JP2003095355A - グリース充填用容器 - Google Patents

グリース充填用容器

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JP2003095355A JP2001288605A JP2001288605A JP2003095355A JP 2003095355 A JP2003095355 A JP 2003095355A JP 2001288605 A JP2001288605 A JP 2001288605A JP 2001288605 A JP2001288605 A JP 2001288605A JP 2003095355 A JP2003095355 A JP 2003095355A
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grease
tubular
filling container
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Shigeki Kimura
茂樹 木村
Naokata Yasui
直方 安井
Yasuo Iinuma
康雄 飯沼
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NIPPON KOYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このグリース充填用容器は,廃棄後には微生
物や日光によって分解し崩壊して環境汚染を引き起こさ
ない生分解性材料で作製されている。 【解決手段】 このグリース充填用容器は,グリースを
充填する筒状部1,筒状部1の一端を形成するグリース
送出入用口部6を備えた送出入側端部2及び他端を形成
する閉鎖端部29を有する。筒状部1は,グリースの充
填時に伸長し且つグリースを注出するに従って収縮する
伸縮可能な蛇腹部で形成されている。このグリース充填
用容器は,微生物及び/又は日光によって分解して崩壊
する生分解性材料によって作製されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,低温性,耐熱
性,防錆性,耐荷重性等の特性が要求される摺動部材,
例えば,建設機械,産業機械,自動車等に組み込まれた
軸受,歯車等の回転部,摺動部等の潤滑部位に使用され
るグリースを充填するためのグリース充填用容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,潤滑用グリースとしては,例え
ば,建設機械,産業機械,自動車等に組み込まれた軸
受,歯車等の回転部,摺動部等の潤滑部位に使用され,
増ちょう剤としてはリチウム石けん,リチウムコンプレ
ックス石けん等の金属石けん,基油としてはシリコーン
油,合成炭化水素油,鉱油等を用い,必要に応じて酸化
防止剤,防錆剤等を配合したものが多く用いられいる。
【0003】また,これらのグリースは,例えば,蛇腹
構造のカートリッジに充填されて市販されている。蛇腹
式カートリッジに充填されているグリースとしては,例
えば,耐熱,長寿命,防錆性の特性を有するベアリング
等に適したウレアタイプグリース,耐熱,耐圧,耐水,
耐久性の特性を有する摺動部等に適したリチウムタイプ
グリース,リチウムタイプに二流化モリブデンを添加し
た極圧性の特性を有する継手,軸受等に適したモリブデ
ンタイプグリース,アルミ複合石鹸二流化モリブデンを
添加した耐熱,耐圧,耐水性の特性を有する熱,水,衝
撃荷重,重荷重のかかる箇所等に適した耐熱モリブデン
タイプグリース,及び耐圧,耐水性の特性を有するカル
シウム石鹸を添加したシャシ等に適したカルシウムタイ
プグリース等がある。
【0004】従来,グリースを充填する蛇腹容器として
は,例えば,特開平8−324570号公報に開示され
ている。該蛇腹容器は,グリースが排出させて蛇腹を最
小に縮ませても,蛇腹の重なりにより容器内部にグリー
スが残るが,残ったグリースの残量を少なくする構造を
有したものであり,蛇腹1山分以上の幅で内側に陥没し
てピストンとして機能する底部を設け,グリースの排出
時に底部がへこんでピストンの役割をし,使用後にグリ
ースの残量が少なくなるように構成されている。底部の
形状は,蛇腹の内側にへこみやすいように底に向かって
細くなるテーパ状に形成され,テーパ部が薄肉とし,底
板が厚肉に形成されている。
【0005】また,特開平6−193793号公報に
