JP2013042897A - ランドセル - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲が暗く視界の見え難いときでも歩行中に発光体が点灯または点滅することにより、自動車のドライバーが簡単に気付いて児童を視認し易く、児童を交通事故から守るに相応しいランドセルを提供する。
【解決手段】 発光体4と振動スイッチ5と該振動スイッチ5の信号を受けて該発光体4を点灯または点滅させる制御回路部6と電池7とをそれぞれケース部材3に収納して発光ユニット1を形成し、前記ケース部材3に光が透過する透光性領域aを形成すると共に該透光性領域aと対向して前記発光体4を配置し、前記発光ユニット1は適宜固定手段18a,18bにより着脱自在に取着されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、点灯または点滅する発光体を設けることにより、周囲が暗くしかも離れていても自動車のドライバーがその光を容易に視認して児童の存在を知ることができるようにしたランドセルに関するものである。
近時、自動車の増加に伴い児童の交通事故が増えている。特に、自動車のドライバーにとって周囲が暗く視界の見え難い夕暮れ時や夜間の事故が多く発生している。そこで、ドライバーが児童の存在を知ることができるように、例えば自動車の前照燈の光が当たったときに反射する光反射テープや光反射板を貼着したランドセルがある(例えば、特許文献1乃至3参照。)。
実開昭63−110218号公報(第1頁、図1) 実開平5−93241号公報(第3−4頁、図1) 特開平7−265114号公報(第2−4頁、図1)
前記光反射テープや光反射板は当たった光を反射させるものであるが、児童がランドセルを背負って歩行しているときはそのランドセルの姿勢や向きがよく変わり、これに伴い光反射テープや光反射板の向きも変わることから、自動車の前照燈の光が常にそのままドライバーの視線の方向へ戻ってくるとは限らない。また、雨が降って天気が悪くしかも対向車の照明が眩しいときなどの悪条件下では、自動車のドライバーが常に光反射テープや光反射板により反射された光を容易に視認し児童の存在を知ることができるとは言い難い。これでは、ドライバーに対して注意を促すに十分な効果が上がらず、児童を交通事故から守るに相応しくないという課題が有る。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、周囲が暗く視界の見え難いときでも歩行中に発光体が点灯または点滅することにより、自動車のドライバーが簡単に気付いて児童を視認し易く、児童を交通事故から守るに相応しいランドセルを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係るランドセルは、発光体と振動スイッチと該振動スイッチの信号を受けて該発光体を点灯または点滅させる制御回路部と電池とをそれぞれケース部材に収納して発光ユニットを形成し、前記ケース部材に光が透過する透光性領域を形成すると共に該透光性領域と対向して前記発光体を配置し、前記発光ユニットは適宜固定手段により着脱自在に取着されていることを特徴とする。
この際、背板部と両側の襠板部と底板部と前側板部とにより上面が開口する箱状をなし、背板部の上端部から前側板部を覆う蓋板部を延設してランドセルを形成し、
前記発光ユニットの透光性領域が前記蓋板部に開設された透孔に合致するようにして前記発光ユニットが該蓋板部の内面に取着されるようにすることが好ましい。
また、この際、背板部と両側の襠板部と底板部と前側板部とにより上面が開口する箱状をなし、背板部の上端部から前側板部を覆う蓋板部を延設すると共に該蓋板部の先端部に鋲により留めバンドを固着し、留めバンドの先端に底板部に係脱自在に掛け止めする掛止具を設けてランドセルを形成し、前記発光ユニットから外側へ引き出される配線の先端に発光体を設け、前記鋲の中心軸に沿ってその発光体が嵌脱自在に挿通される通孔を設けると共に該鋲の頭部には該通孔と連通しその発光体の光を放射するための放射口を設けるようにすることが好ましい。
