JP4486349B2 - 環境汚染物回収システム - Google Patents

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Description

本発明は、環境汚染物を回収して、貯槽に収納する環境汚染物の回収装置及び該回収装置と吸引装置を備える環境汚染物回収システムに関する。特に、固体状又は泥状の環境汚染物を減圧吸引して、固液と気体を分離し、分離した固液を回収、収納する環境汚染物の回収装置及び環境汚染物回収システムに関する。
環境汚染を引き起こす可能性のある廃棄物を回収するためには、回収中に環境汚染物を含有する物質が大気中に飛散しないような処置を講ずる必要がある。特にダイオキシン類を含む廃棄物では、廃棄物を湿潤な状態のものとして飛散しにくくすると共に、作業場所をビニールシートで覆うなどの飛散防止策を講ずることが法的に要求される。
一方、回収中に廃棄物からの粉塵等の飛散を防止する回収装置も提案されてきており、例えば、サイクロン式分離器とサイクロン式分離器内の粉塵及び空気を吸引する空気吸引装置と空気吸引装置で吸引された粉塵を除去するフィルタとで構成される回収装置が提案されている。(特許文献1参照)
特開平7−184500号公報 (図1)
しかし、環境汚染物を含有する廃棄物の回収においては、分離された固形物からの粉塵の飛散を防止するため、固形物を密封したままで廃棄用貯槽等に収納しなければならない。減圧吸引により回収し、回収した固形物を貯槽等に収納する際に廃棄物の回収作業を中断すると、減圧を常圧に戻し、また常圧を減圧にするために時間を要するので、作業効率が低下する。そこで、本発明は、固体状又は泥状の環境汚染物を連続的に吸引しながら、密封した状態のままで回収する環境汚染物の回収装置及び環境汚染物回収システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る環境汚染物の回収装置は、例えば図1に示すように、固体状又は泥状の環境汚染物を吸引して、固液と気体を分離する固液気体分離機10と、固液気体分離機10で分離された固液を回収する固液回収槽20と、固液気体分離機10から固液回収槽20へ固液を移動させる第1の流路に設置される第1の弁61と、固液回収槽20に回収された固液を収納する、輸送可能な貯槽30と、固液回収槽20から貯槽30へ固液を移動させる流路に設置される第2の弁62と、固液気体分離機10と固液回収槽20とを連接する前記第1の流路とは異なる第2の流路71に設置される第3の弁63とを備える。
このように構成すると、第2の弁を閉止し第3の弁を開放することにより、固液気体分離機で固体状又は泥状の環境汚染物を吸引して固液と気体を分離するときの圧力、すなわち負圧と、分離された固液を回収するときの固液回収槽内の圧力とを等しくでき、第1の弁を開放する際に第1の弁に圧力差による力が作用せず、また、第1の弁を開放したときの固液回収槽から固液気体分離機への空気の流れが抑えられ、分離された固液が飛散することもなく、固液気体分離機中の固液は速やかに固液回収槽に落下する。また、固液回収槽の圧力は、第3の弁を開放することにより、固液気体分離機と同じ圧力となるので、固液回収槽用の真空ポンプなどを備える必要がない。また、第1の弁と第3の弁とを閉止し、第2の弁を開放することにより、固液回収槽に回収された固液を貯槽に収納することができる。よって、固体状又は泥状の環境汚染物を、連続的に吸引しながら、密封した状態のままで回収し、貯槽に収納することができ、環境汚染物が大気中に散布されることがない。
また、請求項2に記載の発明に係る環境汚染物の回収装置は、例えば図1に示すように、請求項1に記載の環境汚染物の回収装置において、固液回収槽20と外気とを連接する流路71、73を有し、流路71、73に第4の弁64を備える。
このように構成すると、外気との流路を開放することにより固液回収槽を容易に大気圧(常圧)にすることができる。固液回収槽は大気圧となることで、貯槽と同じ圧力になり、第2の弁が作動するときに圧力差による力が作用しなくなる。また、第2の弁を開放したときの貯槽から固液回収槽への空気の流れが抑えられ、回収された固液が飛散することもなく、固液回収槽中の固液は速やかに貯槽に落下する。
また、請求項3に記載の発明に係る環境汚染物の回収装置は、例えば図1に示すように、請求項1又は請求項2に記載の環境汚染物の回収装置において、固液回収槽20と貯槽30とが、気密に連接される。
