JP3363925B2 - 印刷用スクリーンの清掃方法及び装置 - Google Patents

印刷用スクリーンの清掃方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用スクリーンの清
掃方法及び装置に係り、とくにクリームはんだ等をプリ
ント基板等に印刷するためのスクリーン印刷機における
スクリーンの清掃方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクリーン印刷機におけ
るスクリーンの清掃装置としては、図8の裏面拭き取り
方式と、図9の裏面拭き取り方式に吸引装置を付加した
ものとがある。
【0003】図8の従来例において、1は印刷用スクリ
ーンであり、プリント基板等にクリームはんだ等の印刷
用ペーストを印刷するための印刷パターン2が形成され
たスクリーンマスクを構成するものである。3Aは清掃
シート3の巻回体である繰り出し側ロール、3Bは巻き
取り側ロール、4は掻き取りブレードである。
【0004】この図8の従来例では、溶剤を含浸した
布、紙等の清掃シート3を掻き取りブレード4にて印刷
用スクリーン1の裏面に押しあてつつ印刷用スクリーン
1を矢印Pの如く移動させて印刷用スクリーン1の裏面
側を清掃している。
【0005】図9の他の従来例は、図8の構成に加え
て、空気吸引口5を有する空気吸引部6を設け、別の位
置に設けた吸引装置7で空気吸引口5を真空吸引する構
成を付加している。
【0006】この図9の従来例では、空気吸引部6によ
る空気吸引を実施しながら溶剤を含浸した布、紙等の清
掃シート3を掻き取りブレード4にて印刷用スクリーン
1の裏面に押しあてつつ印刷用スクリーン1を矢印Pの
如く移動させて印刷用スクリーン1の裏面側を清掃して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8の従来
例では、印刷用スクリーン1の裏面のみの清掃シート3
による拭き取りであるため、印刷用ペーストを溶解させ
る溶剤を含浸した清掃シート3を用いたとしても印刷用
スクリーン1に形成された印刷パターン2内に残った印
刷用ペースト8の除去が困難であった。
【0008】また、図9の他の従来例では、空気吸引部
6による空気吸引で印刷パターン2内の印刷用ペースト
8を吸引しながら印刷用スクリーン1の裏面に付着した
溶剤を含浸した清掃シート3で拭き取るのであるが、印
刷パターン2内のペーストのこびり付きの除去は困難
で、吸引力を大きくしようとすると装置が大型化する。
【0009】図8及び図9のいずれの従来例の場合も、
印刷パターン内のペースト除去が不充分となり、連続印
刷性を損なう問題が発生していた。
【0010】なお、本出願人により特願平3−2163
4号でスクリーン印刷機におけるスクリーンの清掃方法
及び装置が提案されているが、特願平3−21634号
の構成も印刷用スクリーンの下面を清掃シートで拭くも
のであって、図8の従来例と同様の問題があった。
【0011】本発明は、上記の点に鑑み、印刷用スクリ
ーンの一面に対する空気の吹き付けと、反対面に対する
空気吸引を同時に実施することで、印刷用スクリーンの
印刷パターン内の印刷用ペーストを効果的に除去可能と
した印刷用スクリーンの清掃方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印刷用スクリーンの清掃方法は、印刷用ス
クリーンの上面に空気吹き付け手段から空気を吹き付
け、かつ前記印刷用スクリーンを挟んで前記空気吹き付
け手段下方に相対する空気吸引口から空気を吸引しつ
、前記空気吸引口の両側に配設された掻き取りブレー
ドで清掃シートを前記印刷用スクリーンの下面に接触さ
せて前記印刷用スクリーンに付着した印刷用ペーストを
除去する工程を備えている。
【0013】また、本発明の印刷用スクリーンの清掃装
は、印刷用スクリーンの上面に空気を吹き付ける空気
吹き付け手段と、前記印刷用スクリーンを挟んで前記空
気吹き付け手段下方に相対する空気吸引口、及び該空気
吸引口の両側に配設されていて、清掃シートを前記印刷
用スクリーンの下面に接触させる掻き取りブレードを
する空気吸引部と、前記印刷用スクリーン又は清掃シー
トの少なくとも一方を移動させる移動手段とを備える構
成となっている。
