JP2585518B2 - 電動機の負荷トルク推定装置 - Google Patents

電動機の負荷トルク推定装置

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JP2585518B2
JP2585518B2 JP60258559A JP25855985A JP2585518B2 JP 2585518 B2 JP2585518 B2 JP 2585518B2 JP 60258559 A JP60258559 A JP 60258559A JP 25855985 A JP25855985 A JP 25855985A JP 2585518 B2 JP2585518 B2 JP 2585518B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデイジタル式位置検出器を用いて速度制御さ
れる電動機に加わる負荷トルクを推定する電動機の負荷
トルク推定装置に関する。
〔発明の背景〕
ロボツト、圧延機などを駆動する電動機は負荷の急変
時に速度制御性能が低下するという問題がある。この対
策の1つとして、例えば特公昭60−16195号公報に記載
されているように、電動機速度と電動機電流とから負荷
トルクを推定し、負荷トルクに相当する電流補正信号を
電流指令信号に加算して負荷変動時の速度制御性能を改
善する方法が知られている。
ところで、最近は機械を高精度に制御する必要性か
ら、デイジタル式の速度制御装置が用いられている。こ
の場合、速度検出器としては例えばエンコーダなどのデ
イジタル式位置検出器が用いられている。速度は一定時
間内における位置検出器の出力パルス数によつて検出し
ている。負荷トルクは電動機速度と電動機電流によつて
推定する。速度検出器がアナログ信号を出力するもので
あれば速度信号を瞬時に得られるので負荷トルクを速や
かに推定できる。しかし、速度検出器がデイジタル式で
あると速度パルス(位置パルス)を計数する時間(一定
時間)だけ検出遅れがある。このため、特公昭60−1619
5号公報に記載されているように負荷トルクを推定する
と、速度検出に要する時間のために速い周期で変化する
負荷トルク、例えば機械系に軸振動が生じている場合の
ような負荷トルクを推定することができなくなる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、デイジタル式位置検出器の出力パル
スにより速度検出を行つても、電動機に加わる負荷トル
クを高速に推定できる電動機の負荷トルク推定装置を提
供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の負荷トルク推定装置は、負荷を駆動する電動
機の回転子が一定量だけ回転する毎に位置パルスを発生
するディジタル式位置検出器と、前記電動機に流れる電
動機電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段で
検出した電動機電流によって前記電動機の発生トルクを
求めそれに応じた発生トルク検出信号を出力する電動機
トルク検出手段と、前記位置パルスが入力される毎に前
記電動機の速度推定値(N)に反比例した幅を持つ方形
波信号を発生する単安定回路と、該単安定回路からの方
形波信号を入力し、前記位置パルス間を一周期として該
方形波信号の幅に応じた期間だけ正極性の電圧信号を出
力し、残りの期間に負極性の電圧信号を出力する電圧変
換回路と、該電圧変換回路からの正負極性の電圧信号と
前記電動機トルク検出手段からの発生トルク検出信号と
の差をとり、その値を積分して前記速度推定値を推定す
る速度推定手段と、前記電圧変換回路の出力する正負極
性の電圧信号を平均値化して前記負荷の負荷トルク推定
値を検出するフィルタと、を具備してなることを特徴と
したことにある。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。
第1図は直流電動機1に負荷装置2によつて加わる負
荷トルクτを推定する際に本発明を適用した例であ
る。
第1図において、直流電動機1はサイリスタ変換器4
によつて駆動される。サイリスタ変換器4は交流電源3
の交流電圧を可変直流電圧に変換する。直流電動機1を
流れる電流は電流検出器5によつて検出される。また、
直流電動機1にはエンコーダ6が機械的に結合されてい
る。エンコーダ6は、回転位置が一定量変化する毎に位
置パルスPを発生する。破線で囲んだ部分が本発明によ
る負荷トルク推定装置7である。電流検出器5によつて
検出された電動機電流imはトルク検出回路8によつて
倍される。トルク検出回路8は電動機1が発生してい
る電動機トルクτを出力する。電動機トルクτは積
分回路9に正入力として加えられる。一方、エンコーダ
6の出力パルスPは単安定回路10のトリガー端子Tに入
力される。単安定回路10はトリガーパルスPを入力され
る毎に積分回路9の出力(速度推定値)に反比例した
幅Wをもつ方形波信号PWを発生する。単安定回路10のR0
は抵抗、C0はコンデンサで、速度推定Nからの単安定回
路10における時定数を決定する。このようにして得られ
た方形波信号Pwは電圧変換回路11によつて、信号PW
“1"レベルの時に−Aとなり、信号PWが“0"レベルの時
に+Aとなる方形波信号QWに変換される。
方形波信号QWは係数回路12によつてkA倍され、積分回
路9の負入力となる。係数回路12は負荷トルク推定する
系のゲインを定めるために設けられる。更に、方形波信
号QWは、1次遅れ要素F(s)から構成されるフイルタ
13によつて平滑され負荷トルク推定値 となる。
今、電動機速度N、負荷トルクτで定常状態にある
とする。この状態での負荷トルク推定装置7の各部の値
は次のようになる。各部の動作波形を第2図に示す。
速度が変化していないことから電動機1の出力トルク
τが負荷トルクτとつりあつているので、次式が成
立する。
τ=KTim=τ …(1) im:電動機電流 KT:電動機のトルク定数 一方、トルク検出回路8において、電動機電流imにト
ルク定数の設計値を乗算した値(電動機トルク)τ
(なお、KTとする)と、係数回路12の出力の平
均値が等しくなつている。また、係数回路12の出力は方
形波であるが、積分回路9で平均化されるので、電圧変
換回路11の方形波信号QWの一周期内の平均値と見ること
もできる。そこで、方形波信号QWの一周期内の平均値
(負荷トルク推定値) を求めると次式となる。
ただし、(2)式のTはエンコーダ6の出力パルスP
の周期であり、電動機の速度Nを用いると次式で表わさ
れる。
T=kO/N …(3) ここで、kOはエンコーダ6の1回転当りのパルス数で
決定される定数である。
また、(2)式のWは速度推定値がのときの方形波
信号PWのパルス幅であり、次式にしている。
W=kO/2 …(4) 一方、電動機1の出力トルクの検出値τと(2)式
の負荷トルク推定値 がつり合つているので次式が成立する。
負荷トルク推定値 を速度推定値と電動機速度Nで表わすために(3),
(4)式を(2)式に代入すると、次式が成立する。
kA:係数回路12のゲイン 以上のことから、平衡状態では推定速度と実速度N
との差から負荷トルク推定値 が得られる。特に、係数回路12のゲインkAを大きくとれ
ばとNの差が非常に小さい範囲で負荷トルク推定値 を求めることができる。
このような定常状態から直流電動機1への負荷トルク
τが急激に大きくなつた過渡状態を考える。その際の
動作波形を第3図に示す。
サイリスタ変換器4によつて供給される電動機電流im
が変化していないとすると、このような負荷トルクτ
の急激な増加によつて、直流電動機1の速度Nは低下す
る。この結果、エンコーダ6の出力パルス間隔Tは長く
なるとともに、方形波信号QWが+Aレベルとなつている
時間(T−W)が長くなる。このことから、係数回路12
を介して積分回路9の負入力が増加し、速度推定値も
小さな値になる。もし、直流電動機1の発生するτ
一定のままであれば、負荷トルクτの方が大きいので
実速度N(パルスPの間隔に相当する)と速度推定値
とも減少していき、その差から(6)式で示す負荷トル
クの推定値 が得られる。
一方、負荷トルクτが変化しないで、加速するため
直流電動機1に流す電動機電流imを急に大きくした場合
の過渡現像を考える。その際の動作波形を第4図に示
す。
電動機電流imが大きなると、直流電動機1の速度が増
加する。この結果、エンコーダ6の出力パルスPの発生
間隔Tは短くなる。一方、電動機電流imは電流検出器5
によつて検出され、トルク検出回路8及び積分回路9を
介して速度推定値を大きくする。この結果、単安定回
路10の出力の方形波信号PWのパルス幅Wは小さくなる。
このように、電動機速度Nの上昇にしたがつて方形波信
号PWの周期Tも小さくなるが、速度推定値が大きくな
ることで方形波信号PWの幅Wも小さくなるので(2)式
で求まる負荷トルクの推定値 は変化しない。
このように、位置パルスPの発生毎に推定しているの
で定常状態、過渡状態においても負荷トルクτを迅速
に推定できる。なお、QWは方形波信号であり、この信号
の平均値が負荷トルクの推定値 である。このために、方形波信号QWをフイルタ13を介し
て平均化することによつて負荷トルク推定値 のアナログ信号を得ている。
以上、第1図の実施例によると次の効果を有する。エ
ンコーダ6の出力パルスが発生した時点毎に、負荷トル
ク推定値を変更できるので非常に早い負荷トルク変化を
も推定できる。例えば、1回転1200パルスのエンコーダ
を用い、1000rpmで電動機1が回転している状態では、
エンコーダの出力パルス周波数は20kHzになる。この際
に本発明によると50μs毎に負荷トルクの推定値を更新
できることになり、軸振動(通常20Hz程度)などの速い
負荷トルク変動をも高速に推定できる。また、第1図の
実施例では、電動機軸に換算したイナーシヤと同じ時
定数の積分回路を用いているので、サイリスタ変換回路
4で制御される電動機電流imが脈動していても正確に検
出できる。同様に、QWが方形波信号であつても、係数回
路12を介して大きな時定数の積分回路9に通すので、方
形波信号による脈動の影響をほとんど受けない。
第5図は本発明による負荷トルク推定装置の他の一実
施例であり、第1図における負荷トルク推定装置7で示
した部分のみを示している。また、第1図と同一記号の
ものは相当物を示す。
電流検出器5によつて検出された電動機電流に比例し
た電圧をもつ信号imは方向判別回路21と電圧一周波数変
換回路22へ入力される。方向判別回路21はimの極性を示
す極性信号Sを出力し、また電圧一周波数変換回路22は
電流imの大きさに例した周波数をもつパルス列Piを出力
する。極性信号Sはインバータ回路23を介してアンド回
路24に加えられると共に、直接にアンド回路25の入力と
なる。一方、パルス列Piはアンド回路24,25の入力とな
り、オア回路26,27を介して可逆カウンタ28の減算入力
(−)あるいは加算入力(+)となつている。今、電流
imの極性が正の場合には極性信号Sが“1"レベルとな
り、アンド回路25、オア回路27を介してパルス列Piは可
逆カウンタ28の加算入力になり加算される。
逆に、電流imの極性が負の場合には、極性信号Sが
“0"レベルとなり、パルス列Piはアンド回路24、オア回
路26を介して、可逆カウンタ28の減算入力となる。カウ
ンタ28の値はパルスPiが発生するたびに少なくなる。
可逆カウンタ28の計数値は速度推定値であり、メモ
リ29のアドレス信号となる。メモリ29には速度推定値
に反比例した数値Wがテーブルとして貯えられており、
可逆カウンタ28の値に反比例した値Wが出力される。
この出力Wは、エンコーダ6の出力パルスPが発生する
たびにカウンタ30に設定される。一方、カウンタ30のク
ロツク端子Cにはエンコーダ6の出力パルスPの最高周
波数より高い周波数をもつクロツクパルスCLが加えられ
る。クロツクパルスCLが入力されるたび設定値Wが1つ
ずつ小さくなる。
即ち、第6図のCNのようにカウンタ30は変化する。こ
の結果、カウンタ30の符号ビツト(最上位ビツト)は第
