JPH0618815U - ドレン排水装置 - Google Patents
ドレン排水装置Info
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- JPH0618815U JPH0618815U JP062275U JP6227592U JPH0618815U JP H0618815 U JPH0618815 U JP H0618815U JP 062275 U JP062275 U JP 062275U JP 6227592 U JP6227592 U JP 6227592U JP H0618815 U JPH0618815 U JP H0618815U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 どのような場所に空調機を設置した場合でも
安全かつ確実にドレン排水を行うことができるドレン排
水装置を提供する。 【構成】 常に所定の真空度を保持し空調機20から排
出されたドレンを吸引回収する第一のタンク2と、該第
一のタンク2からドレンが供給される第二のタンク8
と、前記第一のタンク2から前記第二のタンク8へのド
レンの供給を制御するメインバルブ9と、前記第一のタ
ンク2と前記第二のタンク8との空間部同士を連通し配
管途中に前記メインバルブ9の開閉作動と同調して開閉
作動するタンク内圧調整バルブ31が設けられたタンク
内圧均衡パイプ30と、前記メインバルブ9が閉状態の
ときにそれぞれ開作動し前記第二のタンク8内を開放す
る大気開放バルブ10及び前記第二のタンク8内のドレ
ンの排出を制御する排水バルブ12とを備えてなり、前
記空調機20から生ずるドレンを連続的に吸引回収して
排出する。
安全かつ確実にドレン排水を行うことができるドレン排
水装置を提供する。 【構成】 常に所定の真空度を保持し空調機20から排
出されたドレンを吸引回収する第一のタンク2と、該第
一のタンク2からドレンが供給される第二のタンク8
と、前記第一のタンク2から前記第二のタンク8へのド
レンの供給を制御するメインバルブ9と、前記第一のタ
ンク2と前記第二のタンク8との空間部同士を連通し配
管途中に前記メインバルブ9の開閉作動と同調して開閉
作動するタンク内圧調整バルブ31が設けられたタンク
内圧均衡パイプ30と、前記メインバルブ9が閉状態の
ときにそれぞれ開作動し前記第二のタンク8内を開放す
る大気開放バルブ10及び前記第二のタンク8内のドレ
ンの排出を制御する排水バルブ12とを備えてなり、前
記空調機20から生ずるドレンを連続的に吸引回収して
排出する。
Description
【0001】
本考案は、ビル空調等における天井埋込型空調機のドレン排水を行うドレン排 水装置に関する。
【0002】
近時、オフィスビルや公共建造物等では、省エネルギー、省スペース等の観点 から部屋毎の天井部に空調機を配設した個別空調方式が採用されることが多くな っている。
【0003】 そして、この方式においては、前記空調機の運転によって発生するドレンは、 天井板と上階床板との間の空間部(以下、「天井ふところ」という)に流下勾配 をもたせたドレン排水管を付設し高低差を利用して自然流下作用によって外部へ 排出されていた。
【0004】 また、前記高低差のとれない場合は、空調機ドレンパンに溜ったドレンをドレ ンアップメカと呼ばれる揚水ポンプで一旦空調機の上部までポンプアップし、高 低差を確保して、そこから落差を利用して外部へ排出されていた。
【0005】
しかし、省スペース化の要請や建築費予算の都合等から前記建造物は各階間の 間隔を極力節約して構築される場合が多く、前記天井ふところは必然的に狭く構 成されている。また、前記天井ふところには、梁などの構造物や照明・通信設備 用の配線、上下排水管等が多数配設されている。
【0006】 このため、前記ドレン排水管の付設工事にあたっては、配管を遮る前記梁等に 穴をあけることも必要となる等、前記天井ふところ内に前記ドレン排水管を適切 な勾配をもたせて配設することは極めて困難であった。
【0007】 また、前記ドレン排水管の勾配が十分に確保できないことから、少しのごみが 前記ドレン排水管に流入しただけで配管内部に目詰まりが生じやすく、その結果 、前記空調機ドレンパンからドレンがオーバーフローし、溢水事故が発生する危 険が大きいという問題があった。しかも、従来は、前記ドレンがドレンパンから オーバーフローしても、空調機の運転の強制停止や警報装置の作動等の適切な溢 水事故防止手段が何ら講じられていなかったため、溢水による被害が甚大なもの となりやすかった。
【0008】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前記天井ふところの大小や天井ふ ところに配設された障害物の存在等に拘らず、安全・確実にドレンを排水し得る ドレン排水装置を提供せんとするものである。
