JP2006007201A - 高圧洗浄装置のストレーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 駆動源2でポンプ1を駆動し発生させた高圧水を、洗浄用ガン6の先端から噴射して洗浄を行う高圧洗浄機のポンプ1に連結する吸水ホース3に接続されると共に、ポンプ1から還流する余水が内部に吐出し、余水により周側のろ過部材14が洗浄されるストレーナ4において、ストレーナ4の内部に余水をろ過部材14に向け噴射するノズル21が、ろ過部材14の内側周面を回転可能に設けられている。
【選択図】 図3
Description
一般に高圧洗浄機は清水の給水を前提としているため、ストレーナが付設されていても容量が小さいものである。
しかし、洗浄に使用する水は必ずしも清水とは限らず、河川や貯水池或いは湖沼等からの水においては細かい砂等のいろいろな異物が混じっている場合が多いのが現状である。
このストレーナは、ストレーナの内部に案内板が固定され、この案内板にポンプからの余水が当たり拡散され、フィルターに誘導される水流となるもので、ろ過部材との距離が大きく離れ、水圧も小さく、洗浄範囲も限られ、効率に問題点を有している。
又、ノズルは余水の反力により回転するので、別途にノズルを回転する動力源を必要とせず、コストも安価なものとなる。
余水は外筒体の傾斜部から外筒体と内筒体の間の中空部を通ってノズルからろ過部材に噴射され、ろ過部材の周側全面の目詰まりの原因となっている付着した異物の除去を効率良く行なう。
又、ノズルは余水の反力により回転するので請求項2の発明と同様の機能を有する。
これにより、目の細かなろ過部材を採用でき、又、細かい砂等の異物も捕獲することができ、ろ過部材の目詰まりに起因する負圧発生によるポンプの吸水能力の低下や、ポンプ及び駆動源の故障や破損の発生を有効に防止できる。
又、従来のような案内板をストレーナ内に固定したものに比べ、洗浄時の水圧が大きく、洗浄範囲も広範囲に行える効果を有する。
又、頻繁にストレーナを取り出しての洗浄の必要がなく、吸水作業能率の向上を図ることができる効果を有する。
又、ノズルは余水の反力により回転するので、別途にノズルを回転する動力源を必要とせずコストも安価なものとなる効果を有する。
又、余水は外筒体の傾斜部から外筒体と内筒体の間の中空部を通ってノズルからろ過部材に勢い良く噴射され、周側全面を洗浄できる効果を有する。
又、ノズルは余水の反力により回転するので、請求項2の発明と同様の効果を有する。
図1は請求項2の本発明高圧洗浄装置のストレーナを使用した装置全体を表した構成図、図2は同上のストレーナの正面図、図3及び図4は同上のストレーナの断面図である。
又、洗浄用ガン6の停止操作で水の噴射が止まり、ポンプ1内の余水量が増加し、ポンプ1から余水が余水ホース7からストレーナ4内に還流し高圧で吐出される。この吐出された余水によりストレーナの周側部のろ過部材14が洗浄される。
そして、上部溝13と下部溝9間に円筒形のろ過部材14が、その上下の端部を嵌着されると共に、変形を防止するため側支柱10に接して設けられている。
ろ過部材14は80〜100メッシュのステンレス製金網が好適である。
又、ろ過部材14はろ過機能を有していれば金網メッシュに限定されるものではなく、布等、他の材質、他の構造によるものでもよい。更に、ストレーナ4の形状も横型、縦型等、形状は問わない。
余水導入口15には余水ホース7の吐出口が接続具(図示せず)等により接続され、吸水口16には吸水ホース3の吸込口が接続具(図示せず)等により接続される。
そして、上部凹部17と下部凹部18間に中央筒体19が水平方向に回転可能にその両端部が嵌合されている。
ノズル21の先端の噴射口22は、ろ過部材14に接近するよう側支柱10の近傍に位置している。
ノズル21は中央筒体19の上下方向に三段に高低差をつけ、かつ周方向に互いに120度の間隔をおいて三個水平に放射状に配設され、各ノズル21の先端付近の側部に回転用の噴出孔23が設けられている。
この噴出孔23から加圧された余水が噴出し、加圧された余水の噴流の反力によって、中央筒体19に回転力を与えるように噴出孔23は設けられている。
尚、ノズル21は三個に限定されるものではなく、一個でも或いは三個以上でもよい。
先ず、ストレーナ4を河川や貯水池又は予備タンク等に投入してポンプ1を駆動した後、洗浄用ガン6の発射操作をすれば、ストレーナ4の吸水口16から吸水ホース3を介して吸水された水は、ポンプ1から高圧水吐出ホース5を経て洗浄用ガン6の先端から噴射される。
