JPH06194900A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
- Publication number
- JPH06194900A JPH06194900A JP4345843A JP34584392A JPH06194900A JP H06194900 A JPH06194900 A JP H06194900A JP 4345843 A JP4345843 A JP 4345843A JP 34584392 A JP34584392 A JP 34584392A JP H06194900 A JPH06194900 A JP H06194900A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- recording paper
- paper
- roller
- photosensitive drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、紙ジャムが発生してもソフト
ローラのトナー付着を防止することができ、記録紙14
の背面をトナーで汚すことのない電子写真装置を提供す
る。 【構成】表面上に形成された静電潜像に対応してトナー
が付着する感光ドラム1と、前記感光ドラム1上に付着
したトナーを記録紙14に転写するソフトローラ19
と、このソフトローラ19の近傍に設けられ、かつこの
ソフトローラ19へ直接的に前記記録紙14を供給する
レジストローラ(7,8)と、前記ソフトローラ19と
前記レジストローラ(7,8)との間における記録紙1
4の搬送異常を検知するセンサ13と、このセンサ13
にて搬送異常が検知された場合に異常処理動作を行なう
制御部とを備えている。
ローラのトナー付着を防止することができ、記録紙14
の背面をトナーで汚すことのない電子写真装置を提供す
る。 【構成】表面上に形成された静電潜像に対応してトナー
が付着する感光ドラム1と、前記感光ドラム1上に付着
したトナーを記録紙14に転写するソフトローラ19
と、このソフトローラ19の近傍に設けられ、かつこの
ソフトローラ19へ直接的に前記記録紙14を供給する
レジストローラ(7,8)と、前記ソフトローラ19と
前記レジストローラ(7,8)との間における記録紙1
4の搬送異常を検知するセンサ13と、このセンサ13
にて搬送異常が検知された場合に異常処理動作を行なう
制御部とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ファクシミリ
装置などに用いられる電子写真装置に関する。
装置などに用いられる電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的な電子写真方式は静電潜
像に付着されたトナーを記録紙に転写した後、そのトナ
ーを定着させている。この静電潜像は、原稿からイメー
ジスキャナが読み取った画情報に基づいてレーザ光が感
光体に照射されることにより形成される。以下に図4,
5,6,7を参照しながら従来の電子写真記録装置につ
いて詳述する。
像に付着されたトナーを記録紙に転写した後、そのトナ
ーを定着させている。この静電潜像は、原稿からイメー
ジスキャナが読み取った画情報に基づいてレーザ光が感
光体に照射されることにより形成される。以下に図4,
5,6,7を参照しながら従来の電子写真記録装置につ
いて詳述する。
【0003】従来の電子写真記録装置には転写部として
異なる2種類のものが採用されている。1つ目は図4の
コロナ放電器18であり、2つ目は図5の電圧が印加さ
れているソフトローラ19である。なお、両者の構成
は、類似したものであるので、従来例としては、図5の
場合について説明する。
異なる2種類のものが採用されている。1つ目は図4の
コロナ放電器18であり、2つ目は図5の電圧が印加さ
れているソフトローラ19である。なお、両者の構成
は、類似したものであるので、従来例としては、図5の
場合について説明する。
【0004】まず、記録動作開始時点において、図示せ
ぬ制御部は各カウンタをリセットする(ステップ10
1,102)。次に制御部は給紙ローラ6を駆動させて
スタッカ20に収納されている記録紙14を給紙する
(ステップ103)。
ぬ制御部は各カウンタをリセットする(ステップ10
1,102)。次に制御部は給紙ローラ6を駆動させて
スタッカ20に収納されている記録紙14を給紙する
(ステップ103)。
【0005】なお、給紙ローラ6及びレジストローラ
