JPH06188631A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPH06188631A
JPH06188631A JP33610992A JP33610992A JPH06188631A JP H06188631 A JPH06188631 A JP H06188631A JP 33610992 A JP33610992 A JP 33610992A JP 33610992 A JP33610992 A JP 33610992A JP H06188631 A JPH06188631 A JP H06188631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
inverting amplifier
circuit
signal
ring oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP33610992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Yamamoto
義典 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP33610992A priority Critical patent/JPH06188631A/ja
Publication of JPH06188631A publication Critical patent/JPH06188631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振開始の容易化を図り、発振動作の起動不
良を防止することができる発振回路を提供する。 【構成】 反転増幅器10と、反転増幅器10の出力信
号を入力側に帰還する帰還回路11とを含む発振回路
が、偶数個のインバータが直列に接続されており、反転
増幅器10の出力信号を帰還回路11とは別に入力側に
帰還するインバータチェイン12を備えている。このイ
ンバータチェイン12は反転増幅器10とともにリング
オシレータを構成している。インバータチェイン12に
含まれるインバータのうち反転増幅器10の入力側に接
続されたインバータは3ステートバッファ13であり、
発振回路の起動時の所定期間のみ、3ステートバッファ
13が外部からの制御信号により起動され、これにより
リングオシレータも起動される。このリングオシレータ
の発振信号をきっかけにして発振回路が起動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振回路に関し、特に
発振回路の起動不良の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の電子回路において各種の
発振回路が使用されていた。これらの発振回路では、発
振信号を増幅するために増幅器が使用され、安定した発
振周波数を得るために、帰還回路に水晶振動子あるいは
セラミック振動子がよく使用されている。
【0003】図2には、反転増幅器としてインバータが
使用され、帰還回路に抵抗と水晶振動子あるいはセラミ
ック振動子が使用される、従来の発振回路が示される。
図2の回路においては、反転増幅器10の出力が、帰還
回路11によって入力側に帰還され、電源電圧が与えら
れている間発振動作を行っている。この回路では、帰還
回路11の両端を夫々アースと結ぶコンデンサ15が発
振周波数を安定させるために使用されている。また次段
の回路へは、増幅器16を経由して発振信号が供給され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような発振回路
は、電源を投入した時の電流のゆらぎや抵抗雑音、ある
いはトランジスタの雑音電圧などをきっかけとして発振
動作を開始する。しかし最近の電子回路においては、基
板やLSI等の低ノイズ化が進み、発振動作の開始のき
っかけがなくなって、発振回路がスムースに起動しない
こと、いわゆる起動不良が発生することが問題となって
いる。
【0005】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、発振開始の容易化を図り、発振
動作の起動不良を防止することができる発振回路を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力信号を反転増幅する反転増幅器と、
反転増幅器の出力信号を入力側に帰還する帰還回路とを
含む発振回路において、偶数個のインバータが直列に接
続されており、入力側が反転増幅器の出力側に接続さ
れ、出力側が反転増幅器の入力側に接続されて、反転増
幅器とともにリングオシレータを構成するインバータチ
ェインを備え、このインバータチェインに含まれ、反転
増幅器の入力側に接続されたインバータが3ステートバ
ッファであり、発振回路の起動時の所定期間のみ、3ス
テートバッファが外部からの制御信号により起動される
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、発振回路の起動時の所定期
間のみ、外部からの制御信号により3ステートバッファ
が起動され、この3ステートバッファを含むリングオシ
レータが、前述の制御信号をきっかけとして起動されて
発振信号を発生する。このためリングオシレータにより
発生された発振信号が、発振回路の発振動作開始のきっ
かけとなり、発振回路の起動がスムースに行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0009】図1には、本発明に係る発振回路の実施例
の回路図が示される。図1において、反転増幅器10の
出力信号は、抵抗と水晶振動子又はセラミック振動子に
よって構成される帰還回路11によって入力側に帰還さ
れ、発振動作を行う。
【0010】反転増幅器10の出力信号はまた、偶数個
のインバータが直列に接続されたインバータチェイン1
2を経由して入力側に帰還されている。すなわちインバ
ータチェイン12の入力側が反転増幅器10の出力側
に、インバータチェイン12の出力側が反転増幅器10
の入力側に接続されており、インバータチェイン12と
反転増幅器10とによってリングオシレータが構成され
ている。この場合、インバータチェイン12を構成する
インバータの個数が偶数個であり、反転増幅器10と合
わせてインバータの入出力信号の反転の回数が奇数回と
なっているので、リングオシレータは、そのリングの一
周の伝播時間に応じた周期の周波数で発振する発振動作
を行えることになる。またインバータチェイン12の出
力段、すなわち反転増幅器10の入力側に信号を出力す
るインバータは3ステートバッファ13となっている。
このため外部からの制御信号14により、3ステートバ
ッファ13が起動、停止され、3ステートバッファ13
の起動、停止によりリングオシレータも起動、停止され
ることになる。
【0011】本実施例では、帰還回路11の両端を夫々
アースと結ぶコンデンサ15が、発振周波数を安定させ
るために使用されている。また、増幅器16は、次段の
回路に発振信号を供給するためのものである。
【0012】次に、図1に示される回路の動作について
説明する。
【0013】発振回路の起動、すなわち電源の投入と同
時に、3ステートバッファ13を制御信号14により起
動し、これによってリングオシレータの発振動作も起動
される。このため、反転増幅器10と帰還回路11とに
よって構成される発振回路の通常の発振動作が起動する
前に、リングオシレータの発振動作による発振信号が、
この発振回路に供給される。そのため、この発振回路
は、リングオシレータから供給される発振信号をきっか
けにしてスムースにかつ速やかに発振動作を起動するこ
とができる。
【0014】一方、反転増幅器10と帰還回路11とに
よって構成される発振回路の通常の発振動作が起動した
後は、リングオシレータから供給される発振信号は不要
となる。リングオシレータは、この発振回路の起動をス
ムースに行わせるためのものであり、次段の回路で必要
とされる発振信号を発生するためのものではないからで
ある。むしろ発振回路の発振信号に対して、リングオシ
レータの発振信号が、ノイズとなる恐れもあるので、発
振回路の発振動作の起動後は速やかにリングオシレータ
を停止することが望ましい。従って、発振回路への電源
投入後所定の期間経過後に、3ステートバッファ13を
制御信号14によって停止し、リングオシレータの発振
動作を停止する。
【0015】以上により、反転増幅器10と帰還回路1
1とによって構成される発振回路は、通常の発振動作を
開始し、その発振信号を増幅器16を経由して次段の回
路に供給する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発振回路の起動時の所定期間のみ、外部からの制御信号
により3ステートバッファが起動され、この3ステート
バッファを含むリングオシレータが、前述の制御信号を
きっかけとして起動されて発振信号を発生する。このた
めリングオシレータにより発生された発振信号が、発振
回路の発振動作開始のきっかけとなり、発振回路の起動
がスムースに行われる。この結果、発振回路の発振開始
の容易化が図られ、発振動作の起動不良を防止すること
ができる発振回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振回路の実施例の回路図である。
【図2】従来の発振回路の回路図である。
【符号の説明】
10 反転増幅器 11 帰還回路 12 インバータチェイン 13 3ステートバッファ 14 制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を反転増幅する反転増幅器と、 前記反転増幅器の出力信号を入力側に帰還する帰還回路
    とを含む発振回路において、 偶数個のインバータが直列に接続されており、入力側が
    前記反転増幅器の出力側に接続され、出力側が前記反転
    増幅器の入力側に接続されて前記反転増幅器とともにリ
    ングオシレータを構成するインバータチェインを備え、 前記インバータチェインに含まれ、前記反転増幅器の入
    力側に接続されたインバータが3ステートバッファであ
    り、 発振回路の起動時の所定期間のみ、前記3ステートバッ
    ファが外部からの制御信号により起動されることを特徴
    とする発振回路。
JP33610992A 1992-12-16 1992-12-16 発振回路 Pending JPH06188631A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33610992A JPH06188631A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 発振回路

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JP33610992A JPH06188631A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 発振回路

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ID=18295788

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JP33610992A Pending JPH06188631A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 発振回路

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JP (1) JPH06188631A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1569339A1 (en) * 2004-02-27 2005-08-31 Sony Corporation Ring oscillator
US7403074B2 (en) 2004-02-26 2008-07-22 Sony Corporation Oscillator
JP2011166401A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置

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