JPH0619358B2 - 免疫学的自動分析方法 - Google Patents

免疫学的自動分析方法

Info

Publication number
JPH0619358B2
JPH0619358B2 JP58009598A JP959883A JPH0619358B2 JP H0619358 B2 JPH0619358 B2 JP H0619358B2 JP 58009598 A JP58009598 A JP 58009598A JP 959883 A JP959883 A JP 959883A JP H0619358 B2 JPH0619358 B2 JP H0619358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
carrier
antigen
antibody
stop position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58009598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59135366A (ja
Inventor
宏 武川
隆 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP58009598A priority Critical patent/JPH0619358B2/ja
Priority to DE19843402304 priority patent/DE3402304C3/de
Priority to DE19843448121 priority patent/DE3448121C2/de
Priority to DE19843448210 priority patent/DE3448210C2/de
Priority to DE19843448007 priority patent/DE3448007C2/de
Publication of JPS59135366A publication Critical patent/JPS59135366A/ja
Priority to US07/119,278 priority patent/US5175086A/en
Publication of JPH0619358B2 publication Critical patent/JPH0619358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/025Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations having a carousel or turntable for reaction cells or cuvettes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N2035/00346Heating or cooling arrangements
    • G01N2035/00356Holding samples at elevated temperature (incubation)
    • G01N2035/00386Holding samples at elevated temperature (incubation) using fluid heat transfer medium
    • G01N2035/00396Holding samples at elevated temperature (incubation) using fluid heat transfer medium where the fluid is a liquid
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N2035/00465Separating and mixing arrangements
    • G01N2035/00564Handling or washing solid phase elements, e.g. beads
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • G01N2035/0439Rotary sample carriers, i.e. carousels
    • G01N2035/0441Rotary sample carriers, i.e. carousels for samples
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • G01N2035/046General conveyor features
    • G01N2035/0465Loading or unloading the conveyor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は免疫学的自動分析方法に関するものである。
近年、医療の進歩に伴ない極微量の生体成分の分析が可
能となり、各種疾患の早期診断等に役立っている。例え
ば、α−フェトプロティン、癌胎児性抗原等で代表され
る悪性腫瘍、インシュリン、サイロキシン等で代表され
るホルモンの異常分泌疾患、免疫グロブリン等で代表さ
れる免疫疾患等の難病とされていた各種疾患の診断が早
期にできるだけでなく、それら疾患の治療後のモニタ、
あるいは最近では薬物等の低分子のハプテン(不完全抗
原)も測定可能となり薬物の投与計画作成にも役立って
いる。
これらの生体成分の多くは抗原抗体反応を利用した免疫
