JP2011251276A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成であって、多量の被洗浄物を効率よく満足のいくレベルに洗浄することができ、高速回転軸及びその軸受等が浸水により悪影響を受けるおそれがないために耐久性に富む洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄槽1内に被洗浄物保持用ラック3と、ショットブラスト部4とが設置され、ショットブラスト部4は、回転ラック3の外側面に対向して回転するショット材吹付部11と、洗浄槽1の内底面からショット材吹付部11内にまで延びて、ショット材を含む洗浄水を噴出する上昇管12とから成り、上昇管12の下端と洗浄槽1の内底面との間に間隙を設け、循環水タンク5には、上昇管12にその下端より高圧洗浄水を供給する水中ポンプ6が配備され、高圧洗浄水が上昇管12内を上昇するに伴い、ショット材が上昇管12の下端から吸い込まれて高圧洗浄水に混ざり込んで、ショット材吹付部11から噴出される。
【選択図】図1

Description

本発明は洗浄装置に関するものであり、より詳細には、主に、焼肉用金網のように、油分を含む残滓の焦げ付きがあって簡単には洗い落とすことができない被洗浄物を、自動的に効率よく洗浄する、湿式ショットブラストによる洗浄装置に関するものである。
例えば、焼肉店において用いられる焼肉用金網には、油分を含む肉片等の残滓の焦げ付きが生ずるために頻繁に交換され、回収した金網は、再使用のために洗浄される。この焼肉用金網の洗浄は、ブラシを用いて手作業で行うことが多いが、該金網には油分を含む肉片等の残滓がこびりついていて、簡単には洗い落とすことができないため、その作業は多くの手間と時間のかかるものである。そこで、この洗浄作業を機械的に行う種々の装置が提案され、実用化されている。
この種洗浄装置としては、ブラシを用いるタイプのもの(特許第3228727号公報、特開2005−118184号公報、特開2001−205200号公報等参照)とショット材を噴射するタイプのもの(特開平6−121764号公報、特開平6−105791号公報、特開2000−232955号公報等参照)とに大別することができる。ブラシを用いるタイプの場合は、比較的シンプルな構成とすることができるが、ブラシで焼肉用金網の付着物を強く擦り落とすものであるために、ブラシの損傷、減耗が起こりやすく、ブラシ交換の手間とコストがかかるという欠点があるため、かかる欠点のないショット材を用いる洗浄装置が推奨される。
ショット材を用いる洗浄装置として実用性のあるものとして、上記特開平6−121764号公報に記載の洗浄装置を挙げることができる。その洗浄装置は、洗浄槽の上部に水平駆動軸により回転駆動されるインペラが設置され、その直下に、被洗浄物を載置する受けかごを揺動可能に支持させ、受けかごを揺動させつつインペラからショット材を含んだ洗浄水を投射して洗浄するものである。
しかし、この洗浄装置の場合は、構造上ショット噴射用インペラが横向きとなって幅が狭いものとなるため、ショット材の投射幅が狭いものとなって洗浄死角が生じやすく、短時間で満足のいく洗浄を行うことは困難である。また、その高速回転インペラ軸受等が水平であるために、洗浄水やショット材残留物に晒され、その影響で水漏れや摩耗が発生するおそれがあるという問題もある。
特許第3228727号公報 特開2005−118184号公報 特開2001−205200号公報 特開平6−121764号公報 特開平6−105791号公報 特開2000−232955号公報
上述したように、上記従来のショット材を用いる洗浄装置の場合は、ショット材の投射幅が狭くて洗浄死角が生じやすいために、短時間で満足のいく洗浄を行うことが困難であるとか、高速回転インペラ軸受等に水漏れや摩耗の問題が発生しやすいとかいった問題があった。そこで本発明は、そのような問題のない、即ち、比較的コンパクトな構成であって、多量の被洗浄物を効率よく満足のいくレベルに洗浄することができ、高速回転軸及びその軸受等が浸水により悪影響を受けるおそれがないために耐久性に富む洗浄装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、下半部に洗浄水を貯留する洗浄槽と、前記洗浄槽に連通状態に添設されて前記洗浄槽からの余剰洗浄水が流入する循環水タンクとから成り、前記洗浄槽内には、その貯留する前記洗浄水の水面上に配置される被洗浄物保持用ラックと、前記ラックの外側面に向けてショット材を含む洗浄水を噴射するショットブラスト部とが設置され、前記ショットブラスト部は、前記ラックの外側面に対向して回転するショット材吹付部と、前記洗浄槽の内底面から前記ショット材吹付部内にまで延びて、ショット材を含む洗浄水を噴出する上昇管とから成っていて、前記上昇管にその下端から前記洗浄槽の内底面に沈殿するショット材が流入し得るように、前記上昇管の下端と前記洗浄槽の内底面との間に間隙を保持し又は開口を設け、前記循環水タンクには、前記洗浄槽の底部を抜けて前記上昇管にその下端より高圧洗浄水を供給する水中ポンプが配備され、前記水中ポンプにより供給される高圧洗浄水が前記上昇管内を上昇するに伴い、前記ショット材が前記上昇管の下端から吸い込まれて前記高圧洗浄水に混ざり込んで、前記ショット材吹付部から噴出されるようにしたことを特徴とする洗浄装置である。
一実施形態においては、前記ショット材吹付部は、複数のインペラが、中心部に上昇管挿通空間を残してラジアル方向に延びるように配設されて、前記各インペラの上面及び下面がそれぞれ、上面板及び下面板で連結され、その上面板に回転駆動軸が固定されて構成される。
また、一実施形態においては、前記上昇管の前記ショット材吹付部内に臨む部分にショット材の噴出孔が形成され、前記噴出孔は、複数の小孔を縦方向に並設した孔列を1列又は複数列設けたものとされる。この場合前記小孔は、上方のものほど大径に形成されることが好ましい。また、他の実施形態においては、前記噴出孔は、縦方向に延びるスリットを1又は複数形成したものとされ、その場合前記スリットは、下方から上方に向かって次第に広幅となるように形成されることが好ましい。
また、一実施形態においては、被洗浄物の種類や性状に応じて、前記噴出孔からの噴出形態を選択的に変更することが可能にされ、前記上昇管は、その噴出孔形成部分が交換可能にされる。更に、前記ショット材吹付部は、前記ラック対向面側を開放して前記インペラの回転軌跡に沿って形成されるガイドカバーで包囲され、また、前記洗浄槽の内底面は、前記上昇管の下端部に向かって下り傾斜するように形成される。
また、一実施形態においては、前記被洗浄物保持用ラックは、少なくとも周側面が線材を用いて、あるいは、桟状、格子状、ネット状その他の目の粗い資材を用いて形成され、前記洗浄槽内に回転可能に設置される。また、好ましくは前記ポンプ槽に、浮遊汚水を排出するための浮遊汚水放流口が設けられる。
また、一実施形態においては、更に前記洗浄槽に、すすぎ手段が配備される。前記すすぎ手段は、ラック内の洗浄後の被洗浄物に対して清水を高圧噴射する1又は複数の高圧ノズルを含み、一実施形態においては、すすぎ手段は、洗浄槽の側壁に前記ラックに向けて回転可能に設置される回転高圧ノズルと、前記回転高圧ノズルを回転駆動する手段と、清水タンクからすすぎ用の清水を汲み出して前記回転高圧ノズルに供給するすすぎ用高圧ポンプとで構成される。
更に、一実施形態においては、前記ラックの回転軸と前記ショット材吹付部の回転軸のいずれか一方又は双方が傾斜状態に設置される。
本発明は上述したとおりであって、ショット材の循環を機内において行う方式のために、比較的コンパクトに構成でき、ショット材を投射するためのインペラが縦長であるために縦幅の広い投射が可能であるために、洗浄むらが起こりにくく、多量の被洗浄物を効率よく満足のいくレベルに洗浄することができ、また、高速回転軸及びその軸受等が水中浸漬されないために、浸水により悪影響を受けるおそれがなく、長時間稼働に耐えるという効果がある。
