JP3694132B2 - スクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法及び装置 - Google Patents

スクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子回路基板上にクリーム半田や絶縁ペースト等の印刷ペーストを回路パターンに対応させて印刷するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スクリーン印刷は電子回路基板(以下、基板と略記する)の生産上においても有用な技術で、部品実装の高密度化に伴って高精度の印刷が要求されている。印刷の高精度化のためには、スクリーンの開口部に目詰まりした印刷ペーストや下面に裏回りして付着した印刷ペーストをクリーニングにより、いかに確実に除去できるかが重要な要素となる。確実なクリーニングを実施するためには、クリーニング時間の増加は避けられないが、生産性の向上のためにはクリーニング時間を削減したい要求があり、相矛盾する課題を抱えている。短時間でより確実なクリーニングを実施すべく、スクリーン印刷におけるスクリーン清掃装置は様々に改良が加えられてきた。
【0003】
図4は、従来技術に係るクリーニング装置の要部構成とその動作を説明する構造図である。
【0004】
図4において、クリーニング装置20は、クリーニングヘッド21と、このクリーニングヘッド21のクリーニング動作の位置を決定する一対の到着検出器28、29とを備えて構成されている。
【0005】
前記クリーニングヘッド21は、巻き取り部23と巻き戻し部24とに巻き込まれたテープ状のクリーニング材22が、前記巻き取り部23と巻き戻し部24とがそれぞれに設けられた駆動モータ(図示せず)により回転することによって順次繰り出され、クリーニング時には、このクリーニング材22はエアシリンダ26によって上昇するクリーニングスキージ25によりスクリーン27の下面に押し当てられ、クリーニングヘッド21の移動によりスクリーン27の下面に付着した印刷ペーストを拭き取る。
【0006】
前記一対の到着検出器28、29は、基板30をスクリーン27の下に搬送する固定側搬送レール31に固定側到着検出器28、可動側搬送レール32に可動側到着検出器29が取り付けられている。前記可動側搬送レール32は、基板30の寸法に合わせて調整可能に構成されており、可動側到着検出器29から固定側到着検出器28までの間がクリーニングヘッド21によるスクリーン27のクリーニング区間となる。
【0007】
前記クリーニングヘッド21は、印刷時には図4に実線で示す待機位置に位置しており、基板30に対する印刷が終了すると、図示鎖線で示すクリーニング位置に移動する。待機位置から図示左方向に移動して、クリーニングヘッド21に設けられた到着検出プレート33を可動側到着検出器29が検出したとき、エアシリンダ26がクリーニングスキージ25を上昇させ、スクリーン27の下面にクリーニング材22を押し当てる。クリーニングヘッド21が更に移動して到着検出プレート33を固定側到着検出器28が検出したとき、エアシリンダ26がクリーニングスキージ25を下降させる。この往路動作と同様の動作を復路でも行ってスクリーン27のクリーニングを実施する。前記クリーニング材22は、往路と復路との切替え時及びクリーニング開始時に、予め設定した任意量で巻き取られる。
【0008】
クリーニングヘッド21の往復回数(クリーニング回数)及び移動速度(クリーニング速度)は、制御用コントローラからの入力により設定される。この設定は、スクリーン27の下面の汚れ状態、印刷パターンの目詰まり状態、印刷パターンの大きさによって決定するが、通常は汚れ状態と目詰まり状態とは印刷パターンの大きさによって左右されるので、最も小さい印刷パターンに合わせて決定される。また、待機位置から可動側検出器29まで移動する速度はクリーニングに直接関係ないので、制御可能な最高速度に固定値として設定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成になるクリーニング装置において、微細な印刷パターンが形成された高密度領域と粗い印刷パターンの粗密度領域とが混載される高密度基板に対応させるときには、クリーニング速度とクリーニング回数との設定は、前記高密度領域を基準としてクリーニング速度を低速に設定し、クリーニング回数は多めに設定されるので、クリーニング時間が増加し、生産性を低下させる問題点を有していた。
【0010】
また、クリーニングは、クリーニング材をスクリーンの下面に押しつけて印刷ペーストを拭き取るだけなので、印刷パターンの開口部に目詰まりした印刷ペーストを除去することができないことや、クリーニング効果を上げるためには往復移動回数を増加させることによってしか対応できない問題点を有していた。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決すべく創案されたもので、印刷パターンの粗密に関係なくクリーニング効果と生産効率に優れたスクリーンの清掃方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の第1発明は、印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法において、前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動速度とをクリーニング動作パラメータとして、前記高密度領域の移動速度は前記通常密度領域の移動速度より低速度設定し、前記空走移動区間での移動は前記通常密度領域の移動速度より高速度に設定することを特徴とする。
【0013】
上記スクリーンの清掃方法によれば、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に設定し、クリーニング動作を行う印刷パターン領域で、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度を印刷パターン形成密度に応じて変化させるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【0014】
また、本願の第2発明は、印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法において、前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動距離及び移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数とをクリーニング動作パラメータとして、前記高密度領域の移動速度は前記通常密度領域の移動速度より低速度で、前記往復移動回数は前記通常密度領域の往復移動回数より多く設定し、前記空走移動区間での移動は前記通常密度領域の移動速度より高速度に設定することを特徴とする。
【0015】
上記スクリーンの清掃方法によれば、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に設定し、クリーニング動作を行う印刷パターン領域で、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度と往復移動回数とを印刷パターン形成密度に応じて変化させるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【0016】
更に、本願の第3発明は、印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃装置において、前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動距離及び移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数とをクリーニング動作パラメータとして入力するクリーニング動作パラメータ入力手段と、このクリーニング動作パラメータ入力手段からの入力値に基づき、予め記憶した印刷パターンに対応させてクリーニングヘッドの移動動作プログラムを作成するプログラム作成手段と、前記移動動作プログラムに基づいてクリーニングヘッドを駆動制御する制御手段とを具備してなることを特徴とする。
【0017】
上記スクリーンの清掃装置によれば、クリーニング動作パラメータ入力手段からクリーニング動作パラメータを入力すれば、プログラム作成手段により印刷パターンに対応させたクリーニングヘッドの動作プログラムが作成され制御手段によりクリーニングヘッドが動作制御される。この制御では、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に制御され、クリーニング動作を行う印刷パターン領域では、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度と往復移動回数とを印刷パターン形成密度に応じて制御されるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0019】
まず、本発明に係るクリーニング装置が適用されるスクリーン印刷装置の概要について、図3を参照して説明する。
【0020】
図3は、電子回路基板(以下、基板と略記する)に対して回路パターンに対応する印刷パターンが形成されたスクリーンを用いてクリーム半田、絶縁体ペースト等の印刷ペーストをスクリーン印刷により塗布するスクリーン印刷装置の内部構成を透視図として示す斜視図である。図3(a)はスクリーン印刷装置本体であり、(b)はスクリーンの保持機構、(c)はクリーニング装置を抽出図示するものである。
