JPH0526871Y2 - - Google Patents

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JPH0526871Y2
JPH0526871Y2 JP18209787U JP18209787U JPH0526871Y2 JP H0526871 Y2 JPH0526871 Y2 JP H0526871Y2 JP 18209787 U JP18209787 U JP 18209787U JP 18209787 U JP18209787 U JP 18209787U JP H0526871 Y2 JPH0526871 Y2 JP H0526871Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案入力信号切換回路を以下の項目に従つて
説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術 a 一般的背景 b 従来の入力信号切換回路の一例[第2図] b−1 構造 b−2 動作 D 考案が解決しようとする問題点[第2図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図] a 入力部 b 分離回路、出力端子 c スイツチ d 動作 d−1 第1の入力部の選択 d−2 第2の入力部の選択 d−3 第3の入力部の選択 e 選択回路の数等 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な入力信号切換回路に関する。詳
しくは、例えば、映像関連機器の端子パネルに配
置される複数の入力部を備え該複数の入力部の少
なくとも1つが輝度信号及び色信号が混在した複
合信号が入力される複合信号入力端子と輝度信号
及び色信号が分離された状態で各別に入力される
輝度信号入力端子と色信号入力端子とを有すると
共に、複合信号を輝度信号と色信号に分離する分
離回路と、輝度信号を出力する輝度信号出力端子
と、色信号を出力する色信号出力端子と、上記出
力端子と前記複数の入力部との間の接続状態を切
り換えるための切換手段とを備えた入力信号切換
回路に関するものであり、入力端子と切換手段と
の接続態様等を改良することによつて、入力部が
有する入力端子に対する選択機能を損なうこと無
くこの種の切換回路を極めて簡単な構造とするこ
とができると共に、上記選択のための操作ミスを
生じる惧れが無いようにした新規な入力信号切換
回路を提供しようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案入力信号切換回路は、複数の入力部を備
え該複数の入力部の少なくとも1つが輝度信号及
び色信号が混在した複合信号が入力される複合信
号入力端子と輝度信号及び色信号が分離された状
態で各別に入力される輝度信号入力端子と色信号
入力端子とを有すると共に、複合信号を輝度信号
と色信号に分離する分離回路と、輝度信号を出力
する輝度信号出力端子と、色信号を出力する色信
号出力端子と、上記出力端子と前記複数の入力部
との間の接続状態を切り換えるための切換手段と
を備えた入力信号切換回路であつて、複合信号入
力端子と輝度信号入力端子及び色信号入力端子を
備えた入力部における輝度信号入力端子又は色信
号入力端子のいずれか一方と複合信号入力端子の
2つの入力端子と出力端子との間の接続状態の切
換を上記2つの入力端子に共通の接点により行な
うようにし、それによつて、入力部が有する入力
端子に対する選択機能を損なうこと無くこの種の
切換回路を極めて簡単な構造とすることができる
と共に、上記選択のための操作ミスを生じる惧れ
が無いようにしたものである。
(C 従来技術) (a 一般的背景) 今日、映像関連機器には、テレビジヨン受像機
やモニターテレビ等少なくとも画像表示機能を備
えたもの、ビデオテープレコーダ(以下、
「VTR」と言う。)やビデオデイスクプレーヤ
(以下、「VDP」と言う。)あるいはビデオカメ
ラ、ドアカメラ等少なくとも画像の記録及び/又
は再生や撮影機能を備えたもの、衛星放送受信チ
ユーナや文字多重放送受信チユーナ等主として放
送電波変調機能を備えたもの、更には、ビデオ編
集機や各種のセレクター又は画像コンピユータ等
主として画像信号の転送や処理機能を備えたもの
等、多種多様のものがあり、しかも、上記した機