は,チューブ形のレバー式ワンハンド液体注入ガンが開
示されている。該液体注入ガンは,外筒,プランジャを
持つ逆止弁を備えたキャップ,注液口金,キャップに揺
動可能に取り付けられたリンク,プランジャとリンクに
揺動可能に取り付けられたレバー,及びプランジャを引
込み位置まで押圧するバネ手段から構成されている。
【0006】また,グリースには,生分解性材料から生
成された生分解性グリースが知られている。例えば,特
開平6−1989号公報には,ポリオールエステル油を
含む油を基油とし,これに増ちょう剤により増ちょうさ
せた生分解性グリースが開示されている。特開平8−2
0788号公報には,ナタネ油,カルシウム石鹸,硫黄
−燐系の極圧剤,及び酸化防止剤を含む生分解性グリー
ス組成物が開示されている。特開平11−222597
号公報には,基油として生分解性に優れた植物油を使用
し,酸化安定性,潤滑寿命及び使用可能温度の特性をア
ップさせた生分解性グリース組成物が開示されている。
また,特開平11−228983号公報等には,基油と
して植物油を含み,増ちょう剤として脂肪酸の金属塩か
らなる金属石鹸を含み,増粘剤を含む鉄道用生分解性グ
リース組成物が開示されている。
【0007】また,生分解性プラスチックとしては,種
々のものが開発されて知られている。これらの生分解性
プラスチックとしては,例えば,特開平5−11750
7号公報,特開平5−279446号公報,特開平5−
320418号公報,特開平9−194702号公報,
特開2000−79651号公報,特開2000−25
6471号公報等に開示されたものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで,近年の技術
動向としては,廃棄物に対する環境汚染の問題がクロー
ズアップされるようになっている。そこで,本出願人
は,グリースやグリース充填用容器についても,同様な
問題を解決することが社会貢献の意味からも重要なこと
であることを認識し,グリースやグリース容器を廃棄す
るにあたって環境汚染を引き起こさないことが重要な社
会要求であると認識し,グリースやグリース充填用容器
を廃棄した場合に,焼却等で処理することなく,微生物
や日光で分解し崩壊して自然に還り,無害な土壌,水,
炭酸ガス等に転化する生分解性材料に着眼し,グリース
充填用容器の材料とグリースとの馴染み性や,耐グリー
ス性の点から鋭意研究を重ね,生分解性材料による容器
の開発に取り組んだ。
【0009】また,蛇腹部の容器にグリースを充填した
タイプでは,蛇腹部からグリースを送出する場合に,グ
リース排出に従って蛇腹を構成する傾斜部が重なった状
態になるが,その積層長さの分だけ蛇腹部内にグリース
が残留し,また,蛇腹式容器の口部を下方に向けてグリ
ースを繰り出したとしても,グリースの粘着性,付着性
等で蛇腹傾斜部の積層長さの分だけ蛇腹部内にグリース
が残留するので,残留したグリースを押し出すため,容
器の底部即ち閉鎖端部を押圧工具を用いて押し出してい
るのが,現状である。本出願人は,上記の現象は蛇腹そ
のものの構造上から発生するものであると考え,蛇腹式
容器の蛇腹傾斜部の積層状態における構造上の特性を考
慮すれば,上記の問題を解決することができると考え,
試験を重ねた結果,蛇腹式容器そのものの構造を工夫す
れば,容器からグリースを排出した時に,グリースの容
器内への残量が可及的に少なくなることが分かった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の問題を解決することであり,グリースを充填する容器
の伸縮構造を蛇腹タイプに構成した場合に,グリースを
排出した蛇腹部の積層状態において,内部にグリース残
量が可及的に少量になり,また,使用済みになって劣化
した容器をそのまま廃棄しても分解して崩壊する生分解
性材料で作製し,環境汚染の発生を起こさないグリース
充填用容器を提供することである。
【0011】この発明は,グリースが充填される筒状
部,前記筒状部の一端と一体構造のグリース送出入用口
部を備えた送出入側端部及び前記筒状部の他端と一体構
造の閉鎖端部を有し,前記筒状部は前記グリースの充填
のために伸長可能で且つ前記グリースの送り出しに従っ
て収縮可能な構造に形成され,前記筒状部,前記送出入
側端部及び前記閉鎖端部は微生物及び/又は日光によっ
て分解する生分解性材料によって作製されていることか
ら成るグリース充填用容器に関する。
