JP3322456B2 - 水噴霧式空気浄化装置 - Google Patents
水噴霧式空気浄化装置Info
- Publication number
- JP3322456B2 JP3322456B2 JP24154593A JP24154593A JP3322456B2 JP 3322456 B2 JP3322456 B2 JP 3322456B2 JP 24154593 A JP24154593 A JP 24154593A JP 24154593 A JP24154593 A JP 24154593A JP 3322456 B2 JP3322456 B2 JP 3322456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water spray
- air
- dust
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
を噴霧することにより空気から塵埃を除去する水噴霧式
空気浄化装置に関する。
空気浄化装置として、塵埃を含んだ空気に水を噴霧する
ことにより空気から塵埃を除去する形式の水噴霧式空気
浄化装置が知られている。
浄化装置を示しており、図において符号11は、ダクト
13から供給される、例えば二酸化硫黄等の有害ガスや
塵埃を含んだ空気が上流側から下流側に向けて通過され
る水噴霧室を示している。
が配置されている。水噴霧装置15は、水平に配置され
る主配管17を有しており、主配管17には、所定間隔
を置いて分岐管19が垂直方向に分岐されている。
管19には、上下方向に所定間隔を置いて、塵埃を含ん
だ空気に水を噴霧するための複数のノズル21が配置さ
れている。
内を通過した空気に含まれる水分を除去する、例えば、
エリミネータからなる水分離器23が配置されている。
そして、水噴霧室11の下方には、貯水槽25が配置さ
れている。
が開口されており、循環配管27の他端は、主配管17
に接続されている。循環配管27には、貯水槽25内の
水を循環するためのポンプ29、および循環水から比較
的大きい塵埃を除去するためのフィルタ31が配置され
ている。
ト13から水噴霧室11内に流入した塵埃を含んだ空気
は、水噴霧室11の上流側から下流側に向けて通過し、
この間にノズル21から噴霧される噴霧水により塵埃に
水が付着し、これにより塵埃が下方に向けて自然落下
し、空気中から塵埃が除去され、塵埃を除去された空気
は、水分離器23に流入し、空気中の水分が除去され
る。
を通り、フィルタ31により比較的大きな塵埃を除去さ
れた後、主配管17から分岐管19に導かれ、分岐管1
9のノズル21から水噴霧室11内に噴霧され、貯水槽
25に循環される。
うな従来の水噴霧式空気浄化装置では、水が付着してい
るにも係わらず自然落下しない塵埃、あるいは、微細塵
埃を多量に吸収しても落下しない水滴が多量に存在し、
これ等の塵埃が空気の流れによりそのまま水分離器23
に流入するため、水分離器23内に塵埃が付着し、水分
離器23の分離効率が低下するという問題があった。
ので、水分離器内に塵埃が付着することを従来より大幅
に低減することができる水噴霧式空気浄化装置を提供す
ることを目的とする。
化装置は、塵埃を含んだ空気が水平方向に上流側から下
流側に向けて通過される水噴霧室と、この水噴霧室内に
配置され前記塵埃を含んだ空気の流れの側方から水を噴
霧するための複数のノズルを有する水噴霧装置と、前記
空気の流れに平行にかつ垂直に配置され前記ノズルから
噴霧された水が衝突される壁部と、前記水噴霧室の下流
側に配置され前記水噴霧室内を通過した空気に含まれる
水分を除去する水分離器とを備え、前記水分離器におけ
る前記空気の流入側に、外部から供給される上水を噴霧
する上水噴霧装置を配置してなるものである。
における空気の流入側において、上水噴霧装置から噴霧
された上水が、空気中に混合し、一部の上水が空気とと
もに水分離器内に流入し、この流入した上水により水分
離器内が洗浄される。
ついて説明する。図1および図2は、本発明の水噴霧式
空気浄化装置の一実施例を示すもので、これ等の図にお
いて、符号41は、ダクト43から供給される、例え
ば、二酸化硫黄等の塵埃を含んだ空気Aが上流側から下
流側に向けて通過される水噴霧室を示している。
が配置されている。水噴霧装置45は、水平に配置され
る主配管47a,47bを有しており、主配管47a,
47bには、所定間隔を置いて分岐管49が垂直方向に
分岐されている。
管49には、上下方向に所定間隔を置いて、塵埃を含ん
だ空気に水を噴霧するための複数のノズル51が配置さ
れている。
内を通過した空気に含まれる水分を除去する、例えば、
エリミネータからなる水分離器53が配置されている。
そして、水噴霧室41の下方には、貯水槽55が配置さ
れている。
が開口されており、循環配管57の他端は、主配管47
a,47bに接続されている。循環配管57には、貯水
槽55内の水を循環するためのポンプ59、および循環
水から比較的大きい塵埃を除去するためのフィルタ61
が配置されている。
を含んだ空気の流れ方向に沿って、かつ、ほぼ垂直に仕
切板63が配置されている。また、仕切板63の両側お
よび水噴霧室41の壁面41aの内側には、主配管47
b,47aが配置され、それぞれの主配管47a,47