このように構成すると、固液回収槽と貯槽との間においても気密が保たれるので、固体状又は泥状の環境汚染物を密封した状態のままで回収し、貯槽に収納することができ、環境汚染物が大気中に散布されることがない。なお、「気密に」とは、普通に空気が流通しない程度をいい、微量の空気が漏れる場合をも含む。
また、請求項4に記載の発明に係る環境汚染物の回収装置は、例えば図1に示すように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の環境汚染物の回収装置において、第1の弁61と、第2の弁62と、第3の弁63との作動を制御する制御装置80を備える。
このように構成すると、第1の弁の開閉と、第2の弁の開閉と、第3の弁の開閉とを一元的に制御することができ、固液気体分離機と固液回収槽との圧力を等しくするタイミングと、第1の弁を開放するタイミングと、固液回収槽で回収された固液を貯槽に送るタイミングとが適切に調節される。
前記の目的を達成するため、請求項5に記載の発明に係る環境汚染物回収システムは、例えば図1に示すように、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の環境汚染物の回収装置100と、固液気体分離機10で分離された気体を吸引する吸引装置40と、気体に含まれる粉塵を回収する粉塵回収装置40とを備える。
このように構成すると、吸引装置で吸引することにより、固液気体分離機で環境汚染物を吸引することができ、また、固液気体分離機で分離された気体に含まれる粉塵が粉塵回収装置で回収されるので、粉塵を含めて環境汚染物の大気への飛散を防ぐことができる。
また、請求項6に記載の発明に係る環境汚染物回収システムは、例えば図2に示すように、請求項5に記載の環境汚染物回収システムにおいて、吸引装置40が、圧縮空気を用いて吸引するための減圧を発生するエジェクタ44、49を有する。
このように構成すると、圧縮空気を用いてエジェクタで減圧を発生することにより、気体を吸引するので、真空ポンプあるいはブロワなどの機器が必要なく、簡便な設備で吸引することができる。
本発明によれば、第1の弁、第2の弁及び第3の弁の開閉を調整することにより、固液気体分離機で環境汚染物を連続的に吸引しながら、分離された固液を固液回収槽に回収でき、また、固液回収槽に回収した固液を貯槽に収納することができ、作業効率の高い環境汚染物の回収装置を提供することができる。更に固液気体分離機の気体を吸引する吸引装置と該気体中に含まれる粉塵を回収する粉塵装置を備えることで、環境汚染物の大気への飛散を防止した環境汚染物回収システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一又は相当する装置には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
先ず、図1の構成図を参照して、本発明の実施の形態である環境汚染物の回収装置100について説明する。ここで、環境汚染物とは、環境汚染を生ずる可能性のある物のことで、人が廃棄した廃棄物、畜舎の動物の糞、人為的でない汚染土壌などを含む。環境汚染物は、特にダイオキシンを含む場合に、大気中への環境汚染物の飛散を防止するため湿潤に保たれていることが多く、固体状あるいは泥状をしている。
環境汚染物の回収装置100は、吸引した環境汚染物の固液と気体を分離する固液気体分離機10と、固液気体分離機10で分離した固液を回収する固液回収槽20と、固液回収槽20で回収した固液を収納する貯槽としてのコンテナ30とを備え、固液気体分離機10と固液回収槽20とコンテナ30とはこの順に上から配置されており、固液気体分離機10と固液回収槽20とは鉄架構101により支持されている。なお、固液とは、固体物及び液体又はいずれか一方をいう。また、気体は、環境汚染物と一緒に吸引した空気が主体である。
固液気体分離機10は、固液気体分離機本体11と吸気管12とを有する。固液気体分離機本体11は、典型的にはサイクロンであり、下方に行くほど断面の小さくなる円錐形をしている。ただし、固液気体分離機本体11の下部は、分離した固液を貯留するための空間を有しており、円錐形の頂部が削られた形状、あるいは、削られた部分に円筒を接続した形状となる。その側面上部には吸引ノズル13が側面の円周方向での接線方向に取り付けられ、吸引した環境汚染物を固液気体分離機本体11内で旋回させる構成となっている。すなわち、固液気体分離機本体11内は、中空となっている。吸引ノズル13には、環境汚染物を吸引するための吸引ホース91が接続されている。吸引ホース91は、地上に堆積した環境汚染物を吸引するのに十分な長さを有している。吸引ホース91から空気を吸引することにより、固体状あるいは泥状の環境汚染物が空気と一緒に固液気体分離機本体11に吸引される。固液気体分離機本体11の側面にはブラケット14が設置され、固液気体分離機本体11は鉄架構101上に設置される。
