JPH0668539A - 磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構 - Google Patents

磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構

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JPH0668539A
JPH0668539A JP22425792A JP22425792A JPH0668539A JP H0668539 A JPH0668539 A JP H0668539A JP 22425792 A JP22425792 A JP 22425792A JP 22425792 A JP22425792 A JP 22425792A JP H0668539 A JPH0668539 A JP H0668539A
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JP
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head
magnetic head
magnetic
magneto
lever
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JP22425792A
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English (en)
Inventor
Masaaki Miura
正章 三浦
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジをトラッキング方向に進退駆動さ
せる位置において、駆動用の軸とヘッド進退機構との係
合を切り離して、磁気ヘッドのトラッキング方向への高
速シークができる光磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動
機構を提供すること。 【構成】 トラッキング方向と平行な方向に向けて取付
枠14に回転可能に保持された駆動用の偏心軸部27b
は、光磁気ディスクDに対して進退回動する際にカム溝
31の係合部31aに幅方向に移動不能に係合してヘッ
ド昇降機構18を進退駆動し、且つ光磁気ディスクDか
ら離反した第1停止位置及び前記光磁気ディスク側の第
2停止位置に位置したときにカム溝31の拡幅部31b
に移動するように、カム溝31に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドを磁気デ
ィスクに対して駆動手段により進退駆動させるようにし
た磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置としては、例えば従来
より光磁気ディスク装置が知られている。この光磁気デ
ィスク装置で光磁気ディスクに情報を記録するときに、
一般的には、光磁気ディスクに記録されている情報を前
もって消去した後に記録を行っている。しかし、記録を
早く行うには、前の記録を消去すると同時に記録するオ
ーバーライト方式が有利である。
【0003】この方式の一つとしては、光磁気ディスク
の一面の記録膜にレーザーのスポット光を光学ヘッドか
ら照射して加熱すると同時に、光磁気ディスクの他面か
ら磁気ヘッドにより磁界を与えて、磁力方向を変換し記
録する様にした磁界変調オーバーライト方式がある。
【0004】この方式では磁界を与えるために、装置内
に配設された磁気ヘッドを光磁気ディスクの半径方向
(トラッキング方向)に光学ヘッドと同期して進退駆動
するように設けると共に、この磁気ヘッドを光磁気ディ
スクに対して垂直に進退駆動可能に設ける必要がある。
【0005】この磁気ヘッドを光磁気ディスクに対して
トラッキング方向及び垂直に進退駆動させる為には、キ
ャリッジをトラッキング方向に駆動可能に取付枠に設
け、ヘッド支持部材を光磁気ディスクに対して進退可能
にキャリッジに支持させると共に、このヘッド支持部材
を光磁気ディスクに対して進退駆動させる電動ヘッド駆
動手段をキャリッジに取り付けるようにすることが考え
られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、磁気ヘッド
のディスク面に対する進退移動ストロークを一定量確保
する必要があるが、磁気ディスク装置は標準的外形寸法
の制約があるため、磁気ヘッド用のヘッド進退機構を磁
気ディスクと垂直な方向にコンパクトにして、全体の小
型化を図ることができるのが望ましい。
【0007】また、電動ヘッド駆動手段をキャリッジに
設けると、電動ヘッド駆動手段,キャリッジ,ヘッド支
持部材,磁気ヘッド等から構成される可動部の重量が大
きくなるため、この可動部の慣性力の為にトラッキング
方向への移動制御に時間がかかって、磁気ヘッドによる
シーク時間が長くなり、高速シークを行うためには好ま
しくないという問題があった。
【0008】そこで、上記要望を達成し且つ上記問題点
を解決するために、トラッキング方向に延びる駆動用の
