JPH0618890U - 樹脂モールドトランスの取付構造 - Google Patents

樹脂モールドトランスの取付構造

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JPH0618890U
JPH0618890U JP063893U JP6389392U JPH0618890U JP H0618890 U JPH0618890 U JP H0618890U JP 063893 U JP063893 U JP 063893U JP 6389392 U JP6389392 U JP 6389392U JP H0618890 U JPH0618890 U JP H0618890U
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JP
Japan
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transformer
resin mold
band
fitting
mold transformer
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Expired - Lifetime
Application number
JP063893U
Other languages
English (en)
Inventor
啓太郎 速水
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0618890U publication Critical patent/JPH0618890U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂モールドトランス29の樹脂モールド29B
の亀裂やこれに基づくインサートボルト45の脱落を防止
して樹脂モールドトランス29をフレーム49に確実に固定
する。 【構成】 保持金具50に樹脂モールドトランス29のまわ
りを囲む環状の嵌合帯51と、この嵌合帯51の対向部門に
架橋されて上記トランス29の上面を押さえる連結帯52
と、一対の取付脚53を設け、この保持金具50を樹脂モー
ルドトランス29に被せて、一対の取付脚53をボルト54に
よってフレーム49に締結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンテナ用冷凍ユニット等に取り付けられる樹脂モールドトランスの 取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテナが図3に示されている。 コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷凍ユニット100 が組み 付けられている。 コンテナ1の他方の端壁に設けられた扉からコンテナ1内に貨物を収容し、冷 凍ユニット100 を運転することによってコンテナ1内の庫内空気温度を−25℃な いし+25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ1を船舶、 トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】 冷凍ユニット100 の略示的構成が図4に示され、(A) は正面図、(B) は(A) の B−B矢に沿う縦断面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。 コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷コンデン サ4に入りここで凝縮液化する。この液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て 電子膨張弁9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液二相の冷媒と なる。この冷媒はエバポレータ10に入り、ここで庫内空気を冷却することによっ て蒸発気化する。そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレッサ 3に戻る。
【0004】 コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示すように、吸込口14からエバポレー タセクション15に入り、モータ11で駆動されるエバポレータフアン12によって付 勢され、エバポレータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室18を経 てコンテナ1に戻り、その底面に敷設されたT字状の多数の通風レール43の間隙 から吹き出される。
【0005】 空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ17によりコンデンサフアン6を駆動 する。 すると、外気が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過する過程で ガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、コンデンサフアン6により付勢さ れて大気中に放出される。
【0006】 水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水入口19及び冷却水出口20に図示しな い給水管及び排水管を接続して制水弁21を開とする。そして、コンデンサフアン 6を停止する。 すると、給水管から供給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を 経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換することにより昇温し た後、図示しない水配管、制水弁21を通り冷却水出口20から排水管を経て排出さ れる。
【0007】 エバポレータ10に結露したドレンはドレンパン22上に滴下し、ドレンホース23 を経てドレンポート24から排出される。
【0008】 41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全周に形成されたフランジによりコン テナ1の端壁2に締結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコンデン サセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコンデンサセクション42の上方 にエバポレ−タセクション15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形 成されている。エバポレータセクション15内にはエバポレータ10、エバポレータ フアン12等が据え付けられている。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ 3、空冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けられている。
【0009】 なお、25はコントロールボックス、26はコンプレッサ3内に液冷媒を噴射して 冷却するための液インジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、28は 400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエバポレータ10に吸い込まれる 庫内空気の温度を検出するための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31の チェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き出された空気の温度を 検出するための吹出空気温度センサ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計 の挿入口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するための出口温度センサ 、35は過熱防止センサ、36はコンプレッサ3の吐出管の温度を検出するための吐 出管温度センサ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出するための 外気温度センサ、38はエバポレ−タセクション15内の機器を点検するための点検 蓋、39は点検蓋38を着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】 コンテナ1は世界各地に輸送されて電圧の異なる電源から給電されて運転され るため2種の電源プラグ27、28及び電源トランス29を備えている。このトランス 29は輸送時に風雨に曝されるのでその防食のために樹脂モールドトランスとされ ている。そして、この樹脂モールドトランス29は、図2に示すように、トランス 本体29A を被覆するエポキシ樹脂等からなる樹脂モールド29B に埋設されたイン サートボルト45にブラケット48をナット46によって締結し、このブラケット48を ボルト47によってフレーム49に締結することによって固定されていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の取付構造においては、インサートボルト45と樹脂モールド29B との 間の熱膨張系数の相違や樹脂モールド29B の成形時の残留応力により樹脂モール ド29B に亀裂が入り、トランス本体29A が腐蝕したり、インサートボルト45が樹 脂モールド29B から離脱することにより樹脂モールドトランス29がフレーム49か ら脱落するおそれがあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、樹脂モールドトランスのまわりを囲む環状の嵌合帯と、この嵌合帯の 対向部間に架橋されて上記トランスの上面を押さえる少なくとも1つの連結帯と 、上記嵌合帯に設けられた少なくとも一対の取付脚からなる保持金具により上記 トランスをフレームに取付固定したことを特徴とする樹脂モールドトランスの取 付構造にある。
【0013】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、樹脂モールドトランスは保持 金具の嵌合帯と連結帯によって保持され、その一対の取付脚をフレームに締結す ることによってフレームに取付固定される。
【0014】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示されている。 50は保持金具で、樹脂モールドトランス29のまわりを囲む環状の嵌合帯51と、 この嵌合帯51の対向部51a と51b 間に架橋されてトランス29の上面を押さえる連 結帯52と、嵌合帯51に設けられた一対の取付脚53、53とからなる。
【0015】 しかして、樹脂モールドトランス29をフレーム49上に載置し、保持金具50を樹 脂モールドトランス29に被せて、嵌合帯51により樹脂モールドトランス29のまわ りを囲むとともに連結帯52により樹脂モールドトランス29の上面を押さえた状態 で一対の取付脚53、53をボルト54でフレーム49に締結する。
【0016】 かくして、樹脂モールドトランス29の前後左右方向への移動は環状の嵌合帯51 によって阻止され、樹脂モールドトランス29の上下動は連結帯52によって阻止さ れる。
【0017】
【考案の効果】
本考案においては、樹脂モールドトランスのまわりを囲む環状の嵌合帯と、こ の嵌合帯の対向部間に架橋されてトランスの上面を押さえる少なくとも1つの連 結帯と、上記嵌合帯に設けられた少なくとも一対の取付脚からなる保持金具によ りトランスをフレームに取付固定したため、従来のように樹脂モールドの亀裂や これに基づくインサートボルトの脱落を阻止して樹脂モールドトランスをフレー ムに確実に取付固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す斜視図である。
【図2】従来の取付構造を示す正面図である。
【図3】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図4】従来のコンテナ用冷凍ユニットの略示的構成を
示し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
【符号の説明】
29 樹脂モールドトランス 50 保持金具 51 嵌合帯 52 連結帯 53 取付脚 49 フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂モールドトランスのまわりを囲む環
    状の嵌合帯と、この嵌合帯の対向部間に架橋されて上記
    トランスの上面を押さえる少なくとも1つの連結帯と、
    上記嵌合帯に設けられた少なくとも一対の取付脚からな
    る保持金具により上記トランスをフレームに取付固定し
    たことを特徴とする樹脂モールドトランスの取付構造。
JP063893U 1992-08-21 1992-08-21 樹脂モールドトランスの取付構造 Expired - Lifetime JPH0618890U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54117682A (en) * 1978-03-03 1979-09-12 Mitsubishi Electric Corp Production of semiconductor device
JPS62148455A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 Mitsui Toatsu Chem Inc 2,2−ビス〔4−(3−アミノフエノキシ)フエニル〕プロパンのメチル置換体およびその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54117682A (en) * 1978-03-03 1979-09-12 Mitsubishi Electric Corp Production of semiconductor device
JPS62148455A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 Mitsui Toatsu Chem Inc 2,2−ビス〔4−(3−アミノフエノキシ)フエニル〕プロパンのメチル置換体およびその製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971007