能を1つだけ備えたものもあれば、複数備えたも
のもある。
そして、これらの機器は、通常、複数のものを
それぞれの機器が有する機能に応じて互いに接続
した状態で使用され、特に、画像モニターや前記
信号の転送や処理機能を備えた機器には複数の機
器が同時に接続されることが多い。例えば、1台
のモニターテレビに、テレビジヨン放送受信用ア
ンテナの他に、数台のVTRやVDP等を接続して
おいてこれらの接続機器等に対する信号の入出力
系路を任意に選択して希望する動作を行なわしめ
るという使い方が為されることがある。
従つて、近時のこの種の機器は多数の外部入出
力端子を備えたものが多い。
ところで、テレビジヨン放送の画像信号の入力
は、通常、所謂RF信号、即ち、輝度信号と色信
号が混在した複合信号の形で為され、また、従
来、VTR等により再生された画像信号も上記複
合信号で出力されるようになつており、上記複合
信号は輝度信号と色信号に分離されてそれぞれ所
定の処理が為された後画像表示回路へ出力される
ようになつている。
従つて、このような複合信号が入力される機器
は、通常、複合信号を輝度信号と色信号に分離す
るための分離回路を備えており、また、複合信号
が入力される入力部を複数備えた機器には、これ
ら複数の入力部と分離回路との間の接続状態を切
り換えるための切換手段を有する入力信号切換回
路が設けられている。
更に、近時のVTR等においては、再生した画
像信号を輝度信号と色信号に分離した状態のまま
外部機器へ出力するようにしたものがあり、従つ
て、このようなVTRとの接続をも可能にした画
像モニター等における入力部には複合信号が入力
される複合信号入力端子と輝度信号及び色信号が
各別に入力される輝度信号入力端子と色信号入力
端子が設けられており、しかも、このような
VTR等を同時に複数接続可能にする場合は上記
3種類の入力端子で1組を為す入力部が複数設け
られており、このような入力部を備えた機器の前
記入力信号切換回路は、複数の複合信号入力端子
と複数の輝度信号入力端子及び色信号入力端子と
分離回路及び輝度信号出力端子、色信号出力端子
との間の接続状態を任意に切り換えることができ
るように構成されている必要がある。
(b 従来の入力信号切換回路の一例)[第2図] 第2図はそのような複数の入力部を備えた従来
の入力信号切換回路の一例aを示すものである。
(b−1 構造) 同図において、b,c及びdは入力部であり、
第1の入力部bは複合信号入力端子e1を備えてお
り、第2の入力部cは1個の複合信号入力端子e2
と1組の輝度信号入力端子f1及び色信号入力端子
g1を備え、また、第3の入力部dは1個の複合信
号入力端子e3と1組の輝度信号入力端子f2及び色
信号入力端子g2を備えている。
hは分離回路、iは輝度信号出力端子、jは色
信号出力端子である。
kは第1のスイツチであり、第1乃至第3の共
通接点l1,l2,l3と、これら3つの共通接点l1,l2
l3と各別に接続されかつ互いに連動する第1乃至
第3の切換接点m1,m2,m3と、前記3つの複合
信号入力端子e1,e2,e3と各別に接続されかつ第
1の切換接点m1を介して第1の共通接点l1と選択
的に接続される固定接点n1,n2,n3と、分離回路
hの輝度信号出力端及び前記2つの輝度信号入力
端子f1,f2と各別に接続されかつ第2の切換接点
m2を介して第2の共通接点l2と選択的に接続され
る固定接点n4,n5,n6と、分離回路hの色信号出
力端及び前記2つの色信号入力端子g1,g2と各別
に接続されかつ第3の切換接点m3を介して第3
の共通接点l3と選択的に接続される固定接点n7
n8及びn9を有しており、第1の共通接点l1が分離
回路hの入力端と接続されている。
oは第2のスイツチであり、前記輝度信号出力
端子i及び色信号出力端子jと各別に接続された
第1、第2の共通接点p1,p2と、該2つの共通接
点p1,p2と各別に接続されかつ互いに連動する第
1、第2の切換接点q1、q2と、分離回路hの輝度
信号出力端及び第1のスイツチkの第2の共通接
点l2と各別に接続されかつ上記第1の切換接点q1
を介して第1の共通接点p1と選択的に接続される
固定接点r1,r2と、分離回路hの色信号出力端及
び第1のスイツチkの第3の共通接点l3と各別に
接続されかつ上記第2の切換接点q2を介して第2
の共通接点p2と選択的に接続される固定接点r3
r4を有している。
