JPH1080609A - 自動洗浄式ストレーナ装置 - Google Patents

自動洗浄式ストレーナ装置

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Publication number
JPH1080609A
JPH1080609A JP8237728A JP23772896A JPH1080609A JP H1080609 A JPH1080609 A JP H1080609A JP 8237728 A JP8237728 A JP 8237728A JP 23772896 A JP23772896 A JP 23772896A JP H1080609 A JPH1080609 A JP H1080609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
nozzle
hole
fluid
rotating shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8237728A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hashimoto
仁志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH1080609A publication Critical patent/JPH1080609A/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体をしゃ断することなくストレーナの洗浄
ができるようにした自動洗浄式ストレーナ装置をえる。 【解決手段】 ケーシング内に同軸に配置され外周部が
取付けられるろう斗状のストレーナ1、ストレーナの外
面近傍でかつ母線に沿い配置され複数の噴口を持つノズ
ル3、ストレーナの内面近傍でかつ同母線に沿うととも
にスリット状の開口を持つチャンバー5、ストレーナを
貫通してケーシングに同軸に配置されるとともにノズル
およびチャンバーの基部が取付けられる回転軸2、出口
穴および入口穴を持つ第1および第2の軸受手段15,
16、回転軸の回転手段6、出口穴および入口穴につな
がれるフィルター10およびポンプ9とを備え、回転軸
は出口穴から開口に通じる穴を持つとともに入口穴から
噴口に通じる穴を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配管中に設置された
自動洗浄式ストレーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の装置を示す。円筒型のケー
シング31の側面および底面にはそれぞれ入口管35お
よび出口管36がつながれている。また上面には端板を
持つ回転軸33が同軸に貫通して配置され、モータ34
に連結されている。さらに端板には上端が取付けられた
円筒型のストレーナ32が配置されている。
【0003】ストレーナ32の内部には同軸に周面に噴
口aを持つノズル40が配置され、下端が洗浄水供給管
39につながれている。なお、図6中、37と38はド
レン管、42はベント管である以上において、常時は、
入口管35からケーシング31内に通水し、出口管36
から排水する。
【0004】ストレーナ32に異物が目詰りした場合
は、入口管35と出口管36の弁を閉じて通水を停止す
る。そして洗浄水供給管39から洗浄水をノズル40内
に導入し、噴口aから噴射すると同時にモータ34によ
りストレーナ32を回転させてストレーナ32の洗浄を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のストレーナ
自動洗浄装置は次のような問題点があった。
【0006】(1) 配管の外に設置されたタンク内に
ストレーナと洗浄装置を設置したもので装置製作費も高
く、広い設置場所を必要とする。
【0007】(2) ストレーナ洗浄時は配管の流体を
一時遮断しなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0009】すなわち、自動洗浄式ストレーナ装置とし
て、ケーシング内に同軸に配置され外周部が同ケーシン
グに取付けられるろう斗状のストレーナと、同ストレー
ナの外面近傍でかつ母線に沿い配置され同外面に向けた
複数の噴口を持つノズルと、上記ストレーナの内面近傍
でかつ上記母線に沿うとともに上記噴口の径よりも大き
い幅のスリット状の開口を持つチャンバーと、上記スト
レーナを貫通して上記ケーシングに同軸に配置されると
ともに上記ノズルおよびチャンバーの基部が取付けられ
る回転軸と、同回転軸の上記ノズル側およびチャンバー
側に配置されそれぞれ出口穴および入口穴を持つ上記回
転軸の第1および第2の軸受手段と、上記回転軸の回転
手段と、上記出口穴および入口穴につながれるフィルタ
ーおよびポンプとを備え、上記回転軸は上記出口穴から
上記チャンバーの開口に通じる穴を持つとともに上記入
