JP3621159B2 - 排ガスの処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスの処理方法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスを冷却除塵塔に導入し、ここで排ガスを冷却除塵した後、脱硫装置に導入して脱硫処理し、次いで脱硫処理された排ガスをミストエリミネータに導入し、ここで排ガス中の液滴粒子(ミスト)を除去した後、湿式電気集塵装置に導入し、ここで排ガス中に残存する粉塵を除去した後、大気へ放出する排ガスの処理方法は広く行われている。
【0003】
ところで、このような排ガスの処理方法においては、排ガス中に含まれる粉塵を除去するために、前記したように、湿式電気集塵装置が用いられているが、このものは、大規模の装置でありその装置コストは非常に高く、しかもその設置面積も広いことから、排ガス処理コストを上昇させる大きな要因の1つになっている。
従って、このような湿式電気集塵装置は、可能であれば、その配設を省略することが望ましいものであるが、大気へ放出させる排ガス中の粉塵濃度規制は年々厳しくなってきており、この点から、前記湿式電気集塵装置の配設は余儀ないものとされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスの処理方法及び装置において、湿式電気集塵装置の使用を必要としない方法及び装置を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスを処理する方法において、
(i)排ガスを冷却除塵塔に導入し、噴霧状液滴粒子と接触させた後、その冷却除塵塔から抜出すこと、
(ii)冷却除塵塔から抜出された排ガスを、第1隔板とその上方に位置する第2隔板とによってその内部が第1室と第1室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣接する第3室とに区画された密閉槽におけるその第2室に供給すること、
(iii)第2室に供給された排ガスを第1隔板に形成された透孔に垂設された排ガス分散管を通して第1室に収容されている吸収液中に吹込むこと、
(iv)第1室の上部空間に存在する排ガスを第1室と第3室との間を連絡し、その上端が第2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒内を上昇させること、
(v)排ガス上昇筒を通して第3室に上昇してきた排ガスをその排ガス上昇筒の上方に配設されている液体流下壁を有し、その先端から洗浄液が液幕状に流下している排ガス衝突板に衝突させるとともに、排ガスをその液幕と接触させること、
(vi)第3室内において前記液幕と接触させた後の排ガスを第3室に配設された排ガス出口から排出させること、
(vii)第3室から排出された後の排ガスをミストエリミネータに導入し、排ガス中に含まれる液滴粒子を除去した後、ミストエリミネータから抜出すこと、
(viii)ミストエリミネータから抜出した排ガスを湿式電気集塵処理することなく大気中へ放出させること、
を特徴とする排ガスの処理方法が提供される。
【0006】
また、本発明によれば、排ガスを冷却除塵する排ガス冷却除塵塔と、冷却除塵塔からの排ガスを脱硫するための脱硫装置と、脱硫装置から排出された排ガス中の液滴粒子を除去するためのミストエリミネータと、ミストエリミネータからの排ガスを大気中へ放出させる排ガス排出筒を備えたものであって、前記脱硫装置は、第1隔板とその上方に位置する第2隔板とによってその内部が第1室と第1室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣接する第3室とに区画された密閉槽と、第2室の周壁に形成された排ガス入口と、第3室に配設された脱硫排ガス出口と、第1隔板に形成された透孔と、その透孔に垂設され、第2室に供給された排ガスを第1室に収容されている吸収液中に吹きこむための排ガス分散管と、第1室と第3室とを連絡し、その上端が第2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒と、第3室において排ガス上昇筒の上方に配設され、液体流下壁とその液体流下壁に洗浄液を供給する液分散機構を有する排ガス衝突板を備えたことを特徴とする排ガスの処理装置が提供される。
【0007】
次に、本発明を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の排ガスの処理装置の模式図を示す。この図において、1は排ガス処理装置、1’は密閉槽(又は排ガス脱硫装置)、2は第1隔板、3は第2隔板、4は天板、5は第1室、6は第2室、7は第3室、8は排ガス導入ダクト、9は排ガス分散管、10は排ガス上昇筒、11は排ガス導出ダクト、12はミストエリミネータ、13は排ガス洗浄液抜出し管、14は排ガス洗浄液槽、15はポンプ、16は排ガス洗浄液供給管、17は排ガス洗浄液スプレーノズル、18は吸収剤供給管、19,19’は洗浄液供給管、20は排ガス洗浄液補給管、21は酸素含有ガス供給管、22は酸素含有ガス噴出ノズル、23は排液管、24は撹拌機、25は排ガス洗浄液導管、26は排ガス衝突板、31は冷却除塵塔、31’は密閉筒体、32は排ガス導入ダクト、33は冷却液抜出し管、34はポンプ、35は冷却液供給管、36は冷却液スプレーノズル、37は加熱器、38は排ガス排出筒、Aはフロス層(気液混合層)、Lは吸収液、Lは排ガス洗浄液、Lは冷却液を各示す。
【0008】
図1に示す本発明の排ガス脱硫処理装置1は、大型の密閉槽1’から構成され、その槽の内部は、第1隔板2及びその上方に位置する第2隔板3によって第1室5と第1室の上方に隣接する第2室6と第2室の上方に隣接する第3室7とに区画されている。第3室の上部空間は天板4によって密閉されている。第1隔板2は水平又はやや傾斜したものであることができる。第2隔板3は水平又は傾斜したものであることができ、その傾斜角は特に制約されない。
第1室5の内部には、吸収液Lが収容されている。また、第1室には、撹拌機24と、吸収液L中に酸素を供給する必要がある場合に用いられる酸素含有ガス噴出ノズル22が配設されている。
第2室6の周壁には排ガス入口が配設され、この入口には排ガス導入ダクト8が連結されている。第2室の空間には特別の装置の配設は特に必要とはされないが、必要に応じ、吸収液をスプレーするためのスプレーノズル(図示されず)を配設することもできる。
第3室7の内には、排ガス上昇筒10の出口の上方に排ガス衝突板26が配設されている。
第3室7の上方に配設された天板4には、排ガス出口が配設され、この出口には脱硫排ガス導出ダクト11が連結されている。また、排ガス出口は周壁に形成することもできる。
密閉槽1’の外部には、第3室7の床面を構成する第2隔板3上に滞留する洗浄液Lを、第3室の排ガス衝突板26に配設した液分散機構とスプレーノズル17に循環させるための循環ラインが配設されている。この循環ラインは、洗浄液抜出し管13、洗浄液槽14、循環ポンプ15及び洗浄液供給管16、19、19’からなる。洗浄液槽14には、洗浄液を補給するための洗浄液補給管20が連結されている。
【0009】
第1隔板2には、第1室5と第2室6との間を連絡する透孔が多数配設され、各透孔にはその先端が第1室の吸収液L中に延びる排ガス分散管9が垂設されている。また、第1隔板2及び第2隔板3には、排ガス上昇筒10を配設するための開口が配設され、これらの開口には、第1室5の上部空間に存在する排ガスを第3室7に導入させるための排ガス上昇筒10が連結されている。この場合、排ガス上昇筒10の上端は第2隔板の表面より上方に突出し、第2隔板上の洗浄液が第2隔板上に一定量滞留するようになっている。排ガス上昇筒の横断面形状は、円形や正方形、長方形等の各種の形状であることができる。排ガス上昇筒10の上方には、排ガス衝突板26が配設されている。
【0010】
本発明で用いる排ガス衝突板26は、液体流下壁とその液体流下壁に洗浄液を供給する液分散機構を有するものである。この衝突板は、排ガス上昇筒10を上昇してきた排ガスをその下面で受け、排ガス中に含まれる液滴粒子をその下面に液膜として形成させる作用を有する。また、この衝突板は、液体流下壁とその液体流下壁に洗浄液を供給する液分散機構を有し、その液体流下壁の先端から洗浄液を液幕状に流下させる作用を有する。
【0011】
排ガス衝突板26の全体形状は特に制約されないが、一般的には、中央部が排ガス衝突面に形成され、その周縁に液体流下壁を有する下端開口した中空構造物からなる排ガス衝突面は平面や曲面、凹凸面等の種々の面であることができる。液体流下壁面は、液体がその面に沿って流下し、その先端から下方に流下し得る面であればよく、平面や曲面、凹凸面等であることができる。液体流下壁を有する衝突板の形状例を示すと、箱状、中空半球状の他、周縁部よりも中央部が上方に突出した形状、例えば陣笠形状等であることができる。
【0012】
本発明では、前記排ガス衝突板の下面側に対して、液分散機構を配設する。図2に液分散機構を下面に配設した衝突板の1つの例について示す。図2において、26は衝突板を示し、このものは排ガス衝突部Aと、その周縁に形成された液体流下壁Bから構成される。また、衝突板の下面に配設された液分散機構は、衝突板の液体流下壁に洗浄液を供給するもので、衝突板の中央部下方に開口する液体導入管41と、その液体導入管の開口部を包囲する短筒42と、その短筒の先端開口に配設した液分散板43から構成される。液分散板43としては、液体を放射状に噴出又は流出させる構造のものであればよい。図3及び図4に液分散板の斜視図を示す。
【0013】
図2に示した液分散機構を有する排ガス衝突板26に対し、その液体導入管41を通して排ガス洗浄液を供給すると、その洗浄液は矢印aの方向に噴出又は流出され、衝突板26の液体流下壁Bの内面に受止され、その内面を下方に流下し、その液体流下壁先端から矢印b方向に液幕状で流下する。排ガス上昇筒を上昇してきた排ガスは、衝突板26の衝突部Aの下面に衝突し、その流路を液体流下壁Bに案内されて下方向に変更し、その液体流下壁先端から下方に向けて形成されている洗浄液の液幕を通過するとともに、その通過に際して液幕と接触する。そして、排ガス中の粉塵はこの液幕との接触により排ガス中から除去される。
【0014】
排ガス処理装置1に対しては、その上流側に、冷却除塵塔31を配設する。この冷却除塵塔31は、密閉筒体31’と、その天板に連結された排ガス導入ダクト32と、密閉筒体の下部に形成された排ガス導出口と、密閉筒体の底部に収容する冷却液Lを密閉筒体の上部に冷却液循環ラインと、冷却液Lをスプレーさせるスプレーノズル36から構成される。また、冷却液循環ラインは、冷却液抜出し管33と循環ポンプ34と冷却液供給管35から構成される。
【0015】
図1に示した装置系を用いて排ガスを処理するには、排ガスを排ガス導入ダクト32を介して冷却除塵塔31内に導入する。冷却除塵塔31では、冷却液Lが冷却液抜出し管33、循環ポンプ34及び冷却液供給管35を通してスプレーノズル36からスプレーされており、冷却除塵塔31内に導入された排ガスは、このスプレーされた冷却液粒子と接触し、排ガスの除塵とともに、排ガスの冷却増湿が行われる。冷却液としては、水や、吸収液、アルカリ性水溶液が用いられる。
【0016】
冷却除塵塔31で処理された排ガスは、その冷却除塵塔31の下部に連結された排ガス処理装置の密閉槽1に連絡する排ガス導入ダクト8を介して、第2室6内に導入され、ここから排ガス分散管9を介して第1室5内の吸収液L中に吹込まれる。吸収液L中に吹込まれた排ガスは気泡となって上昇し、その分散管のガス噴出孔より上方には気泡と吸収液との混合相からなるフロス層Aが形成される。排ガスが吸収液中を気泡として上昇する間に排ガス中に含まれている粉塵や亜硫酸ガス等の汚染物質は吸収液に捕捉され、排ガス中から除去される。
【0017】
このようにして浄化された排ガスは、フロス層Aから上部空間に放散され、ここから排ガス上昇筒10を通って第3室7に導入される。この第3室内には、その床面を形成する第2隔板3の上面に滞留する洗浄液Lを抜出すための洗浄液抜出し管13、洗浄液槽14、ポンプ15、洗浄液供給管16及び19、19’を通って循環される洗浄液が、衝突板26に配設されている液分散機構に供給され、その衝突板26の液体流下壁の先端から洗浄液が液幕状に流下されている。衝突板26の下面に衝突した排ガスは、この洗浄液の流下液幕を通過するが、その際、洗浄液の流下液幕と接触し、排ガス中に残存している粉塵がこの液幕に捕捉され、排ガス中から除去される。
【0018】
第3室内の排ガスは第3室の上方に配設された天板4の開口部に連結された排ガス導出ダクト11を通って槽外へ抜出され、ミストエリミネータ12に導入され、ここでそのガス中に含まれていた吸収液粒子等が除去された後、加熱器37に入り、ここでガス中に残存するミストが気化された後、排ガス筒38を通って大気へ放出される。
【0019】
衝突板26の液体流下壁先端から液幕状で流下した洗浄液は、第2隔板3の上面に落下滞留し、ここから洗浄液抜出し管13を通って洗浄液槽14へ返送される。
【0020】
排ガス分散管9としては、下端部の周壁面にガス噴出孔を有するものや、下端がノズル構造に形成されたもの等の各種のものを用いることができる。図5に下端部の周壁面にガス噴出孔を有する排ガス分散管の斜視図を示す。図5において、9は排ガス分散管を示し、45はその下端部周壁面に形成されたガス噴出孔を示す。
【0021】
洗浄液槽14は、第3室の床面を形成する第2隔板3の上面に滞留する洗浄液Lを一時的に貯留させる貯槽としての作用とともに、補給用の洗浄液の受槽としての作用を示す。補給用の洗浄液は、洗浄液槽14に対し、洗浄液補給管20を通して供給される。
また、図1に示した洗浄液槽14の設置は必ずしも必要とはされず、洗浄液抜出し管13は、これを循環ポンプ15に直接連結させることもできる。この場合には、補給用の洗浄液は、その洗浄液抜出し管13又は洗浄液供給管16に供給することができる。
【0022】
衝突板26に付設された液分散機構やスプレーノズル17に循環される洗浄液の一部は、これを循環ライン、例えば、洗浄液抜出し管13や、図1に示すように洗浄液供給管16から抜出し、系外へ排出させることができるが、好ましくは図1に示すように、導管25を通って吸収液L中に導入させる。このような操作により、衝突板の液分散機構やスプレーノズル17に循環される洗浄液の成分組成を常に所定の範囲に保持し、洗浄液の排ガス中固形分の除去能力を高く保持させることができる。
【0023】
衝突板26の液体流下壁から液幕状に流下させる洗浄液の量は、排ガス上昇筒10から上昇する標準状態に換算された排ガス1m/hr当り、通常、0.1〜10kg/hr好ましくは0.2〜2kg/hrである。このような洗浄液量を衝突板26の液体流下壁から液幕状に流下させることにより、排ガス上昇筒10を上昇する排ガス中に含まれている粉塵を効果的に除去することができる。
【0024】
第1室で用いる吸収液は、亜硫酸ガスに反応性を示す各種のものが用いられる。このようなものとしては、例えば、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等のアルカリ性物質を含む溶液やスラリーが用いられ、特に水酸化カルシウムスラリーや、炭酸カルシウムスラリーが用いられる。また、吸収液として炭酸カルシウムスラリーや水酸化カルシウムスラリーを用いる場合、これらのカルシウム化合物は亜硫酸ガスと反応して亜硫酸カルシウムを形成するが、この場合、吸収液中に空気や酸素を導入することにより、硫酸カルシウム(石コウ)を得ることができる。
【0025】
排ガス洗浄液としては、液体であればどのようなものでも用いることができる。このような洗浄液は、水、海水等の入手容易な任意の液体を用いることもできる。特に水の使用は、その液滴粒子が処理した排ガス中に残存しても粉塵とならないので好ましい。
【0026】
【実施例】
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1
図1に示した構造の排ガス処理装置(但し、スプレーノズル17を省略)を用いて、粉塵:150mg/Nm、SO:800volppm、O:5vol%を含む排煙を除去除塵塔31で処理した後、脱硫装置1で処理した。
この場合の脱硫装置条件を示すと次の通りである。
(1)密閉槽1の直径:3.2m
(2)第1室5の高さ:4m
(3)第2室6の高さ:2m
(4)第3室7の高さ:2.5m
(5)ガス分散管9の直径:4インチ及び本数:110本
(6)排ガス上昇管10の直径:410mm及び本数:6本
(7)排ガス衝突板の構造:図2に示した構造のもの
(8)第1室5における吸収液の静止液面の高さ:3m
ガス分散管9としては、図6に示す構造のものを用い、その下端部周壁面に設けたガス噴出孔45の位置は、吸収液面下180mmの位置に設定した。
また、図1に示す構造の密閉槽1の第1室5内に、あらかじめ、吸収液として、石こう濃度:20重量%の水スラリー液を高さ3mになるように収容させた。
【0027】
次に、あらかじめ冷却除塵塔31で処理した排ガス(SO:800ppm、粉塵:150mg/Nm)を排ガス導入ダクト8から、40,000Nm/hの供給量で脱硫装置1における第2室6内に供給して脱硫処理した。この場合、吸収液の静止液面下2500mmの位置に配設した酸素含有ガス噴出ノズル22から空気を200Nm/hで噴出させるとともに、撹拌機24を回転させて吸収液の撹拌を行った。また、第1室5内の第1吸収液Lに対しては、排液管23を通して石こう濃度の高い吸収液を抜出し、石こうを分離した液に炭酸カルシウムを添加混合して、pHが4.5を維持するように吸収液供給管18より供給した。
さらに、密閉槽1の外部に設置した洗浄液槽14から洗浄液を第3室7内に配設した衝突板26の液分散機構に8.0m/hで供給し、液体流下壁先端から液幕状で流下させた。第2隔板上の洗浄液は、第3室の床面近傍に開口する洗浄液抜出し管13を介して洗浄液槽14に返送した。
前記のようにして排煙を処理した結果、ミストエリミネータを通過した排ガス中の粉塵は2.0mg/Nmであり、高除塵率を得ることができた。
次に、比較のために、排ガス衝突板の配設を省略して排ガス処理を行なったところ、ミストエリミネータを通過した排ガス中の粉塵は4.0mg/Nmであった。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、従来法では達成困難な高除塵率を格別の処理コストの増加を必要とせずに、低消費動力で容易に得ることができ、その産業的意義は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス処理装置系の1例についての模式図を示す。
【図2】液分散機構を配設した排ガス衝突板の1つの例についての説明図を示す。
【図3】液分散板の1つの例についての斜視図を示す。
【図4】液分散板の他の例についての斜視図を示す。
【図5】排ガス分散管の一例についての斜視図を示す。
【符号の説明】
1 密閉槽
2 第1隔板
3 第2隔板
4 天板
5 第1室
6 第2室
7 第3室
8 排ガス導入ダクト
9 排ガス分散管
10 排ガス上昇筒
11 排ガス導出ダクト
12 ミストエリミネータ
13 洗浄液抜出し管
14 洗浄液槽
15 ポンプ
16 洗浄液供給管
17 洗浄液スプレーノズル
18 吸収剤供給管
19 洗浄液供給管
20 洗浄液補給管
26 排ガス衝突板
43 液分散板
45 ガス噴出孔
吸収液
洗浄液
冷却液

Claims (2)

  1. 粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスを処理する方法において、
    (i)排ガスを冷却除塵塔に導入し、噴霧状液滴粒子と接触させた後、その冷却除塵塔から抜出すこと、
    (ii)冷却除塵塔から抜出された排ガスを、第1隔板とその上方に位置する第2隔板とによってその内部が第1室と第1室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣接する第3室とに区画された密閉槽におけるその第2室に供給すること、
    (iii)第2室に供給された排ガスを第1隔板に形成された透孔に垂設された排ガス分散管を通して第1室に収容されている吸収液中に吹込むこと、
    (iv)第1室の上部空間に存在する排ガスを第1室と第3室との間を連絡し、その上端が第2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒内を上昇させること、
    (v)排ガス上昇筒を通して第3室に上昇してきた排ガスをその排ガス上昇筒の上方に配設されている液体流下壁を有し、その先端から洗浄液が液幕状に流下している排ガス衝突板に衝突させるとともに、排ガスをその液幕と接触させること、
    (vi)第3室内において前記液幕と接触させた後の排ガスを第3室に配設された排ガス出口から排出させること、
    (vii)第3室から排出された後の排ガスをミストエリミネータに導入し、排ガス中に含まれる液滴粒子を除去した後、ミストエリミネータから抜出すこと、
    (viii)ミストエリミネータから抜出した排ガスを湿式電気集塵処理することなく大気中へ放出させること、を特徴とする排ガスの処理方法。
  2. 排ガスを冷却除塵する排ガス冷却除塵塔と、冷却除塵塔からの排ガスを脱硫するための脱硫装置と、脱硫装置から排出された排ガス中の液滴粒子を除去するためのミストエリミネータと、ミストエリミネータからの排ガスを大気中へ放出させる排ガス排出筒を備えたものであって、前記脱硫装置は、第1隔板とその上方に位置する第2隔板とによってその内部が第1室と第1室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣接する第3室とに区画された密閉槽と、第2室の周壁に形成された排ガス入口と、第3室に配設された脱硫排ガス出口と、第1隔板に形成された透孔と、その透孔に垂設され、第2室に供給された排ガスを第1室に収容されている吸収液中に吹きこむためのガス分散管と、第1室と第3室とを連絡し、その上端が第2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒と、第3室において排ガス上昇筒の上方に配設され、液体流下壁とその液体流下壁に洗浄液を供給する液分散機構を有する排ガス衝突板を備えたことを特徴とする排ガスの処理装置。
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