特に、請求項4及び6に記載の発明においては、ショット材吹付部の上下においてほぼ均等にショット材を投射し得る効果があり、請求項7及び8に記載の発明においては、被洗浄物に対するショット材の投射をショット材の種類や性状に応じて無駄なく効率よく行うことができる効果があり、また、請求項10に記載の発明においては、上昇管内へのショット材の混入を促進し得る効果がある。
また、請求項11に記載の発明においては、被洗浄物の表裏をむらなく洗浄することができる効果があり、請求項13乃至15に記載の発明においては、ショット洗浄後の残留異物を高圧清水により除去して洗浄精度を高めることができる効果がある。
本発明に係る洗浄装置の構成例を示す正面縦断面図である。 本発明に係る洗浄装置の構成例を示す側面図である。 本発明に係る洗浄装置のそれぞれ異なる投射パターンを示す平面図である。 本発明に係る洗浄装置のショット材吹付部の構成例を示す分解斜視図である。 本発明に係る洗浄装置における上昇管内へのショット材混入状況を示す図である。 本発明に係る洗浄装置における上昇管のショット材の噴出孔の、それぞれ異なる構成例を示す図である。 本発明に係る洗浄装置における回転ラックの構成例を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面に依拠して説明する。本発明に係る洗浄装置は、洗浄する多数の被洗浄物100を立てて保持する回転ラック3、及び、回転ラック3に向けてショット材を含む洗浄水を噴射するショットブラスト部4を内装した洗浄槽1と、洗浄槽1に付設されて洗浄槽1内の洗浄水を循環させる循環水タンク5とから成る。洗浄槽1には、その下半部に洗浄水50が貯留され、回転ラック3及びショットブラスト部4の主要部(ショット材吹付部11)は、この洗浄槽1内に貯留される洗浄水50の水面より上方に配置される。なお、洗浄槽1及び循環水タンク5は、回転ラック3の上方を開口した筐体2内に収められ、被洗浄物は、その開口より出し入れされる。
ショットブラスト部4は、回転ラック3の周側面に対向して回転するショット材吹付部11と、下端部が洗浄槽1の内底面に達し、上部がショット材吹付部11内に臨んでショット材を含む洗浄水を噴出する上昇管12とから成る。ショット材吹付部11は、ラジアル方向に延びる複数(図3に示した例では8枚)の縦長のインペラ13の上面及び下面がそれぞれ、中心部に上昇管挿通空間14を残して上面板15及び下面板16で連結され、その上面板15の中心に、洗浄槽1の天板上において軸支される回転駆動軸17の下端が固定される(特に図4参照)。上昇管12の上部は、上昇管挿通空間14内の上部にまで進入する。
回転駆動軸17には被動プーリ22が設置され、その被動プーリ22と、ショット材吹付部11の回転駆動手段である噴出用モーター23の出力軸に固定された駆動プーリ24との間に、ベルト25が掛け回される。噴出用モーター23は、洗浄槽1の外壁面又は筐体2の内壁面に設置される。かくしてショット材吹付部11は、噴出用モーター23の回転動作に伴い、プーリ22、24及びベルト25を介して回転駆動軸17によって回転駆動されることになる。
上昇管12は、洗浄槽1の内側壁に設置された1又は複数のブラケット27に支持されて、洗浄槽1の内底面最下端部から上昇管挿通空間14内の上部にまで延びる。上昇管12は、その下端部と洗浄槽1の内底面との間に若干の間隙を置いて支持され、その下端と洗浄槽1の内底面との間にショット材流入間隙28が形成される(図5参照)。あるいは、上昇管12の下端を洗浄槽1の内底面に当接させて配置し、上昇管12の下端部に十分な大きさの開口を設けて、ショット材流入口とすることもできる。
洗浄槽1の内底面における上昇管12の下端面の真下は開口され、その開口部7に適宜管継手40が設置され、それに、循環水タンク5内に配備される水中ポンプ6から延びるホース41が連結される(図5参照)。図示した実施形態におけるように、洗浄槽1の内底面は、この管継手40が設置される開口部7に向かって、45度以上下り傾斜するように(先細状態となるように)形成することが好ましい。そのように形成した場合は、ショット材51が自然にショット材流入間隙28を囲むように集まるので、常時、洗浄に十分な量のショット材51がショット材流入間隙28から上昇管12内へ流入する。この点については、更に後述する。
