JPH0985145A - 建築用樹脂ガン及びチューブ - Google Patents

建築用樹脂ガン及びチューブ

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JPH0985145A
JPH0985145A JP8087350A JP8735096A JPH0985145A JP H0985145 A JPH0985145 A JP H0985145A JP 8087350 A JP8087350 A JP 8087350A JP 8735096 A JP8735096 A JP 8735096A JP H0985145 A JPH0985145 A JP H0985145A
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JP
Japan
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tube
packing
resin
flange
gun
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JP8087350A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Noguchi
賢一郎 野口
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Original Assignee
NOGUCHI KOSAN KK
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Publication date
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    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
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    • B65D75/5861Spouts
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    • B65D75/5883Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂充填チューブをガンの中に収容するとと
もに、圧縮操作時における液の容器部内への漏れを未然
に防止できるようにした建築用樹脂ガンを提供する。 【解決手段】 チューブ本体と、吐出側部材とから成
り、上記チューブ本体は、2枚のシート状チューブ片か
ら成り、上記各チューブ片は、四角い基部と、該基部の
上端縁に連設された略半円状のフランジ片と、から成
り、各基部の2つの側端縁部と底縁部とを接合一体化し
たときに上記2つのフランジ片がフランジ部を形成する
構成を有し、上記吐出側部材は、上記各フランジ片が形
成する上記フランジ部に整合する形状を有する封止用シ
ート材と、該封止用シート材の中央部に一体化されたノ
ズル部材とから成り、上記吐出側部材の封止用シート材
の全外周縁部を、上記フランジ部の全外周縁部と接合一
体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築などの防水
施工用に用いられる粘性樹脂を注入、或はコーキングす
るための建築用樹脂ガン及び該建築用樹脂ガンに使用す
るチューブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルなどの壁面の補修に用いるガンとし
ては、一液性の樹脂を充填、注入、或は噴霧するための
エアガンと、防水・注入施工などに用いる粘性のあるシ
ール・注入用樹脂等を吐出させるための手動式の注入ガ
ン及びコーキングガン等が知られている。注入ガンの使
用方法としては、従来は予め樹脂を他の容器内で練り混
ぜ、練り上がった粘性のある樹脂をへらなどによって注
入ガン筒体内部に移し、蓋部を閉じ、これに設けたレバ
ーを開閉操作することで、充填された樹脂が圧縮されつ
つノズル先端より練り歯磨状に吐出され、施工目的位置
に連続して注入・充填することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、シール・注入
に用いられる樹脂としては、シリコン系、ポリウレタン
系、ポリサルファイト系、変成シリコン系、エポキシ樹
脂などの二液性の樹脂が主流であり、毒性が強く、手な
どに付着するとかぶれる虞がある。また、時間が経つと
固まり、ガンが使用不能になるなど、可使時間も限られ
ているため、使用後早期にガンを分解してシンナーなど
で洗浄する必要があり、作業後の機器類のメンテナンス
に手間取る欠点があった。また、二液性樹脂に代えて、
一液性の樹脂も用いられ、チューブ状の袋のままガン容
器内に収納して使用できるようにしたものや、さらにチ
ューブ先端にねじキャップ式の吐出口を設けたものもあ
る。
【0004】しかし、この使用形態は、チューブをガン
の筒体に収納する際には袋の口の部分を切ったり、キャ
ップを取って吐出口を開けなければならないため、この
部分からはみ出た樹脂がガンの容器部内に付着してしま
い、時間経過とともに固化する虞がある。従って、この
場合においても使用後のガンの洗浄操作が不可欠であ
り、取扱いが面倒となっていた。なお、このような問題
は樹脂注入ガンのみならず、コーキングガン、エアガ
ン、バッテリーガン等に於ても発生している。また、上
記チューブは、ガンによって内容物が押し出された後
は、ガンから取り外されて廃棄されるが、従来のチュー
ブは内容物を排出したあとも嵩張る為ゴミ量が多くな
り、自然環境を悪化させるという問題があった。また、
従来のガンによってチューブを押し潰して内容物を排出
させ終わった場合、全ての内容物が完全に排出されるこ
とはなく、かなりの量が内部に残留したまま廃棄される
というのが実態である。この発明は上記に鑑みてなされ
たものであり、樹脂充填チューブをガンの中に収容する
とともに、圧縮操作時における液の容器部内への漏れを
未然に防止できるようにした建築用樹脂ガンを提供する
ことを目的としている。また、この発明は、使い終った
チューブのゴミとしての嵩が大きくなって自然環境を悪
化させたり、内容物を完全に排出し切れずに廃棄される
という事態を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為請
求項1記載の発明は、一端にねじキャップ式の吐出口を
備えた樹脂充填チューブを着脱自在に収納する筒体と、
該筒体の一端開口に着脱される蓋部と、該蓋部に一体化
したノズル部と、前記蓋部の内面に一体化されて一端を
前記ノズル部に連通するとともに、下部に吸込み口を開
口したシリンダ部と、シリンダ部内に摺動可能に配置さ
れた樹脂押出し用のピストンと、前記蓋部に揺動可能に
枢支され、揺動操作によりピストンを往復移動させるレ
バーを備えた建築用樹脂ガンにおいて、前記筒体内に前
記チューブを入れて蓋部を閉止した状態で、前記吐出口
と前記吸込み口とを連通させるとともに、前記蓋部の内
面と前記吐出口周囲との間を液密にシールするパッキン
を介在させたことを特徴とするものである。従って、パ
ッキンの介在によってチューブの吐出口と、ガン側の吸
込み口間を連通するほかは液密に閉鎖され、樹脂液の漏
れを防止できる。
【0006】同じく請求項2記載の発明では、前記パッ
キンは、前記チューブの吐出口の外周にねじ込み固定さ
れるフランジパッキンと、該フランジパッキン上に着座
した状態で前記蓋の内面に弾圧接触するとともに、前記
吸込み口に連通する穴を開口したパッキン本体とを備
え、これによって確実に液漏れを防止する。請求項3記
載の発明では、上記フランジパッキンとパッキン本体と
を一体構造としたので、パッキンの取扱性が向上する。
請求項4記載の発明では、上記フランジパッキンとパッ
キン本体とを、上記蓋部の内側面に予め一体的に組み付
けたので、チューブを筒体に装着するだけでガンの使用
が可能となり、取扱性を向上できる。請求項5記載の発
明では、前記パッキンは前記チューブの吐出口に予め一
体化されたフランジパッキンと、該フランジパッキンと
は別体であり且つ該フランジパッキン上に着座した状態
で前記蓋部の内面に弾圧接触するとともに、前記吸込み
口に連通する穴を開口したパッキン本体とから成ること
を特徴とする。
【0007】請求項6記載の発明では、吐出口を有した
チューブの該吐出口に大径のフランジ部を有したフラン
ジパッキンを一体化したことを特徴とする。請求項7記
載の発明では、軸方向に貫通する穴を有した樹脂製の小
径円筒部の外周から少なくとも2つのリブを一体的に突
設し、該リブにビニールの袋を熱融着したことを特徴と
する。請求項8記載の発明では、先端に吐出口を有した
筒体内に、材を収容したチューブを着脱自在に収容し、
該チューブ先端の吐出口を該筒体の吐出口に連通させた
状態で、該チューブの後端部から圧力を加えることによ
り、チューブ内の材を吐出させるようにした建築用樹脂
ガンにおいて、上記筒体は、少なくとも先端側が開口し
た筒体本体と、該筒体本体の先端に着脱可能に装着され
る蓋部材とを備え、上記チューブの吐出口は、連結ネジ
部材を用いて上記蓋部材の吐出筒と連結され、該連結ネ
ジ部材は、中央のフランジ部と、該フランジ部を挟んで
その両側に一体化された2つの雄螺子部を有し、両雄螺
子部の中心孔は連通状態にあり、各雄螺子部は夫々蓋部
材の吐出筒の内壁、及びチューブの吐出口の内壁に夫々
着脱自在に連結されることを特徴とする。
【0008】請求項9記載の発明では、上記連結ネジ部
材は、上記チューブ内に収容される材との剥離性が良好
な樹脂材料から構成され、両雄螺子部の内径が同一であ
ることを特徴とする。請求項10記載の発明では、記連
結ネジ部材を予め上記蓋部材に一体化したことを特徴と
する。請求項11記載の発明では、記連結ネジ部材の各
雄螺子部は、ネジではなく、上記蓋部材の吐出筒内壁、
及びチューブの吐出口内壁に夫々ワンタッチ接続が可能
な構成を有していることを特徴とする。請求項12記載
の発明では、上記蓋部材と、上記チューブとの間にスペ
ーサを介在させたことを特徴とする。請求項13記載の
発明では、両端部が開放した袋内に材を封入した状態で
該袋の両端部を金具により縛ったチューブにおいて、一
方の金具の内側位置に所定の軸方向長を有するスペーサ
をかぶせて、該袋の一方の端部を所定長に渡って小径状
に圧縮したことを特徴とする。
【0009】請求項14記載の発明では、チューブ本体
と、一つの吐出側部材とから成り、上記チューブ本体
は、2枚のシート状チューブ片から成り、上記各チュー
ブ片は、四角い基部と、該基部の上端縁に連設された円
弧状のフランジ片と、から成り、各基部の2つの側端縁
部と底縁部とを接合一体化したときに上記2つのフラン
ジ片がフランジ部を形成する構成を有し、上記吐出側部
材は、上記各フランジ片が形成する上記フランジ部に整
合する形状を有する封止用シート材と、該封止用シート
材の中央部に一体化されたノズル部材とから成り、上記
吐出側部材の封止用シート材の全外周縁部を、上記フラ
ンジ部の全外周縁部と接合一体化したことを特徴とす
る。請求項15記載の発明では、上記吐出側部材は、上
記各フランジ片が形成する上記フランジ部に整合する形
状を有する封止用シート材と、該封止用シート材の中央
部に一体化された平板状のリング板とから成ることを特
徴とする。請求項16記載の発明では、上記チューブ片
同士との接合、及び上記チューブ片と上記封止用シート
材との接合を融着(溶着、接着、超音波シール、高周波
シールを含む)により行ったことを特徴とする。請求項
17記載の発明では、請求項15又は16記載のチュー
ブを、請求項1記載の建築用樹脂ガンに適用したことを
特徴とする。請求項18記載の発明では、請求項15又
は16記載のチューブを、請求項8記載の建築用樹脂ガ
ンに適用したことを特徴とする。請求項19記載の発明
では、請求項15又は16記載のチューブを、建築材料
以外の粉体、液体、粘性体等の流体、即ち食品、油、洗
剤等の容器として使用したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。図1、図2はこの発
明の一実施例としての樹脂注入ガン1及びこれの内部に
装填して用いられる樹脂充填チューブ2を示している。
樹脂注入ガンは、筒体3と、筒体3の一端開口にねじ込
み式に着脱される蓋部4とからなっている。筒体3は、
大径筒部3a及びこれの後部に一体に連続する小径筒部
3bとからなっていて、大径筒部3aの内部には、圧縮
コイルスプリングS1及びスプリングS1によって常時
前記開口側に前進付勢される腕形ピストン5が設けられ
ている。腕形ピストン5の中心にはロッド6の先端が連
結され、ロッド6の後端は小径筒部3bの外周に配置さ
れたトリガー用のハンドル7に連結し、ハンドル7を後
退位置にロックすることによってスプリングS1を圧縮
しつつピストン5は後退し、ハンドル7のロック解除に
よってスプリング圧力により、これの内部に装填される
チューブ2を圧縮し、内部に充填されている粘性樹脂を
押出し可能としている。蓋部4は、先端にノズル部8を
一体に突設するとともに、これとほぼ平行して樹脂押出
し用のレバー9を揺動可能に枢支している。
【0011】蓋部4の内部には一端を逆止弁10を介し
て前記ノズル部8に連通し、かつ下部に吸込み口11a
を開口したシリンダ部11と、シリンダ部11内に摺動
可能に配置された樹脂押出し用のプランジャピストン1
2が設けられ、ピストン12の後端を前記レバー9にピ
ン13を介して接続し、これの揺動操作によりピストン
12はシリンダ部11内を往復移動し、吸込み口11a
を通じてシリンダ部11内に取入れた樹脂をノズル部8
の先端より吐出させる。なお、前記シリンダ部11の吸
込み口11aはピストンストロークをかせぐために、ノ
ズル部8と同一直線上の位置に開口され、蓋部4の中心
から外れている。樹脂充填チューブ2はその先端中心に
図示しないねじキャップによって閉じられたねじ式吐出
口15を一体に突設したもので、これを筒体3の内部に
装填する段階で、前記ねじキャップを取り、この発明に
よるパッキン16が装着される。パッキン16は、チュ
ーブ2の吐出口15の外周に取付けられるフランジパッ
キン17と、このフランジパッキン17上に着座すると
ともに、前記蓋部4の内面に圧接されるパッキン本体1
8とから二分割構成されたものである。
【0012】フランジパッキン17はやや硬質のゴム素
材から構成されるもので、その外径は前記大径筒部3a
の内径にほぼ等しく、またその中心下部には筒状のボス
部19が突設され、このボス部19の中心穴17Aには
前記吐出口15の外周に形成された雄ねじ部15aにね
じ込み固定される雌ねじ部19aが形成され、キャップ
14を外した後これに代えて吐出口15の外周にねじ込
み固定される。パッキン本体18は、軟質素材から構成
されるもので、前記フランジパッキン17の周縁部と、
蓋部4の内面周縁との間に狭持されるフランジ部18a
と、フランジ部18aの中央上部に下部に空洞を設けて
一体に立上がり、かつ前記シリンダ部11の外周形状に
応じた凹溝18cを中央に形成した蓋嵌合突部18bと
からなっている。そして、凹溝18cには中心から外れ
た位置に前記フランジパッキン17の中心穴17Aに連
通するとともに、前記吸込み口11aに連通一致する吐
出穴18dを開口形成している。凹溝18cは、蓋部4
の内面の突部と整合する形状を有する為、凹溝18cを
蓋部内面の突部と整合させるようにパッキン17を取付
けることにより、吐出穴18dはそのまま吸込み口11
aと連通状態で着座することとなる。
【0013】従って、フランジパッキン17をチューブ
2の吐出口15の周囲にねじ込み固定した状態でチュー
ブ2を筒体3の内部に装填する一方、パッキン本体18
を蓋部4の内面に嵌合して張付けておき、その後蓋部4
を筒体3にねじ込んで固定すれば、図2に示すごとく、
フランジパッキン17とパッキン本体18がフランジ状
に強固に接合し、チューブ2の吐出口15と吸込み口1
1aとの間をパッキン本体18の下部に形成された空洞
−吐出穴18dを通じて連通させ、他の部分とこの経路
とを液密にシールする。このようにして樹脂注入ガン1
に対するチューブ2のセットが完了したならば、ハンド
ル7のロックを解除すると、腕形ピストン5がチューブ
の後端に当接し、バネ圧によってこれを圧縮し、中身の
樹脂を自動的に押出し、前記経路を通じてシリンダ部1
1に入る。従って、この状態でレバー9を揺動させる
と、ピストン12の往復移動に伴い、樹脂は逆止弁10
を通じてノズル部8の先端より練り歯磨状に連続的に押
出されることになる。
【0014】チューブ2内の樹脂を使い切った状態では
残留樹脂はシリンダ部11及びノズル部8及びパッキン
本体18の下部空洞部分に残留するのみであるため、蓋
部4のみを洗浄すればよいものとなる。また、パッキン
本体18内で樹脂が固化しても、パッキン本体18その
ものは軟質であるため、固化した樹脂をパッキン本体1
8よりむしり取るようにすれば、簡単に剥離できる。ま
た、消耗品としてチューブ2の交換毎に交換することも
可能である。なお、図1、図2ではパッキン本体18の
内部に空所Sを設け、この空所Sを介してフランジパッ
キン17の雌ねじ部a(穴)からの樹脂を吐出口18d
及びノズル側に導くようにしているが、この空所Sをな
くしてパッキン本体18の底面をフラット且つ厚肉にす
ると同時に、パッキン本体内にフランジパッキン17中
央の穴と吸い込み口11aとを連通させる斜めの吐出口
(18d)を設けることにより、チューブの吐出口15
とノズル部8とを連通させるようにしてもよい。
【0015】なお、上記実施例では、主として樹脂注入
ガンについて述べたが、本発明は樹脂注入ガン以外の建
築用樹脂ガン一般、例えばコーキングガン、エアガン等
についても適用可能である。また、チューブとしても、
図示以外のもの、例えば蛇腹状に伸縮するタイプのもの
に吐出口15を設けたものを用いてもよい。更に、上記
実施例では、フランジパッキン17とパッキン本体18
とを別体構造としたが、この両者を予め一体化してもよ
く、この方が取扱上、及びコスト的に有利となる。な
お、図示したタイプのガンは、安価(3000〜400
0円)で、しかも取扱性が良い為、プロの職人の大半が
これを購入して使用しているが、本発明のチューブとパ
ッキンを用いれば、既存のガンに対して一切改造を加え
ることなく、チューブとパッキンを変更、追加するだけ
で、洗浄の手間をなくすることができるので、上記ガン
の利用者である職人の大半にとって、画期的な製品とな
ることが明らかである。
【0016】なお、一見すると、別部材のパッキン等を
用いることなく、チューブの吐出口15自体を長尺(現
状よりも2〜3cm程度延長)にしてノズル部8に直接
連結することによりチューブ内の樹脂をノズルへ導く構
成の方がより簡単且つ便利であろうとも考えられるが、
実際にはチューブの吐出口を長尺にすると、チューブ製
造上のコストが大幅に増大してメーカー及びユーザ側に
とって耐え難いコストアップもたらすばかりでなく、チ
ューブの吐出口側端部とノズルとの間の空隙(本発明の
パッキンが収納される空隙)内で長尺の吐出口がフリー
の状態で動く為、ノズル部から吐出口が外れて樹脂洩れ
が起き、ノズルからの注出不能状態に陥ったり、ガン内
部が汚損される事態を招く。また仮に、長尺にした吐出
口15の先端部をノズル部の穴にネジ込んで固定すると
した場合には、ガンの吸い込み口11a内にネジ切りそ
の他の改造を加える必要が生じて現在職人間で広く普及
しているガンを使用することができなくなるばかりか、
チューブをガンにセットする際に小径且つ2〜3cm程
度の長さの吐出口15をノズルに対して確実に螺着する
という極めて困難な作業が必要となり、デメリットが大
きくなる。とくに、筒体3内にチューブを装着したあと
で、ガンの蓋部4に対して筒体3をねじ込んで固定する
作業が必要となることを考えれば、それに先立ってチュ
ーブの吐出口15をガンの蓋部4の吸い込み口11a内
にねじ込み固定し、その後筒体3を蓋部4にねじ込み固
定することがほぼ不可能に近いことが容易に理解できる
であろう。
【0017】これに対して本発明によれば、パッキンと
いう一見ありふれた手段ではありながら、これを用いる
ことによって、ガンの操作性(チューブの装着、交換作
業性)、経済性(チューブのコストアップ防止、既存の
ガンをそのまま使用できるメリット)向上を図ることが
可能となり、その市場性は極めて高く評価されている。
従って、本発明のパッキンによれば、極めて広範に普及
している建築用樹脂ガンの欠点である洗浄作業の煩雑さ
という問題を簡単な構成の部品を付加することにより容
易に解決することができるので、ガンの利用者にとって
必須の部品となることは明らかであり、その技術的価値
の高さは、本願出願後における市場における需要の広が
りと、普及率の高さによって証明される筈である。パッ
キンという部品の付加という構成要件は、一見すると、
単純至極であり、新規性、進歩性を否定する誤解材料と
なり易いが、実際には、建築業界では上記ガンが上記欠
点を有しているにもかかわらず、廉価、且つ使い易さか
ら多用されており、これからもこのガンが多くの職人に
よって使い続けられることを考慮すれば、上記欠点を初
めて解決した本発明の技術的価値は高く評価されてしか
るべきものと考える。
【0018】なお、上記実施例ではパッキン17、18
とガンの蓋部4とを別体構造にした例を示したが、場合
によってはガンの製造時に蓋部4の内側面に上記パッキ
ン117及び18(或は、18のみ)を一体成形してお
いてもよい。このように構成すれば、チューブを装着す
るだけでガンの使用が可能となり、ガンの操作性を向上
することができる。この場合、ガンの清掃は、ノズル及
びパッキン内の孔をシンナーで洗うだけで良く、上記実
施例の場合と同様の効果を有することとなる。更に、ガ
ンの筒体3の全部又は一部を透明にすると同時にチュー
ブの全部又は一部を透明にすることにより、筒体内部の
樹脂の残存量を常時目視により確認することも可能とな
る。このため、従来のように残存量の判定ができない為
に、作業中不意に樹脂がなくなって、作業が中断し、別
の場所にチューブを取りに行かねばならないという事態
を防止することができる。
【0019】次に、図3は本発明の第2の実施例であ
り、この実施例では、上記第1の実施例におけるフラン
ジパッキン17を上記チューブ2の吐出口に一体化した
構成が特徴的である。換言すれば、図1、図2の実施例
の吐出口の雄ねじ部15aを有した円筒状の突出部を除
去する一方で既存のフランジ15bを上記フランジパッ
キン17と同等の大径寸法にし、更に該大径のフランジ
15b(フランジパッキン17)と一体で、該フランジ
15bよりも小径の円筒部20をチューブ2と一体化
し、更に該フランジ15bと小径円筒部20の中心部を
貫通する穴21の内壁に雌螺子21aを形成した点が特
徴的である。上記第1の実施例に於て示したタイプのガ
ンは、ノズル部8、レバー9等を備えた蓋部4に対し
て、チューブ2を収納する筒体3をねじ込み式に着脱
し、且つチューブ2の吐出口15がレバー9側に近接
し、且つノズル部8もレバー9と近接しているものであ
り、上記第1実施例に於て示したチューブ2は、上記タ
イプのガンに適した構成を備えているが、この第2の実
施例のチューブは、図1、図2に示したタイプのガンに
対しては勿論、後述する他のタイプのガンに対しても同
様に適用可能な共用タイプである。
【0020】即ち、図3(a) は本発明の第2の実施例の
チューブの外観斜視図、(b) は断面図、図4は図1、図
2の実施例のガンに第2の実施例のチューブを適用した
状態を示す断面図である。この図から明らかなようにこ
の実施例によれば、第1の実施例に於てチューブとは別
体であったフランジパッキン17に相当する円盤部材を
予めチューブ2の吐出口に一体化するとともに、図1の
雄ねじ部15aに相当する筒状突出部を削除しているの
で、図1、図2のガンに適用した場合に、雄ねじ部15
aが削除された分だけチューブ2の材収容容量が増大す
る一方で、フランジパッキン17の分だけ部品点数が減
るので、コスト、操作性を高めることができる。このチ
ューブ2の使用前に於ては、大径フランジ部15b(1
7)の中心穴21に図示しないシールを貼着することに
より材の洩れを防止できる。なお、図3に示したチュー
ブ2の径はフランジパッキン17の径よりも大きくなっ
ているのも関わらず、図4に示したチューブ2の収納状
態の断面図では、フランジパッキン17とチューブ2と
が同一径であるように図示されているが、実際には同一
のチューブである。図4では、チューブを筒体3内に押
し込んだ時の弾性変形によりチューブの径が筒体内径に
密着した状態に収縮しているに過ぎない。
【0021】次に、図5は図1のガンとは異なったタイ
プのガンであり、このタイプのガンは、ガンの操作レバ
ー30の位置が、ガンに装着、或は固定される筒体31
の吐出側開口と近接していない点に於て上記第1の実施
例のガンとは異なっている。即ち、上記第1の実施例の
ガンは図1、図2に示すように筒体3の吐出側開口と蓋
部4との境界に位置する空所内にフランジパッキン17
とパッキン本体18とを収納してチューブの吐出口から
吐出される材を限られた経路を経てノズル側に導くよう
にしたが、図5に示した如きタイプのガンにあっては、
筒体31の先端(図5の左端)に位置する吐出用開口3
1aとチューブの吐出口とを密着状態で臨接させる一方
で、チューブの吐出口と筒体の吐出用開口とを格別のノ
ズル部材で連通し、該ノズルを介してチューブ内の材を
吐出させるようにしているので、第1の実施例の如く空
所の存在を前提としてパッキン本体18等を介在させる
必要がない。このため、図1、図2に示した構造のチュ
ーブ2をそのまま図5のタイプのガンに適用することは
不可能である。
【0022】しかし、図3に示した第2の実施例のチュ
ーブは、これをそのまま図5のタイプのガンに適用可能
である。即ち、図6はこの図5のガンに本発明のチュー
ブを適用した場合の要部構成を示す断面図であり、この
チューブ2は、図2の実施例の吐出口の雄ねじ部15a
を有した円筒状の突出部を除去する一方で既存のフラン
ジ15bを上記フランジパッキン17と同等の大径寸法
にし、更に該大径のフランジ15b(フランジパッキン
17)と一体で、該フランジ15bよりも小径の円筒部
20をチューブ2と一体化し、更に該フランジ15bと
小径円筒部20の中心部を貫通する穴21の内壁に雌螺
子21aを形成しているので、図示のごとき格別のノズ
ル部材32の基端部に設けた雄ネジ部32aを雌螺子2
1aに螺合可能である。このようにノズル部材32をチ
ューブ2の吐出口の雌螺子21aに螺合させた状態で、
ガンの筒体の後端開口からノズル部材を先頭にしてチュ
ーブを差し入れ、ノズル部材32を筒体の吐出用開口3
1aから外部に突出させるまでチューブを押し込んで、
フランジ15bを筒体3の吐出側内壁に着座させること
により装着が完了する。
【0023】次に、図7(a) (b) (c) 及び(d) は図3の
チューブの変形例の斜視図、正面図、要部裏面図及び
(b) の要部断面図であり、このチューブ2は、フランジ
15b(フランジパッキン17)の裏面中央部の円筒部
20の外周に180度間隔で(c) に示した如き形状のリ
ブ40を樹脂成形により一体化しておき、このリブ40
に対して扁平な袋41の一端開口を熱圧着により一体化
したものである。円筒部20の穴21内にはネジを形成
してもよいし、しなくてもよい。ネジを形成しない場合
には、図1のタイプのガン専用になるし、ネジを形成し
た場合には図5、図6の如き他のタイプのガンに対して
も兼用することが可能となる。
【0024】製造工程に於て、このチューブに樹脂液を
注入する場合には、フランジ15bの中心の穴内から樹
脂液を注入した上で図示した如きキャップCにより蓋を
すれば良い。なお、図中ドットを付した部分は熱融着部
である。
【0025】次に、図8(a) 及び(b) は本発明の他の形
態例のチューブの構成を示す斜視図、及び一部断面図で
あり、このチューブ42は、図7の形態例のチューブの
フランジ部15b(17)を除去して、円筒部20と、
リブ40と、リブ40に熱融着された袋41とだけから
成る構成とした点が特徴的である。このチューブ42
は、図5に示したタイプのガンに対して主として適用さ
れる。このチューブに対する樹脂液の注入のし方、蓋の
し方は上記形態例と同様である。但し、このチューブ4
2を適用するガンの筒体は、図5の筒体31とはその先
端部の形状が若干異なっている。即ち、図9(a) 及び
(b) は図5のタイプのガン本体に着脱自在、或は予め固
定される筒体45の一例の外観図、及び要部断面図であ
り、この筒体45は円筒状の筒体本体46の吐出側の開
口部の外周に蓋部材47を螺着したものであり、蓋部材
47は、図9(b) に示す様に筒体本体46の外周のネジ
部46aに螺合する雌螺子48を内周に有した大径部4
9と、大径部49の中心位置に連設された小径の吐出筒
50とを有する。吐出筒50の内周には、後述する連結
ネジ部材51の一方の雄螺子部が螺合する雌螺子部50
aを形成する。
【0026】図10(a) は蓋部材47に組み付けられる
部品の分解斜視図であり、蓋部材47の大径部49の内
底面にはリング状のパッキン52を添設するとともに、
パッキン52の次に、連結ネジ部材51を蓋部材47の
大径部内に差し入れて、一方の雄螺子部55を蓋部材4
7の吐出筒50の雌螺子部50aに螺着する。連結ネジ
部材51は、図の様にフランジ部57を挟んで両側から
雄螺子部55、56を突設させた構成を有し、プリプロ
ピレン、ポリエチレン等の樹脂により一体成形する。図
10(b) はこの連結ネジ部材51を図8のタイプのチュ
ーブ42に取付ける状態を示しており、他端の雄螺子部
56を円筒部20の雌螺子部21aに螺着させることに
より両者の連結が完成し、チューブ42を連結ネジ部材
51に連結した状態で、連結ネジ部材51の他端の雄螺
子部55を蓋部材の雌螺子部50aに螺着し、こうして
連結状態になった蓋部材47、パッキン52、連結ネジ
部材51、チューブ42を保持して、チューブ42を筒
体本体46の吐出側開口からその内部に差し入れてから
蓋部材47を筒体本体46に螺着することにより、チュ
ーブの装填が完了する。図9(b) は連結完了した状態を
示す断面図である。
【0027】なお、上記形態例では、筒体本体46と、
蓋部材47との連結を通常のネジ結合により実現した例
を示したが、これをワンタッチ結合によって連結させる
様にしてもよい。図11はワンタッチ結合の例を示す斜
視図であり、この例では、筒体本体46の吐出側開口の
外周に、不連続な3つの同一形状の突条60をギャップ
61を隔てて周方向に並べて設けると共に、蓋部材の大
径部49の内周の適所には、この3つの突条60間のギ
ャップ61を通過可能な形状を有した係止突起としての
爪62を120度間隔で突設する。蓋部材47を筒体本
体46に装着する場合には、各爪62が各ギャップ61
を通過して突条60の反対側へ抜ける様に蓋部材を筒体
本体の開口部にかぶせた後で、蓋部材を所定角度回動さ
せることにより、突条60の反対側面に係止した傾斜面
と各爪が係合して両者を所定の十分な強度でロックする
ことが可能となる。ロックを解除して蓋部材を取り外す
場合には逆方向に所定角度蓋部材を回転させてから爪が
ギャップから抜ける様に抜けば良い。なお、このワンタ
ッチ構造は一例に過ぎず、従って、各種容器類の蓋のワ
ンタッチ着脱構造を本発明に適用することができる。
【0028】この形態例に於ては、チューブからフラン
ジを除去して構成を簡略化したので、使用後におけるゴ
ミの発生量を低減し、環境問題に貢献することができ
る。また、2つの雄螺子部55、56の外径及び内径を
夫々同径にすると共に、同じ長さにし、更に材質を樹脂
性とすることにより、どちらの雄螺子部をチューブ側に
接続しても差し支えなくなるので操作性が向上し、樹脂
材料にて構成することによって硬化して付着した材を除
去することが極めて容易となる。さらに、材の除去効率
という点では、両雄螺子部の内径を同一にして両内周面
を無段状にスムーズ化することにより、内周にて硬化し
た材の除去効率を更に高めることが可能となる。このよ
うに樹脂材料から構成して清掃性を高めることを可能と
した場合には、この連結ネジ部材51を蓋部材47内に
予め一体化させておくことが可能となり、その結果、部
品点数を低減してチューブの着脱操作性、及び清掃性の
向上、さらにはコスト低減を実現できる。また、連結ネ
ジ部材51と蓋部材、或はチューブとの着脱をワンタッ
チ化する為には、上記蓋部材と筒体本体とのワンタッチ
接続構造をこれらの接続構造に転用してもよい。
【0029】次に、図9(b) に示す様に上記形態例にお
いては、蓋部材に取付けた連結ネジ部材の一方の雄螺子
部材56とチューブの袋の肩部との間に長さLの空所が
形成される。この空所は筒体内に収容可能な材の量を制
限する無駄を生じる。即ち、図5に示したガンの操作レ
バー30と連動して筒体内を進退する押圧手段65(先
端が平板状になっている)が筒体の先端部まで達してチ
ューブを押し潰し終わった時においても、上記空所内に
は材を有したチューブの一部が変形して入り込んでお
り、この分だけ材が使い切られていないので材料の無駄
となるばかりか、潰されたチューブをガンから取り出し
てゴミとして廃棄する場合にも、ゴミ量を増やす原因と
なる。
【0030】図12(a)はこのような不具合を解決す
る為に用いられるスペーサの一例の構成図であり、
(b)(c)はこのスペーサを蓋部材に取り付けた状態
を示す図である。このスペーサ70は、上記空所内にチ
ューブの一部が入り込むことを防ぐ押え面70aと、チ
ューブの小径円筒部20を連結ネジ部材51と連結させ
る為の穴70bとを有した極めてシンプル構造の樹脂成
形品である。このスペーサ70を蓋部材47の内壁とチ
ューブの袋の肩部との間に配置して、袋の肩部が上記空
所内に入り込めない様にすることにより、上記ガンの押
圧手段65によって押し込みを完了した時に袋が押圧手
段先端の平板部とスペーサ70の押え面との間で完全に
潰されて内容物である材が全て排出された状態になると
共に、チューブの形状も完全に潰し切ったコンパクトな
状態となり、ゴミ量低減に貢献することが可能となる。
また、スペーサ70はフランジ部70cを有するので、
上記形態例で使用していたパッキンが不要となる。
【0031】次に、図13(a) は従来のソーセージ型の
チューブの構成図であり、このチューブ80は、両端が
開放した円筒状のビニール袋81の両端部を金具(線
材)82により縛ることにより、ビニール袋内の材を封
入したものであり、この袋内に材を充填して金具82で
封止する工程は、自動化になじみ易い。即ち、長尺な袋
81の内部に材を充填した状態で、所定長さごとに袋の
径を絞った状態で2つの金具82により縛ってから、2
つの金具の間に位置する袋部分を切断する作業を行うだ
けでよいので製造ラインが簡略化するメリットがある。
しかし、上記従来のソーセージ型のチューブを図13
(b) に示した如きガン85の筒体86内に装填する場
合、まず筒体86内にチューブを差し入れ、チューブの
一方の金具を含む袋端部を刃物で切断して開口部を形成
してから、この開口部の先端部を、筒体86に着脱可能
なガンキャップ87の先端ノズル部88の内径に見合う
様に指で細くすぼめてノズル内部に差し入れた上で、チ
ューブとガンキャップとが離れない様に注意し3つガン
キャップを筒体先端に螺着する作業が必要である。な
お、符号89はノズル部88内周の雌螺子部に螺合可能
なおねじ部を有した樹脂製のノズルである。
【0032】この作業に於ては、金具を除去した袋の端
部を指ですぼめる作業が必須となる為、指が材により汚
れるばかりか、ガンキャップを筒体に取付ける作業にお
いても、チューブ先端とガンキャップとが離脱しない様
に保持する必要がある為、作業性が極めて悪かった。ま
た、一旦ガンキャップの取り付けを完了してガンを使用
した場合に於ても、先をすぼめた袋の端部がノズル内部
にうまく入っていない場合には、ノズルから外部に押し
出されるべき材の一部が筒体側に逆流して筒体内部を汚
染し、後刻、筒体内部を清掃する必要が生じるという欠
点がある。
【0033】図14はこのような従来のソーセージ型の
チューブの欠点を解決する為になされたものであり、こ
のチューブ90は、一方の金具82aに隣接してその内
側位置に中空筒状のスペーサ91を配置し、このスペー
サ91により袋81の一端開口を予めすぼめ癖を形成し
ておき、チューブの使用時には金具82aとスペーサ9
1との間の袋部分を刃物で切断してから、スペーサ91
を袋端部から取り外す。スペーサ91により挟圧されて
いた袋端部は上記ノズル部88の内径に見合うサイズに
圧縮されているので、このままガンキャップの内側から
ノズル部88内に小径化された袋端部を深く差し込むこ
とにより、容易且つ確実に袋端部の位置決めが行われ
る。しかも、指を汚すことが無く、更に、ノズル内に深
く差し込むことが可能である為、差し込まれた小径の袋
端部がノズル内部から離脱して筒体内部を汚損させる虞
れが大幅に低減する。しかも、小径化された袋端部は、
本来他の袋部分と同径であるものをノズル内部に挿入し
易い様に無理に圧縮しているに過ぎないので、ガンのレ
バーを操作して押圧手段92(図13(b) )により、筒
体内のチューブの他端を押圧した時にも、該小径化され
た袋端部は袋の内圧の上昇により必要量だけ拡開して材
の流路を形成する。この為、従来のソーセージ型のチュ
ーブと同様に、内部の材をノズルから押し出すことがで
きる。
【0034】なお、スペーサ91は袋端部を所定の小径
状態にすぼめる機能を有し、金具を切離した後では、人
手により簡単に袋端部から除去できればよいものである
ので、図15(a) の様に樹脂から構成した単なる中空筒
状体(テーパー形状を含む)であってもよいし、或は図
15のようにつまみ95aを有した剥離部95と、本体
96とを、切り取り線97を介して一体化しておき、つ
まみ95aをつまんで切り取り線から剥離部95をはが
すことによって、袋端部から離脱可能に構成してもよ
い。或は、スペーサと金具を一つの部材により兼用させ
るべく構成してもよい。この場合には、スペーサ兼金具
は、金具による締め付け力に匹敵する強さで袋端部を封
止することができる一方で、スペーサによる袋端部の所
定長に渡る小径化の機能を有し、しかも比較的容易に袋
端部から剥離できるような構成を備えることが必要であ
る。このような機能を備えた兼用物としては、例えば上
記図15に示した如きスペーサを流用することが考えら
れる。スペーサと金具との見分けがつきにくい場合に
は、異なった着色を施して識別可能にしてもよい。
【0035】スペーサが付加されたチューブ端部がガン
キャップ側であることは容易に理解されるが、この点を
理解しない使用者が誤装着することを防止する為には、
チューブ外周面に矢印マーク等によってスペーサが付加
された端部がガンキャップ側であることを示しておいて
もよい。なお、上記ソーセージ状のチューブ90の圧縮
変形を容易にする為に、外周面に所定の間隔で全周に渡
る溝、或は突条95を形成しておくことが有効である。
このようにすれば、ガンの押圧部材によりチューブを圧
縮する際に、チューブは溝、突条等95に沿って収縮、
変形して行くので、内部の材を無駄なく押し出すことが
でき、また、材の押出しを完了したチューブの形状も極
めてコンパクトなものとなり、ゴミ量、嵩の低減に貢献
することとなる。或は、図14に示す様にチューブの一
方の端部(スペーサ側)を所定幅に渡って着色しておく
と共に、他端部を透明にしておくことにより、チューブ
が押し潰された時に、透明部分を介して内部の残量を確
認することが可能となる。即ち、透明部分を介して着色
領域の色を視認できる場合には、材の残量が皆無に近い
ことが判明する。
【0036】次に、図16(a) (b) 及び(c) は、本発明
の他の形態のチューブの斜視図、分解図、及び製造方法
を示す図であり、このチューブ100は、(a) に示す様
に寸胴状の本体101の一端開口にフランジ部102を
一体化すると共にフランジ部102の中心部に小径筒状
のノズル部103を突設した構成を有し、ノズル部10
3の外周にはネジ部が形成されている。(b) の分解図に
示す様にこのチューブ100は、本体101の開口縁に
予め一体化されたフランジ片102aと、ノズル部10
3に予め一体化したフランジ片102bとを熱融着する
ことにより一体化したものである。このようなチューブ
100の製造方法としては、従来は(b)に示すような2
つのパーツを作成してから両者を熱融着により一体化し
ていたが、製造手数がかかる点が問題であった。そこで
本発明では、(c) に示す様に複数の本体101をフラン
ジ片102aを介して連続的に一体化した大面積のフラ
ンジ板102Aを作成するとともに、ノズル部103に
ついても複数のノズル部103をフランジ片102bを
介して連続的に一体化した大面積のフランジ板102B
を作成し、両フランジ板102A、102Bを接合した
状態で熱融着し、熱中着後に(a) のようにフランジ部を
円形に切断するようにした。このような製造方法を採用
することにより、大量のチューブを一括した熱融着、一
括した切断作業により制作することができ、生産性を高
めることができる。このチューブ100は、例えば、図
5や図13(b) に示したガンに適用して使用することが
できる。
【0037】次に、図17(a) (b) (c) 及び(d) は本発
明の他の形態例のチューブ150の完成品の外観図であ
り、(a) (b) は内容物を充填してキャップをとった状態
のチューブの正面図及び側面図、(c) (d) は内容物が充
填されていない状態のチューブの斜視図及び側面図であ
る。このチューブ150は、上記各形態例のチューブと
同様に、図1、図5に示したガン、更には図9に示した
ガン等に適用することが可能である。このチューブ15
0は、内容物を充填していない場合には、図17(c)
(d) に示す様に極めて薄型(アルミ等のラミネートシー
ト2枚分の厚み)の形態をとる一方で、内容物を充填し
た場合には(a) (b) に示す様に大きくふくらんで必要十
分な量の内容物を収容することができる。上記各種類の
建築用樹脂ガンに装填されて内容物を放出し終わった時
点では、図18に示す様に極めてコンパクトな形状に押
し潰され、ゴミ量を低減することができる。なお、チュ
ーブの材質としては、前述の様にアルミ等の金属箔等を
基材としたラミネートシートが好ましく、更に好ましく
は、熱融着、接着等により相互に接合一体化が容易な材
料を表層に有したシート材が好ましい。なお、チューブ
の材質としては、アルミ等の金属箔等を基材としたラミ
ネ−トシート以外でも、例えばナイロンシート、ポリエ
チレンシート等、融着が可能な樹脂等を使用することが
できる。なお、本明細書に於て融着とは、熱による、或
は熱によらない融(溶)着、接着剤を用いた接着等を含
むものである。従って、熱融着シール、超音波シール、
高周波シール等は明らかに本発明の融着概念に含まれる
ものである。
【0038】図19は上記チューブ150の構成図を示
す分解図であり、このチューブ150は上部に開口15
2を有した袋状のチューブ本体151と、チューブ本体
151の上部のフランジ部153に外周縁部を(熱)融
着されて一体化される吐出側部材154と、ノズル部材
171に着脱されるキャップ155とを有する。図20
(a) はチューブ本体の構成要素を示す展開図、(b) は吐
出側部材の構成要素を示す展開図、(c) は溶着時の位置
関係を示す図である。図20(a) において、チューブ本
体151は、同形状の2枚のアルミ等のラミネートシー
トから成るチューブ片160、161から成り、各チュ
ーブ片160、161は、長方形の基部160a,16
1aの上端縁に略半円状(正確な半円でなくてもよく、
楕円や長円の半分の形状等であってもよい)のフランジ
片160b,161bを一体化したものであり、両部分
の境界線160c,161cから折り曲げ可能となって
いる。基部160a,161aの3つの外周縁部(点々
