JPH0651389A - カメラの磁気ヘッド位置自動調整機構 - Google Patents
カメラの磁気ヘッド位置自動調整機構Info
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- JPH0651389A JPH0651389A JP4202214A JP20221492A JPH0651389A JP H0651389 A JPH0651389 A JP H0651389A JP 4202214 A JP4202214 A JP 4202214A JP 20221492 A JP20221492 A JP 20221492A JP H0651389 A JPH0651389 A JP H0651389A
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- lever
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/602—Guiding record carrier for track selection, acquisition or following
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/62—Maintaining desired spacing between record carrier and head
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性面を備えたフィルムを使用するカメラを
傾けたり振動させても、フィルムの磁性面と磁気ヘッド
との位置関係を常に一定に保つことができる磁気ヘッド
位置自動調整機構を提供する。 【構成】 この磁気ヘッド位置自動調整機構20は、レ
バー24と、その一端部に回動自在に取り付けられた磁
気ヘッド部28と、その他端部に固定されたバランサー
22とからなり、磁気ヘッド部28は、磁気ヘッド本体
28aと、フィルム19の走行方向に磁気ヘッド本体2
8aを挾み込む位置に配置された一対の位置決めピン2
8cとが固定された支持板28bからなる。32は、レバ
ー24を不図示のカメラボディー又はその圧板に回動自
在に取り付けるための軸穴である。この軸穴32は、全
体機構の重心位置に設けられているため、カメラボディ
ーに振動を与えても、軸穴32を中心とする回転モーメ
ントは発生しない。
傾けたり振動させても、フィルムの磁性面と磁気ヘッド
との位置関係を常に一定に保つことができる磁気ヘッド
位置自動調整機構を提供する。 【構成】 この磁気ヘッド位置自動調整機構20は、レ
バー24と、その一端部に回動自在に取り付けられた磁
気ヘッド部28と、その他端部に固定されたバランサー
22とからなり、磁気ヘッド部28は、磁気ヘッド本体
28aと、フィルム19の走行方向に磁気ヘッド本体2
8aを挾み込む位置に配置された一対の位置決めピン2
8cとが固定された支持板28bからなる。32は、レバ
ー24を不図示のカメラボディー又はその圧板に回動自
在に取り付けるための軸穴である。この軸穴32は、全
体機構の重心位置に設けられているため、カメラボディ
ーに振動を与えても、軸穴32を中心とする回転モーメ
ントは発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性面を有するフィル
ムを使用するカメラにおいて、磁気ヘッドの位置をフィ
ルムの動きに合わせて自動的に調整するための機構に関
する。
ムを使用するカメラにおいて、磁気ヘッドの位置をフィ
ルムの動きに合わせて自動的に調整するための機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁性面を有するフィルムを用
いて、その磁性面に磁気情報を書き込んだり、予め書き
込まれた情報を読み取ったりするための、磁気ヘッドを
備えたカメラが提案されている。ところで、一般的に、
フィルムがカメラに装填された場合には、フィルムは、
カメラボディに設けられたフィルムガイドに上下から挾
まれた範囲内で移動可能となっていて、カートリッジ室
内のフィルムカートリッジの姿勢や巻き上げ軸へのフィ
ルムの巻き付き状態が変化したときには、ボディの上下
方向に移動したり傾いたりする。従って、上記の如く磁
性面を有するフィルムを使用した場合には、磁気ヘッド
に対するフィルムの上下移動がトラッキングミスに、ま
た、フィルムの傾きがアジマス角の発生に伴う出力低下
につながり、読み取りエラーが発生する可能性がある。
そこで、このタイプのカメラでは、フィルムと磁気ヘッ
ドとの位置関係を常に一定に保つことが必要になる。
いて、その磁性面に磁気情報を書き込んだり、予め書き
込まれた情報を読み取ったりするための、磁気ヘッドを
備えたカメラが提案されている。ところで、一般的に、
フィルムがカメラに装填された場合には、フィルムは、
カメラボディに設けられたフィルムガイドに上下から挾
まれた範囲内で移動可能となっていて、カートリッジ室
内のフィルムカートリッジの姿勢や巻き上げ軸へのフィ
ルムの巻き付き状態が変化したときには、ボディの上下
方向に移動したり傾いたりする。従って、上記の如く磁
性面を有するフィルムを使用した場合には、磁気ヘッド
に対するフィルムの上下移動がトラッキングミスに、ま
た、フィルムの傾きがアジマス角の発生に伴う出力低下
につながり、読み取りエラーが発生する可能性がある。
そこで、このタイプのカメラでは、フィルムと磁気ヘッ
ドとの位置関係を常に一定に保つことが必要になる。
【0003】一方、フィルムは腰が大変強く、オーディ
オ用などの磁気記録テープで一般に行なわれているよう
なトラック技術を適用してフィルムを強制的に曲げてフ
ィルムと磁気ヘッドとの位置関係を保持することは極め
て困難である。そこで、フィルムを磁気ヘッドの位置に
合わせるのではなく、逆に、磁気ヘッドをフィルムの動
きに合わせて自動的に位置調整する機構が提供されてい
る(たとえば、特開平3−273227号公報)。
オ用などの磁気記録テープで一般に行なわれているよう
なトラック技術を適用してフィルムを強制的に曲げてフ
ィルムと磁気ヘッドとの位置関係を保持することは極め
て困難である。そこで、フィルムを磁気ヘッドの位置に
合わせるのではなく、逆に、磁気ヘッドをフィルムの動
きに合わせて自動的に位置調整する機構が提供されてい
る(たとえば、特開平3−273227号公報)。
【0004】図1,2に、この磁気ヘッド位置自動調整
機構を示している。図1は、該機構をカメラの背面側か
ら見た図であり、図2は、図1のII−II線断面図で
ある。図において、11はボディー、12は圧板、13
は2本設けられたガイドロッド、14は圧板に固定され
た磁気ヘッドを、夫々、示している。ボディ11は、ア
パーチャー11dと、アパーチャー11dの上下でパトロ
ーネ室とスプール室との間に延在するレール面11aと
を有し、さらに、レール面11aよりも僅かに突出量の
大きな第1当たり面11bと、この第1当たり面11bと
直交する方向に延在する第2当たり面11cとを有して
いる。
機構を示している。図1は、該機構をカメラの背面側か
ら見た図であり、図2は、図1のII−II線断面図で
ある。図において、11はボディー、12は圧板、13
は2本設けられたガイドロッド、14は圧板に固定され
た磁気ヘッドを、夫々、示している。ボディ11は、ア
パーチャー11dと、アパーチャー11dの上下でパトロ
ーネ室とスプール室との間に延在するレール面11aと
を有し、さらに、レール面11aよりも僅かに突出量の
大きな第1当たり面11bと、この第1当たり面11bと
直交する方向に延在する第2当たり面11cとを有して
いる。
【0005】2本のガイドロッド13は、圧板12を第
1当たり面11bとの間に挾むように、押さえ板17と
ビス18とによりボディ11に固定されており、両方の
軸心がフィルム面と平行に、かつ相互に平行となるよう
にボディ11の上下方向に延在している。圧板12は、
その背面に、両ガイドロッド13に内側から接触する1
対の円弧状の突起であって同心円上に位置する突起12
aを有しており、また、左右2箇所に設けられたスプリ
ング16により図の上方へ弾性的に付勢されている。ま
た、この圧板12は、フィルム19の幅方向の端面に下
方から接触することによってフィルム19の磁性面に対
する磁気ヘッド14の位置を一定に保持する一対の位置
決めピン15をその前面下端部に備えている。
1当たり面11bとの間に挾むように、押さえ板17と
ビス18とによりボディ11に固定されており、両方の
軸心がフィルム面と平行に、かつ相互に平行となるよう
にボディ11の上下方向に延在している。圧板12は、
その背面に、両ガイドロッド13に内側から接触する1
対の円弧状の突起であって同心円上に位置する突起12
aを有しており、また、左右2箇所に設けられたスプリ
ング16により図の上方へ弾性的に付勢されている。ま
た、この圧板12は、フィルム19の幅方向の端面に下
方から接触することによってフィルム19の磁性面に対
する磁気ヘッド14の位置を一定に保持する一対の位置
決めピン15をその前面下端部に備えている。
【0006】上記構成により、圧板12は、光軸方向
(フィルム面直角方向)には、第1当たり面11bとガイ
ドロック13とにより動きを規制され、一方、フィルム
走行方向には、円弧状突起12aとガイドロッド13と
の嵌合により動きを規制されている。これにより、圧板
12は、上下の当たり面11cに規制された範囲内にお
いて、フィルム面と平行な面上でガイドロッド13の軸
心方向と円弧状突起12aの中心点に対する傾動方向と
に移動可能になっている。
(フィルム面直角方向)には、第1当たり面11bとガイ
ドロック13とにより動きを規制され、一方、フィルム
走行方向には、円弧状突起12aとガイドロッド13と
の嵌合により動きを規制されている。これにより、圧板
12は、上下の当たり面11cに規制された範囲内にお
いて、フィルム面と平行な面上でガイドロッド13の軸
心方向と円弧状突起12aの中心点に対する傾動方向と
に移動可能になっている。
【0007】この機構では、フィルム19が傾斜した
り、上下へ移動したりしても、スプリング16の付勢力
により両位置決めピン15がフィルム19の下端面と接
触した状態を保つので、圧板12がフィルム19の動作
に追随して動き、フィルム19に対する磁気ヘッド14
の位置関係を一定に保つことができる。
り、上下へ移動したりしても、スプリング16の付勢力
により両位置決めピン15がフィルム19の下端面と接
触した状態を保つので、圧板12がフィルム19の動作
に追随して動き、フィルム19に対する磁気ヘッド14
の位置関係を一定に保つことができる。
【0008】ところで、図3(I)は、図1に示した磁気
ヘッド位置自動調整機構の要部を示した簡略図であり、
圧板12に固定された1対の位置決めピン15がフィル
ム19の幅方向の端面に摺接している状態を示してい
る。各スプリング16の一端部を支持している各ピン1
6a,16bは、不図示のボディーに対して相対的に固定
されており、一方、各スプリング16の他端部に支持さ
れている圧板12は、これらの各スプリング16によ
り、ボディーに対して相対的に弾性的に固定されてい
る。
ヘッド位置自動調整機構の要部を示した簡略図であり、
圧板12に固定された1対の位置決めピン15がフィル
ム19の幅方向の端面に摺接している状態を示してい
る。各スプリング16の一端部を支持している各ピン1
6a,16bは、不図示のボディーに対して相対的に固定
されており、一方、各スプリング16の他端部に支持さ
れている圧板12は、これらの各スプリング16によ
り、ボディーに対して相対的に弾性的に固定されてい
る。
【0009】今、上記ボディーに矢印Dの向きに、たと
えば、瞬間的に大きな衝撃が加えられたような場合、ボ
ディーは、この矢印Dの向きに急激な加速度を生じる。
ここで、フィルム19はボディーに対して相対的に固定
されていると仮定すれば、圧板12が有する慣性によっ
て、圧板12は、ボディー及びフィルム19に対して、
図中、反矢印D方向に移動しようとする。そして、この
力は、上記加速度が有意に大きなものである場合には、
スプリング16の付勢力に打ち勝って、(II)に示すよ
うに、圧板12の位置決めピン15はフィルム19の端
面から離隔する方向に移動する。
えば、瞬間的に大きな衝撃が加えられたような場合、ボ
ディーは、この矢印Dの向きに急激な加速度を生じる。
ここで、フィルム19はボディーに対して相対的に固定
されていると仮定すれば、圧板12が有する慣性によっ
て、圧板12は、ボディー及びフィルム19に対して、
図中、反矢印D方向に移動しようとする。そして、この
力は、上記加速度が有意に大きなものである場合には、
スプリング16の付勢力に打ち勝って、(II)に示すよ
うに、圧板12の位置決めピン15はフィルム19の端
面から離隔する方向に移動する。
【0010】すなわち、このタイプのカメラは、ボディ
ーの上下方向へ移動したり傾けたりした場合等に、フィ
ルムと磁気ヘッドとの位置関係を常に一定に保持できな
いという問題を生じていた。
ーの上下方向へ移動したり傾けたりした場合等に、フィ
ルムと磁気ヘッドとの位置関係を常に一定に保持できな
いという問題を生じていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき技術的課題は、カメラを傾けたり振動させたりし
た場合に、フィルムと磁気ヘッドとの位置関係が常に一
定に保持される磁気ヘッド位置自動調整機構を提供する
ことである。
すべき技術的課題は、カメラを傾けたり振動させたりし
た場合に、フィルムと磁気ヘッドとの位置関係が常に一
定に保持される磁気ヘッド位置自動調整機構を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記課題を
解決するために、本発明によれば以下の構成のカメラの
磁気ヘッド位置自動調整機構が提供される。
解決するために、本発明によれば以下の構成のカメラの
磁気ヘッド位置自動調整機構が提供される。
【0013】すなわち、このカメラの磁気ヘッド位置自
動調整機構は、磁気ヘッド部と、該磁気ヘッド部を回動
自在に軸支する一方、カメラボディー又は該カメラボデ
ィー内に備えられた圧板により回動自在に軸支されるレ
バーと、該レバーの軸支点に関して、磁気ヘッド部の反
対側に位置するレバーの部分に備えられるバランサーと
を有する。この磁気ヘッド部は、磁気ヘッド本体と、該
磁気ヘッド本体を支持すると共に、フィルムの幅方向端
面と接することにより磁気ヘッド本体をフィルムの磁性
面に対して適正位置に位置決めするための位置決め手段
を有する支持板とを備え、レバーは、位置決め手段をフ
ィルムの上記幅方向端面に付勢するための付勢手段を有
する。そして、このレバーの上記軸支点は、磁気ヘッド
部とレバーとバランサーとからなる全体機構の大略重心
位置に設けられる。なお、この構成において、上記位置
決め手段は、たとえば、上記磁気ヘッドを上記フィルム
走行方向に挾み込む上記支持板上の所定位置に固定され
た一対の位置決めピンから構成される。また、上記付勢
手段は、たとえば、上記軸支点により支持されかつその
一端部は上記カメラボディー又は上記圧板に固定されか
つその他端部は軸支点に対して磁気ヘッド部寄りの上記
レバーの所定位置に付勢されるように構成されたスプリ
ングから構成される。
動調整機構は、磁気ヘッド部と、該磁気ヘッド部を回動
自在に軸支する一方、カメラボディー又は該カメラボデ
ィー内に備えられた圧板により回動自在に軸支されるレ
バーと、該レバーの軸支点に関して、磁気ヘッド部の反
対側に位置するレバーの部分に備えられるバランサーと
を有する。この磁気ヘッド部は、磁気ヘッド本体と、該
磁気ヘッド本体を支持すると共に、フィルムの幅方向端
面と接することにより磁気ヘッド本体をフィルムの磁性
面に対して適正位置に位置決めするための位置決め手段
を有する支持板とを備え、レバーは、位置決め手段をフ
ィルムの上記幅方向端面に付勢するための付勢手段を有
する。そして、このレバーの上記軸支点は、磁気ヘッド
部とレバーとバランサーとからなる全体機構の大略重心
位置に設けられる。なお、この構成において、上記位置
決め手段は、たとえば、上記磁気ヘッドを上記フィルム
走行方向に挾み込む上記支持板上の所定位置に固定され
た一対の位置決めピンから構成される。また、上記付勢
手段は、たとえば、上記軸支点により支持されかつその
一端部は上記カメラボディー又は上記圧板に固定されか
つその他端部は軸支点に対して磁気ヘッド部寄りの上記
レバーの所定位置に付勢されるように構成されたスプリ
ングから構成される。
【0014】上記構成によれば、上記磁気ヘッド部は、
上記フィルムの走行方向に対して直角方向と傾動方向に
移動自在となっているので、付勢手段の付勢力によっ
て、位置決め手段は、常に、フィルムの上記幅方向端面
に接する。従って、フィルムが走行中に上下に移動した
り傾いたりしても、位置決め手段がフィルムの幅方向端
面と接した状態に維持されるため、磁気ヘッド本体はフ
ィルムの磁性面に対して常に適正位置に位置決めされ、
磁気情報の読み取り/書き込みエラーの発生が防止され
る。
上記フィルムの走行方向に対して直角方向と傾動方向に
移動自在となっているので、付勢手段の付勢力によっ
て、位置決め手段は、常に、フィルムの上記幅方向端面
に接する。従って、フィルムが走行中に上下に移動した
り傾いたりしても、位置決め手段がフィルムの幅方向端
面と接した状態に維持されるため、磁気ヘッド本体はフ
ィルムの磁性面に対して常に適正位置に位置決めされ、
磁気情報の読み取り/書き込みエラーの発生が防止され
る。
【0015】また、上記構成によれば、上記レバーの上
記軸支点は上記全体機構の大略重心位置に設定されてい
るため、上記カメラボディーをいかなる方向に直線的に
振動させても、上記軸支点を中心とする上記全体機構の
回転モーメントは発生しない。従って、フィルム走行時
にカメラボディーを上記の如く振動させた場合におい
て、上記付勢手段の付勢力によって作用せしめられる、
フィルムの上記幅方向端面に対する位置決め手段の付勢
力は実質的に変化せず、位置決め手段はフィルムの幅方
向端面と接した状態に維持されるため、磁気ヘッド本体
はフィルムの磁性面に対して適正位置に保持され、磁気
情報の読み取り/書き込みエラーの発生が防止される。
記軸支点は上記全体機構の大略重心位置に設定されてい
るため、上記カメラボディーをいかなる方向に直線的に
振動させても、上記軸支点を中心とする上記全体機構の
回転モーメントは発生しない。従って、フィルム走行時
にカメラボディーを上記の如く振動させた場合におい
て、上記付勢手段の付勢力によって作用せしめられる、
フィルムの上記幅方向端面に対する位置決め手段の付勢
力は実質的に変化せず、位置決め手段はフィルムの幅方
向端面と接した状態に維持されるため、磁気ヘッド本体
はフィルムの磁性面に対して適正位置に保持され、磁気
情報の読み取り/書き込みエラーの発生が防止される。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図4,5に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0017】図4,5は、夫々、本実施例に係るカメラ
の磁気ヘッド位置自動調整機構を斜め前方及び斜め後方
から見た状態を示している。図4において、24は不図
示のカメラボディー、又は該カメラボディー内に備えら
れている不図示の圧板に回動自在に取り付けられるレバ
ー、28はレバー24の一端部に回動自在に取り付けら
れる磁気ヘッド部、そして、22はレバー24の他端部
に備えられるバランサーである。この磁気ヘッド部28
は、磁気ヘッド本体28aと、図中、一点鎖線で示すフ
ィルム19の走行方向に磁気ヘッド本体28aを挾み込
む位置に配置され、フィルム19の幅方向端面19aを
支持するための一対の位置決めピン28cとが固定支持
された支持板28bからなる。
の磁気ヘッド位置自動調整機構を斜め前方及び斜め後方
から見た状態を示している。図4において、24は不図
示のカメラボディー、又は該カメラボディー内に備えら
れている不図示の圧板に回動自在に取り付けられるレバ
ー、28はレバー24の一端部に回動自在に取り付けら
れる磁気ヘッド部、そして、22はレバー24の他端部
に備えられるバランサーである。この磁気ヘッド部28
は、磁気ヘッド本体28aと、図中、一点鎖線で示すフ
ィルム19の走行方向に磁気ヘッド本体28aを挾み込
む位置に配置され、フィルム19の幅方向端面19aを
支持するための一対の位置決めピン28cとが固定支持
された支持板28bからなる。
【0018】図において、32は、レバー24を上記カ
メラボディー又は上記圧板に回動自在に取り付けるべ
く、レバー24とバランサー22と磁気ヘッド部28と
からなる全体機構の大略重心位置に対応するレバー24
の所定部位に形成された軸支点としての軸穴であり、こ
の軸穴32に、図5中、36で示すようなビス等の取り
付け用部材を通すことによって、レバー24はカメラボ
ディー又は圧板に取り付けられる。なお、34は、レバ
ー24に形成された磁気ヘッド部28取り付け用の軸穴
である。
メラボディー又は上記圧板に回動自在に取り付けるべ
く、レバー24とバランサー22と磁気ヘッド部28と
からなる全体機構の大略重心位置に対応するレバー24
の所定部位に形成された軸支点としての軸穴であり、こ
の軸穴32に、図5中、36で示すようなビス等の取り
付け用部材を通すことによって、レバー24はカメラボ
ディー又は圧板に取り付けられる。なお、34は、レバ
ー24に形成された磁気ヘッド部28取り付け用の軸穴
である。
【0019】上記取り付け用部材36には、その一端部
がカメラボディー又は圧板に固定される一方、その他端
部が上記軸穴32に関して磁気ヘッド部28寄りに位置
するレバー24上の所定部位に付勢されるように構成さ
れた、図に示す如くねじりバネ38が取り付けられる。
このねじれバネ38の付勢力により、レバー24は軸穴
32を中心として回転せしめられ、フィルム19が傾い
たり上下へ移動したりしても、磁気ヘッド部28に備え
らている上記一対の位置決めピン28cが、図4に示す
ように、常に、フィルム19の幅方向端面19aに摺接
するようにしている。図において、フィルム19は、磁
気ヘッド本体28aの磁気情報読み取り/書き込み窓に
対応する位置に不図示の磁性面を有しており、上記機構
によって、フィルム19の磁性面に対する磁気情報読み
取り/書き込み窓の位置関係が、常に、一定に保たれ
る。
がカメラボディー又は圧板に固定される一方、その他端
部が上記軸穴32に関して磁気ヘッド部28寄りに位置
するレバー24上の所定部位に付勢されるように構成さ
れた、図に示す如くねじりバネ38が取り付けられる。
このねじれバネ38の付勢力により、レバー24は軸穴
32を中心として回転せしめられ、フィルム19が傾い
たり上下へ移動したりしても、磁気ヘッド部28に備え
らている上記一対の位置決めピン28cが、図4に示す
ように、常に、フィルム19の幅方向端面19aに摺接
するようにしている。図において、フィルム19は、磁
気ヘッド本体28aの磁気情報読み取り/書き込み窓に
対応する位置に不図示の磁性面を有しており、上記機構
によって、フィルム19の磁性面に対する磁気情報読み
取り/書き込み窓の位置関係が、常に、一定に保たれ
る。
【0020】ところで、これらの磁気情報読み取り/書
き込み窓により、上記磁性面に対して、たとえば、トリ
ミング情報や天地情報やフラッシュ情報等、種々の情報
の読み書きが行なわれるようになっている。磁気ヘッド
本体28aによるこれらの読み書き操作は、フィルム巻
き取り時等、カメラボディーが必ずしも静止状態に保持
される必要のないフィルム19の走行時に、一般的に、
行なわれる。本実施例の磁気ヘッド自動調整機構は、上
記の如く、カメラボディーに対する軸支点が該機構の大
略重心位置に設定されているため、フィルム19走行時
にカメラボディーを振動させても、位置決めピン28c
をフィルム19の端面19aに追随させることができ、
従って、磁気情報の読み書きエラーの発生が防止され
る。
き込み窓により、上記磁性面に対して、たとえば、トリ
ミング情報や天地情報やフラッシュ情報等、種々の情報
の読み書きが行なわれるようになっている。磁気ヘッド
本体28aによるこれらの読み書き操作は、フィルム巻
き取り時等、カメラボディーが必ずしも静止状態に保持
される必要のないフィルム19の走行時に、一般的に、
行なわれる。本実施例の磁気ヘッド自動調整機構は、上
記の如く、カメラボディーに対する軸支点が該機構の大
略重心位置に設定されているため、フィルム19走行時
にカメラボディーを振動させても、位置決めピン28c
をフィルム19の端面19aに追随させることができ、
従って、磁気情報の読み書きエラーの発生が防止され
る。
【図1】 従来例に係るカメラの磁気ヘッド位置自動調
整機構をカメラの背面側から見た図である。
整機構をカメラの背面側から見た図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 (I),(II)は、図1のカメラに衝撃が加え
られる前後の磁気ヘッド位置自動調整機構とフィルムと
の位置関係を示す説明図である。
られる前後の磁気ヘッド位置自動調整機構とフィルムと
の位置関係を示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施例に係るカメラの磁気ヘッド
位置自動調整機構を斜め前方から見た斜視図である。
位置自動調整機構を斜め前方から見た斜視図である。
【図5】 図4の磁気ヘッド位置自動調整機構を斜め後
方から見た斜視図である。
方から見た斜視図である。
19 フィルム 19a 端面 20 磁気ヘッド位置自動調整機構 22 バランサー 24 レバー 28 磁気ヘッド部 28a 磁気ヘッド本体 28b 支持板 28c 位置決めピン 32,34 軸支点としての軸穴 36 取り付け用部材 38 ねじりバネ
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ヘッド部(28)と、 該磁気ヘッド部(28)を回動自在に軸支する一方、カメ
ラボディー又は該カメラボディー内に備えられた圧板に
より回動自在に軸支されるレバー(24)と、 該レバー(24)の軸支点(32)に関して、磁気ヘッド部
(28)の反対側に位置するレバー(24)の部分に備えら
れるバランサー(22)とを有し、 上記磁気ヘッド部(28)は、磁気ヘッド本体(28a)
と、該磁気ヘッド本体(28a)を固定支持すると共にフ
ィルム(19)の幅方向端面(19a)と接することにより
磁気ヘッド本体(28a)をフィルム(19)の磁性面に対
して適正位置に位置決めするための位置決め手段(28
c)を有する支持板(28b)とを備え、 上記レバー(24)は、位置決め手段(28c)をフィルム
(19)の上記幅方向端面(19a)に付勢するための付勢
手段(38)を有し、 上記レバー(24)の上記軸支点(32)は、磁気ヘッド部
(28)とレバー(24)とバランサー(22)とからなる全
体機構の大略重心位置に設けられたことを特徴とするカ
メラの磁気ヘッド位置自動調整機構。 - 【請求項2】 上記位置決め手段(28c)は、上記磁気
ヘッド本体(28a)を上記フィルム(19)走行方向に挾
み込む上記支持板(28b)上の所定位置に固定された一
対の位置決めピンからなることを特徴とする請求項1記
載のカメラの磁気ヘッド位置自動調整機構。 - 【請求項3】 上記付勢手段(38)は、上記軸支点(3
2)により支持されかつその一端部は上記カメラボディ
ー又は上記圧板に固定されかつその他端部は軸支点(3
2)に関して磁気ヘッド部(28)寄りの上記レバー(2
4)の所定位置に付勢されるように構成されたスプリン
グからなることを特徴とする請求項1又は2記載のカメ
ラの磁気ヘッド位置自動調整機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202214A JPH0651389A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | カメラの磁気ヘッド位置自動調整機構 |
US08/095,544 US5483312A (en) | 1992-07-29 | 1993-07-26 | Mechanism for positioning a magnetic head relative to a magnetic surface on a photographic film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202214A JPH0651389A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | カメラの磁気ヘッド位置自動調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651389A true JPH0651389A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16453855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4202214A Pending JPH0651389A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | カメラの磁気ヘッド位置自動調整機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5483312A (ja) |
JP (1) | JPH0651389A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5802409A (en) * | 1997-07-30 | 1998-09-01 | Eastman Kodak Company | Retractable two track head assembly with controllable roll stiffness |
US5805942A (en) * | 1997-07-30 | 1998-09-08 | Eastman Kodak Company | Horizontal head assembly and suspension method for magnetically coated film recording |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5136318A (en) * | 1989-12-28 | 1992-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera using film having magnetic storage part |
JP2805736B2 (ja) * | 1990-04-27 | 1998-09-30 | キヤノン株式会社 | カメラ及びフィルム追従装置 |
US5155511A (en) * | 1990-05-29 | 1992-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera using film with magnetic memory |
JPH0460531A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-26 | Canon Inc | 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4202214A patent/JPH0651389A/ja active Pending
-
1993
- 1993-07-26 US US08/095,544 patent/US5483312A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5483312A (en) | 1996-01-09 |
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