JPH0619057Y2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JPH0619057Y2
JPH0619057Y2 JP2304287U JP2304287U JPH0619057Y2 JP H0619057 Y2 JPH0619057 Y2 JP H0619057Y2 JP 2304287 U JP2304287 U JP 2304287U JP 2304287 U JP2304287 U JP 2304287U JP H0619057 Y2 JPH0619057 Y2 JP H0619057Y2
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JP
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frequency
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JP2304287U
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JPS63129831U (ja
Inventor
紀美郎 鳥谷部
Original Assignee
トキコ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流量計測装置に係り、特に回路の消費電力を低
減するよう構成した流量計測装置に関する。
従来の技術 被測流体の流量を計測する流量計測装置では、例えば被
測流体の流量に応じて回転する回転体の回転数を磁気セ
ンサ等のピックアップにより検出し、ビックアップから
出力されたパルスを増幅器で増幅して流量を算出するよ
うになっている。この種の装置としてはバッテリを内蔵
したコードレス形のものがある。特にバッテリを内蔵し
た装置では限られた電力を有効に利用するため、流量を
演算する回路に低消費電力回路を用いる。
従来の流量計測装置で使用されている低消費電力回路と
しては、例えばピックアップから出力された流量パルス
を分周してCPUの起動回数を減少して消費電力を低減
するものと、回路への電源供給を間欠的に行うことによ
り低消費電力化を図るものとがある。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、従来の流量計測装置ではCPUの消費電力を
低減することはできたが、CPU以外の周辺回路の消費
電力を低減できないといった問題点がある。即ち、周辺
回路の一部を構成する増幅器では、流量計(例えばター
ビンメータ等)のロータの最大回転数に対応した周波数
特性を有し、即ち高周波数の信号を充分に増幅するため
大きい電流値が設定されていた。従って、従来の装置で
は流量パルスが0のときまたは流量パルスが低周波数の
とき増幅器の電流値が小さくて済むにも拘らず、ロータ
の最大回転数に応じた大電流が増幅器に供給されること
になり、増幅器における低消費電力化が図られていない
という問題点がある。
そこで、本考案は上記問題点を解決した流量計測装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記流量計測装置において、増幅器に流れる電
流値を決める抵抗値の異なる複数の抵抗と、複数の抵抗
に個別に接続された複数のスイッチと、カウンタ手段で
カウントしたパルス数に基づき複数のスイッチを選択的
に開,閉動作させ増幅器の電流値を可変する手段とを具
備してなり、流量パルスが低周波数のとき電流値を小さ
くし、流量パルスが高周波数のとき電流値を大きく設定
することにより消費電力を低減するようにしたものであ
る。
実施例 第1図に本考案になる流量計測装置の一実施例を示す。
第1図中、タービンメータ等の流量計1には被測流体の
流量に応じて回転するロータ2が設けてある。ロータ2
は複数の羽根2aを有し、羽根2aの先端にはマグネッ
ト3が設けられている。4は磁気センサ(ピックアッ
プ)で、マグネット3の通過によりロータ2の回転を検
出しパルスを出力する。磁気センサ4からのパルスは増
幅器5で増幅されてCPU(消費電力を低減するスタン
バイ機能を有する)6のINT端子に入力される。CP
U6は増幅器5からのパルス数をカウントし被測流体の
流量を算出する。7はバッテリで、流量計1に内蔵され
ている。
増幅器5はバッテリ7より電力供給されており、増幅器
5には複数の抵抗R…Rが並列接続されている。各
抵抗R…Rの抵抗値はR>R>R…>R
ある。従って、増幅器5の電流値は複数の抵抗R…R
のうち一の抵抗を選択することにより設定される。ま
た、複数の抵抗R…Rには複数のスイッチSW
SWが個別に接続されている。スイッチSW〜SW
はCPU6の端子P…Pからオン又はオフ信号を
供給されて一のスイッチのみが閉成する。なお、スイッ
チSW…SWとしては例えばCMOS(コンプリメ
ンタリー・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)アナ
ログスイッチ又はトライステートバッファ等の使用が考
えられる。
後述するように、CPU6によってスイッチSW…S
のうち一のスイッチが閉成されると、そのスイッチ
に接続された抵抗により電流値が設定される。
また、設定された電流ISETより第2図中線図Iで示
すようなゲイン・バンド・幅積(以下G・B積という)
が求まる。なお、線図IよりG・B積が電流ISET
ほぼ比例していることが分る。
G・B積はロータ2の回転数(磁気センサ4より出力さ
れたパルスの周波数)の値から決まる。そのため、低周
波数のとき電流値を周波数に応じて小さく設定すること
により低消費電力化が図れる。
なお、低消費電力化を考慮しないときはロータ2の最大
周波数に合せて電流ISETを大きくすれば良い。しか
るに、流量を計測する際には流量パルスが0のときまた
は低周波数の場合があり、ロータ2の停止状態または低
速回転となるときが十分ある。従って、バッテリ7の電
力を有効に利用するため、増幅器5の電流値をロータ2
の周波数に応じて必要な大きさに変更するようにする。
即ち、消費電力を低減するため、CPU6は第3R図に
示す如くロータ2の周波数の領域0〜
,…n−1,に応じて抵抗R…Rのう
ちいずれかを選択し、電流値をロータ2の周波数に合う
よう段階的に変更する。
なお、抵抗R…Rで設定される電流ISETは流量
パルスの周波数によるG・B積より若干大きく設定して
おく。
ここで、上記の如く増幅器5の電流値を設定するに際し
てCPU6が実行する処理につき第4,5図を併せ参照
して説明する。
第4図及び第5図(A)に示す如く、CPU6は電源を
オンにしてリセットすると、プログラムがスタートして
初期設定8を行い(ステップS1)、クロックを停止し
て消費電力を低減するスタンバイモードを設定してスタ
ンバイアドレスに移行する(ステップS2)。これによ
ってスタンバイモード9となる。
