JPH0619382U - ビデオ出力信号の切替装置 - Google Patents
ビデオ出力信号の切替装置Info
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- JPH0619382U JPH0619382U JP6335292U JP6335292U JPH0619382U JP H0619382 U JPH0619382 U JP H0619382U JP 6335292 U JP6335292 U JP 6335292U JP 6335292 U JP6335292 U JP 6335292U JP H0619382 U JPH0619382 U JP H0619382U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオ出力信号の切替装置の小型化かつ組立
作業性を向上する。 【構成】 RGB信号をYCセパレート信号に切替える
ためのYC変換回路1と、YCセパレート信号をコンポ
ジット信号に切替えるためのMIX回路とを設け、上記
各回路を選択的に介すことにより、入力されるRGB信
号をコンポジット信号とYCセパレート信号とRGB信
号とのいずれか1種類の信号にして、出力端子O1〜O
3から出力させるべく、出力選択信号の種類に応じて各
接続状態を切替えるために、第1スイッチSW1と第2
・第3スイッチSW2・SW3とを設けると共に、3種
類の信号の出力選択信号に応じて切替制御回路3により
各スイッチを切替え制御する。 【効果】 出力端子の数を最小限にすることができ、装
置の小型化かつ配線材を低減化して組立作業性が向上す
る。
作業性を向上する。 【構成】 RGB信号をYCセパレート信号に切替える
ためのYC変換回路1と、YCセパレート信号をコンポ
ジット信号に切替えるためのMIX回路とを設け、上記
各回路を選択的に介すことにより、入力されるRGB信
号をコンポジット信号とYCセパレート信号とRGB信
号とのいずれか1種類の信号にして、出力端子O1〜O
3から出力させるべく、出力選択信号の種類に応じて各
接続状態を切替えるために、第1スイッチSW1と第2
・第3スイッチSW2・SW3とを設けると共に、3種
類の信号の出力選択信号に応じて切替制御回路3により
各スイッチを切替え制御する。 【効果】 出力端子の数を最小限にすることができ、装
置の小型化かつ配線材を低減化して組立作業性が向上す
る。
Description
【0001】
本考案は、ビデオ出力信号の切替装置に関し、特に、入力されるRGB信号を コンポジット信号・YCセパレート信号・RGB信号の任意の2種類以上のビデ オ出力信号に変換して選択的に出力可能なビデオ出力信号の切替装置に関する。
【0002】
ビデオ機器のビデオ出力信号としてはコンポジット信号・YCセパレート信号 ・RGB信号が用いられている。これら各信号を、接続対象機器の仕様に応じて それぞれ使い分けられるようにすると使用性が向上するため、ビデオ出力信号を 出力し得る装置に於いては、上記3種類の信号を取り出し得ることが望ましい。
【0003】 上記3種類の信号を取り出し得る従来の回路としては、図7に示されるものが ある。図7に於いて、RGB信号の各信号ラインが、それぞれ対応するR・G・ Bの各出力端子Or・Og・Obに接続されていると共に、同期信号ラインがそ の出力端子Osに接続されている。また、RGB信号の各信号が、各信号ライン から分岐してYC変換回路1に入力し、同期信号もYC変換回路1に入力してお り、そのYC変換回路1にてRGB信号がYCセパレート信号に変換されるよう になっている。YC変換回路1から出力されるYCセパレート信号の輝度信号と クロマ信号との各信号ラインがそれぞれ対応する各出力端子Oy・Ocに接続さ れている。さらに、YCセパレート信号の各信号が、各信号ラインから分岐して MIX回路2に入力し、そのMIX回路2にてYCセパレート信号がコンポジッ ト信号に変換されるようになっている。そして、MIX回路2から出力されるコ ンポジット信号の信号ラインが対応する出力端子Ocvに接続されている。
【0004】 このようにして構成された従来のビデオ信号出力回路では、図に良く示されて いるように各信号毎にそれぞれ対応する出力端子を設けているため、出力パネル 内でコネクタ端子の占有率が高く、装置の小型化が困難であった。また、組立上 に於いても、装置内の回路基板と出力コネクタ端子とを連結する配線数が多くな り、作業性が悪くなりがちであるという問題があった。
【0005】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、装置の小型化かつ 組立作業性を向上し得るビデオ出力信号の切替装置を提供することにある。
【0006】