で示す)162、163、164は、これらを整合させ
た状態で該外周縁部同士を(熱)融着することにより一
体化する。なお、後述する様に当初は側部の縁部16
2、163のみを接合し、底部164は開放しておき、
この底部の開口から内容物の充填を行う。このように側
部及び底部を(熱)融着した状態が図19の状態であ
る。
【0039】吐出側部材154は、上記2つのチューブ
片160、161のフランジ片160b,161bを境
界線160c,161cで接合一体化した形状の凸レン
ズ形状を有した封止用シート材170と、封止用シート
材170の中心部に(熱)融着により一体化した樹脂製
のノズル部材171とを有する。封止用シート材170
は、チューブ片と同様の材質からなり、ノズル部材17
1はプラスチックその他の樹脂からなる筒状部材171
aと、筒状部材171aと一体化した同材質の鍔部17
1bとから成る。この鍔部171bはなくてもよいが、
封止用シート材170と(熱)融着する際に、この部分
を用いて行うと便利であるので、設けた方が良い。封止
用シート材170の外周縁の(熱)融着部は、チューブ
片160、161の基部160a,161bに対して直
角に曲げられて平面状にされたフランジ片160b,1
61b(フランジ部153)の円弧状の外周縁の(熱)
融着部と整合した状態で(熱)融着されることにより、
図19のチューブ本体151の開口152を封止するこ
ととなる。キャップ155は、ノズル部材171の筒状
部材171a外周のネジ部と螺合する雌螺子をその内周
に設けてもよいし、図11に示した如きワンタッチの着
脱構造としても良い。
【0040】次に、図21(a) 及び(b) は上記形態例の
チューブ150を熱融着により製造するための装置の一
例の構成図であり、この融着装置180は、図20(c)
の様に重ねた2枚のチューブ片160a,161aを内
部に配置した状態で側部端縁162、163だけを熱融
着するアイロン部材181、182を有し、各アイロン
部材181、182の端縁183により側部端縁16
2、163を挟圧保持した状態で加熱することにより、
該側部端縁を熱融着する。この時、各フランジ部153
は各アイロン部材181、182の上端面184に乗っ
た状態にあるので、このフランジ部153上に吐出側部
材154を載置した上で、プレスヒータ190によりフ
ランジ部153と封止用シート材170の各外周面同士
を熱融着する。なお、このとき、封止用シート材170
とノズル部材171とを未融着の状態で、フランジ部1
53上に乗せ、プレスヒータ190により、ノズル部材
171の封止用シート材170上への融着をも同時に行
うようにしてもよい。なお、上記熱融着方法及び装置は
一例に過ぎず、融着部は、どのような融着方法、接合方
法、接着方法によっても差し支えない。
【0041】上記の様にして、チューブ片160、16
1、吐出側部材154の接合が終了した時点では、チュ
ーブ片160、161の底部164は未接合状態にあ
る。これは、この底部から内容物を充填するためであ
り、製造工場のラインに於てこのチューブ150に材等
を充填する場合には、チューブ150を上下逆転した状
態で搬送ベルト等の上に多数配置し、上部の開口から材
を注入することによって、大量のチューブに対する材の
充填作業を効率的に行うことが可能となる。なお、完成
品の筒状部材171aの内部に位置する封止用シート材
170の上面は、密封状態(非開口状態)にある為、使
用時には筒状部材171a内に刃物、棒等を突っ込んで
開口した上で、注入ガンに装着して使用する。なお、棒
や刃物等の格別の開口手段を用いずに、キャップの内部
に予め刃を進退可能に設けておき、このキャップをノズ
ルに取付けた状態で刃をフランジ部153に向けて突出
させることにより、ワンタッチで開口させるようにして
もよい。
【0042】このチューブ150を図1のタイプのガン
に適用する場合には、図1のフランジパッキン17が不
要となる。図5のガンに適用した場合は必要に応じて図
6に示した如きノズル部材32を併用してもよい。この
チューブは、ガンにより材を出し切った時には極めてコ
ンパクト化され、ゴミ量低減に貢献する。なお、このチ
ューブ150は、図7の如き大径のフランジパッキン1
7とリブ40を有したタイプにも適用可能である。即
ち、図7の袋41の代わりに、チューブ片160、16
1を用い、更に、フランジパッキン17に相当する樹脂
部分を吐出側部材154の封止用シート材170と予め
一体化しておけばよい。このように構成した場合には、
このチューブは、図9、図10、図12に示した如き建
築用樹脂ガンにも適用可能となる。図20(d) はこのチ
ューブ150を図9に適用した例を示しており、この場
合には、図9で用いていた連結ネジ部材51等は一切不
要となる。また、このチューブ150を図1のガンに適
用する場合には、図1のチューブ2の吐出口15の役割
を、チューブ150の筒状部材171aが果たすことと
なり、このチューブ150を図1のガンにそのまま使用
可能となる。
【0043】次に、図22(a) (b) (c) 及び(d) は本発
明の他の形態例のチューブの構成を示す斜視図、正面
図、分解図、及びガンに装着した場合の状態を示す図で
あり、このチューブ200は、図17の形態例と同様な
構成のチューブ本体151と、図17とは異なった構成
の吐出側部材201とから成る。この形態例の吐出側部
材201は封止用シート材201に、プラスチック等の
一定の剛性を有した薄肉平板状のリング板203の全面
を溶着一体化したものである。熱融着方法等は上記形態
例と同様である。図22(d) はこのチューブ200を図
9のガンに適用したものであり、連結ネジ部材51を用
いてリング板203を固定した例を示している。また、
このチューブ200は、図5、図6に示した如きガンに
も適用することができる。この場合には、材の吐出ガイ
ドとしてノズル部材32を用いる。また、このチューブ
200は、図3に示したチューブに類似した吐出部の構
成を有している為、図4に示した例のチューブ2をその
ままチューブ200に置き換えて適用することができ
る。
【0044】なお、上記形態例では、このチューブ15
0、200を、建築用の材を打ち出す為の建築用樹脂ガ
ンに適用する場合だけをその用途として説明したが、こ
の容器は、食品、油、洗剤等々の液体、粉体、粘性体等
を収容し、必要に応じてこれを注出するための容器一般
にも適用可能である。これらの場合には、ガンに装填す
ることを前提としないので、チューブの形状は種々変更
可能であり、上記各形態例に示したものに限定されな
い。しかし、2枚のチューブ片と、一つの吐出側部材1
54を接合することにより形成される容器は、全て本発
明の範囲内に属するものである。また、上述の様に、チ
ューブ片160、161同士、或はチューブ片と封止用
シート材170とを接合一体化する手法としては、
(熱)融着以外にも接着剤、接着テープ等の手段による
接合方法も採用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、パッキンの介在によってチューブの吐出口
と、ガン側の吸込み口間を連通するほかは液密に閉鎖さ
れ、樹脂液の漏れを防止できるため、樹脂液漏れによる
ガンの洗浄操作の手間が不要となり、常時カセット式に
チューブを交換しながら作業を連続式に行うことができ
る。請求項2記載の発明によれば、蓋内面の中心から離
れた位置にある吸込み口とチューブの吐出口との間の経
路をパッキンによって確保できるため、シールが確実と
なる。請求項3記載の発明では、上記フランジパッキン
とパッキン本体とを一体構造としたので、パッキンの取
扱性が向上する。請求項4記載の発明では、上記フラン
ジパッキンとパッキン本体とを、上記蓋部の内側面に予
め一体的に組み付けたので、チューブを筒体に装着する
だけでガンの使用が可能となり、取扱性を向上できる。
【0046】請求項5記載の発明では、前記パッキンは
前記チューブの吐出口に予め一体化されたフランジパッ
キンと、該フランジパッキンとは別体であり且つ該フラ
ンジパッキン上に着座した状態で前記蓋部の内面に弾圧
接触するとともに、前記吸込み口に連通する穴を開口し
たパッキン本体とから成るので、部品点数が低減されて
ガンに対するチューブの装着作業性が高まり、コストダ
ウン、操作性の向上が図られる。請求項6記載の発明で
は、吐出口を有したチューブの該吐出口に大径のフラン
ジ部を有したフランジパッキンを一体化したので、図1
に示したタイプのガンのみならず、他のガンに対しても
適用が可能である。即ち、図5に示したようにガンのレ
バーとチューブの吐出口とが夫々ガンの反対側位置にあ
るガンにおいても、上記タイプのチューブを共用できる
ので、チューブの汎用性が広がり、全ての材に対してチ
ューブ(容器)を共通化することが可能となる。
【0047】請求項7記載の発明では、軸方向に貫通す