化学的な方法で分析され、このような免疫化学的反応を
利用した分析方法として、従来種々の方法が提案されて
いる。例えば、抗原抗体反応の結果生じる抗原抗体複合
物の凝集塊等の有無を、凝集法、沈降法、比濁法等によ
って検出して所望の生体成分を分析する方法がある。し
かし、これらの分析方法は多量の抗原抗体複合物を必要
とし、感度的に劣るため、専ら定性分析あるいは半定量
分析に採用されている。また、このような分析方法の欠
点を補うために、抗体または抗原を炭素粒子や合成樹脂
等の微粒子に結合させて被検物質との抗原抗体反応を行
なわせて凝集法あるいは比濁法により被検物質を分析す
る方法や、抗体または抗原に放射性同位元素、螢光性物
質、発光性物質あるいは酵素等の検知感度の高いマーカ
を標識した標識抗体または抗原を用いて抗原抗体複合物
を高感度で検出して被検物質を分析する方法も提案され
ている。しかし、前者の微粒子を用いる方法は後者のマ
ーカを用いる方法に比べ感度的に劣るため、最近では後
者の検知感度の高いマーカを用いる分析方法が主流にな
っている。
このようなマーカを用いる分析方法としては、マーカと
して放射性同位元素を用いる放射性免疫分析法、螢光性
物質を用いる螢光免疫分析法、酵素を用いる酵素免疫分
析法等が知られているが、なかでも酵素免疫分析法は特
殊な設備や測定技術を必要とせず、一般に普及している
比色計を用いて容異に行なうことができるので、最近特
に注目を集めている。この酵素免疫分析法は、免疫化学
的反応の有無により標識されている酵素の活性の変化量
を直接求めて被検物質を定量するホモジニアス(H omog
eneous)酵素免疫分析法と、適当な固相、例えばプラス
チック等の合成樹脂やガラスビーズのような不溶性の担
体上に固定された抗原または抗体と反応した酵素標識抗
体または酵素標識抗原と未反応のそれとを洗浄操作によ
りB・F分離し、このB・F分離後の標識酵素の活性量
を求めて被検物質を定量するヘテロジニアス(H eterog
eneous)酵素免疫分析法との2つの方法に分類される。
しかし、前者のホモジニアス酵素免疫分析法は、単純な
操作で行なうことができるが、薬物等の低分子のハプテ
ンしか分析できず、高分子である生体成分の分析ができ
ない欠点がある。これに対し、後者のヘテロジニアス酵
素免疫分析法はB・F分離を行なうための洗浄操作を必
要とするが、被検物質が低分子であっても高分子であっ
ても適正に分析でき、その分析対象が極めて広範囲であ
るところから一般化されつつある。
かかるヘテロジニアス酵素免疫分析法としては、競合
法、サンドイッチ法等が知られている。競合法は、第1
図に示すように、不溶性の担体1にサンプル中の被検物
質と抗原抗体反応を起す抗体または抗原を予め固定化
し、この担体1とサンプルおよびその被検物質2と同一
物質に酵素標識した標識試薬3との抗原抗体反応を行な
わせ、その後洗浄を行なって抗原抗体反応により担体1
に競合して結合した被検物質2および標識試薬3と、結
合していないそれらとをB・F分離してから、標識試薬
3中の標識酵素と反応する発色試薬を加えて反応させた
後その反応液を比色測定して標識酵素の酵素活性を求め
て被検物質2を定量するものである。また、サンドイッ
チ法は、第2図に示すように、競合法と同様にサンプル
中の被検物質と抗原抗体反応を起す抗体または抗原を予
め固定化した不溶性の担体5を用い、先ずこの担体5と
サンプルとの抗原抗体反応を行なわせてサンプル中の被
検物質6を担体5に結合させ、次に洗浄を行なってB・
F分離した後、その担体5に被検物質6と抗原抗体反応
を起す物質を酵素で標識した標識試薬7を作用させて抗
原抗体反応を行なわせ、その後再び洗浄を行なってB・
F分離してから標識試薬7中の標識酵素と反応する発色
試薬を加えて反応させた後、その反応液を比色測定して
標識酵素の酵素活性を求めて被検物質6を定量するもの
である。
上述したようにヘテロジニアス酵素免疫分析法において
は、1つの被検物質の分析中に競合法においては1回、
サンドイッチ法においては2回のB・F分離が必要とな
り、また抗原抗体反応を行なわせる反応容器を繰返し使
用する場合には、あるサンプルの分析終了後次のサンプ
ルの分析開始に先立って反応容器を洗浄する工程が加算
されることになる。このように、1つの被検物質の分析
にB・F分離を含む少なく共2回の洗浄工程を必要とす
る酵素免疫分析法を自動化するにあたっては、各洗浄工
程毎に専用の洗浄装置を配置することも考えられるが、
このようにすると装置が大形かつ複雑、高価になる不具
合がある。このような不具合は、マーカを用いる上述し
た放射免疫分析法、螢光免疫分析法等を自動化する場合
でも同様に生じるものである。
本発明の目的は上述した不具合を解決し、小形で、構成
が簡単かつ安価な分析装置によって実施できる免疫学的
自動分析方法を提供しようとするものである。
本発明は、固相化された所定の抗体または抗原と、所定
の抗体または抗原を所定の標識物質で標識した標識試薬
とを用い、反応容器内で抗原抗体反応を行わせてサンプ
ル中の被検物質を免疫学的に自動的に分析するにあた
り、 複数の反応容器をエンドレス状反応ラインの一方向に一
定ピッチで複数回循環搬送し、 サンドイッチ法による分析を実施するために、前記固相
化された抗体または抗原とサンプルとの抗原抗体反応後
に未結合の物質を除去するB・F分離のための第1の洗
浄と、前記固相化された抗体または抗原と標識試薬との
抗原抗体反応後に未結合の標識試薬を除去するB・F分
離のための第2の洗浄のそれぞれを、反応容器の異なる
周回中で且つ一か所の洗浄位置にて行い、 或いは競合法による分析を実施するために、上記第2の
洗浄と、分析終了後の反応容器の洗浄のそれぞれを、反
応容器の異なる周回中で且つ一か所の洗浄位置にて行う
ことを特徴とするものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の一例
の構成を示す線図であり、第2図に示したサンドイッチ
法を採用するものである。本例では反応ラインをシング
ルとして単一項目を分析する。反応容器は大口部11a
および小口部11bを有するU字管11を24個用い、
これらを処理テーブルである反応管ディスク12の同一
円周上に等間隔に保持する。反応管ディスク12はU字
管11を恒温槽10(第4図)に浸しながら水平面内で
矢印で示す方向に所定のピッチ(例えば15秒)で間欠
的に回動させる。この反応管ディスク12の間欠的回動
によるU字管11の停止位置を符号S〜S24で示す。
本例では停止位置SにあるU字管11に、サンプル分
注装置13によりサンプラ14の所定のサンプル吸引位
置にあるサンプルカップ15からサンプルを選択的に分
注する。なお、サンプラ14は反応管ディスク12に保
持するU字管数と同数の24個のサンプルカップを同一
円周上に等間隔に保持し、反応管ディスク12の回動と
同期して矢印方向に間欠的に回動する。また、停止位置
にあるU字管11には試薬分注装置16によりサン
プル中の被検物質に応じた酵素標識試薬17を選択的に
分注し、停止位置SにあるU字管11には試薬分注装
置18により発色試薬19を選択的に分注する。更に、
停止位置S17にあるU字管11にはその大口部11aか
ら担体投入器20に多数収容されているプラスチック等
の合成樹脂やガラスビーズ等の不溶性の担体21を1個
選択的に投入する。なお、担体21はU字管11の大口
部11aから容易に出し入れでき、かつ小口部11bに
は入らない大きさとし、その表面には上述したようにサ
ンプル中の被検物質を抗原抗体反応を起す抗体または抗
原を予め固定化しておくと共に、、担体投入器20内に
おいては緩衝液で湿潤させておく。また、停止位置S19
にあるU字管11からは、これに収容されている反応液
を比色計22に選択的に吸引し、停止位置S20にあるU
字管11からは、これに収容されている担体21を担体
取出器23により選択的に取出して排出する。更にま
た、停止位置S22にあるU字管11には洗浄ポンプ24
により、イオン交換水、免疫分析用緩衝液、生理食塩水
等の洗浄液を選択的に注入し、また停止位置S24にある
U字管には緩衝液分注装置25により緩衝液26を選択
的に分注する。更に、停止位置S〜Sにある各々の
U字管11は、その小口部11bをそれぞれ共通の攪拌
用エアーポンプ27に着脱自在に連結し、同様に停止位
置S22およびS23にある各々のU字管11はその小口部
11bをそれぞれ共通の排液ポンプ28に着脱自在に連
結する。
次に、第3図に示す酵素免疫自動分析装置の動作を第4
図A〜Dをも参照しながら説明する。
反応管デイスク12の1回転目においては、先ず停止位
置S17において第4図Aに示すように担体投入器20か
ら緩衝液で湿潤されている担体21を順次のU字管11
に、その大口部11aから1個ずつ投入する。担体21
が投入されたU字管11には、停止位置S22において洗
浄ポンプ24の作動によりその大口部11aから洗浄液
をシヤワー状に間欠的に注入すると共に、この洗浄液を
排液ポンプ28の作動により小口部11bを経て吸引排
出してU字管11を洗浄し、次の停止位置S23において
更に小口部11bを経て排液ポンプ28により吸引する
ことにより洗浄液をほぼ完全に排出する。このようにU
字管11を洗浄することにより、予じめ担体21に湿潤
した緩衝液を洗い流し、後段の緩衝液分注後のU字管1
1内の緩衝液量を一定に保つ。次に、第4図Bに示すよ
うに停止位置S24において緩衝液分注装置25により緩
衝液26を大口部11aから一定量分注した後、停止位
置Sにおいてサンプル分注装置13により、サンプラ
14の所定のサンプル吸引位置にあるサンプルカツプ1
5から一定量のサンプルを大口部11aから分注する。
停止位置Sにおいてサンプルが分注されたU字管11
は、次の停止位置Sにおいてその小口部11bを撹拌
用エアーポンプ27に連結し、該エアーポンプにより小
口部11bを経てエアーを噴出させることによりU字管
11内に収容された担体21、緩衝液26およびサンプ
ルを撹拌して1回目の抗原抗体反応を開始させる。この
撹拌は停止位置S,SおよびSにおいても順次行
なう。なお、担体投入器20、緩衝液分注装置25、サ
ンプル分注装置13およびサンプラ14は各U字管に対
して1回作動させた後は不作動にしておく。
U字管11が停止位置S17において担体21を受けてか
ら1回転して再び停止位置S17に移動した後の2回転目
においては、先ず停止位置S22において第4図Bに示す
ようにU字管11内の反応液を小口部11bを経て排液
ポンプ28により吸引して排出すると共に、大口部11
aから洗浄ポンプ24により洗浄液をシヤワー状に間欠
的に分注し、この分注された洗浄液を、該停止位置S22
および次の停止位置S23において同様に小口部11bを
経て排液ポンプ28により吸引して排出することにより
U字管11および担体21を洗浄して第1回目のB・F
分離を行なう。その後停止位置Sにおいて第4図Cに
示すように大口部11aから試薬分注装置16により酵
素標識試薬17を一定量分注すると共に、該停止位置S
および次の順次の停止位置S,Sにおいて小口部
11bから撹拌用エアーポンプ27によりエアーを噴出
させて担体21と酵素標識試薬17とを撹拌し、2回目
の抗原抗体反応を開始させる。