6図のPWのような方形波信号となる。即ち、クロツクパ
ルスCLを値Wだけ計数するまでは“1"レベルであるが、
値Wを計数した以後は“0"レベルとなる。方形波信号PW
はアンド回路31、インバータ回路32の入力となる。アン
ド回路31の入力にはクロツクパルスCLが加わり、アンド
回路33にはクロツクパルスCLとインバータ回路32の出力
が加わる。これらの論理回路部分では、方形波信号PW
“1"レベルのときはクロツクパルスCLを可逆カウンタ28
の加算側入力とし、“0"レベルのときは可逆カウンタ28
の減算側入力に加える動作を行つている。アンド回路3
1,33の出力は可逆カウンタ34の加算入力(+)と減算入
力(−)に加えられている。可逆カウンタ34はそれぞれ
のアンド回路31,33から出力されるパルスを加算または
減算する。可逆カウンタ34の計数値はエンコーダ6の出
力パルスPが発生するたびにレジスタ35へ設定される。
今、アンド回路31,33の出力は方形波信号PWのレベルに
応じて振分けられたクロツクパルスCLが出力されるの
で、方形波信号PWの一周期(これはエンコーダパルスの
周期と等しい)では、PWの“1"レベルと“0"レベルの幅
の差をとつていることになる。即ち、方形波信号PWを平
均化した出力がレジスタ35から得られ、負荷トルクの推
定値 になる。
このように、第5図の実施例は、第1図の積分回路9
を可逆カウンタ28により構成し、単安定回路10をメモリ
29とカウンタ30により構成し、それにフイルタ13を可逆
カウンタ34とレジスタ35により構成しているだけで、そ
の基本動作は第1図と同じである。
しかし演算処理を全てデイジタル回路で構成してお
り、デイジタル量として安定な負荷トルク推定値 が得らる。
第7図に本発明の他の実施例を示す。
第7図において第1図と異なるところは負荷トルク推
定装置7の係数回路12を乗算器41に変えた点である。
電圧変換回路11の方形波出力QWは電動機速度が低くな
ると周期が長くなる。このような場合に第1図の実施例
における係数回路12のゲインkAを大きくしすぎると、積
分回路9、単安定回路10、電圧変換回路11から構成され
るループのゲインが高くなりすぎて安定が悪くなる。一
方、係数回路12のゲインkAを小さくしすぎると、(6)
式からわかるように、速度推定値と実速度Nの違いが
大きくなりすぎる。
この点を解決するためには、電動機速度に応じて係数
回路12のゲインkAを変更させればよい。そのための一実
施例が第7図である。第7図では電動機速度のかわり
に、積分回路9の出力である速度推定値と方形波出力
QWを乗算器41により乗算する。こうすると、第1図に示
した係数回路12のゲインkは次式で表わされる。
kA=k1 …(7) ただし、k1は定数である。
(7)式を(6)式に入れると次式となる。
(8)式から、明らかなように、速度差(−N)か
ら負荷トルク推定値 を求めるためのゲインは電動機速度によらず一定とな
り、安定な負荷トルクの推定が可能となる。
次に、第1図の実施例において、電動機速度が極めて
低い場合にはエンコーダ6の出力パルス間隔が長くな
る。このために、電圧変換回路11の方形波出力QWのパル
ス幅Wは極めて長くなる。即ち、“1"レベルの期間が長
くなり、係数回路12を介して積分回路9の出力を増加し
ていく。しかし、一般に積分回路9は飽和特性をもつて
おり、方形波出力QWの出力が“1"レベルを保つている間
が長くなると、この飽和値に達してしまい速度推定値
が正しく求まらなくなる。この結果、負荷トルク推定値 も正しく求まらないことになる。
この対策を行つたのが第8図の実施例である。第8図
において、第1図と異つているところは、積分回路9の
代りにリセツト付積分回路42を設けるとともに、周波数
−電圧変換器43、比較回路44を追加した点である。エン
コーダ6からの出力パルスPは周波数−電圧変換回路43
によつてパルス周波数に比例した電圧に変換される。周
波数−電圧変換回路43の出力は比較回路44の入力とな
り、一定値と比較される。今、電動機速度Nが極めて低
