JPH06190548A - 噴流式はんだ付け装置 - Google Patents

噴流式はんだ付け装置

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Publication number
JPH06190548A
JPH06190548A JP34446492A JP34446492A JPH06190548A JP H06190548 A JPH06190548 A JP H06190548A JP 34446492 A JP34446492 A JP 34446492A JP 34446492 A JP34446492 A JP 34446492A JP H06190548 A JPH06190548 A JP H06190548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
casing
back washing
nozzle
molten solder
Prior art date
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Pending
Application number
JP34446492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Sato
拓哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP34446492A priority Critical patent/JPH06190548A/ja
Publication of JPH06190548A publication Critical patent/JPH06190548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 通常運転時は、はんだ槽1の内部にて噴流ポ
ンプ2からケーシング3を経てノズル4より溶融はんだ
を噴流する。ケーシング3にて噴流ポンプ2とは反対側
に逆洗ポンプ11を設ける。逆洗ポンプ11の吸込口11b に
仕切板12を挿入する。ノズル4の側面であって整流板5
と槽内溶融はんだ面6との間に逆洗吸込口13を設け、扉
15により開閉する。逆洗時は、仕切板12および逆洗吸込
口13の扉15を開くとともに逆洗ポンプ11を駆動して、逆
洗吸込口13から吸込んだ溶融はんだを整流板5およびケ
ーシング3内で逆流させ、整流板5の小孔に目詰りした
酸化物等を除去する。 【効果】 定期的にケーシング3およびノズル4内の溶
融はんだ流れを逆流させることにより、整流板5等に付
着した酸化物を逆洗排出して、波荒れ、酸化物混入噴
流、波高低下などのはんだ付け不良要因を排除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴流式はんだ付け装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示されるように、噴流式はんだ付
け装置は、はんだ槽1の内部に噴流ポンプ2の付設され
たケーシング3およびこのケーシング3と一体のノズル
4が設けられ、このノズル4の内部に整流板5が設けら
れている。
【0003】そして、はんだ槽1内の溶融はんだ6は、
噴流ポンプ2により吸込まれてケーシング3内に吐出さ
れた後、整流板5を経てノズル4の上端開口より噴流さ
れ、その上側で搬送されるプリント配線基板の下面には
んだ付けされる。この従来から使用されているはんだ槽
内の噴流用ケーシング3およびノズル4では、溶融はん
だ流れが一方向のみしか行われていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置では、ノ
ズル4から溶融はんだを噴流させている時間の経過とと
もに、はんだ酸化物がケーシング3やノズル4の内壁に
も付着し、特に整流板5の小孔に目詰りし、噴流におけ
る波荒れを起こしたり、噴流に酸化物が混ざったり、波
高が低下するなどの現象を起こし、はんだ付けに悪影響
を与えている。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、溶融はんだ流れを逆流させることにより、ケーシ
ングおよびノズル内の酸化物を逆洗排出して、はんだ付
け不良要因を取除くことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、はんだ槽の内
部にて噴流ポンプからケーシングを経て整流板を有する
ノズルより溶融はんだを噴流する噴流式はんだ付け装置
において、前記ケーシングにて前記整流板より下側に設
けられ前記噴流ポンプとは逆にケーシング内の溶融はん
だを直接はんだ槽内へ吐出する逆洗ポンプと、前記ノズ
ルの側面であって前記整流板とはんだ槽内の溶融はんだ
面との間に開閉自在に設けられた逆洗吸込口とを具備し
た構成の噴流式はんだ付け装置である。
【0007】
【作用】本発明は、ノズル側面の逆洗吸込口を開くとと
もに逆洗ポンプを駆動して、逆洗吸込口から吸込んだ溶
融はんだを整流板およびケーシング内で逆流させ、整流
板等を逆洗する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図3に示される一実
施例を参照して説明する。
【0009】図1に示されるように、はんだ槽1の内部
に噴流ポンプ2の付設されたケーシング3およびこのケ
ーシング3と一体のノズル4が設けられ、このノズル4
の内部に整流板5が設けられている。この整流板5とし
てはパンチングメタル等を使用する。
【0010】前記噴流ポンプ2は、ポンプ本体2aの下部
にポンプ吸込口2bが開口され、ポンプ本体2aの内部にモ
ータ2cにより回転されるポンプ羽根2dが設けられ、ポン
プ本体2aの一側にケーシング3内と連通するポンプ吐出
口2eが開口されたものであり、この噴流ポンプ2は、は
んだ槽1内の溶融はんだ6を吸込み、ケーシング3内に
吐出し、整流板5を経て均圧化された溶融はんだをノズ
ル4の上端開口より噴流する。
【0011】前記ケーシング3にて前記整流板5より下
側であって前記噴流ポンプ2とは反対側に逆洗ポンプ11
が設けられている。
【0012】この逆洗ポンプ11は、ポンプ本体11a の一
側にケーシング3内と連通するポンプ吸込口11b が設け
られ、ポンプ本体11a の内部にモータ11c により回転さ
れるポンプ羽根11d が設けられ、さらに図2に示される
ようにポンプ本体11a の他側からはんだ槽内にポンプ吐
出口11e が開口されたものであり、この逆洗ポンプ11
は、前記噴流ポンプ2とは逆にケーシング3内の溶融は
んだを直接はんだ槽内へ吐出する。
【0013】この逆洗ポンプ11のポンプ吸込口11b に
は、ポンプ本体11a の上部から仕切板12が嵌脱自在に嵌
入され、逆洗ポンプ11を稼働するときのみこの仕切板12
がポンプ吸込口11b より引抜かれる。このような仕切板
は、前記噴流ポンプ2のポンプ吐出口2eにも嵌入できる
ようにしておくと、後述する逆洗をより効果的に行うこ
とができる。
【0014】また、図1および図3に示されるように前
記ノズル4の側面であって前記整流板5と槽内溶融はん
だ面レベル6aとの間に逆洗吸込口13が開口され、この逆
洗吸込口13にヒンジ14により扉15が開閉自在に設けられ
ている。この扉15の閉じ状態は図示しないロック手段に
より固定される。
【0015】このような構成において、通常運転時は、
逆洗ポンプ11のポンプ羽根11d を停止し、仕切板12およ
び扉15を閉じた状態で、噴流ポンプ2のポンプ羽根2dを
図2の時計方向に駆動して、噴流運転を行う。
【0016】一方、メンテナンス時や被はんだ付け基板
が搬送されていないライン休止時に、噴流ポンプ2のポ
ンプ羽根2dを停止し、仕切板12を引抜き、扉15を図3に
示されるように開き、逆洗ポンプ11のポンプ羽根11d を
図2の時計方向に駆動して、逆洗運転を行うと、はんだ
槽内溶融はんだ6はノズル側面の逆洗吸込口13からノズ
ル4内に吸込まれ、整流板5の小孔を逆流し、図2のケ
ーシング3内を右方へ移動して、逆洗ポンプ11のポンプ
吐出口11e からはんだ槽内に排出される。
【0017】このとき、ケーシング3の内壁、ノズル4
の内壁に付着するとともに整流板5の小孔に目詰りした
はんだ酸化物が、前記逆流による逆洗作用により内壁お
よび整流板5の小孔から除去され、溶融はんだとともに
ケーシング3の外部に排出される。この酸化物は溶融は
んだ面6aに浮上して溜るので、定期的にはんだ槽1から
取出す。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、定期的に溶融はんだ流
れを逆流させることにより、ケーシング、ノズルおよび
整流板に付着した酸化物を逆洗排出して、波荒れ、酸化
物混入噴流、波高低下などのはんだ付け不良要因を排除
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の噴流式はんだ付け装置の一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】従来の噴流式はんだ付け装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 はんだ槽 2 噴流ポンプ 3 ケーシング 4 ノズル 5 整流板 6 溶融はんだ 6a 溶融はんだ面 11 逆洗ポンプ 13 逆洗吸込口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ槽の内部にて噴流ポンプからケー
    シングを経て整流板を有するノズルより溶融はんだを噴
    流する噴流式はんだ付け装置において、 前記ケーシングにて前記整流板より下側に設けられ前記
    噴流ポンプとは逆にケーシング内の溶融はんだを直接は
    んだ槽内へ吐出する逆洗ポンプと、 前記ノズルの側面であって前記整流板とはんだ槽内の溶
    融はんだ面との間に開閉自在に設けられた逆洗吸込口と
    を具備したことを特徴とする噴流式はんだ付け装置。
JP34446492A 1992-12-24 1992-12-24 噴流式はんだ付け装置 Pending JPH06190548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34446492A JPH06190548A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 噴流式はんだ付け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP34446492A JPH06190548A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 噴流式はんだ付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06190548A true JPH06190548A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18369470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34446492A Pending JPH06190548A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 噴流式はんだ付け装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06190548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6578752B1 (en) * 1998-07-10 2003-06-17 Vitronics Soltec B.V. Method and apparatus for separating dross floating on solder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6578752B1 (en) * 1998-07-10 2003-06-17 Vitronics Soltec B.V. Method and apparatus for separating dross floating on solder

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