本発明に係るランドセルは、振動によって振動スイッチが作動することにより発光体が点灯または点滅し、しかも、該発光体の光は外部から視認できることから、周囲の暗い夕暮れ時や夜間でも自動車のドライバーはその点灯または点滅する光に簡単に気付き児童を視認し易い。これにより、ドライバーに注意を促すことが簡単になり、児童を交通事故から守るに相応しいという効果を奏する。また、発光体と振動スイッチと該振動スイッチの信号を受けて該発光体を点灯または点滅させる制御回路部と電池とをそれぞれ収納して発光ユニットを形成し、ケース部材に光が透過する透光性領域を形成すると共に該透光性領域と対向して発光体を配置し、発光ユニットが適宜固定手段により着脱自在に取着されるようにすれば、例えば、発光体や振動スイッチなどの電子部品が破損した場合はランドセルから発光ユニットを取り外すことによりその交換が簡単に行なえる。また、この場合、ケース部材を開閉自在に設けると共に電池も交換可能に設けるようにしておけば、電子部品や電池のみの交換も可能となり、ランドセルごと新しいものと交換する必要性がないことから経済的である。発光ユニットを取着する部位として蓋板部の内面が好適であり、取り付け易いと共に邪魔になりにくく、発光体の光も外部から見易い。
更に、前記発光ユニットから外側へ引き出される配線の先端に発光体を設け、蓋板部の先端部と留めバンドとを固着する鋲の中心軸に沿ってその発光体が嵌脱自在に挿通される通孔を設けると共に該鋲の頭部には該通孔と連通しその発光体の光を放射するための放射口を設けるようにすれば、次のような効果を奏する。すなわち、鋲を用いたこの種のランドセルの外観上のデザインの向上を図るに、その鋲は留めバンドを蓋板部に固着するに必要な部品であってデザイン上避けて通れない。そこで、鋲の中空部に嵌った発光体を点灯または点滅させることにより、該鋲が新たにデザイン化された部品として機能し、本来固着手段としてのみ機能していた部品の有効利用が図られるという効果を奏する。
本発明に係るランドセルの斜視図。 同蓋板部部位の裏面斜視図。 同蓋板部部位の分解斜視図。 図2のX−X線拡大断面図。 (イ)は回路基板の表側の斜視図、(ロ)は同裏側の斜視図。 ケース部材の分解斜視図。 図3のY−Y線拡大断面図。 (イ)(ロ)は隆起部の形状の異なる発光ユニットを取着したランドセルの斜視図。 (イ)(ロ)は発光ユニットの別の固定手段を示す蓋板部部位の分解斜視図。 他の実施の形態に係る発光ユニットを使用したランドセルの斜視図。 同蓋板部部位の裏面斜視図。 同蓋板部部位の分解斜視図。 他の実施の形態に係る発光ユニットの分解斜視図。 図11のZ−Z線拡大断面図。
以下、本発明に係るランドセルの最良の実施の形態を、図面に基づき詳しく説明する。
まず、ランドセルについて説明すると、該ランドセルAは皮革、合成皮革といった素材により形成され、図1に示すようにランドセル本体40を有する。該ランドセル本体40は、児童の背中に対向して接触する背板部42と、その左右側に配置される襠板部43,43と、底板部44及び前側板部45とにより上面が開口41する箱状をなす。ランドセル本体40の内部には、教科書やノート等の学用品を収納する主収納部46が形成されている。また、背板部42の上端部から前側板部を覆い前記開口41を開閉する蓋板部47が延設され、該蓋板部47の先端部に留めバンド48を介して掛止具49が設けられている。該掛止具49は、前記底板部44の外面に固着された鉤装置(図示せず。)に係脱自在に掛け止めするようになっている。
前記留めバンド48は基端側が二股状に分かれており、互いのバンド支片48a,48aの基端部が蓋板部47の先端部の内側に重ねられ、これらバンド支片48a,48aと蓋板部47とをそれぞれ鋲51により一体に固着している。また、前記背板部42の外面の中央上端部に一対の肩掛けバンド52,52の基端部が取着され、該一対の肩掛けバンド52,52の先端部は前記底板部44における外面の左右両側の所定位置に取着されている。前記前側板部45の外側には薄いものを収容する副収納部53が設けられ、また、その副収納部53の外側に小物を収納する小物収納部54が設けられている。該小物収納部54は、スライドファスナー55によって自在に開閉できるようになっている。更に、前記左右の襠板部43,43と副収納部53の外周面に、背板部42から延設される締付ベルト56が巻回されている。これは、主収納部46または副収納部53が学用品の入れすぎにより必要もなく外側へ膨らみ型崩れするのを防止するためのものである。