固液気体分離機本体11は、サイクロンでなく、吸引ノズル13から吸引した環境汚染物が直線的に流れるように流路を長くとり、該流路を流れるにつれ、重力の差により固液と気体とを分離する構成としてもよい。この場合には、固液気体分離機本体11は水平方向に長い直方体又は円筒形となる。あるいは、吸引ノズル13から吸引した環境汚染物が直線状に流れるようにして、その流路に邪魔板を設け、固液が該邪魔板に衝突して落下することにより固液と気体とを分離する構成としてもよい。この場合には、固液気体分離機本体11内の流路を短くすることができ、固液気体分離機本体11を小さくすることができる。なお、固液気体分離機本体11をサイクロンとすると、吸引した固液と空気との流路がサイクロン内壁に沿った螺旋状となり固液気体分離機本体11を更に小さくすることができる。
固液気体分離機本体11の上面には、環境汚染物と空気とを一緒に吸引した吸引物から分離した、粉塵等を含む空気を排出する吸気管12が設置される。固液気体分離機本体11と吸気管12とは、例えばフランジ接続のように取り外せるように構成すると、建設や輸送がし易くなる。
固液気体分離機本体11の下端は、第1のバルブ61に接続する。第1のバルブ61は、典型的にはゲート弁であり、固液気体分離機本体11で分離された固液の流路となる。また、第1のバルブ61を閉鎖することにより、固液気体分離機本体11内と下部の固液回収槽20との間の気密を保つことができる。すなわち、第1のバルブ61を通る流路が、固液気体分離機10と固液回収槽20との第1の流路となる。第1のバルブ61の開閉は、アクチュエータ66により行われる。アクチュエータ66は、典型的にはモータ駆動とするが、油圧等他の駆動としてもよい。また、第1のバルブ61は、ゲート弁でなくてもよく、例えばバタフライ弁とすると軽量となる。なお、ゲート弁とすることにより、気密が保ちやすく、また、固液の流路が障害もなく広く取れ、第1のバルブ61内での固液の詰まりを防ぐことができる。
第1のバルブ61の下部は固液回収槽20に接続される。固液回収槽20は、固液気体分離機10で吸引した環境汚染物から分離された固液を一時的に収納する容器である。典型的には上端と下端が固液の流路として開口した円筒形をしており、上部と下部は接続する第1のバルブ61と第2のバルブ62の径に併せて絞られている。ただし、回収した固液が下方に落下するときに詰まりを生じないよう、内面が垂直あるいは下端の開口部に向けて滑らかに傾斜していればよく、円筒形でなくてもよい。固液回収槽20は、側面にブラケット21が設置され、固液気体分離機10を支持する位置より下の位置で鉄架構101により支持される。
固液回収層20の下端開口部は、第2のバルブ62に接続する。第2のバルブ62は、固液回収槽20の下端開口部を閉止し、固液回収槽20内に固液気体分離機10で吸引した環境汚染物から分離された固液を貯留させる。また、固液回収槽20内が固液気体分離機10と同圧(負圧)にされるときには、コンテナ30から固液回収槽20内への空気の流路を遮断し、気密を保つ。第2のバルブ62は、アクチュエータ67で駆動される。第2のバルブ62の構成は、第1のバルブ61と同じであるので、説明を省略する。
第2のバルブ62の下部はコンテナ30に接続される。コンテナ30は、固液回収槽20で回収された固液を収納し、固液を環境汚染物の回収装置100から運び出すための容器である。コンテナ30は、ビニール製の固液収納袋31を鋼製容器32内に収めたもので、鋼製容器32には、移動させるための車輪33が付いている。固液収納袋31は、例えば直径が2m以上の大きな袋であり、固液を収納しても破れることがないよう、十分な強度を持っている。また、材質はビニールには限られないが、固液が染み出ることのないよう、水分を浸透しない素材で製造される。鋼製容器32は、上面が開放された直方体あるいは円筒形の容器で、底面と側面で固液収納袋31を支え、固液を収納するときの固液収納袋31の形状を保つ。また、所定量の固液を収納した固液収納袋31を、環境汚染物の回収装置100から運び出すための搬送機としても使われる。そのために鋼製容器32の側面または底面に人手で移動させるためのハンドル(不図示)あるいはトレーラで引くための連結器(不図示)やリフトで運ぶためのリフトの爪の差込口(不図示)などが設置される。