この状態でストレーナ4の外部の水はろ過部材14を通過してストレーナ4の内部に入るが、細かい砂等の異物はろ過部材4の外側に捕獲され付着している。
吐出された余水はノズル21の先端の噴射口22からろ過部材14を通過してストレーナ4の外部へ流出する。
そして、上部溝13と下部溝9間に円筒形のろ過部材14が、その上下の端部を嵌着されている。
ろ過部材14は前同様の材質、構造である。
この取り付け筒部30に吸水口16に中空部31が連通する内筒体32の上部が嵌合し、段部30aに内筒体32の上端部が突合している。
吸水口16には前同様に吸水ホース3の吸込口が接続具等により接続される。
又、台筒部33は上面が水平で周縁部に起立壁33aが形成されている。
外筒体36は下部が台筒部33上に安定して載置されるよう外側に90°屈曲した設置部36aが形成されると共に、上部に上部外方へ向けて広がった傾斜部36bが形成されている。この傾斜部36bの開口上の天井板11の上面にストレーナ4の内部に開口する余水導入口15が設けられている。余水導入口15は吸水口16よりも小径となっている。
又、余水導入口15には前同様に余水ホース7の吐出口が接続具等により接続される。
ノズル21の配置は前同様である。又、ノズル21に回転用の噴出孔23が設けられていることも前同様である。
ポンプ1からの余水は余水ホース7を介して余水導入口15から外筒体36の傾斜部36bを経て外筒体36の中空部37内に吐出される。
吐出された余水はノズル21の先端の噴射口22から噴出する。
本発明ストレーナは、ノズルの噴射口22の口径を5mmとし、回転用の噴出孔23の口径を3mmとしたが、ストレーナの大小や高低により各寸法を選別する。
ろ過部材14とノズル21の噴射口22との距離は、余水が全面に強く当たる15mmとした。噴射口の形状は横長ラッパ型が良好であるが、真円形で行っても良好な結果が得られた。
(データーベース 給水濁度 3000SS 塩化ビニール製貯水槽1000L容量)
1.既設ストレーナ エンジン式高圧水洗浄機 給水量22L/min
(1)横型 100メッシュ
〇内部負圧により大きく変形。
(2)縦型両面ストレーナ 30メッシュ
2 駆動源
3 吸水ホース
4 ストレーナ
5 高圧水吐出ホース
6 洗浄用ガン
7 余水ホース
14 ろ過部材
15 余水導入口
16 吸水口
19 中央筒体
20 中空部
21 ノズル
22 噴射口
23 噴出孔
31 中空部
32 内筒体
33 台筒部
34 吸水用開口部
36 外筒体
Claims (5)
- 駆動源でポンプを駆動し発生させた高圧水を、洗浄用ガンの先端から噴射して洗浄を行う高圧洗浄機のポンプに連結する吸水ホースに接続されると共に、ポンプから還流する余水が内部に吐出し、この余水により周側部のろ過部材が洗浄されるストレーナにおいて、ストレーナの内部に余水をろ過部材に向け噴射するノズルが、ろ過部材の内側周面を回転可能に設けられていることを特徴とする高圧洗浄装置のストレーナ。
- ストレーナの上面にストレーナの内部に開口する余水導入口と吸水口が並設され、余水導入口は中央部に設けられ、この余水導入口にストレーナ内に回転可能に設けた中央筒体の中空部が連通すると共に、中央筒体の外周面に前記中空部と噴射口が連通するノズルが突設され、ノズルは余水の反力により回転することを特徴とする請求項1記載の高圧洗浄装置のストレーナ。
- ストレーナの上面にストレーナの内部に開口する余水導入口と吸水口が並設され、吸水口は中央部に設けられ、この吸水口にストレーナ内に設けた内筒体の中空部が連通すると共に、内筒体の下部に周側面に吸水用開口部を有し、外方に広がった大径の台筒部が設けられ、この台筒部上に内筒体と間隔をおいて外側に外筒体が回転可能に設けられると共に、外筒体の外周面に外筒体の中空部と噴射口が連通するノズルが突設され、ノズルは余水の反力により回転し、前記外筒体は上部に上部外方へ向けて広がった傾斜部が形成され、この傾斜部の開口上に、前記余水導入口が配設されていることを特徴とする請求項1記載の高圧洗浄装置のストレーナ。
- ノズルは先端部がろ過部材に接近するよう、ろ過部材側に向け中央部から突設されていることを特徴とする請求項2又は3記載の高圧洗浄装置のストレーナ。
- ノズルは高低差を設けて複数設けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の高圧洗浄装置のストレーナ。
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