【0012】このグリース充填用容器では,前記筒状部
は交互に位置する小径部と大径部とを形成する傾斜部か
ら構成された蛇腹部であり,前記送出入側端部は前記傾
斜部が延長した上部傾斜部を備えている。
【0013】また,この発明は,グリースを充填する筒
状部,前記筒状部の一端から一体構造に延びるグリース
送出入用口部を備えた送出入側端部及び前記筒状部の他
端から一体構造に延びる閉鎖端部を有し,前記筒状部は
交互に位置する小径部と大径部とを形成する傾斜部から
構成された蛇腹部であり,前記送出入側端部は前記傾斜
部が延長した上部傾斜部を備え,前記閉鎖端部は前記筒
状部内に突入した筒状凹部を備えているグリース充填用
容器に関する。特に,このグリース充填用容器では,前
記筒状部,前記送出入側端部及び前記閉鎖端部は,微生
物及び/又は日光によって分解する生分解性材料によっ
て作製されているものである。
【0014】前記閉鎖端部の前記筒状凹部の外径は,前
記筒状凹部が前記筒状部内を挿通できるように前記小径
部の内径より若干小さい径に形成され,また,前記筒状
部内への前記筒状凹部の突出長さは,前記蛇腹部の収縮
時の長さと実質的に等しい長さである。
【0015】前記閉鎖端部の前記筒状凹部の頂面は,前
記筒状部からの前記グリースの送り出しに従って前記筒
状凹部を前記筒状部内へ押し進める押圧手段の押圧面に
整合する形状に形成されている。更に,前記閉鎖端部の
前記筒状凹部の頂面は,前記送出入側端部の内面形状に
整合した形状に形成されている。
【0016】このグリース充填用容器は,グリースニッ
プルを備えた機器への取付け取外しが可能なカートリッ
ジ式容器に形成されている。
【0017】前記筒状部,前記送出入側端部及び前記閉
鎖端部を構成する材料は,少なくとも保形性の機械的特
性及び耐グリース性の化学的特性を有し,微生物及び/
又は日光によって分解することができる化学式C6 10
2 のカプロラクトン等から成るポリカプロラクトン系
生分解性プラスチック,脂肪酸エステル系生分解性プラ
スチック,酢酸セルロース系生分解性プラスチック,ポ
リ乳酸と珪酸塩から成る生分解性プラスチック等の生分
解性材料,或いはこれらの複合材から成る生分解性材料
で作製されている。
【0018】このグリース充填用容器において,少なく
とも前記筒状部に充填される前記グリースは生分解性グ
リースであることが,容器とグリースとの全てが生分解
して分解し,環境汚染防止の点からは好ましいものであ
る。
【0019】このグリース充填用容器は,上記のように
構成されているので,容器形状を蛇腹タイプに構成した
場合に,グリースを送出即ち排出した時に,内部にグリ
ースの残量が可及的に少量になり,残量のグリースを改
めて押し出すような作業工程が不要になる。また,この
グリース充填用容器は,生分解性材料で作製されている
ので,容器そのものが劣化して廃棄する場合に,容器を
使い捨てしたとしても,容器そのものが微生物及び/又
は日光で分解して崩壊するので,環境汚染を引き起こす
ことがなく,更に,グリースそのものが生分解性グリー
スである場合にはグリースを洗い落とすことなくそのま
まの状態で廃棄したとしても環境汚染等を引き起こすこ
とがなく,安全性に富んだものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
によるグリース充填用容器の実施例を説明する。このグ
リース充填用容器は,図示していないが,例えば,グリ
ースニップルを備えた機器,グリース供給口等に取付け
取外しが容易にできるカートリッジ式容器に構成されて
いる。
【0021】図1及び図2を参照して,このグリース充
填用容器の第1実施例を説明する。このグリース充填用
容器は,主として,グリースを充填する筒状部1,筒状
部1の一端と一体構造に形成されたグリース送出入用口
部6を備えた送出入側端部2及び筒状部1の他端と一体
構造に形成された閉鎖端部3を有する。口部6には,グ
リースが充填されている時等に,開口部を閉鎖する蓋
(図示せず)をするためのねじ8が形成されている。こ
のグリース充填用容器は,比較的に多量のグリースを充
填するのに適しており,容器自体の肉厚が厚く適度な剛
性があり,保形性に優れたものである。
【0022】このグリース充填用容器は,特に,筒状部
1,送出入側端部2及び閉鎖端部3を,微生物及び/又
は日光によって炭酸ガス(CO2 ),水(H2 O),土
壌等に分解して崩壊する生分解性材料によって作製され
ていることを特徴とする。このグリース充填用容器は,