(b−2 動作) そこで、第1の入力部bの複合信号入力端子e1
に入力される画像信号を選択するときは第1のス
イツチkをその切換接点m1,m2及びm3が同図に
実線で示すように固定接点n1,n4,n7と接続され
た状態(以下、「第1の接続状態」と言う。)にす
ると共に第2のスイツチoをその切換接点q1,q2
が同図に実線で示すように固定接点r2,r4と接続
された状態(以下、「第1の接続状態」と言う。)
とするかあるいは破線で示すように固定接点r1
r3と接続された状態(以下、「第2の接続状態」
と言う。)とする。これにより、複合信号入力端
子e1に入力された複合信号が第1のスイツチkの
固定接点n1−第1の切換接点m1−第1の共通接
点l1という経路を経て分離回路hに入力されると
共に、ここで輝度信号と色信号に分離された後、
輝度信号は第2のスイツチkの固定接点n4−第2
の切換接点m2−第2の共通接点l2−第2のスイツ
チoの固定接点r2を経て、あるいはこれらを経ず
に第2のスイツチoの固定接点r1を経て、第1の
切換接点q1−第1の共通接点p1という経路を通つ
て輝度信号出力端子iへ出力され、また、色信号
は第1のスイツチkの固定接点n7−第3の切換接
点m3−第3の共通接点l3−第2のスイツチoの固
定接点r4を経て、あるいはこれらを経ずに第2の
スイツチoの固定接点r3を経て、第2の切換接点
q2−第2の共通接点p2を通つて色信号出力端子j
へ出力されることになる。
そして、第2の入力部cの複合信号入力端子e2
に入力される画像信号を選択するときは第1のス
イツチkをその切換接点m1,m2及びm3が同図に
2点鎖線で示すように固定接点n2,n5,n8と接続
された状態(以下、「第2の接続状態」と言う。)
とすると共に第2のスイツチoを前記第2の接続
状態とする。これにより、複合信号入力端子e2
入力された複合信号が第1のスイツチkの固定接
点n2−第1の切換接点m1−第1の共通接点l1とい
う経路を経て分離回路hに入力されると共に、こ
こで輝度信号と色信号に分離された後、輝度信号
は第2のスイツチoの固定接点r1−第1の切換接
点q1−第1の共通接点p1という経路を経て輝度信
号出力端子iへ出力され、色信号は第2のスイツ
チoの固定接点r3−第2の切換接点q2−第2の共
通接点p2という経路を経て色信号出力端子jへ出
力されることになる。
また、第3の入力部dの複合信号入力端子e3
入力される画像信号を選択するときは、第1のス
イツチkをその切換接点m1,m2及びm3が固定接
点n3,n6,n9と接続された状態(以下、「第3の
接続状態」と言う。)とすると共に第2のスイツ
チoを前記第2の接続状態とする。これにより、
複合信号入力端子e3に入力された画像信号が第1
のスイツチkの固定接点n3−第1の切換接点m1
−第1の共通接点l3という経路を経て分離回路h
に入力されると共に、ここで輝度信号と色信号に
分離された後、輝度信号は第2のスイツチoの固
定接点r1を通る経路を経て輝度信号出力端子iへ
出力され、色信号は第2のスイツチoの固定接点
r3を通る経路を経て色信号出力端子jへ出力され
ることになる。
更に、第2の入力部cの輝度信号入力端子f1
び色信号入力端子g1に分離して入力される画像信
号を選択するときは第1のスイツチkを前記第2
の接続状態すると共に第2のスイツチoを前記第
1の接続状態にする。これにより、輝度信号入力
端子f1に入力した輝度信号が第1のスイツチkの
固定接点n5−第2の切換接点m2−第2の共通接
点l2−第2のスイツチoの固定接点r2−第1の切
換接点q1−第1の共通接点p1という経路を経て輝
度信号出力端子iへ出力され、色信号入力端子g1
に入力した色信号が第1のスイツチkの固定接点
n8−第3の切換接点m3−第3の共通接点l3−第2
のスイツチoの固定接点r4−第2の切換接点q2
第2の共通接点p2という経路を経て色信号出力端
子jへ出力されることになる。
そして、第3の入力部dの輝度信号入力端子f2
及び色信号入力端子g2に分離して入力される画像
信号を選択するときは第1のスイツチkを前記第
3の接続状態とすると共に第2のスイツチoを前
記第1の接続状態とする。これにより、上記輝度
信号入力端子f2に入力された輝度信号が第1のス
イツチkの固定接点n6−第2の切換接点m2−第
2の共通接点l2−第2のスイツチoの固定接点r2
−第1の切換接点q1−第1の共通接点p1という経
路を経て輝度信号出力端子iへ出力され、色信号
入力端子gに入力した色信号が第1のスイツチk
の固定接点n9−第3の切換接点m3−第3の共通
接点l3−第2のスイツチoの固定接点r4−第2の
切換接点q2−第2の共通接点p2という経路を経て
色信号出力端子jへ出力されることになる。
(D 考案が解決しようとする問題点)[第2図] 上記した従来の入力信号切換回路aによると、
構造が複雑であり、かつ、回路の切換操作を誤り
易いという問題がある。
即ち、従来の入力信号切換回路aは、入力部の
選択と入力信号の種類の選択、即ち、複合信号で
あるか輝度信号と色信号が分離された分離信号で
あるかの選択を2つのスイツチk及びoにより各
別に行なうようにしているので、選択枝である切
換回路が入力部の数に上記信号の種類の数を加え
た数、例えば、第2図に示した例によれば全部で
5つになり、従つて、切換回路の数が多くなると
共に2つのスイツチを必要とするため、構造が複
雑になると共に結線作業に多くの工数が必要とな
り、また、多数の切換接点を有する多連スイツチ
を使用するため回路が大型化し、コストが高くな
るという問題がある。
しかも、切換回路を切り換えるときは2つのス
イツチk,oをそれぞれ操作しなければならない
ので、選択に手間取ると共に操作ミスを起す惧れ
が多分にある。
そこで、所定の操作部材を1個操作するだけで
当該操作の内容に応じて前記2つのスイツチk及
びoの接続状態が自動的に切り換わるようにする
ことも考えられるが、そのようにすると、切換回
路の選択ミスの発生を防止することはできるが、
構造が増々複雑化し、かつコスト高になるという
別の問題が生じることになる。
(E 問題点を解決するための手段) ところで、前記した入力信号切換回路aが有す
る第2の入力部cや第3の入力部dについては、
一般に、複合信号入力端子e2,e3と輝度信号入力
端子f1,f2及び色信号入力端子g1,g2の両方に同
時に画像信号が入力される状態となつている必要
は無く、そのいずれか一方、即ち、複合信号入力
端子e2,e3か、あるいは、輝度信号入力端子f1
f2、色信号入力端子g1,g2のいずれかにのみ入力
される状態となつていれば良い。
そこで、本考案入力信号切換回路は、前記した
問題点を解決するために、複数の入力部を備え該
複数の入力部の少なくとも1つが複合信号入力端
子と輝度信号入力端子と色信号入力端子を有する
と共に、輝度信号出力端子及び色信号出力端子
と、輝度信号と色信号とを分離する分離回路と、
上記出力端子と上記複数の入力部と分離回路それ
ぞれの間の接続状態を切り換えるための切換手段
を備えた入力信号切換回路であつて、上記切換手
段を、複合信号入力端子と輝度信号又は色信号の
いずれか一方の入力端子に共通の接点と分離回路
との間に介挿された第1の切換接点と、輝度信号
又は色信号のいずれか他方の入力端子と該入力端
子に対応した出力端子との間に介挿されかつ上記
第1の切換接点と連動する第2の切換接点とを有
するスイツチにより構成すると共に、前記2つの
出力端子を分離回路と接続したものである。
従つて、本考案入力信号切換回路によれば、輝
度信号又は色信号のいずれか一方と複合信号の2
種類の信号についての処理、即ち、これら2種類
の信号の入力端子と対応した1又は2つの出力端
子との間の接続状態の切換は第1の切換接点を有
する1つの切換回路により行なうことができると
共に、輝度信号又は色信号のいずれか他方の入力
端子とそれに対応した出力端子との間の接続状態
の切換は第2の切換接点を有する切換回路により
行なうことができるので、複合信号入力端子と輝
度信号入力端子と色信号入力端子を備えた入力部
についてのこれら入力端子と出力端子との間の接
続状態の切換を行なう必要が無く、このため、こ
の種の入力信号切換回路の切換選択枝である切換
回路の数が入力部の数と同じ数で済むことにな
り、従つて、上記切換回路の切換を入力部の数と
同じ数の連動切換接点を有する1個のスイツチで
行なうことができる。
(F 実施例)[第1図] 以下に、本考案入力信号切換回路の詳細を図示
した実施例1に従つて説明する。
(a 入力部) 2,3及び4は映像関連機器、例えば、テレビ
モニターの端子パネルに配置される入力部であ
り、これら入力部2,3及び4のうち1番上にあ
る入力部2(以下、「第1の入力部」と言う。)は
複合信号入力端子5aのみを備え、2番目の入力
部3(以下、「第2の入力部」と言う。)及び1番