(7,8)及び定着ローラ(9,10)は図示せぬパル
スモータによって駆動され、このパルスモータは制御部
から発信されるパルス信号の量に応じて制御されてい
る。例えば、記録紙14がLの距離を搬送されるために
は、このLの距離に対応するlのパルス信号量を制御部
がパルスモータに与える必要がある。また、上述の各カ
ウンタは制御部から発信されるパルス信号量をカウント
するものである。
(7,8)及び定着ローラ(9,10)は図示せぬパル
スモータによって駆動され、このパルスモータは制御部
から発信されるパルス信号の量に応じて制御されてい
る。例えば、記録紙14がLの距離を搬送されるために
は、このLの距離に対応するlのパルス信号量を制御部
がパルスモータに与える必要がある。また、上述の各カ
ウンタは制御部から発信されるパルス信号量をカウント
するものである。
【0006】次に、カウンタTはパルス信号量をカウン
トする(ステップ104)。ところで、給紙ローラ6か
ら通紙ガイド15を通過してレジストセンサ11までの
距離に対応するパルス信号量をT1とする。もし、カウ
ンタTによる実カウント値がT1を越えるならば紙ジャ
ムが生じたものであると判断して動作停止の処理が行な
われる(ステップ105,120)。この場合、紙ジャ
ムは通紙ガイド15内で生じたと考えられる。
トする(ステップ104)。ところで、給紙ローラ6か
ら通紙ガイド15を通過してレジストセンサ11までの
距離に対応するパルス信号量をT1とする。もし、カウ
ンタTによる実カウント値がT1を越えるならば紙ジャ
ムが生じたものであると判断して動作停止の処理が行な
われる(ステップ105,120)。この場合、紙ジャ
ムは通紙ガイド15内で生じたと考えられる。
【0007】また、T1以内にレジストセンサ11が記
録紙14を検知すれば正常動作であるとして次のステッ
プへ進む(ステップ106)。その後、制御部は記録紙
14のスキュー補正をレジストローラ(7,8)で行な
わせる(ステップ107)。そして、制御部はカウンタ
Tをリセットした後、レジストローラ(7,8)を駆動
させるので記録紙14は通紙ガイド16上へ搬送される
(ステップ108,109)。次に、カウンタTはパル
ス信号量をカウントする(ステップ110)。
録紙14を検知すれば正常動作であるとして次のステッ
プへ進む(ステップ106)。その後、制御部は記録紙
14のスキュー補正をレジストローラ(7,8)で行な
わせる(ステップ107)。そして、制御部はカウンタ
Tをリセットした後、レジストローラ(7,8)を駆動
させるので記録紙14は通紙ガイド16上へ搬送される
(ステップ108,109)。次に、カウンタTはパル
ス信号量をカウントする(ステップ110)。
【0008】ところで、感光ドラム1は記録紙14の搬
送方向(B方向)に回転維持されている。この感光ドラ
ム1を図示せぬチャージャによって均一に帯電させた
後、所定のタイミングで露光手段3が画情報に対応する
レーザ光をa部に照射するので感光ドラム1上に静電潜
像が形成される(ステップ111)。次に、制御部は現
像ローラ4を所定のタイミングで回転させて現像器本体
5内のトナーを感光ドラム1上の静電潜像に付着させる
(ステップ112)。
送方向(B方向)に回転維持されている。この感光ドラ
ム1を図示せぬチャージャによって均一に帯電させた
後、所定のタイミングで露光手段3が画情報に対応する
レーザ光をa部に照射するので感光ドラム1上に静電潜
像が形成される(ステップ111)。次に、制御部は現
像ローラ4を所定のタイミングで回転させて現像器本体
5内のトナーを感光ドラム1上の静電潜像に付着させる
(ステップ112)。
【0009】そして、記録紙14がソフトローラ19上
に到達したとき感光ドラム1上のトナーは記録紙14の
直上に位置している。このとき、制御部はソフトローラ
19を制御して所定の電圧を印加し、トナーが記録紙1
4上に転写される(ステップ113)。さらに、感光ド
ラム1はそのまま回転を続けるので感光ドラム1上に付
着したトナーの残分はクリーナ2にて除去される。
に到達したとき感光ドラム1上のトナーは記録紙14の
直上に位置している。このとき、制御部はソフトローラ
19を制御して所定の電圧を印加し、トナーが記録紙1
4上に転写される(ステップ113)。さらに、感光ド
ラム1はそのまま回転を続けるので感光ドラム1上に付
着したトナーの残分はクリーナ2にて除去される。
【0010】一方、制御部は、トナーを転写された記録
紙14が通紙ガイド17を通過した後、記録紙14に対