ショット材吹付部11の上昇管挿通空間14内に臨む上昇管12の上方部分には、噴出孔30が開設される。噴出孔30は、複数の小孔を縦方向に並設したものとすることができ(図4、図6(A)参照)、また、縦方向に延びるスリットとすることもできる(図6(B)参照)。噴出孔30は、縦1列のみであってもよいが、より多くのショット材を噴出させるために、複数列設けることが好ましい。
噴出孔30を小孔とする場合は、上方のものほど大径に形成し(図6(A)参照)、また、スリットとする場合は、下方から上方に向かって次第に広幅となるように形成することが好ましい(図6(B)参照)。これは、後述するようにして、高圧水流で下方から洗浄水と共に上昇するショット材51が、各小孔間において、並びに、スリットの全長に亘って、ほぼ均等に噴出するようにするためである。また、同様の目的で、噴出孔30を複数列設ける場合に、隣接する噴出孔30列間において各小孔の穿設高さ位置を変えたり、穿設数を変えたりすることもある(図4参照)。
この噴出孔30がどの方向に向いているか、また、何列設けるかにより、投射パターンが変わる(ショット材吹付部11の回転速度も多少は関係する。)。この点につき、例えば、噴出口30を45度間隔でA(インペラ13の回転下流側)、B(Aから45度上流側)、C(Bから45度上流側)の3方向に設けた場合について、図3を参照して説明する。
図3(A)は、A方向に向けられた噴出孔30から投射されたショット材の投射エリアを示しており、その投射エリアは、後述するすすぎ手段設置部とは反対の方向に偏る。図3(B)は、B方向に向けられた噴出孔30から投射されたショット材の投射エリアを示しており、その投射エリアは、回転ラック3の回転軌跡の中間部となる。また、図3(C)は、C方向に向けられた噴出孔30から投射されたショット材の投射エリアを示しており、その投射エリアは、すすぎ手段設置部方向に偏ったものとなる。
このことから、噴出孔30をA、B、Cの3方向に設けた場合は、回転ラック3の全体に対してほぼ均等に投射することが可能となり、A、Bの2方向に設けた場合は、主に回転ラック3の中間部からすすぎ手段設置部の反対方向にかけての投射が可能となり、また、B、Cの2方向に設けた場合は、主に回転ラック3の中間部からすすぎ手段設置部方向にかけての投射が可能となることが理解できるであろう。従って、被洗浄物の種類や性状に応じて、噴出孔30の向きを変えたり、列数の異なるものに変えたりすることが、精度の高い洗浄のために有効となる。
なお、噴出口30の形成部をその下のパイプ部分と別体に形成し、後に両者を連結して一体化することとしてもよい(図4参照)。そのようにした場合は、噴出口30の形成形態を異にする噴出口形成部を複数用意しておき、被洗浄物の種類や性状に応じてその部分のみを選択交換することが可能となる。
ショット材吹付部11は、回転ラック対向面側が開放されてインペラ13の回転軌跡に沿った形状に形成されるガイドカバー32で包囲される(図3参照)。図示されたガイドカバー32は、平面視先開きのU字形を呈するように形成されているが、必ずしも先開きにする必要はなく、逆に先細状態にすることもある。即ち、このガイドカバー32の開度は、ショット材噴射角に対応するので、被洗浄物100の種類、形状等に応じて、その選択をすることができるようにすることが好ましい。
循環水タンク5は洗浄槽1に添設され、その上部に形成される連通路35を介し、循環水タンク5と洗浄槽1が常時連通状態となるようにされる。循環水タンク5にはまた、連通路35と同じ高さ位置に、浮遊汚水放流口37が形成される。そして、後述する清水の供給等により洗浄槽1内の水位が増すと、その増した分の洗浄水50は連通路35を通って循環水タンク5内に流出し、また、それに伴う循環水タンク5内の水位上昇分は、浮遊汚水放流口37からタンク外に放出される。かくして、洗浄槽1内における洗浄水の水位と循環水タンク5内における洗浄水の水位は、常に同一且つ一定に保たれる。