具体的には,生分解性材料として,例えば,保形性等の
機械的特性,耐グリース性等の化学的特性を有し,微生
物及び/又は日光によって分解し崩壊することができる
化学式C6 102 のカプロラクトン等から成るポリカ
プロラクトン系生分解性プラスチック,その他に,脂肪
酸エステル系生分解性プラスチック,酢酸セルロース系
生分解性プラスチック,ポリ乳酸,珪酸塩等から成る生
分解性プラスチック等の生分解性材料,或いはこれらの
複合材から成る生分解性材料で作製することができる。
これらの生分解性材料としては,具体的には,例えば,
段落番号0007に記載されている公報に開示されてい
るものが適用できることが分かった。
【0023】また,筒状部1は,グリースを充填するこ
とによって伸長し且つグリースを送り出すに従って収縮
する伸縮可能な構造に形成されている。筒状部1は,図
示のように,交互に配列された小径部12と大径部1
1,及び小径部12と大径部11とを形成する傾斜部5
から構成された蛇腹部である。グリースを充填又は送り
出すための送出入側端部2は,傾斜部5が延長した実質
的に同一の上部傾斜部25を備えている。また,閉鎖端
部3は,傾斜部5から延びる傾斜部5と実質的に同一の
傾斜面26に形成されている。
【0024】また,このグリース充填用容器は,筒状部
1が交互に配列された小径部12,大径部11及び傾斜
部5から成る蛇腹部に形成された場合には,特に,閉鎖
端部3には,筒状部1内に挿通される筒状凹部4に形成
されていることを特徴としている。具体的には,閉鎖端
部3の筒状凹部4の外径L2 は,蛇腹部の収縮時に筒状
凹部4が筒状部1内をスムースに入り込んで蛇腹部を形
成する傾斜部5内にグリースが残留しないように摺動可
能な程度に若干小さいが,小径部12の内径L 1 に実質
的に等しい径に形成されることが好ましい。更に,筒状
凹部4の筒状部1内への突出長さS2 は,筒状部1の蛇
腹部の収縮時の長さS1 と実質的に等しい長さに設定さ
れていることが好ましい。筒状凹部4は,上記のような
サイズに形成されることによって,筒状部1が最収縮時
に内部10にグリースの残留が必然的に最も少なくな
り,好ましい形状に構成されることになる。
【0025】閉鎖端部3の筒状凹部4の頂面7は,図1
及び図2に示すように,筒状部1からのグリースの送出
量に従って筒状部1内へ押し進める押圧部材23と押圧
ばね24から成る押圧手段の押圧面27に整合する形状
に形成されていることが好ましい。このグリース充填用
容器は,図2に示すように,筒状部1からグリースが送
り出された状態では,内部10へのグリース残量の体積
が可及的に少なくなり,残量しているグリースを別の作
業で押し出す必要がなくなる。
【0026】図3に示すように,このグリース充填用容
器の第2実施例は,筒状凹部4の頂面9を平らな面でな
く,送出入側端部2の内面の形状に整合するように形成
することができる。この時,筒状部1からのグリースの
送出量に従って筒状部1内へ押し進める押圧手段の押圧
面28は,筒状凹部4の頂面9に整合する形状に形成さ
れることが筒状凹部4を損傷させない点からも好ましい
ものである。また,場合によっては,このグリース充填
用容器は,筒状部1,送出入側端部2及び閉鎖端部3自
体が耐グリース性に劣る生分解性材料で作製されている
場合には,筒状部1,送出入側端部2及び閉鎖端部3の
内面が耐グリース性に優れた生分解性皮膜によってそれ
ぞれコーティングすることもできる。
【0027】次に,図4及び図5を参照して,この発明
によるグリース充填用容器の第3実施例を説明する。図
4及び図5に示すグリース充填用容器は,図1及び図2
に示したグリース充填用容器と実質的には同一の構成を
有するものであるが,図1及び図2に示したグリース充
填用容器に比較して少量のグリースを充填する容器に適
したものである。この実施例のグリース充填用容器で
は,大径部11Aの形状が図1及び図2に示す大径部1
1に比較して丸みを有する形状に形成され,筒状部1A
の径が全体的に小さく形成されている。この実施例のグ
リース充填用容器は,肉厚が薄く,保形性が図1及び図
2に示すもののようには優れていない。
【0028】図4及び図5に示すグリース充填用容器
は,図1及び図2に示すグリース充填用容器と実質的に
同様の構造を有し,同様な機能を有するので,参照符号
として符号Aを付した符号を付し,ここでは,重複する
説明を省略する。第3実施例は,上記の第1と第2実施
例と同様に,閉鎖端部3Aの筒状凹部4Aの外径L2
