JPH0618977A - カメラの磁気記録装置 - Google Patents
カメラの磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH0618977A JPH0618977A JP17563192A JP17563192A JPH0618977A JP H0618977 A JPH0618977 A JP H0618977A JP 17563192 A JP17563192 A JP 17563192A JP 17563192 A JP17563192 A JP 17563192A JP H0618977 A JPH0618977 A JP H0618977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- head
- magnetic head
- magnetic
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルムの走行方向に対してヘッドギャップが
90°になるように又フィルム面に対しヘッド面が平行
になるように調整できるようにすること。 【構成】磁気ヘッド12よりもフィルム巻取り側にフィ
ルム幅に対してやや広いフィルム上下方向の位置規制部
材28a,28bを配置し、ヘッド12と対向させフィ
ルム10を挟んで圧着パッド30を配置する。ヘッド1
2を支持部材14に固定する。また、ヘッド支持部材1
4に円孔32とスロット34を設け、フィルム巻取り側
の円孔32で基板24にネジ止めし、パトローネ側スロ
ット34で、ヘッド支持部材14の下にコイルバネ36
を配してネジ回転によりヘッドギャップの傾きを調整す
る。
90°になるように又フィルム面に対しヘッド面が平行
になるように調整できるようにすること。 【構成】磁気ヘッド12よりもフィルム巻取り側にフィ
ルム幅に対してやや広いフィルム上下方向の位置規制部
材28a,28bを配置し、ヘッド12と対向させフィ
ルム10を挟んで圧着パッド30を配置する。ヘッド1
2を支持部材14に固定する。また、ヘッド支持部材1
4に円孔32とスロット34を設け、フィルム巻取り側
の円孔32で基板24にネジ止めし、パトローネ側スロ
ット34で、ヘッド支持部材14の下にコイルバネ36
を配してネジ回転によりヘッドギャップの傾きを調整す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体を付与さ
れた感光性フィルムを使用するカメラの磁気記録装置に
係り、特に、種々の情報をフィルム上に記録あるいは読
み出しを行う磁気ヘッドの姿勢調整機構に関する。
れた感光性フィルムを使用するカメラの磁気記録装置に
係り、特に、種々の情報をフィルム上に記録あるいは読
み出しを行う磁気ヘッドの姿勢調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの分野に於いては、感光性
フィルムに磁気トラックを設け、そこに撮影条件などの
種々の情報を磁気記録しておき、フィルムの現像時に役
立てようとする動きがでてきている。
フィルムに磁気トラックを設け、そこに撮影条件などの
種々の情報を磁気記録しておき、フィルムの現像時に役
立てようとする動きがでてきている。
【0003】このように、フィルム上に設けられた磁気
トラックに情報を磁気記録もしくは再生するためには、
磁気ヘッドと感光性フィルム上の磁気トラックとの正確
な位置決めが要求される。そのような位置決めの機構と
して、例えば、特開平4−60531号公報には、ガイ
ド部材に、所定の距離をおいて配され、フィルムの幅方
向の端部に当接してその位置規制をする2個の位置規制
部を設け、そのうちの少なくとも一方を、磁気ヘッドギ
ャップと該2個の位置規制部を結ぶ線との成す角度が9
0°となるように調整できる部材により構成し、以て、
2個の位置規制部のうちの少なくとも一方の位置規制部
を調整することのみで、磁気ヘッドのヘッドギャップと
2個の位置規制部を結ぶ線との成す角度を90°とする
機構が開示されている。
トラックに情報を磁気記録もしくは再生するためには、
磁気ヘッドと感光性フィルム上の磁気トラックとの正確
な位置決めが要求される。そのような位置決めの機構と
して、例えば、特開平4−60531号公報には、ガイ
ド部材に、所定の距離をおいて配され、フィルムの幅方
向の端部に当接してその位置規制をする2個の位置規制
部を設け、そのうちの少なくとも一方を、磁気ヘッドギ
ャップと該2個の位置規制部を結ぶ線との成す角度が9
0°となるように調整できる部材により構成し、以て、
2個の位置規制部のうちの少なくとも一方の位置規制部
を調整することのみで、磁気ヘッドのヘッドギャップと
2個の位置規制部を結ぶ線との成す角度を90°とする
機構が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示されたような機構では、ヘッドギャップの位置にフィ
ルムの走行を合わせているが、巻き上げテンションのか
かり方により、位置規制部材ではフィルムを規制しきれ
ないことがある。
示されたような機構では、ヘッドギャップの位置にフィ
ルムの走行を合わせているが、巻き上げテンションのか
かり方により、位置規制部材ではフィルムを規制しきれ
ないことがある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
で、フィルムの走行方向に対してヘッドギャップが90
°になるように又フィルム面に対しヘッド面が平行にな
るように調整できるようにし、以て、フィルムの磁気記
録部への書き込みあるいは読み出しを正確に行い得るよ
うにするカメラの磁気記録装置を提供することを目的と
する。
で、フィルムの走行方向に対してヘッドギャップが90
°になるように又フィルム面に対しヘッド面が平行にな
るように調整できるようにし、以て、フィルムの磁気記
録部への書き込みあるいは読み出しを正確に行い得るよ
うにするカメラの磁気記録装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材を基板に対する位置を調整する第
1調整部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上
記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたこ
とを特徴としている。
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材を基板に対する位置を調整する第
1調整部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上
記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】即ち、本発明のカメラの磁気記録装置によれ
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材を基板に対する位置
を調整し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整する
ことができる。
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材を基板に対する位置
を調整し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0009】(第1実施例)図1の(A)は、本発明の
第1実施例のカメラの磁気記録装置に於ける磁性帯付フ
ィルム10の走行方向に対する磁気ヘッド12のギャッ
プ傾き角調整機構の斜視図である。また、同図(B)は
磁気ヘッド12近辺の正面図を、同図(C)はヘッド支
持部材14の立面図をそれぞれ示している。
第1実施例のカメラの磁気記録装置に於ける磁性帯付フ
ィルム10の走行方向に対する磁気ヘッド12のギャッ
プ傾き角調整機構の斜視図である。また、同図(B)は
磁気ヘッド12近辺の正面図を、同図(C)はヘッド支
持部材14の立面図をそれぞれ示している。
【0010】基板16は、支軸18を中心に磁気ヘッド
12と反対側に、バネ20とソレノイド等のアクチュエ
ータ22を配置し、バネ20の引っ張り力により磁気ヘ
ッド12を退避させる。
12と反対側に、バネ20とソレノイド等のアクチュエ
ータ22を配置し、バネ20の引っ張り力により磁気ヘ
ッド12を退避させる。
【0011】ヘッド支持部材14に溶着された磁気ヘッ
ド12は、磁性帯付フィルム10の磁性帯部に当接させ
るように、支柱24を介して基板16にネジ26にて取
り付ける。磁気ヘッド12よりフィルム巻き取り側に、
フィルム幅に対してやや広い(磁気記憶部トラック幅と
記憶周波数に影響を与えない程度の)フィルム上下方向
の位置規制部材28a,28b(基板16と一体でフィ
ルム走行方向に円弧で形成された)を配置し、磁気ヘッ
ド12と対向させ磁性帯付フィルム10を挾んで圧着パ
ッド30を配置する。
ド12は、磁性帯付フィルム10の磁性帯部に当接させ
るように、支柱24を介して基板16にネジ26にて取
り付ける。磁気ヘッド12よりフィルム巻き取り側に、
フィルム幅に対してやや広い(磁気記憶部トラック幅と
記憶周波数に影響を与えない程度の)フィルム上下方向
の位置規制部材28a,28b(基板16と一体でフィ
ルム走行方向に円弧で形成された)を配置し、磁気ヘッ
ド12と対向させ磁性帯付フィルム10を挾んで圧着パ
ッド30を配置する。
【0012】また、磁気ヘッド支持部材14に円孔32
とスロット34を設け、円孔32をフィルム巻き取り側
に、スロット34をフィルム送り出し側に配置する。ヘ
ッド支持部材14を支柱24を介して基板16に円孔3
2を通してネジ26にて固定し、スロット34側の下に
コイルバネ36を配置してネジ38を回動することによ
りヘッドギャップの傾きを調整する(以下、アジマス調
整と呼ぶ)。
とスロット34を設け、円孔32をフィルム巻き取り側
に、スロット34をフィルム送り出し側に配置する。ヘ
ッド支持部材14を支柱24を介して基板16に円孔3
2を通してネジ26にて固定し、スロット34側の下に
コイルバネ36を配置してネジ38を回動することによ
りヘッドギャップの傾きを調整する(以下、アジマス調
整と呼ぶ)。
【0013】以上の構成で、不図示の標準書き込み機に
より基準信号が記録された磁性帯付マスターフィルム
を、本実施例の適用されたカメラに装填して、巻き上げ
ながら磁気ヘッド12により再生する。その時、フィル
ム位置規制部材28a,28bである程度フィルム走行
の上下位置を規制し、圧着パッド30によりフィルムの
あおりを抑え、アジマス調整することにより、磁性帯付
フィルム10と磁気ヘッド12のギャップが90°にな
り、正確な書き込み及び再生が可能になる。また、カメ
ラで記録された情報を他の機械、例えばラボ機で再生す
るような時の互換性の面でも非常に有効である。
より基準信号が記録された磁性帯付マスターフィルム
を、本実施例の適用されたカメラに装填して、巻き上げ
ながら磁気ヘッド12により再生する。その時、フィル
ム位置規制部材28a,28bである程度フィルム走行
の上下位置を規制し、圧着パッド30によりフィルムの
あおりを抑え、アジマス調整することにより、磁性帯付
フィルム10と磁気ヘッド12のギャップが90°にな
り、正確な書き込み及び再生が可能になる。また、カメ
ラで記録された情報を他の機械、例えばラボ機で再生す
るような時の互換性の面でも非常に有効である。
【0014】(第2実施例)図1の(D)は本発明の第
2実施例の構成を示す図で、前記ネジ38の代わりに、
ネジ付かさば歯車40を配置し、後端がカメラ外に突出
したかさば歯車42に連結させるようにしたものであ
る。このような構成とすることにより、かさば歯車42
を回動することによりネジ付かさば歯車40を回動させ
ることができ、カメラの外よりアジマス調整を行なうこ
とを可能にすることができる。
2実施例の構成を示す図で、前記ネジ38の代わりに、
ネジ付かさば歯車40を配置し、後端がカメラ外に突出
したかさば歯車42に連結させるようにしたものであ
る。このような構成とすることにより、かさば歯車42
を回動することによりネジ付かさば歯車40を回動させ
ることができ、カメラの外よりアジマス調整を行なうこ
とを可能にすることができる。
【0015】(第3実施例)図2の(A)は本発明の第
3実施例の構成を示す図で、上記第1実施例に於けるヘ
ッド支持部材14の代わりに44を、コイルバネ36の
代わりに46を、ネジ38の代わりにそれよりも長いネ
ジ48を配置したものである。このように、コイルバネ
46の全長を長くとりバネ定数を小さくすることで、ア
ジマス調整力量変化を少なくし、アジマスの微調整を可
能にしたものである。
3実施例の構成を示す図で、上記第1実施例に於けるヘ
ッド支持部材14の代わりに44を、コイルバネ36の
代わりに46を、ネジ38の代わりにそれよりも長いネ
ジ48を配置したものである。このように、コイルバネ
46の全長を長くとりバネ定数を小さくすることで、ア
ジマス調整力量変化を少なくし、アジマスの微調整を可
能にしたものである。
【0016】(第4実施例)図2の(B)は本発明の第
4実施例の構成を示す図で、上記第1実施例に於けるヘ
ッド支持部材14の代わりに50を、コイルバネ36の
代わりに板バネ52を配置したものである。このような
構成とするすることにより、狭いスペースでアジマス調
整が可能となるる。なお、図2の(C)は、板バネ52
の平面図である。
4実施例の構成を示す図で、上記第1実施例に於けるヘ
ッド支持部材14の代わりに50を、コイルバネ36の
代わりに板バネ52を配置したものである。このような
構成とするすることにより、狭いスペースでアジマス調
整が可能となるる。なお、図2の(C)は、板バネ52
の平面図である。
【0017】(第5実施例)図2の(D)は本発明の第
5実施例の構成を示す図である。本実施例では、上記第
1実施例に於けるヘッド支持部材14の代わりに54
を、コイルバネ36の代わりに56を、ネジ38の代わ
りにネジ58を配置し、さらに磁気ヘッド12の後方付
近のヘッド支持部材54にスロット60を設け、このス
ロット60の下にコイルバネ62を配置し、ネジ64を
回動することにより、アジマス調整とフィルム面に対す
る磁気ヘッドのあおり調整(以下チルト調整と呼ぶ)を
行ない、磁気ヘッド面とフィルム面を平行にして、より
正確な情報の書き込み及び読み出しを可能にしたもので
ある。図2の(E)は、ヘッド支持部材54の平面図で
ある。
5実施例の構成を示す図である。本実施例では、上記第
1実施例に於けるヘッド支持部材14の代わりに54
を、コイルバネ36の代わりに56を、ネジ38の代わ
りにネジ58を配置し、さらに磁気ヘッド12の後方付
近のヘッド支持部材54にスロット60を設け、このス
ロット60の下にコイルバネ62を配置し、ネジ64を
回動することにより、アジマス調整とフィルム面に対す
る磁気ヘッドのあおり調整(以下チルト調整と呼ぶ)を
行ない、磁気ヘッド面とフィルム面を平行にして、より
正確な情報の書き込み及び読み出しを可能にしたもので
ある。図2の(E)は、ヘッド支持部材54の平面図で
ある。
【0018】(第6実施例)図3の(A)は本発明の第
6実施例の構成を示す図であり、(B)及び(C)は磁
気ヘッド12近辺の正面図及び平面面である。
6実施例の構成を示す図であり、(B)及び(C)は磁
気ヘッド12近辺の正面図及び平面面である。
【0019】即ち、本実施例では、第1実施例に於ける
基板16の代わりに66を、ヘッド支持部材14の代わ
りに68を、ネジ26の代わりに支軸70を配置する。
さらに、ネジ38とコイルバネ36の代わりにヘンシン
ピン72を配置し、ヘッド支持部材68と基板66とを
バネ74を配して支軸70を中心にヘンシンピン72に
付勢し、このヘンシンピン72の回動によりアジマス調
整を行なう。これは、アジマス調整方向をフィルム面と
対向させるため、狭いスペースでの構成が可能となる。
また、ヘンシンピン72の頭部分を長くする(図中に二
点鎖線で示す)ことで、カメラの外からアジマス調整が
可能となる。なお、上記第1実施例では、位置規制部材
を基板16と一体でフィルム走行方向に円弧で形成した
が、76a,76bのように走行方向に平面で形成して
も良い。
基板16の代わりに66を、ヘッド支持部材14の代わ
りに68を、ネジ26の代わりに支軸70を配置する。
さらに、ネジ38とコイルバネ36の代わりにヘンシン
ピン72を配置し、ヘッド支持部材68と基板66とを
バネ74を配して支軸70を中心にヘンシンピン72に
付勢し、このヘンシンピン72の回動によりアジマス調
整を行なう。これは、アジマス調整方向をフィルム面と
対向させるため、狭いスペースでの構成が可能となる。
また、ヘンシンピン72の頭部分を長くする(図中に二
点鎖線で示す)ことで、カメラの外からアジマス調整が
可能となる。なお、上記第1実施例では、位置規制部材
を基板16と一体でフィルム走行方向に円弧で形成した
が、76a,76bのように走行方向に平面で形成して
も良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
フィルムの走行方向に対してヘッドギャップが90°に
なるように又フィルム面に対しヘッド面が平行になるよ
うに調整できるようにし、以て、フィルムの磁気記録部
への書き込みあるいは読み出しを正確に行い得るように
するカメラの磁気記録装置を提供することができる。
フィルムの走行方向に対してヘッドギャップが90°に
なるように又フィルム面に対しヘッド面が平行になるよ
うに調整できるようにし、以て、フィルムの磁気記録部
への書き込みあるいは読み出しを正確に行い得るように
するカメラの磁気記録装置を提供することができる。
【図1】(A)乃至(C)はそれぞれ第1実施例の構成
を示す斜視図、正面図、及び平面図であり、(D)は第
2実施例に用いられるネジ付かさば歯車とかさば歯車と
を示す図である。
を示す斜視図、正面図、及び平面図であり、(D)は第
2実施例に用いられるネジ付かさば歯車とかさば歯車と
を示す図である。
【図2】(A)は第3実施例の構成を示す正面図であ
り、(B)は第4実施例の構成を示す正面図であり、
(C)は第4実施例に用いられる板バネの平面図であ
り、(D)は第5実施例の構成を示す正面図であり、
(E)は第5実施例で使用されるヘッド支持部材の平面
図である。
り、(B)は第4実施例の構成を示す正面図であり、
(C)は第4実施例に用いられる板バネの平面図であ
り、(D)は第5実施例の構成を示す正面図であり、
(E)は第5実施例で使用されるヘッド支持部材の平面
図である。
【図3】(A)は第6実施例の構成を示す斜視図であ
り、(B)及び(C)はそれぞれ第6実施例に於ける磁
気ヘッド近辺の正面図及び平面面である。
り、(B)及び(C)はそれぞれ第6実施例に於ける磁
気ヘッド近辺の正面図及び平面面である。
10…磁性帯付フィルム、12…磁気ヘッド、14,4
4,54,68…ヘッド支持部材、16,66…基板、
18,70…支軸、20,74…バネ、22…アクチュ
エータ、24…支柱、26,38,48,58,64…
ネジ、28a,28b,76a,76b…位置規制部
材、30…圧着パッド、32…円孔、34,60…スロ
ット、36,46,56,62…コイルバネ、40…ネ
ジ付かさば歯車、42…かさば歯車、72…ヘンシンピ
ン。
4,54,68…ヘッド支持部材、16,66…基板、
18,70…支軸、20,74…バネ、22…アクチュ
エータ、24…支柱、26,38,48,58,64…
ネジ、28a,28b,76a,76b…位置規制部
材、30…圧着パッド、32…円孔、34,60…スロ
ット、36,46,56,62…コイルバネ、40…ネ
ジ付かさば歯車、42…かさば歯車、72…ヘンシンピ
ン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材の基板に対する位置を調整する第
1調整部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上
記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたこ
とを特徴としている。
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材の基板に対する位置を調整する第
1調整部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上
記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたこ
とを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】即ち、本発明のカメラの磁気記録装置によれ
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材の基板に対する位置
を調整し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整する
ことができる。
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材の基板に対する位置
を調整し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整する
ことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ヘッド支持部材14に固着された磁気ヘッ
ド12は、磁性帯付フィルム10の磁性帯部に当接させ
るように、支柱24を介して基板16にネジ26にて取
り付ける。磁気ヘッド12よりフィルム巻き取り側に、
フィルム幅に対してやや広い(磁気記憶部トラック幅と
記憶周波数に影響を与えない程度の)フィルム上下方向
の位置規制部材28a,28b(基板16と一体でフィ
ルム走行方向に円弧で形成された)を配置し、磁気ヘッ
ド12と対向させ磁性帯付フィルム10を挾んで圧着パ
ッド30を配置する。 ─────────────────────────────────────────────────────
ド12は、磁性帯付フィルム10の磁性帯部に当接させ
るように、支柱24を介して基板16にネジ26にて取
り付ける。磁気ヘッド12よりフィルム巻き取り側に、
フィルム幅に対してやや広い(磁気記憶部トラック幅と
記憶周波数に影響を与えない程度の)フィルム上下方向
の位置規制部材28a,28b(基板16と一体でフィ
ルム走行方向に円弧で形成された)を配置し、磁気ヘッ
ド12と対向させ磁性帯付フィルム10を挾んで圧着パ
ッド30を配置する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材の上記感光性フィルムに付与され
た磁気記録部走行方向に対する位置を調整する第1調整
部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上記磁気
ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたことを特
徴としている。
めに、本発明によるカメラの磁気記録装置は、磁気記録
部を有する感光性フィルムを使用するカメラに於いて、
上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材
と、上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感
光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上
記磁気ヘッド支持部材の上記感光性フィルムに付与され
た磁気記録部走行方向に対する位置を調整する第1調整
部材とを備え、上記第1調整部材の調整により上記磁気
ヘッドのギャップの傾きを調整するようにしたことを特
徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】即ち、本発明のカメラの磁気記録装置によれ
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材の上記感光性フィル
ムに付与された磁気記録部走行方向に対する位置を調整
し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整することが
できる。
ば、位置規制部材により感光性フィルムの上下方向の位
置を規制し、また磁気ヘッドに対して上記位置規制部材
と上記感光性フィルムの走行方向に沿った反対側に設け
られた第1調整部材を調整することにより、上記磁気ヘ
ッドを固着した磁気ヘッド支持部材の上記感光性フィル
ムに付与された磁気記録部走行方向に対する位置を調整
し、上記磁気ヘッドのギャップの傾きを調整することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 順一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気記録部を有する感光性フィルムを使
用するカメラに於いて、 上記感光性フィルムの上下方向の位置を規制する位置規
制部材と、 磁気ヘッドを固着した磁気ヘッド支持部材と、 上記磁気ヘッドに対して上記位置規制部材と上記感光性
フィルムの走行方向に沿った反対側に設けられ、上記磁
気ヘッド支持部材を基板に対する位置を調整する第1調
整部材と、 を具備し、上記第1調整部材の調整により上記磁気ヘッ
ドのギャップの傾きを調整するようにしたことを特徴と
するカメラの磁気記録装置。 - 【請求項2】 上記磁気ヘッドに対して上記感光性フィ
ルムと反対側に、上記フィルム面に対する上記磁気ヘッ
ドのあおりを調整する第2調整部材を設けたことを特徴
とするカメラの磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17563192A JPH0618977A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | カメラの磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17563192A JPH0618977A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | カメラの磁気記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618977A true JPH0618977A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15999463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17563192A Withdrawn JPH0618977A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | カメラの磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618977A (ja) |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP17563192A patent/JPH0618977A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |