JPH0694353A - コンテナ用冷凍ユニットのフレーム - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニットのフレーム

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JPH0694353A
JPH0694353A JP26786392A JP26786392A JPH0694353A JP H0694353 A JPH0694353 A JP H0694353A JP 26786392 A JP26786392 A JP 26786392A JP 26786392 A JP26786392 A JP 26786392A JP H0694353 A JPH0694353 A JP H0694353A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
outer plate
frame
container
spacer
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Pending
Application number
JP26786392A
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English (en)
Inventor
Yuji Inoue
裕二 井上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームを軽量化すると同時にそのコストを
低減する。 【構成】 外板52をアルミニウム製薄板とし、これをプ
レス成形後少なくともその外面に強化プラスチックをラ
ミネートして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
のフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナの略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。直
方体状のコンテナ1の一方の端壁2には冷凍ユニット10
0 が装着され、他方の端壁に設けられた図示しない扉か
らコンテナ1内に貨物が収容される。冷凍ユニット100
を運転することによってコンテナ1内の庫内空気温度を
−25℃ないし+25℃の範囲内で任意に設定された温度に
維持しながらコンテナ1を船舶、トラック、鉄道車両等
に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の運転時、コンプレッサ
3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷
コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。この液冷媒は
ドライヤ7、ストレーナ8を経て膨張弁9に入り、ここ
で絞られることにより断熱膨張して気液二相の冷媒とな
る。この冷媒はエバポレータ10に入り、ここで庫内空気
を冷却することによって蒸発気化する。そして、このガ
ス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻
る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
り、モータ11で駆動されるエバポレータフアン12によっ
て付勢され、エバポレータ10を流過する過程で冷却され
た後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1内に戻り、そ
の底面に敷設されたT字状の多数の通風レール43の間隙
から庫内に吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて大気中に放出され
る。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、入口側
接続金具19及び出口側接続金具20に図示しない給水管及
び排水管を接続して制水弁21を開とする。そして、コン
デンサフアン6を停止する。すると、給水管から供給さ
れた冷却水が入口側接続金具19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り出口側接続金具20から排水管を経て排出され
る。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41はコンテナ1の内と外とを仕切るフレー
ムで、図2に示すように、外板45と内板46をその間にス
ペーサー48及び断熱材47を介装して一体的に組み立てら
れ、その全周に設けられたフランジ49によりコンテナ1
の端壁2に締結される。このフレーム41の外側にはその
下部中央にコンデンサセクション42が形成され、フレー
ム41の内側にはコンデンサセクション42の上方にエバポ
レ−タセクション15が、両側に風路16が、下方に吹出室
18がそれぞれ形成されている。エバポレータセクション
15内にはエバポレータ10、エバポレータフアン12等が据
え付けられている。コンデンサセクション42内にはコン
プレッサ3、空冷コンデンサ4、水冷コンデンサ5等が
据え付けられている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレータセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフレーム41
においては、外板45及び内板46は厚さ4〜5mmのアルミ
ニウム板からなり、これらを深絞り加工によって所定の
形状に成形し、これらの間にアピトン等の木材からなる
スペーサー47及び硬質発泡ポリウレタン等からなる断熱
材47を介装して一体的に組み立てていたため、フレーム
41の重量が大きいのみならず部品点数及び組立工数が多
いのでコストが嵩むという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、外板と内板とをその間にスペーサー及
び断熱材を介装して一体化してなるコンテナ用冷凍ユニ
ットのフレームにおいて、上記外板をアルミニウム製薄
板とし、これをプレス成形後少なくともその外面に強化
プラスチックをラミネートして構成したことを特徴とす
るコンテナ用冷凍ユニットのフレームにある。
【0012】第2の発明の要旨とするところは、外板と
内板とをその間にスペーサー及び断熱材を介装して一体
化してなるコンテナ用冷凍ユニットのフレームにおい
て、上記外板を鉄製薄板とし、これをプレス成形後その
両面に強化プラスチックをラミネートして構成したこと
を特徴とするコンテナ用冷凍ユニットのフレームにあ
る。
【0013】
【作用】本発明においては、外板の腐蝕は強化プラスチ
ックによって阻止される。そして、外板が薄くなるの
で、フレームが軽量となりそのコストも低下する。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。内
板50はその裏面にスペーサ51を一体化してジシクロペン
タジェン、ナイロン、塩化ビニール、FRP等の樹脂材
により一体成形されている。そして、この内板50と外板
52とはその間に断熱材47を介装して一体的に組み立てら
れている。
【0015】外板52は厚さ3mm程度のアルミニウム製薄
板をプレス成形によって深絞り加工した後、その少なく
とも外面にFRP等の強化プラスチックフイルム53をラ
ミネートすることによって構成されている。他の構成は
図2及び図3に示す従来のものと同様であり、対応する
部材には同じ符号が付されている。
【0016】しかして、外板52の外面は強化プラスチッ
クフイルム53によって被覆されているので、海水、潮風
に曝されても腐蝕することはない。従って、外板52の板
厚を従来のものより薄くすることができるので、フレー
ムの軽量化に資することができるとともにそのコストを
低減できる。また、外板52の絞り形状の自由度が拡大
し、その加工精度も向上するので、フレーム41の品質も
向上する。
【0017】図1(E) に示すように外板52を鉄製薄板と
し、これをプレス成形によって深絞り加工後、その両面
に強化プラスチックフイルム53をラミネートすれば、外
板52の板厚を1.5mm 程度の薄板としうるので、フレーム
をより軽量化し、かつ、そのコストをより低減できる。
【0018】なお、小物部品は外板52に接着することに
よって固定すれば良く、このようにすれば、位置合わせ
が容易となるとともにコストを低減できる。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、外板をアルミニウム
製薄板とし、これをプレス成形後少なくともその外面に
強化プラスチックをラミネートして構成したため、外板
の外面の腐蝕は強化プラスチックによって阻止される。
従って、外板を薄くしうるので、フレームの軽量化に資
することができるとともにそのコストを低減することが
でき、更に、外板の絞り加工の自由度が拡大すると同時
に加工精度も向上する。
【0020】外板を鉄製薄板とし、これをプレス成形後
その両面に強化プラスチックをラミネートして構成すれ
ば、フレームがより軽量となり、また、そのコストもよ
り低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(A) は外板の斜視図、
(B) 内板の斜視図、(C) はフレームの縦断面図、(D) は
(C) のD矢部の部分的拡大図、(E) は他の実施例を示す
(C) に対応する部分的拡大図である。
【図2】従来のフレームの1例を示し、(A) は外板の斜
視図、(B) はスペーサーの斜視図、(C) は内板の斜視
図、(D) はフレームの縦断面図である。
【図3】従来のコンテナ用冷凍ユニットの略示的構成を
示し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
【符号の説明】
41 フレーム 52 外板 50 内板 51 スペーサー 47 断熱材 53 強化プラスチック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外板と内板とをその間にスペーサー及び
    断熱材を介装して一体化してなるコンテナ用冷凍ユニッ
    トのフレームにおいて、上記外板をアルミニウム製薄板
    とし、これをプレス成形後少なくともその外面に強化プ
    ラスチックをラミネートして構成したことを特徴とする
    コンテナ用冷凍ユニットのフレーム。
  2. 【請求項2】 外板と内板とをその間にスペーサー及び
    断熱材を介装して一体化してなるコンテナ用冷凍ユニッ
    トのフレームにおいて、上記外板を鉄製薄板とし、これ
    をプレス成形後その両面に強化プラスチックをラミネー
    トして構成したことを特徴とするコンテナ用冷凍ユニッ
    トのフレーム。
JP26786392A 1992-09-11 1992-09-11 コンテナ用冷凍ユニットのフレーム Pending JPH0694353A (ja)

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JP26786392A JPH0694353A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 コンテナ用冷凍ユニットのフレーム

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JPH0694353A true JPH0694353A (ja) 1994-04-05

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JP26786392A Pending JPH0694353A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 コンテナ用冷凍ユニットのフレーム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010321