JPH05332848A - 温度測定方法 - Google Patents
温度測定方法Info
- Publication number
- JPH05332848A JPH05332848A JP16342292A JP16342292A JPH05332848A JP H05332848 A JPH05332848 A JP H05332848A JP 16342292 A JP16342292 A JP 16342292A JP 16342292 A JP16342292 A JP 16342292A JP H05332848 A JPH05332848 A JP H05332848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- temperature
- self
- current
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーミスタの自己発熱量を抑制し、温度を精
度よく測定する。 【構成】 サーミスタ１の接続されたブッリジ回路２へ
のセンサ用電源の供給ラインにスイッチ５を設ける。マ
イクロコンピュータ４により、所定周期Ｔ１で所定時間
Ｔ２の間、スイッチ５をオンとする。これにより、サー
ミスタ１へ間欠的に電流が流れ、サーミスタ１の自己発
熱量が抑制される。マイクロコンピュータ４は、サーミ
スタ１に流れる電流の値に基づき、環境の温度を測定す
る。
度よく測定する。 【構成】 サーミスタ１の接続されたブッリジ回路２へ
のセンサ用電源の供給ラインにスイッチ５を設ける。マ
イクロコンピュータ４により、所定周期Ｔ１で所定時間
Ｔ２の間、スイッチ５をオンとする。これにより、サー
ミスタ１へ間欠的に電流が流れ、サーミスタ１の自己発
熱量が抑制される。マイクロコンピュータ４は、サーミ
スタ１に流れる電流の値に基づき、環境の温度を測定す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、サーミスタを用いて
環境の温度を測定する温度測定方法に関するものであ
る。
環境の温度を測定する温度測定方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、空調制御を行う場合、室温等
をサーミスタを用いて測定するものとしている。サーミ
スタは周知のとおり、一種の抵抗のようなもので、周囲
温度に応じてその抵抗値が変化する。したがって、サー
ミスタの抵抗値を知れば、そのサーミスタの配置された
環境の温度を測定することができる。このため、従来に
おいては、サーミスタへ連続的に電流を流し、この流れ
る電流の変化を電圧の変化（電圧信号）として取り出す
ことにより、環境の温度を測定するものとしている。
をサーミスタを用いて測定するものとしている。サーミ
スタは周知のとおり、一種の抵抗のようなもので、周囲
温度に応じてその抵抗値が変化する。したがって、サー
ミスタの抵抗値を知れば、そのサーミスタの配置された
環境の温度を測定することができる。このため、従来に
おいては、サーミスタへ連続的に電流を流し、この流れ
る電流の変化を電圧の変化（電圧信号）として取り出す
ことにより、環境の温度を測定するものとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温度測定方法によると、サーミスタはその抵
抗値が大きいため、自己発熱が大きく、この自己発熱分
が加わって、実際よりも高めに環境の温度が測定されて
しまう。これに対して、サーミスタへ流す電流を小さく
して、自己発熱量を抑制することが考えられるが、この
方式を採用すると、取り出される電圧信号が小さくなる
ため増幅度をアップしなければならず、安定性が悪くな
るという問題が生ずる。また、サーミスタへ流れる電流
を小さくせずに、自己発熱による温度上昇分を測定値よ
り減じることが考えられるが、この方式を採用すると、
サーミスタに当たる風の影響により誤差が出るという問
題が生ずる。
うな従来の温度測定方法によると、サーミスタはその抵
抗値が大きいため、自己発熱が大きく、この自己発熱分
が加わって、実際よりも高めに環境の温度が測定されて
しまう。これに対して、サーミスタへ流す電流を小さく
して、自己発熱量を抑制することが考えられるが、この
方式を採用すると、取り出される電圧信号が小さくなる
ため増幅度をアップしなければならず、安定性が悪くな
るという問題が生ずる。また、サーミスタへ流れる電流
を小さくせずに、自己発熱による温度上昇分を測定値よ
り減じることが考えられるが、この方式を採用すると、
サーミスタに当たる風の影響により誤差が出るという問
題が生ずる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、サーミスタへ間欠的
に電流を流し、この流れる電流の値に基づき、サーミス
タの配置された環境の温度を測定するようにしたもので
ある。
を解決するためになされたもので、サーミスタへ間欠的
に電流を流し、この流れる電流の値に基づき、サーミス
タの配置された環境の温度を測定するようにしたもので
ある。
【０００５】