は,蛇腹部の収縮時に筒状凹部4Aが筒状部1A内をス
ムースに侵入して蛇腹を形成する傾斜部5A内にグリー
スが残留しないように摺動可能な程度に若干小さいが,
小径部12Aの内径L1 Aに実質的に等しい径に形成さ
れていることが好ましい。更に,筒状凹部4Aの筒状部
1A内への突出長さS2 Aは,筒状部1Aの蛇腹部の収
縮時の長さS1 Aと実質的に等しい長さに設定されてい
ることが好ましい。筒状凹部4Aは,上記のようなサイ
ズに形成されることによって,筒状部1Aが最収縮時に
内部10Aへのグリースの残留が必然的に最も少なくな
り,好ましい形状に構成されることになる。この時,筒
状部1Aからのグリースの送出量に従って筒状部1A内
へ押し進める押圧部材23Aと押圧ばね24Aから成る
押圧手段の押圧面27Aは筒状凹部4Aの頂面7Aを押
し付け,内部10Aのグリースの残留を可及的に少なく
する。
【0029】また,図6には,このグリース充填用容器
の第4実施例が示されている。第4実施例のグリース充
填用容器は,図4及び図5に示す第3実施例のグリース
充填用容器に比較して,筒状凹部4Aの頂面9Aを平ら
な面でなく,送出入側端部2Aの形状に整合するように
形成したものである。この時,筒状部1Aからのグリー
スの送出量に従って筒状部1A内へ押し進める押圧部材
23Aと押圧ばね24Aから成る押圧手段の押圧面28
Aは筒状凹部4Aの頂面9Aを押し付けるが,押圧面2
8Aの形状は,筒状凹部4Aの頂面9Aの形状に整合す
るように形成されることが筒状凹部4Aを損傷させない
点からも好ましいものである。
【0030】次に,図7,図8及び図9を参照して,こ
の発明によるグリース充填用容器の第5実施例について
説明する。第5実施例のグリース充填用容器は,図1に
示す第1実施例のグリース充填用容器と比較すると,底
部の閉鎖端部29の形状が異なる以外は,同一の形状を
有しているので,同一の部分には同一の符号を付し,重
複する説明を省略する。
【0031】第5実施例のグリース充填用容器は,第1
実施例と同様に,筒状部1,送出入側端部2及び底部の
閉鎖端部29を,微生物及び/又は日光によって炭酸ガ
ス(CO2 ),水(H2 O)等に分解して崩壊する生分
解性材料によって作製されていることを特徴とする。こ
のグリース充填用容器は,具体的には,生分解性材料と
して,例えば,保形性等の機械的特性,及び耐グリース
性等の化学的特性を有し,微生物及び/又は日光によっ
て分解して崩壊することができる材料,即ち,上記の生
分解性材料で作製されている。
【0032】第5実施例のグリース充填用容器は,グリ
ースを充填した状態では,図7に示すように,筒状部1
の蛇腹部が伸長状態になっているが,筒状部1内のグリ
ースは送り出されていくに従って,図8に示すように,
蛇腹部が半収縮状態になり,更に,グリースが送り出さ
れると,図9に示すように,蛇腹部が完全収縮状態に成
る。しかしながら,図9に示すように,蛇腹部が完全収
縮状態になっても筒状部1には,グリースが残存した状
態であるので,この時には,押し棒(図示せず)等によ
って底部の閉鎖端部29を筒状部1内へ押し込み,筒状
部1内に残存するグリースを押し出すことによって容器
を空にすることができる。
【0033】次に,図10及び図11を参照して,この
発明によるグリース充填用容器の第6実施例について説
明する。第6実施例のグリース充填用容器は,図4に示
す第3実施例のグリース充填用容器と比較すると,底部
の閉鎖端部30の形状が異なる以外は,同一の形状を有
しているので,同一の部分には同一の符号を付し,重複
する説明を省略する。
【0034】第6実施例のグリース充填用容器は,第4
実施例と同様に,筒状部1A,送出入側端部2A及び底
部の閉鎖端部29を微生物及び/又は日光によって炭酸
ガス(CO2 ),水(H2 O)等に分解して崩壊する生
分解性材料によって作製されていることを特徴としてい
る。このグリース充填用容器は,具体的には,生分解性
材料として,例えば,保形性等の機械的特性,及び耐グ
リース性等の化学的特性を有し,微生物及び/又は日光
によって分解して崩壊することができる材料,即ち,上
記の生分解性材料で作製されている。
【0035】第6実施例のグリース充填用容器は,グリ
ースを充填した状態では,図10に示すように,筒状部
1Aの蛇腹部が伸長状態になっているが,筒状部1A内
のグリースは送り出されていくに従って,図11に示す
ように,蛇腹部が完全収縮状態に成る。しかしながら,
図11に示すように,蛇腹部が完全収縮状態になっても
筒状部1Aには,グリースが残存した状態であるので,
この時には,押し棒(図示せず)等によって底部の閉鎖
端部30を筒状部1A内へ押し込み,筒状部1A内に残
存するグリースを押し出し,容器を空にすることができ
る。
【0036】また,このグリース充填用容器の成形とし
ては,図示していないが,種々の成形方法がある。例え
ば,図1〜図6に示すグリース充填用容器は,筒状部
1,1Aと送出入側端部2,2Aとを成形する成形型と
閉鎖端部3,3Aを成形する成形型とを組み合わせた複
合成形型を用いて成形することができ,この時,筒状凹
部4,4Aの壁面を抜き勾配を備えた形状に形成してお
くことが好ましい。また,図7〜図11に示すグリース
充填用容器は,筒状部1,1A,送出入側端部2,2A
及び閉鎖端部29,30を成形する観音開き等の成形型
を用いて容易に成形することができる。また,図1〜図
6に示すグリース充填用容器は,成形型等の作製コスト
を低減するためには,例えば,成形型としては,筒状部
1,1A及び送出入側端部2,2Aと,閉鎖端部3,3
Aとをそれぞれ別々に作製する成形型を用い,筒状部
1,1A及び送出入側端部2,2Aと,閉鎖端部3,3
Aとをそれぞれ成形し,それらを互いに接合して完成さ
せることができる。或いは,このグリース充填用容器の
成形方法は,長手方向に二つ割りに形成したり,又は筒
状部1の中間部で二つ割りに形成したりしてそれらを互
いに接合して作製することもできる。また,筒状部1,
送出入側端部2及び閉鎖端部3の上記の接合方法は,接
着剤による化学的な接合でも良く,機械的な接合でもよ
く,或いは,加熱等による物理的な接合でもよいことは
勿論である。
【0037】
【発明の効果】この発明によるグリース充填用容器は,
上記のように構成されているので,容器そのものが生分
解性材料で作製されており,使用済みや材料が劣化した
場合には,そのままの状態で使い捨てができ,環境汚染
等を引き起こすことがなく,安全性に配慮された容器で
ある。即ち,このグリース充填用容器は,生分解性材料
で作製されているので,廃棄した場合に,充填されてい
るグリースが生分解性であれば,微生物や日光によって
完全に分解して崩壊し,炭酸ガス,水等に変化し,土壌
汚染等が発生しない。また,このグリース充填用容器
は,その底部を筒状凹部に形成すれば,使用後には,自
動的に容器内にグリースの残量が可及的に少なくなり,
グリースの無駄を最小限に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるグリース充填用容器の第1実施
例を示し,蛇腹部の伸長状態を示す断面図である。
【図2】図1のグリース充填用容器における蛇腹部の収
縮状態を示す断面図である。
【図3】この発明によるグリース充填用容器の第2実施
例を示し,蛇腹部の収縮状態を示す断面図である。
【図4】この発明によるグリース充填用容器の第3実施
例を示し,蛇腹部の伸長状態を示す断面図である。
【図5】図4のグリース充填用容器における蛇腹部の収
縮状態を示す断面図である。
【図6】この発明によるグリース充填用容器の第4実施
例を示し,蛇腹部の収縮状態を示す断面図である。
【図7】この発明によるグリース充填用容器の第5実施
例を示し,蛇腹部の伸長状態を示す断面図である。
【図8】図7のグリース充填用容器における蛇腹部の半
収縮状態を示す断面図である。
【図9】図7のグリース充填用容器における蛇腹部の完
全収縮状態を示す断面図である。
【図10】この発明によるグリース充填用容器の第6実
施例を示し,蛇腹部の伸長状態を示す断面図である。
【図11】図10のグリース充填用容器における蛇腹部
の収縮状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1A 筒状部 2,2A 送出入側端部 3,3A 閉鎖端部 4,4A 筒状凹部 5,5A 傾斜部 6,6A 口部 7,7A 閉鎖端部の頂面 9,9A 閉鎖端部の頂面 10,10A 内部 11,11A 大径部 12,12A 小径部 23,23A 押圧部材 24,24A 押圧用ばね 25,25A 上部傾斜面 26,26A 底部傾斜面 27,27A,28,28A 押圧面 29,30 底部の閉鎖端部 L1 ,L1 A 小径部の内径 L2 ,L2 A 凹部の外径 S1 ,S1 A 筒状部の積層厚さ S2 ,S2 A 筒状凹部の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16N 3/10 B65D 83/00 BSN (72)発明者 飯沼 康雄 東京都中央区日本橋2−16−5 高山ビル 株式会社日本礦油内 Fターム(参考) 3E014 PA03 PB03 PC04 PC16 PE04 PF04 3E065 AA01 AA04 BA12 CA20 DA04 DB01 DD01 DE18 FA11 GA10 JA23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリースが充填される筒状部,前記筒状