軸を取付枠に保持させ、この駆動用の軸の回転によりヘ
ッド進退機構を作動可能に設けると共に駆動用の軸とヘ
ッド進退機構とをトラッキング方向に相対移動可能に係
合させて、駆動用の軸を回転駆動する電動ヘッド駆動機
構を取付枠に装着することが考えられる。
【0009】この場合、キャリッジをトラッキング方向
に進退駆動させる状態において、駆動用の軸とヘッド進
退機構とが係合していると、この係合部に摩擦抵抗が生
じているため、磁気ヘッドのトラッキング方向への高速
シークができないという問題がある。
【0010】
【発明の目的】この発明は、この従来技術の課題に鑑み
てなされたものであり、キャリッジをトラッキング方向
に進退駆動させる状態において、駆動用の軸とヘッド進
退機構との係合を切り離して、磁気ヘッドのトラッキン
グ方向への高速シークができるようにした磁気ディスク
装置の磁気ヘッド駆動機構を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、磁気ディスクのトラッキング方向と平
行な方向に進退駆動可能に取付枠に保持されたキャリッ
ジ本体と、前記磁気ディスクに対して進退可能に且つ前
記磁気ディスクから離反した位置及び前記磁気ディスク
に近接した位置に停止保持可能に前記キャリッジ本体に
装着されたヘッド進退機構と、前記ヘッド進退機構に保
持されて前記磁気ディスクに磁界をかける磁気ヘッド
と、前記ヘッド進退機構に連動する部材に設けられた係
合部と、前記トラッキング方向と平行な方向に向けて前
記取付枠に回転可能に保持された偏心シャフトとを備
え、前記偏心シャフトは、前記磁気ディスクに対して進
退回動する際に前記係合部に係合して前記ヘッド進退機
構を進退駆動し、且つ、前記磁気ディスクから離反した
第1停止位置及び前記磁気ディスク側の第2停止位置に
位置したときに前記係合部から離間する磁気ディスク装
置の磁気ヘッド駆動機構としたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】オーバーライト可能な光磁気ディスクに情
報を記録再生する祭には、磁界と熱が必要となる。この
光磁気ディスク装置としては、熱を与えるためにレーザ
ー光源を有する光学ヘッド(図示せず)と、光磁気ディ
スク上で光学ヘッドによるレーザー光が収束される位置
に対応して光磁気ディスクの微小な範囲に磁界のS,N
の向きを選択してかけることができる磁気ヘッド(後
述)を備えている。この磁気ヘッドと光学ヘッドは同期
して駆動されるが、この同期機構はこの発明の要部では
ないので詳細な説明は省略する。
【0014】図1において、光磁気ディスク装置は、ベ
ース部A,ホルダー昇降操作部B,カートリッジホルダ
ーC,磁気ヘッドを備える磁気ヘッド部HD等を有す
る。
【0015】[ベース部A]このベース部Aは、ベースプ
レート1、ベースプレート1の後端両側部に固定された
上下に延びるガイド板2を有する。このガイド板2の上
端部には上下に延びるガイド溝2aが設けられている。
【0016】3はベースプレート1の前側部上に固定さ
れたカートリッジホルダーCの高さ位置決用の支持軸、
4はベースプレート1の後側部上に固定されたカートリ
ッジホルダーCの高さ位置決支持用の支持軸である。ま
た、図2,図3において3a,4aは支持軸3,4の上
端部に設けられたホルダー本体11の底壁11cの位置
決用の基準面、図3において3bは支持軸3の上端の基
準面3aから突出して設けられ底壁11cに設けられた
逃げ穴を貫通して図示せぬカートリッジの底面に設けら
れた位置決穴と係合してカートリッジの平面位置を決め
る係合部である。この支持軸3,4の上端部には後で述
べるスライド板8の底板8aに設けられたスライドガイ
ド穴と係合する係合溝5a,6a付のガイドリング5,
6が装着されている。尚、支持軸3,4は左右に設けら
れ、ベースプレート1上には支持軸3に近接してバネ係
止ピン7が突設されている。
【0017】[ホルダー昇降操作部B]ホルダー昇降操作
部Bはベースプレート1上に配設されたスライド板8を
有する。このスライド板8は、底板部8aと、底板部8
aの両側に上方に向けて形成された側板8bを有する。
また、この底板部8aの両側部の支持軸3,4に対応す
る部分には、ガイド長孔(図示せず)が夫々が形成さ
れ、この各ガイド長孔にはガイドリング5,6が挿通さ
れている。しかも、この底板部8aは、ガイド孔側縁部
がガイドリング5,6の係合溝5a,6aに前後動自在
に且つ上下移動不能に係合保持されている。
【0018】底板部8aの底面にはバネ係止突起9が下
方に向けて突設され、バネ係止ピン7とバネ係止突起9
には引っ張りコイルスプリングSが掛け渡され、側板部
8bの前部及び後部には切欠状のカム溝10,10が形
成されている。このカム溝10は、傾斜ガイド部10
a,水平部10b,垂直部10cから構成されている。
尚、スライド板8は、図示しないイジェクトボタンの操
作で作動するモータ等の駆動手段により後方に(図面の
矢印の方向)駆動操作可能に設けられていると共に、後
方の所定位置でベース部Aにロック手段でロックされる
ようになっている。このロック手段によるスライド板8