【0021】
図3において、スクリーン印刷装置2は、装置内に基板15を搬入するローダ16と、搬入された基板15を位置決め保持して同図(b)に図示するスクリーン4の下に配置するステージ17と、スキージをスクリーン17上で移動させてスクリーン4上に供給された印刷ペーストをスクリーン4の下に配置された基板15に印刷する印刷ヘッド駆動部18と、印刷が終了した基板15を装置外に搬出するアンローダ19と、印刷終了後にスクリーン4の下面をクリーニングするクリーニング装置1と、スクリーン印刷装置2の一連の動作を制御するコントローラ11と、制御データを入力する操作部14とを備えて構成されている。
【0022】
上記構成において、基板15への印刷が終了すると、クリーニング装置1はスクリーン4の下方から待機させていたクリーニングヘッドをスクリーン4の下に移動させ、所定のクリーニング動作によりスクリーン4の下面のクリーニングを実行する。クリーニング終了後には、前記クリーニングヘッドは待機位置に戻る。このクリーニング動作と印刷動作とを交互に繰り返すことにより、基板15に対する印刷ペーストの印刷が実施される。
【0023】
上記クリーニング装置1が具備するクリーニングヘッドの構成及び動作について、図1を参照して説明する。図1は、クリーニングヘッド3の平面図(a)と、そのA−A線矢視断面図(b)である。
【0024】
図1において、クリーニングヘッド3は、スクリーン4の下面側から上方に向けてエアを吹きつけるエアブローノズル(エア吹きつけ手段)6と、テープ状に形成された拭き取り材(拭き取り手段)7と、この拭き取り材7を巻き取り保持する巻き取り部8a及び巻き戻し部8bと、前記拭き取り材7を押し上げてスクリーン4の下面に押しつけるクリーニングスキージ(拭き取り手段)5と、前記拭き取り材7を押し上げ、スクリーン4の下面に押しつけて吸引する吸引ノズル(吸引手段)9と、溶剤を前記拭き取り材7に塗布する溶剤ノズル(溶剤塗布手段)10とを具備して構成されている。
【0025】
尚、本構成のクリーニングヘッド3に搭載されている前記エアブローノズル6、吸引ノズル9、溶剤ノズル10は、前記拭き取り材7とクリーニングスキージ5とによる拭き取りによるクリーニングを基本として、いずれかを選択的に採用することもでき、スクリーン4の印刷パターンの形成密度や汚れの発生程度等に対応させて搭載構造を変更することも可能である。
【0026】
前記エアブローノズル6には、吹きつけ穴6aが列設されており、図示しないエア供給手段から供給されるエアをスクリーン4の下面から上方に吹きつけ、スクリーン4の開口部に目詰まりした印刷ペーストやスクリーン4の下面に付着した印刷ペーストを吹き飛ばしてクリーニングする。
【0027】
前記拭き取り材7は、テープ状に形成された厚さ0.5〜1.0mmの綿の不織布で、前記巻き取り部8a及び巻き戻し部8bに巻き取り保持され、巻き取り部8a及び巻き戻し部8bにそれぞれ設けられた駆動モータ(図示せず)により、巻き戻し部8bから巻き取り部8aに順次繰り出され、クリーニングヘッド3の往路と復路との切替え時及び後述する動作ステップの切替え時に所要量づつ繰り出して拭き取り位置の切替えが行われる。繰り出し時には拭き取り材7に適当なテンションを与えるために、巻き取り部8aのみに回転力を加え、巻き戻すときは逆に巻き戻し部8bにのみ回転力を加える。
【0028】
前記クリーニングスキージ5は、スクリーン4に損傷を与えることなく、拭き取り材7による拭き取り効果を最大限に発揮させるためには弾性体であることが望ましく、本実施形態では耐磨耗性、耐溶剤性に優れた硬質ウレタンゴムで、硬度Hs60〜90度のものを使用し、その先端形状は、先端寸法が半径0.2〜1.0mm程度のエッジ部に形成した剣先形状としたものである。また、ステンレス、真鍮、ニッケル等の金属体の先端に樹脂コーティングし、先端を球状に形成したもの、あるいは、強化ナイロンやフッ素樹脂等によるものを使用することもできる。このクリーニングスキージ5は図示しない昇降駆動手段により昇降動作できるように構成され、図1(b)に示すように、待機位置にあるときは下降位置にあり、クリーニング開始によりクリーニングヘッド3がスクリーン4の所定位置に到着したとき上昇して、前記拭き取り材7をスクリーン4の下面に押しつける。
【0029】
前記吸引ノズル9は、図示しない吸引手段及び昇降駆動手段に接続されており、スクリーン4に前記拭き取り材7を押しつけ、スクリーン4の開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーン4の下面に付着した印刷ペーストを拭き取り材7に吸引させる。この吸引ノズル9も前記クリーニングスキージ5と同様に、待機位置からスクリーン4の所定位置に到着したとき昇降駆動手段により上昇して前記拭き取り材7をスクリーン4の下面に押しつける。スクリーン4に対する押しつけ量は、スクリーン4の下面に接触してから最大2mmまでが適正で、スクリーン4への損傷を考慮して本実施形態では0.5mmに設定している。この吸引ノズル9の形成材料は、前記クリーニングスキージ5と同様の硬質ウレタンゴム、金属に樹脂コーティングしたもの、強化ナイロンやフッ素樹脂等の樹脂等を使用することができ、本実施形態では強化ナイロンを採用している。
【0030】
前記溶剤ノズル10は、図示しない溶剤タンクから供給される溶剤(イソプロピルアルコール等)を図示しないエア加圧手段及びポンプにより加圧して、複数に設けられた開口部から前記拭き取り材7に噴射塗布される。溶剤は拭き取り材7が繰り出されるときに塗布され、溶剤が塗布された部分の拭き取り材7を前記クリーニングスキージ5及び吸引ノズル9によりスクリーン4に押し当てることができるように所要寸法分の拭き取り材が前記巻き取り部8a及び巻き戻し部8bの回転により繰り出される。
【0031】
上記構成になるクリーニングヘッド3は、スクリーン印刷装置2が具備する前記コントローラ11の制御により、クリーニング移動距離範囲、クリーニング移動速度、クリーニング往復移動回数をクリーニング動作パラメータとしてクリーニング動作を実行する。前記クリーニング動作パラメータは、スクリーン印刷装置2の前記操作部(クリーニング動作パラメータ入力手段)14から入力され、コントローラ(動作プログラム作成手段/制御手段)11内のプログラム作成部により印刷パターンに対応させたクリーニングパラメータの切替えが自動作成される。
【0032】
図2は、前記クリーニング動作パラメータに基づくクリーニング方法を説明するスクリーン4の平面図(a)と、クリーニングヘッド3の移動動態図(b)である。
【0033】
図2において、スクリーン4に例示的に示す印刷パターンは、印刷パターンが高密度に形成された高密度領域12と、印刷パターンが高密度領域12より粗い通常密度領域13a、13bとに区分できる。この印刷パターンの形成密度による粗密領域設定の基準は、リードピッチ0.5mm以下の印刷パターンがある領域を高密度領域として、これより粗い形成密度を通常密度領域とする。
【0034】
図2(a)に示すD1、D1a…は、同図に示す印刷パターン例における前記クリーニング移動距離範囲のパラメータ設定を示すもので、D1は印刷パターンの開始位置から終了位置までのクリーニング移動距離範囲、D1aはクリーニング装置1の待機位置から印刷パターンの開始位置までの空走移動区間、D1bは待機位置から印刷パターンの終了位置までの全移動距離範囲、D2は高密度領域12の開始位置から終了位置までの高密度領域移動距離範囲、D2aは待機位置から高密度領域12の開始位置までのクリーニング移動距離範囲、D2bは待機位置から高密度回路領域12の終了位置までのクリーニング移動距離範囲である。 また、各移動距離範囲を移動するクリーニングヘッド3の移動速度は、前記空走移動区間D1aを移動する移動速度をV1、通常密度領域13a及び13bを移動する移動速度をV2、高密度領域12を移動する移動速度をV3とする。
【0035】
更に、クリーニング往復移動回数のパラメータ設定は、図2(b)に示すように、前記クリーニング移動距離範囲D1内で往復移動を繰り返すクリーニング往復移動回数をT1、高密度領域12の開始位置から終了位置までの高密度領域クリーニング範囲D2内で往復移動を繰り返すクリーニング往復移動回数をT2とする。
【0036】
前記高密度領域12の移動速度V3の設定値は、10〜60mm/secが適当で、通常密度領域の移動速度V2の設定値50〜100mm/secより低速度に設定する。また、空走移動区間の移動速度V1は、制御可能な高速度で200〜500mm/secが適当である。本実施形態では、V3=30mm/sec、V2=60mm/sec、V1=200mm/secに設定した。
【0037】
また、クリーニング往復移動回数T1、T2は、T1≦T2が基本で、本実施形態では、T1=1、T2=2に設定した。
【0038】
図2(b)に示すクリーニングヘッド3が移動する動態図は、本実施形態でのクリーニング動作パラメータの設定に基づくクリーニング動作を例として示したもので、本図を参照してクリーニング動作について説明する。尚、図2(b)に示すクリーニングヘッド3の移動経路中の●印及び○印は、動作ステップの境界点であると同時に、クリーニングヘッド3の構成要素の動作点で、下記にように区別して表示している。
【0039】
●印位置……クリーニングヘッド3の各構成要素がクリーニング開始時と、クリーニング終了時との状態に切替えられるポイントとなる。即ち、クリーニング開始時には、クリーニングスキージ5及び吸引ノズル9が上昇、エアブローノズル6はエア吹き出し開始、溶剤ノズル10は溶剤を噴射、拭き取り材7は溶剤塗布された部分を前記クリーニングスキージ5及び吸引ノズル9の位置まで繰り出す。クリーニング終了時には、クリーニングスキージ5及び吸引ノズル9は下降、エアブローノズル6は吹き出し停止、溶剤ノズル10は溶剤噴射を停止、拭き取り材7は繰り出しを停止させる。