下の入力部4(以下、「第3の入力部」と言う。)
は、それぞれ、1つの複合信号入力端子5b,5
cと輝度信号入力端子6a,6bと色信号入力端
子7a,7bの3つの入力端子を備えている。
尚、例えば、第1の入力部2の複合信号入力端
子5aはテレビジヨン放送受信用のアンテナ端子
を接続するためのものであり、第2の入力部3及
び第3の入力部4はVTRあるいはVDPを接続す
るためのものでこれら入力部3及び4の入力端子
のうち複合信号入力端子5b,5cは当該VTR
等との接続をRFコードを使用して行なう場合に
使用する入力端子であり、輝度信号入力端子6
a,6b及び色信号入力端子7a,7bは当該
VTR等との接続を輝度信号の接続コード及び色
信号用の接続コードを使用して行なう場合に使用
する入力端子である。
(b 分離回路、出力端子) 8は分離回路であり、該分離回路8は周波数帯
域の異なる複数の信号を所定の周波数帯域に応じ
た複数種の信号に分離する帯域フイルター等を備
え、ここに入力された複合信号は輝度信号と色信
号に分離されてこれらの信号の種類に応じた出力
端から出力され、また、輝度信号又は色信号のみ
を有する信号はこれらの種類に応じた出力端から
出力されるようになつている。
9は上記分離回路8の輝度信号出力端と接続さ
れた輝度信号出力端子、10は分離回路8の色信
号出力端と接続された色信号出力端子であり、こ
れら出力端子9,10から出力された信号は所定
の処理回路によつて処理された後画像表示回路等
へ出力される。
(c スイツチ) 11は上記出力端子9及び10と前記入力部
2,3及び4との間の接続状態を切り換えるため
のスイツチであり、第1、第2、2つの共通接点
12a,12bと、これら共通接点12a,12
bと各別に接続されかつ互いに連動する第1、第
2、2つの切換接点13a,13bと、第1の切
換接点13aを介して第1の共通接点12aと選
択的に接続される3つの固定接点14a,14b
及び14cと、第2の切換接点13bを介して第
2の共通接点12bと選択的に接続される3つの
固定接点14d,14e及び14fを備えてい
る。
尚、2つの切換接点13a及び13bは、例え
ば、前記3つの入力部のいずれか1つを各別に選
択する3つの位置の間を直線的に移動されるスラ
イドつまみ、上記3つの位置の間を円弧状の回動
軌跡を描くようにして移動される回動つまみある
いは上記3つの位置に対応した3つの押込ボタン
が操作されること等によつて固定接点に対する位
置が切り換えられるようになつている。
そして、第1の共通接点12aが前記分離回路
8の入力端と接続されると共に、固定接点14a
が第1の入力部2の複合信号入力端子5aと、固
定接点14bが第2の入力部3の複合信号入力端
子5b及び輝度信号入力端子6aと、固定接点1
4cが第3の入力部4の複合信号入力端子5c及
び輝度信号入力端子6bとそれぞれ接続されてい
る。また、第2の共通接点12bが前記色信号出
力端子10と接続されると共に、固定接点14e
が第2の入力部3の色信号入力端子7aと、固定
接点14fが第3の入力部4の色信号入力端子7
bとそれぞれ接続されている。
(d 動作) (d−1 第1の入力部の選択) そこで、スイツチ11が、その切換接点13
a,13bが同図に実線で示す位置に来た状態
(以下、「第1の接続状態」と言う。)とされると、
第1の切換接点13aが固定接点14aと接続さ
れ、第2の切換接点13bが固定接点14dと接
続されるので、スイツチ11により選択される切
換回路は第1の入力部2の複合信号入力端子5a
−固定接点14a−第1の切換接点13a−第1
の共通接点12aという切換回路のみが閉成さ
れ、これ以外の切換回路は開成されることにな
る。
即ち、この第1の接続状態においては第1の入
力部2が選択されたことになる。
しかして、複合信号入力端子5aに入力された
複合信号は、上記閉成された回路を経て分離回路
8に入力されると共に、ここで輝度信号と色信号
に分離された後輝度信号は輝度信号出力端子9へ
出力され、色信号は色信号出力端子10へ出力さ
れることになる。
(d−2 第2の入力部の選択) また、スイツチ11が、その切換接点13a,
13bが同図に2点鎖線で示す位置に来た状態
(以下、「第2の接続状態」と言う。)とされると、
第1の切換接点13aが固定接点14bと接続さ
れ、第2の切換接点13bが固定接点14eと接
