JPH06190342A - 粉体ふるい分け装置 - Google Patents

粉体ふるい分け装置

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Publication number
JPH06190342A
JPH06190342A JP34488292A JP34488292A JPH06190342A JP H06190342 A JPH06190342 A JP H06190342A JP 34488292 A JP34488292 A JP 34488292A JP 34488292 A JP34488292 A JP 34488292A JP H06190342 A JPH06190342 A JP H06190342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sieving
powder
frame
net
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP34488292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Iwashita
義春 岩下
Hiroyuki Yamasoto
博幸 山外
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP34488292A priority Critical patent/JPH06190342A/ja
Publication of JPH06190342A publication Critical patent/JPH06190342A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体用のふるい網の寿命を損なうことなく、
目詰まりを除去することのできる粉体ふるい分け装置の
提案。 【構成】 ふるい枠体5を横断してその両端を巻取手段
2a、2bで巻取られた長尺ふるい網1とふるい部の網
に張力を付勢する手段3b、3cと洗浄手段9とを有す
る粉体ふるい分け装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体をふるい分けする
ふるい分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体の一般的なふるい分け方法は、粉体
を充満させ、ふるい枠体に固定された金網に振動を与え
ることにより、所定の粒度にふるい分けがなされるので
あるが、ふるい分け容量の大きいふるい装置の場合は、
金網は複数に分割してふるい枠体内にセットされる。
【0003】すなわち、例えば図3に示すようにふるい
枠体51に金網52a、52b、52cを取付けて、各金網のつ
なぎ部53は隣接する金網の端部を重ね合わせて粘着テー
プと接着剤を用いて枠体51に固定する。かようなふるい
装置においては、長時間使用し続けるとふるい目に粉体
が付着し、いわゆる目詰まりが発生する。従来は多数の
人間がハンマーでふるい面を打撃することにより付着物
を除去していた。ところがこの作業は多大な労力を要す
るため、特開昭53−132859号公報や特開昭62−19288 号
公報に開示されているような機械的にふるい網面を叩く
目詰まり除去装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような装置ではふるい面に機械的な力をかけて目詰まり
を除去することになるため除去の効率をあげるためには
大きな力、いいかえれば衝撃力を必要とする。しかし衝
撃力を大きくするとふるい網の寿命が短くなるといった
問題があった。
【0005】また、かなり大きな力を加えた場合でもあ
る程度は除去残りが発生し、これも問題となっていた。
本発明は、前記問題点を解決した粉体のふるい分け装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、粉体のふるい分け装置において、ふるい
枠体を横断してその両端をコイル状に巻取られた長尺ふ
るい網と、該ふるい網をコイル状に巻取る巻取手段と、
該ふるい枠体部に位置するふるい網に適切な張力を付勢
する手段と、該張力付勢手段と該コイル状巻取手段との
間にふるい網の洗浄手段を設けたことを特徴とする粉体
ふるい分け装置であり、さらに望ましくは、ふるい枠体
をふるい網の巻取り方向に傾斜する手段を設けたもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は前記した構成となっているので、巻取
手段によりふるい枠体のふるい網を常時微速度で巻取る
ことができ、同時に連続的に洗浄手段により洗浄でき、
なおかつ必要に応じて巻取り方向にふるい網を傾けるこ
ともでき、効果的にふるい網の目詰まりを除去し、かつ
防止することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す側面図、図2
はその部分斜視図である。ふるい枠体5を横断してふる
い網である金網1を張り、その両端は2a、2bのごと
くコイル状に巻取る。ふるい枠体5上の金網1は、例え
ばピンチロール3b、3c等の張力付勢手段により適切
な張力を付与する。また張力付勢手段と巻取り金網2a
との間の金網には、例えばピンチロール3bと3a等の
ようなループ形成手段を用いてループ1aを形成する。
ループ1aの先端部は、水槽9のような洗浄手段により
常時洗浄可能になるようにしておく。またふるい枠体5
は振動手段4を介してベース6に設置せられ、該ベース
6は支点7および必要により昇降手段8によりθ°傾斜
可能となっている。なお、前述のループおよび洗浄手段
は他方のコイル状に巻取った金網についても同じように
設置する。本装置はリール、ピンチロール等を操業中微
速度で駆動し、ふるい枠体上の金網が常時移動するよう
にする。
【0009】かように構成された本発明では、ふるい枠
体上の金網は操業中常時微速度で移動し、かつその移動
方向に適切な角度θ傾斜させておけば、粉体は金網上に
均一厚さになる。また粉体が付着した部分の金網は洗浄
装置で洗浄されるから、リールには常に粉体の付着しな
い金網が巻取られることになる。更に、洗浄時、ループ
にはふるい枠体の振動が伝わるから、洗浄が促進される
ことになる。
【0010】因みに、鉄粉のふるい分け装置で巾3m×
2m(1枚当りのふるい枠体の大きさ)に本発明を適用
した金網を10mm/分の速度で、スクリュージャッキ機構
を用いてθを0〜10°の間で変化させて鉄粉の層厚(均
一性)を測定した。その結果θ= 2.5°でほぼ均一な層
厚を得ることができた。また、洗浄装置には水を使用し
た。洗浄終了後の巻取り例の金網はほとんど鉄粉は付着
しておらず、良好な結果が得られた。また、長時間使用
する前・後で鉄粉のふるい効率を比較したが、ほぼ同一
の値が得られ、本発明は十分な効果があることが判っ
た。
【0011】本実施例に使用した各手段は別の方法・手
段によってもよいことはいうまでもない。また洗浄手段
においてブラシを用いることも、さらには逆洗すること
も可能である。従って、本発明の粉体ふるい分け装置は
ふるい性能を安定して一定に維持することが可能であ
り、製品の品質安定に及ぼす効果は計り知れない。また
万一ふるいに穴があいたときも従来のように操業を止め
る必要がない。
【0012】
【発明の効果】本発明はふるい枠体のふるい網を微速度
で常時移動させるとともに、必要に応じて該枠体を傾
け、更に枠体外のふるい網を洗浄装置により洗浄し、コ
イル状に巻取ることができるので、ふるい網の寿命を損
なうことなくほぼ完全に粉体の目詰まりを除去すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す側面図。
【図2】図1の部分斜視図。
【図3】従来のふるい枠体を示す説明図。
【符号の説明】
1 金網 2a 巻取りロール 2b 巻取りロール 3a ピンチロール 3b ピンチロール 3c ピンチロール 3d ピンチロール 4 振動装置 5 ふるい枠体 6 ベース 7 支点 8 昇降装置 9 洗浄装置 51 ふるい枠体 52 金網 53 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体のふるい分け装置において、ふるい
    枠体を横断してその両端をコイル状に巻取られた長尺ふ
    るい網と、該ふるい網をコイル状に巻取る巻取手段と、
    該ふるい枠体部に位置するふるい網に適切な張力を付勢
    する手段と、該張力付勢手段と該コイル状巻取手段との
    間にふるい網の洗浄手段を設けたことを特徴とする粉体
    ふるい分け装置。
  2. 【請求項2】 ふるい枠体をふるい網の巻取り方向に傾
    斜する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の粉
    体ふるい分け装置。
JP34488292A 1992-12-24 1992-12-24 粉体ふるい分け装置 Pending JPH06190342A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014233718A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社オプトニクス精密 篩および篩の製造方法
CN115301535A (zh) * 2022-07-21 2022-11-08 许昌神飞航天生物科技有限公司 一种固体营养剂原料预处理装置及其方法

Cited By (3)

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JP2014233718A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社オプトニクス精密 篩および篩の製造方法
CN115301535A (zh) * 2022-07-21 2022-11-08 许昌神飞航天生物科技有限公司 一种固体营养剂原料预处理装置及其方法
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