口穴から上記ノズルの噴口に通じる穴を持つ。
【0010】以上において、通常は、流体はチャンバー
側からストレーナを通りノズル側えと流れる。
【0011】ストレーナ洗浄時は、ポンプおよび回転手
段が作動する。すると流体の一部は入口穴から回転軸の
穴を経てノズルの噴口へ送られる。そして噴口からスト
レーナに向って噴出され、ストレーナを洗浄して対向す
るチャンバーの開口から吸い込まれる。その後、回転軸
の穴から出口穴を経てフィルターでろ過され、ポンプを
介して再び入口穴にもどる。
【0012】以上の循環が繰返されるとともに、ノズル
およびチャンバーは回転手段により回転するので、スト
レーナは全面にわたって洗浄される。この間、流体は通
常と同様にストレーナを通ってケーシング中を流れてい
る。
【0013】以上のようにして、流体の流れを遮断する
ことなく、ストレーナの洗浄ができるようになる。また
ケーシングは配管の間に従続接続できるので、コストも
安く、広い場所もとらない。
【0014】
【発明の実施の形態】
(1) 本発明の実施の第1形態を図1と図2により説
明する。
【0015】図1にて、ろう斗状のストレーナ1の外周
部がケーシング11の内周面に取付けられる。ケーシン
グ11は配管そのもの、またはそれとほぼ同径のもので
ある。ストレーナ1を貫通して回転軸2が、ケーシング
11に同軸に配置される。回転軸2のストレーナ1の内
側方向の端は、出口管15で固定された平軸受8で支持
される。また外側方向の端部は、入口管16で固定され
たスラスト軸受7で支持される。またこの端は水中モー
タ6に連結している。
【0016】ノズル3はストレーナ1の外面近傍で、か
つ母線に沿い配置され、基端は軸に固定される。ノズル
3には母線に沿い、かつストレーナ1の外面に向け複数
の噴口bが設けられる。
【0017】また、チャンバー5は、ストレーナ1の内
面近傍で上記母線に沿うスリット状の開口cを持つとと
もに基端は回転軸2に固定される。開口cの幅はノズル
3の噴口bの径よりも大きく形成されている。以上の関
係を図2のA−A視図に示す。
【0018】回転軸2には出口管15の出口穴dからチ
ャンバー5の開口cに通じる穴fがあけられている。ま
た入口管16の入口穴dからノズル3の噴口bに通じる
穴gがあけられている。
【0019】出口穴dと入口穴e間にはフィルター10
とポンプ9がつながれている。
【0020】上記で出口管15と平軸受8が第1の軸受
手段である。また入口管16とスラスト軸受7が第2の
軸受手段である。
【0021】以上において、通常は、流体はチャンバー
5側からストレーナ1を通りノズル3側えと流れる。
【0022】ストレーナ洗浄時は、ポンプ9および水中
モータ6が作動する。すると流体の一部は入口穴eから
回転軸2の穴を経てノズル3の噴口bへ送られる。そし
て噴口bからストレーナ1に向って噴出され、ストレー
ナ1を洗浄して対向するチャンバー5の開口cから吸い
込まれる。その後、回転軸2の穴から出口穴dを経てフ
ィルター10でろ過され、ポンプ9を介して再び入口穴
eにもどる。
【0023】以上の循環が繰返されるとともに、ノズル
3およびチャンバー5は水中モータ6により回転するの
で、ストレーナ1は全面にわたって洗浄される。この
間、流体は通常と同様にストレーナ1を通ってケーシン
グ11中を流れている。
【0024】以上のようにして、流体の流れを遮断する
ことなく、ストレーナの洗浄ができるようになる。
【0025】またケーシング11は配管そのもの、また
はほぼ同径のものであるため次の効果がえられる。
【0026】 配管内に設置され場所をとらない。
【0027】 配管外に設置される従来の自動ストレ
ーナに比べて安価に製作できる。
【0028】 配管内流体の液質(例えば薬液濃度
等)が変化しない。
【0029】 配管内流体の流量圧力を変化させな
い。
【0030】 プラント配管のフラッシング用仮設ス
トレーナに適用すれば、ストレーナの取外し、清掃再取
付等が不要になり、建設工期が短縮されてプラントの稼
働率が向上する。
【0031】 回転軸駆動機を管内に置くので軸貫通
部がなく機構がシンプルとなり安価に製作できる。又、
メンテナンスも容易である。
【0032】(2) 本発明の実施の第2形態を図3と
図4により説明する。
【0033】図3に示すように、前記(1)の水中モー
タ6を取除き、回転軸2の端に同軸に取付けられ、注入
管17の端に回転可能に支持された回転ノズル12が設
けられる。回転ノズル12は図4に示すように注入管1
7の注入口hにつながり、周方向に傾けた噴口iを持
つ。またポンプ9の出口は分岐して注入口hにつながれ
る。
【0034】以上において、ポンプ9から流体が供給さ
れ噴口iから噴出することにより、回転軸2が駆動され
る。その他の作用・効果は前記と同様である。
【0035】(3) 本発明の実施の第3形態を図5に
より説明する。
【0036】前記(1)の水中モータ6の代りに水中翼