【0009】
前記課題を解決するため、本考案は、常に所定の真空度を保持し空調機から排 出されたドレンを吸引回収する第一のタンクと、該第一のタンクからドレンが供 給される第二のタンクと、前記第一のタンクから前記第二のタンクへのドレンの 供給を制御するメインバルブと、前記第一のタンクと前記第二のタンクとの空間 部同士を連通し配管途中に前記メインバルブの開閉作動と同調して開閉作動する タンク内圧調整バルブが設けられたタンク内圧均衡パイプと、前記メインバルブ が閉状態のときにそれぞれ開作動し前記第二のタンク内を開放する大気開放バル ブ及び前記第二のタンク内のドレンの排出を制御する排水バルブとから構成した ものである。
【0010】
前記第一のタンク内は常に所定の真空度を保持しているため、空調機から排出 されたドレンが該第一のタンク内に吸引回収される。このとき、前記メインバル ブ及び前記タンク内圧調整バルブは開状態となっており、前記第一のタンク内に 回収されたドレンは、該第一のタンク内の減圧に伴って内部が減圧されている前 記第二のタンクへ供給される。
【0011】 なお、前記タンク内圧均衡パイプは、前記第一のタンクの空間部分と前記第二 のタンクの空間部分とを連通しており、その配管途中に設けられ前記メインバル ブと同調して開閉作動する前記タンク内圧調整バルブの開閉作動により、前記第 一及び第二のタンクの内圧を均衡せしめ、前記第一のタンクから前記第二のタン クへのドレンの流入をスムーズに行わせるべく作用するものである。
【0012】 前記第二のタンク内に所定量のドレンが溜ると前記メインバルブ及前記タンク 内圧調整バルブがともに閉作動して前記第一のタンク内部と第二のタンク内部の 連通を遮断し、その後前記大気開放バルブ及び排水バルブが開状態となり、前記 第二のタンク内のドレンが排出される。
【0013】 前記第二のタンクからのドレン排出が完了すると、再び前記大気開放バルブ及 び排水バルブが閉作動し、その後前記メインバルブ及び前記タンク内圧調整バル ブが開作動して前記第一及び第二のタンクの内部同士が二か所で連通し、再度前 記第一のタンクから第二のタンクへのドレンの供給が行われる。
【0014】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1は、本考案装置の一実施例を示すブロック図であり、真空タンク本体部A と、該真空タンク本体部Aとドレン回収管1を介して連結された多数の端末ユニ ットBとを示している。
【0016】 前記真空タンク本体部Aは、オフィスビル等の建造物の地下機械室やパイプシ ャフトなどに設置される。該本体部Aは密閉タンクである第一のタンク2を含み 、該第一のタンク2には鋼管又は合成樹脂管等のパイプを用いて水封式の真空ポ ンプ3が連結されている。そして、該真空ポンプ3の作動により、前記第一のタ ンク2内が減圧される。
【0017】 図中4は、前記真空ポンプ3の停止時に、減圧された前記第一のタンク2内に 大気が逆流することを防止するチャッキ弁である。
【0018】 前記第一のタンク2は、前記真空ポンプ3の作動により、空調機20から発生 したドレンを吸引回収して貯留するタンクであり、該タンク2には、タンク内圧 の大きさを示す圧力ゲージ5と、タンク内圧を検知して前記真空ポンプ3の作動 を制御し、タンク2内の真空度を常に一定に保つための圧力スイッチ6とが付設 されている。
【0019】 また、前記第一のタンク2の下部には連結パイプ7の一端7aが接続され、該 連結パイプ7の他端7bは前記第一のタンク2より小さめの密閉タンクである第 二のタンク8の上部に接続される。この連結パイプ7は、前記第一のタンク2内 に集められたドレンを前記第二のタンク8へと移すためのものである。
【0020】 前記連結パイプ7の途中には、電動弁又は電磁弁からなるメインバルブ9が設 けられる。そして、該メインバルブ9の開閉作動により、前記第一のタンク2内 部と前記第二のタンク8内部との連通及び遮断が自在に行われる。
【0021】 さらに、前記第一のタンク2と前記第二のタンク8とは、それらの空間部同士 がバイパスパイプ30によって互いに連通させられている。図面実施例では、前 記第一のタンク2の上部にバイパスパイプ30の一端30aが接続され、該バイ パスパイプ30の他端30bが前記第二のタンク8の上部に接続されている。
【0022】 前記バイパスパイプ30の途中には、電動弁又は電磁弁からなり前記メインバ ルブ9の開閉作動と同調して開閉作動するバイパスバルブ31が設けられている 。そして、前記バイパスパイプ30は、前記メインバルブ9の開閉作動と同調し て行われる前記バイパスバルブ31の開閉作動により、前記連結パイプ7と同時 期に前記第一及び第二のタンク2,8の内部を連通及び遮断する。