なお、スタンバイモード9になるとCPU6は起動せ
ず、CPU6が起動するのは第4図に示すようにINT
端子にパルスが入力されて流量を算出する流量演算10
の状態と、CPU6内のタイマにより一定の周期でスイ
ッチSW〜SWを選択するスイッチ設定11の割り
込みが発生したときである。
ここで、磁気センサ4が被測流体の流れと共にロータ2
の回転を検出してそのパルスを出力したとする。第5図
(B)に示す如く、流量パルスがCPU6のINT端子
に入力されると、カウンタCNTでパルスをカウントし
(ステップS11)、スタンバイモードに戻る。
また、第5図(C)に示す如く、一定の周期でタイマ割
り込みが入ると、そのときカウンタCNTでカウントさ
れたパルス数に応じてステップS21〜S23、あるい
はS24〜S26,S27〜S29,S30〜S32の
いずれかの処理を実行してスイッチSW〜SWより
周波数に応じた一のスイッチを選択する。なお、タイマ
割込周期をTとすると、カウンタ値CNTより周波数
=CNT/T(Hz)となる。
即ち、CNT≦nのときは被測流体の流量が微小流量
であり、流量パルスの周波数が0<の領
域にある。
従って、ステップS21ではカウンタ値CNTがある値
より小さいとき、スイッチSWをオンにする信号
を端子Pより出力し(ステップS22)、スイッチS
以外のスイッチSW〜SWには端子P〜P
よりオフ信号を出力する(ステップS23)。その結
果、第1図に示すようにスイッチSWが閉成し、それ
以外のスイッチSW〜SWは開成された状態を保持
する。従って、増幅器5の電流ISETは抵抗Rによ
り小電流に設定される。
また、ステップS24,S27,…S30でもステップ
S21と同様カウンタ値がどの領域にあるのかを判定し
ている。例えばカウンタ値がn<CNT<nの場合
にはステップ27で周波数の流
域にあると判定し、スイッチSWにオン信号を出力し
て(ステップS28)、スイッチSW以外のスイッチ
SW,SW及びSW〜SWにオフ信号を出力す
る(ステップS29)。従って、電流値は抵抗Rによ
って設定される。
ステップS21〜S32においては、周期的にカウンタ
値を判定することにより、低周波数では電流を小さく
し、高周波数では電流を大きくしてそのときの周波数に
応じた電流値が設定される。また、ステップS21〜S
32により一のスイッチが選択されて電流値が設定され
ると、カウンタCNTをクリアしてスタンバイモードに
戻る(ステップS33)。
このように、流量パルスの入力及びタイマ割込みが無い
ときにはスタンバイモードが設定されているため、CP
U6の消費電力が低減されている。また、増幅器5の電
流ISETが周期的にそのときの周波数に応じた電流値
に可変されるため、増幅器5の消費電力を小さくでき、
バッテリ7の限られた電力を有効に利用することができ
る。
なお、上記実施例では流量計としてタービンメータを例
に挙げたが、これに限らず例えば容積式流量計等にも適
用できるのは勿論である。
考案の効果 上述の如く、本考案になる流量計測装置は、流量パルス
の周波数に応じて増幅器の電流値を可変でき、流量パル
スが0のときまたは流量パルスが低周波数のときには増
幅器に流れる電流値を小さく設定できるので増幅器にお
ける消費電力を低減することができる。
また、コードレス型の流量計においてはバッテリを内蔵
しているため、増幅器の低消費電力化を図ることにより
限られた電力を有効に利用することができ、バッテリの
消耗を抑えてより長時間の流量計測が可能になる等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる流量計測装置の一実施例の回路
図、第2図は増幅器の電流に対するG・B種の関係を示
す線図、第3図は周波数に対する設定電流の切替え動作
を説明するための図、第4図はCPUの動作状態の状態
遷移図、第5図はCPUが実行する処理を説明するため
のフローチャートである。 1…流量計、2…ロータ、4…磁気センサ、5…増幅
器、6…CPU、7…バッテリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測流体の流量を検出し流量に応じた周波
    数の流量パルスを出力する流量センサと、前記流量セン
    サから出力された流量パルスを増幅する増幅器と、前記
    増幅器より出力された流量パルスをカウントするカウン
    タ手段とを有してなる流量計測装置において、該増幅器
    に流れる電流値を決める抵抗値の異なる複数の抵抗と、
    前記複数の抵抗に個別に接続された複数のスイッチと、
    前記カウンタ手段でカウントしたパルス数に基づき前記
    複数のスイッチを選択的に開,閉動作させ該増幅器の電
    流値を可変する手段とを具備してなる流量計測装置。
JP2304287U 1987-02-19 1987-02-19 流量計測装置 Expired - Lifetime JPH0619057Y2 (ja)

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JP2304287U JPH0619057Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 流量計測装置

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JP2304287U JPH0619057Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 流量計測装置

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Publication Number Publication Date
JPS63129831U JPS63129831U (ja) 1988-08-24
JPH0619057Y2 true JPH0619057Y2 (ja) 1994-05-18

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JP2304287U Expired - Lifetime JPH0619057Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 流量計測装置

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JP2001296156A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Yazaki Corp 流量計測装置及び電子式流量メータ

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JPS63129831U (ja) 1988-08-24

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