JPH0619106A - 画像露光方法及び画像露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】露光用の写真原版を不要とする焼付露光方法で
あって、所望の画像を感光性シートに、比較的短時間で
能率的に密着乃至投影焼付露光することにある。 【構成】所定の光源１により照明され且つ遮光部２ａと
透光部２ｂとにより画像として表示される透過型の液晶
画像表示プレート２に感光性シート４を対向配置し、続
いて前記光源１を点灯して、前記液晶画像表示プレート
２に表示される画像を感光性シート４に密着焼付露光、
若しくは投影焼付露光するための画像露光方法及び画像
露光装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、感光性シートに、所望
の液晶画像を露光する画像露光方法、及び液晶画像を露
光するための画像露光装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】所定の感光性シート（例えば、銀塩感光
材料を用いたシート状の銀塩写真材料や印刷版材料、あ
るいはジアゾ感光材料を用いたシート状の印刷版材料な
ど）に対して所望の画像を露光する場合には、予め所定
の写真製版手順によって製版された所望画像の記録され
たシート状の露光用原版（写真原版）と、所定の密着焼
付露光装置、あるいはレンズを介在させた所定の光学系
の投影焼付露光装置とを用いて、感光性シートに所望の
画像を密着焼付け露光又は投影焼付け露光することが従
来より行われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来からの画像露
光方法においては、所望の画像の記録された露光用原版
を予め所定の写真製版手順によって製版して準備してお
く必要があり、前記所定の写真製版手順を経て製版され
る露光用原版を用いずに、感光性シートに、各種画像の
焼付露光が能率的にできるようにすることが望まれてい
る。

【０００４】このような露光用原版を不要とする焼付露
光方法としては、例えば、感光性シート上に直接ビーム
光を走査して画像露光するダイレクト製版方法がある
が、ビームによる走査露光方式であるため、従来の密着
焼付け露光や投影焼付け露光方式に比較して画像露光に
要する時間が掛かるといった問題点があった。

【０００５】本発明は、写真製版による露光用原版を用
いずに、所望の画像を感光性シートに、比較的短時間で
能率的に密着乃至投影焼付露光することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明は、
所定の光源１により照明され且つ遮光部２ａと透光部２
ｂとにより画像として表示される透過型の液晶画像表示
プレート２に感光性シート４を対向配置し、続いて前記
光源１を点灯して、前記液晶画像表示プレート２に表示
される画像を感光性シート４に密着焼付露光、若しくは
投影焼付露光することを特徴とする画像露光方法であ
る。

【０００７】又、本発明の第２の発明は、所定の光源１
と、該光源１により照明され且つ遮光部２ａと透光部２
ｂとにより画像表示される透過型の液晶画像表示プレー
ト２と、該液晶画像表示プレート２に対して感光性シー
ト４を密着乃至離間可能な感光性シート保持部とを備え
たことを特徴とする画像露光装置である。

【０００８】又、本発明の第３の発明は、所定の光源１
と、該光源１により照明され且つ遮光部２ａと透光部２
ｂとにより画像表示される透過型の液晶画像表示プレー
ト２と、該液晶画像表示プレート２に対して感光性シー
ト材４を離間配置可能な感光性シート材保持部８とを備
え、前記液晶画像表示プレート２と感光性シート材保持
部８との間に、レンズ光学系９を配置したことを特徴と
する画像露光装置である。

【０００９】

【実施例】本発明における第１の発明の液晶画像露光方
法を、以下実施例に従って詳細に説明する。図１（ａ）
は、第１の発明の液晶画像露光方法の一実施例であり、
液晶画像表示プレート２に密着して感光性シート４を配
置する。

【００１０】次に、液晶画像表示作動制御手段３によっ
て液晶画像表示プレート２の端子電極５，６に所望の画
像表示動作信号を入力し、液晶画像表示プレート２内に
規則的に区画配列されたグリッド状の多数の液晶セルの
うち、所望の液晶セル内の液晶を配向動作させ、配向に
よる遮光部２ａと、無配向による透光部２ｂとにより表
示される所望の画像を、該液晶画像表示プレート２に表
示する。

【００１１】なお、３ａは、ＲＯＭデータメモリ、磁気
テープ、フロッピーディスク、光ディスクなど情報記録
媒体に記録されている画像情報データを出力する記録情
報データ信号出力手段であり、該記録情報データ信号に
基づいて、前記液晶画像表示作動制御手段３は、所望の
画像表示動作信号（静止画像表示動作信号、又は動画像
表示動作信号）を液晶画像表示プレート２に出力するも
のである。

【００１２】次に、光源１（キセノンランプ、アーク灯
などの紫外光線発光光源、若しくは可視光線発光光源）
を点灯動作して、光線Ｌを感光性シート４の対向面に対
して反対面の液晶画像表示プレート２に照射する。これ
によって、透光部２ｂを透過する光線Ｌによって、液晶
画像表示プレートの液晶画像（静止画像、又は動画像）
が可視表示される。

【００１３】この液晶画像を、動画像の場合には前記液
晶画像表示作動制御手段３によって静止画像モード（ス
トップモーションモード）に切替えた後、前記感光性シ
ート４の感光材層４２に焼付露光する。

【００１４】これによって、透光部２ｂを透過する光線
Ｌによって、液晶画像表示プレートにより表示される液
晶画像による光像を、前記感光性シート４の感光材層４
２に焼付露光するものである。

【００１５】なお、本発明は、図１に示す光源１と液晶
画像表示プレート２との間には、該液晶画像表示プレー
ト２と平行に、適宜擦りガラス板など透光性の光拡散
板、ディフュージョンシート（例えば光拡散性の透光シ
ート）などを介在させることを含むものである。

【００１６】又、前記感光性シート４としては、シート
基材４１面に、銀塩感光材（モノクロ写真材料、又はカ
ラー写真材料）、あるいは光分解型感光材料、光硬化型
感光材料などの感光材層４２を施したものである。

【００１７】図１（ｂ）は、図１（ａ）に示す第１の発
明の一実施例における液晶画像露光方法を説明する斜視
図であり、光源１を上方に設置して、その下方に水平に
液晶画像表示プレート２と感光性シート４とを設置した
場合の説明図である。

【００１８】又、本発明は、第１の発明の液晶画像露光
方法における一実施例の密着焼付露光において、図２に
示すように、光源１と液晶画像表示プレート２との間
に、フレネルレンズシート７を平行に介在させる方法を
含むものである。

【００１９】光源１からの光線Ｌを、該フレネルレンズ
シート７によって平行光に変換した後に、液晶画像表示
プレート２に照射して、平行光によって液晶画像表示プ
レートにより表示される画像を、前記感光性シート４の
感光材層４２に焼付露光するものである。

【００２０】なお、本発明は、図２に示すフレネルレン
ズシート７と液晶画像表示プレート２との間には、該液
晶画像表示プレート２と平行に、適宜擦りガラス板など
透光性の光拡散板、ディフュージョンシート（例えば光
拡散性の透光シート）などを介在させることを含むもの
である。

【００２１】次に、第１の発明の液晶画像露光方法にお
ける他の実施例を図３に従って説明すれば、液晶画像表
示プレート２に離間対向して感光性シート４を配置す
る。該液晶画像表示プレート２と感光性シート４との間
には、レンズ光学系９を配置する。

【００２２】次に、液晶画像表示作動制御手段３によっ
て液晶画像表示プレート２の端子電極５，６に所望の画
像表示動作信号を入力し、液晶画像表示プレート２内に
規則的に区画配列されたグリッド状の多数の液晶セルの
うち、所望の液晶セル内の液晶を配向動作させ、配向に
よる遮光部２ａと、無配向による透光部２ｂとにより表
示される所望の画像を、該液晶画像表示プレート２に表
示する。

【００２３】なお、３ａは、ＲＯＭデータメモリ、磁気
テープ、フロッピーディスク、光ディスクなど情報記録
媒体に記録されている画像情報データを出力する記録情
報データ信号出力手段であり、該記録情報データ信号に
基づいて、前記液晶画像表示作動制御手段３は、所望の
画像表示動作信号（静止画像表示動作信号、又は動画像
表示動作信号）を液晶画像表示プレート２に出力するも
のである。

【００２４】次に、光源１（キセノンランプ、アーク灯
などの紫外光線発光光源、若しくは可視光線発光光源）
を点灯動作して、光線Ｌを、光拡散シート１０（擦りガ
ラス板、透光性の光拡散シート）を介して感光性シート
４の対向面に対して反対面の液晶画像表示プレート２に
照射する。なお、動画像の場合には前記液晶画像表示作
動制御手段３によって静止画像モード（ストップモーシ
ョンモード）に切替える。これによって、透光部２ｂを
透過する光線Ｌによって、液晶画像表示プレートの液晶
画像（静止画像、又は動画像）が可視表示される。

【００２５】この液晶画像をレンズ光学系９に集光さ
せ、その結像面に配置された感光性シート４の感光材層
４２に結像させて焼付露光する。これによって、透光部
２ｂを透過する光線Ｌによって、液晶画像表示プレート
により表示される液晶画像による光像を、前記感光性シ
ート４の感光材層４２に投影焼付露光するものである。

【００２６】図４（ａ）〜（ｃ）は、上記第１の発明の
一実施例（図１，図２に示す密着焼付露光）において説
明した感光性シート４の焼付露光工程と、焼付露光後に
行なう現像工程を説明する概要側面図である。図４
（ａ）に示すように、感光性シート４のシート基材４１
面に塗布されているポジ−ポジタイプ（露光によりアル
カリ溶媒に対して可溶となる）の感光材層４２に、光源
１の光線Ｌと液晶画像表示プレート２に表示される画像
（遮光部２ａと透光部２ｂ）とによって、所望の画像を
焼付露光する。

【００２７】次に、図４（ｂ）に示すように、前記焼付
露光された液晶画像表示プレート２をアルカリ現像液
（アルカリ性水溶液）にて現像処理して、シート基材４
１上の露光領域４ｂの感光材層４２を溶解除去し、未露
光領域４ａの感光材層４２によって、感光性シート４上
に液晶表示画像相当の画像を形成するものである。

【００２８】又、一方、前記図４（ａ）において、感光
性シート４にネガ−ポジタイプ（露光により所定溶媒に
対して不溶化する光硬化タイプ）の感光材層４２を用い
た場合は、図４（ｃ）に示すように、露光領域４ｂの感
光材層４２は光硬化し、所定の現像液（露光前の感光材
層４２を溶解する溶媒）にて現像処理することによっ
て、未露光領域４ａの感光材層４２を除去し、露光領域
４ｂの感光材層４２によって、感光性シート４上に液晶
表示画像相当の画像を形成するものである。

【００２９】次に、本発明における第２の発明の液晶画
像露光装置を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
第２の発明の液晶画像露光装置の一実施例を図５に従っ
て説明すれば、紫外光線を発光するキセノンランプな
ど、あるいは可視光線を発光するタングステンランプな
ど光源１に正対して、液晶画像表示プレート２を備え、
該液晶画像表示プレート２に対して、平行又は開閉可能
に相対的に移動可能であって、感光性シート４を保持可
能な感光性シート保持部８を備えるものである。

【００３０】液晶画像表示プレート２は、遮光部２ａと
透光部２ｂとにより画像表示される透過型の液晶画像表
示プレートであり、液晶画像表示作動制御手段３によっ
て、選択回路２７，２８を介して、液晶画像表示プレー
ト２のそれぞれ端子電極５，６に所望の画像表示動作信
号を入力し、液晶画像表示プレート２内に規則的に区画
配列されたセグメント、又はマトリックス形の多数の液
晶セルのうち所望の液晶セル内の液晶を配向動作（ノー
マル状態でねじれ型の分子配向を示すネマティク液晶
を、端子電極５，６間に所定電圧を印加することにより
垂直配向動作）させ、配向動作による遮光部２ａと、無
配向による透光部２ｂとにより所望の画像を表示できる
ものである。

【００３１】なお前記液晶画像表示作動制御手段３は、
ＲＯＭデータメモリ、磁気テープ、フロッピーディス
ク、光ディスクなど情報記録媒体に記録されている画像
情報データを出力する記録再生出力器など、記録情報デ
ータ信号出力手段３ａを備え、該記録情報データ信号に
基づいて、所望の画像表示動作信号を液晶画像表示プレ
ート２に出力するものである。

【００３２】図５に示す液晶画像表示プレート２は、そ
の周囲に所定の厚さ（例えば数１０μｍ）を有するスペ
ーサー２０を備え、該スペーサー２０を挟んで両側に、
それぞれ透明板２１，２２（ガラス板、合成樹脂板）を
対向して備える。