18が取付けられたものである。ケーシング11内を通
る流体により水中翼18が回転し、回転軸2が駆動され
る。他は上記と同様である。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
流体をしゃ断することなく、ストレーナの自動洗浄がで
きるようになる。またケーシングは配管の間に従続接続
できるので、コストも安く、広い場所もとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の構成断面図である。
【図2】同第1形態の図1のA−A視図である。
【図3】本発明の実施の第2形態の構成断面図である。
【図4】同第2形態の図3のB−B断面図である。
【図5】本発明の実施の第3形態の構成断面図である。
【図6】従来例の構成断面図である。
【符号の説明】
1 ストレーナ 2 回転軸 3 ノズル 5 回収チャンバー 6 水中モータ 7 スラスト軸受 8 平軸受 9 ポンプ 10 フィルター 11 ケーシング(配管) 12 回転ノズル 15 出口管 16 入口管 17 注入管 18 回転翼 31 ケーシング 32 ストレーナ 33 駆動軸 34 モータ 35 入口配管 36 出口配管 37 ドレン管 38 ドレン管 39 洗浄水供給管 40 ノズル 42 ベント管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に同軸に配置され外周部が
    同ケーシングに取付けられるろう斗状のストレーナと、
    同ストレーナの外面近傍でかつ母線に沿い配置され同外
    面に向けた複数の噴口を持つノズルと、上記ストレーナ
    の内面近傍でかつ上記母線に沿うとともに上記噴口の径
    よりも大きい幅のスリット状の開口を持つチャンバー
    と、上記ストレーナを貫通して上記ケーシングに同軸に
    配置されるとともに上記ノズルおよびチャンバーの基部
    が取付けられる回転軸と、同回転軸の上記ノズル側およ
    びチャンバー側に配置されそれぞれ出口穴および入口穴
    を持つ上記回転軸の第1および第2の軸受手段と、上記
    回転軸の回転手段と、上記出口穴および入口穴につなが
    れるフィルターおよびポンプとを備え、上記回転軸は上
    記出口穴から上記チャンバーの開口に通じる穴を持つと
    ともに上記入口穴から上記ノズルの噴口に通じる穴を持
    つことを特徴とする自動洗浄式ストレーナ装置。
JP8237728A 1996-09-09 1996-09-09 自動洗浄式ストレーナ装置 Withdrawn JPH1080609A (ja)

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JP8237728A JPH1080609A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動洗浄式ストレーナ装置

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JP8237728A JPH1080609A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動洗浄式ストレーナ装置

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JPH1080609A true JPH1080609A (ja) 1998-03-31

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ID=17019614

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JP8237728A Withdrawn JPH1080609A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動洗浄式ストレーナ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515562A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 タプロゲ ゲーエムベーハー 液体管路用のフィルタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515562A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 タプロゲ ゲーエムベーハー 液体管路用のフィルタ
US8123047B2 (en) * 2007-01-11 2012-02-28 Taprogge Gmbh Filter for fluids in conduits

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Effective date: 20031202