このような目的は、本考案によれば、RGB信号とYCセパレート信号とコン ポジット信号との3種類のビデオ信号の所定の1種類の入力ビデオ信号を2種類 以上のビデオ信号に個々に変換する信号変換手段と、前記2種類以上のビデオ信 号を1つの端子から出力するべく設けられた少なくとも1つの共通出力端子と、 前記信号変換手段に於ける信号処理経路を前記2種類以上のビデオ信号の種類毎 に切替えて前記2種類以上のビデオ信号を前記共通出力端子から選択的に出力さ せるための信号切替手段とを有することを特徴とするビデオ出力信号の切替装置 を提供することにより達成される。特に、入力されるRGB信号を輝度信号とク ロマ信号とからなるYCセパレート信号に変換するためのYC変換回路と、前記 YC変換回路にて変換された輝度信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換 するためのMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記RGB信号のR・G・ Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させる第1の状態、前記YCセ パレート信号の輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか2 つから出力させる第2の状態及び前記コンポジット信号を前記第1〜第3の出力 端子のいずれか1つから出力させる第3の状態のいずれか1つを選択的に切替え 得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段からのRGB・YC セパレート・コンポジットの各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御する ための切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力信号の切替装置、ま たは、YC変換回路と、MIX回路と、第1及び第2の出力端子と、前記YCセ パレート信号の輝度・クロマの各信号を前記第1及び第2の出力端子から出力さ せる第1の状態及び前記コンポジット信号を前記第1及び第2の出力端子のいず れか1つから出力させる第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え得る信号切 替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段からのYCセパレート・コンポ ジットの各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するための切替制御回路 とを設けたことを特徴とするビデオ出力信号の切替装置、または、YC変換回路 と、MIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記RGB信号のR・G・Bの各 信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させる第1の状態及び前記コンポジッ ト信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1つから出力させる第2の状態の いずれか1つを選択的に切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信 号選択手段からのRGB・コンポジットの各選択信号からのいずれか1つに応じ て切替え制御するための切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力信 号の切替装置、または、YC変換回路と、第1〜第3の出力端子と、前記RGB 信号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させる第1の状 態及び前記YCセパレート信号の輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3の出力 端子のいずれか2つから出力させる第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え 得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段からのRGB・YC セパレートの各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するための切替制御 回路とを設けると良い。
【0007】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0008】 図1は、本考案が適用されたビデオ出力信号の切替装置の第1の実施例を示す 回路であり、従来技術で述べた図7の実施例と同様の部分については同一の符号 を付してその詳しい説明を省略する。本実施例に於いては、MIX回路2のコン ポジット信号出力端子CVが、2位置選択式の第1スイッチSW1の一方の接点 端子H1と接続され、その第1スイッチSW1のコモン端子が同様の2位置選択 式の第2スイッチSW2の一方の接点端子H2と接続されて、その第2スイッチ SW2のコモン端子が、本装置の第1出力端子O1に接続されている。
【0009】 上記第1スイッチSW1の他方の接点端子L1にはYC変換回路1の輝度信号 出力端子Yが接続され、第2スイッチSW2の他方の接点端子L2にはR信号の 信号ラインが接続されている。また、YC変換回路1のクロマ信号出力端子Cが 第3スイッチSW3の一方の接点端子H3と接続され、その第3スイッチSW3 の他方の接点端子L3にはG信号の信号ラインが接続されている。そして、第3 スイッチSW3のコモン端子が、本装置の第2出力端子O2に接続されている。 また、B信号の信号ラインが本装置の第3出力端子O3に接続され、同期信号の 信号ラインが出力端子Osに接続されている。
【0010】 上記した各スイッチSW1〜SW3により信号切替回路が構成され、それらが 、切替制御回路3により選択的に切替えられるようになっている。即ち、第1ス イッチSW1がH1側を選択され、かつ第2スイッチSW2がH2側を選択され た第1の状態の場合には、コンポジット信号が第1出力端子O1から出力される 。次に、第1スイッチSW1がL1側を選択され、かつ第2スイッチSW2がH 2側を選択されると共に、第3スイッチSW3がH3側を選択された第2の状態 の場合には、第1出力端子O1から輝度信号が出力され、第2出力端子O2から クロマ信号が出力されるYCセパレート信号出力状態になる。そして、第2スイ ッチSW2がL2側を選択され、かつ第3スイッチSW3がL3側を選択された 第3の状態の場合には、第1〜第3出力端子O1〜O3からRGB信号の各信号 が出力されるようになる。
【0011】 上記切替制御回路3の1例を図2に示す。切替制御回路3には、出力信号とし てコンポジット・YCセパレート・RGBの各選択信号をそれぞれ選択するため の出力信号選択手段としての押し釦型の選択スイッチSWc・SWy・SWrの 各一端が接続されている。各選択スイッチSWc・SWy・SWrは、一端を抵 抗を介して定電圧端子に接続され、他端を接地された常時開接点スイッチからな る。任意の選択スイッチを押して接点閉状態にすると選択信号となるLレベル信 号が、接点開状態ではHレベル信号が切替制御回路3に入力する。
【0012】 コンポジット信号を選択する選択スイッチSWcの一端が第1フリップフロッ プFF1のセット端子−Sに接続されていると共に、YCセパレート信号を選択 する選択スイッチSWyの一端が第1フリップフロップFF1のリセット端子− Rに接続されている。また、各選択スイッチSWc・SWyの一端は、互いに並 列にアンド回路ADの入力端子に接続されている。RGB信号を選択する選択ス イッチSWrの一端が第2フリップフロップFF2のセット端子−Sに接続され ていると共に、アンド回路ADの出力端子が第2フリップフロップFF2のリセ ット端子−Rに接続されている。そして、第1フリップフロップFF1の出力端 子Qからの出力に応じて前記した第1スイッチSW1が切替えられ、第2フリッ プフロップFF2の反転出力端子−Qからの出力に応じて前記した第2・第3ス イッチSW2・SW3が切替えられるようになっている。
【0013】 次に、各ビデオ信号出力の切り替え作動要領を以下に示す。選択スイッチSW cを押すと、上記第1フリップフロップFF1の出力端子QからのHレベル出力 により、第1スイッチSW1がH1側に切替えられ、上記第2フリップフロップ FF2の反転出力端子−QからのHレベル出力により、第2・第3スイッチSW 2・SW3がH2・H3側に切替えられるため、第1出力端子O1からコンポジ ット信号が出力される第1の状態になる。
【0014】 選択スイッチSWyを押すと、第1フリップフロップFF1の出力端子Qから のLレベル出力により、第1スイッチSW1がL1側に切替えられ、上記第2フ リップフロップFF2の反転出力端子−QからのHレベル出力により、第2・第 3スイッチSW2・SW3がH2・H3側に切替えられるため、第1出力端子O 1から輝度信号が、第2出力端子O2からクロマ信号が出力される第2の状態に なる。
【0015】 選択スイッチSWrを押すと、第1フリップフロップFF1の出力端子Qの出 力状態は任意であるが、第2フリップフロップFF2の反転出力端子−Qからの Lレベル出力により、第2・第3スイッチSW2・SW3がL2・L3側に切替 えられるため、第1出力端子O1からR信号が、第2出力端子O2からG信号が 、第3出力端子O3からB信号がそれぞれ出力される第3の状態になる。
【0016】 このようにして、各スイッチSW1〜SW3の切り替えを制御して、3つの出 力端子O1〜O3のみで3種類のビデオ出力信号を取り出すことができる。
【0017】 また、図3には、選択スイッチにロータリスイッチ4を用いた場合の切替制御 回路3の別の実施例を示す。図3に示されるように、ロータリスイッチ4のコモ ン端子が、切替制御回路3内に設けられた第1・第2電圧検出回路5・6に分岐 して接続されている。
【0018】 ロータリスイッチ4には3つの選択接点が設けられており、その1つのコンポ ジット選択接点RScが定電圧端子Vccと接続され、YCセパレート選択接点R Syが、定電圧端子Vcc及び接地間に直列に接続された両抵抗R間のノードと接 続され、RGB選択接点RSrが接地されている。上記第1電圧検出回路5の出 力に応じて第1スイッチSW1が切替えられ、第2電圧検出回路6の出力に応じ て第2・第3スイッチSW2・SW3が切替えられるようになっている。
【0019】 ところで、コンポジット選択接点RScを選択された場合には定電圧Vccが、 YCセパレート選択接点RSyを選択された場合には分圧(Vcc/2)が、RG B選択接点RSrを選択された場合には接地電圧が、第1・第2電圧検出回路5 ・6にそれぞれ印加される。第1電圧検出回路5は、第1の所定の電圧値(Vcc /2をある程度上回った値)以上の電圧入力の場合に第1スイッチSW1をH側 に切替え、それ以下の場合には第1スイッチSW1をL側に切替える信号を出力 する。第2電圧検出回路6は、Vcc/2より低い第2の所定の電圧(例えばVcc /3)以上の電圧入力の場合に第2・第3スイッチSW2・SW3をH側に切替 え、それ以下の場合には第2・第3スイッチSW2・SW3をL側に切替える信 号を出力する。なお、第1・第2電圧検出回路5・6は、オペアンプなどのコン パレータにより構成することができる。
【0020】 この図3の例に於いても、前記実施例と同様に、第1〜第3スイッチSW1〜 SW3を適宜切替えて、ロータリスイッチ4の選択状態に合わせたビデオ出力信 号の切り替え状態を実現できる。
【0021】 なお、選択スイッチには、上記各実施例の形式に限るものではなく、スライド スイッチやトグルスイッチなどの各種メカニカルスイッチを用いることができる 。
【0022】 図4に本考案に基づく第2の実施例を示すが、前記実施例と同様の部分につい ては同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第2の実施例は、コン ポジット信号とYCセパレート信号とを選択的に出力させる場合である。図に示 されるように、入力されるR・G・Bの各信号と同期信号とが、YCセパレート 回路1のみに入力されて、輝度及びクロマ信号に変換される。そして、輝度及び クロマ信号の各信号ラインが分岐して、一方の対がMIX回路2に接続されてい ると共に、他方の対の例えば輝度信号ラインがスイッチSW1の選択接点L1と 接続され、クロマ信号ラインが第2出力端子O2に接続されている。スイッチS W1の選択接点H1にはMIX回路2からのコンポジット信号ラインが接続され て、そのスイッチSW1のコモン端子が第1出力端子O1と接続されている。
【0023】 スイッチSW1は切替制御回路7により選択的に切替えられるが、この第2の 実施例の切替制御回路7は、前記実施例の図2または図3に示される構造を基本 として、スイッチSW1のみを切替え可能な回路に構成されている。例えば図2 に対応する場合には、フリップフロップFF1のみを設け、2つの選択スイッチ SWc・SWyを同様に接続するように構成すれば良い。このようにして、スイ ッチSW1がH1側に切替えられた場合には第1出力端子O1からコンポジット 信号が出力される第1の状態になり、L1側に切替えられた場合には、第1出力 端子O1から輝度信号が、第2出力端子O2からクロマ信号がそれぞれ出力され る第2の状態になって、コンポジット信号とYCセパレート信号との各ビデオ出 力信号を選択的に切替えて取出すことができる。
【0024】 図5に本考案に基づく第3の実施例を示すが、前記実施例と同様の部分につい ては同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第3の実施例は、コン ポジット信号とRGB信号とを選択的に出力させる場合である。図に示されるよ うに、入力されるR・G・Bの各信号ラインと同期信号ラインとが、それぞれ分 岐してYCセパレート回路1に接続され、輝度及びクロマ信号に変換される。R 信号ラインはスイッチSW2の選択接点L2にも接続され、G・Bの各信号ライ ンがそれぞれ第2・第3出力端子O2・O3にも接続され、同期信号ラインが出 力端子Osにも接続されている。そして、輝度及びクロマ信号の各信号ラインが MIX回路2に接続され、そのMIX回路2からのコンポジット信号ラインがス イッチSW2の選択接点H2と接続されて、そのスイッチSW2のコモン端子が 第1出力端子O1と接続されている。
【0025】 スイッチSW2は切替制御回路8により選択的に切替えられるが、この第3の 実施例の切替制御回路8も、前記第2の実施例と同様であり、スイッチSW2の みを切替え可能な回路に構成されているものである。このようにして、スイッチ SW2がH2側に切替えられた場合には第1出力端子O1からコンポジット信号 が出力される第1の状態になり、L2側に切替えられた場合には、第1出力端子 O1からR信号が、第2出力端子O2からG信号が、第3出力端子O3からB信 号がそれぞれ出力される第2の状態になって、コンポジット信号とRGB信号と の各ビデオ出力信号を選択的に切替えて取出すことができる。
【0026】 図6に本考案に基づく第4の実施例を示すが、前記実施例と同様の部分につい ては同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第4の実施例は、YC セパレート信号とRGB信号とを選択的に出力させる場合である。図に示される ように、入力されるR・G・Bの各信号ラインと同期信号ラインとが、それぞれ 分岐してYCセパレート回路1に接続され、輝度及びクロマ信号に変換される。 R信号ラインはスイッチSW2の選択接点L2にも接続され、G信号ラインがス イッチSW3のL3選択接点にも接続され、B信号ラインが第3出力端子O3に も接続され、同期信号ラインが出力端子Osにも接続されている。そして、輝度 及びクロマ信号の各信号ラインが各スイッチSW2・SW3の各選択接点H2・ H3に接続され、それら各スイッチSW2・SW3の各コモン端子がそれぞれ第 1出力端子O1と第2出力端子O2と接続されている。
【0027】 両スイッチSW2・SW3は切替制御回路9により選択的に切替えられるが、 この第4の実施例の切替制御回路9も、前記第2の実施例と同様であり、両スイ ッチSW2・SW3を共に切替え可能な回路に構成されているものである。この ようにして、両スイッチSW2・SW3がH2・H3側に切替えられた場合には 、第1出力端子O1から輝度信号が出力され、第2出力端子O2からクロマ信号 が出力される第1の状態になり、それぞれL2・L3側に切替えられた場合には 、第1出力端子O1からR信号が、第2出力端子O2からG信号が、第3出力端 子O3からB信号がそれぞれ出力される第2の状態になって、YCセパレート信 号とRGB信号との各ビデオ出力信号を選択的に切替えて取出すことができる。
【0028】 なお、前記各実施例では、入力ビデオ信号としてRGB信号の場合を示したが 、他の信号であるYCセパレート信号またはコンポジット信号を3種類の各ビデ オ出力信号の2種類または3種類に変換するようにしても良い。この場合には、 信号変換手段として、YCセパレート信号をRGB信号に変換するRGBデコー ダやコンポジット信号をYCセパレート信号に変換するYC分離回路を、前記し た各信号変換回路と組み合わせれば良く、信号切替手段も前記信号切替回路を基 礎として各スイッチ素子を組合せ変更すれば容易に可能である。
【0029】
このように本考案によれば、RGB信号・YCセパレート信号・コンポジット 信号の3種類の各ビデオ出力信号の2種類または3種類を、各種類の選択信号に 応じて切替わる切替制御回路を介して出力端子を共用して選択的に出力させるこ とから、RGB信号を含む組合せの場合には4つの出力端子を設け、YCセパレ ート信号とコンポジット信号との組合せの場合には2つの出力端子を設けるのみ で良く、出力端子の数を最小限にすることができ、出力装置内の回路基板と出力 コネクタとを連結する線材を低減し、組立作業性を向上し得ると共に、装置を小 型化し得る。
【図1】本考案が適用されたビデオ出力信号の切替回
路。
路。
【図2】切替制御回路を示す回路図。
【図3】切替制御回路の別の実施例。
【図4】ビデオ出力信号の切替回路の第2の実施例を示
す図。
す図。
【図5】ビデオ出力信号の切替回路の第3の実施例を示
す図。
す図。
【図6】ビデオ出力信号の切替回路の第4の実施例を示
す図。
す図。
【図7】従来のビデオ出力信号の切替回路を示す図。
1 YC変換回路 2 MIX回路 3 切替制御回路 4 ロータリスイッチ 5 第1電圧検出回路 6 第2電圧検出回路 7〜9 切替制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 RGB信号とYCセパレート信号とコン
ポジット信号との3種類のビデオ信号の所定の1種類の
入力ビデオ信号を2種類以上のビデオ信号に個々に変換
する信号変換手段と、前記2種類以上のビデオ信号を1
つの端子から出力するべく設けられた少なくとも1つの
共通出力端子と、前記信号変換手段に於ける信号処理経
路を前記2種類以上のビデオ信号の種類毎に切替えて前
記2種類以上のビデオ信号を前記共通出力端子から選択
的に出力させるための信号切替手段とを有することを特
徴とするビデオ出力信号の切替装置。 - 【請求項2】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
のMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記コンポ
ジット信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1つ
から出力させる第1の状態、前記YCセパレート信号の
輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3の出力端子のい
ずれか2つから出力させる第2の状態及び前記RGB信
号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子か
ら出力させる第3の状態のいずれか1つを選択的に切替
え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選
択手段からのコンポジット・YCセパレート・RGBの
各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するため
の切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力
信号の切替装置。 - 【請求項3】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
のMIX回路と、第1及び第2の出力端子と、前記コン
ポジット信号を前記第1及び第2の出力端子のいずれか
1つから出力させる第1の状態及び前記YCセパレート
信号の輝度・クロマの各信号を前記第1及び第2の出力
端子から出力させる第2の状態のいずれか1つを選択的
に切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力
信号選択手段からのコンポジット・YCセパレートの各
選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するための
切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力信
号の切替装置。 - 【請求項4】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
のMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記コンポ
ジット信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1つ
から出力させる第1の状態及び前記RGB信号のR・G
・Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させ
る第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え得る信号
切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段から
のコンポジット・RGBの各選択信号のいずれか1つに
応じて切替え制御するための切替制御回路とを設けたこ
とを特徴とするビデオ出力信号の切替装置。 - 【請求項5】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
YC変換回路と、第1〜第3の出力端子と、前記YCセ
パレート信号の輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3
の出力端子のいずれか2つから出力させる第1の状態及
び前記RGB信号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第
3の出力端子から出力させる第2の状態のいずれか1つ
を選択的に切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回
路を出力信号選択手段からのRGB・YCセパレートの
各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するため
の切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力
信号の切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063352U JP2589189Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ビデオ出力信号の切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063352U JP2589189Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ビデオ出力信号の切替装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619382U true JPH0619382U (ja) | 1994-03-11 |
JP2589189Y2 JP2589189Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=13226776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992063352U Expired - Lifetime JP2589189Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ビデオ出力信号の切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589189Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP1992063352U patent/JP2589189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2589189Y2 (ja) | 1999-01-20 |
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