のベース部Aへのロックは、光磁気ディスクを内蔵した
カートリッジの光磁気ディスク装置への挿入時におい
て、カートリッジがホルダー本体11への図示しないシ
ャッターを開いたときに、このシャッターに連動するア
ームにより解除されるようになっている。
【0019】[カートリッジホルダーC]カートリッジホ
ルダーCは、スライド板8の側板部8b,8b間に配設
されたホルダー本体11を有する。ホルダー本体11
は、上壁11a,上壁11aの両側に設けられた側壁1
1b,11b,各側壁11bの下端に内側に向けて設け
られた底壁11c,11cを有する。
【0020】この上壁11aには前後に延びる開口11
dが形成され、側壁11bにはガイド溝2a,10,1
0に夫々係合するガイドピン12,13,13が突設さ
れ、底板11cにはホルダー本体11の最降下時に左右
位置決用の係合部3bに係合する位置決孔(図示せず)が
設けられている。
【0021】従って、図示しないイジェクトボタンの操
作によりモータ等の駆動手段を作動させて、この駆動手
段によりスライド板8を後方に引っ張りコイルスプリン
グSのバネ力に抗して駆動操作すると、ホルダー本体1
1はガイドピン13,13とガイド溝10,10の傾斜
ガイド部10a,10aの作用により後方への移動力を
受ける。しかし、ホルダー本体11は、ガイドピン12
とガイド溝2aの作用により後方への移動が阻止され
て、ガイドピン13,13とガイド溝10,10の傾斜
ガイド部10a,10aの作用により上方向へのみ移動
させられる。そして、ガイドピン13,13がガイド溝
10,10の水平部10b,10b内に位置させられる
と、この位置で駆動手段の作動が停止させられて、スラ
イド板8がベース部Aにロック手段でロックされる。
【0022】一方、光磁気ディスクが内蔵されたカート
リッジを光磁気ディスク装置に挿入すると、カートリッ
ジがホルダー本体11への図示しないシャッターを開
き、このシャッターに連動するアームによりロック手段
によるスライド板8のベース部Aへのロックが解除され
て、スライド板8が引っ張りコイルスプリングSのバネ
力により手前側に移動させられる。これにより、ホルダ
ー本体11は、ガイドピン13,13とガイド溝10,
10の傾斜ガイド部10a,10aの作用により手前側
への移動力を受けるが、ガイドピン12とガイド溝2a
の作用により手前側への移動が阻止されて、ガイドピン
13,13とガイド溝10,10の傾斜ガイド部10
a,10aの作用により下方へのみ移動させられる。
【0023】これによって、ガイドピン13,13がガ
イド溝10,10の傾斜ガイド部10a,10aの下端
部側に移動すると、ホルダー本体11が支持軸3,4の
上端部に設けられた位置決用の基準面3a,4aに当接
して、ホルダー本体11の位置決がなされる。
【0024】[磁気ヘッド部HD]磁気ヘッド部HDは、
図1,図4に示した如く取付枠14,一対のガイドシャ
フト15(駆動棒),磁気ヘッドキャリッジMC,リニ
アモータ16を有する。
【0025】この取付枠14は、左右の側壁14a,1
4aと前後の側壁14b,14bを有すると共に、開口
11dを囲むようにホルダー本体11の上壁11a上に
固定されている。しかも、取付枠14の後部側の側壁1
4bの両端上面には治具位置決穴14c,14cが後述
する位置決治具100を係合保持させる係合部として形
成されている。
【0026】また、一対のガイドシャフト15,15
は、互いに平行に設けられていると共に、開口11dの
両側部に位置して取付枠14の対向する側壁14a,1
4aに固定されている。
【0027】リニアモータ16は、ガイドシャフト15
に沿って取付枠14に固定されたヨーク16aと、ヨー
ク16aに固定された永久磁石16bと、ヨーク16a
に摺動自在に設けられたコイル16cを有する。
【0028】磁気ヘッドキャリッジMCは、キャリッジ
本体17と、キャリッジ本体17に装着されたヘッド昇
降機構18(ヘッド進退機構)を有する。このキャリッ
ジ本体17は、ローラRでガイドシャフト15,15に
転動自在に保持された支持部17a,17aと、この支
持部17a,17aの両端部間に一体に設けられた側壁
17b,17bから方形枠状に形成されている。
【0029】しかも、キャリッジ本体17の一方の支持
部17aの下端には、図4〜図6に示した様に、キャリ
ッジ本体17の中央側下方に向けて突出するストッパー
板17c(ストッパ部)が一体に設けられている。ま
た、キャリッジ本体17にコイル16cが固定されてい
て、このコイル16cに通電することによりキャリッジ
本体17はガイドシャフト15に沿って前後に駆動制御
される。
【0030】<ヘッド昇降機構18(ヘッド進退機構)
>ヘッド昇降機構は、ヘッド昇降駆動部20(図1参
照),セクタギヤ30,第1駆動レバー40,第2駆動
レバー50,付勢方向切換機構60,第1位置決レバー
70,第2位置決レバー80(可動部材),ストッパー
90を有する。
【0031】ヘッド昇降駆動部20 ヘッド昇降駆動部20は、図1に示した様に取付枠14
の一方の側壁14bに固定された第1ブラケット21
と、第1ブラケット21に固定された第2ブラケット2
2と、第2ブラケット22に固定されたモータ23(電
動駆動手段)を有する。また、ヘッド昇降駆動部20
は、第2ブラケット22に保持され且つモータ23の出
力軸(図示せず)に連動する歯車減速機構24と、歯車減
速機構24に摩擦クラッチ(図示せず)を介して連動する
ギヤ25と、ギヤ25に噛合する回転角規制用のギヤ2
6を有する。このギヤ26は、側壁14bと第1ブラケ
ット21とに渡架された軸(図示せず)に回転自在に保持
されていると共に、この軸に突設された位置規制ピンと
ギヤ26側に180゜の間隔で設けた位置規制部とによ
り、180゜の範囲内で往復回動可能に設けられてい
る。
【0032】更に、ヘッド昇降駆動部20は、第1ブラ
ケット21及び取付枠14の側壁14b,14bを貫通
する駆動シャフト27と、駆動シャフト27に設けられ
ギヤ26に噛合する従動ギヤ28を有する。この駆動シ
ャフト27のカートリッジ挿入側に位置する端部にはド
ライバー等による手動操作の為の係合溝27a(手動操
作部)が形成され、駆動シャフト27のガイドシャフト
15に対応する部分には小径の偏心軸部27b(偏心シ
ャフト)が形成されている。尚、ガイドシャフト15と
駆動シャフト27は互いに平行に設けられており、この
シャフト15,27の延びる方向は後述する光磁気ディ
スクDの半径方向(ラジアル方向)すなわち光学ヘッド
(図示せず)のトラッキング方向(ラジアル方向)と平行
な方向となる。
【0033】この偏心軸部27bは、図4に示した如く
キャリッジ本体17の側壁17b,17bの一端部に設
けた大径孔17d,17dを貫通しており、駆動シャフ
ト27の回転操作に伴い大径孔17d,17d内で回転
できるようになっている。
【0034】セクタギヤ30,第1駆動レバー40 第1駆動レバー40は、図4〜図7,図9に示した様
に、筒状軸部41と、この筒状軸部41の両端に一体に
設けられたレバー板部42,42とから平面形状が概略
コ字状に形成されている。この各レバー板部42にはセ
クタギヤ30が一体に固定されている。
【0035】また、セクタギア30及び第1駆動レバー
40は、キャリッジ本体17内に配設されていると共
に、筒状軸部41及びセクターギヤ30を貫通し且つ側
壁17b,17bの一端部近傍の部分間に渡架された支
持軸43に回動自在に保持されている。このセクタギヤ
30の基端部には、図5〜図9に示した如く側方に向け
て開放するカム溝31(係合切欠)が形成されている。
このカム溝31は、偏心軸27bが上下方向にガタなく
係合する幅の係合部31aと、この係合部31aの開放
端側に設けられた逃し用の拡幅部31bを有する。そし
て、このカム溝31には駆動シャフト27の偏心軸部2
7bが係合している。
【0036】第2駆動レバー50 第2駆動レバー50は、筒状軸部51と、筒状軸部51
の両端部に一体に設けられたレバー板部52,52を有
する。この各レバー板部52の中間には、図7に示した
如く円弧状の逃げ穴53と、長手方向に細長く延びる係
合孔54が筒状軸51側から順に間隔をおいて形成され
ている。しかも、第2駆動レバー50は、レバー板部5
2,52が第1駆動レバー40のレバー板部42,42
間に配設されていると共に、筒状軸部51を貫通し且つ
側壁17b,17bの一端部近傍の部分に渡架された支
持軸55に回動自在に保持されている。
【0037】また、逃げ穴53にはレバー板部42,4
2の先端部間に渡架した支持軸44が挿通され、係合孔
54には第1駆動レバー40のレバー板部42に突設し
た係合ピン45が長手方向に移動可能に且つ短手方向に
移動不能に挿入係合されている。
【0038】付勢方向切換機構60 付勢方向切換機構60は、図4,図8に示した様に、セ
クターギヤ30と、一方の側壁17bの略中央に回転自
在に保持された回転軸61と、回転軸61に固定され且
つセクターギヤ30に噛合するピニオン62と、回転軸
61と一体のレバー63と、レバー63の自由端部に突
設されたバネ係止ピン64と、このバネ係止ピン64と
支持軸43とに掛け渡された引っ張りコイルスプリング
65を有する。
【0039】ここで、図8において回転軸61の中心と
支持軸43の軸心を結ぶ仮想線をa、駆動シャフト27
の回転中心をO1、偏心軸部27bの軸心をO2とした
場合において、駆動シャフト27を図1中反時計回り方
向に回動操作すると、偏心軸部27bが軸心O1を中心
に下方に円弧状に回動して、セクターギヤ30の基端部
を下方に変位させる。これに伴い、図7(a),図8(a)に
示した如く、支持軸44が逃げ穴53の上端部に当接す
るまでセクターギヤ30の先端部が上方に回動して、セ
クターギヤ30によりピニオン62,回転軸61,レバ
ー63,バネ係止ピン64が反時計回り方向に回動させ
られて、引っ張りコイルスプリング65が仮想線aの下
方に変位し、セクターギヤ30の自由端部を上方に回動
付勢する。
【0040】一方、駆動シャフト27を図1中時計回り
方向に回動操作すると、偏心軸部27bが軸心O1を中
心に上方に円弧状に回動して、セクターギヤ30の基端
部を上方に変位させる。これに伴い、図7(a),図8(a)
に示したように、支持軸44が逃げ穴53の下端部に当
接する直前までセクターギヤ30の先端部が下方に回動
して、セクターギヤ30によりピニオン62,回転軸6
1,レバー63,バネ係止ピン64が時計回り方向に回
動させられ、引っ張りコイルスプリング65が仮想線a
の上方に変位して、セクターギヤ30の自由端部を下方
に回動付勢する。
【0041】第1位置決レバー70 第1位置決レバー70は、基端部71と、図4,図1
3,図14に示した如く、基端部71に一体に連接され
たレバー板部72,72から平面形状が略コ字状に形成
されている。基端部71には、レバー板部72間に向け
て開放する係止溝73が形成され、係止溝73の側面に
開口する長孔74が形成されている。この第1位置決レ
バー70は、全体が第2駆動レバー50のレバー板部5
2,52間に配設されていると共に、基端部71が長孔
74を貫通する支持軸56に回動自在に保持されてい
る。
【0042】また、基端部71には、レバー板部72と
は反対側に突出する突部75が形成されている。この突
部75には上下に貫通するネジ孔76が形成され、この
ネジ孔76には位置決高さ設定用の調整ネジ77(スト
ッパ部)が螺着され、調整ネジ77が接着剤78で突部
75に固定されている。この調整ネジ77は、下端部が
突部75から下方に突出してキャリッジ本体17のスト
ッパ板17cに臨んでいる。
【0043】第2位置決レバー80(可動部材) レバー板部72は支持軸44に枢支されている。従っ
て、レバー40及び50の傾動により支持軸56及び4
4が上下動することによって、第1位置決レバー70は
図4の紙面方向に水平な姿勢を保ったまま紙面に垂直な
方向に上下動する。
【0044】第2位置決レバー80は、図4に示した如
く第1位置決レバー70のレバー板部72,72間に配
設されている。この第2位置決レバー80には、図4,
図15,図16に示した如く、一端部すなわち第1位置
決レバー70の基端部71側端部の両側に突設され且つ
レバー板部72,72に臨むストッパ突部81,81
と、他端部に突設された突部82と、係止溝73に向け
て開口する係止溝83が形成されている。
【0045】この突部82にはキャリッジ本体17の移
動方向に対する位置決溝84(位置決部)が形成され、
突部85の両側には係止段部86,86が形成され、係
止溝83の中央には長孔87が形成されている。また、
第2位置決レバー80には長孔87の両側に位置させて
長孔88,88が形成されている。
【0046】この様な第2位置決レバー80は、係止溝
83を貫通する支持軸44を介してレバー板部72,7
2に回動自在に保持されている。しかも、支持軸44に
捲回した捻りコイルバネ89の一端部が第2位置決レバ
ー80の係止溝83内に係止され、この捻りコイルバネ
89の他端部が支持軸56に掛け渡されて第1位置決レ
バー70の係止溝73内に係止されている。この捻りコ
イルバネ89は、ストッパ突部81,81が第1位置決
レバー70のレバー板部72,72に図4の裏側から当
接する方向に、第2位置決レバー80を回動付勢してい
る。
【0047】ストッパー90 キャリッジ本体17の他方の支持部17aには、突部9
0a,90aが係止段部86,86に臨むストッパー9
0が固定されている。また、この支持部17aの下端部
には位置決溝84に臨む位置決ピン91(位置決部)が
固定されている。このストッパー90は筒状軸部51の
上方に位置しており、位置決ピン91は筒状軸部51の
下方に位置している。
【0048】第2位置決レバー80の下面にはヘッドホ
ルダー91が長孔88,89に遊挿されたビス92,9
3(固定手段)で固定され、ヘッドホルダー91には図
11に示すごとく「へ」の字状に折曲された板バネ94
の基端部が固定され、板バネ94の先端部には線状板バ
ネ94aが一体に設けられ、この線状板バネ94aには
磁気ヘッド95が装着されている。
【0049】磁気ヘッド95は、図10〜図12に示し
た様に線状板バネ94aに固定されたスライダー95a
と、スライダー95aに固定されたコア95bと、コア
95bに捲回されたコイル95cから構成されている。
このスライダー95aの一縁部には、光磁気ディスクD
の高速回転に伴うエア流れを磁気ヘッド95と光磁気デ
ィスクDとの間に案内して、磁気ヘッド95を光磁気デ
ィスクDから僅かに浮かせるためのエアガイド斜面95
dが形成されている。
【0050】また、ヘッドホルダー91には、長孔87
に臨み且つこの長孔87よりも小さめに形成された長孔
96(被係合部)が設けられている。そして、ビス9
2,92を緩めた状態で、長孔96にドライバーの先端
部を係合させ、このドライバーを回動又は移動操作する
ことで、ヘッドホルダー91の取付位置を前後左右に調
整し、以て、磁気ヘッド95の前後左右の位置即ち水平
方向の傾きを調整できる。この調整後は、ビス92,9
2を締め付けて、ビス92,92を第2位置決レバー8
0に接着剤で固定する。
【0051】この様な磁気ヘッド95の位置調整は、図
17に示した様な位置調整治具100を用いて行われ
る。この位置調整治具100は、位置決孔101a,1
01aが側縁部に設けられた方形枠状のベース板101
と、ベース板101を取付枠14に位置決させる位置決
ピン102と、ベース板101上に装着されたX−Y微
動装置103と、X−Y微動装置103に装着された係
合操作部材としてのドライバー104を有する。
【0052】X−Y微動装置103は、Y方向に進退自
在にベース板101上に装着されたYテーブル105
と、X方向に進退自在にYテーブル105上に装着され
たXテーブル106を有する。また、X−Y微動装置1
03(微動手段)は、スリーブ107aがベース板10
1に固定され且つスピンドル107bの先端部がYテー
ブル105に固定されたY方向マイクロメータヘッド1
07と、スリーブ108aがYテーブル105に固定さ
れ且つスピンドル108bの先端部がXテーブル106
に固定されたX方向マイクロメータヘッド108を有す
る。そして、このXテーブル105上には、ベース板1
01の方形孔101b上に先端部109aを突出させた
プレート109が固定され、この先端部109aにドラ
イバー104が保持されている。
【0053】この様な位置調整治具100を用いて磁気
ヘッド95の光磁気ディスクDに沿う方向の位置調整を
行うには、予め、ビス92,92を緩めた状態にして、
ヘッドホルダー91を光磁気ディスクDに沿う方向に移
動調整可能にしておく。
【0054】次に、この位置調整治具100を取付枠1
4上に載置する一方、位置決ピン102,102を位置
決孔101a,101aに挿通させると共に取付枠14
の位置決穴14c,14cに嵌合させる。そして、ドラ
イバー104の先端部を図18(b)の如く長孔87を介
して長孔96に係合させ、マイクロメータヘッド10
7,108の目盛により微動量を確認しながら、マイク
ロメータヘッド107,108のシンブル107c,1
08cを回転操作することにより、ドライバー104を
X方向,Y方向に微動させて、ヘッドホルダー91,及
び磁気ヘッド95を図18(a)の如くX方向,Y方向
(光磁気ディスクDに沿う方向)に移動調整すると共に
矢印110の如く回動調整する。この調整は、光学ヘッ
ド(図示せず)の対物レンズLによるレーザービームLB
のスポットSPが形成される部分にコア95bのギャッ
プをあわせるようにする。
【0055】尚、本実施例では、長孔96を係合操作部
材であるドライバー104の被係合部としたが、必ずし
もこれに限定されるものではない。例えば、図19に示
した様に突部91aを被係合部としてヘッドホルダー9
1に設け、X−Y微動装置103でドライバー104と
同様に微動させられるドライバー104´の係合穴10
4´aを突部91aに係合させて、ヘッドホルダー91
を光磁気ディスクDに沿う方向に微動調整するようにし
てもよい。
【0056】また、ヘッドホルダー91に設ける被係合
部は上記長孔96に限定されるものではない。例えば、
図20の(a)の如く一対の円形孔120,120をヘッ
ドホルダー91に設けて、この円形孔120,120に
ドライバーの先端に設けた一対のピンを係合させ、この
ドライバーで磁気ヘッド95の向きを調整するようにし
てもよい。また、図20の(b)の如く一つの円形孔12
0と長孔121をヘッドホルダー91に設けて、ドライ
バーに設けた一対のピンを孔120,121に挿入する
際、このピンの間隔の寸法バラツキを長孔121で吸収
させるようにし、このドライバーで磁気ヘッド95の向
きを調整するようにしてもよい。
【0057】更に、図19に示した被係合部としての突
部19aは図20の(c),(f)の如く偏平形状に形成して
も良い。また、被係合部としての突部は図19のごとく
一つである必要はない。例えば、図20の(d)の如く円
柱状突起122,122をヘッドホルダー91に設け
て、この円柱状突起122,122にドライバーの先端
に設けた一対の係合穴を係合させ、このドライバーで磁
気ヘッド95の向きを調整するようにしてもよい。ま
た、図20の(e)の如く一つの円柱状突起122と偏平
状突起123をヘッドホルダー91に設けて、ドライバ
ーに設けた一対の長孔状の係合穴の一方に円柱状突起1
22を遊挿し、ドライバーに設けた一対の長孔状の係合
穴の他方に偏平状突起123を嵌着係合する際、この突
起122,123の間隔の寸法バラツキをドライバーの
一方の係合孔で吸収させるようにし、このドライバーで
磁気ヘッド95の向きを調整するようにしてもよい。
【0058】97はキャリッジ本体17と一体のアー
ム、98,99はアーム97の先端部に取り付けられた
フォトリフレクターである。このフォトリフレクター9
8,99は、光学ヘッド側の部材と共同して光学ヘッド
と同期を取るようになっている。
【0059】次に、この様な構成の光磁気ディスク装置
の作用を説明する。
【0060】この様な構成によれば、コイル16cへの
通電制御を行うことにより、コイル16cに発生する磁
界と永久磁石16bの磁界の作用によって、キャリッジ
本体17がガイドシャフト15,15の長手方向に移動
制御される。
【0061】また、磁気ヘッド95の退避位置では、第
2位置決レバー80の係止段部86,86が図9(a),
図11(a)の如くストッパー90の突部90a,90a
に当接して、第2位置決レバー80のストッパ突部8
1,81側が捻りコイルバネ89のバネ力に抗して第1
位置決レバー70のレバー板部72,72から離反させ
られている。この状態では、第2位置決レバー80のス
トッパー突部90a90a側が上方に傾斜させられて、
磁気ヘッド95が図11(a)の如くキャリッジ本体17
内に退避させられた状態となっている。
【0062】この位置では、セクターギヤ30,第2駆
動レバー40,50の自由端部が引っ張りコイルスプリ
ング65のバネ力により図7(a),図8(a)の如く上方に
バネ付勢されて、支持軸44が逃げ穴53の上端部に当
接させられている。
【0063】しかも、この位置では、偏心軸部27bが
下停止位置(第1停止位置すなわち下死点)に位置する
と共にセクターギヤ30のカム溝31の拡幅部31b内
に位置させられて係合部31aから離れているので、偏
心軸部27bとカム溝31の内面との間に摺動抵抗が発
生せず、キャリッジ本体17をガイドシャフト15に沿
って滑らかに移動させることができる。
【0064】この状態から、モータ23を駆動させて、
モータ23の回転を歯車減速機構24,ギヤ25〜28
を介して駆動シャフト27に伝達させ、駆動シャフト2
7を図1中時計回り方向に回動操作させると、偏心軸部
27bが軸心O1を中心に下方に円弧状に回動しながら
カム溝31の係合部31aに幅方向に移動不能に係合し
て、セクターギヤ30の基端部が上方に変位させられ、
セクターギヤ30の自由端部が下方に変位させられる。
これに従い、第1,第2駆動レバー40,50の自由端
部も下方に回動変位させられ、第1,第2位置決レバー
70,80も下方に変位させられる。
【0065】上記セクターギヤ30の自由端部の上方へ
の変位初期には、図9(b)の如く第2位置決レバー80
の係止段部86,86がストッパー90の突部90a,
90aから離反させられて、第2位置決レバー80及び
板バネ94が支持軸44を中心に捻りコイルバネ89の
バネ力により時計方向に回動させられ、第2位置決レバ
ー80のストッパ突部81,81が第1位置決レバー7
0のレバー板部72,72に当接させられ、磁気ヘッド
95がキャリッジ本体17から図11(b)の如く下方に
進出する。
【0066】この後、更にセクターギヤ30の自由端部
が下方に変位させられると、支持軸44が逃げ穴53の
下端部に当接する直前までセクターギヤ30の自由端部
及び第1,第2駆動レバー70,80の自由端部が下方
に回動して、セクターギヤ30によりピニオン62,回
転軸61,レバー63,バネ係止ピン64が図8の方向
から見て時計回り方向に回動させられて、引っ張りコイ
ルスプリング65が図8(b)の如く仮想線aの上方に変
位し、セクターギヤ30の自由端部を下方に回動付勢す
る。
【0067】そして、この支持軸44が図7(b)の如く
逃げ穴53の下端部に当接する直前までセクターギヤ3
0の先端部が下方に回動させられると、調整ネジ77の
下端部が引っ張りコイルスプリング65のバネ力により
図6の如くキャリッジ本体17のストッパ板17cに当
接させられて、第1,第2位置決レバー70,80の下
方への変位が停止させられて、セクターギヤ30の自由
端部及び第1,第2駆動レバー70,80の自由端部が
図7(b),図8(b),図9(c)の位置で下方に回動変位す
るのが停止させられる。
【0068】この際、偏心軸部27bが上方に円弧回動
するため、偏心軸部27bが上死点に近ずくに従って、
磁気ヘッド95の下方向(光磁気ディスクD側に接近す
る方向)の移動速度が遅くなり、磁気ヘッド95が光磁
気ディスクDにソフトにランディングすることになる。
【0069】この降下に際して、磁気ヘッド95は、先
ず図12(a)の如く光磁気ディスクDに近接するが、最
終的には光磁気ディスクDの表面に形成されるエア流の
作用により図12(b)の如く光磁気ディスクDから僅か
に浮いた状態となる。
【0070】この位置では、位置決溝84に位置決ピン
91が図6の如く係合して、キャリッジ本体17の移動
方向に対する第2位置決レバー80の位置決がなされ
る。また、この位置では、偏心軸部27bが下停止位置
(第2停止位置すなわち即ち下死点)に位置すると共に
セクターギヤ30のカム溝31の拡幅部31b内に位置
させられて係合部31aから離れているので、偏心軸部
27bとカム溝31の内面との間に摺動抵抗が発生せ
ず、キャリッジ本体17をガイドシャフト15に沿って
滑らかに移動させることができる。
【0071】一方、モータ23を作動させて駆動シャフ
ト27を図1中反時計回り方向に回動操作すると、各部
材が上記とは逆方向に作動して、磁気ヘッド95が退避
される。また、モータ23への通電停止時や故障時に、
駆動シャフト27の係合溝27aにドライバーを係合さ
せて、駆動シャフト27を回動操作することにより、上
記モータ23による駆動時と同様に上記各部材を作動さ
せることができるので、軽い駆動力でキャリッジ本体1
7の移動操作を行うことができる。
【0072】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、キャ
リッジをトラッキング方向に進退駆動させる状態におい
て、駆動用の軸とヘッド進退機構との係合を切り離し
て、磁気ヘッドのトラッキング方向への高速シークがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す光磁気ディスク装置
の斜視図である。
【図2】図1に示したカートリッジホルダーの作動説明
図である。
【図3】図1に示したカートリッジホルダーの作動説明
図である。
【図4】図1に示した光磁気ディスク装置の要部平面図
である。
【図5】図1に示した光磁気ディスク装置の要部を通る
断面図である。
【図6】図3の要部拡大図である。
【図7】(a),(b)は図6に示したレバーの作動説明図で
ある。
【図8】(a),(b)は、図5に示したレバーと保持スプリ
ングとの関係を示す作動説明図である。
【図9】(a),(b),(c)は、図6に示した磁気ヘッド支
持部材とレバーとの関係を示す作動説明図である。
【図10】図6に示した磁気ヘッド支持部材に取り付け
られる磁気ヘッド等の部分分解斜視図である。
【図11】(a),(b)は、図6に示した磁気ヘッド支持部
材と磁気ヘッドとの関係を示す作動説明図である。
【図12】(a),(b)は、図11に示した磁気ヘッドと光
磁気ディスクとの関係を示す作動説明図である。
【図13】図4に示した第1位置決レバーの平面図であ
る。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図4に示した第2位置決レバーの平面図であ
る。
【図16】図15の右側面図である。
【図17】磁気ヘッドの位置調整用治具の斜視図であ
る。
【図18】(a)は磁気ヘッドの位置調整の為の説明図、
(b)は図17に示した位置調整治具と磁気ヘッドとの関
係を示す要部断面図である。
【図19】磁気ヘッドの位置調整の為の他の構造の一例
を示す要部断面図である。
【図20】(a)〜(f)は磁気ヘッドの位置調整の為の他の
構造の一例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
14…取付枠 17…キャリッジ本体 18…ヘッド進退機構 23…モータ(電動駆動手段) 27…駆動軸 27a…係合溝(手動操作部) 27b…偏心軸部(偏心シャフト) 30…セクタギヤ 31…カム溝 31a…係合部 31b…拡幅部 95…磁気ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクのトラッキング方向と平行
    な方向に進退駆動可能に取付枠に保持されたキャリッジ
    本体と、 前記磁気ディスクに対して進退可能に且つ前記磁気ディ
    スクから離反した位置及び前記磁気ディスクに近接した
    位置に停止保持可能に前記キャリッジ本体に装着された
    ヘッド進退機構と、 前記ヘッド進退機構に保持されて前記磁気ディスクに磁
    界をかける磁気ヘッドと、 前記ヘッド進退機構に連動する部材に設けられた係合部
    と、 前記トラッキング方向と平行な方向に向けて前記取付枠
    に回転可能に保持された偏心シャフトとを備え、 前記偏心シャフトは、前記磁気ディスクに対して進退回
    動する際に前記係合部に係合して前記ヘッド進退機構を
    進退駆動し、且つ、前記磁気ディスクから離反した第1
    停止位置及び前記磁気ディスク側の第2停止位置に位置
    したときに前記係合部から離間することを特徴とする磁
    気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構。
JP22425792A 1992-08-24 1992-08-24 磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構 Pending JPH0668539A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269076A (ja) * 1986-05-19 1987-11-21 Advantest Corp 半導体メモリ試験装置
US6507539B2 (en) 1998-09-11 2003-01-14 Fujitsu Limited Magneto-optical recording device having optical head and magnetic head moving independently
JP2020192022A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 片岡 大輔 車椅子フットレスト

Cited By (4)

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US6683824B2 (en) 1998-09-11 2004-01-27 Fujitsu Limited Magneto-optical recording device having optical and magnetic heads moving independently
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