る穴を有した樹脂製の小径円筒部の外周から少なくとも
2つのリブを一体的に突設し、該リブにビニールの袋を
熱融着したので、樹脂製フランジ部等を省略でき、使用
後の廃棄時にゴミとなる樹脂の量を低減できる。請求項
8記載の発明では、建築用樹脂ガンの筒体の蓋部材とチ
ューブの吐出口とを、連結ネジ部材を用いて連結し、該
連結ネジ部材は、中央のフランジ部と、該フランジ部を
挟んでその両側に一体化された2つの雄螺子部を有し、
両雄螺子部の中心孔は連通状態にあり、各雄螺子部は夫
々蓋部材の吐出筒の内壁、及びチューブの吐出口の内壁
に夫々着脱自在に連結されるので、請求項7に示したフ
ランジレスのチューブであっても確実に蓋部材に装着す
ることができ、チューブ内の材を使用し尽くした後に潰
されたチューブの形状を非常にコンパクト化することが
できる。
【0048】請求項9記載の発明では、上記連結ネジ部
材は、上記チューブ内に収容される材との剥離性が良好
な樹脂材料から構成され、両雄螺子部の内径が同一であ
るので、チューブを使用し終わった時に、蓋部材の内部
にはほとんど材が残らない一方で、連結ネジ部材の内壁
に付着した材は、該連結ネジ部材の少なくとも内壁が樹
脂である為、固化後に容易に剥離することができる。特
に、連結ネジ部材の2つの雄螺子部の内径は同一径であ
り、しかも無段状に連通しているので、付着した材を容
易に剥離できる。請求項10記載の発明では、記連結ネ
ジ部材を予め上記蓋部材に一体化したので、部品点数を
低減しつつ、請求項9の効果を発揮できるガンを提供で
きる。
【0049】請求項11記載の発明では、記連結ネジ部
材の各雄螺子部は、ネジではなく、上記蓋部材の吐出筒
内壁、及びチューブの吐出口内壁に夫々ワンタッチ接続
が可能な構成を有しているので、チューブの着脱時にお
ける蓋部材との間の着脱作業性を大幅に簡略化して商品
価値を高めることができる。請求項12記載の発明で
は、上記蓋部材と、上記チューブとの間にスペーサを介
在させたので、蓋部材の内面とチューブの肩部との間の
ギャップがスペーサにより埋められる。このため、ガン
内のチューブを押し潰す時に、チューブはガン側の押圧
部材とスペーサの押え面(平坦面)との間で確実に押圧
され、内容物が残った状態でチューブが廃棄される事態
がなくなり、ゴミ量低減、材の節約を行うことができ
る。
【0050】請求項13記載の発明では、両端部が開放
した袋内に材を封入した状態で該袋の両端部を金具によ
り縛ったチューブにおいて、一方の金具の内側位置に所
定の軸方向長を有するスペーサをかぶせて、該袋の一方
の端部を所定長に渡って小径状に圧縮したので、チュー
ブとしては最もシンプルな構造のソーセージタイプのチ
ューブをガンに装填して用いる場合における従来の欠点
であった、材洩れ、手やガンの汚れと、それに伴う洗浄
作業の繁雑化といった問題を解決できる。
【0051】請求項14記載の発明では、チューブ本体
と、一つの吐出側部材とから成り、上記チューブ本体
は、2枚のシート状チューブ片から成り、上記各チュー
ブ片は、四角い基部と、該基部の上端縁に連設された円
弧状のフランジ片と、から成り、各基部の2つの側端縁
部と底縁部とを接合一体化したときに上記2つのフラン
ジ片がフランジ部を形成する構成を有し、上記吐出側部
材は、上記各フランジ片が形成する上記フランジ部に整
合する形状を有する封止用シート材と、該封止用シート
材の中央部に一体化されたノズル部材とから成り、上記
吐出側部材の封止用シート材の全外周縁部を、上記フラ
ンジ部の全外周縁部と接合一体化したので、僅か3つの
構成要素を接合することにより、チューブを製作できる
こととなり、製造ラインにおいて大量生産が可能とな
り、コスト的にも有利である。材料費も易い。更に、内
容物を吐出し終わった場合には、極めてコンパクトな形
状になるので、ゴミの嵩を減らすことができる。また、
この容器を建築用樹脂ガンに適用した場合には、樹脂ガ
ンのチューブ収容部内にデッドスペースがなくなり、無
駄のない押出しを行うことができる。つぶし終ったチュ
ーブの形状も極めてコンパクトとなりゴミ量低減に大幅
に貢献する。また、チューブ内に材を充填する工程は、
チューブの底部だけを未融着状態にしておき、この底部
開口から充填した後で該底部を封止するので、気泡等の
浸入を配慮する必要がなくなり、その結果量産工程に乗
り易くなる。換言すれば、口径の小さい吐出口側からダ
クト等をチューブ内に挿入して材の充填を行う場合に
は、ダクト先端を一旦チューブの底部まで押し込んでか
ら徐々に引き上げつつ充填を行うこととなるので、この
場合は作業性が悪く気泡が入り易いが、大口径の底部側
開口から充填する場合には、ダクト先端を底部開口近傍
に位置させて充填を行えば良いので、気泡等が発生せ
ず、ダクトの移動のためにラインの制御プログラムを複
雑化する必要もなくなる。
【0052】請求項15記載の発明では、上記吐出側部
材は、上記各フランジ片が形成する上記フランジ部に整
合する形状を有する封止用シート材と、該封止用シート
材の中央部に一体化された平板状のリング板とから成る
ので、請求項1の建築用樹脂ガンや請求項8の建築用樹
脂ガンに適用するのに好適な形状となる。請求項16記
載の発明では、上記チューブ片同士との接合、及び上記
チューブ片と上記封止用シート材との接合を熱融着によ
り行ったので、チューブの製造工程が極めて簡単とな
る。請求項17、18記載の発明では、請求項15又は
16記載のチューブを、請求項1、8記載の建築用樹脂
ガンに適用したので、チューブの着脱作業性が向上する
とともに、樹脂の付着量が減るので清掃性がよくなり、
更に吐出終了後の容器がコンパクト化するのでゴミ量を
低減できる。請求項19記載の発明では、請求項15又
は16記載のチューブを、建築材料以外の粉体、液体、
粘性体等の流体、即ち食品、油、洗剤等の容器として使
用したので、建築材料以外の分野に於ても極めて低コス
トで、製造容易な容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる樹脂注入ガン及びこれの内部
に装填して用いられる樹脂充填チューブを示す一部断面
分解斜視図。
【図2】同チューブを樹脂注入ガンの内部に装填した状
態を示す断面図。
【図3】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例のチューブ
の外観斜視図及び要部断面図。
【図4】図1のガンに図3のチューブを装着した場合の
断面図。
【図5】図3のチューブを適用可能な他のガンの一例の
説明図。
【図6】図5のガンの筒体に図3のチューブを装着した
状態を示す断面図。
【図7】(a) (b) (c) 及び(d) は本発明の他の形態例の
チューブの外観斜視図、正面図、要部斜視図、及び要部
断面図。
【図8】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例のチューブ
の外観斜視図及び要部断面図。
【図9】(a) 及び(b) は図8のチューブを使用するガン
の筒体の外観斜視図、及び筒体内部の要部断面図。
【図10】(a) 及び(b) は図9の筒体の要部構成を示す
分解斜視図、及びチューブと連結ネジ部材の構成を示す
断面図。
【図11】ワンタッチ接続構造の一例を示す斜視図。
【図12】(a) (b) 及び(c) はスペーサの一例の外観
図、スペーサを適用したガンの要部断面図、及びスペー
サを取付けた蓋部材のチューブを接続した状態を示す斜
視図。
【図13】(a) 及び(b) は従来のチューブの構成図、及
びこのチューブを使用するガンの一例の構成図。
【図14】本発明のソーセージ型チューブの一例の構成
図。
【図15】(a) 及び(b) は図14のチューブに使用する
スペーサの一例の構成図。
【図16】(a) (b) 及び(c) は本発明の一形態例のチュ
ーブの外観図、分解図、及び製造方法を説明する図。
【図17】(a) (b) (c) 及び(d) は本発明の他の形態例
のチューブの完成品の外観図であり、(a) (b) は内容物
を充填してキャップをとった状態の正面図及び側面図、
(c) (d) は内容物が充填されていない状態の斜視図及び
側面図。
【図18】図17のチューブを潰した状態を示す図。
【図19】上記チューブの分解図。
【図20】(a) はチューブ本体の構成要素を示す展開
図、(b) はノズル側部材の構成要素を示す展開図、(c)
は溶着時の位置関係を示す図、(d) はガンに装着した状
態を示す断面図。
【図21】(a) 及び(b) は上記形態例のチューブを熱融
着により製造するための装置の一例の構成図。
【図22】(a) は他の形態例のチューブの斜視図、(b)
はその正面図、(c) は分解図、(d) はガンに適用した状
態を示す断面図。
【符号の説明】
1 樹脂注入ガン、 2 チューブ、 3 筒体、 4
蓋部、 8 ノズル部、 11 シリンダ部、 11