    部の一端と一体構造のグリース送出入用口部を備えた送
    出入側端部及び前記筒状部の他端と一体構造の閉鎖端部
    を有し,前記筒状部は前記グリースの充填のために伸長
    可能で且つ前記グリースの送り出しに従って収縮可能な
    構造に形成され,前記筒状部,前記送出入側端部及び前
    記閉鎖端部は微生物及び/又は日光によって分解する生
    分解性材料によって作製されていることから成るグリー
    ス充填用容器。
  2. 【請求項2】 前記筒状部は交互に位置する小径部と大
    径部とを形成する傾斜部から構成された蛇腹部であり,
    前記送出入側端部は前記傾斜部が延長した上部傾斜部を
    備えていることから成る請求項1に記載のグリース充填
    用容器。
  3. 【請求項3】 グリースを充填する筒状部,前記筒状部
    の一端から一体構造に延びるグリース送出入用口部を備
    えた送出入側端部及び前記筒状部の他端から一体構造に
    延びる閉鎖端部を有し,前記筒状部は交互に位置する小
    径部と大径部とを形成する傾斜部から構成された蛇腹部
    であり,前記送出入側端部は前記傾斜部が延長した上部
    傾斜部を備え,前記閉鎖端部は前記筒状部内に突入した
    筒状凹部を備えていることから成るグリース充填用容
    器。
  4. 【請求項4】 前記筒状部,前記送出入側端部及び前記
    閉鎖端部は,微生物及び/又は日光によって分解する生
    分解性材料によって作製されていることから成る請求項
    3に記載のグリース充填用容器。
  5. 【請求項5】 前記閉鎖端部の前記筒状凹部の外径は,
    前記筒状凹部が前記筒状部内を挿通できるように前記小
    径部の内径より若干小さい径に形成され,また,前記筒
    状部内への前記筒状凹部の突出長さは,前記蛇腹部の収
    縮時の長さと実質的に等しい長さであることから成る請
    求項3又は4に記載のグリース充填用容器。
  6. 【請求項6】 前記閉鎖端部の前記筒状凹部の頂面は,
    前記筒状部からの前記グリースの送り出しに従って前記
    筒状凹部を前記筒状部内へ押し進める押圧手段の押圧面
    に整合する形状に形成されていることから成る請求項3
    〜5のいずれか1項に記載のグリース充填用容器。
  7. 【請求項7】 前記閉鎖端部の前記筒状凹部の頂面は前
    記送出入側端部の内面形状に整合した形状に形成されて
    いることから成る請求項6に記載のグリース充填用容
    器。
  8. 【請求項8】 グリースニップルを備えた機器への取付
    け取外しが可能なカートリッジ式容器に形成されている
    ことから成る請求項1〜7のいずれか1項に記載のグリ
    ース充填用容器。
  9. 【請求項9】 前記筒状部,前記送出入側端部及び前記
    閉鎖端部を構成する材料は,少なくとも保形性の機械的
    特性及び耐グリース性の化学的特性を有し,微生物及び
    /又は日光によって分解することができる化学式C6
    102 のカプロラクトン等から成るポリカプロラクトン
    系生分解性プラスチック,脂肪酸エステル系生分解性プ
    ラスチック,酢酸セルロース系生分解性プラスチック,
    ポリ乳酸と珪酸塩から成る生分解性プラスチック等の生
    分解性材料,或いはこれらの複合材から成る生分解性材
    料で作製されていることから成る請求項1〜8のいずれ
    か1項に記載のグリース充填用容器。
  10. 【請求項10】 少なくとも前記筒状部に充填される前
    記グリースは生分解性グリースであることから成る請求
    項1〜9のいずれか1項に記載のグリース充填用容器。
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