bには、分岐管49が分岐されている。
49のノズル51からの水噴霧方向が、噴霧水Wが仕切
板63に向かう方向にされ、さらに、ノズル51からの
水噴霧圧力が、噴霧水Wが仕切板63に確実に衝突する
圧力にされている。
7bのノズル51からの水噴霧方向が、噴霧水Wが壁面
41aに向かう方向にされ、さらに、ノズル51からの
水噴霧圧力が、噴霧水Wが壁面41aに確実に衝突する
圧力にされている。
における空気の流入側に、外部から供給される上水を噴
霧する上水噴霧装置65が配置されている。この上水噴
霧装置65は、蒸留水,水道水等の上水を、外部から所
定の圧力で供給するための供給配管67を有している。
入側の上方に水平に配置されている。供給配管67に
は、水平方向に所定間隔を置いて複数の上水分岐管69
が、垂直方向に分岐されている。
を置いて複数の上水噴霧ノズル71が配置されている。
この上水噴霧ノズル71のノズル穴の直径は、分岐管4
9に配置されるノズル51のノズル穴の直径より小径に
されており、比較的微細な噴霧水が噴霧される。
ト43から水噴霧室41内に流入した塵埃を含んだ空気
Aは、水噴霧室41の上流側から下流側に向けて通過
し、この間にノズル51から噴霧される噴霧水Wに衝突
した空気中の塵埃が、噴霧水Wとともに仕切板63また
は壁面41aに衝突し、噴霧水Wにより仕切板63また
は壁面41aの表面に形成される水膜に捕捉され、水膜
の落下とともに仕切板63または壁面41aに沿って落
下し、空気中から大部分の塵埃が除去される。
は、水分離器53における空気の流入側において、上水
噴霧装置65から噴霧された上水によりさらに塵埃を除
去されて、混合した一部の上水とともに、水分離器53
に流入し、この水分離器53において空気中の水分が除
去される。
を通り、フィルタ61により比較的大きな塵埃を除去さ
れた後、主配管47a,47bから分岐管49に導か
れ、分岐管49のノズル51から水噴霧室41内に噴霧
され、貯水槽55に循環される。
式空気浄化装置では、水分離器53における空気の流入
側において、上水噴霧装置65から噴霧された上水が、
空気中に混合し、一部の上水が空気とともに水分離器5
3内に流入し、この流入した上水により水分離器53内
が洗浄されるため、水分離器53内に塵埃が付着するこ
とを従来より大幅に低減することが可能になる。
は、供給配管67には上水が供給されるため、上水噴霧
ノズル71のノズル穴の直径を比較的小径にしても、ノ
ズル穴が塵埃等により詰まることがないため、上水噴霧
ノズル71のノズル穴の直径を、分岐管49に配置され
るノズル51のノズル穴の直径より小径にすることがで
き、この結果、上水噴霧ノズル71から比較的微細な噴
霧水を噴霧することが可能になり、塵埃の除去効率を向
上することができる。
は、水噴霧室41内において、塵埃を含んだ空気の流れ
の側方から、ノズル51からの噴霧水Wが噴霧され、こ
の噴霧水Wに衝突した空気中の塵埃が、噴霧水Wととも
に仕切板63に衝突し、噴霧水Wにより仕切板63の表
面に形成される水膜に捕捉され、水膜の落下とともに仕
切板63に沿って落下するため、水噴霧室41内におけ
る塵埃の除去効率を従来より大幅に向上することができ
る。
気浄化装置では、水分離器における空気の流入側におい
て、上水噴霧装置から噴霧された上水が、空気中に混合
し、一部の上水が空気とともに水分離器内に流入し、こ
の流入した上水により水分離器内が洗浄されるため、水
分離器内に塵埃が付着することを従来より大幅に低減す
ることができる。
ため、比較的微細な噴霧水を噴霧することが容易に可能
になり、塵埃の除去効率を向上することができるという
利点がある。
すもので図2のI−I線に沿う断面図である。
のIII−III線に沿う断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 塵埃を含んだ空気が水平方向に上流側か
ら下流側に向けて通過される水噴霧室と、 この水噴霧室内に配置され前記塵埃を含んだ空気の流れ
の側方から水を噴霧するための複数のノズルを有する水
噴霧装置と、前記空気の流れに平行にかつ垂直に配置され前記ノズル
から噴霧された水が衝突される壁部と、 前記水噴霧室の下流側に配置され前記水噴霧室内を通過
した空気に含まれる水分を除去する水分離器と、 を備え、 前記水分離器における前記空気の流入側に、外部から供
給される上水を噴霧する上水噴霧装置を配置してなるこ
とを特徴とする水噴霧式空気浄化装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24154593A JP3322456B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水噴霧式空気浄化装置 |
CN94115367A CN1055871C (zh) | 1993-09-28 | 1994-09-23 | 水喷雾式空气净化装置 |
CN 00100502 CN1266745A (zh) | 1993-09-28 | 2000-01-18 | 水喷雾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24154593A JP3322456B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水噴霧式空気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0796123A JPH0796123A (ja) | 1995-04-11 |
JP3322456B2 true JP3322456B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17075956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24154593A Expired - Fee Related JP3322456B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水噴霧式空気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322456B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101394545B1 (ko) * | 2014-01-14 | 2014-05-14 | 전용태 | 도료 분진 제거 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103521353B (zh) * | 2013-08-26 | 2016-05-04 | 国网吉林省电力有限公司辽源供电公司 | 基于智能电网的中心城市大气细颗粒物污染治理方法及系统 |
CN107830567A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-23 | 王全龄 | 一种城市大气雾霾治理系统 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24154593A patent/JP3322456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101394545B1 (ko) * | 2014-01-14 | 2014-05-14 | 전용태 | 도료 분진 제거 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0796123A (ja) | 1995-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4204847A (en) | Mist eliminator device for a wet scrubber apparatus | |
JP2009539579A (ja) | 湿式静電集塵装置 | |
PL183592B1 (pl) | Urządzenie płuczące do oczyszczania gazów spalinowych | |
US9545645B2 (en) | Paint spray booth | |
JP2015073990A (ja) | 湿式脱硫スプレー塔用の方法および装置 | |
PL165481B1 (en) | Method of and apparatus for treating waste gases containing dusty matter and chemical pollutants | |
JPH07102300B2 (ja) | ガス吸収塔 | |
TW201733656A (zh) | 排煙脫硫裝置 | |
HU221182B1 (en) | Improved entrainment separator for high velocity gases and reheating of scrubber gases | |
JPH0251650B2 (ja) | ||
JP3322455B2 (ja) | 水噴霧式空気浄化装置 | |
EP0706814B1 (en) | Wet flue-gas desulphurization system | |
JP3319631B2 (ja) | 水噴霧式空気浄化装置 | |
JP3322457B2 (ja) | 水噴霧式空気浄化装置 | |
JP3322456B2 (ja) | 水噴霧式空気浄化装置 | |
US4099938A (en) | Mist eliminator cleaning device | |
JP3621159B2 (ja) | 排ガスの処理方法及び装置 | |
US4206159A (en) | Rod scrubber | |
JPH0696087B2 (ja) | 水膜スプレー式脱硫装置 | |
JP3745779B2 (ja) | 水噴霧式空気浄化装置 | |
JP3517298B2 (ja) | 排煙脱硫装置 | |
JP3338209B2 (ja) | 湿式排煙脱硫装置の吸収塔 | |
JPH10192646A (ja) | ミスト除去機能を備えた水平流型湿式排煙脱硫装置 | |
JPH11151421A (ja) | 排煙脱硫装置の煙道堆積物除去装置 | |
JPS6012114A (ja) | 排ガス浄化処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |