JPH06193793A - チューブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガン及びチューブ形のレバー式ワンハンドグリースガン及びグリースカートリッジ - Google Patents

チューブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガン及びチューブ形のレバー式ワンハンドグリースガン及びグリースカートリッジ

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JPH06193793A
JPH06193793A JP35688092A JP35688092A JPH06193793A JP H06193793 A JPH06193793 A JP H06193793A JP 35688092 A JP35688092 A JP 35688092A JP 35688092 A JP35688092 A JP 35688092A JP H06193793 A JPH06193793 A JP H06193793A
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Japan
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grease
lever
cap
connection port
cylinder chamber
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Application number
JP35688092A
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English (en)
Inventor
Chosei Yamada
長政 山田
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NIPPON GURIISU NITSUPURU KK
Original Assignee
NIPPON GURIISU NITSUPURU KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N3/00Devices for supplying lubricant by manual action
    • F16N3/10Devices for supplying lubricant by manual action delivering grease
    • F16N3/12Grease guns

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブ形の利点を保持しつつ、ワンハンド
で操作することができる。 【構成】 チューブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガ
ンは、外筒;シリンダ室と、シリンダ室内に往復運動可
能に収納されたプランジャと、チューブ接続口と、注液
口金接続口と、そして、シリンダ室と注液口金接続口と
の間に設けられた逆止弁とを備えたキャップ;注液口金
接続口に取り付けられた注液口金;キャップに揺動可能
に取り付けられたリンク;プランジャ及びリンクにそれ
ぞれ揺動可能に取り付けられたレバー;そして、シリン
ダ室内のプランジャを、シリンダ室がチューブ接続口と
流体的に接続することができる引込位置まで押圧するこ
とができるバネ手段;を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブ形のレバー式
ワンハンド液体注入ガンに係り、特に、グリースカート
リッジ形のレバー式ワンハンドグリースガン及びそのよ
うなグリースガンに使用される蛇腹状のグリースカート
リッジに関する。
【0002】
【従来の技術】除虫剤等の薬液、グリース等の潤滑油を
圧力を掛けて供給することのできるチューブ形のレバー
式液体注入ガンは種々の分野で利用されている。
【0003】図4は、このようなチューブ形のレバー式
液体注入ガンの典型例である。
【0004】図において、レバー式液体注入ガン30
は、概略的に、外筒32と、外筒32の頭部に取り外し
可能に固定されシリンダ室34a及びプランジャ34b
を有するキャップ34と、キャップ34に取り付けられ
た注液口金36と、キャップ34に揺動可能に取り付け
られたリンク38と、プランジャ34b及びリンク38
