JP2001276506A - ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置 - Google Patents
ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置Info
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- JP2001276506A JP2001276506A JP2000097901A JP2000097901A JP2001276506A JP 2001276506 A JP2001276506 A JP 2001276506A JP 2000097901 A JP2000097901 A JP 2000097901A JP 2000097901 A JP2000097901 A JP 2000097901A JP 2001276506 A JP2001276506 A JP 2001276506A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 循環タンク部の吸収液の泡立ちを抑制できる
ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置を提
供する。 【解決手段】 吸収塔本体１０の上部に、導入されたガ
スに吸収液１３を噴射するスプレー部１５を設け、吸収
塔本体１０の底部に吸収液１３の循環タンク部１４を形
成したガス吸収塔における気泡発生抑制方法において、
循環タンク部１４の吸収液１３の液面に衝突緩和材２４
を浮かべ、スプレー部１５から噴射されて落下する吸収
液１３の落下衝撃を緩和させるようにしたものである。
ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置を提
供する。 【解決手段】 吸収塔本体１０の上部に、導入されたガ
スに吸収液１３を噴射するスプレー部１５を設け、吸収
塔本体１０の底部に吸収液１３の循環タンク部１４を形
成したガス吸収塔における気泡発生抑制方法において、
循環タンク部１４の吸収液１３の液面に衝突緩和材２４
を浮かべ、スプレー部１５から噴射されて落下する吸収
液１３の落下衝撃を緩和させるようにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式排煙脱硫装置
などの吸収塔で循環タンク部の吸収液の泡立ちを抑制す
るためのガス吸収塔における気泡発生抑制法及びその装
置に関するものである。
などの吸収塔で循環タンク部の吸収液の泡立ちを抑制す
るためのガス吸収塔における気泡発生抑制法及びその装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】湿式排煙脱硫装置のなどに用いられる吸
収塔は、図２に示すように、吸収塔本体３０の側部に排
ガスの入口３１から排ガスを導入し、吸収塔本体３０の
上部に設けたスプレー部３２から吸収液３３を噴射して
排ガス中のＳＯｘを吸収除去したのちエリミネータ３４
で排ガス中のミスト分を分離した後、出口３５から排出
し、他方ＳＯｘを吸収した吸収液３３は、下部の循環タ
ンク部３６に落下し、攪拌器３７で攪拌されて中和され
ると共に空気吹き込み管３８からの空気で酸化されて硫
酸塩となり、循環ポンプ３９と循環ライン４０にてスプ
レー部３２に循環されて噴射され、一部は排出ライン４
１より、硫酸塩回収系に移送される。また排出された吸
収液に応じて循環タンク部３６には補給液供給管４２か
ら補給液が供給されるようになっている。
収塔は、図２に示すように、吸収塔本体３０の側部に排
ガスの入口３１から排ガスを導入し、吸収塔本体３０の
上部に設けたスプレー部３２から吸収液３３を噴射して
排ガス中のＳＯｘを吸収除去したのちエリミネータ３４
で排ガス中のミスト分を分離した後、出口３５から排出
し、他方ＳＯｘを吸収した吸収液３３は、下部の循環タ
ンク部３６に落下し、攪拌器３７で攪拌されて中和され
ると共に空気吹き込み管３８からの空気で酸化されて硫
酸塩となり、循環ポンプ３９と循環ライン４０にてスプ
レー部３２に循環されて噴射され、一部は排出ライン４
１より、硫酸塩回収系に移送される。また排出された吸
収液に応じて循環タンク部３６には補給液供給管４２か
ら補給液が供給されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、比較的小型
の脱硫装置では、吸収液として水酸化マグネシウムを用
いるケースや脱硫剤中にアンモニア等を含む場合、スプ
レー部３２からのスプレー液量が多い場合など、循環タ
ンク部３６の液面で気泡Ｂが発生する。この気泡Ｂの発
生は、ガス入口３１まで達すると、そのダクトへの逆流
や、循環ポンプ３９への気泡吸い込みにより吸収塔の運
転を困難にする。
の脱硫装置では、吸収液として水酸化マグネシウムを用
いるケースや脱硫剤中にアンモニア等を含む場合、スプ
レー部３２からのスプレー液量が多い場合など、循環タ
ンク部３６の液面で気泡Ｂが発生する。この気泡Ｂの発
生は、ガス入口３１まで達すると、そのダクトへの逆流
や、循環ポンプ３９への気泡吸い込みにより吸収塔の運
転を困難にする。
【０００４】このため、消泡剤を注入して運転したり、
脱硫性能を無視してスプレー液量を低減させて運転する
などで対応していた。
脱硫性能を無視してスプレー液量を低減させて運転する
などで対応していた。
【０００５】このように、脱硫に十分な性能を得る場合
には、十分なスプレー液量が必要となるが、気泡発生の
ためには、消泡剤の添加が必要であり、その分ランニン
グコストの上昇と消泡剤添加装置の設置が必要となり建
設費が高くなる問題がある。
には、十分なスプレー液量が必要となるが、気泡発生の
ためには、消泡剤の添加が必要であり、その分ランニン
グコストの上昇と消泡剤添加装置の設置が必要となり建
設費が高くなる問題がある。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、循環タンク部の吸収液の泡立ちを抑制できるガス吸
収塔における気泡発生抑制方法及びその装置を提供する
ことにある。
し、循環タンク部の吸収液の泡立ちを抑制できるガス吸
収塔における気泡発生抑制方法及びその装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、吸収塔本体の上部に、導入され
たガスに吸収液を噴射するスプレー部を設け、吸収塔本
体の底部に吸収液の循環タンク部を形成したガス吸収塔
における気泡発生抑制方法において、循環タンク部の吸
収液面に衝突緩和材を浮かべ、スプレー部から噴射され
て落下する吸収液の落下衝撃を緩和させるようにしたガ
ス吸収塔における気泡発生抑制方法。
に、請求項１の発明は、吸収塔本体の上部に、導入され
たガスに吸収液を噴射するスプレー部を設け、吸収塔本
体の底部に吸収液の循環タンク部を形成したガス吸収塔
における気泡発生抑制方法において、循環タンク部の吸
収液面に衝突緩和材を浮かべ、スプレー部から噴射され
て落下する吸収液の落下衝撃を緩和させるようにしたガ
ス吸収塔における気泡発生抑制方法。
【０００８】請求項２の発明は、吸収塔本体の上部に、
導入されたガスに吸収液を噴射するスプレー部を設け、
吸収塔本体の底部に吸収液の循環タンク部を形成したガ
ス吸収塔における気泡発生抑制装置において、循環タン
ク部の吸収液面に衝突緩和材を浮かべたガス吸収塔にお
ける気泡発生抑制装置である。
導入されたガスに吸収液を噴射するスプレー部を設け、
吸収塔本体の底部に吸収液の循環タンク部を形成したガ
ス吸収塔における気泡発生抑制装置において、循環タン
ク部の吸収液面に衝突緩和材を浮かべたガス吸収塔にお
ける気泡発生抑制装置である。
【０００９】請求項３の発明は、衝突緩和材が、吸収液
より比重の小さい、プラスチックや中空球からなり、循
環タンク部の吸収液抜き出し口に衝突緩和材より目開き
の小さな吸引防止ストレーナを設けた請求項２記載のガ
ス吸収塔における気泡発生抑制装置である。
より比重の小さい、プラスチックや中空球からなり、循
環タンク部の吸収液抜き出し口に衝突緩和材より目開き
の小さな吸引防止ストレーナを設けた請求項２記載のガ
ス吸収塔における気泡発生抑制装置である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【００１１】図１において、１０は吸収塔本体で、その
吸収塔本体１０の側部にボイラなどからの排ガスの入口
１１が形成され、上部に出口１２が形成される。
吸収塔本体１０の側部にボイラなどからの排ガスの入口
１１が形成され、上部に出口１２が形成される。
【００１２】吸収塔本体１０内の底部には、水酸化マグ
ネシウム等の吸収剤を吸収液１３とする循環タンク部１
４が形成され、吸収塔本体１０内の上部には、スプレー
部１５が設けられ、その循環タンク部１４とスプレー部
１５とが循環ポンプ１６を有する循環ライン１７で接続
され、その循環ライン１７に排出ライン２１が接続され
る。
ネシウム等の吸収剤を吸収液１３とする循環タンク部１
４が形成され、吸収塔本体１０内の上部には、スプレー
部１５が設けられ、その循環タンク部１４とスプレー部
１５とが循環ポンプ１６を有する循環ライン１７で接続
され、その循環ライン１７に排出ライン２１が接続され
る。
【００１３】スプレー部１５上の吸収塔本体１０内には
気液分離用のエリミネータ１８が設けられる。
気液分離用のエリミネータ１８が設けられる。
【００１４】循環タンク部１４の上部には、吸収塔本体
１０を横断するように補給液供給管２２が設けられ、循
環タンク部１４内には、吸収液１３を攪拌する攪拌器１
９と亜硫酸塩となった吸収液を酸化する空気吹き込み管
２０が設けられる。
１０を横断するように補給液供給管２２が設けられ、循
環タンク部１４内には、吸収液１３を攪拌する攪拌器１
９と亜硫酸塩となった吸収液を酸化する空気吹き込み管
２０が設けられる。
【００１５】さて、本発明においては、循環タンク部１
４の吸収液１３の液面上にプラスチックや中空球など吸
収液１３より比重の小さい衝突緩和材２４を多数浮かべ
て設け、また循環ライン１７の吸収液抜き出し口１７ａ
に衝突緩和材２４より目開きの小さな吸引防止ストレー
ナ２５を設けたものである。
４の吸収液１３の液面上にプラスチックや中空球など吸
収液１３より比重の小さい衝突緩和材２４を多数浮かべ
て設け、また循環ライン１７の吸収液抜き出し口１７ａ
に衝突緩和材２４より目開きの小さな吸引防止ストレー
ナ２５を設けたものである。
【００１６】衝突緩和材２４は、例えば約直径１０ｃｍ
の球状に形成され、図示のように吸収液１３の液面に上
下二段になって浮かんだ緩衝層２６を形成するように設
けられる。
の球状に形成され、図示のように吸収液１３の液面に上
下二段になって浮かんだ緩衝層２６を形成するように設
けられる。
【００１７】次に、本実施の形態の作用を説明する 先ず、循環タンク部１４内の水酸化マグネシュウムなど
からなる吸収液１３は循環ポンプ１６、循環ライン１７
を介してスプレー部１５から噴射され、シャワー状にな
って、入口１１から導入された排ガスと気液接触して排
ガス中の酸ガス（ＳＯｘ等）を吸収除去し、下方の循環
タンク部１４に落下する。
からなる吸収液１３は循環ポンプ１６、循環ライン１７
を介してスプレー部１５から噴射され、シャワー状にな
って、入口１１から導入された排ガスと気液接触して排
ガス中の酸ガス（ＳＯｘ等）を吸収除去し、下方の循環
タンク部１４に落下する。
【００１８】水酸化マグネシウムなどの吸収剤は、それ
自身表面張力が低く粘度が高いのに加えて、スプレー部
１５から落下する液面までの距離が長いことと、スプレ
ーされる吸収液量が多いために、循環タンク部１４の液
面に衝突する力が大きいために気泡が発生し易くなる
が、吸収液１３の液面には、衝突緩和材２４が浮かべら
れて緩衝層２６が形成されるため、落下する吸収液の衝
突力が緩和され泡立ちが抑制される。
自身表面張力が低く粘度が高いのに加えて、スプレー部
１５から落下する液面までの距離が長いことと、スプレ
ーされる吸収液量が多いために、循環タンク部１４の液
面に衝突する力が大きいために気泡が発生し易くなる
が、吸収液１３の液面には、衝突緩和材２４が浮かべら
れて緩衝層２６が形成されるため、落下する吸収液の衝
突力が緩和され泡立ちが抑制される。
【００１９】この緩衝層２６に落下した吸収液１３は、
循環タンク部１４内の攪拌器１９にて攪拌され、空気吹
き込み管２０から吹き出された空気により反応し硫酸マ
グネシウムに酸化されて、循環ライン１７から排出ライ
ン２１を通して副製品の回収部に移送され、排出ライン
２１から払い出された吸収液に見合って、補給液供給管
２２から補給液（吸収剤）が供給される。
循環タンク部１４内の攪拌器１９にて攪拌され、空気吹
き込み管２０から吹き出された空気により反応し硫酸マ
グネシウムに酸化されて、循環ライン１７から排出ライ
ン２１を通して副製品の回収部に移送され、排出ライン
２１から払い出された吸収液に見合って、補給液供給管
２２から補給液（吸収剤）が供給される。
【００２０】吸収液１３を循環する際、吸引防止ストレ
ーナ２５は、衝突緩和材２４が液中に沈み、循環ライン
１７の吸収液抜き出し口１７ａに吸い込まれないように
している。
ーナ２５は、衝突緩和材２４が液中に沈み、循環ライン
１７の吸収液抜き出し口１７ａに吸い込まれないように
している。
【００２１】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、循環タン
ク部の吸収液面に浮遊した衝突緩和材により、吸収液と
タンク内吸収液の直接衝突が避けられるので、気泡の発
生が避けられると共に吸収液抜き出し口に吸引防止スト
レーナを配置することにより、衝突緩和材が循環ポンプ
に吸引されることが防止できる。
ク部の吸収液面に浮遊した衝突緩和材により、吸収液と
タンク内吸収液の直接衝突が避けられるので、気泡の発
生が避けられると共に吸収液抜き出し口に吸引防止スト
レーナを配置することにより、衝突緩和材が循環ポンプ
に吸引されることが防止できる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図２】従来例を示す図である。
１０ 吸収塔本体 １３ 吸収液 １４ 循環タンク部 １５ スプレー部 ２４ 衝突緩和材
Claims (3)
- 【請求項１】 吸収塔本体の上部に、導入されたガスに
吸収液を噴射するスプレー部を設け、吸収塔本体の底部
に吸収液の循環タンク部を形成したガス吸収塔における
気泡発生抑制方法において、循環タンク部の吸収液面に
衝突緩和材を浮かべ、スプレー部から噴射されて落下す
る吸収液の落下衝撃を緩和させるようにしたことを特徴
とするガス吸収塔における気泡発生抑制方法。 - 【請求項２】 吸収塔本体の上部に、導入されたガスに
吸収液を噴射するスプレー部を設け、吸収塔本体の底部
に吸収液の循環タンク部を形成したガス吸収塔における
気泡発生抑制装置において、循環タンク部の吸収液面に
衝突緩和材を浮かべたことを特徴とするガス吸収塔にお
ける気泡発生抑制装置。 - 【請求項３】 衝突緩和材が、吸収液より比重の小さ
い、プラスチックや中空球からなり、循環タンク部の吸
収液抜き出し口に衝突緩和材より目開きの小さな吸引防
止ストレーナを設けた請求項２記載のガス吸収塔におけ
る気泡発生抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097901A JP2001276506A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097901A JP2001276506A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001276506A true JP2001276506A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18612462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097901A Pending JP2001276506A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ガス吸収塔における気泡発生抑制方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001276506A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011020091A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス処理装置 |
| JP2011194296A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Ihi Corp | 排煙脱硫装置 |
| CN102791984A (zh) * | 2010-03-08 | 2012-11-21 | 万国卡车知识产权有限公司 | 缓冲罐 |
| KR101501659B1 (ko) * | 2013-12-20 | 2015-03-12 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 일산화탄소 흡수 장치 및 흡수 방법 |
| CN107108190A (zh) * | 2014-12-17 | 2017-08-29 | 克罗内斯股份公司 | 用于处理在饮料灌装设备中的膨胀气体和填充产品泡沫的混合物的方法和装置 |
| JP2020203269A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 合同会社アイル・Ｍｔｔ | 気泡飛散の抑制剤およびその使用方法 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000097901A patent/JP2001276506A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011020091A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス処理装置 |
| TWI392539B (zh) * | 2009-07-17 | 2013-04-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Exhaust treatment device |
| US8741033B2 (en) | 2009-07-17 | 2014-06-03 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air pollution control apparatus |
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| US10478832B2 (en) | 2014-12-17 | 2019-11-19 | Krones Ag | Method and device for treating a mixture of expansion gas and filling product foam in a beverage filling plant |
| US10864529B2 (en) | 2014-12-17 | 2020-12-15 | Krones Ag | Method and device for treating a mixture of expansion gas and filling product foam in a beverage filling plant |
| JP2020203269A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 合同会社アイル・Ｍｔｔ | 気泡飛散の抑制剤およびその使用方法 |
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|---|---|---|---|
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| A977 | Report on retrieval |
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|
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