a 吸込み口、 12 ピストン、 15 吐出口、
15a 雄ねじ部、15b 大径フランジ部、 16
パッキン、 17 フランジパッキン、 19a 雌ね
じ部、 18 パッキン本体、 18d吐出口、21吐
出口、30 操作レバー、31 筒体、31a 吐出用
開口、32 ノズル部材、32a 雄ネジ部,40 リ
ブ,41 袋、42 チューブ、45 筒体、46 筒
体本体、46a ネジ部、47 蓋部材、48 雌螺子
部、49 大径部、50 吐出筒、50a 雌螺子部、
51 連結ネジ部材、52 パッキン、55 雄螺子
部、55、56 雄螺子部、57 フランジ部、60
突条、61 ギャップ、62 爪、70 スペーサ、
70a 押え面,70b 穴,70c フランジ部,8
0 チューブ,81 ビニール袋,82金具(線材),
85 ガン,86 筒体,87 ガンキャップ,88
ノズル部,89 樹脂製のノズル,90 チューブ,9
1 スペーサ、92 押圧手段、95 剥離部、95a
つまみ部、96 本体、97 切り取り線、100
チューブ、101 本体、102 フランジ部、103
ノズル部、150 チューブ、151 チューブ本
体、152 開口、153 フランジ部、154 吐出
側部材、155 キャップ、160、161 チューブ
片、160a,161a 基部、160b,161b
フランジ片、160c,161c境界線、162、16
3、164 外周縁部、170 封止用シート材、17
1 ノズル部材、171a 筒状部材,171b 鍔
部,180 融着装置、181、182 アイロン部
材、190 プレスヒータ、200 チューブ、201
吐出側部材、202 封止用シート材、203 リン
グ板。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にねじキャップ式の吐出口を備えた
    樹脂充填チューブを着脱自在に収納する筒体と、該筒体
    の一端開口に着脱される蓋部と、該蓋部に一体化したノ
    ズルと、前記蓋部の内面に一体化されて一端を前記ノズ
    ルに連通するとともに下部に吸込み口を開口したシリン
    ダ部と、シリンダ部内に摺動可能に配置された樹脂押出
    し用のピストンと、前記蓋部に揺動可能に枢支され揺動
    操作によりピストンを往復移動させるレバーとを備えた
    建築用樹脂ガンにおいて、 前記筒体内に前記チューブを入れて蓋部を閉止した状態
    で、前記吐出口と前記吸込み口とを連通させるととも
    に、前記蓋部の内面と前記吐出口周囲との間を液密にシ
    ールするパッキンを介在させたことを特徴とする建築用
    樹脂ガン。
  2. 【請求項2】 前記パッキンは、前記チューブの吐出口
    の外周にねじ込み固定されるフランジパッキンと、該フ
    ランジパッキン上に着座した状態で前記蓋部の内面に弾
    圧接触するとともに、前記吸込み口に連通する穴を開口
    したパッキン本体とから成ることを特徴とする請求項1
    記載の建築用樹脂ガン。
  3. 【請求項3】 前記フランジパッキンとパッキン本体と
    を一体構造としたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の建築用樹脂ガン。
  4. 【請求項4】 前記フランジパッキンとパッキン本体と
    を、前記蓋部の内側面に予め一体的に組み付けたことを
    特徴とする請求項1、2、又は3記載の建築用樹脂ガ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記パッキンは前記チューブの吐出口に
    予め一体化されたフランジパッキンと、該フランジパッ
    キンとは別体であり且つ該フランジパッキン上に着座し
    た状態で前記蓋部の内面に弾圧接触するとともに、前記
    吸込み口に連通する穴を開口したパッキン本体とから成
    ることを特徴とする請求項1記載の建築用樹脂ガンに用
    いるチューブ。
  6. 【請求項6】 吐出口を有したチューブの該吐出口に大
    径のフランジ部を有したフランジパッキンを一体化した
    ことを特徴とする建築用樹脂ガンに用いるチューブ。
  7. 【請求項7】 軸方向に貫通する穴を有した樹脂製の小
    径円筒部の外周から少なくとも2つのリブを一体的に突
    設し、該リブにビニールの袋を熱融着したことを特徴と
    する建築用樹脂ガンに用いるチューブ。
  8. 【請求項8】 先端に吐出口を有した筒体内に、材を収
    容したチューブを着脱自在に収容し、該チューブ先端の
    吐出口を該筒体の吐出口に連通させた状態で、該チュー
    ブの後端部から圧力を加えることにより、チューブ内の
    材を吐出させるようにした建築用樹脂ガンにおいて、 上記筒体は、少なくとも先端側が開口した筒体本体と、
    該筒体本体の先端に着脱可能に装着される蓋部材とを備
    え、 上記チューブの吐出口は、連結ネジ部材を用いて上記蓋
    部材の吐出筒と連結され、 該連結ネジ部材は、中央のフランジ部と、該フランジ部
    を挟んでその両側に一体化された2つの雄螺子部を有
    し、両雄螺子部の中心孔は連通状態にあり、各雄螺子部
    は夫々蓋部材の吐出筒の内壁、及びチューブの吐出口の
    内壁に夫々着脱自在に連結されることを特徴とする建築
    用樹脂ガン及びチューブ。
  9. 【請求項9】 上記連結ネジ部材は、上記チューブ内に
    収容される材との剥離性が良好な樹脂材料から構成さ
    れ、両雄螺子部の内径が同一であることを特徴とする請
    求項8記載の建築用樹脂ガン及びチューブ。
  10. 【請求項10】 上記連結ネジ部材を予め上記蓋部材に
    一体化したことを特徴とする請求項8又は9記載の建築
    用樹脂ガン及びチューブ。
  11. 【請求項11】 上記連結ネジ部材の各雄螺子部は、ネ
    ジではなく、上記蓋部材の吐出筒内壁、及びチューブの
    吐出口内壁に夫々ワンタッチ接続が可能な構成を有して
    いることを特徴とする請求項8、9又は10記載の建築
    用樹脂ガン及びチューブ。
  12. 【請求項12】 上記蓋部材と、上記チューブとの間に
    スペーサを介在させたことを特徴とする請求項8、9、
    10又は11記載の建築用樹脂ガン及びチューブ。
  13. 【請求項13】 両端部が開放した袋内に材を封入した
    状態で該袋の両端部を金具により縛ったチューブにおい
    て、一方の金具の内側位置に所定の軸方向長を有するス
    ペーサをかぶせて、該袋の一方の端部を所定長に渡って
    小径状に圧縮したことを特徴とする建築樹脂用チュー
    ブ。
  14. 【請求項14】 チューブ本体と、吐出側部材とから成
    り、 上記チューブ本体は、2枚のシート状チューブ片から成
    り、 上記各チューブ片は、四角い基部と、該基部の上端縁に
    連設された略半円状のフランジ片と、から成り、各基部
    の2つの側端縁部と底縁部とを接合一体化したときに上
    記2つのフランジ片がフランジ部を形成する構成を有
    し、 上記吐出側部材は、上記各フランジ片が形成する上記フ
    ランジ部に整合する形状を有する封止用シート材と、該
    封止用シート材の中央部に一体化されたノズル部材とか
    ら成り、 上記吐出側部材の封止用シート材の全外周縁部を、上記
    フランジ部の全外周縁部と接合一体化したことを特徴と
    するチューブ。
  15. 【請求項15】 上記吐出側部材は、上記各フランジ片
    が形成する上記フランジ部に整合する形状を有する封止
    用シート材と、該封止用シート材の中央部に一体化され
    た平板状のリング板とから成ることを特徴とする請求項
    14記載のチューブ。
  16. 【請求項16】 上記チューブ片同士との接合、及び上
    記チューブ片と上記封止用シート材との接合を融着によ
    り行ったことを特徴とする請求項14又は15記載のチ
    ューブ。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16記載のチューブ
    を、請求項1記載の建築用樹脂ガンに適用したことを特
    徴とするチューブ。
  18. 【請求項18】 請求項15又は16記載のチューブ
    を、請求項8記載の建築用樹脂ガンに適用したことを特
    徴とするチューブ。
  19. 【請求項19】 請求項15又は16記載のチューブ
    を、建築材料以外の粉体、液体、粘性体等の流体、即ち
    食品、油、洗剤等の容器として使用したことを特徴とす
    るチューブ。
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