【００３３】透明板２１と２２とによる電極間隙内は、
壁部２３により規則的にセグメントまたはマトリックス
形の小区分に多数区画された液晶封入部を備え、該液晶
封入部内に、液晶（ねじれ型ネマティック液晶、若しく
はコレステリック液晶との混合液晶）を注入することに
よって液晶画像表示用ピクセルが形成される。

【００３４】一方の透明板（例えば透明板２１）の内面
には、一方向に分子配向された高分子樹脂製の配向膜
（図示せず）と、横方向（Ｘ方向）に小区分の各液晶封
入部を通過するストライプ状のＸ軸方向透明電極層２５
（透明ＩＴＯ膜）とを備え、他方の透明板（例えば透明
板２２）の内面には、前記配向膜と直交する方向に分子
配向された配向膜（図示せず）と、縦方向（Ｙ方向）に
小区分の各液晶封入部を通過するストライプ状のＹ軸方
向透明電極層２６（透明ＩＴＯ膜）とを備え、前記スペ
ーサー２０によってその対向する両電極２５，２６の電
極間隙及び液晶封入間隙が保持されている。

【００３５】一方の各Ｘ軸方向透明電極２５（露光すべ
き感光性シート４と相対する側の透明電極）の外部端子
群２７は、Ｘ軸方向電極選択回路３７を介して動作制御
手段３に接続されており、端子電極５を構成する。

【００３６】他方の各Ｙ軸方向透明電極２６（露光すべ
き感光性シート４と相対する側の透明電極）の外部端子
群２８は、Ｙ軸方向電極選択回路３８を介して動作制御
手段３に接続されており、端子電極６を構成する。

【００３７】図５に示すように、感光性シート保持部８
は、感光性シート４を平坦に載置する保持台部８ａと、
その周囲に保持台部８ａ上面より高い枠部８ｅを備え
る。該枠部８ｅの上面には、必要に応じて弾力性部材８
ｄ（例えば、ゴムシート、フェルトなど）を貼り合わせ
て取り付けるようにしてもよい。

【００３８】上記保持台部８ａにはエアー吸着用の小孔
８ｂが孔設され、該小孔８ｂと連通するエアー吸引管８
ｃより、バキュームポンプによってエアー吸引動作する
ことによって、保持台部８ａ面に感光性シート４を吸着
固定するものである。

【００３９】次に、本発明の第３の発明の画像焼付露光
装置を、図３に従って説明すれば、紫外光線を発光する
キセノンランプなど、あるいは可視光線を発光するタン
グステンランプなど光源１に正対離間して、液晶画像表
示プレート２を備え、該液晶画像表示プレート２に対し
て、平行に相対的に移動可能であって、且つ感光性シー
ト４を保持可能な感光性シート保持部１１を備えるもの
である。

【００４０】液晶画像表示プレート２は、遮光部２ａと
透光部２ｂとにより画像表示される透過型の液晶画像表
示プレートであり、前述の図５に示す密着焼付露光によ
る画像焼付露光装置における液晶画像表示プレートと同
様のものであり、液晶画像表示作動制御手段３によっ
て、液晶画像表示プレート２のそれぞれ端子電極５，６
に所望の画像表示動作信号を入力し、液晶画像表示プレ
ート２内に規則的に区画配列されたグリッド状の多数の
液晶セルのうち所望の液晶セル内の液晶を配向動作さ
せ、配向による遮光部２ａと、無配向による透光部２ｂ
とにより所望の画像を表示できるものである。

【００４１】液晶画像表示作動制御手段３は、ＲＯＭデ
ータメモリ、磁気テープ、フロッピーディスク、光ディ
スクなど情報記録媒体に記録されている画像情報データ
を出力する記録再生出力器など、記録情報データ信号出
力手段３ａを備え、該記録情報データ信号に基づいて、
所望の画像表示動作信号を液晶画像表示プレート２に出
力するものである。

【００４２】図３に示すように、感光性シート保持部１
１は、感光性シート４を平坦に載置する保持台部１１ａ
と、その周囲に保持台部１１ａ上面より高い枠部１１ｅ
を備える。該枠部１１ｅの上面には、必要に応じて弾力
性部材１１ｄ（例えば、ゴムシート、フェルトなど）を
貼り合わせて取り付けるようにしてもよい。

【００４３】上記保持台部１１ａにはエアー吸着用の小
孔１１ｂが孔設され、該小孔１１ｂと連通するエアー吸
引管１１ｃより、バキュームポンプによってエアー吸引
動作することによって、保持台部１１ａ面に感光性シー
ト４を吸着固定するものである。

【００４４】

【作用】本発明は、所定の光源１により照明されて表示
される液晶画像表示プレート２に感光性シート４を密着
させ、若しくは離間対向して配置し、液晶画像表示プレ
ート２に表示されている液晶画像による光像を感光性シ
ート４に焼付露光するようにしたので、液晶画像表示プ
レート２によって任意に表示される画像を、密着焼付露
光、若しくは投影焼付露光によって感光性シート４に焼
付露光することができる。

【００４５】

【発明の効果】本発明の液晶画像露光方法及び液晶画像
露光装置は、所望なる各種液晶画像の光像を感光性シー
トにダイレクトに焼付露光でき、それぞれ所望の画像の
記録された各種露光用原版を予め所定の写真製版手順に
よって製版準備する工程が省略できる。

【００４６】又、感光性シート上にビーム光を走査して
画像露光する従来のダイレクト製版におけるビーム走査
露光方式とは異なり、液晶画像表示プレートにより形成
された光像を焼付露光用原版として、感光性シートに焼
付露光する方式であるため、比較的短時間で能率的に焼
付露光することが可能であり、写真製版におけるポジフ
ィルム、ネガフィルムの焼付露光、あるいは印刷版の焼
付露光に顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）本発明における第１の発明の画像焼付露
光方法の一実施例（密着焼付露光）を説明する側断面図
である。 （ｂ）本発明における第１の発明の画像焼付露光方法の
一実施例（密着焼付露光）を説明する斜視図である。

【図２】本発明における第１の発明の画像焼付露光方法
の一実施例（密着焼付露光）の他の例を説明する側断面
図である。

【図３】本発明における第１の発明の画像焼付露光方法
の他の実施例（投影焼付露光）及び第３の発明の画像焼
付露光装置（投影焼付露光装置）を説明する側断面図で
ある。

【図４】本発明における第１の発明の画像焼付露光方法
の一実施例（密着焼付露光）の工程を説明する側断面図
である。

【図５】本発明における第２の発明の画像焼付露光装置
（密着焼付露光装置）の一実施例を説明する側断面図で
ある。

【符号の説明】

１…光源 ２…液晶画像表示プレート ２ａ…遮光部
２ｂ…透光部 ３…液晶画像表示動作制御手段 ３ａ…画像データ出力
手段 ４…感光性シート ４ａ…未露光領域 ４ｂ…露光領域 ５…端子電極 ６
…端子電極 ７…フレネルレンズシート ８…感光性シート保持部
９…レンズ光学系 １０…光拡散板 １１…感光性シート保持部 ２０…ス
ペーサー ２１…透明板 ２２…透明板 ２３…隔壁 ２４…液晶 ２５…Ｘ軸方
向透明電極 ２６…Ｙ軸方向透明電極 ２７…Ｘ軸方向電極群 ２８
…Ｙ軸方向電極群 ３７…Ｘ軸方向電極選択回路 ３８…Ｙ軸方向電極選択
回路

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】所定の光源により照明され且つ遮光部と透
   光部とにより画像表示される透過型の液晶画像表示プレ
   ートに感光性シート材を対向配置し、続いて前記光源を
   点灯して、前記液晶画像表示プレートに表示される画像
   を感光性シートに密着焼付露光、若しくは投影焼付露光
   することを特徴とする画像露光方法。
2. 【請求項２】所定の光源と、該光源により照明され且つ
   遮光部と透光部とにより画像表示される透過型の液晶画
   像表示プレートと、該液晶画像表示プレートに対して感
   光性シート材を密着乃至離間可能な感光性シート材保持
   部とを備えたことを特徴とする画像露光装置。
3. 【請求項３】所定の光源と、該光源により照明され且つ
   遮光部と透光部とにより画像表示される透過型の液晶画
   像表示プレートと、該液晶画像表示プレートに対して感
   光性シート材を離間配置可能な感光性シート材保持部と
   を備え、前記液晶画像表示プレートと感光性シート材保
   持部との間にレンズ光学系を配置したことを特徴とする
   画像露光装置。