にそれぞれ揺動可能に取り付けられたレバー40とを備
えて構成されている。
【0005】キャップ34は、チューブ42の口部を着
脱可能に取り付けることができるチューブ接続口34c
と、注液口金36の接続部を密閉可能に取り付けること
ができる注液口金接続口34dと、シリンダ室34aと
チューブ接続口34c及びシリンダ室34aと注液口金
接続口34dとを接続する液通路34eと、そして、シ
リンダ室34aと注液口金接続口34dとの間の液通路
34eの途中に設けられた逆止弁34fとを備えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】チューブ形のレバー式
液体注入ガンは、注入すべき液体をチューブ内に収納し
て供給できる。従って、手詰め形のものに比べて補給が
簡単であり、また、注入すべき液体を外気に晒すこと無
く供給できるため、広く使用されている。
【0007】しかしながら、上述した従来のレバー式液
体注入ガン30では、外筒32を一方の手でレバー40
を他方の手で持って開閉することにより、プランジャ3
4bをシリンダ室34a内において往復運動させ、これ
により、シリンダ室34a内の液体を押し出す構造を採
用している。従って、レバー式液体注入ガン30は、両
手で持つことができないような場所では使用できないと
いう欠点があった。
【0008】また、上述した従来のレバー式液体注入ガ
ン30では、注液口金36が外筒32の長手方向に平行
な方向を向いているため、外筒32の長手方向に直角な
方向に注液する場合には、ホース式注油口金に交換しな
ければならない。これは、複数種類の注油口金を用意し
ておかなけらばならないことを意味し、不便であった。
さらに、上述した従来のレバー式液体注入ガン30で
は、蛇腹状のチューブを使用しているが、この形式のも
のは、体積が最も小さくなった状態でも中央部に液体が
残留する。この量は、全液体の3〜10%にも及ぶ。チ
ューブは、一般に使い捨てされるため、常に3〜10%
の量が無駄に捨てられていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題に鑑みてなされたもので、チューブ形の利点
を保持しつつ、ワンハンドで操作することができるチュ
ーブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガンを提供するこ
とを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、注油口金を外筒の長
手方向に直角な方向に及び/又は平行な方向のいずれに
も向けて注油することができるグリースカートリッジ形
のレバー式ワンハンドグリースガンを提供することであ
る。
【0011】本発明のさらに他の目的は、内容量の無駄
を減少させた蛇腹状のグリースカートリッジを提供する
ことである。
【0012】本発明の第一の態様であるチューブ形のレ
バー式ワンハンド液体注入ガンは、液体を充填したチュ
ーブを収納する外筒;外筒の頭部に取り外し可能に固定
されるキャップであって、シリンダ室と、シリンダ室内
に往復運動可能に収納されたプランジャと、チューブの
口部を着脱可能に取り付けることができるチューブ接続
口と、注液口金の接続部を密閉可能に取り付けることが
できる注液口金接続口と、シリンダ室とチューブ接続口
及びシリンダ室と注液口金接続口とを接続する液通路
と、そして、シリンダ室と注液口金接続口との間の液通
路の途中に設けられた逆止弁とを備えたキャップ;キャ
ップの注液口金接続口に密閉可能に取り付けられた注液
口金;キャップに揺動可能に取り付けられたリンク;プ
ランジャ及びリンクにそれぞれ揺動可能に取り付けられ
たレバーであって、キャップに対するリンクを介しての
レバーの揺動により、プランジャをシリンダ室内におい
て往復運動させ、それにより、チューブ内の液体を注液
口金に供給できるレバー;そして、シリンダ室内のプラ
ンジャを、シリンダ室がチューブ接続口と流体的に接続
することができる引込位置まで押圧することができるバ
ネ手段;を備えて構成されている。
【0013】本発明の第二の態様であるグリースカート
リッジ形のレバー式ワンハンドグリースガンは、グリー
スを充填したグリースカートリッジを収納する外筒;外
筒の頭部に取り外し可能に固定されるキャップであっ
て、シリンダ室と、シリンダ室内に往復運動可能に収納
されたプランジャと、グリースカートリッジの口部を着
脱可能に取り付けることができるグリースカートリッジ
接続口と、注油口金の接続部を密閉可能に取り付けるこ
とができ外筒の長手方向に直角な方向を向く注油口金接
続口と、シリンダ室とグリースカートリッジ接続口及び
シリンダ室と注油口金接続口とを接続する油通路と、シ
リンダ室と注油口金接続口との間の油通路の途中に設け
られた逆止弁と、逆止弁を取り付けることができ外筒の
長手方向に平行な方向を向く逆止弁取付穴と、そして、
逆止弁取付穴を封止する封止部材とを備えたキャップ;
キャップの注油口金接続口に密閉可能に取り付けられた
注油口金;キャップに揺動可能に取り付けられたリン
ク;プランジャ及びリンクにそれぞれ揺動可能に取り付
けられたレバーであって、キャップに対するリンクを介
してのレバーの揺動により、プランジャをシリンダ室内
において往復運動させ、それにより、グリースカートリ
ッジ内のグリースを注油口金に供給できるレバー;そし
て、シリンダ室内のプランジャを、シリンダ室がグリー
スカートリッジ接続口と流体的に接続することができる
引込位置まで押圧することができるバネ手段;を備えて
構成されている。
【0014】本態様の好ましい実施例では、注油口金と
注油口金接続口との接続構造及び逆止弁取付穴と封止部
材との接続構造が同一であり、それにより、注油口金及
び封止部材の取り付け位置を相互に交替可能となってい
る。
【0015】本発明の第三の態様は、グリースカートリ
ッジ形のレバー式ワンハンドグリースガンに使用される
蛇腹状のグリースカートリッジであって、グリースカー
トリッジの底部がグリースカートリッジの内側に向って
入り込むことができるように円筒状に突出していること
を特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の第一の態様であるチューブ形のレバー
式ワンハンド液体注入ガンでは、バネ手段が、シリンダ
室内のプランジャを、シリンダ室がチューブ接続口と流
体的に接続することができる引込位置まで押圧する。作
業者が片手で外筒を掌にあてるようにしてレバーを握る
と、プランジャはレバーに押されてシリンダ室内の容積
を減らす方向に移動する。プランジャがチューブ接続口
に通じる液通路を通過した後は、シリンダ室内は注液口
金に通じる液通路を除いて密閉される。従って、プラン
ジャがシリンダ室内に進入すると、その内部の液体は注
液口金に通じる液通路を経て注液口金に押し出される。
作業者が手の力を抜くと、レバーはバネ手段によって引
込位置、すなわち、シリンダ室内の容積を増大する方向
に移動する。プランジャがチューブ接続口に通じる液通
路を通過した後は、チューブより液体を吸い上げながら
移動する。
【0017】本発明の第二の態様であるグリースカート
リッジ形のレバー式ワンハンドグリースガンでは、注油
口金接続口は外筒の長手方向に直角な方向を向いてお
り、逆止弁取付穴は外筒の長手方向に平行な方向を向い
ている。従って、注油口金を外筒の長手方向に直角な方
向を向いた注油口金接続口に取り付ければ、注油口金を
介して外筒の長手方向に直角な方向に注油することがで
きる。
【0018】さらに、本態様の好ましい実施例では、注
油口金と注油口金接続口との接続構造及び逆止弁取付穴
と封止部材との接続構造が同一であり、これにより、注
油口金を外筒の長手方向に平行な方向を向いている逆止
弁取付穴に取り付ければ、注油口金を介して外筒の長手
方向に平行な方向に注油することができる。
【0019】この実施例では、1つの注油口金で外筒の
長手方向に直角な方向及び平行な方向のいずれにも向け
て注油することができる。
【0020】本発明の第三の態様である蛇腹状のグリー
スカートリッジでは、グリースカートリッジの底部がグ
リースカートリッジの内側に向って入り込むことができ
るように円筒状に突出しているため、体積が最も小さく
なった状態において、グリースカートリッジの底部の円
筒状突出部がグリースカートリッジ内側の中央部を占め
る。この円筒状突出部の分だけ、グリースカートリッジ
と共に未使用で捨てられるグリースの量は減少する。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明に係るチューブ
形のレバー式ワンハンド液体注入ガン及びグリースカー
トリッジ形のレバー式ワンハンドグリースガン及びその
ようなグリースガンに使用される蛇腹状のグリースカー
トリッジについて詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明に係るグリースカートリッ
ジ形のレバー式ワンハンドグリースガンの一実施例の正
面図である。
【0023】図2は、図1のグリースガンの縦断面図で
ある。
【0024】図1及び図2に示されたレバー式ワンハン
ドグリースガン10は、概略的に、外筒12と、外筒1
2の頭部に取り外し可能に固定されシリンダ室14a及
びプランジャ14bを有するキャップ14と、キャップ
14に取り付けられた注油口金16と、キャップ14に
揺動可能に取り付けられたリンク18と、プランジャ1
4b及びリンク18にそれぞれ揺動可能に取り付けられ
たレバー20と、そして、リンク18とレバー20とを
回転可能に支持するピン21に装着されたバネ24とを
備えて構成されている。
【0025】外筒12は、グリースを充填したグリース
カートリッジ22を収容するもので、側面の上方に長円
形ののぞき孔12aを有している。こののぞき孔12a
を通してグリースカートリッジ22の減り具合を観察す
ることができる。
【0026】キャップ14は、外筒12の長手方向に直
角な方向に解放したシリンダ室14aとこのシリンダ室
14a内に往復運動可能に収容されたプランジャ14b
とを有している。
【0027】キャップ14の下部には、グリースカート
リッジ接続口14cが設けられており、その内側には、
グリースカートリッジ22の口部に形成された雄ねじと
螺合する雌ねじが形成されている。グリースカートリッ
ジ接続口14cとシリンダ室14aとの間には、両者を
流体的に接続する第一の油通路14eが形成されてい
る。
【0028】キャップ14の上部には、外筒12の長手
方向に直角な方向に解放した注油口金接続口14dが設
けられており、その内側には、注油口金16の接続部に
形成された雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。
注油口金接続口14dとシリンダ室14aとの間には、
両者を流体的に接続する第二の油通路14eが形成され
ている。
【0029】キャップ14の上部には、また、外筒12
の長手方向に平行な方向を向く逆止弁取付穴14gが第
二の油通路14eに通じるように形成されている。ボー
ル及びこのボールを所定の圧力で押圧するスプリングか
らなる逆止弁14fは、逆止弁取付穴14gを通って、
第二の油通路14eの途中に配置される。逆止弁取付穴
14gの内側には、注油口金接続口14dと同一の雌ね
じが形成されている。逆止弁取付穴14gを封止する封
止部材14hは、注油口金16の接続部に形成された雄
ねじと同一の雄ねじが形成されている。従って、注油口
金16と封止部材14hとの取り付け位置を交替するこ
とができる。これにより、一種類の注油口金16で、外
筒12の長手方向に直角な方向及び平行な方向に注油を
行うことができる。
【0030】キャップ14の上面は、上方に向って突出
した凸部14iが形成されており、この凸部14iに、
ピン17を介してリンク18の一端が揺動可能に取り付
けられている。リンク18の他端には、ピン21を介し
てレバー20の一端が揺動可能に取り付けられている。
【0031】レバー20は、また、プランジャ14bの
一端にピン19を介して回転可能に取り付けられてい
る。レバー20の上部には、注油口金16を通すための
開口20aが形成されている。レバー20の下方は、手
で握りやすいようになだらかな曲線を描いている。
【0032】レバー20が、このように、2つのピン1
7、21とリンク18を介してキャップ14の凸部14
iに揺動可能に取り付けられているため、プランジャ1
4bはシリンダ室14a内を往復運動することができ
る。
【0033】図示された実施例では、バネ24は、ピン
21の周囲に巻かれ、その両端がそれぞれリンク18と
レバー20に当接するようになされているが、他の構
成、例えば、プランジャ14bの周囲に且つキャップ1
4とレバー20との間に装着することもできる。
【0034】図1及び図2に示されたグリースガン10
の使用方法及びその作動原理について説明する。
【0035】使用にあたって、グリースが充填されたグ
リースカートリッジ22の口部をチューブ接続口14c
に捩じ込んで固定する。グリースカートリッジ22は、
一般に使い捨て方式を採っており、JIS9808に規
定されたものは、例えば、本願出願人である日本グリー
スニップル株式会社より「マイクロマルチグリース80
g用」、「マイクロマルチグリース400g用」として
販売されている。
【0036】次に、グリースガン10の注油口金16を
どちらの方向を向けて使用するかを決める。もし、注油
口金16を外筒12の長手方向に平行な方向で使用する
場合には、注油口金16及び封止部材14hを注油口金
接続口14d及び逆止弁取付穴14gから外し、両者を
交替する。
【0037】未使用状態では、バネ24が、シリンダ室
14a内のプランジャ14bを、シリンダ室14aがチ
ューブ接続口14cと流体的に接続することができる引
込位置まで押圧している。作業者が片手で外筒12を掌
にあてるようにしてレバー20を握ると、プランジャ1
4bはレバー20に押されてシリンダ室14a内の容積
を減らす方向に、すなわち、図の左方向に移動する。
【0038】プランジャ14bがチューブ接続口14c
に通じる油通路14eを通過した後は、シリンダ室14
a内は注油口金16に通じる油通路14eを除いて密閉
される。従って、プランジャ14bがさらに左方向に移
動すると、その内部のグリースは注油口金16に通じる
油通路14eを経て注油口金16に押し出される。
【0039】作業者が手の力を抜くと、レバー20はバ
ネ24によって引込位置に向って右方向に、すなわち、
シリンダ室14a内の容積を増大する方向に移動する。
【0040】プランジャ14bがチューブ接続口14c
に通じる油通路14eを通過した後は、プランジャ14
bは、シリンダ室14a内を負圧にするためグリースカ
ートリッジ22よりグリースを吸い上げながら移動す
る。
【0041】グリースガン10に装着されるグリースカ
ートリッジ22は、上述したJISの規格に合致したも
のの他、種々のグリースカートリッジを使用することが
できる。
【0042】図3は、そのようなグリースカートリッジ
の一例を示したものであり、(a)はグリースが充填さ
れて容積が最も大きくなっている状態で、(b)はグリ
ースがなくなって容積が最も小さくなった状態を示して
いる。
【0043】グリースカートリッジ52は、口部52a
と、蛇腹状の筒部52bと、そして、カートリッジの内
側に向って入り込む円筒状凸部52cを含む底部52d
とを有している。口部52aの外周面には、チューブ接
続口14cの雌ねじに螺合する雄ねじが切られており、
蓋54が装着されている。
【0044】外気と接触しないようにすることが好まし
い薬剤の場合には、口部52aの開口にチューブ接続口
14cに捩じ込んだとき容易に破れるような素材からな
るカバーを被せることが好ましい。
【0045】
【発明の効果】本発明の第一の態様であるチューブ形の
レバー式ワンハンド油体注入ガンでは、バネ手段が、シ
リンダ室内のプランジャを、シリンダ室がチューブ接続
口と流体的に接続することができる引込位置まで押圧し
ており、作業者が片手で外筒を掌にあてるようにしてレ
バーを握ると、プランジャに押されてシリンダ室内の液
体を液通路を経て注油口金に押し出し、一方、作業者が
手の力を抜くと、レバーはバネ手段によって引込位置に
戻るようにされている。従って、従来の液体注入ガンの
ように両手で操作する必要がなく、狭い場所での作業が
可能となる効果がある。
【0046】また、本発明の第二の態様であるグリース
カートリッジ形のレバー式ワンハンドグリースガンで
は、注油口金接続口は外筒の長手方向に直角な方向を向
いており、逆止弁取付穴は外筒の長手方向に平行な方向
を向いている。従って、注油口金を外筒の長手方向に直
角な方向を向いた注油口金接続口に取り付ければ、注油
口金を介して外筒の長手方向に直角な方向に注油するこ
とができる。
【0047】さらに、注油口金と注油口金接続口との接
続構造及び逆止弁取付穴と封止部材との接続構造を同一
とすれば、注油口金を逆止弁取付穴に取り付けることに
より、注油口金を介して外筒の長手方向に平行な方向に
注油することができる。これにより、1つの注油口金で
外筒の長手方向に直角な方向及び平行な方向のいずれに
も向けて注油することができる効果がある。
【0048】また、本発明の第三の態様である蛇腹状の
グリースカートリッジでは、グリースカートリッジの底
部がグリースカートリッジの内側に向って入り込むこと
ができるように円筒状に突出しているため、体積が最も
小さくなった状態において、グリースカートリッジの底
部の円筒状突出部が中央部を占め、この円筒状突出部の
分だけ、グリースカートリッジと共に未使用で捨てられ
るグリースの量を減少することができ、省資源の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るグリースカートリッジ形のレバ
ー式ワンハンドグリースガンの一実施例の正面図であ
る。
【図2】 図1のグリースガンの縦断面図である。
【図3】 図3は、図1のグリースガンに使用されるグ
リースカートリッジの縦断面図である。
【図4】 従来の典型的なチューブ形のレバー式グリー
スガンの縦断面図である。
【符号の説明】
10 グリースガン 12 外筒 14 キャップ 14a シリンダ室 14b プランジャ 14c チューブ接続口 14d 注油口金接続口 14e 油通路 14f 逆止弁 14g 逆止弁取付穴 14h 封止部材 16 注油口金 18 リンク 20 レバー 17、19、21 ピン 22 グリースカートリッジ 24 バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を充填したチューブを収納する外筒;
    外筒の頭部に取り外し可能に固定されるキャップであっ
    て、シリンダ室と、シリンダ室内に往復運動可能に収納
    されたプランジャと、チューブの口部を着脱可能に取り
    付けることができるチューブ接続口と、注液口金の接続
    部を着脱可能に取り付けることができる注液口金接続口
    と、シリンダ室とチューブ接続口及びシリンダ室と注液
    口金接続口とを接続する液通路と、そして、シリンダ室
    と注液口金接続口との間の液通路の途中に設けられた逆
    止弁とを備えたキャップ;キャップの注液口金接続口に
    密閉可能に取り付けられた注液口金;キャップに揺動可
    能に取り付けられたリンク;プランジャ及びリンクにそ
    れぞれ揺動可能に取り付けられたレバーであって、キャ
    ップに対するリンクを介してのレバーの揺動により、プ
    ランジャをシリンダ室内において往復運動させ、それに
    より、チューブ内の液体を注液口金に供給できるレバ
    ー;そして、 シリンダ室内のプランジャを、シリンダ室がチューブ接
    続口と流体的に接続することができる引込位置まで押圧
    することができるバネ手段;を備えて構成されてなるチ
    ューブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガン。
  2. 【請求項2】グリースを充填したグリースカートリッジ
    を収納する外筒;外筒の頭部に取り外し可能に固定され
    るキャップであって、シリンダ室と、シリンダ室内に往
    復運動可能に収納されたプランジャと、グリースカート
    リッジの口部を着脱可能に取り付けることができるグリ
    ースカートリッジ接続口と、注油口金の接続部を密閉可
    能に取り付けることができ外筒の長手方向に直角な方向
    を向く注油口金接続口と、シリンダ室とグリースカート
    リッジ接続口及びシリンダ室と注油口金接続口とを接続
    する油通路と、シリンダ室と注油口金接続口との間の油
    通路の途中に設けられた逆止弁と、逆止弁を取り付ける
    ことができ外筒の長手方向に平行な方向を向く逆止弁取
    付穴と、そして、逆止弁取付穴を封止する封止部材とを
    備えたキャップ;キャップの注油口金接続口に密閉可能
    に取り付けられた注油口金;キャップに揺動可能に取り
    付けられたリンク;プランジャ及びリンクにそれぞれ揺
    動可能に取り付けられたレバーであって、キャップに対
    するリンクを介してのレバーの揺動により、プランジャ
    をシリンダ室内において往復運動させ、それにより、グ
    リースカートリッジ内のグリースを注油口金に供給でき
    るレバー;そして、 シリンダ室内のプランジャを、シリンダ室がグリースカ
    ートリッジ接続口と流体的に接続することができる引込
    位置まで押圧することができるバネ手段;を備えて構成
    されてなるグリースカートリッジ形のレバー式ワンハン
    ドグリースガン。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のグリースカートリッジ形
    のレバー式ワンハンドグリースガンにおいて、 注油口金と注油口金接続口との接続構造及び逆止弁取付
    穴と封止部材との接続構造が同一であり、それにより、
    注油口金及び封止部材の取り付け位置を相互に交替可能
    となっていることを特徴とするグリースカートリッジ形
    のレバー式ワンハンドグリースガン。
  4. 【請求項4】グリースカートリッジ形のレバー式ワンハ
    ンドグリースガンに使用される蛇腹状のグリースカート
    リッジであって、 グリースカートリッジの底部がグリースカートリッジの
    内側に向って入り込むことができるように円筒状に突出
    していることを特徴とする蛇腹状のグリースカートリッ
    ジ。
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