【作用】したがってこの発明によれば、サーミスタへ間
欠的に電流が流れ、サーミスタの自己発熱量が抑制され
る。
欠的に電流が流れ、サーミスタの自己発熱量が抑制され
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る温度測定方法を説明す
る。
る。
【０００７】図１はこの温度測定方法の適用された温度
計測部の一実施例を示す図である。同図において、１は
サーミスタ、２はブリッジ回路、３は増幅回路、４はマ
イクロコンピュータ、５はブッリジ回路２へのセンサ用
電源の供給ラインに設けられたスイッチである。
計測部の一実施例を示す図である。同図において、１は
サーミスタ、２はブリッジ回路、３は増幅回路、４はマ
イクロコンピュータ、５はブッリジ回路２へのセンサ用
電源の供給ラインに設けられたスイッチである。
【０００８】この温度計測部において、マイクロコンピ
ュータ４は、スイッチ５を間欠的にオンとする。すなわ
ち、図２（ａ）に示すように、所定周期Ｔ１で所定時間
Ｔ２の間、スイッチ５をオンとする。なお、Ｔ１，Ｔ２
は、マイクロコンピュータ４における設定により、自由
に変えることができる。
ュータ４は、スイッチ５を間欠的にオンとする。すなわ
ち、図２（ａ）に示すように、所定周期Ｔ１で所定時間
Ｔ２の間、スイッチ５をオンとする。なお、Ｔ１，Ｔ２
は、マイクロコンピュータ４における設定により、自由
に変えることができる。
【０００９】スイッチ５がオンとされると、このスイッ
チ５がオンとされている間、サーミスタ１へ電流が流れ
る。このサーミスタ１へ流れる電流は、その電流の値に
応じた値の電圧信号としてブリッジ回路２により取り出
され、増幅回路３にて増幅されたうえ、マイクロコンピ
ュータ４へ与えられる。マイクロコンピュータ４は、こ
の供与される電圧信号に基づき、サーミスタ１の配置さ
れた環境の温度を測定する。
チ５がオンとされている間、サーミスタ１へ電流が流れ
る。このサーミスタ１へ流れる電流は、その電流の値に
応じた値の電圧信号としてブリッジ回路２により取り出
され、増幅回路３にて増幅されたうえ、マイクロコンピ
ュータ４へ与えられる。マイクロコンピュータ４は、こ
の供与される電圧信号に基づき、サーミスタ１の配置さ
れた環境の温度を測定する。
【００１０】スイッチ５がオフとされると、次にこのス
イッチ５がオンとされるまで、サーミスタ１へは電流が
流れない。すなわち、周期Ｔ１でスイッチ５がＴ２時間
オンされる毎に、サーミスタ１へ間欠的に電流が流れ、
この流れる電流の値に基づき、環境の温度がマイクロコ
ンピュータ４にて測定される。
イッチ５がオンとされるまで、サーミスタ１へは電流が
流れない。すなわち、周期Ｔ１でスイッチ５がＴ２時間
オンされる毎に、サーミスタ１へ間欠的に電流が流れ、
この流れる電流の値に基づき、環境の温度がマイクロコ
ンピュータ４にて測定される。
【００１１】したがって、本実施例によれば、サーミス
タ１へ流す電流を小さくすることなく、サーミスタ１の
自己発熱量を抑制することができる。すなわち、サーミ
スタ１へ連続的に電流を流す従来方式では、サーミスタ
１の自己発熱が全期間において生じ、その温度上昇分が
図２（ｂ）に一点鎖線で示すように大きくなる。これに
対し、本実施例によれば、サーミスタ１の自己発熱が期
間Ｔ２においてのみ生じ、その温度上昇分は図２（ｂ）
に実線で示すように小さくなる。このため、サーミスタ
１へ流す電流を小さくしなくても、測定値に含まれるサ
ーミスタ１の自己発熱分（自己発熱による温度上昇分）
が極僅かとなり、この自己発熱分を測定値より減じなく
ても、サーミスタ１の配置された環境の温度を精度よく
測定することができるようになる。
タ１へ流す電流を小さくすることなく、サーミスタ１の
自己発熱量を抑制することができる。すなわち、サーミ
スタ１へ連続的に電流を流す従来方式では、サーミスタ
１の自己発熱が全期間において生じ、その温度上昇分が
図２（ｂ）に一点鎖線で示すように大きくなる。これに
対し、本実施例によれば、サーミスタ１の自己発熱が期
間Ｔ２においてのみ生じ、その温度上昇分は図２（ｂ）
に実線で示すように小さくなる。このため、サーミスタ
１へ流す電流を小さくしなくても、測定値に含まれるサ
ーミスタ１の自己発熱分（自己発熱による温度上昇分）
が極僅かとなり、この自己発熱分を測定値より減じなく
ても、サーミスタ１の配置された環境の温度を精度よく
測定することができるようになる。
【００１２】なお、自己発熱分を測定値より減じるもの
とすれば、さらに測定精度を上げることができる。この
場合、自己発熱分が小さいので、サーミスタ１に当たる
風の影響により生ずる誤差は小さい。
とすれば、さらに測定精度を上げることができる。この
場合、自己発熱分が小さいので、サーミスタ１に当たる
風の影響により生ずる誤差は小さい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、サーミスタへ間欠的に電流を流し、この
流れる電流の値に基づき、サーミスタの配置された環境
の温度を測定するようにしたので、サーミスタの自己発
熱量を抑制することができるようになり、サーミスタの
自己発熱による温度上昇分を小さくして、環境の温度を
精度よく測定することが可能となる。
発明によれば、サーミスタへ間欠的に電流を流し、この
流れる電流の値に基づき、サーミスタの配置された環境
の温度を測定するようにしたので、サーミスタの自己発
熱量を抑制することができるようになり、サーミスタの
自己発熱による温度上昇分を小さくして、環境の温度を
精度よく測定することが可能となる。
【図１】本発明に係る温度測定方法の適用された温度計
測部の一実施例を示す図。
測部の一実施例を示す図。
【図２】この温度計測部におけるマイクロコンピュータ
によるスイッチの制御状況およびサーミスタの自己発熱
による温度上昇分を示す図。
によるスイッチの制御状況およびサーミスタの自己発熱
による温度上昇分を示す図。
１ サーミスタ ２ ブリッジ回路 ３ 増幅回路 ４ マイクロコンピュータ ５ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 サーミスタへ間欠的に電流を流し、この
流れる電流の値に基づき、前記サーミスタの配置された
環境の温度を測定する温度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16342292A JPH05332848A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16342292A JPH05332848A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 温度測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332848A true JPH05332848A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15773604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16342292A Pending JPH05332848A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 温度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332848A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0733887A1 (en) * | 1995-03-22 | 1996-09-25 | Switched Reluctance Drives Ltd | Pulsed temperature monitoring circuit and method |
| KR101236455B1 (ko) * | 2005-04-01 | 2013-02-22 | 레이티언 캄파니 | 집적된 스마트 파워 스위치 |
| JP2014185992A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 温度検出装置、画像形成装置及びプログラム |
| CN110398297A (zh) * | 2018-04-25 | 2019-11-01 | 半导体组件工业公司 | 驱动器模块以及用于确定驱动器模块的环境空气温度的方法 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP16342292A patent/JPH05332848A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0733887A1 (en) * | 1995-03-22 | 1996-09-25 | Switched Reluctance Drives Ltd | Pulsed temperature monitoring circuit and method |
| KR100411582B1 (ko) * | 1995-03-22 | 2004-03-18 | 스위치드 릴럭턴스 드라이브즈 리미티드 | 펄스식온도모니터회로및물체온도의모니터방법 |
| KR101236455B1 (ko) * | 2005-04-01 | 2013-02-22 | 레이티언 캄파니 | 집적된 스마트 파워 스위치 |
| JP2014185992A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 温度検出装置、画像形成装置及びプログラム |
| CN110398297A (zh) * | 2018-04-25 | 2019-11-01 | 半导体组件工业公司 | 驱动器模块以及用于确定驱动器模块的环境空气温度的方法 |
| CN110398297B (zh) * | 2018-04-25 | 2023-11-14 | 半导体组件工业公司 | 驱动器模块以及用于确定驱动器模块的环境空气温度的方法 |
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