JPH06190240A - 円筒型排煙脱硫装置 - Google Patents
円筒型排煙脱硫装置Info
- Publication number
- JPH06190240A JPH06190240A JP4347812A JP34781292A JPH06190240A JP H06190240 A JPH06190240 A JP H06190240A JP 4347812 A JP4347812 A JP 4347812A JP 34781292 A JP34781292 A JP 34781292A JP H06190240 A JPH06190240 A JP H06190240A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste gases
- absorbent liquid
- cylindrical chamber
- cylindrical
- flue gas
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- Withdrawn
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- Gas Separation By Absorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒型排煙脱硫装置に関する。
【構成】 内部に吸収液スプレー装置を、上部に硫黄酸
化物含有排ガスを接線方向に流入させるダクトを有する
円筒槽、該円筒槽と同軸上に下方を開口し上方を排気口
とした排気管を設けてなる円筒型排煙脱硫装置。
化物含有排ガスを接線方向に流入させるダクトを有する
円筒槽、該円筒槽と同軸上に下方を開口し上方を排気口
とした排気管を設けてなる円筒型排煙脱硫装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は排ガスに含まれる硫黄酸
化物（ＳＯｘ）の脱硫反応を向上させた円筒型排煙脱硫
装置に関する。
化物（ＳＯｘ）の脱硫反応を向上させた円筒型排煙脱硫
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の円筒型排煙脱硫装置の一態様を図
３によって説明する。排ガス０１は円筒槽０２の上部よ
り円筒軸方向に流入し、槽０２内に設置された吸収液ス
プレー装置０３によるミスト状の吸収液滴と接触する。
その際に、排ガス中に含まれるＳＯｘと吸収液滴とが化
学反応を起こし排ガス中のＳＯｘが取り除かれ、脱硫さ
れたガスは排出ノズル０４を通り装置外へ排出される。
３によって説明する。排ガス０１は円筒槽０２の上部よ
り円筒軸方向に流入し、槽０２内に設置された吸収液ス
プレー装置０３によるミスト状の吸収液滴と接触する。
その際に、排ガス中に含まれるＳＯｘと吸収液滴とが化
学反応を起こし排ガス中のＳＯｘが取り除かれ、脱硫さ
れたガスは排出ノズル０４を通り装置外へ排出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
排煙脱硫装置では、例えば排ガスに偏流がある場合にお
いて、吸収液スプレーとの局所的な反応となるため、反
応領域がごく限られたものとなり、吸収液スプレー装置
などを増加させるなどの対策を施す必要があった。
排煙脱硫装置では、例えば排ガスに偏流がある場合にお
いて、吸収液スプレーとの局所的な反応となるため、反
応領域がごく限られたものとなり、吸収液スプレー装置
などを増加させるなどの対策を施す必要があった。
【０００４】本発明は上記技術水準に鑑み、排ガスと吸
収液スプレーとが効率よく接触して脱硫効率を向上させ
うる排煙脱硫装置を提供しようとするものである。
収液スプレーとが効率よく接触して脱硫効率を向上させ
うる排煙脱硫装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は内部に吸収液ス
プレー装置を、上部に硫黄酸化物含有排ガスを接線方向
に流入させるダクトを有する円筒槽、該円筒槽と同軸上
に下方を開口し上方を排気口とした排気管を設けてなる
ことを特徴とする円筒型排煙脱硫装置である。
プレー装置を、上部に硫黄酸化物含有排ガスを接線方向
に流入させるダクトを有する円筒槽、該円筒槽と同軸上
に下方を開口し上方を排気口とした排気管を設けてなる
ことを特徴とする円筒型排煙脱硫装置である。
【０００６】
【作用】本発明の排煙脱硫装置では槽内に旋回流を発生
させることで、ガスの流れを安定化させると同時に、吸
収液スプレーによるミスト状の吸収液滴が旋回流による
遠心力のため槽壁近傍に集められ、確実にガスと吸収液
滴が混じり合う。さらに、反応時間が長くなることで効
率のよい脱硫が期待できる。また、スプレーミストが旋
回流により槽内壁へと遠心分離されることでガス中に随
伴される量も減少させることができる。
させることで、ガスの流れを安定化させると同時に、吸
収液スプレーによるミスト状の吸収液滴が旋回流による
遠心力のため槽壁近傍に集められ、確実にガスと吸収液
滴が混じり合う。さらに、反応時間が長くなることで効
率のよい脱硫が期待できる。また、スプレーミストが旋
回流により槽内壁へと遠心分離されることでガス中に随
伴される量も減少させることができる。
【０００７】
【実施例】図１，図２は本発明の一実施例としての排煙
脱硫装置を示すもので、図１はその概念図、図２は図１
のＡ−Ａ矢視図である。排ガス１は円筒槽２の上部より
円筒軸面に対し接線方向に流入させるダクト５により槽
２内に流入する。槽２内でガスは旋回流６を形成する。
一方、吸収液スプレー装置３によるミスト状の吸収液７
は旋回流６による遠心力のため槽２壁付近に集められ
る。さらに脱硫されたガスは円筒槽２内部にある排出ダ
クト４により外部へ排出される。なお、図１中、９は落
下する吸収液滴、１０は吸収液溜を示す。
脱硫装置を示すもので、図１はその概念図、図２は図１
のＡ−Ａ矢視図である。排ガス１は円筒槽２の上部より
円筒軸面に対し接線方向に流入させるダクト５により槽
２内に流入する。槽２内でガスは旋回流６を形成する。
一方、吸収液スプレー装置３によるミスト状の吸収液７
は旋回流６による遠心力のため槽２壁付近に集められ
る。さらに脱硫されたガスは円筒槽２内部にある排出ダ
クト４により外部へ排出される。なお、図１中、９は落
下する吸収液滴、１０は吸収液溜を示す。
【０００８】
【発明の効果】従来の排煙脱硫装置では排ガスに偏流が
ある場合など局所的な反応になるおそれがあったが、本
発明装置によれば、排ガスに旋回流を発生させることが
できるのでガス流れを安定化させると同時にミスト状の
吸収液滴との反応時間を長くすることが可能となり、脱
硫の効果を向上させることができる。
ある場合など局所的な反応になるおそれがあったが、本
発明装置によれば、排ガスに旋回流を発生させることが
できるのでガス流れを安定化させると同時にミスト状の
吸収液滴との反応時間を長くすることが可能となり、脱
硫の効果を向上させることができる。
【図１】本発明の排煙脱硫装置の一実施例の概念図。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図。
【図３】従来の排煙脱硫装置の一態様の概念図。
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に吸収液スプレー装置を、上部に硫
黄酸化物含有排ガスを接線方向に流入させるダクトを有
する円筒槽、該円筒槽と同軸上に下方を開口し上方を排
気口とした排気管を設けてなることを特徴とする円筒型
排煙脱硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347812A JPH06190240A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 円筒型排煙脱硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347812A JPH06190240A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 円筒型排煙脱硫装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190240A true JPH06190240A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18392757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4347812A Withdrawn JPH06190240A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 円筒型排煙脱硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190240A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104508264A (zh) * | 2012-09-19 | 2015-04-08 | 川崎重工业株式会社 | 洗涤除尘装置、发动机系统以及船舶 |
| JP5910798B2 (ja) * | 2013-10-17 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | ガス吸収塔、ガス吸収塔の製造方法及び船舶 |
| JP5910789B1 (ja) * | 2015-11-17 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および幹管の分割体を吸収塔から取り出す方法 |
| JP5910785B1 (ja) * | 2015-09-14 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および排ガス処理装置のメンテナンス方法 |
| KR20170028447A (ko) | 2015-07-01 | 2017-03-13 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| KR20170033432A (ko) | 2015-06-26 | 2017-03-24 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| KR20170033438A (ko) | 2015-03-16 | 2017-03-24 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| CN111434372A (zh) * | 2019-01-15 | 2020-07-21 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种治理预焙阳极焙烧烟气的方法及装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4347812A patent/JPH06190240A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104508264A (zh) * | 2012-09-19 | 2015-04-08 | 川崎重工业株式会社 | 洗涤除尘装置、发动机系统以及船舶 |
| JP5910798B2 (ja) * | 2013-10-17 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | ガス吸収塔、ガス吸収塔の製造方法及び船舶 |
| JPWO2015056562A1 (ja) * | 2013-10-17 | 2017-03-09 | 富士電機株式会社 | ガス吸収塔、ガス吸収塔の製造方法及び船舶 |
| KR20170033438A (ko) | 2015-03-16 | 2017-03-24 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| KR20170033432A (ko) | 2015-06-26 | 2017-03-24 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| KR20170028447A (ko) | 2015-07-01 | 2017-03-13 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 배기가스 처리장치 |
| JP5910785B1 (ja) * | 2015-09-14 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および排ガス処理装置のメンテナンス方法 |
| WO2017047292A1 (ja) | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および排ガス処理装置のメンテナンス方法 |
| JP2017056385A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および排ガス処理装置のメンテナンス方法 |
| JP5910789B1 (ja) * | 2015-11-17 | 2016-04-27 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および幹管の分割体を吸収塔から取り出す方法 |
| JP2017087193A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および幹管の分割体を吸収塔から取り出す方法 |
| WO2017086024A1 (ja) | 2015-11-17 | 2017-05-26 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置および幹管の分割体を吸収塔から取り出す方法 |
| CN111434372A (zh) * | 2019-01-15 | 2020-07-21 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种治理预焙阳极焙烧烟气的方法及装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |