JP2589189Y2 - ビデオ出力信号の切替装置 - Google Patents

ビデオ出力信号の切替装置

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JP2589189Y2
JP2589189Y2 JP1992063352U JP6335292U JP2589189Y2 JP 2589189 Y2 JP2589189 Y2 JP 2589189Y2 JP 1992063352 U JP1992063352 U JP 1992063352U JP 6335292 U JP6335292 U JP 6335292U JP 2589189 Y2 JP2589189 Y2 JP 2589189Y2
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茂彦 青柳
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオ出力信号の切替
装置に関し、特に、入力されるRGB信号をコンポジッ
ト信号・YCセパレート信号・RGB信号の任意の2種
類以上のビデオ出力信号に変換して選択的に出力可能な
ビデオ出力信号の切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ機器のビデオ出力信号としてはコ
ンポジット信号・YCセパレート信号・RGB信号が用
いられている。これら各信号を、接続対象機器の仕様に
応じてそれぞれ使い分けられるようにすると使用性が向
上するため、ビデオ出力信号を出力し得る装置に於いて
は、上記3種類の信号を取り出し得ることが望ましい。
【0003】上記3種類の信号を取り出し得る従来の回
路としては、図7に示されるものがある。図7に於い
て、RGB信号の各信号ラインが、それぞれ対応するR
・G・Bの各出力端子Or・Og・Obに接続されてい
ると共に、同期信号ラインがその出力端子Osに接続さ
れている。また、RGB信号の各信号が、各信号ライン
から分岐してYC変換回路1に入力し、同期信号もYC
変換回路1に入力しており、そのYC変換回路1にてR
GB信号がYCセパレート信号に変換されるようになっ
ている。YC変換回路1から出力されるYCセパレート
信号の輝度信号とクロマ信号との各信号ラインがそれぞ
れ対応する各出力端子Oy・Ocに接続されている。さ
らに、YCセパレート信号の各信号が、各信号ラインか
ら分岐してMIX回路2に入力し、そのMIX回路2に
てYCセパレート信号がコンポジット信号に変換される
ようになっている。そして、MIX回路2から出力され
るコンポジット信号の信号ラインが対応する出力端子O
cvに接続されている。
【0004】このようにして構成された従来のビデオ信
号出力回路では、図に良く示されているように各信号毎
にそれぞれ対応する出力端子を設けているため、出力パ
ネル内でコネクタ端子の占有率が高く、装置の小型化が
困難であった。また、組立上に於いても、装置内の回路
基板と出力コネクタ端子とを連結する配線数が多くな
り、作業性が悪くなりがちであるという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本考案の主な目的は、装置の小型化かつ
組立作業性を向上し得るビデオ出力信号の切替装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、RGB信号とYCセパレート信号とコンポ
ジット信号との3種類のビデオ信号の所定の1種類の入
力ビデオ信号を2種類以上のビデオ信号に個々に変換す
る信号変換手段と、前記2種類以上のビデオ信号を1つ
の端子から出力するべく設けられた少なくとも1つの共
通出力端子と、前記信号変換手段に於ける信号処理経路
を前記2種類以上のビデオ信号の種類毎に切替えて前記
2種類以上のビデオ信号を前記共通出力端子から選択的
に出力させるための信号切替手段とを有することを特徴
とするビデオ出力信号の切替装置を提供することにより
達成される。特に、入力されるRGB信号を輝度信号と
クロマ信号とからなるYCセパレート信号に変換するた
めのYC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された
輝度信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換する
ためのMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記R
GB信号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第3の出力
端子から出力させる第1の状態、前記YCセパレート信
号の輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3の出力端子
のいずれか2つから出力させる第2の状態及び前記コン
ポジット信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1
つから出力させる第3の状態のいずれか1つを選択的に
切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信
号選択手段からのRGB・YCセパレート・コンポジッ
トの各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御する
ための切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ
出力信号の切替装置、または、YC変換回路と、MIX
回路と、第1及び第2の出力端子と、前記YCセパレー