【0040】
○印位置……前記クリーニングスキージ5、吸引ノズル9、エアブローノズル6は動作状態を保持し、溶剤ノズル10から溶剤を噴射された拭き取り材7は溶剤塗布された部分を前記クリーニングスキージ5及び吸引ノズル9の位置まで繰り出す動作を実行する。
【0041】
次に、図2(b)の各動作ステップ毎に付したステップ番号S1、S2…の順を追って各動作ステップの動作を説明する。
【0042】
(S1)クリーニング開始により、クリーニングヘッド3は待機位置から空走移動区間D1aを移動速度V1(高速度)で、通常密度領域13aの開始位置に移動し、到着時からクリーニングヘッド3の各構成要素が動作開始する。
【0043】
(S2)移動速度をV2(中速度)に切替え、通常密度領域13aの開始位置から高密度領域12の開始位置まで移動して、通常密度領域13aの下面のクリーニングを行う。
【0044】
(S3)移動速度をV3(低速度)に切替え、高密度領域12の開始位置から終了位置迄の間を往復移動回数T2=2で往復移動して、高密度領域12の下面のクリーニングを行う。往復移動の往路、復路の切替え時にも、拭き取り材7への溶剤塗布と拭き取り材7の繰り出しとが実行される。
【0045】
(S4)ステップ3の往復移動により高密度領域12の開始位置に戻るので、移動速度はV3のままで高密度領域12の終了位置まで移動して、高密度領域12の下面のクリーニングを行う。
【0046】
(S5)移動速度をV2に切替え、高密度領域12の終了位置から印刷パターンの終了位置まで移動して、通常密度領域13bの下面のクリーニングを行う。
【0047】
(S6)移動速度V2のままで印刷パターンの終了位置から復路方向に高密度領域12の終了位置まで移動して、通常密度領域13bの下面のクリーニングを行う。
【0048】
(S7)移動速度をV3に切替え、高密度領域12の終了位置から復路方向に往復移動回数T2=2で往復移動して、高密度領域12の下面のクリーニングを行う。
【0049】
(S8)ステップ7の往復移動により高密度領域12の終了位置に戻るので、移動速度はV3のままで高密度領域12の開始位置まで移動して、高密度領域12の下面のクリーニングを行う。
【0050】
(S9)移動速度をV2に切替え、復路方向に高密度領域12の開始位置から印刷パターンの開始位置まで移動して、通常密度領域13aの下面のクリーニングを行う。
【0051】
本実施構成では、往復移動回数T1=1に設定したので、スクリーン4下面のクリーニング動作は以上で終了であるが、T1=2に設定すると、同図に点線で示すように、ステップ2からステップ9までの動作を繰り返す。
【0052】
(S10)移動速度V1で印刷パターンの開始位置から待機位置に戻りクリーニング動作が終了する。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明の通り本願の第1発明に係るスクリーンの清掃方法によれば、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に設定し、クリーニング動作を行う印刷パターン領域で、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度を印刷パターン形成密度に応じて変化させるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【0054】
また、本願の第2発明に係るスクリーンの清掃方法によれば、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に設定し、クリーニング動作を行う印刷パターン領域で、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度と往復移動回数とを印刷パターン形成密度に応じて変化させるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【0055】
更に、本願の第3発明に係るスクリーンの清掃装置によれば、クリーニング動作パラメータ入力手段からクリーニング動作パラメータを入力すれば、プログラム作成手段により印刷パターンに対応させたクリーニングヘッドの動作プログラムが作成され制御手段によりクリーニングヘッドが動作制御される。この制御では、クリーニングヘッドの移動が、クリーニング動作の必要のない空走移動区間では制御できる最高速度に制御され、クリーニング動作を行う印刷パターン領域では、印刷パターン形成密度の高密度領域と通常密度領域とに区分して、それぞれの領域での移動速度と往復移動回数とを印刷パターン形成密度に応じて制御されるので、クリーニング効果を向上させつつクリーニングに要する時間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスクリーン清掃装置が具備するクリーニングヘッドの平面図(a)と、そのA−A線矢視断面図(b)である。
【図2】本発明の一実施形態に係るクリーニング方法を説明するためのスクリーンの平面図(a)と、クリーニングヘッドが移動する動態図(b)である。
【図3】本発明に係るスクリーンの清掃装置が適用されたスクリーン印刷装置の構成を示す斜視図(a)と、スクリーン(b)及びクリーニング装置(c)部分の抽出図である。
【図4】従来技術に係るスクリーンの清掃装置の要部構成及び動作を説明する構成図である。
【符号の説明】
1 クリーニング装置(スクリーンの清掃装置)
2 スクリーン印刷装置
3 クリーニングヘッド
4 スクリーン
5 クリーニングスキージ
6 エアブローノズル(エア吹きつけ手段)
7 拭き取り材
9 吸引ノズル(吸引手段)
10 溶剤ノズル(溶剤塗布手段)
11 コントローラ(動作プログラム作成手段/制御手段)
12 高密度領域
13a、13b 通常密度領域
14 操作部(クリーニング動作パラメータ入力手段)
15 基板
D1 クリーニング移動距離範囲
D1a 空走移動区間
D1b 全移動距離範囲
D2 高密度領域移動距離範囲
D2a、D2b 待機位置から領域境界までの移動距離範囲
V1 空走移動区間の移動速度
V2 通常密度領域の移動速度
V3 高密度領域の移動速度
T1 クリーニング範囲往復移動回数
T2 高密度領域往復移動回数

Claims (3)

  1. 印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法において、
    前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動速度とをクリーニング動作パラメータとして、前記高密度領域の移動速度は前記通常密度領域の移動速度より低速度設定し、前記空走移動区間での移動は前記通常密度領域の移動速度より高速度に設定することを特徴とするスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法。
  2. 印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法において、
    前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動距離及び移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数とをクリーニング動作パラメータとして、前記高密度領域の移動速度は前記通常密度領域の移動速度より低速度で、前記往復移動回数は前記通常密度領域の往復移動回数より多く設定し、前記空走移動区間での移動は前記通常密度領域の移動速度より高速度に設定することを特徴とするスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃方法。
  3. 印刷パターンが形成されたスクリーンの下面に被印刷物を位置決めし、印刷ペーストを前記印刷パターンの開口部から前記被印刷物上に印刷する印刷工程の後、クリーニングヘッドを待機位置から前記スクリーン下に移動させ、印刷パターンの下面で往復移動させることにより前記印刷パターン開口部に目詰まりした印刷ペースト及びスクリーンの下面に付着した印刷ペーストを除去するスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃装置において、
    前記クリーニングヘッドが待機位置から前記印刷パターンの開始位置までの空走移動区間を移動する移動距離及び移動速度と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の通常密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数と、前記クリーニングヘッドが前記印刷パターン形成密度の高密度の領域を移動する移動距離、移動速度及び往復移動回数とをクリーニング動作パラメータとして入力するクリーニング動作パラメータ入力手段と、このクリーニング動作パラメータ入力手段からの入力値に基づき、予め記憶した印刷パターンに対応させてクリーニングヘッドの移動動作プログラムを作成するプログラム作成手段と、前記移動動作プログラムに基づいてクリーニングヘッドを駆動制御する制御手段とを具備してなることを特徴とするスクリーン印刷におけるスクリーンの清掃装置。
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