本発明にあっては、図2乃至図4に示すように前記蓋板部47における先端部の内面中央に、後記する振動スイッチ5が作動して発光体であるLED4が点灯または点滅し、かつ、その光が容易に視認できるようにした発光ユニット1が取着されている。該発光ユニット1は、回路基板2と該回路基板2が収納されるケース部材3とからなる。図5(イ)に示すように回路基板2の表面の所定位置に、発光体であるLED4がV字の輪郭上に位置するようにして複数個配置されている。また、図5(ロ)に示すように回路基板2の裏面には、その一側に寄せて配置され振動によって作動する振動スイッチ5と、該振動スイッチ5の信号を受けて各LED4を点灯または点滅させる制御回路部6と、電池7とが集約して設けられている。
図示は省略するが振動スイッチ5は、例えば固定側の接点と弾性部材により支持される可動側の接点とを有し、振動を受けることにより前記可動側の接点が揺れて固定側の接点に瞬間的に接触し、これにより両接点が電気的に通電するようになっている。両接点が接触して通電すると、制御回路部6により各LED4を一定時間の間点灯または点滅させる。そこで、児童がランドセルAを背負って歩いたり走ったりするとき、振動スイッチ5内の両接点が瞬間的に接触して通電し、各LED4が一定時間の間点灯または点滅する。この動作は、前記振動スイッチ5内の両接点が接触する度に繰り返される。また図示は省略するが、前記制御回路部6には例えば光センサが組み込まれ、昼間といった周囲が明るいときは前記光センサが感応して、振動スイッチ5が作動しても各LED4が点灯または点滅しないように制御されている。
前記電池7としては例えば、リチウム電池、アルカリ電池、酸化銀電池などの種々の電池が使用される。また、電池7は交換自在に取着される。すなわち、電池7の接地位置には該設置位置から所定の距離を離して略平行に通電板2aが配置される。該通電板2aは弾性の強い薄い鋼板からなり略円形状に形成され、設置位置と通電板2aとの間に電池7を挟んで固定できるようになっている。消耗した電池2aを新しいものと交換する場合は、前記通電板2aをその弾性に抗して引き起こし、消耗した電池7を取り外すと共に新しい電池7を取り付け再び該電池7を設置位置と通電板2aとの間で挟んで固定する。
ケース部材3は図6に示すように、扁平方形状かつ中空状に形成され、回路基板2が固定されその前面を覆うカバー8と該カバー8の開放される裏面を塞ぐ裏蓋9とからなる。前記カバー8と裏蓋9とは全体に半透明な硬質合成樹脂材により成形され、カバー8の前面8aには、前記複数のLED4の配置位置に対応して前側へ突出する所定形状の隆起部10が設けられており、その内側は同形状に沿って窪んでいる。本発明では、この隆起部10は例えばV字型をなす。そして、この隆起部10は各LED4の光が透過できるように透光性領域aとしており、この場合はカバー8全体が半透明であるから、透光性領域aとしての隆起部10も同様に半透明となり、該隆起部10を通して各LED4の光が外部から視認できるようになっている。しかも、図示は省略するが該隆起部10の内側窪面11には、各LED4から放射される光を拡散してより視認し易くなるように細かい凹凸面を形成するようにしても良い。回路基板2の周囲にボス挿通孔12が開設され、カバー8の内側面に各ボス挿通孔12に対応して突起13が設けられると共にその先端に段部13aを介してボス14が設けられている。また、裏蓋9の周囲四隅部に取付用孔15が開設され、カバー8における周縁リブ8bの後端面に各取付用孔15に対応位置し該各取付用孔15と連通するビス孔16が設けられている。
そこで、カバー8により表面が覆われるようにして該カバー8内に回路基板2を配置し、各ボス挿通孔12に各ボス14を嵌める。この状態で、カバー8の裏面に回路基板2の裏面を覆うようにして裏蓋9を被せ、各取付用孔15を介して各ビス孔16にビス17を螺締する。このようにして、図7に示すように発光ユニット1が組み立てられる。裏蓋9を被せた状態では、その周縁リブ9aの前端面が回路基板2の周縁部に当接し、カバー8における各突起13の段部13aと裏蓋9における周縁リブ9aとにより回路基板2がしっかりと挟着固定されるようになっている。また、カバー8の前面8aであって隆起部10を除いた部位に、固定手段として複数の雄型の貼り合わせファスナー18aが設けられている。これに対し、ランドセルAの蓋板部47には前記隆起部10が嵌るV字型の透孔19が開設されると共に、内面47aにおける透孔19の周囲に前記雄型の貼り合わせファスナー18aと係脱自在に係合する固定手段として複数の雌型の貼り合わせファスナー18bが設けられている。両襠板部43,43と蓋板部47の下部の外面47bには、高周波ウェルダーにより肉盛りされた所定形状の装飾部27が設けられている。これは、デザインの向上を図り商品価値を高めるためである。
本発明に係るランドセルAは上記構成からなり、発光ユニット1を蓋板部47の内側に配置し、雄・雌型の貼り合わせファスナー18a,18bを互いに対向位置させ押し付けて係合させると共に前記隆起部10を前記透孔19に合致させて嵌める。これにより、発光ユニット1がランドセルAの蓋板部47の内面47aに着脱自在に取着される。そこで、児童がこのランドセルAを背負って歩行するとき、例えば道路を横断するとき、発光ユニット1に振動が伝わる。そして、その振動により振動スイッチ5が作動し、該振動スイッチ5の信号を制御回路部6が受けてそれぞれのLED4を一定時間の間点灯または点滅させる。この動作は、前記振動スイッチ5内の両接点が接触する度に繰り返される。これによって、隆起部10が点灯または点滅して目立ち、周囲が暗く視界の見え難い夕暮れ時や夜間であっても自動車を運転しているドライバーは点灯または点滅する光を容易に視認することができる。
ランドセルAを長期に亘り使用し、例えば電池7が消耗したりLED4が破損して発光ユニット1が使用できなくなった場合は、雄・雌型の貼り合わせファスナー18a,18bの係合を解いてランドセルAから発光ユニット1を取り外して新しいものと交換する。この場合、ケース部材3が開閉自在に設けられていることから、回路基板2やLED4といった電子部品のみを交換することができる。また、電池7は回路基板2に交換自在に取着されているので、例えば消耗した電池7のみを新しいものと交換することもできる。このようにすれば、例えばランドセルAに発光ユニット1が取り外し不能に取着されている場合に比べ経済的である。
図8(イ)(ロ)は隆起部の形状の異なる発光ユニットを取着したランドセルの斜視図を示すものであり、図8(イ)に示すものは正面から見た隆起部10aと透孔19aとが共に星型に形成されている。また、図8(ロ)に示すものは、正面から見た隆起部10bと透孔19bとが横長の棒型に形成されている。これらはほんの一例であって、他に正面から見た隆起部がハート型、複数の円形状の隆起部を横に並べた形など所望の形状が選択できる。回路基板2の表面に配置される複数のLED4は発光色が総て同じ色である必要はなく、異なる色の組合せであっても良い。この方がドライバーの注意を良く引き、視認性が一層高められる。
また、図9(イ)(ロ)は発光ユニットの別の固定手段を示す蓋板部部位の分解斜視図を示すものである。図9(イ)はカバー8の前面8aであって隆起部10を除いたその周囲に固定手段として表面がN極であるマグネット板20aを貼着し、蓋板部47の内面47aにはこれと対応位置して該マグネット板20aのN極面と対向し固定手段として表面がS極であるマグネット板20bを貼着したものである。蓋板部47の内面47aに重ね生地57が貼着してある場合は、その内側に表面がS極であるマグネット板20bを配置するようにすれば、蓋板部47の内面47aにマグネット板20bが直接露出しないので見栄えが良い。このように、表面がN・S極のマグネット板20a,20bを互いに磁着して蓋板部47の内面47aに発光ユニット1を着脱自在に取着しても良い。