このように、停止位置Sにおいて酵素標識試薬17の
分注を受けて第2回目の抗原抗体反応を開始したU字管
11が、停止位置S17に移動して3回転目に入いつた
ら、停止位置S22およびS23において上述したと同様に
洗浄ポンプ24による洗浄液の分注および排液ポンプ2
8によるU字管11内の反応液および分注された洗浄液
の吸引排出を行なつてU字管11および担体21を洗浄
して第2回目のB・F分離を行なう。次に、停止位置S
において第4図Dに示すように大口部11aから試薬
分注装置18により発色試薬19を一定量分注すると共
に、該停止位置Sおよび次の停止位置Sにおいて撹
拌用エアーポンプ27によりエアーを噴出させて担体2
1と発色試薬19とを撹拌して、担体21に結合した酵
素標識試薬17中の標識酵素と発色試薬19との反応を
開始させる。
発色試薬19の分注を受けたU字管11が、停止位置S
17に移動して4回転目に入いつたら、先ず停止位置S19
においてU字管11内の反応液を比色計22に吸引して
比色測定する。比色計22は、例えば第4図Dに示すよ
うに反応液を通すフローセル22aを介して光源22b
および検知器22cを配置し、光源22bからの光を干
渉フイルタ22dを介してフローセル22aに投射し、
該フローセル22aからの透過光をライトガイド22e
を経て検知器22cでの受光するよう構成することがで
きる。次に、停止位置S20においてU字管11内に残存
する担体21を大口部11aから担体取出器23により
取出す。その後、停止位置S22において洗浄ポンプ24
により洗浄液をシヤワー状に間欠的に分注すると共に、
この分注された洗浄液を該停止位置S22および次の停止
位置S23において排液ポンプ28により吸引排出してU
字管11を洗浄し、次のサンプル分析における担体の投
入に備える。
このように、本実施例においては反応ラインをエンドレ
スとし、この反応ライン中に設けた1つの洗浄ポンプ2
4および排液ポンプ28より成る洗浄装置に、U字管1
1を循環搬送してB・F分離を含む洗浄を行なうように
したから、装置全体を小形かつ構成が簡単で、しかも安
価にできる。
第5図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の他の
例の構成を示す線図であり、第1図に示した競合法を採
用するものである。本例においては、第3図に示した装
置において、停止位置Sにおける発色試薬の分注およ
び停止位置Sにおける撹拌を除き、停止位置Sにお
いては酵素標識試薬の分注に代えて試薬分注装置35に
より発色試薬36を一定量選択的に分注し、また停止位
置S24においては緩衝液の分注に代えて試薬分注装置3
7によりサンプル中の被検物質と同一物質に酵素を標識
した酵素標識試薬38を一定量選択的に分注するように
した点が異なるものであり、その他第3図に示すものと
同一作用を成すものは同一の符号を付して表わす。
以下、第5図に示す酵素免疫自動分析装置の動作を第6
図A〜Cをも参照しながら説明する。
反応管ディスク12の1回転目においては、先ず停止位
置S17において第6図Aに示すように担体投入器20か
ら緩衝液で湿潤されている担体21を順次のU字管11
に1個ずつ投入する。担体21が投入されたU字管11
には、停止位置S22において洗浄ポンプ24により洗浄
液をシャワー状に間欠的に注入すると共に、この洗浄液
を該停止位置S22および次の停止位置S23において排液
ポンプ28により小口部11bを経て吸引排出してU字
管11および担体21を洗浄する。次に、第6図Bに示
すように停止位置S24において試薬分注装置37により
酵素標識試薬38を大口部11aから一定量分注した
後、停止位置Sにおいてサンプル分注装置13によ
り、サンプラ14の所定のサンプル吸引位置にあるサン
プルカップ15から一定量のサンプルを分注する。停止
位置Sにおいてサンプルが分注されたU字管11は、
次の順次の停止位置S〜Sにおいて撹拌用エアーポ
ンプ27により小口部11bを経てエアーを噴出させる
ことによりU字管11内に収容された担体21、酵素標
識試薬38およびサンプルを撹拌して抗原抗体反応を開
始させる。なお、担体投入器20、試薬分注装置37、
サンプル分注装置13およびサンプラ14は各U字管に
対して1回作動させた後は不作動にしておく。
U字管11が停止位置S17において担体21を受けてか
ら1回転して再び停止位置S17に移動した後の2回転目
においては、先ず停止位置S22において第6図Bに示す
ようにU字管11内の反応液を排液ポンプ28により吸
引して排出すると共に、洗浄ポンプ24により洗浄液を
シャワー状に間欠的に分注し、この分注させた洗浄液
を、該停止位置S22および次の停止位置S23において同
様に排液ポンプ28により吸引排出することによりU字
管11および担体21を洗浄してB・F分離を行なう。
その後第6図Cに示すように停止位置Sにおいて試薬
分注装置35により発色試薬36を一定量分注すると共
に、該停止位置Sおよび次の停止位置Sにおいて撹
拌用エアーポンプ27によりエアーを噴出させて担体2
1と発色試薬36とを撹拌して発色反応を開始させる。
発色試薬36の分注を受けたU字管11が、停止位置S
17に移動して3回転目に入ったら、先ず停止位置S19
おいてU字管11内の反応液を比色計22に吸引して比
色測定する。次に、停止位置S20においてU字管11内
に残存する担体21を大口部11aから担体取出器23
により取出す。その後、停止位置S22において洗浄ポン
プ24により洗浄液をシャワー状に間欠的に分注すると
共に、この分注された洗浄液を該停止位置S22および次
の停止位置S23において排液ポンプ28により吸引排出
してU字管11を洗浄し、次のサンプル分析における担
体の投入に備える。
本実施例においても、上述した実施例と同様に反応ライ
ンをエンドレスとし、この反応ライン中に設けた1つの
洗浄ポンプ24および排液ポンプ28より成る洗浄装置
に、U字管11を循環搬送してB・F分離を含む洗浄を
行なうようにしたから、装置全体を小形かつ構成が簡単
で、しかも安価にできる。
上述した各実施例においては、サンプラ14に保持する
サンプルカップ15の数が、反応管ディスク12に保持
するU字管11と同数であるため、サンプラ14に保持
するサンプルカップ数よりも多数のサンプルを分析する
場合には、一度サンプラ14にセットしたサンプルに対
する分析の終了後、一旦装置を止めて再びサンプラ14
にサンプルをセットする必要があり、その分手間と時間
がかかる。
第7図はかかる不具合をも解決した本発明を実施する酵
素免疫自動分析装置の更に他の例の構成を示すものであ
る。本例においては、担体21の投入位置とサンプラ4
1の構成とが第3図に示すものと異なるものであり、そ
の他第3図に示す符号と同一符号で示すものは同一作用
を成すものを表わす。すなわち、本例においてはU字管
11から担体を取出す停止位置S20と、U字管11を洗
浄する停止位置S22との間の停止位置S21において担体
投入器20により担体21を1個ずつ順次のU字管11
に投入する。また、サンプラ41は多数のサンプルカッ
プ42を保持するラック43を多数個装填でき、これら
ラック43を各ラツクに保持された多数のサンプルカッ
プ42が所定のサンプル吸引位置を順次通るようにコの
字状に搬送するよう構成する。
第7図においては、反応管ディスク12に保持され、停
止位置S21において担体21が投入された全てのU字管
11にサンプルを分注したら、サンプラ41におけるラ
ック43の移送を一旦停止させる。分注したサンプルに
対して、反応管ディスク12を第3図において説明した
ように複数回転させて2回のB・F分離を行ない、最初
のサンプルに対して最終的な発色反応液を停止位置S19
において比色計22に吸引して比色測定し、次に停止位
置S20においてU字管11内に残存する担体21を取出
した後は、次の停止位置S21において次のサンプル分析
のための担体21を投入し、同様に洗浄および緩衝液2
6の分注を順次に行なった後、再びサンプラ41におけ
るラック43の移送を開始して順次のU字管11にサン
プルを分注して同様の操作を繰返し行なう。
本実施例によれば、反応管ディスク12に保持されてい
るU字管数よりも多数のサンプルカップ42をサンプラ
41に1度に装填することができるから、サンプルをセ
ットする手間および時間を省くことができると共に、担
体21の投入位置を担体取出し位置と洗浄位置との間に
設定し、あるサンプルの分析後のU字管11の洗浄と、
該U字管11へ投入した次のサンプルの分析のための担
体21の洗浄とを1度に行なうようにしたから、処理ス
ピードを向上させることができる。
第8図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の更に
他の例の構成を示すものであり、第3図と同様サンドイ
ッチ法を採用するものである。本例においては試験管状
の反応管51を多数個用い、これらをエンドレスのベル
ト状の保持部材52に等間隔に保持して、この保持部材
52を一対の搬送装置53A,53Bにより垂直面内で
間欠的に所定のピッチで矢印方向に回動させる。本例で
は、先ず担体投入装置54により順次の反応管51に担
体を投入し、この担体の投入された反応管51に緩衝液
分注装置55により一定量の緩衝液56を分注した後、
サンプル分注装置57によりサンプラのサンプルカップ
58から一定量のサンプルを分注して恒温槽59を通過
する間に第1回目の抗原抗体反応を行なわせる。これら
担体投入装置54、緩衝液分注装置55およびサンプル
分注装置57は、反応管数あるいはサンプル数連続作動
させた後はその作動を停止させる。恒温槽59内で反応
管51を搬送しながら所定時間第1回目の抗原抗体反応
を行なわせた後は、所定の洗浄位置において洗浄装置6
0により反応管51を洗浄して第1回目のB・F分離を
行ない、反応管51内に担体のみを残してこれをその開
口部を下方に向けて再び恒温槽59に搬送する。なお、
反応管51からの担体の落下を阻止するため、反応管5
1の開口部が下方を向く部分および下方に傾く部分には
板状またはメッシュ状の担体落下防止部材61を延在し
て設ける。
第1回目のB・F分離が終了して1周した反応管51に
は所定の試薬分注位置において試薬分注装置62により
酵素標識試薬63を一定量分注して恒温槽59内を搬送
する間に第2回目の抗原抗体反応を行なわせた後、洗浄
装置60により反応管51を洗浄して第2回目のB・F
分離を行なう。その後、3周目において所定の試薬分注
位置で試薬分注装置64により発色試薬65を一定量分
注して恒温槽59内を搬送する間に発色反応を行なわせ
てから、その反応液を所定の吸引位置において比色計6
6に吸引して比色測定する。反応液が比色測定された反
応管51は洗浄装置60により洗浄した後、その開口部
が下方を向く所定の位置において反応の終了した担体を
担体収納容器67内に落下させて収納する。このため、
担体収納容器67の開口と対向する担体落下防止部材6
1の部分には、反応管51内の担体を選択的に担体収納
容器67内に落下させるための担体排出装置68を設け
る。
本実施例においては反応ラインを垂直面内でエンドレス
とし、この反応ライン中に設けた1つの洗浄装置60
に、反応管51を循環搬送してB・F分離を含む洗浄を
行なうようにしたから、上述した実施例と同様装置全体
を小形かつ構成が簡単で、しかも安価にできる。
第9図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の更に
他の例の構成を示すものである。本例では同心円状に3
つの反応ラインを設け、サンドイツチ法を採用して1つ
のサンプルについて3項目の分析を同時に行なうように
したものである。水平面上で矢印方向に間欠的に回動す
る反応管デイスク71には各反応ラインについて24個
の反応管72を放射状に並べて保持する。これら反応管
72のステツプ停止位置を符号S〜S24で示す。本例
において、各反応ラインにおける分析操作は第3図の場
合と同様であるが、以下簡単に説明する。先ず、停止位
置S17において外周、中央および内周の反応ラインの各
反応管72に、担体投入装置73A,73Bおよび73
Cによりそれぞれの反応ラインで分析すべき項目に応じ
た担体を投入した後、これら反応管72および担体を停
止位置S22において洗浄装置74により洗浄する。洗浄
装置74は反応管内の液を吸引する機構と、反応管内に
洗浄液を吐出する機構とを以って構成する。その後、停
止位置S24において緩衝液分注装置75により各反応管
72にそれぞれ所定の緩衝液76を分注した後、停止位
置Sにおいてサンプル分注装置77により、反応管デ
イスク71の回動と同期して矢印で示す方向に間欠的に
回動するサンプラ78に保持されたサンプルカツプ79
から同一サンプルをそれぞれ所定量分注して、各反応ラ
インにおいてそれぞれ第1回目の抗原抗体反応を行なわ
せる。
担体が投入され、緩衝液76およびサンプルが分注され
た反応管72が1周して再び停止位置S22にきたら洗浄
装置74により各反応管72および担体を洗浄して第1
回目のB・F分離を行なつた後、停止位置Sにおいて
試薬分注装置80A,80Bおよび80Cにより各反応
ラインで分析すべき項目に応じた酵素標識試薬81A,
81Bおよび81Cをそれぞれ所定量分注して第2回目
の抗原抗体反応を行なわせる。その後、停止位置S22
おいて各反応管72および担体を洗浄して第2回目のB
・F分離を行なつてから、停止位置Sにおいて試薬分
注装置82により各反応管72に発色試薬83をそれぞ
れ所定量分注して発色反応を行なわせた後、それらの反
応液を停止位置S19においてそれぞれ比色計84A,8
4Bおよび84Cに吸引して比色測定する。次に、停止
位置S20において担体取出器85により各反応管72内
に残存する担体を取出した後、停止位置S22において洗
浄装置74により各反応管72を洗浄して次のサンプル
の分析に備える。
本実施例によれば、1つのサンプルについて複数項目の
分析を同時に行なうことができると共に、全ての反応ラ
インに共通の1つの洗浄装置74を設け、この洗浄装置
74に各反応ラインの反応管72を循環搬送してB・F
分離を含む洗浄を行なうようにしたから、装置全体も小
形かつ構成が簡単で、安価にできる。
第10図は、上述した各実施例において、反応容器に担
体を1個ずつ投入する担体投入装置の一例の構成を示す
線図である。この担体投入装置91は多数の同一担体9
2を収容するロート状のホツパー93を具える。このホ
ツパー93の出口には彎曲部および水平部を有する通路
94を連結し、この通路94を経てホツパー93内の担
体92を自重により連らねて移送させるようにする。通
路94の水平部には、担体92の移送を停止させるため
のストツパとして作用する壁95を垂直に設けると共
に、この壁95に当接した担体を落下させるための出口
96を形成する。本例では、通路94の出口96に近接
して、開口97を有する回転板98を設け、この回転板
98の回転により、開口97を経て担体92を1個ずつ
反応容器99内に落下させる。
かかる担体投入装置91によれば、簡単な構成により担
体92を1個ずつ確実に反応容器99に投入することが
できる。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形が可能である。上述した実施例では酵素
標識試薬を用いる酵素免疫分析を行なつているが、マー
カとして放射性同位元素を用いる放射免疫分析、マーカ
として螢光物質を用いる螢光免疫分析などにも同様に適
用することができる。また、反応容器は例えばスネーク
チエーンを用いて搬送することもできる。さらに上述し
た例では最終的に得られる検液を比色計に導びいて比色
測定を行なつたが、透明な反応容器を用い、検液が反応
容器内に存在する状態で比色測定を行なうダイレクト測
光方式を採用することもできる。この場合、反応容器内
に残存する担体が測光の妨げとなるような場合には測光
前に担体を取除くこともできる。また、このようなダイ
レクト測光方式を採る場合には、測光後担体を検液と共
に排出できるので担体排出装置が簡単となる。さらに上
述した実施例では反応容器を繰返し使用するようにした
が、分析に使用した反応容器を使い捨てとすることもで
きる。また、上述した実施例では1つの反応ラインで同
一の測定項目の分析を行なうようにしたが、多項目の分
析を行なうようにすることもできる。さらに、分析結果
の信頼性を高めるため、反応ラインを2つ設けて同一項
目を分析するようにすることもできる。また、第3図、
第5図および第7図に示す実施例においては、同一位置
例えば停止位置S24で緩衝液や酵素標識試薬および発色
試薬の分注を行なうようにすることもできる。このよう
にすれば撹拌を1箇所、例えば停止位置Sで行なうこ
とができる。また、反応ラインはエンドレスに限らず、
同一洗浄装置に反応容器が複数回搬送されるものであれ
ばよい。さらに、各種分注位置、担体の投入、取出位
置、比色測定位置なども上述した実施例に限定されるも
のではなく、種々の変更が可能である。
以上説明したように、本発明の分析方法によれば、分析
中の異なる時機に行なわれる複数種類の洗浄を、エンド
レス状反応ラインにおける一定ピッチの循環搬送中に、
一か所の洗浄位置に統一して行なうようにしたから、反
応ラインが短縮されるとともに複数の反応容器に対する
処理能率も高くなって、搬送装置を小型で簡単かつ安価
な構成で実施することができる。また、実施態様項に記
載の発明によれば、担体を固相試薬の固相として使用
し、次の分析に備えて担体を取り除いた後に反応容器を
洗浄するようにしているので、反応ラインを増加または
延長することなく、分析処理数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は競合法による酵素免疫分析法を説明するための
図、 第2図はサンドイツチ法による酵素免疫分析法を説明す
るための図、 第3図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の一例
の構成を示す図、 第4図A〜Dはその動作を説明するための線図、 第5図は本発明を実施する酵素免疫自動分析装置の他の
例の構成を示す線図、 第6図A〜Cは第5図に示す酵素免疫自動分析装置の動
作を説明するための線図、 第7図、第8図および第9図は本発明を実施する酵素免
疫自動分析装置の更に他の3つの例の構成をそれぞれ示
す線図、 第10図は本発明を実施する自動分析装置に用いる担体
投入装置の一例の構成を示す線図である。 10……恒温槽、11……U字管 12……反応管デイスク、13……サンプル分注装置 14……サンプラ、15……サンプルカツプ 16,18……試薬分注装置、17……酵素標識試薬 19……発色試薬、20……担体投入器 21……担体、22……比色計 23……担体取出器、24……洗浄ポンプ 25……緩衝液分注装置、26……緩衝液 27……撹拌用エアーポンプ 28……排液ポンプ 35,37……試薬分注装置 36……発色試薬、38……酵素標識試薬 41……サンプラ、42……サンプルカツプ 43……ラツク、51……反応管 52……保持部材、53A,53B……搬送装置 54……担体投入装置、55……緩衝液分注装置 56……緩衝液、57……サンプル分注装置 58……サンプルカツプ、59……恒温槽 60……洗浄装置、61……担体落下防止部材 62,64……試薬分注装置、63……酵素標識試薬 65……発色試薬、66……比色計 67……担体収納容器、68……担体排出装置 71……反応管デイスク、72……反応管 73A〜73C……担体投入装置 74……洗浄装置、75……緩衝液分注装置 76……緩衝液、77……サンプル分注装置 78……サンプラ、79……サンプルカツプ 80A〜80C,82……試薬分注装置 81A〜81C……酵素標識試薬 83……発色試薬、84A〜84C……比色計 85……担体取出器、91……担体投入装置 92……担体、93……ホツパ 94……通路、95……壁 96……出口、97……開口 98……回転板、99……反応容器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固相化された所定の抗体または抗原と、所
    定の抗体または抗原を所定の標識物質で標識した標識試
    薬とを用い、反応容器内で抗原抗体反応を行わせてサン
    プル中の被検物質を免疫学的に自動的に分析するにあた
    り、 複数の反応容器をエンドレス状反応ラインの一方向に一
    定ピッチで複数回循環搬送し、 サンドイッチ法による分析を実施するために、前記固相
    化された抗体または抗原とサンプルとの抗原抗体反応後
    に未結合の物質を除去するB・F分離のための第1の洗
    浄と、前記固相化された抗体または抗原と標識試薬との
    抗原抗体反応後に未結合の標識試薬を除去するB・F分
    離のための第2の洗浄のそれぞれを、反応容器の異なる
    周回中で且つ一か所の洗浄位置にて行い、 或いは競合法による分析を実施するために、上記第2の
    洗浄と、分析終了後の反応容器の洗浄のそれぞれを、反
    応容器の異なる周回中で且つ一か所の洗浄位置にて行う
    ことを特徴とする免疫学的自動分析方法。
  2. 【請求項2】前記固相化された抗体または抗原は、前記
    反応容器に対し出し入れ可能な担体上に固定されてお
    り、担体投入器により各反応容器中へ1個ずつ投入し、
    反応容器は抗原抗体反応の終了後および所望により次の
    サンプル分析に備えるために担体を担体取出器により取
    出した後に前記洗浄位置にて洗浄することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の免疫学的自動分析方法。
  3. 【請求項3】複数個の反応容器を同心円状に保持できる
    処理テーブルの近傍に洗浄装置を1つ設け、処理テーブ
    ルを回転させて各反応容器を洗浄装置へ搬送することを
    特徴とする特許請求の範囲第1または2項記載の免疫学
    的自動分析方法。
JP58009598A 1983-01-24 1983-01-24 免疫学的自動分析方法 Expired - Lifetime JPH0619358B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58009598A JPH0619358B2 (ja) 1983-01-24 1983-01-24 免疫学的自動分析方法
