、真っ直ぐに延びるように 展開された状態では、横断面が緩く湾曲するように、また、長さ方向に関しては 図1のように適当な曲率で丸まるようにあらかじめ成形されたスチール製のもの である。常時は図1のように湾曲しているが、手で図3のように平らに展開する と、全体はその状態で安定する性質を有している。この例で、弾性バンド部材1 は、丸まった状態で、発光バンドを装着する対象物(例えば人の上腕部)を包む リング状になるように付勢されている。
【0010】 さらに、弾性バンド部材1の長さ方向の中央部には、発光体2が、その厚さ方 向に貫通する固定具3により取り付けられている。この発光体2は、図5に示す ように、本体21とこれに着脱可能に取り付けられた透光性材料からなる蓋体2 2とを備え、本体21内に発光装置が収容されている。
【0011】 発光体2の発光装置は、図6に示すように、本体21内に収容された配線基板 23に、2個の発光ダイオード24、2個のボタン型電池25および電源スイッ チ26を実装した構造を有し、電源スイッチ26をオンにすることにより、発光 ダイオード24を発光させることができるようになっている。なお、この例では 、2個の発光ダイオード24が設けられているが、1個でも、あるいは3個以上 でもよく、またボタン型電池25と発光ダイオード24との間の回路内に、電源 スイッチ26がオンになった状態で発光ダイオード24を適切な周期で点滅させ る点滅回路を設けることもできる。
【0012】 一方、発光体2の蓋体22は、本体21の開放面を液密に閉じることができる フレキシブルなカップ状のもので、発光ダイオード24からの光を外部に透過さ せ得るような着色された透光性材料で構成され、本体21に取り付けられた状態 で、その中央部を指で押すことにより弾性変形して、内部の電源スイッチ26を オン・オフさせることができるようになっている。また好ましくは、蓋体22の 内面は、発光ダイオード24からの光を適度に散乱させることができるようにダ イヤカット面となっている。
【0013】 上記のように構成された本考案の発光バンドは、暗所での歩行あるいは作業時 に他所からの視認が容易な部位、例えば上腕部に弾性バンド部材1を巻き付けた 状態で装着される。弾性バンド部材1にあらかじめ付勢された形状および直径が 、上腕部の直径に近似していれば、弾性バンド部材1の弾性によりその位置に確 実に保持される。この状態で、発光体2の蓋体22の中心部を指で押すと、内部 の電源スイッチ26がオンになり、発光ダイオード24が点灯もしくは点滅し、 その光が蓋体22を透過して外部に放射されるので、暗所において遠方からでも 容易に視認することができる。
【0014】 弾性バンド部材1として、スチール製の帯状バネ板11を使用し、これをプラ スチックのカバー12で覆って構成したものを示したが、バネ板11は他の弾性 材料からなるものであってもよく、また弾性バンド部材全体を適度な弾性を有す るプラスチックの帯体で構成することもできる。 なお、上記の例では、帯状部材として、弾性バンド部材1を示したが、ゴムや ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニルなどの合成樹脂に、再帰性反射面を 形成したものでもよい。即ち、帯状部材をゴムや合成樹脂で形成し、これに、再 帰性反射面を形成し、発光体を装着することもできる。また、蓄光材料を好適に 混合し、帯状部材を形成してもよい。
【0015】 以上に説明したように本考案の発光バンドは、帯状部材で、人体や自転車など に装着されるものであり、発光バンドが装着された装着体は、視認性の良いもの となる。帯状部材として、弾性バンド部材1が利用された場合は、弾性バンド部 材自体の弾性を利用して、対象物にこれを掴むようにして装着するので、着脱の 操作が容易になると共に、種々の対象物に適用できるものとなる。例えば、上腕 部に取り付けるのに適した構成であっても、そのまま足首にも取り付けることが できたり、また、人体以外でも、例えば自転車の泥よけやハンドル部分に取り付 けることも、また柱やポールのような道路上の障害物に取り付けることも可能で ある。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案の発光バンドは、従来から用いられているような、光の反 射を利用するものに加え、自身が十分な光量で発光するので、自動車や自転車等 の車両の運転者、あるいは歩行者の目から明瞭に認識ができ、暗所での歩行者、 作業者の安全性を確保するのに有効である。 さらに、弾性バンド部材は、装着時に発光体が外側に配置されてリング状に湾 曲するが、これを平坦に変形することも容易であるので、持ち運びに便利であり 、保管時にも大きい容積を必要としないという利点を有する。 発光体は、蓋体を押して発光するように構成されているので、操作性が良く、 また、蓋体が、着色された透光性材料で形成されているので、発光色が任意に選 択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態による発光バンドの、装
着状態の側面図である。
【図2】図1の発光バンドの平面図である。
【図3】図1に示した発光バンドの、展開状態の平面図
である。
【図4】図3のX−X’線における断面図である。
【図5】図1に示した発光バンドの、展開状態の側面図
である。
【図6】図1に示した発光バンドに用いられた発光体
を、蓋体を取り外した状態で示す平面図である。
【符号の説明】
1 弾性バンド部材 11 バネ板 12 カバー 2 発光体 21 本体 22 蓋体 23 配線基板 24 発光ダイオード 25 電池 26 電源スイッチ 3 固定具

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着体の存在を光で認知させる光反射バ
    ンドにおいて、 前記光反射バンドは、光の反射面を形成した帯状部材
    と、 発光ダイオードを設けて前記帯状部材に取り付けた発光
    体と、 前記発光ダイオードが発光するように設けられた電池
    と、を備え、 前記光反射バンドが自ら発光するようにしたことを特徴
    とする発光バンド。
  2. 【請求項2】 前記反射面は、光源から発した光が、再
    び光源に向かって帰される再帰性反射面であることを特
    徴とする請求項1に記載の発光バンド。
  3. 【請求項3】 前記帯状部材は、ゴム、合成樹脂、前記
    ゴムもしくは前記合成樹脂で被い形成された金属部材、
    の何れかで形成したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の発光バンド。
  4. 【請求項4】 前記金属部材は、横断面が緩く湾曲する
    薄い帯状板バネで形成し、その湾曲内面に前記発光体を
    取り付けたことを特徴とする請求項3に記載の発光バン
    ド。
  5. 【請求項5】 前記発光体は、前記発光ダイオードが点
    滅するように点滅回路を備えていることを特徴とする請
    求項1から4の何れかに記載の発光バンド。
  6. 【請求項6】 前記発光体は、前記帯状部材に取り付け
    られた本体に、着脱可能に蓋体が取り付けられて構成さ
    れており、前記蓋体を押すことにより、内部に設けられ
    たスイッチが押圧されて、発光することを特徴とする請
    求項1から5の何れかに記載の発光バンド。
  7. 【請求項7】 前記蓋体は、着色された透光性材料で形
    成されていることを特徴とする請求項6に記載の発光バ
    ンド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200002391U (ko) * 2019-04-22 2020-10-30 박종인 스트랩 발광기

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