して定着ローラ(9,10)によりトナーの定着を行な
う(ステップ114)。なお、この定着ローラ(9,1
0)は、ヒータの熱によりトナーを溶解し記録紙14に
トナーを定着させるものである。この定着ローラ(9,
10)の周辺には、排出センサ12が配置されている。
紙14が通紙ガイド17を通過した後、記録紙14に対
して定着ローラ(9,10)によりトナーの定着を行な
う(ステップ114)。なお、この定着ローラ(9,1
0)は、ヒータの熱によりトナーを溶解し記録紙14に
トナーを定着させるものである。この定着ローラ(9,
10)の周辺には、排出センサ12が配置されている。
【0011】ところで、レジストローラ(7,8)から
通紙ガイド16を介して排出センサ12までの距離に対
応するパルス信号量をT2とする。もし、カウンタTの
実カウント値が、このT2を越えるならば紙ジャム発生
であると判断して動作停止の処理が行なわれる(ステッ
プ116,120)。この紙ジャムは、通紙ガイド1
6,17のいずれかの箇所で発生している。
通紙ガイド16を介して排出センサ12までの距離に対
応するパルス信号量をT2とする。もし、カウンタTの
実カウント値が、このT2を越えるならば紙ジャム発生
であると判断して動作停止の処理が行なわれる(ステッ
プ116,120)。この紙ジャムは、通紙ガイド1
6,17のいずれかの箇所で発生している。
【0012】なお、ステップ118,119は排出制御
であり、記録紙14の排出開始から終了までカウンタN
によってパルス信号量をカウントしている。例えば、A
4サイズの記録紙を排出するならば記録紙の長さがlな
ので、このlの長さに対応するパルス信号量はLであ
り、カウンタNはLのパルス信号量をカウントすること
になる。
であり、記録紙14の排出開始から終了までカウンタN
によってパルス信号量をカウントしている。例えば、A
4サイズの記録紙を排出するならば記録紙の長さがlな
ので、このlの長さに対応するパルス信号量はLであ
り、カウンタNはLのパルス信号量をカウントすること
になる。
【0013】この様な電子写真装置では、上述の紙ジャ
ムが生じると、記録紙14は転写位置に到達せずに、感
光ドラム1上のトナーのみが転写位置に到達する。その
ため、転写位置に配置されるソフトローラ19にトナー
が付着し、このソフトローラ19が汚れるので、この紙
ジャム発生以降に本電子写真装置を使用すると記録紙の
背面がソフトローラ19に付着したトナーで汚れるとい
う問題があった。
ムが生じると、記録紙14は転写位置に到達せずに、感
光ドラム1上のトナーのみが転写位置に到達する。その
ため、転写位置に配置されるソフトローラ19にトナー
が付着し、このソフトローラ19が汚れるので、この紙
ジャム発生以降に本電子写真装置を使用すると記録紙の
背面がソフトローラ19に付着したトナーで汚れるとい
う問題があった。
【0014】具体的には、図7のタイムチャートに示す
ようにジャム検知不可能域内で転写されている。記録紙
14が転写位置まで到達した後に紙ジャムが発生した場
合、トナーは記録紙14に付着し、ソフトローラ19に
トナーが付着する虞はない。しかしながら、転写以前C
のとき紙ジャムが発生した場合、記録紙14は転写位置
に到達せずトナーはソフトローラ19に付着していく
が、カウンタTが所定のパルス信号量をカウントするま
で紙ジャムを検知することができなかった。つまり、従
来の電子写真装置に備えられるセンサーを用いた紙ジャ
ム検知方法は、ソフトローラ19のトナー付着を防止す
ることに対して有効ではなかった。
ようにジャム検知不可能域内で転写されている。記録紙
14が転写位置まで到達した後に紙ジャムが発生した場
合、トナーは記録紙14に付着し、ソフトローラ19に
トナーが付着する虞はない。しかしながら、転写以前C
のとき紙ジャムが発生した場合、記録紙14は転写位置
に到達せずトナーはソフトローラ19に付着していく
が、カウンタTが所定のパルス信号量をカウントするま
で紙ジャムを検知することができなかった。つまり、従
来の電子写真装置に備えられるセンサーを用いた紙ジャ
ム検知方法は、ソフトローラ19のトナー付着を防止す
ることに対して有効ではなかった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、レジスト
ローラから転写位置までの間で紙ジャムが発生した場
合、カウンタTが所定のパルス信号量をカウントするま
で紙ジャムを検知することができず、記録紙14は転写
位置に到達しないまま、感光ドラム1上のトナーのみが
転写位置に到達することになる。そのため、転写位置に
配置されるソフトローラ19にトナーが付着し、このソ
フトローラ19が汚れるので、この紙ジャム発生以降に
本電子写真装置を使用すると記録紙の背面がソフトロー
ラ19に付着したトナーで汚れるという問題があった。
そこで、紙ジャムが発生してもソフトローラのトナー付
着を防止することができ、記録紙の背面をトナーで汚す
ことのない電子写真装置を提供する。
ローラから転写位置までの間で紙ジャムが発生した場
合、カウンタTが所定のパルス信号量をカウントするま
で紙ジャムを検知することができず、記録紙14は転写
位置に到達しないまま、感光ドラム1上のトナーのみが
転写位置に到達することになる。そのため、転写位置に
配置されるソフトローラ19にトナーが付着し、このソ
フトローラ19が汚れるので、この紙ジャム発生以降に
本電子写真装置を使用すると記録紙の背面がソフトロー
ラ19に付着したトナーで汚れるという問題があった。
そこで、紙ジャムが発生してもソフトローラのトナー付
着を防止することができ、記録紙の背面をトナーで汚す
ことのない電子写真装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、表面上に形成された静電潜像に対
応してトナーが付着する感光体と、前記感光体上に付着
したトナーを記録シートに転写する転写部と、この転写
部の近傍に設けられ、かつこの転写部へ直接的に前記記
録シートを供給する供給部材と、前記転写部と前記供給
部材との間における記録シートの搬送異常を検知する検
知手段と、この検知手段にて搬送異常が検知された場合
に異常処理動作を行なう制御手段とを備えている。
に本発明においては、表面上に形成された静電潜像に対
応してトナーが付着する感光体と、前記感光体上に付着
したトナーを記録シートに転写する転写部と、この転写
部の近傍に設けられ、かつこの転写部へ直接的に前記記
録シートを供給する供給部材と、前記転写部と前記供給
部材との間における記録シートの搬送異常を検知する検
知手段と、この検知手段にて搬送異常が検知された場合
に異常処理動作を行なう制御手段とを備えている。
【0017】
【作用】この様な構成により本発明では、制御手段が、
転写部と供給部材との間における記録シートの搬送異常
を検知する検知手段にて搬送異常が検知された場合に異
常処理動作を行なうので、紙ジャムが発生してもソフト
ローラのトナー付着を防止することができる。
転写部と供給部材との間における記録シートの搬送異常
を検知する検知手段にて搬送異常が検知された場合に異
常処理動作を行なうので、紙ジャムが発生してもソフト
ローラのトナー付着を防止することができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面(図1、
図2、図3、図8、図9)を参照しながら説明する。
図2、図3、図8、図9)を参照しながら説明する。
【0019】図1は本実施例のブロック図を示し、図5
と同一の要部には同一の符号を付し、その説明は省略す
る。なお、センサ13はレジストローラ(7,8)とソ
フトローラ19との間にある通紙ガイド16上付近に配
置され、かつ通紙ガイド16上で搬送される記録紙14
を監視している。
と同一の要部には同一の符号を付し、その説明は省略す
る。なお、センサ13はレジストローラ(7,8)とソ
フトローラ19との間にある通紙ガイド16上付近に配
置され、かつ通紙ガイド16上で搬送される記録紙14
を監視している。
【0020】まず、図2に示すように、記録動作開始時
点において、図示せぬ制御部は各カウンタをリセットす
る(ステップ200〜202)。次に給紙ローラ6を駆
動させてスタッカ20に収納されている記録紙14を給
紙する(ステップ203)。なお、カウンタTは記録紙
14の給紙開始からパルス信号量をカウントする(ステ
ップ204)。
点において、図示せぬ制御部は各カウンタをリセットす
る(ステップ200〜202)。次に給紙ローラ6を駆
動させてスタッカ20に収納されている記録紙14を給
紙する(ステップ203)。なお、カウンタTは記録紙
14の給紙開始からパルス信号量をカウントする(ステ
ップ204)。
【0021】ところで給紙ローラ6から通紙ガイド15
を通過してレジストセンサ11までの距離に対応するパ
ルス信号量をT1とする。もし、カウンタTによる実カ
ウント値がT1を越えるならば紙ジャム発生であると判
断して動作停止の処理が行なわれる(ステップ205,
220)。このとき、紙ジャムは通紙ガイド15内で生
じたと考えられる。
を通過してレジストセンサ11までの距離に対応するパ
ルス信号量をT1とする。もし、カウンタTによる実カ
ウント値がT1を越えるならば紙ジャム発生であると判
断して動作停止の処理が行なわれる(ステップ205,
220)。このとき、紙ジャムは通紙ガイド15内で生
じたと考えられる。
【0022】また、T1以内にレジストセンサ11が記
録紙14を検知すれば正常動作であるとして次のステッ
プへ進む(ステップ206)。そして、制御部は記録紙
14のスキュー補正をレジストローラ(7,8)で行な
わせ(ステップ207)、カウンタKをリセットした
後、レジストローラ(7,8)を駆動させるので記録紙
14は通紙ガイド16上へ搬送される(ステップ20
8,209)。次に、カウンタKはレジストローラ
(7,8)の駆動開始からパルス信号量をカウントする
(ステップ210)。
録紙14を検知すれば正常動作であるとして次のステッ
プへ進む(ステップ206)。そして、制御部は記録紙
14のスキュー補正をレジストローラ(7,8)で行な
わせ(ステップ207)、カウンタKをリセットした
後、レジストローラ(7,8)を駆動させるので記録紙
14は通紙ガイド16上へ搬送される(ステップ20
8,209)。次に、カウンタKはレジストローラ
(7,8)の駆動開始からパルス信号量をカウントする
(ステップ210)。
【0023】ところで、感光ドラム1は記録紙14の搬
送方向(B方向)に回転維持されている。この感光ドラ
ム1を図示せぬチャージャによって均一に帯電させた
後、所定のタイミングで露光手段3が画情報に対応する
レーザ光をa部に照射するので感光ドラム1上に静電潜
像が形成される(ステップ211)。この感光ドラム1
上の静電潜像に、制御部は現像ローラ4を所定のタイミ
ングで回転させて現像器本体5内のトナーを付着させる
(ステップ212)。
送方向(B方向)に回転維持されている。この感光ドラ
ム1を図示せぬチャージャによって均一に帯電させた
後、所定のタイミングで露光手段3が画情報に対応する
レーザ光をa部に照射するので感光ドラム1上に静電潜
像が形成される(ステップ211)。この感光ドラム1
上の静電潜像に、制御部は現像ローラ4を所定のタイミ
ングで回転させて現像器本体5内のトナーを付着させる
(ステップ212)。
【0024】そして、記録紙14がソフトローラ19上
に到達したとき感光ドラム1上のトナーは記録紙14の
直上に位置しており、制御部は所定のタイミングでソフ
トローラ19に定電圧を印加するのでトナーが記録紙上
に転写される(ステップ213)。なお、感光ドラム1
上に付着したままのトナーの残分は、感光ドラム1が回
転することによりクリーナ2が除去する。一方、トナー
を転写された記録紙14に対して、通紙ガイド17を通
過後、制御部が定着ローラ(9,10)にてトナーを定
着する(ステップ214)。
に到達したとき感光ドラム1上のトナーは記録紙14の
直上に位置しており、制御部は所定のタイミングでソフ
トローラ19に定電圧を印加するのでトナーが記録紙上
に転写される(ステップ213)。なお、感光ドラム1
上に付着したままのトナーの残分は、感光ドラム1が回
転することによりクリーナ2が除去する。一方、トナー
を転写された記録紙14に対して、通紙ガイド17を通
過後、制御部が定着ローラ(9,10)にてトナーを定
着する(ステップ214)。
【0025】ところで、レジストローラ(7,8)から
通紙ガイド16を介してセンサ13までの距離に対応す
るパルス信号量はT3である。そして、センサ13から
通紙ガイド17を介して排出センサ12まで搬送される
距離に対応するパルス信号量はT4である。
通紙ガイド16を介してセンサ13までの距離に対応す
るパルス信号量はT3である。そして、センサ13から
通紙ガイド17を介して排出センサ12まで搬送される
距離に対応するパルス信号量はT4である。
【0026】制御部は記録紙14の位置をカウンタMの
値で判断し(ステップ215)、カウンタKのカウント
値がT3を越えるならば紙ジャム発生であるので紙ジャ
ム処理を行なう(ステップ216,220)。ただし、
T3以内にセンサ13が記録紙14を検知すれば正常動
作であるとして次のステップへ進む(ステップ21
8)。そして、センサ13が記録紙14を検知してから
カウンタMはカウントを開始する(ステップ219)。
値で判断し(ステップ215)、カウンタKのカウント
値がT3を越えるならば紙ジャム発生であるので紙ジャ
ム処理を行なう(ステップ216,220)。ただし、
T3以内にセンサ13が記録紙14を検知すれば正常動
作であるとして次のステップへ進む(ステップ21
8)。そして、センサ13が記録紙14を検知してから
カウンタMはカウントを開始する(ステップ219)。
【0027】一方、制御部は記録紙14の位置をカウン
タNの値で判断し(ステップ221)、カウンタMのカ
ウント値がT4を越えるならば紙ジャム発生であるので
紙ジャム処理を行なう(ステップ222,220)。た
だし、T4以内に排出センサ12が記録紙14を検知す
れば正常動作であるとして次のステップへ進む(ステッ
プ223)。そして、排出センサ12が記録紙14を検
知してからカウンタNはカウントを開始する(ステップ
224)。
タNの値で判断し(ステップ221)、カウンタMのカ
ウント値がT4を越えるならば紙ジャム発生であるので
紙ジャム処理を行なう(ステップ222,220)。た
だし、T4以内に排出センサ12が記録紙14を検知す
れば正常動作であるとして次のステップへ進む(ステッ
プ223)。そして、排出センサ12が記録紙14を検
知してからカウンタNはカウントを開始する(ステップ
224)。
【0028】さらに、制御部は、このカウンタNのカウ
ント値が、所定の記録紙サイズに対応するパルス信号量
(L)に達するまで定着ローラ(9,10)を駆動させ
て記録紙14を排出する。
ント値が、所定の記録紙サイズに対応するパルス信号量
(L)に達するまで定着ローラ(9,10)を駆動させ
て記録紙14を排出する。
【0029】紙ジャム処理(ステップ220)は、図9
に示す。制御部は、カウンタKの値により状況を判断す
る(ステップ301)。この状況とは、感光ドラム1上
に対するトナー付着状況である。もし、感光ドラム1上
にトナーが付着したならば、制御部はソフトローラ19
へトナーが付着することを防止する(ステップ30
2)。この防止の具体的な方法としては、ソフトローラ
19と現像ローラ4との間に設けられた補助クリーナ3
0が押圧力eにより感光ドラム1に対してセットされ、
感光ドラム1上のトナーを除去する方法がある。そし
て、制御部は一定時間経過後、図示せぬ駆動モータを停
止する(ステップ303)。さらに、紙ジャム発生位置
を診断する(ステップ304)。この診断には、カウン
タT,K,Mの各値に基づき行われる。そして、この診
断に基づいて操作者に紙ジャム発生及び発生箇所を報知
する(ステップ305)。
に示す。制御部は、カウンタKの値により状況を判断す
る(ステップ301)。この状況とは、感光ドラム1上
に対するトナー付着状況である。もし、感光ドラム1上
にトナーが付着したならば、制御部はソフトローラ19
へトナーが付着することを防止する(ステップ30
2)。この防止の具体的な方法としては、ソフトローラ
19と現像ローラ4との間に設けられた補助クリーナ3
0が押圧力eにより感光ドラム1に対してセットされ、
感光ドラム1上のトナーを除去する方法がある。そし
て、制御部は一定時間経過後、図示せぬ駆動モータを停
止する(ステップ303)。さらに、紙ジャム発生位置
を診断する(ステップ304)。この診断には、カウン
タT,K,Mの各値に基づき行われる。そして、この診
断に基づいて操作者に紙ジャム発生及び発生箇所を報知
する(ステップ305)。
【0030】以上のように、本発明のよれば、紙ジャム
が生じてもソフトローラ19がトナーに汚れることを効
果的に防止することができるので、記録紙14の背面を
汚すことのない電子写真装置を得ることができる。
が生じてもソフトローラ19がトナーに汚れることを効
果的に防止することができるので、記録紙14の背面を
汚すことのない電子写真装置を得ることができる。
【0031】なお、図3のタイムチャート上のD部にお
いて、紙ジャムが生じればソフトローラがトナーに汚れ
てしまうが、センサ13の配置を調節したり規定値T3
の値を調節すれば、D部の領域を微小にすることができ
る。
いて、紙ジャムが生じればソフトローラがトナーに汚れ
てしまうが、センサ13の配置を調節したり規定値T3
の値を調節すれば、D部の領域を微小にすることができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、紙ジャムが生じてもソ
フトローラ19がトナーに汚れることを効果的に防止す
ることができるので、記録紙14の背面を汚すことのな
い電子写真装置を得ることができる。
フトローラ19がトナーに汚れることを効果的に防止す
ることができるので、記録紙14の背面を汚すことのな
い電子写真装置を得ることができる。
【図1】本発明の実施例における、電子写真装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の実施例における、フローチャート図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例における、タイムチャート図で
ある。
ある。
【図4】従来例における、電子写真装置のブロック図で
ある。
ある。
【図5】従来例における、電子写真装置のブロック図で
ある。
ある。
【図6】従来例における、フローチャート図である。
【図7】従来例における、タイムチャート図である。
【図8】本発明の実施例における、ソフトローラ19の
トナー付着防止機構を概念的に示す概略図である。
トナー付着防止機構を概念的に示す概略図である。
【図9】本発明の実施例における、紙ジャム処理のフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
1…感光ドラム、2…クリーナ、3…露光手段、4…現
像ローラ、5…現像器本体、6…給紙ローラ、7,8…
レジスタローラ、9,10…定着ローラ、11…レジス
トセンサ、12…排出センサ、13…センサ、14…記
録紙、15〜17…通紙ガイド、19…ソフトローラ、
20…スタッカ、30…補助クリーナ、a…露光部、B
…回転方向
像ローラ、5…現像器本体、6…給紙ローラ、7,8…
レジスタローラ、9,10…定着ローラ、11…レジス
トセンサ、12…排出センサ、13…センサ、14…記
録紙、15〜17…通紙ガイド、19…ソフトローラ、
20…スタッカ、30…補助クリーナ、a…露光部、B
…回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/06 9037−3F G03G 15/16 103 H04N 1/00 108 J 7046−5C
Claims (2)
- 【請求項1】表面上に形成された静電潜像に対応してト
ナーが付着する感光体と、前記感光体上に付着したトナ
ーを記録シートに転写する転写部と、この転写部の近傍
に設けられ、かつこの転写部へ直接的に前記記録シート
を供給する供給部材と、前記転写部と前記供給部材との
間における記録シートの搬送異常を検知する検知手段
と、この検知手段にて搬送異常が検知された場合に異常
処理動作を行なう制御手段とを備えたことを特徴とする
電子写真装置。 - 【請求項2】感光体は回動自在なドラム体であり、制御
手段は前記感光体の回動を停止させ、かつ供給部材及び
転写部の動作を停止させることを特徴とする請求項1に
記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345843A JPH06194900A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345843A JPH06194900A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06194900A true JPH06194900A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18379365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4345843A Pending JPH06194900A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06194900A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5722012A (en) * | 1995-09-09 | 1998-02-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4345843A patent/JPH06194900A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5722012A (en) * | 1995-09-09 | 1998-02-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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