JP3565943B2 - 湿式脱硫装置 - Google Patents

湿式脱硫装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3565943B2
JP3565943B2 JP09770395A JP9770395A JP3565943B2 JP 3565943 B2 JP3565943 B2 JP 3565943B2 JP 09770395 A JP09770395 A JP 09770395A JP 9770395 A JP9770395 A JP 9770395A JP 3565943 B2 JP3565943 B2 JP 3565943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
processing
desulfurizer
desulfurization
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09770395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08266858A (ja
Inventor
誠一 和田
一宏 赤池
武俊 安宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Japan Petroleum Energy Center JPEC
Original Assignee
Petroleum Energy Center PEC
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Petroleum Energy Center PEC, Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd filed Critical Petroleum Energy Center PEC
Priority to JP09770395A priority Critical patent/JP3565943B2/ja
Publication of JPH08266858A publication Critical patent/JPH08266858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565943B2 publication Critical patent/JP3565943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、化石燃料を使用するボイラ、陸上および舶用ディーゼルエンジンの排ガス中に含まれるダストおよびイオウ酸化物などを同時に除去する湿式脱硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
化石燃料を使用するボイラや、陸上および舶用ディーゼルエンジンの排ガス中には、比較的多量のダストやイオウ酸化物が含まれており、それを大気中に排気することで公害問題になっている。そこで、これを解消するものとして、各種の脱硫装置が開発されている。
【0003】
従来の湿式脱硫装置として、例えば特公昭43−3280号公報に記載されたものなどが知られている。この装置は、一方の側にガス流の導入口を有する1つの分離容器と、この分離容器内に入れた液と、分離容器の他方の側に接続されたポンプと、上記の導入口の付近において分離容器内に設けられ気流を液面に対してほぼ直角に指向させる外らせ板と、その前方かつ上方に設けられ内方に開口している円筒状の室と、前述したほぼ直角方向気流の影響により、前流側と後流側とにおいて液面のレベル差を形成させるようにした傾斜配置の壁部材と分離容器の壁とにより、液面のところから斜め上方に指向して形成された気流通路とを備えたものである。
【0004】
ガス流の導入口から導入された処理ガスは、ブロアの駆動による負圧力がかかると、外らせ板を介して分離容器内に貯留された液面にほぼ直角に潜り込んで、処理ガス中のダストが液中に沈澱したりして除去される一方、ガス部分は主に円筒状の室内で渦流になって液分と接触されて脱硫され、その後、上方傾斜した気流通路に沿って上昇して処理済ガスが排出されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の湿式脱硫装置では、ボイラやエンジンの出力増大に伴って処理ガス量が増加する場合、分離容器を、縦、横、高さの全体的に大型化して対応させていたが、この方法を採用した場合、処理ガス量の増加度合いによっては、スペース的に排ガスの煙道設置が不可能となり、排ガスダクトをその回避方向へ引き回すことになっていた。
【0006】
これにより、この脱硫装置を設置する際には、予め処理ガス量の増加時の対策をも見越して、広い設置スペースが必要であるという問題点があった。
また、処理ガス量が増加すると、前記外らせ板の下端と分離容器との隙間を通過するガス通過流速が大きくなり、圧力損失を増大させるという問題点があった。
【0007】
本発明は、前記従来技術の課題を背景になされたもので、処理ガス量が増加しても、煙道周辺の設置規制の有無に係わりなく煙道設置が可能であり、しかも圧力損失も安定している湿式脱硫装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、脱硫処理液が供給される脱硫器の容器内が、処理ガスのガス入口と、ガス吹き出し口が形成されたガス導入室と、該ガス導入室のガス吹き出し口に連通して、上流側の上部にほぼ円筒状の渦流発生部が設けられ、下流側に上傾斜通路部が設けられた渦流処理室と、該渦流処理室の上傾斜通路部に連通されて、上部に処理済ガスのガス出口が形成されたガス排出室とに仕切られた前記脱硫器において、前記脱硫器を、前記処理ガスの煙道方向に沿って複数台並設させ、全ての前記脱硫器のガス入口に連通する一体化したボックス状の煙道ガス導入部を設けるとともに、全ての前記脱硫器のガス出口に連通する一体化したボックス状の処理ガス排出部を設け、また前記処理ガスを供給するダクトの上流側に接続される前記ガス導入部のガス導入口に、前記脱硫処理液の噴霧ノズルを設け、さらに前記脱硫器のガス導入室内に、前記脱硫処理液の噴射ノズルを設けたことを特徴とする湿式脱硫装置を提供するものである。
【0009】
特に、本発明の湿式脱硫装置においては、前記脱硫器のガス導入室内に、前記脱硫処理液の噴射ノズルを設けている。
【0010】
【作用】
本発明の湿式脱硫装置において、処理ガスはガス導入部を介して、煙道方向に沿って並設されたそれぞれの脱硫器のガス入口から各容器のガス導入室を通過し、この途中で容器内に供給された脱硫処理液に接触することにより吸収され、次いでガス導入室の下部のガス吹き出し口から渦流処理室内へ吹き出された処理ガスおよび霧状の脱硫処理液は渦流発生部内で渦流となり、遠心力によりその渦流発生部の形成面に当たって液膜ができ、処理ガス中のダストは液膜に補集されて、容器の底部に貯溜される。
その後、ほとんど処理が済んだ処理ガスと幾らかの霧状の脱硫処理液は、渦流処理室の上傾斜通路部の形成面にも液膜を作って脱硫およびダストの補集が行われる。そして、上傾斜通路部からガス排出室へ送られた処理済ガスは、そこに形成されたガス出口より、各脱硫器のガス出口に連通されたガス排出部へ一括して流れ込み、それを通して外部排出される。
【0011】
煙道を流れる処理ガス量が増加した場合には、煙道方向に沿って並設される脱硫器の個数を増加させると、煙道周辺の設置規制の有無に係わりなく煙道設置が可能であり、しかも処理ガスの圧力損失に影響が大きいガス吹き出し口での流速が、従来のように処理ガス量の増加にともなって高速化しないので、湿式脱硫装置内での圧力損失も一定に保持することができる。
【0012】
また、湿式脱硫装置においては、脱硫器が煙道方向に沿って横長に並設されているので、それを原因としたガス導入部から各脱硫器に分配される処理ガスの偏流が発生して、処理ガスが均等に分配されない恐れがある。特に、それは処理ガス量が増加するに伴って顕著に現れる傾向にある。
そこで、ガス導入部に接続されるガス導入口に設けた噴霧ノズルから脱硫処理液を噴射すると、ガス導入部の下流に行くに従って脱硫処理液の同伴量が多くなり、従って下流の脱硫器ほど脱硫処理液の流入量が増加するために、ちょうど噴霧された脱硫処理液が弁の働きをして、処理ガスの流入抵抗が調節され、各脱硫器への均等な処理ガスの分配を実現できるとともに、気液接触時間が長くなって脱硫効率も向上する。
【0013】
また、本発明の湿式脱硫装置において、各容器内へ導入された処理ガスには、ガス導入室を通過中に噴射ノズルから脱硫処理液が噴射される。すなわち、ガス導入口に設けた噴霧ノズルからの脱硫処理液の噴霧だけでは、処置ガス量の変動などに十分対応できない場合があり、ガス導入室内に脱硫処理液の噴射ノズルを設けて併用することにより、その処理ガス量の変動に対応容易となるとともに、さらに均等な処理ガスの分配を実現できる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されない。
【0015】
まず、図1〜3に基づいて、本発明の一実施例の湿式脱硫装置を説明する。図1〜2に示すように、本発明の一実施例の湿式脱硫装置10は、脱硫器20を、処理ガスの煙道方向に沿って6台並設させ、全ての脱硫器20のガス入口21に連通するガス導入部22を設けるとともに、全ての脱硫器20のガス出口23に連通するガス排出部24を設けたものである。なお、ガス導入部22とガス排出部24は一体化したボックス状となっており、ガス導入部22にはダクトの上流側に接続されるガス導入口22aが設けられ、ガス導入口22aの中央部には、ガス導入口22aの側板から延びた、脱硫処理液aの噴霧ノズル25が設けられている。また、ガス排出部24にはダクトの下流側に接続されるガス排出口24aが設けられている。
なお、噴霧ノズル25は、処理ガスの流れに対して向流、直角流または平行流などいずれの方向に脱硫処理液aを噴射するように設けてもよく、また噴霧される液量や処理ガス量などにより、噴霧ノズル25の個数を適宜に複数個設けてもよい。
【0016】
図3に示すように、脱硫器20は、煙道方向に直交する方向へ横長な容器30を有しており、容器30のガス入口21側の端部が、垂直板31により仕切られて、高さ方向の中間部付近に脱硫処理液aの噴射ノズル32が設けられたガス導入室33となっている。脱硫処理液aとして、例えば石灰石や消石灰などの吸収剤と吸収生成物である石膏や亜硫酸カルシウムなどとの混合物からなるスラリー状のものや、酸化マグネシウムや亜硫酸マグネシウムなどの吸収剤と吸収生成物である硫酸マグネシウムや亜硫酸マグネシウムなどの混合物からなる溶液またはスラリー状のものなどを採用することが好ましいが、その他のアルカリ塩溶液なども採用できる。
【0017】
ガス導入室33の下部には、ガス吹き出し口34が形成されており、ガス導入室33の下流に、ガス吹き出し口34に連通して渦流処理室35が形成されている。
渦流処理室35は、上流側の上部に配置されて、一端が垂直板31の中間部に固着され、かつ下面が開口された湾曲板36により区画されたほぼ円筒状の渦流発生部37と、湾曲板36の内方へ捲くり込まれた他端から立ち上がって、一旦、容器30の中央上端まで延びたのち、円弧状に下降してガス出口23付近に取り付けられたデミスター38の装着部に取り付けられた上側通路板39および下流側に配置されて、下端が容器30の底部から上側通路板39に沿って立ち上がった下側通路板40により区画された上傾斜通路部41とにより構成されている。
【0018】
この渦流処理室35の下流には、上傾斜通路部41に連通されて、上部に前記処理済ガスのガス出口23が形成されたガス排出室42が配置されており、また容器30の底部には、ガス入口21側の端部からガス出口23側の端部へ徐々に下方傾斜するドレン部43が設けられており、ドレン部43の最下端部に、排出管44に接続された脱硫処理後の廃液の排出口45が形成されている。
【0019】
次に、本発明の一実施例の湿式脱硫装置10の動作を説明する。
図1〜2に示すように、イオウ酸化物やダストを含んだ処理ガスを、図外のダクトを介してガス導入口22aから湿式脱硫装置10内へ導入させると、まず処理ガスはガス導入部22を直進して、煙道方向に沿って並設されたそれぞれの脱硫器20のガス入口21から各容器30のガス導入室33へ導かれ、ここで噴射ノズル32から脱硫処理液aが噴射されて、処理済ガス中のイオウ酸化物が吸収される。
【0020】
この際、脱硫器20が煙道方向に沿って横長に並設されているので、長尺なガス導入部22から各脱硫器20へ分配される途中の処理ガスに偏流が発生して均等なガス配分ができなくなる恐れがあるが、ガス導入口22aに設けた噴霧ノズル25からの脱硫処理液aの噴射により、ガス導入部22の下流に進むに従って脱硫処理液aの同伴量が増加し、下流の脱硫器20ほど脱硫処理液aの流入量が多くなって、ちょうど弁のように処理ガスの流入抵抗を調整する。これにより、各脱硫器20への均等な処理ガスの分配を実現できるとともに、気液接触時間が長くなって脱硫効率も向上できる。
【0021】
また、ガス導入口22aに設けた噴霧ノズル25からの脱硫処理液aだけでは、ガス量の変動などに十分追従できない場合があり、ガス導入室33内に脱硫処理液aの噴射ノズル32を設けて併用することにより、対応容易になるとともに、さらに均等な処理ガスの分配を実現できる。
【0022】
次いで、ガス導入室33のガス吹き出し口34において、10m/s以上に加速された処理済ガスや霧状の脱硫処理液aは渦流処理室35内へ吹き出され、ここの渦流発生部37内で渦流となり、遠心力によりその渦流発生部37の形成面である湾曲板36の内面に当たって液膜ができ、処理ガス中のダストは液膜に補集されて、容器20の底部のドレン部43へ流れ落ちる。
【0023】
その後、ほとんど処理が済んだ処理ガスと幾らかの霧状の脱硫処理液aは、上傾斜通路部41の形成面である上下側通路板39、40の内面にも液膜を作って脱硫およびダストの補集が行われる。そして、上傾斜通路部41を通過してガス排出室42へ送られた処理済ガスは、デミスター38により液分などがろ過されてガス出口23より、各脱硫器20に連通されたガス排出部24へ一括して流れ込み、ダクトを介して外部排出される。
また、ダストを含む脱硫処理後の廃液は、ドレン部43により集められて排出口45から排出管44を通して排出される。
【0024】
煙道を流れる処理ガス量が増加した場合には、煙道方向に沿って並設される脱硫器20の個数を増加させればよく、これにより煙道周辺の設置規制の有無に係わりなく煙道設置が可能であり、しかも処理ガスの圧力損失に影響が大きいガス吹き出し口34での流速が、従来のように処理ガス量の増加にともなって高速化しないので、湿式脱硫装置内での圧力損失も一定に保持することができる。
【0025】
ここで、実施例の湿式脱硫装置を用いた脱硫処理実験を示す。
10台の脱硫器20を並設したテスト機を使用し、ガス導入口22aに設けた噴霧ノズル25およびガス導入室30に設けた噴射ノズル32を併用し、おのおのから脱硫処理液aを噴射した場合の実施例と、ガス導入室30に設けた噴射ノズル32のみから脱硫処理液aを噴射した場合の比較例とを対比して、使用した脱硫処理液量と脱硫効率との関係を測定した。結果を表1に示し、そのグラフを図5に示す。なお、処理ガス量は、3,750(Nm/H)、実施例におけるガス導入口に設けた噴霧ノズル25から噴射した脱硫処理液aの量は8(m/H)である。
【0026】
【表1】
Figure 0003565943
【0027】
この実験結果から分かるように、ガス導入口22aに設けた噴霧ノズル25からの脱硫処理液aの噴射を併用することにより、脱硫効率が向上することが明確になった。
【0028】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、図4に示すような、本発明の他の実施態様の湿式脱硫装置50のように、ガス導入部51とガス排出部52とを、各脱硫器20の側部に平行に接続するようにしてもよい。この場合、各ガス導入室33の外側板の上部に、ガス導入部51と連通する開口部が設けられ、また各デミスター38より下流のガス出口23付近の外側板に、ガス排出部52と連通する開口部が設けられている。また、脱硫器のガス導入室、渦流処理室およびガス排出室の形状は、実施例のものに限定されなくてもよい。
【0029】
そして、処理ガスの煙道方向に沿って並設される脱硫器の個数も任意個数でよい。
さらに、実施例では脱硫器のガス導入室内に、脱硫処理液の噴射ノズルを設けたが、これに限定しなくても、従来手段のように、容器の所定高さまで脱硫処理液を貯溜するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明の湿式脱硫装置は、このように複数台の脱硫器を、処理ガスの煙道方向に沿って並設させ、全ての脱硫器のガス入口に連通する一体化したボックス状の煙道ガス導入部を設けるとともに、全ての脱硫器のガス出口に連通する一体化したボックス状の処理ガス排出部を設けるようにしたので、煙道を流れる処理ガス量が増加した場合には、煙道方向に沿って並設される脱硫器の個数を増加させればよく、煙道周辺の設置規制の有無に係わりなく煙道設置が可能であり、しかも処理ガスの圧力損失に影響が大きいガス吹き出し口での流速が、従来のように処理ガス量の増加にともなって高速化しないので、湿式脱硫装置内での圧力損失も一定に保持することができる。
【0031】
また、湿式脱硫装置において、ガス導入部に接続されるガス導入口に設けられた噴霧ノズルから脱硫処理液が噴霧されると、ガス導入部の下流に進むに従って脱硫処理液の同伴量が増加し、これにより下流の脱硫器ほど脱硫処理液の流入量が多くなることにより、処理ガスの流入抵抗が調節されることになり、脱硫器が煙道方向に沿って横長に並設されていることを原因としたガス導入部から各脱硫器に分配される処理ガスの偏流発生などを防止して、均等な処理ガスの分配を実現できるとともに、気液接触時間が長くなるために脱硫効率も向上できる。
【0032】
また、本発明の湿式脱硫装置においては、処理ガスを供給するダクトの上流側に接続されるガス導入部のガス導入口に設けた噴霧ノズルからの脱硫処理液だけでは、ガス量の変動などに十分追従できない場合があり、前記脱硫器のガス導入室に脱硫処理液の噴射ノズルを設けて併用することにより、その変動などに対応可能となるとともに、さらに均等な処理ガスの分配を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の湿式脱硫装置の分解斜視図である。
【図2】一実施例の湿式脱硫装置の斜視図である。
【図3】一実施例の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施態様の湿式脱硫装置の斜視図である。
【図5】実施例の湿式脱硫装置を用いた脱硫実験の脱硫処理液量と脱硫効率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 湿式脱硫装置
20 脱硫器
21 ガス入口
22 ガス導入部
22a ガス導入口
23 ガス出口
24 ガス排出部
25 噴霧ノズル
30 容器
32 噴射ノズル
33 ガス導入室
34 ガス吹き出し口
35 渦流処理室
37 渦流発生部
41 上傾斜通路部
42 ガス排出室
50 湿式脱硫装置
a 脱硫処理液

Claims (1)

  1. 脱硫処理液が供給される脱硫器の容器内が、処理ガスのガス入口と、ガス吹き出し口が形成されたガス導入室と、該ガス導入室のガス吹き出し口に連通して、上流側の上部にほぼ円筒状の渦流発生部が設けられ、下流側に上傾斜通路部が設けられた渦流処理室と、該渦流処理室の上傾斜通路部に連通されて、上部に処理済ガスのガス出口が形成されたガス排出室とに仕切られた前記脱硫器において、前記脱硫器を、前記処理ガスの煙道方向に沿って複数台並設させ、全ての前記脱硫器のガス入口に連通する一体化したボックス状の煙道ガス導入部を設けるとともに、全ての前記脱硫器のガス出口に連通する一体化したボックス状の処理ガス排出部を設け、また前記処理ガスを供給するダクトの上流側に接続される前記ガス導入部のガス導入口に、前記脱硫処理液の噴霧ノズルを設け、さらに前記脱硫器のガス導入室内に、前記脱硫処理液の噴射ノズルを設けたことを特徴とする湿式脱硫装置。
JP09770395A 1995-03-31 1995-03-31 湿式脱硫装置 Expired - Lifetime JP3565943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09770395A JP3565943B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 湿式脱硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09770395A JP3565943B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 湿式脱硫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08266858A JPH08266858A (ja) 1996-10-15
JP3565943B2 true JP3565943B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=14199292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09770395A Expired - Lifetime JP3565943B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 湿式脱硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3565943B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014017377A1 (ja) * 2012-07-23 2014-01-30 Shimizu Keigo 排ガス発電浄化システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08266858A (ja) 1996-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2008311195B2 (en) Systems and methods for removing gaseous pollutants from a gas stream
EP1034025B1 (en) Gas-liquid contactor with liquid redistribution device
KR20160088261A (ko) 습식 스크러버 노즐 시스템 및 공정 가스를 세정하기 위한 사용 방법
US6923852B2 (en) Flue gas desulfurization system with a stepped tray
JPH01270960A (ja) 遠心分離型塗料ミスト含有気体浄化装置
US10137398B2 (en) Apparatus and method for treatment of exhaust gas
JP2000210532A (ja) 排煙脱硫装置
JP3565943B2 (ja) 湿式脱硫装置
JP3861047B2 (ja) 排ガス清浄装置
JP3621159B2 (ja) 排ガスの処理方法及び装置
JPH06190240A (ja) 円筒型排煙脱硫装置
JP3319631B2 (ja) 水噴霧式空気浄化装置
JP2003103139A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JP2739439B2 (ja) 湿式脱硫装置
JP3517298B2 (ja) 排煙脱硫装置
JP2004337809A (ja) 洗浄集塵装置
JP3322456B2 (ja) 水噴霧式空気浄化装置
JPH06154550A (ja) 吸収装置
TWI802860B (zh) 脫硫裝置的吸收塔
JP2000084341A (ja) ガス処理装置
KR20050106146A (ko) 축류식 세미드라이 스크라바
JPH07229325A (ja) 脱硫煙突
RU2064812C1 (ru) Аппарат для обработки газа
JP3580914B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPS6393321A (ja) 含塵ガスの洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040609

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term