【0023】 すなわち、前記バイパスパイプ30及び前記バイパスバルブ31は、前記連結 パイプ7と同時期に前記第一及び第二のタンク2,8の空間部同士を連通及び遮 断することにより前記第一及び第二のタンク2,8の内圧を均衡せしめるタンク 内圧均衡パイプ及びタンク内圧調整バルブとして作用するものであり、前記連結 パイプ7を通しての前記第一のタンク2から前記第二のタンク8へのドレンの流 入をスムーズに行わせるべく設けられるものである。
【0024】 従って、前記メインバルブ9が開状態であれば前記バイパスバルブ31も開状 態であり、前記第一及び第二のタンク2,8の内部同士が二か所で連通するため 、前記第二のタンク8の内圧は、前記真空ポンプ3によって減圧された第一のタ ンク2の内圧と等しくなるとともに、前記第一のタンク2内に吸引回収されたド レンが前記第二のタンク8内へとスムーズに流れ込む。なお、前記メインバルブ 9及び前記バイパスバルブ31は通常状態では開状態とされている。
【0025】 前記第二のタンク8には、該第二のタンク8内部の大気を開放するための電磁 弁である大気開放バルブ10が設けられる。さらに、前記第二のタンク8の下部 には排水パイプ11が接続され、該排水パイプ11には前記第二のタンク8から の排水を制御する電磁弁である排水バルブ12が設けられている。前記大気開放 バルブ10及び排水バルブ12は、共に前記メインバルブ9及び前記バイパスバ ルブ31が完全に閉作動した後に開作動するものであり、逆に、前記メインバル ブ9及び前記バイパスバルブ31は、前記大気開放バルブ10及び排水バルブ1 2が完全に閉作動した後に開作動する。
【0026】 前記第二のタンク8には、該タンク8内に供給されたドレンの水位を感知して 前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31を開閉作動せしめる水位検知セ ンサとしてフロートスイッチ13が付設される。該フロートスイッチ13は、前 記第二のタンク8内のドレンが所定水位以上となると前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31を閉じ、前記第一及び第二のタンク2,8の内部の連通を 遮断せしめる。
【0027】 このとき、前記の如く、前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31と前 記大気開放バルブ10及び排水バルブ12とは互いに逆作動するように連動して いるため、前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31の閉作動後に、前記 大気開放バルブ10と排水バルブ12とが同時に開作動し、前記第二のタンク8 内に貯留されたドレンが前記排水パイプ11を通して装置外へ排出される。そし て、前記第二のタンク8からの排水が完了すると、前記大気開放バルブ10及び 前記排水バルブ12が共に閉作動するとともに前記メインバルブ9及び前記バイ パスバルブ31が共に開き、再び前記第一のタンク2の内圧と第二のタンク8の 内圧とが等しくなり、前記第二のタンク8内へのドレン流入が開始される。
【0028】 次に、前記端末ユニットBについて説明する。
【0029】 本考案装置が適用される建造物の各階又は各部屋等の天井ふところには、空調 機20が配設され、該各空調機20の近傍には該空調機20の作動に伴って発生 するドレンを受ける水槽21がそれぞれ設けられる。該各水槽21は、吊りボル トで上階の床の下面に対して固定するか、又は、取付ブラケットを用いて前記空 調機20に対して固定する等の方法で設けられる。
【0030】 前記各水槽21内には、貯留されたドレンを前記第一のタンク2方向へ吸引す る吸引管22がそれぞれ挿入されている。該吸引管22は、表面の結露を防止す べく保温が施された外径6ミリ程度の銅管又はナイロンチューブ等の可撓管より なり、前記第一のタンク2に連通する前記ドレン回収本管1から建造物の各階へ 分岐している枝管17に接続される。前記吸引管22は、前記の如く細い可撓管 によって構成されているため、障害物が多く狭い天井ふところでも障害物を避け ながら容易に配管することが可能であり、熟練工を必要としないで短時間で配管 作業が行える。
【0031】 前記各吸引管22には、前記水槽21から前記ドレン回収本管1へのドレンの 移動を制御する電磁弁である端末ユニットバルブ23がそれぞれ設けられている 。
【0032】 また、前記水槽21には、水槽21内に貯留されたドレンの水位を検知する水 位検知センサ24が設けられる。該センサ24は、前記端末ユニットバルブ23 に信号を送り、前記水槽21内のドレンが所定量以上になると前記端末ユニット バルブ23を開作動させ、前記水槽21内のドレンが所定量以下になると前記端 末ユニットバルブ23を閉作動させる。
【0033】 さらに、前記水槽21の適宜の位置には、水槽内のドレンが限界量を越えたと きに作動するオーバーフロー検知センサ25が付設される。該オーバーフロー検 知センサ25は前記空調機20とインターロックされており、万一水槽21内の 水位が異常上昇した場合には前記空調機20の作動を停止させ、外部へ警報を発 する機構とされている。
【0034】 なお、図中26は、前記吸引管22内にドレン中に含まれるごみ等が吸い込ま れることを防止するフィルターであり、前記ドレン回収本管1、前記第一のタン ク2と第二のタンク8とを結ぶ連結パイプ7及び前記排水パイプ11の適宜の箇 所には、前記フィルター26を通過した微細なごみを濾過するためのストレーナ 14、15、16がそれぞれ配設されている。
【0035】 前記の如く構成される本実施例に係る装置の作動について説明すると、前記各 端末ユニットBでは、建造物の各階又は各部屋毎等の天井ふところに設けられた 空調機20の作動によって発生したドレンは、各空調機20に隣接して設けられ た前記水槽21内に貯留される。このとき、前記端末ユニットバルブ23は閉状 態である。そして、各水槽21に所定量以上のドレンが溜ると前記水位検知セン サ24がそれぞれ作動し、前記端末ユニットバルブ23を開作動させる。
【0036】 ここで前記第一のタンク2は、前記の如く、真空ポンプ3の作動によって減圧 されているため、前記端末ユニットバルブ23が開くことにより、前記水槽21 内のドレンは前記吸引管22から前記枝管17及び前記ドレン回収本管1を経由 して前記第一のタンク2内に吸引回収される。該吸引回収によって前記水槽21 内のドレンの水位が所定高さより低下すると、前記水位検知センサ24が再び作 動し、前記端末ユニットバルブ23を閉作動させる。
【0037】 なお、前記吸引管22は、前記の如く、径の小さい可撓管によって構成されて いるが、ドレンは減圧された前記第一のタンク2の吸引作用によって吸い上げら れるものであるため、前記吸引管22が目詰まりする危険性は少ない。
【0038】 前記第一のタンク2に吸引回収されたドレンは、前記連結パイプ7を通して前 記第二のタンク8へと流入する。
【0039】 前記第一のタンク2と前記第二のタンク8とは、前者から後者へドレンを移動 させるための前記連結パイプ7で連結されるとともに両タンク2,8の内圧を互 いに均衡させるための前記バイパスパイプ30で連結されている。しかも、前記 各パイプ7,30にそれぞれ設けられた前記メインバルブ9及び前記バイパスバ ルブ31は通常状態で開状態にある。したがって、前記第二のタンク8の内圧は 前記第一のタンク2の内圧と等しくなっており、前記第一のタンク2から前記第 二のタンク8へのドレンの流入はスムーズに行われる。
【0040】 前記第二のタンク8内に所定量以上のドレンが貯留されると、該第二のタンク 8に設けられた前記フロートスイッチ13が作動し、前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31が閉作動した後に、前記大気開放バルブ10及び前記排水 バルブ13が開作動する。この結果、前記第二のタンク8内に貯留されていたド レンは装置外へと排出される。
【0041】 排出が完了すると、前記フロートスイッチ13が再度作動して前記大気開放バ ルブ10及び前記排水バルブ12が閉じられ、その後前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31が開く。これらの各バルブ9,31が開くと、前記第一の タンク2の内圧は前記第二のタンク8の内圧と均等になるまで変化するが、前記 第一のタンク2にはタンク内圧の変化に応じて前記真空ポンプ3を作動させ常に タンク内圧を一定に保持するための圧力スイッチ6が付設されているため、前記 第一及び第二のタンク内圧は所定の真空度に即時復帰する。
【0042】 前記作動の繰り返しによって、多数の空調機から発生するドレンは安全かつ確 実に外部へ排出される。
【0043】
本考案によれば、空調機の作動によって発生したドレンが連続的に吸引回収さ れるため、どのような場所に空調機を設置した場合でも安全かつ確実にドレン排 水を行うことができる。
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、ビル空調等における天井埋込型空調機のドレン排水を行うドレン排 水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 近時、オフィスビルや公共建造物等では、省エネルギー、省スペース等の観点 から部屋毎の天井部に空調機を配設した個別空調方式が採用されることが多くな っている。
【0003】 そして、この方式においては、前記空調機の運転によって発生するドレンは、 天井板と上階床板との間の空間部(以下、「天井ふところ」という)に流下勾配 をもたせたドレン排水管を付設し高低差を利用して自然流下作用によって外部へ 排出されていた。
【0004】 また、前記高低差のとれない場合は、空調機ドレンパンに溜ったドレンをドレ ンアップメカと呼ばれる揚水ポンプで一旦空調機の上部までポンプアップし、高 低差を確保して、そこから落差を利用して外部へ排出されていた。
【0005】
しかし、省スペース化の要請や建築費予算の都合等から前記建造物は各階間の 間隔を極力節約して構築される場合が多く、前記天井ふところは必然的に狭く構 成されている。また、前記天井ふところには、梁などの構造物や照明・通信設備 用の配線、上下排水管等が多数配設されている。
【0006】 このため、前記ドレン排水管の付設工事にあたっては、配管を遮る前記梁等に 穴をあけることも必要となる等、前記天井ふところ内に前記ドレン排水管を適切 な勾配をもたせて配設することは極めて困難であった。
【0007】 また、前記ドレン排水管の勾配が十分に確保できないことから、少しのごみが 前記ドレン排水管に流入しただけで配管内部に目詰まりが生じやすく、その結果 、前記空調機ドレンパンからドレンがオーバーフローし、溢水事故が発生する危 険が大きいという問題があった。しかも、従来は、前記ドレンがドレンパンから オーバーフローしても、空調機の運転の強制停止や警報装置の作動等の適切な溢 水事故防止手段が何ら講じられていなかったため、溢水による被害が甚大なもの となりやすかった。
【0008】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前記天井ふところの大小や天井ふ ところに配設された障害物の存在等に拘らず、安全・確実にドレンを排水し得る ドレン排水装置を提供せんとするものである。
【0009】
前記課題を解決するため、本考案は、常に所定の真空度を保持し空調機から排 出されたドレンを吸引回収する第一のタンクと、該第一のタンクからドレンが供 給される第二のタンクと、前記第一のタンクから前記第二のタンクへのドレンの 供給を制御するメインバルブと、前記第一のタンクと前記第二のタンクとの空間 部同士を連通し配管途中に前記メインバルブの開閉作動と同調して開閉作動する タンク内圧調整バルブが設けられたタンク内圧均衡パイプと、前記メインバルブ が閉状態のときにそれぞれ開作動し前記第二のタンク内を開放する大気開放バル ブ及び前記第二のタンク内のドレンの排出を制御する排水バルブとから構成した ものである。
【0010】
前記第一のタンク内は常に所定の真空度を保持しているため、空調機から排出 されたドレンが該第一のタンク内に吸引回収される。このとき、前記メインバル ブ及び前記タンク内圧調整バルブは開状態となっており、前記第一のタンク内に 回収されたドレンは、該第一のタンク内の減圧に伴って内部が減圧されている前 記第二のタンクへ供給される。
【0011】 なお、前記タンク内圧均衡パイプは、前記第一のタンクの空間部分と前記第二 のタンクの空間部分とを連通しており、その配管途中に設けられ前記メインバル ブと同調して開閉作動する前記タンク内圧調整バルブの開閉作動により、前記第 一及び第二のタンクの内圧を均衡せしめ、前記第一のタンクから前記第二のタン クへのドレンの流入をスムーズに行わせるべく作用するものである。
【0012】 前記第二のタンク内に所定量のドレンが溜ると前記メインバルブ及前記タンク 内圧調整バルブがともに閉作動して前記第一のタンク内部と第二のタンク内部の 連通を遮断し、その後前記大気開放バルブ及び排水バルブが開状態となり、前記 第二のタンク内のドレンが排出される。
【0013】 前記第二のタンクからのドレン排出が完了すると、再び前記大気開放バルブ及 び排水バルブが閉作動し、その後前記メインバルブ及び前記タンク内圧調整バル ブが開作動して前記第一及び第二のタンクの内部同士が二か所で連通し、再度前 記第一のタンクから第二のタンクへのドレンの供給が行われる。
【0014】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1は、本考案装置の一実施例を示すブロック図であり、真空タンク本体部A と、該真空タンク本体部Aとドレン回収管1を介して連結された多数の端末ユニ ットBとを示している。
【0016】 前記真空タンク本体部Aは、オフィスビル等の建造物の地下機械室やパイプシ ャフトなどに設置される。該本体部Aは密閉タンクである第一のタンク2を含み 、該第一のタンク2には鋼管又は合成樹脂管等のパイプを用いて水封式の真空ポ ンプ3が連結されている。そして、該真空ポンプ3の作動により、前記第一のタ ンク2内が減圧される。
【0017】 図中4は、前記真空ポンプ3の停止時に、減圧された前記第一のタンク2内に 大気が逆流することを防止するチャッキ弁である。
【0018】 前記第一のタンク2は、前記真空ポンプ3の作動により、空調機20から発生 したドレンを吸引回収して貯留するタンクであり、該タンク2には、タンク内圧 の大きさを示す圧力ゲージ5と、タンク内圧を検知して前記真空ポンプ3の作動 を制御し、タンク2内の真空度を常に一定に保つための圧力スイッチ6とが付設 されている。
【0019】 また、前記第一のタンク2の下部には連結パイプ7の一端7aが接続され、該 連結パイプ7の他端7bは前記第一のタンク2より小さめの密閉タンクである第 二のタンク8の上部に接続される。この連結パイプ7は、前記第一のタンク2内 に集められたドレンを前記第二のタンク8へと移すためのものである。
【0020】 前記連結パイプ7の途中には、電動弁又は電磁弁からなるメインバルブ9が設 けられる。そして、該メインバルブ9の開閉作動により、前記第一のタンク2内 部と前記第二のタンク8内部との連通及び遮断が自在に行われる。
【0021】 さらに、前記第一のタンク2と前記第二のタンク8とは、それらの空間部同士 がバイパスパイプ30によって互いに連通させられている。図面実施例では、前 記第一のタンク2の上部にバイパスパイプ30の一端30aが接続され、該バイ パスパイプ30の他端30bが前記第二のタンク8の上部に接続されている。
【0022】 前記バイパスパイプ30の途中には、電動弁又は電磁弁からなり前記メインバ ルブ9の開閉作動と同調して開閉作動するバイパスバルブ31が設けられている 。そして、前記バイパスパイプ30は、前記メインバルブ9の開閉作動と同調し て行われる前記バイパスバルブ31の開閉作動により、前記連結パイプ7と同時 期に前記第一及び第二のタンク2,8の内部を連通及び遮断する。
【0023】 すなわち、前記バイパスパイプ30及び前記バイパスバルブ31は、前記連結 パイプ7と同時期に前記第一及び第二のタンク2,8の空間部同士を連通及び遮 断することにより前記第一及び第二のタンク2,8の内圧を均衡せしめるタンク 内圧均衡パイプ及びタンク内圧調整バルブとして作用するものであり、前記連結 パイプ7を通しての前記第一のタンク2から前記第二のタンク8へのドレンの流 入をスムーズに行わせるべく設けられるものである。
【0024】 従って、前記メインバルブ9が開状態であれば前記バイパスバルブ31も開状 態であり、前記第一及び第二のタンク2,8の内部同士が二か所で連通するため 、前記第二のタンク8の内圧は、前記真空ポンプ3によって減圧された第一のタ ンク2の内圧と等しくなるとともに、前記第一のタンク2内に吸引回収されたド レンが前記第二のタンク8内へとスムーズに流れ込む。なお、前記メインバルブ 9及び前記バイパスバルブ31は通常状態では開状態とされている。
【0025】 前記第二のタンク8には、該第二のタンク8内部の大気を開放するための電磁 弁である大気開放バルブ10が設けられる。さらに、前記第二のタンク8の下部 には排水パイプ11が接続され、該排水パイプ11には前記第二のタンク8から の排水を制御する電磁弁である排水バルブ12が設けられている。前記大気開放 バルブ10及び排水バルブ12は、共に前記メインバルブ9及び前記バイパスバ ルブ31が完全に閉作動した後に開作動するものであり、逆に、前記メインバル ブ9及び前記バイパスバルブ31は、前記大気開放バルブ10及び排水バルブ1 2が完全に閉作動した後に開作動する。
【0026】 前記第二のタンク8には、該タンク8内に供給されたドレンの水位を感知して 前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31を開閉作動せしめる水位検知セ ンサとしてフロートスイッチ13が付設される。該フロートスイッチ13は、前 記第二のタンク8内のドレンが所定水位以上となると前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31を閉じ、前記第一及び第二のタンク2,8の内部の連通を 遮断せしめる。
【0027】 このとき、前記の如く、前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31と前 記大気開放バルブ10及び排水バルブ12とは互いに逆作動するように連動して いるため、前記メインバルブ9及び前記バイパスバルブ31の閉作動後に、前記 大気開放バルブ10と排水バルブ12とが同時に開作動し、前記第二のタンク8 内に貯留されたドレンが前記排水パイプ11を通して装置外へ排出される。そし て、前記第二のタンク8からの排水が完了すると、前記大気開放バルブ10及び 前記排水バルブ12が共に閉作動するとともに前記メインバルブ9及び前記バイ パスバルブ31が共に開き、再び前記第一のタンク2の内圧と第二のタンク8の 内圧とが等しくなり、前記第二のタンク8内へのドレン流入が開始される。
【0028】 次に、前記端末ユニットBについて説明する。
【0029】 本考案装置が適用される建造物の各階又は各部屋等の天井ふところには、空調 機20が配設され、該各空調機20の近傍には該空調機20の作動に伴って発生 するドレンを受ける水槽21がそれぞれ設けられる。該各水槽21は、吊りボル トで上階の床の下面に対して固定するか、又は、取付ブラケットを用いて前記空 調機20に対して固定する等の方法で設けられる。
【0030】 前記各水槽21内には、貯留されたドレンを前記第一のタンク2方向へ吸引す る吸引管22がそれぞれ挿入されている。該吸引管22は、表面の結露を防止す べく保温が施された外径6ミリ程度の銅管又はナイロンチューブ等の可撓管より なり、前記第一のタンク2に連通する前記ドレン回収本管1から建造物の各階へ 分岐している枝管17に接続される。前記吸引管22は、前記の如く細い可撓管 によって構成されているため、障害物が多く狭い天井ふところでも障害物を避け ながら容易に配管することが可能であり、熟練工を必要としないで短時間で配管 作業が行える。
【0031】 前記各吸引管22には、前記水槽21から前記ドレン回収本管1へのドレンの 移動を制御する電磁弁である端末ユニットバルブ23がそれぞれ設けられている 。
【0032】 また、前記水槽21には、水槽21内に貯留されたドレンの水位を検知する水 位検知センサ24が設けられる。該センサ24は、前記端末ユニットバルブ23 に信号を送り、前記水槽21内のドレンが所定量以上になると前記端末ユニット バルブ23を開作動させ、前記水槽21内のドレンが所定量以下になると前記端 末ユニットバルブ23を閉作動させる。
【0033】 さらに、前記水槽21の適宜の位置には、水槽内のドレンが限界量を越えたと きに作動するオーバーフロー検知センサ25が付設される。該オーバーフロー検 知センサ25は前記空調機20とインターロックされており、万一水槽21内の 水位が異常上昇した場合には前記空調機20の作動を停止させ、外部へ警報を発 する機構とされている。
【0034】 なお、図中26は、前記吸引管22内にドレン中に含まれるごみ等が吸い込ま れることを防止するフィルターである。
【0035】 また、前記ドレン回収本管1、前記第一のタンク2と第二のタンク8とを結ぶ 連結パイプ7及び前記排水パイプ11の適宜の箇所には、前記フィルター26を 通過した微細なごみを濾過するためのストレーナ14、15、16がそれぞれ配 設されている。
【0036】 図示例では、前記ストレーナ14,15,16の内、前記ストレーナ14にて 大部分のごみが除去され該ストレーナ14に最もごみが溜り易いことから、該ス トレーナ14の掃除の際の便宜を考慮して次のような構成とされている。
【0037】 すなわち、前記ストレーナ14の上流側にメインバルブ35を設けるとともに 、該メインバルブ35の上流側から前記ストレーナ14を迂回するバイパスパイ プ36を設け、該バイパスパイプ36にバイパスバルブ37を設ける。その結果 、前記メインバルブ35を閉じるとともに前記バイパスバルブ37を開けば、前 記ドレン排水装置を停止させることなく前記ストレーナ14を掃除することがで きる。
【0038】 前記の如く構成される本実施例に係る装置の作動について説明すると、前記各 端末ユニットBでは、建造物の各階又は各部屋毎等の天井ふところに設けられた 空調機20の作動によって発生したドレンは、各空調機20に隣接して設けられ た前記水槽21内に貯留される。このとき、前記端末ユニットバルブ23は閉状 態である。そして、各水槽21に所定量以上のドレンが溜ると前記水位検知セン サ24がそれぞれ作動し、前記端末ユニットバルブ23を開作動させる。
【0039】 ここで前記第一のタンク2は、前記の如く、真空ポンプ3の作動によって減圧 されているため、前記端末ユニットバルブ23が開くことにより、前記水槽21 内のドレンは前記吸引管22から前記枝管17及び前記ドレン回収本管1を経由 して前記第一のタンク2内に吸引回収される。該吸引回収によって前記水槽21 内のドレンの水位が所定高さより低下すると、前記水位検知センサ24が再び作 動し、前記端末ユニットバルブ23を閉作動させる。
【0040】 なお、前記吸引管22は、前記の如く、径の小さい可撓管によって構成されて いるが、ドレンは減圧された前記第一のタンク2の吸引作用によって吸い上げら れるものであるため、前記吸引管22が目詰まりする危険性は少ない。
【0041】 前記第一のタンク2に吸引回収されたドレンは、前記連結パイプ7を通して前 記第二のタンク8へと流入する。
【0042】 前記第一のタンク2と前記第二のタンク8とは、前者から後者へドレンを移動 させるための前記連結パイプ7で連結されるとともに両タンク2,8の内圧を互 いに均衡させるための前記バイパスパイプ30で連結されている。しかも、前記 各パイプ7,30にそれぞれ設けられた前記メインバルブ9及び前記バイパスバ ルブ31は通常状態で開状態にある。したがって、前記第二のタンク8の内圧は 前記第一のタンク2の内圧と等しくなっており、前記第一のタンク2から前記第 二のタンク8へのドレンの流入はスムーズに行われる。
【0043】 前記第二のタンク8内に所定量以上のドレンが貯留されると、該第二のタンク 8に設けられた前記フロートスイッチ13が作動し、前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31が閉作動した後に、前記大気開放バルブ10及び前記排水 バルブ13が開作動する。この結果、前記第二のタンク8内に貯留されていたド レンは装置外へと排出される。
【0044】 排出が完了すると、前記フロートスイッチ13が再度作動して前記大気開放バ ルブ10及び前記排水バルブ12が閉じられ、その後前記メインバルブ9及び前 記バイパスバルブ31が開く。これらの各バルブ9,31が開くと、前記第一の タンク2の内圧は前記第二のタンク8の内圧と均等になるまで変化するが、前記 第一のタンク2にはタンク内圧の変化に応じて前記真空ポンプ3を作動させ常に タンク内圧を一定に保持するための圧力スイッチ6が付設されているため、前記 第一及び第二のタンク内圧は所定の真空度に即時復帰する。
【0045】 前記作動の繰り返しによって、多数の空調機から発生するドレンは安全かつ確 実に外部へ排出される。
【0046】
本考案によれば、空調機の作動によって発生したドレンが連続的に吸引回収さ れるため、どのような場所に空調機を設置した場合でも安全かつ確実にドレン排 水を行うことができる。
【図1】本考案装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
2 第一のタンク 8 第二のタンク 9 メインバルブ 10 大気開放バルブ 12 排水バルブ 20 空調機 30 タンク内圧均衡パイプ 31 タンク内圧調整バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ドレン排水装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【符号の説明】 2 第一のタンク 8 第二のタンク 9 メインバルブ 10 大気開放バルブ 12 排水バルブ 20 空調機 30 タンク内圧均衡パイプ 31 タンク内圧調整バルブ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 常に所定の真空度を保持し空調機(2
0)から排出されたドレンを吸引回収する第一のタンク
(2)と、該第一のタンク(2)からドレンが供給され
る第二のタンク(8)と、前記第一のタンク(2)から
前記第二のタンク(8)へのドレンの供給を制御するメ
インバルブ(9)と、前記第一のタンク(2)と前記第
二のタンク(8)との空間部同士を連通し配管途中に前
記メインバルブ(9)の開閉作動と同調して開閉作動す
るタンク内圧調整バルブ(31)が設けられたタンク内
圧均衡パイプ(30)と、前記メインバルブ(9)が閉
状態のときにそれぞれ開作動し前記第二のタンク(8)
内を開放する大気開放バルブ(10)及び前記第二のタ
ンク(8)内のドレンの排出を制御する排水バルブ(1
2)とを備えてなることを特徴とするドレン排水装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH0618815U true JPH0618815U (ja) | 1994-03-11 |
JP2578332Y2 JP2578332Y2 (ja) | 1998-08-13 |
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ID=13195435
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JP (1) | JP2578332Y2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1992-08-12 JP JP1992062275U patent/JP2578332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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