続されるので、スイツチ11により選択される切
換回路は第2の入力部3の複合信号入力端子5b
及び輝度信号入力端子6a−固定接点14b−第
1の切換接点13a−第1の共通接点12aとい
う回路と、第2の入力部3の色信号入力端子7a
−固定接点14e−第2の切換接点13b−第2
の共通接点12bという回路の2つの切換回路が
閉成され、これ以外の切換回路は開成されること
になる。
即ち、この第2の接続状態においては第2の入
力部3が選択されたことになる。
しかして、この第2の入力部3の複合信号入力
端子5bに入力されて来る複合信号又は輝度信号
入力端子6aに入力されて来る輝度信号は上記閉
成された2つの回路のうち第1の切換接点13a
を通る切換回路を経て分離回路8に入力されると
共に、その信号が複合信号であるときはここで輝
度信号と色信号に分離された後輝度信号出力端子
9と色信号出力端子10へ各別に出力されて行
き、入力された信号が輝度信号であるときは輝度
信号出力端から輝度信号出力端子9へ出力されて
行くことになり、また、第2の入力部3の色信号
入力端子7aに入力されて来る色信号は前記閉成
された2つの切換回路のうち第2の切換接点13
bを通る回路を経て色信号出力端子10へ出力さ
れて行くことになる。
従つて、例えば、第2の入力部3の複合信号入
力端子5bに複合信号が入力された場合も、ま
た、輝度信号入力端子6a及び色信号入力端子7
aにそれぞれの分離信号が入力された場合も、各
出力端子9,10にそれぞれに対応した信号が出
力されることになる。
(d−3 第3の入力部の選択) 更に、スイツチ11が、その切換接点13a,
13bが同図に1点鎖線で示す位置に来た状態
(以下、「第3の接続状態」と言う。)とされると、
第1の切換接点13aが固定接点14cと接続さ
れ、第2の切換接点13bが固定接点14fと接
続されるので、スイツチ11により選択される切
換回路は第3の入力部4の複合信号入力端子5c
及び輝度信号入力端子6b−固定接点14c−第
1の切換接点13a−第1の共通接点12aとい
う回路と、第3の入力部4の色信号入力端子7b
−固定接点14f−第2の切換接点13b−第2
の共通接点12bという回路の2つの切換回路が
閉成され、これ以外の回路は開成されることにな
る。
即ち、この第3の接続状態においては第3の入
力部4が選択されたことになる。
しかして、この第3の入力部4の複合信号入力
端子5cに入力されて来る複合信号又は輝度信号
入力端子6bに入力されて来る輝度信号は上記閉
成された2つの回路のうち第1の切換接点13a
を通る回路を経て分離回路8に入力されると共
に、その入力された信号が複合信号であるときは
ここで輝度信号と色信号に分離された後輝度信号
出力端子9と色信号出力端子10へ各別に出力さ
れて行き、輝度信号であるときは輝度信号出力端
から輝度信号出力端子9へ出力されて行くことに
なり、また、第3の入力部4の色信号入力端子7
bに入力されて来る色信号は前記2つの閉成され
た回路のうち第2の切換接点13bを通る回路を
経て色信号出力端子10へ出力されて行くことに
なる。
(e 選択回路の数等) しかして、この入力信号切換回路1は第1乃至
第3の3つの入力部2,3及び4を備えると共
に、これらのうちの2つは複合信号入力端子と輝
度信号及び色信号が各別に入力される一対の輝度
信号入力端子及び色信号入力端子を備えているの
で、選択される入力系路は第1の入力部2が1
個、第2の入力部3及び第3の入力部4が各2個
の全部で5つ有することになるが、1つの入力部
における複合信号入力端子と輝度信号入力端子、
即ち、いずれか一方のみが使用される2つの入力
端子は共通の切換回路を介して出力端子との間の
接続状態を切り換えられるようになつているた
め、1つの入力部においてその入力系路を選択す
る必要が無く、従つて、切換回路の数が入力部の
数と同じ数で済むことになる。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案入力信号切換回路は、複数の入力部を備え該
複数の入力部の少なくとも1つが輝度信号及び色
信号が混在した複合信号が入力される複合信号入
力端子と輝度信号及び色信号が分離された状態で
各別に入力される輝度信号入力端子と色信号入力
端子とを有すると共に、複合信号を輝度信号と色
信号に分離する分離回路と、輝度信号を出力する
輝度信号出力端子と、色信号を出力する色信号出
力端子と、上記出力端子と前記複数の入力部との
間の接続状態を切り換えるための切換手段とを備
えた入力信号切換回路であつて、前記切換手段
は、複合信号入力端子と輝度信号又は色信号のい
ずれか一方の入力端子に共通の接点と分離回路と
の間に介挿された第1の切換接点と、輝度信号又
は色信号のいずれか他方の入力端子と該入力端子
に対応した出力端子との間に介挿されかつ上記第
1の切換接点と連動する第2の切換接点とを有
し、前記2つの出力端子を分離回路と接続したこ
とを特徴とする。
従つて、本考案によれば、輝度信号又は色信号
のいずれか一方と複合信号の2種類の信号につい
ての処理、即ち、これら2種類の信号の入力端子
と対応した1又は2つの出力端子との間の接続状
態の切換は第1の切換接点を有する1つの切換回
路により行なうことができると共に、輝度信号又
は色信号のいずれか他方の入力端子とそれに対応
した出力端子との間の接続状態の切換は第2の切
換接点を有する切換回路により行なうことができ
るので、複合信号入力端子と輝度信号入力端子と
色信号入力端子を備えた入力部についてのこれら
入力端子と出力端子との間の接続状態の切換を行
なう必要が無い。
しかして、本考案入力信号切換回路によれば、
この種の入力信号切換回路の切換選択枝である切
換回路の数が入力部の数と同じ数で済むことにな
り、従つて、上記切換回路の切換を入力部の数と
同じ数の連動切換接点を有する1個のスイツチで
行なうことができるので、構造をかなり簡単にす
ることができると共に、切換回路の選択操作を簡
単に、かつ、誤りを生ずることなく行なうことが
できる。
尚、前記実施例においては、複合信号入力端子
と共通の接点を有する入力端子を輝度信号入力端
子としたが、これは色信号入力端子としても良
い。
また、前記実施例においては3つの入力部を備
えると共にそのうちの1つが複合信号入力端子の
みを有し他の2つの入力部が1つの複合信号入力
端子と一対の輝度信号入力端子及び色信号入力端
子を有するものを示したが、本考案における入力
部の数や各入力部の入力端子の種類及び数がこの
ような形態に限られることは無く、更に、本考案
は、特定の機器に限らず、複数の入力部を備え該
複数の入力部の少なくとも1つが輝度信号及び色
信号が混在した複合信号が入力される複合信号入
力端子と輝度信号及び色信号が分離された状態で
各別に入力される輝度信号入力端子と色信号入力
端子とを有する各種の機器における入力信号切換
回路として適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案入力信号切換回路の一例を示す
回路図、第2図は従来の入力信号切換回路の一例
を示す回路図である。 符号の説明、1……入力信号切換回路、2,
3,4……入力部、5b,5c……複合信号入力
端子、6a,6b……輝度信号入力端子、7a,
7b……色信号入力端子、8……分離回路、9…
…輝度信号出力端子、10……色信号出力端子、
11……切換手段、13a……第1の切換接点、
13b……第2の切換接点、14b,14c……
共通の接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の入力部を備え該複数の入力部の少なくと
    も1つが輝度信号及び色信号が混在した複合信号
    が入力される複合信号入力端子と輝度信号及び色
    信号が分離された状態で各別に入力される輝度信
    号入力端子と色信号入力端子とを有すると共に、
    複合信号を輝度信号と色信号に分離する分離回路
    と、輝度信号を出力する輝度信号出力端子と、色
    信号を出力する色信号出力端子と、上記出力端子
    と前記複数の入力部との間の接続状態を切り換え
    るための切換手段とを備えた入力信号切換回路で
    あつて、 前記切換手段は、複合信号入力端子と輝度信号
    又は色信号のいずれか一方の入力端子に共通の接
    点と分離回路との間に介挿された第1の切換接点
    と、輝度信号又は色信号のいずれか他方の入力端
    子と該入力端子に対応した出力端子との間に介挿
    されかつ上記第1の切換接点と連動する第2の切
    換接点とを有し、 前記2つの出力端子を分離回路と接続した ことを特徴とする入力信号切換回路。
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