好ましくは、洗浄槽1の連通路35に臨む部分に、飛散するショット材が連通路35に入り込むことを防止するための遮蔽板36が設置される。この遮蔽板36は、ショット材と洗浄水の通過を阻止し得る板材である。また、循環水タンク5内の水中ポンプ6は、洗浄槽1から循環水タンク5内に流入した洗浄水を、高圧化してホース41を介して管継手40に供給する。そして、高圧洗浄水は、管継手40を経て開口部7から噴き上げられ、後述するようにショット材51を巻き込んで、上昇管12内を高速で上昇する。
回転ラック3は、複数(例えば、10〜15枚程)の洗浄すべき被洗浄物100を立てて収納するもので、例えば、全体を太い金属製線材で四角いかご状に形成し、上方から間隔を置いて差し込めるようにしたもの(図7参照)や、桟状、ネット状、格子状等の資材を用いて容体状に形成したものを用いることができる。一実施形態においては、その底面に、被洗浄物100を間隔を置いて立てて支持するための仕切り兼スタンド部材が配設される。
回転ラック3は、洗浄槽1内の洗浄水50の水面より上方に配置され、特に表裏洗浄に対応させるために、洗浄槽1外に配備される低速回転モーター43によって、例えば、5回転/分程度の低速にて回転駆動される。例えば、低速回転モーター43の駆動軸は、洗浄槽1の底面の内外に延びて上端が洗浄槽1内の洗浄水50の水面より高位に位置するように設置される軸挿通筒45に通され、その上端が回転ラック3の底面の中心部に固定される。なお、回転ラック3の底面に、軸挿通筒45の洗浄水50の水面以上の部分を遊挿する被覆筒46を設けることとする。軸挿通筒45にこの被覆筒46が被さることにより、飛散する洗浄水が軸挿通筒45内に入り込むことが防止される。
図示した例では、ショット材吹付部11及び回転ラック3の駆動軸17、並びに、上昇管12は垂直状態に設置されるようになっているが、ショット材吹付部11の駆動軸17及び上昇管12と、回転ラック3の駆動軸17の一方又は双方が、傾斜状態に設置されることもある。その場合は、ショット材吹付部11からのショット材50の吹付けは、被洗浄物100に対して斜め方向に行われることになる。
好ましい実施形態においては更に、洗浄槽1にすすぎ手段が配備される。このすすぎ手段は、1又は複数の高圧ノズルを含み、当該高圧ノズルから回転ラック3内の被洗浄物に対して清水を高圧噴射することにより、ショット洗浄後の残留異物を除去して洗浄精度を高める。この高圧ノズルは洗浄槽1の内壁の定位置に固定されていてもよいし、図示した例のように回転する構成としてもよい。
図示した例におけるすすぎ手段は、洗浄槽1の側壁に回転ラック3に対向させて回転可能に設置される回転高圧ノズル55と、回転高圧ノズル55を回転させるためのすすぎ用モーター56と、清水タンク57からすすぎ用の清水を汲み出して回転高圧ノズル55に供給するすすぎ用高圧ポンプ58とから成る。すすぎ用高圧ポンプ58から延びるホース59は、回転継手60を介して回転高圧ノズル55に接続される。61は、すすぎ用モーター56の出力軸と回転高圧ノズル55の回転軸との間に掛け回されるベルトである。
上記構成において、被洗浄物50の洗浄を行うに当たっては、先ず、洗浄槽1内に洗浄水50を設定水位まで満たし、また、洗浄水50にショット材51を適量混合する。ショット材51としては、例えば、1.5mm径のステンレスワイヤーをカットしたものが用いられるが、これに限られる訳ではなく、他の種々のショット材の使用が可能である。ショット材51は比重が大きいために洗浄槽1の下部に沈む。図示した実施形態の場合は、洗浄槽1の内底面がショット材導入用間隙28に向かって下り傾斜しているために、ショット材51は、直ちに確実にショット材導入用開口28付近に導かれて溜まる。洗浄水50には、必要に応じ、洗浄剤を含有させる。
このような準備作業終了後、回転ラック3内に適当枚数(例えば、10〜15枚)の被洗浄物100を立ててセットし、水中ポンプ6を動作させる。すると、水中ポンプ6の作用で循環水タンク5から汲み出された洗浄水が高圧化されて、ホース41、管継手40、開口部7、ショット材流入間隙28を経て上昇管12内に高速で流入して上昇する。このように洗浄水が上昇管12内に高速で流入して上昇するに伴い、ショット材流入間隙28付近が負圧状態となるため、その付近に沈殿しているショット材51が上昇管12内に吸い込まれ、高圧洗浄水に混ざりながら上昇する。そして、ショット材51が混ざり込んだ高圧洗浄水は、上昇管12上端部の噴出孔30から噴出する。
また、この水中ポンプ6の始動と同時に噴出用モーター23を始動させると、その回転駆動力は、プーリ24、ベルト25及びプーリ22を経て回転駆動軸17に伝達されて、ショット材吹付部11が、例えば、2500回転/分の高速にて回転駆動される。ショット材51が混ざり込んだ洗浄水は、この高速回転するショット材吹付部11に向けて連続的に噴射されるが、噴射口30はショット材吹付部11の回転上流側に開口しているために、ショット材51を含んだ洗浄水は、約90度〜180度回転する間各インペラ13に担持されるため、十分に加速されてインペラ13から放たれ、回転ラック3の周側面に向けて吹き付けられる。
本発明におけるインペラ13は、図4からも明らかなように非常に縦長である。そのために縦幅の広い投射が可能となり、この縦長のインペラ13複数を高速回転させて、被洗浄物100に対して間断なくショット材を含んだ洗浄水を投射するため、多数の被洗浄物100を担持する回転ラック3を低速回転させることと相俟って、被洗浄物100全体にむらなく十分な洗浄作用が及ぶことになる。これにより、大量の被洗浄物100を効率よく洗浄することが可能となるのである。
すすぎ手段を設けた場合は、図示した例においては洗浄後、すすぎ用高圧ポンプ58及びすすぎ用モーター56を作動させると、すすぎ用高圧ポンプ58の作用で、清水タンク57から汲み出された清水が回転高圧ノズル55に供給される。そして、すすぎ用清水は、すすぎ用モーター56の作用で回転する回転高圧ノズル55より、回転ラック3内の被洗浄物100に向けて隈なく噴射されて、被洗浄物100のすすぎが行われる。かくして、ショット洗浄後の残留異物が清水によってきれいに除去されることにより、洗浄精度が高められる。
このようにしてすすぎ作業が行われる間、供給されたすすぎ用清水の分洗浄槽1内の洗浄水50の水位が上昇するが、その上昇分は連通路35から循環水タンク5内に流入し、その後、その洗浄により脱落する油分が浮遊する上澄み部分が、浮遊汚水放流口37から自然放流される。かくして、洗浄槽1及び循環水タンク5内の水位は一定に保たれる。
また、本発明に係る装置においては、高速回転する回転駆動軸17及びその軸受等は水面上にあって水中浸漬されないために、浸水により悪影響を受けるおそれがなく、長時間稼働に耐えるという特徴がある。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 洗浄槽
2 筐体
3 回転ラック
4 ショットブラスト部
5 循環水タンク
6 水中ポンプ
11 ショット材吹付部
12 上昇管
13 インペラ
14 上昇管挿通空間
17 回転駆動軸
28 ショット材流入間隙
30 噴射孔
32 ガイドカバー
55 回転高圧ノズル

Claims (16)

  1. 下半部に洗浄水を貯留する洗浄槽と、前記洗浄槽に連通状態に添設されて前記洗浄槽からの余剰洗浄水が流入する循環水タンクとから成り、
    前記洗浄槽内には、その貯留する前記洗浄水の水面上に配置される被洗浄物保持用ラックと、前記ラックの外側面に向けてショット材を含む洗浄水を噴射するショットブラスト部とが設置され、
    前記ショットブラスト部は、前記ラックの外側面に対向して回転するショット材吹付部と、前記洗浄槽の内底面から前記ショット材吹付部内にまで延びて、ショット材を含む洗浄水を噴出する上昇管とから成っていて、前記上昇管にその下端から前記洗浄槽の内底面に沈殿するショット材が流入し得るように、前記上昇管の下端と前記洗浄槽の内底面との間に間隙を保持し又は開口を設け、
    前記循環水タンクには、前記洗浄槽の底部を抜けて前記上昇管にその下端より高圧洗浄水を供給する水中ポンプが配備され、前記水中ポンプにより供給される高圧洗浄水が前記上昇管内を上昇するに伴い、前記ショット材が前記上昇管の下端から吸い込まれて前記高圧洗浄水に混ざり込んで、前記ショット材吹付部から噴出されるようにしたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記ショット材吹付部は、複数の縦長のインペラが、中心部に上昇管挿通空間を残してラジアル方向に延びるように配設されて、前記各インペラの上面及び下面がそれぞれ、上面板及び下面板で連結されてその上面板に回転駆動軸が固定されて構成される、請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記上昇管の前記ショット材吹付部内に臨む部分にショット材の噴出孔が形成され、前記噴出孔は、複数の小孔を縦方向に並設した孔列を1列又は複数列設けたものである、請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  4. 前記小孔は、上方のものほど大径に形成される、請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 前記上昇管の前記ショット材吹付部内に臨む部分にショット材の噴出孔が形成され、前記噴出孔は、縦方向に延びるスリットを1又は複数形成したものである、請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  6. 前記スリットは、下方から上方に向かって次第に広幅となるように形成される、請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 被洗浄物の種類や性状に応じて、前記噴出孔からの投射パターンを選択的に変更可能にした、請求項3乃至6のいずれかに記載の洗浄装置。
  8. 前記上昇管は、その噴出孔形成部分が交換可能である、請求項3乃至7のいずれかに記載の洗浄装置。
  9. 前記ショット材吹付部は、前記ラック対向面側を開放して前記インペラの回転軌跡に沿って形成されるガイドカバーで包囲される、請求項1乃至8のいずれかに記載の洗浄装置。
  10. 前記洗浄槽の内底面は、前記上昇管の下端部に向かって下り傾斜するように形成される、請求項1乃至9のいずれかに記載の洗浄装置。
  11. 前記被洗浄物保持用ラックは、少なくとも周側面が線材で形成され、あるいは、桟状、格子状、ネット状その他の目の粗い資材で形成されて、前記洗浄槽内に回転可能に設置される、請求項1乃至10のいずれかに記載の洗浄装置。
  12. 前記ポンプ槽に、浮遊汚水を排出するための浮遊汚水放流口が設けられる、請求項1乃至11のいずれかに記載の洗浄装置。
  13. 更に前記洗浄槽に、被洗浄物のすすぎ手段が配備される、請求項1乃至12のいずれかに記載の洗浄装置。
  14. 前記すすぎ手段は、ラック内の洗浄後の被洗浄物に対して清水を高圧噴射する高圧ノズルを含む、請求項13に記載の洗浄装置。
  15. 前記すすぎ手段は、前記洗浄槽の側壁に前記ラックに向けて回転可能に設置される回転高圧ノズルと、前記回転高圧ノズルを回転駆動する手段と、清水タンクからすすぎ用の清水を汲み出して前記回転高圧ノズルに供給するすすぎ用高圧ポンプとから成る、請求項13又は14に記載の洗浄装置。
  16. 前記ラックの回転軸と前記ショット材吹付部の回転軸のいずれか一方又は双方が傾斜状態に設置される、請求項1に記載の洗浄装置。


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