【0014】図1及び図2は本発明の原理図を示す。こ
れらの図において、1は印刷用スクリーンであり、プリ
ント基板等にクリームはんだ等の印刷用ペーストを印刷
するための印刷パターン2が形成されている。3Aは清
掃シート3の巻回体である繰り出し側ロール、3Bは巻
き取り側ロールである。11は空気吸引部であり、空気
吸引口12を有し、かつ吸引口12の両側に近接して掻
き取りブレード4A,4Bを具備している。13は印刷
用ペーストを溶解させ得る溶剤を吐出する溶剤吐出ノズ
ルであり、清掃シートに対する溶剤含浸手段を構成する
ものである。また、14は空気吹き付け手段としての空
気吹き付けノズルであり、印刷用スクリーン1を挟んで
前記空気吸引口12に相対している。なお、溶剤吐出ノ
ズル13の下側には溶剤のたれを受ける溶剤受けカバー
15が配設されている。
【0015】
【作用】本発明の原理図である図1の状態で、溶剤吐出
ノズル13から溶剤を吐出して繰り出し側ロール3Aか
ら引き出した清掃シート3に溶剤を含浸させる。その
後、清掃シート3の溶剤含浸部分を一対の掻き取りブレ
ード4A,4B間に位置させ、図2のように空気吸引部
11を上昇させて掻き取りブレード4A,4Bを印刷用
スクリーン1に押し付ける。そして、空気吹き付けノズ
ル14から印刷用スクリーン1の上面に矢印Qのように
空気を吹き付けて印刷パターン2内の印刷用ペースト8
を印刷用スクリーン下面側に吹き飛ばし、かつ空気吸引
部11の空気吸引口12から矢印Rのように空気吸引
(真空吸引)して吹き飛ばされた印刷用ペーストを回収
しながら、矢印Sのように前記印刷用スクリーン1又は
清掃シート3の少なくとも一方を移動させ、印刷用スク
リーン1の下面(裏面)を拭き取る。
【0016】本発明では、印刷用スクリーン1の裏面に
付着した印刷用ペースト(例えばクリームはんだ及びフ
ラックス)を清掃シート3で拭き取ることができるだけ
でなく、印刷用スクリーン1の印刷パターン内に入り込
んだ印刷用ペーストの除去効果が大きく、清掃後の印刷
用スクリーンを用いてスクリーン印刷を実行する場合の
連続印刷性を向上させることができる。また、清掃シー
ト3を介して空気吸引部11にて印刷用ペースト等の粒
子を集塵するため、清掃シート3がフィルタとしても機
能し、空気吸引部11に接続される吸引ブロアー等の吸
引装置のフィルタの寿命が長くなる利点もある。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る印刷用スクリーンの清掃
方法及び装置の実施例を図面に従って説明する。
【0018】図3乃至図6は本発明の実施例を示す。こ
れらの図において、20は基台であり、該基台に対して
側面フレーム21が垂直に立設固定されている。該側面
フレーム21により清掃シート3の巻回体である繰り出
し側ロール3A及び使用済みの清掃シート3を巻き取る
巻き取り側ロール3Bが回転自在に支持されている。こ
こで使用可能な清掃シート3としては、綿布、合成繊維
布(例えば旭化成工業株式会社製商品名:ベンリーゼ
等)、長繊維不織布等が挙げられる。
【0019】図6のように、前記繰り出し側ロール3A
はフランジ付きパイプ22Aに巻回され、該パイプ22
Aの一端は側面フレーム21に軸受23Aで取り付けら
れた駆動軸24A端部に嵌合し、他端は反対側の側面フ
レーム21に軸支されかつ圧縮ばね25Aで付勢された
空転嵌合部材26Aに嵌合している。同様に、巻き取り
側ロール3Bはフランジ付きパイプ22Bに巻回され、
該パイプ22Bの一端は側面フレーム21に軸受23B
で取り付けられた駆動軸24B端部に着脱自在に嵌合
し、他端は反対側の側面フレーム21に軸支されかつ圧
縮ばね25Bで付勢された空転嵌合部材26Bに着脱自
在に嵌合している。
【0020】前記繰り出し側ロール3Aから繰り出され
る清掃シート3に所定のテンションを付与するためのト
ルクモーター30が基台20上に固定され、該トルクモ
ーター30の回転軸にベルト車31が固着されている。
また、繰り出し側ロール3Aに連動する駆動軸24Aに
はベルト車32Aが固着され、ベルト車31,32A間
にタイミングベルト33Aが巻掛けられている。
【0021】前記基台20上には清掃シート3の巻き取
りのために巻き取りモーター(例えば減速機付きモータ
ー)35が固定され、該巻き取りモーター35の回転軸
にベルト車36が固着されている。また、巻き取り側ロ
ール3Bに連動する駆動軸24Bにはベルト車32Bが
固着され、ベルト車36,32B間にタイミングベルト
33Bが巻掛けられている。従って、巻き取りモーター
35で駆動軸24Bを左回りに回転させ、これに連動す
るフランジ付きパイプ22Bを左回転させることで清掃
シート3を巻き取ることができる。その際、トルクモー
ター30により繰り出し側のフランジ付きパイプ22A
には逆回転方向の弱いトルクが付与されているから、清
掃シート3の弛みを防止できる。
【0022】図3及び図6に示すように、空気吸引部1
1は、上端開口が空気吸引口12となっている厚みの薄
い角パイプ状スライダ40と、該角パイプ状スライダ4
0の上端の長手側面に沿ってそれぞれ固着された掻き取
りブレード4A,4Bと、図6のように掻き取りブレー
ド4A,4Bの両端部の隙間をふさいで空気吸引効果を
高めるための板材41とを有している。前記基台20上
には、前記スライダ40を上下方向に摺動自在に支持す
るスライダ受け42が固定され、該スライダ受け42に
はホース接続口43が固着されている。このスライダ受
け42の内部空間は前記スライダ40内部及びホース接
続口43内部に連通しているほかは実質的に気密に封止
されている。各ホース接続口43に接続されたホース4
4は基台上の中継部品45、ホース46を介して吸引ブ
ロアー等の吸引装置(例えば圧力1000mm水柱、吸引
量2m3/分)に接続される。従って、吸引装置を作動
させたときは両掻き取りブレード4A,4B間の空気吸
引口12に負圧が発生する。
【0023】前記基台20上には前記空気吸引部11を
昇降駆動するためのエアーシリンダ50が固定され、該
エアーシリンダ50のピストンロッド51の先端は前記
スライダ40に固定された連結金具52に固定されてい
る。
【0024】前記側面フレーム21間には上方に溶剤を
吐出する溶剤吐出ノズル13が取り付けられている。該
溶剤吐出ノズル13は、パイプ上部に溶剤吐出用の穴1
3Aをあけたものである。また、溶剤吐出ノズル13の
下方には、溶剤のたれを受ける樋状の溶剤受けカバー1
5が配設されている。溶剤としては、スクリーン枠80
に張られた印刷用スクリーン1に付着した印刷用ペース
トを溶解可能なもの、例えば、イソプロピルアルコール
等が使用可能である。
【0025】前記繰り出し側ロール3Aから引き出され
た清掃シート3は、側面フレーム21で回転自在に支持
されたガイドローラー55を通り、溶剤吐出ノズル13
の上方を通過し、空気吸引部11上を通り、さらに側面
フレーム21で回転自在に支持されたガイドローラー5
6とピンチローラー57との間を通過して巻き取り側ロ
ール3Bで巻き取られるようになっている。ここで、ガ
イドローラー56と同軸に回転量検出用羽根車58が固
着され、該羽根車58の羽根に対向する位置となるよう
に、回転量検出用光センサ59が取付金具60を介して
側面フレーム21に固着されている。前記ピンチローラ
ー57は中間部が側面フレーム21に枢支された取付ア
ーム61の上端に枢着されている。取付アーム61は図
示しないばね手段によりピンチローラー57をガイドロ
ーラー56に圧接させる向きに付勢されている。
【0026】また、図3の如く、印刷用スクリーン1を
乾燥させるために、上方に空気を吹き出す乾燥用空気吹
き出しノズル65が支持部材66にて側面フレーム左端
に取り付けられている。この乾燥用空気吹き出しノズル
65はパイプ上部に空気吹き出し用穴を形成したもので
ある。
【0027】図4に示すように、印刷用スクリーン1の
上方に位置する支持ブロック71にはロータリーアクチ
ュエータ72が固定され、該ロータリーアクチュエータ
72の駆動軸に固着された揺動アーム70の先端部に空
気吹き付けノズル14が固定されている。該空気吹き付
けノズル14はパイプに空気吹き付け用穴を形成したも
のである。なお、ロータリーアクチュエータ72を用い
たのは、印刷用スクリーン1の交換等の際に空気吹き付
けノズル14が邪魔とならないように図4の仮想線位置
まで90度回動するためである。
【0028】図7は印刷用スクリーン1が張られたスク
リーン枠80を支えて水平移動させる移動手段部分を示
す。この図において、81は前記基台に垂直な側壁部で
あり、82は側壁部81に対して水平方向(横方向、こ
こでは矢印S方向又はその逆の方向であるとする)に摺
動自在な横方向スライド枠である。この横方向スライド
枠82はスクリーン枠80を清掃位置P1から実印刷上
方位置 (スクリーン印刷動作を実行するときのスクリー
ン枠位置の上方位置)P2に移送する動作又はその逆の
動作を実行でき、また前記清掃シート3による印刷用ス
クリーン1の清掃範囲にわたりスクリーン枠80を往復
移動させる機能も有する。前記横方向スライド枠82は
側壁部81側に設けられたスライド溝 (スライドレー
ル)に摺動自在に嵌合したスライダ90を外側面に一体
化したもので、内側面にはスクリーン枠80を挟持可能
に対向する二対のスクリーン枠挟持機構91が設けられ
ている。スクリーン枠挟持機構91は横方向スライド枠
82に固定されたエアーシリンダ92の伸縮するロッド
先端にスクリーン枠80の側面に嵌合する嵌合部材(ク
ランパ)93を固着したものである。すなわち、スクリ
ーン枠挟持機構91はエアーシリンダ92のロッドが伸
動したときはスクリーン枠80を保持し、ロッドが縮動
したときはスクリーン枠80を解放する。一方、側壁部
81に枢支されたプーリー95にはタイミングベルト9
6が巻掛けられており、該タイミングベルト96が横方
向スライド枠82のベルト固定部97に固定されてい
る。そして、横方向スライド枠82の横方向駆動は図示
しないタイミングベルト走行手段によりタイミングベル
ト96を所定量走行させることにより実行され、横方向
スライド枠82は清掃位置P1と実印刷上方位置P2間
で移動自在である。
【0029】上記実施例の構成において、まず、図5の
ように、空気吸引部11を下降位置とし、印刷用スクリ
ーン1及びスクリーン枠80は図5実線の待機位置とす
るとともに、ロータリーアクチュエータ72により空気
吹き付けノズル14は図4実線で示す空気吹き付け位置
に駆動しておく。このとき、空気吸引部11による空気
吸引及び空気吹き付けノズル14による空気吹き付けは
停止状態となっている。
【0030】次いで、溶剤吐出ノズル13から溶剤を吐
出して繰り出し側ロール3Aから引き出した清掃シート
3に溶剤を含浸させる(動作モードによってはこの溶剤
含浸工程を省略する場合もある。)。
【0031】その後、空気吸引部11を図3のように上
昇位置とすると、ガイドローラー56と空気吸引部11
の掻き取りブレード4A間の距離が長くなる結果、清掃
シート3の溶剤含浸部分が一対の掻き取りブレード4
A,4B間に自動的に位置する。空気吸引部11が上昇
限位置に達したときは、図3のように掻き取りブレード
4A,4Bは清掃シート3の溶剤含浸部分を介して印刷
用スクリーン1の下面に押し付けられた状態になる。
【0032】そして、印刷用スクリーン1下側の空気吸
引部11による矢印R方向の空気吸引及び印刷用スクリ
ーン1上側にあって空気吸引部11に相対する空気吹き
付けノズル14による矢印Q方向の空気吹き付けが開始
されるとともに、図7の移動手段により印刷用スクリー
ン1が固定されたスクリーン枠80が矢印S方向に駆動
される。この結果、空気吹き付けノズル14からの印刷
用スクリーン1の上面への空気の吹き付けで印刷パター
ン内の印刷用ペーストを印刷用スクリーン下面側に吹き
飛ばし、かつ空気吸引部11の空気吸引口12からの空
気吸引(真空吸引)で吹き飛ばされた印刷用ペーストを
回収しながら、清掃シート3にて印刷用スクリーン1の
下面(裏面)を拭き取る動作を実行できる。なお、乾燥
用空気吹き出し用ノズル65からの空気吹き出しで印刷
用スクリーン1を乾燥させることができる。
【0033】印刷用スクリーン1の下面拭きが終了した
ら、空気吸引部11及び空気吹き付けノズル14の動作
は停止し、空気吸引部11は下降位置に戻る。その後、
回転量検出用羽根車58の指定ピッチだけ巻き取りモー
ター35を作動させ、該巻き取りモーター35で駆動さ
れる巻き取り側ロール3Bで清掃シート3を僅かに巻き
取って新しい清掃シート3の面を出し、次の清掃に備え
る。清掃シート3の適切な巻き取り量は、羽根車58の
回転を光センサ59で検出して前記巻き取りモーター3
5の作動時間を制御することで実現できる。以上で1回
の清掃動作が終了する。
【0034】その後、再度、上述した清掃動作を、印刷
用スクリーン1を矢印Sとは逆向きに走行させなから実
行することができる。また、必要に応じて、印刷用スク
リーン1を複数回往復させて清掃動作を実施してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷用ス
クリーンの清掃方法及び装置によれば、清掃シートによ
る印刷用スクリーンの拭き取りに際し、印刷用スクリー
ンの上面に対する空気吹き付け手段による空気の吹き付
けと、印刷用スクリーンを挟んで前記空気吹き付け手段
に相対する空気吸引口からの空気吸引(清掃シートの接
する下面からの空気吸引)を同時に実施することで、印
刷用スクリーンの印刷パターン内の印刷用ペーストを効
果的に除去可能である。この結果、清掃後の印刷用スク
リーンを用いてスクリーン印刷を実行する場合の連続印
刷性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷用スクリーンの清掃方法及び
装置であって空気吸引部下降状態の原理図である。
【図2】同じく空気吸引部上昇状態の原理図である。
【図3】本発明の具体的な実施例を示す正断面図であ
る。
【図4】実施例の上部を示す正断面図である。
【図5】実施例において空気吸引部が下降位置にあると
きの正断面図である。
【図6】実施例の平面図である。
【図7】実施例において印刷用スクリーンが張られたス
クリーン枠の移動手段を示す平面図である。
【図8】従来例を示す概略図である。
【図9】他の従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 印刷用スクリーン 2 印刷パターン 3 清掃シート 4,4A,4B 掻き取りブレード 8 印刷用ペースト 11 空気吸引部 12 空気吸引口 13 溶剤吐出ノズル 14 空気吹き付けノズル 20 基台 30 トルクモーター 35 巻き取りモーター 40 角パイプ状スライダ 42 スライダ受け 50 エアーシリンダ 65 空気吹き出しノズル 80 スクリーン枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 35/00 B41F 15/08 H05K 3/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用スクリーンの上面空気吹き付け
    手段から空気を吹き付け、かつ前記印刷用スクリーンを
    挟んで前記空気吹き付け手段下方に相対する空気吸引口
    から空気を吸引しつつ、前記空気吸引口の両側に配設さ
    れた掻き取りブレードで清掃シートを前記印刷用スクリ
    ーンの下面に接触させて前記印刷用スクリーンに付着し
    た印刷用ペーストを除去することを特徴とする印刷用ス
    クリーンの清掃方法。
  2. 【請求項2】 清掃シートに溶剤を含浸させた後、印刷
    用スクリーンの上面空気吹き付け手段から空気を吹き
    け、かつ前記印刷用スクリーンを挟んで前記空気吹き
    付け手段下方に相対する空気吸引口から空気を吸引しつ
    、前記空気吸引口の両側に配設された掻き取りブレー
    ドで前記清掃シートの溶剤含浸部分を前記印刷用スクリ
    ーンの下面に接触させて前記印刷用スクリーンに付着し
    た印刷用ペーストを除去することを特徴とする印刷用ス
    クリーンの清掃方法。
  3. 【請求項3】 印刷用スクリーンの上面に空気を吹き付
    ける空気吹き付け手段と、前記印刷用スクリーンを挟んで前記空気吹き付け手段下
    方に相対する空気吸引口、及び該空気吸引口の両側に配
    設されていて、 清掃シートを前記印刷用スクリーンの
    面に接触させる掻き取りブレードを有する空気吸引部
    と、 前記印刷用スクリーン又は清掃シートの少なくとも一方
    を移動させる移動手段とを備えることを特徴とする印刷
    用スクリーンの清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃シートに溶剤を含浸させる溶剤
    含浸手段をさらに備える請求項3記載の印刷用スクリー
    ンの清掃装置。
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