ト信号の輝度・クロマの各信号を前記第1及び第2の出
力端子から出力させる第1の状態及び前記コンポジット
信号を前記第1及び第2の出力端子のいずれか1つから
出力させる第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え
得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択
手段からのYCセパレート・コンポジットの各選択信号
のいずれか1つに応じて切替え制御するための切替制御
回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力信号の切替
装置、または、YC変換回路と、MIX回路と、第1〜
第3の出力端子と、前記RGB信号のR・G・Bの各信
号を前記第1〜第3の出力端子から出力させる第1の状
態及び前記コンポジット信号を前記第1〜第3の出力端
子のいずれか1つから出力させる第2の状態のいずれか
1つを選択的に切替え得る信号切替回路と、前記信号切
替回路を出力信号選択手段からのRGB・コンポジット
の各選択信号からのいずれか1つに応じて切替え制御す
るための切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデ
オ出力信号の切替装置、または、YC変換回路と、第1
〜第3の出力端子と、前記RGB信号のR・G・Bの各
信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させる第1の
状態及び前記YCセパレート信号の輝度・クロマの各信
号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか2つから出力
させる第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え得る
信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段
からのRGB・YCセパレートの各選択信号のいずれか
1つに応じて切替え制御するための切替制御回路とを設
けると良い。
【0007】
【実施例】以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参
照して詳しく説明する。
【0008】図1は、本考案が適用されたビデオ出力信
号の切替装置の第1の実施例を示す回路であり、従来技
術で述べた図7の実施例と同様の部分については同一の
符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施例に於
いては、MIX回路2のコンポジット信号出力端子CV
が、2位置選択式の第1スイッチSW1の一方の接点端
子H1と接続され、その第1スイッチSW1のコモン端
子が同様の2位置選択式の第2スイッチSW2の一方の
接点端子H2と接続されて、その第2スイッチSW2の
コモン端子が、本装置の第1出力端子O1に接続されて
いる。
【0009】上記第1スイッチSW1の他方の接点端子
L1にはYC変換回路1の輝度信号出力端子Yが接続さ
れ、第2スイッチSW2の他方の接点端子L2にはR信
号の信号ラインが接続されている。また、YC変換回路
1のクロマ信号出力端子Cが第3スイッチSW3の一方
の接点端子H3と接続され、その第3スイッチSW3の
他方の接点端子L3にはG信号の信号ラインが接続され
ている。そして、第3スイッチSW3のコモン端子が、
本装置の第2出力端子O2に接続されている。また、B
信号の信号ラインが本装置の第3出力端子O3に接続さ
れ、同期信号の信号ラインが出力端子Osに接続されて
いる。
【0010】上記した各スイッチSW1〜SW3により
信号切替回路が構成され、それらが、切替制御回路3に
より選択的に切替えられるようになっている。即ち、第
1スイッチSW1がH1側を選択され、かつ第2スイッ
チSW2がH2側を選択された第1の状態の場合には、
コンポジット信号が第1出力端子O1から出力される。
次に、第1スイッチSW1がL1側を選択され、かつ第
2スイッチSW2がH2側を選択されると共に、第3ス
イッチSW3がH3側を選択された第2の状態の場合に
は、第1出力端子O1から輝度信号が出力され、第2出
力端子O2からクロマ信号が出力されるYCセパレート
信号出力状態になる。そして、第2スイッチSW2がL
2側を選択され、かつ第3スイッチSW3がL3側を選
択された第3の状態の場合には、第1〜第3出力端子O
1〜O3からRGB信号の各信号が出力されるようにな
る。
【0011】上記切替制御回路3の1例を図2に示す。
切替制御回路3には、出力信号としてコンポジット・Y
Cセパレート・RGBの各選択信号をそれぞれ選択する
ための出力信号選択手段としての押し釦型の選択スイッ
チSWc・SWy・SWrの各一端が接続されている。
各選択スイッチSWc・SWy・SWrは、一端を抵抗
を介して定電圧端子に接続され、他端を接地された常時
開接点スイッチからなる。任意の選択スイッチを押して
接点閉状態にすると選択信号となるLレベル信号が、接
点開状態ではHレベル信号が切替制御回路3に入力す
る。
【0012】コンポジット信号を選択する選択スイッチ
SWcの一端が第1フリップフロップFF1のセット端
子−Sに接続されていると共に、YCセパレート信号を
選択する選択スイッチSWyの一端が第1フリップフロ
ップFF1のリセット端子−Rに接続されている。ま
た、各選択スイッチSWc・SWyの一端は、互いに並
列にアンド回路ADの入力端子に接続されている。RG
B信号を選択する選択スイッチSWrの一端が第2フリ
ップフロップFF2のセット端子−Sに接続されている
と共に、アンド回路ADの出力端子が第2フリップフロ
ップFF2のリセット端子−Rに接続されている。そし
て、第1フリップフロップFF1の出力端子Qからの出
力に応じて前記した第1スイッチSW1が切替えられ、
第2フリップフロップFF2の反転出力端子−Qからの
出力に応じて前記した第2・第3スイッチSW2・SW
3が切替えられるようになっている。
【0013】次に、各ビデオ信号出力の切り替え作動要
領を以下に示す。選択スイッチSWcを押すと、上記第
1フリップフロップFF1の出力端子QからのHレベル
出力により、第1スイッチSW1がH1側に切替えら
れ、上記第2フリップフロップFF2の反転出力端子−
QからのHレベル出力により、第2・第3スイッチSW
2・SW3がH2・H3側に切替えられるため、第1出
力端子O1からコンポジット信号が出力される第1の状
態になる。
【0014】選択スイッチSWyを押すと、第1フリッ
プフロップFF1の出力端子QからのLレベル出力によ
り、第1スイッチSW1がL1側に切替えられ、上記第
2フリップフロップFF2の反転出力端子−QからのH
レベル出力により、第2・第3スイッチSW2・SW3
がH2・H3側に切替えられるため、第1出力端子O1
から輝度信号が、第2出力端子O2からクロマ信号が出
力される第2の状態になる。
【0015】選択スイッチSWrを押すと、第1フリッ
プフロップFF1の出力端子Qの出力状態は任意である
が、第2フリップフロップFF2の反転出力端子−Qか
らのLレベル出力により、第2・第3スイッチSW2・
SW3がL2・L3側に切替えられるため、第1出力端
子O1からR信号が、第2出力端子O2からG信号が、
第3出力端子O3からB信号がそれぞれ出力される第3
の状態になる。
【0016】このようにして、各スイッチSW1〜SW
3の切り替えを制御して、3つの出力端子O1〜O3の
みで3種類のビデオ出力信号を取り出すことができる。
【0017】また、図3には、選択スイッチにロータリ
スイッチ4を用いた場合の切替制御回路3の別の実施例
を示す。図3に示されるように、ロータリスイッチ4の
コモン端子が、切替制御回路3内に設けられた第1・第
2電圧検出回路5・6に分岐して接続されている。
【0018】ロータリスイッチ4には3つの選択接点が
設けられており、その1つのコンポジット選択接点RS
cが定電圧端子Vccと接続され、YCセパレート選択接
点RSyが、定電圧端子Vcc及び接地間に直列に接続さ
れた両抵抗R間のノードと接続され、RGB選択接点R
Srが接地されている。上記第1電圧検出回路5の出力
に応じて第1スイッチSW1が切替えられ、第2電圧検
出回路6の出力に応じて第2・第3スイッチSW2・S
W3が切替えられるようになっている。
【0019】ところで、コンポジット選択接点RScを
選択された場合には定電圧Vccが、YCセパレート選択
接点RSyを選択された場合には分圧(Vcc/2)が、
RGB選択接点RSrを選択された場合には接地電圧
が、第1・第2電圧検出回路5・6にそれぞれ印加され
る。第1電圧検出回路5は、第1の所定の電圧値(Vcc
/2をある程度上回った値)以上の電圧入力の場合に第
1スイッチSW1をH側に切替え、それ以下の場合には
第1スイッチSW1をL側に切替える信号を出力する。
第2電圧検出回路6は、Vcc/2より低い第2の所定の
電圧(例えばVcc/3)以上の電圧入力の場合に第2・
第3スイッチSW2・SW3をH側に切替え、それ以下
の場合には第2・第3スイッチSW2・SW3をL側に
切替える信号を出力する。なお、第1・第2電圧検出回
路5・6は、オペアンプなどのコンパレータにより構成
することができる。
【0020】この図3の例に於いても、前記実施例と同
様に、第1〜第3スイッチSW1〜SW3を適宜切替え
て、ロータリスイッチ4の選択状態に合わせたビデオ出
力信号の切り替え状態を実現できる。
【0021】なお、選択スイッチには、上記各実施例の
形式に限るものではなく、スライドスイッチやトグルス
イッチなどの各種メカニカルスイッチを用いることがで
きる。
【0022】図4に本考案に基づく第2の実施例を示す
が、前記実施例と同様の部分については同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。この第2の実施例は、
コンポジット信号とYCセパレート信号とを選択的に出
力させる場合である。図に示されるように、入力される
R・G・Bの各信号と同期信号とが、YCセパレート回
路1のみに入力されて、輝度及びクロマ信号に変換され
る。そして、輝度及びクロマ信号の各信号ラインが分岐
して、一方の対がMIX回路2に接続されていると共
に、他方の対の例えば輝度信号ラインがスイッチSW1
の選択接点L1と接続され、クロマ信号ラインが第2出
力端子O2に接続されている。スイッチSW1の選択接
点H1にはMIX回路2からのコンポジット信号ライン
が接続されて、そのスイッチSW1のコモン端子が第1
出力端子O1と接続されている。
【0023】スイッチSW1は切替制御回路7により選
択的に切替えられるが、この第2の実施例の切替制御回
路7は、前記実施例の図2または図3に示される構造を
基本として、スイッチSW1のみを切替え可能な回路に
構成されている。例えば図2に対応する場合には、フリ
ップフロップFF1のみを設け、2つの選択スイッチS
Wc・SWyを同様に接続するように構成すれば良い。
このようにして、スイッチSW1がH1側に切替えられ
た場合には第1出力端子O1からコンポジット信号が出
力される第1の状態になり、L1側に切替えられた場合
には、第1出力端子O1から輝度信号が、第2出力端子
O2からクロマ信号がそれぞれ出力される第2の状態に
なって、コンポジット信号とYCセパレート信号との各
ビデオ出力信号を選択的に切替えて取出すことができ
る。
【0024】図5に本考案に基づく第3の実施例を示す
が、前記実施例と同様の部分については同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。この第3の実施例は、
コンポジット信号とRGB信号とを選択的に出力させる
場合である。図に示されるように、入力されるR・G・
Bの各信号ラインと同期信号ラインとが、それぞれ分岐
してYCセパレート回路1に接続され、輝度及びクロマ
信号に変換される。R信号ラインはスイッチSW2の選
択接点L2にも接続され、G・Bの各信号ラインがそれ
ぞれ第2・第3出力端子O2・O3にも接続され、同期
信号ラインが出力端子Osにも接続されている。そし
て、輝度及びクロマ信号の各信号ラインがMIX回路2
に接続され、そのMIX回路2からのコンポジット信号
ラインがスイッチSW2の選択接点H2と接続されて、
そのスイッチSW2のコモン端子が第1出力端子O1と
接続されている。
【0025】スイッチSW2は切替制御回路8により選
択的に切替えられるが、この第3の実施例の切替制御回
路8も、前記第2の実施例と同様であり、スイッチSW
2のみを切替え可能な回路に構成されているものであ
る。このようにして、スイッチSW2がH2側に切替え
られた場合には第1出力端子O1からコンポジット信号
が出力される第1の状態になり、L2側に切替えられた
場合には、第1出力端子O1からR信号が、第2出力端
子O2からG信号が、第3出力端子O3からB信号がそ
れぞれ出力される第2の状態になって、コンポジット信
号とRGB信号との各ビデオ出力信号を選択的に切替え
て取出すことができる。
【0026】図6に本考案に基づく第4の実施例を示す
が、前記実施例と同様の部分については同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。この第4の実施例は、
YCセパレート信号とRGB信号とを選択的に出力させ
る場合である。図に示されるように、入力されるR・G
・Bの各信号ラインと同期信号ラインとが、それぞれ分
岐してYCセパレート回路1に接続され、輝度及びクロ
マ信号に変換される。R信号ラインはスイッチSW2の
選択接点L2にも接続され、G信号ラインがスイッチS
W3のL3選択接点にも接続され、B信号ラインが第3
出力端子O3にも接続され、同期信号ラインが出力端子
Osにも接続されている。そして、輝度及びクロマ信号
の各信号ラインが各スイッチSW2・SW3の各選択接
点H2・H3に接続され、それら各スイッチSW2・S
W3の各コモン端子がそれぞれ第1出力端子O1と第2
出力端子O2と接続されている。
【0027】両スイッチSW2・SW3は切替制御回路
9により選択的に切替えられるが、この第4の実施例の
切替制御回路9も、前記第2の実施例と同様であり、両
スイッチSW2・SW3を共に切替え可能な回路に構成
されているものである。このようにして、両スイッチS
W2・SW3がH2・H3側に切替えられた場合には、
第1出力端子O1から輝度信号が出力され、第2出力端
子O2からクロマ信号が出力される第1の状態になり、
それぞれL2・L3側に切替えられた場合には、第1出
力端子O1からR信号が、第2出力端子O2からG信号
が、第3出力端子O3からB信号がそれぞれ出力される
第2の状態になって、YCセパレート信号とRGB信号
との各ビデオ出力信号を選択的に切替えて取出すことが
できる。
【0028】なお、前記各実施例では、入力ビデオ信号
としてRGB信号の場合を示したが、他の信号であるY
Cセパレート信号またはコンポジット信号を3種類の各
ビデオ出力信号の2種類または3種類に変換するように
しても良い。この場合には、信号変換手段として、YC
セパレート信号をRGB信号に変換するRGBデコーダ
やコンポジット信号をYCセパレート信号に変換するY
C分離回路を、前記した各信号変換回路と組み合わせれ
ば良く、信号切替手段も前記信号切替回路を基礎として
各スイッチ素子を組合せ変更すれば容易に可能である。
【0029】
【考案の効果】このように本考案によれば、RGB信号
・YCセパレート信号・コンポジット信号の3種類の各
ビデオ出力信号の2種類または3種類を、各種類の選択
信号に応じて切替わる切替制御回路を介して出力端子を
共用して選択的に出力させることから、RGB信号を含
む組合せの場合には4つの出力端子を設け、YCセパレ
ート信号とコンポジット信号との組合せの場合には2つ
の出力端子を設けるのみで良く、出力端子の数を最小限
にすることができ、出力装置内の回路基板と出力コネク
タとを連結する線材を低減し、組立作業性を向上し得る
と共に、装置を小型化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたビデオ出力信号の切替回
路。
【図2】切替制御回路を示す回路図。
【図3】切替制御回路の別の実施例。
【図4】ビデオ出力信号の切替回路の第2の実施例を示
す図。
【図5】ビデオ出力信号の切替回路の第3の実施例を示
す図。
【図6】ビデオ出力信号の切替回路の第4の実施例を示
す図。
【図7】従来のビデオ出力信号の切替回路を示す図。
【符号の説明】
1 YC変換回路 2 MIX回路 3 切替制御回路 4 ロータリスイッチ 5 第1電圧検出回路 6 第2電圧検出回路 7〜9 切替制御回路

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB信号とYCセパレート信号とコン
    ポジット信号との3種類のビデオ信号の所定の1種類の
    入力ビデオ信号を2種類以上のビデオ信号に個々に変換
    する信号変換手段と、前記2種類以上のビデオ信号を1