図9(ロ)は、蓋板部47の内面47aの下端部に発光ユニット1と略同じ大きさであって上端面が開放する固定手段としてのポケット部21を縫着することにより形成したものである。該ポケット部21は軟質樹脂であるシリコン樹脂により成形され、発光ユニット1をその上端の挿入口22からポケット部21に挿入して取着するようにしている。ポケット部21内であって蓋板部47と対向する内面には、滑り止め用として凹凸形状となるエンボス加工を施すことが好ましい。これは、蓋板部47によりランドセル本体40の開口41を開閉する際に、挿入された発光ユニット1がポケット部21から誤って抜け落ちないようにするためである。これらは固定手段のほんの一例であって、他に発光ユニット1が着脱自在に取着される固定手段であれば他の手段を用いても良い。
次に、図10乃至図14は、他の実施の形態に係る発光ユニットを使用したランドセルを示すものである。なお、他の実施の形態に係る発光ユニット1aは本実施の形態に係る発光ユニット1と構成が似ているので、同一部位は同一番号を付すことにより詳しい説明は省略する。図10に示すように他の実施の形態に係る発光ユニット1aが使用されるランドセルAは、背板部42の上端部から延設される蓋板部47の先端部と掛止部49が設けられる留めバンド48とを固着する一対の鋲51a,51aにそれぞれ発光体であるLED23,23が嵌脱自在に取着されている。
すなわち、図11乃至図13に示すように他の実施の形態に係る発光ユニット1aは、回路基板2から配線24,24がケース部材3の外側であって互いに左右反対方向へ所定の長さ引き出されている。引き出された各配線24の先端には、発光体であるLED23が設けられている。詳しくは、各配線24の先端に短円柱状の胴部23aが取着され、該胴部23a先端に配線24と導通するようにしてLED23が設けられている。この胴部23aの外径は、後記する鋲51aの中空部である通孔25の内径とほぼ同じ寸法を有する。また、胴部23aの基端に通孔25の内径よりも大径の基板23bが一体に設けられている。
一方、各鋲51aには図14に示すようにその中心軸線に沿って下端面58aが開放し前記胴部23aが嵌脱自在に嵌まる中空部としての通孔25が開設されている。また、各鋲51aの上端頭部58bには該通孔25と連通する放射口51bが開設されている。該放射口51bの内径は通孔25の内径よりも少し大きい。そして、該放射口51bには後記するように通孔25と接するようにして透光性の飾部材26が嵌合して装着される。この飾部材26は正面から見たとき星型に形成されているが、この形状に限られるものではなく、例えば円形、ひし形、三角形、六角形といった他の自由な形状が選択できる。また、上端頭部58bは正面から見て楯のような形状をしているが、デザイン上選択されたものであって、この形状に限られるものではない。
そこで、各鋲51aの通孔25に胴部23aを基板23bが各鋲51aの下端面58aに当接するまで嵌入する。この状態では、各鋲51aの上端頭部58b側にLED23が位置している。そして、LED23の光は放射口51bすなわち飾部材26を介して外部へ放射される。これらLED23,23が点灯または点滅する態様は、前記回路基板2に取着された各LED4と調和が保たれるようにして選定される。このように、各鋲51a内でLED23が点灯または点滅することにより各飾部材26が点灯または点滅し、これを外部から視認することができる。
他の実施の形態に係る発光ユニット1aを使用したランドセルAにあっても、児童がランドセルAを背負って歩行するとき、発光ユニット1aに振動が伝わりその振動により振動スイッチ5が作動し、該振動スイッチ5の信号を制御回路部6が受けて発光ユニット1a内のLED4及び各配線24先端のLED23が共に一定時間の間点灯または点滅する。この場合も、この動作は前記振動スイッチ5内の両接点が接触する度に繰り返される。これにより、発光ユニット1aの隆起部10と該発光ユニット1aの両側に位置する各飾部材26とが一緒に点灯または点滅することになるから、派手やかさがあってデザイン的に優れる。
回路基板2に設けられたLED4または各鋲51a内のLED23、制御回路部6等の電子部品が破損して回路基板2を新しいものと交換する場合や、電池7が消耗してその交換を必要とする場合は、蓋板部47の内面47a側から各鋲51aの各LED23を抜く。また、発光ユニット1aにおけるカバー8の前面8aと蓋板部47の内面47aとに設けられた雄・雌型貼り合わせファスナー18a,18bの係合を解く。これにより、発光ユニット1aがランドセルAから取り外せ、その交換が容易に行なえる。また、この場合も、ケース部材3を開き回路基板2を各配線24の先端に設けられたLED23と共に新しいものと交換したり、LED4、電池7等の電子部品のみを交換できる。
交換後は、再び前記発光ユニット1aにおけるカバー8の前面8aと蓋板部47の内面47aとに設けられた雄・雌型貼り合わせファスナー18a,18bを係合させる。また、各配線24の先端に設けられたLED23を蓋板部47における各鋲51aに嵌める。これにより、すべて正常に動作し、振動によって振動スイッチ5が作動することにより発光ユニット1a内の各発光体4と鋲51a内のLED23が共に点灯または点滅するようになる。
他の実施の形態に係る発光ユニット1aを使用したランドセルAにおいても、本発明に係るランドセルAと同様に例えば図8(イ)(ロ)に示されるような異なる形状の隆起部10a,10bを選択することができ、また、発光ユニット1aの固定手段にあっても、図9(イ)(ロ)に示されるように発光ユニット1aと蓋板部47とに互いに吸着するマグネットを使用したり、蓋板部47に発光ユニット1aを収納するポケット部を形成するなど種々の固定手段を用いても良いことは勿論である。
なお、上述の実施の形態では、発光体をLEDとして説明したが、該発光体を通常の電球としてもよいことは勿論である。
1 発光ユニット
1a 発光ユニット
3 ケース部材
4 発光体(LED)
5 振動スイッチ
6 制御回路部
7 電池
18a 固定手段(雄型の貼り合わせファスナー)
18b 固定手段(雌型の貼り合わせファスナー)
19 透孔
19a 透孔
19b 透孔
23 発光体(LED)
24 配線
25 通孔
41 開口
42 背板部
43 襠板部
44 底板部
45 前側板部
47 蓋板部
47a 内面
48 留めバンド
49 掛止具
51 鋲
51a 鋲
51b 放射口
58b 上端頭部
A ランドセル
a 透光性領域

Claims (3)

  1. 発光体と振動スイッチと該振動スイッチの信号を受けて該発光体を点灯または点滅させる制御回路部と電池とをそれぞれケース部材に収納して発光ユニットを形成し、
    前記ケース部材に光が透過する透光性領域を形成すると共に該透光性領域と対向して前記発光体を配置し、前記発光ユニットは適宜固定手段により着脱自在に取着されていることを特徴とするランドセル。
  2. 背板部と両側の襠板部と底板部と前側板部とにより上面が開口する箱状をなし、背板部の上端部から前側板部を覆う蓋板部を延設してランドセルを形成し、
    前記発光ユニットの透光性領域が前記蓋板部に開設された透孔に合致するようにして前記発光ユニットが該蓋板部の内面に取着されるようにした請求項1記載のランドセル。
  3. 背板部と両側の襠板部と底板部と前側板部とにより上面が開口する箱状をなし、背板部の上端部から前側板部を覆う蓋板部を延設すると共に該蓋板部の先端部に鋲により留めバンドを固着し、留めバンドの先端に底板部に係脱自在に掛け止めする掛止具を設けてランドセルを形成し、
    前記発光ユニットから外側へ引き出される配線の先端に発光体を設け、前記鋲の中心軸に沿ってその発光体が嵌脱自在に挿通される通孔を設けると共に該鋲の頭部には該通孔と連通しその発光体の光を放射するための放射口を設けるようにした請求項2記載のランドセル。
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JP2020517311A (ja) * 2017-10-11 2020-06-18 ▲簡▼▲愛▼莉 インテリジェント双方向型キャリーケース

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