い場合には、周波数−電圧変換回路43の出力は小さくな
り、比較回路44の出力は“0"レベルとなる。一方、電動
機速度Nが高い時には比較回路44の出力は“1"レベルと
なる。比較回路44の出力は積分回路42にリセツト信号と
して加えられており、“0"レベルのときは積分回路42を
リセツトする。一方、比較回路44の出力が、“1"レベル
のとき積分回路42は通常の積分動作を行う。
このように、電動機速度が低い時には積分回路42をリ
セツトしておくことによつて、低速時における負荷トル
ク推定装置の誤つた推定を行うことを防止できる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、フィルタを除く負荷トルク推
定装置を構成する各回路,手段で形成されるループの信
号(P,PW,QW,RW)を直流量でなく、電動機の回転子の位
置パルス毎に変化するパルス量で扱うことから、速度検
出器としてディジタル式位置検出器を用いても、位置パ
ルス毎に負荷トルクを推定する入力信号までのループの
応答を速くすることができ、たとえ負荷トルクを推定す
るパルス量の入力信号にフィルタを掛けて得られる負荷
トルク推定値であっても、速い負荷トルク変動に対して
高速に推定できるという効果を有する。
なお、上述の実施例では変動機の発生トルクを、界磁
磁束一定の直流電動機の電動機電流が電動機の発生する
トルクに比例することから、電動機電流によつて求めて
いるが、界磁が変化する場合には界磁電流との積から、
また交流電動機の場合には各相に流れる電流を演算する
ことによつて電動機の発生するトルクとしても本発明が
適用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2〜4図は
動作説明用波形図、第5図は本発明の他の実施例を示す
構成図、第6図は第5図の動作を説明するための動作波
形図、第7図,第8図はそれぞれ本発明の他の実施例を
示す構成図である。 5……電流検出器、6……エンコーダ、7……負荷トル
ク推定装置、8……トルク検出回路、9……積分回路、
10……単安定回路、11……電圧変換回路、12……係数回
路、13……フイルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−86492(JP,A) 特開 昭58−6083(JP,A) 特開 昭59−117478(JP,A) 特開 昭60−171464(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷を駆動する電動機の回転子が一定量だ
    け回転する毎に位置パルス(P)を発生するディジタル
    式位置検出器(6)と、 前記電動機に流れる電動機電流(im)を検出する電流検
    出手段(5)と、 該電流検出手段で検出した電動機電流によって前記電動
    機の発生トルクを求めそれに応じた発生トルク検出信号
    (τ)を出力する電動機トルク検出手段(8)と、 前記位置パルスが入力される毎に前記電動機の速度推定
    値()に反比例した幅を持つ方形波信号(PW)を発生
    する単安定回路(10)と、 該単安定回路からの方形波信号を入力し、前記位置パル
    ス間を一周期として該方形波信号の幅に応じた期間だけ
    正極性の電圧信号(QW(A))を出力し、残りの期間に
    負極性の電圧信号(QW(−A))を出力する電圧変換回
    路(11)と、 該電圧変換回路からの正負極性の電圧信号(QW)と前記
    電動機トルク検出手段からの発生トルク検出信号
    (τ)との差(RW)をとり、その値(RW)を積分して
    前記速度推定値()を推定する速度推定手段(9)
    と、 前記電圧変換回路の出力する正負極性の電圧信号(QW
    を平均値化して前記負荷の負荷トルク推定値 を検出するフィルタ(13)と を具備してなる電動機の負荷トルク推定装置。
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