    つの端子から出力するべく設けられた少なくとも1つの
    共通出力端子と、前記信号変換手段に於ける信号処理経
    路を前記2種類以上のビデオ信号の種類毎に切替えて前
    記2種類以上のビデオ信号を前記共通出力端子から選択
    的に出力させるための信号切替手段とを有することを特
    徴とするビデオ出力信号の切替装置。
  2. 【請求項2】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
    マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
    YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
    信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
    のMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記コンポ
    ジット信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1つ
    から出力させる第1の状態、前記YCセパレート信号の
    輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3の出力端子のい
    ずれか2つから出力させる第2の状態及び前記RGB信
    号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子か
    ら出力させる第3の状態のいずれか1つを選択的に切替
    え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選
    択手段からのコンポジット・YCセパレート・RGBの
    各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するため
    の切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力
    信号の切替装置。
  3. 【請求項3】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
    マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
    YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
    信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
    のMIX回路と、第1及び第2の出力端子と、前記コン
    ポジット信号を前記第1及び第2の出力端子のいずれか
    1つから出力させる第1の状態及び前記YCセパレート
    信号の輝度・クロマの各信号を前記第1及び第2の出力
    端子から出力させる第2の状態のいずれか1つを選択的
    に切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回路を出力
    信号選択手段からのコンポジット・YCセパレートの各
    選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するための
    切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力信
    号の切替装置。
  4. 【請求項4】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
    マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
    YC変換回路と、前記YC変換回路にて変換された輝度
    信号及びクロマ信号をコンポジット信号に変換するため
    のMIX回路と、第1〜第3の出力端子と、前記コンポ
    ジット信号を前記第1〜第3の出力端子のいずれか1つ
    から出力させる第1の状態及び前記RGB信号のR・G
    ・Bの各信号を前記第1〜第3の出力端子から出力させ
    る第2の状態のいずれか1つを選択的に切替え得る信号
    切替回路と、前記信号切替回路を出力信号選択手段から
    のコンポジット・RGBの各選択信号のいずれか1つに
    応じて切替え制御するための切替制御回路とを設けたこ
    とを特徴とするビデオ出力信号の切替装置。
  5. 【請求項5】 入力されるRGB信号を輝度信号とクロ
    マ信号とからなるYCセパレート信号に変換するための
    YC変換回路と、第1〜第3の出力端子と、前記YCセ
    パレート信号の輝度・クロマの各信号を前記第1〜第3
    の出力端子のいずれか2つから出力させる第1の状態及
    び前記RGB信号のR・G・Bの各信号を前記第1〜第
    3の出力端子から出力させる第2の状態のいずれか1つ
    を選択的に切替え得る信号切替回路と、前記信号切替回
    路を出力信号選択手段からのRGB・YCセパレートの
    各選択信号のいずれか1つに応じて切替え制御するため
    の切替制御回路とを設けたことを特徴とするビデオ出力
    信号の切替装置。
JP1992063352U 1992-08-17 1992-08-17 ビデオ出力信号の切替装置 Expired - Lifetime JP2589189Y2 (ja)

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