DE19843402304 DE3402304C3 (de) 1983-01-24 1984-01-24 Verfahren für die automatische immunologische Analyse
DE19843448121 DE3448121C2 (ja) 1983-01-24 1984-01-24
DE19843448210 DE3448210C2 (ja) 1983-01-24 1984-01-24
DE19843448007 DE3448007C2 (en) 1983-01-24 1984-01-24 Reaction vessel for immunological analysis
US07/119,278 US5175086A (en) 1983-01-24 1987-11-09 Method for effecting heterogeneous immunological analysis

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58009598A JPH0619358B2 (ja) 1983-01-24 1983-01-24 免疫学的自動分析方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1201419A Division JPH061274B2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04 免疫学的自動分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135366A JPS59135366A (ja) 1984-08-03
JPH0619358B2 true JPH0619358B2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=11724753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58009598A Expired - Lifetime JPH0619358B2 (ja) 1983-01-24 1983-01-24 免疫学的自動分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619358B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690211B2 (ja) * 1984-09-21 1994-11-14 オリンパス光学工業株式会社 免疫学的分析装置およびその方法
JPH07119765B2 (ja) * 1985-08-30 1995-12-20 東ソー株式会社 自動免疫測定装置
JPS62133355A (ja) * 1985-12-06 1987-06-16 Nitsuteku:Kk Eia自動分析装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5774662A (en) * 1980-10-28 1982-05-10 Fujirebio Inc Automatic measuring apparatus for enzyme immunity
JPS5984159A (ja) * 1982-11-06 1984-05-15 Kyoto Daiichi Kagaku:Kk 酵素免疫自動測定方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59135366A (ja) 1984-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4837159A (en) Method and apparatus for effecting immunological analysis
US5175086A (en) Method for effecting heterogeneous immunological analysis
EP0089346B1 (en) Automated immunoassay system
US3644095A (en) Apparatus for performing chemical analyses
KR20140033341A (ko) 측정 장치 및 측정 방법
JP2884604B2 (ja) 自動免疫測定装置及びその使用方法
CH618516A5 (ja)
JPS59147267A (ja) 免疫学的自動分析方法およびこれに用いる反応容器
JPH0619358B2 (ja) 免疫学的自動分析方法
JPH0688828A (ja) 免疫自動分析装置
JPH0577981B2 (ja)
JPH0656383B2 (ja) 酵素免疫学的自動分析装置
JPH0664069B2 (ja) 免疫学的自動分析方法
JPH061274B2 (ja) 免疫学的自動分析方法
JP2533843B2 (ja) 免疫学的分析に用いられる担体収納容器
JP3001994B2 (ja) 自動分析装置
JPH0471182B2 (ja)
JPH0756490B2 (ja) 免疫学的自動分析方法
JPS61258171A (ja) 免疫学的自動分析方法および装置
CN217688991U (zh) 一种样本分析装置
JPH0643163A (ja) 酵素免疫自動測定方法
JPH0682461A (ja) 免疫分析装置
JPS5822956A (ja) 免疫学的凝集反応に基く分析方法および装置
JPH0120384B2 (ja)
JPH09145719A (ja) 自動分析装置用反応装置