第2のバルブ62とコンテナ30とを気密に接続するため、第2のバルブ62の下端にノズル25が接続される。ノズル25には、外周に着脱可能なリング26が備えられる。固液収納袋31の口をノズル25の下方から外周にかぶせ、その周囲にリング26を嵌め込むことにより、第2のバルブ62とコンテナ30との気密が保たれる。このように第2のバルブ62とコンテナ30とを接続すると、第2のバルブ62と気密に接続するための部材が固液収納袋32に付属していないので、固液を廃棄処分するときに一緒に廃棄されるのはビニール製の固液収納袋32だけでよく、廃棄物を増やすこともなく、また、リング26が繰り返し使用できるので経済的でもある。なお、第2のバルブ62とコンテナ30との接続は、上記の方法に限られず、例えば、双方にフランジを設けてもよいし、テーパ付きの管を嵌め込む構成としてもよい。このように構成すると、第2のバルブ62とコンテナ30との接続作業が簡単になり、接続作業の時間も短くて済む。
固液気体分離機10及び固液回収槽20を支持する鉄架構101は、固液気体分離機10及び固液回収槽20を支持する高さに梁を有しており、それらの梁と梁を支える柱とで構成される。必要に応じて、形状を維持するためのブレースや補助梁、柱も備えられる。柱の下端(柱脚)には車輪102が備えられ、コンテナ30と共に移動可能とされる。すなわち、鉄架構101とコンテナ30が移動可能であるので、環境汚染物の回収装置100が移動可能となる。
固液気体分離機10の吸気管12に、吸気管12より小径の配管71が分岐される。配管71には、第3のバルブ63が設けられ、その先で、固液回収槽20に接続し、固液気体分離機10と固液回収槽20との間の第2の流路を形成する。配管71は、固液気体分離機10の吸気管12ではなく、固液気体分離機本体11に接続してもよい。ただし、固液気体分離機本体11内で旋回しながら流れる固液が配管71の接続口に入り込まないよう、配管71は固液気体分離機本体11の上面あるいは上部に接続するのがよい。また、固液回収槽20において、配管71は、内に堆積する固液の最高面より上方に接続する。
第3のバルブ63は、気密性を有すれば、グローブ弁でもボール弁でもゲート弁でもよい。第3のバルブ63はソレノイド、モータ等のアクチュエータ68で駆動する構成とする。
第3のバルブ63と固液回収槽20との間の配管71から、分岐して配管73が設けられ、配管73の他端は外気に開放される。配管73上には、第4のバルブ64が設けられる。第4のバルブ64もアクチュエータ69で駆動するタイプとし、その構成は第3のバルブ63と同じであるので、説明を省略する。なお、配管73は、配管71ではなく、固液回収槽20に接続してもよい。ただし、配管71に接続することで、固液回収槽20に設けるノズルの数を少なくすることができ、固液回収槽20の製造作業工程が減少する。
第1のバルブ61のアクチュエータ66、第2のバルブ62のアクチュエータ67、第3のバルブ63のアクチュエータ68及び第4のバルブ64のアクチュエータ69の作動は、制御装置80からの信号i1、i2、i3、i4により制御される。制御装置80は、典型的にはシーケンサであり、経時的に各バルブの開閉を制御する。あるいは、固液回収槽20に回収され堆積した固液の量を計測して、各バルブの開閉を制御する構成としてもよい。
続いて、図1を参照して、環境汚染物回収システム110について説明する。環境汚染物回収システム110は、上記に説明した環境汚染物の回収装置100と、吸引装置および粉塵回収装置としての吸引粉塵回収装置40とを備える。吸引粉塵回収装置40は、高速で流れる圧縮空気を用いて減圧を発生するエジェクタと粉塵を回収する容器とを備える。
ここで、図2の断面図を参照して、吸引粉塵回収装置40の構成を説明する。粉塵回収容器41は、粉塵を回収し、回収した後に粉塵と共に廃棄される容器であり、例えばドラム缶でもよい。粉塵回収容器41は、上部が開口しており、開口部を気密に塞ぐようにエジェクタ蓋43が置かれる。エジェクタ蓋43は、上記の通りに粉塵回収容器41の開口部を塞ぐ蓋板42と、エジェクタノズル44と、圧縮空気をエジェクタノズル44内に導入する空気管49を備える。エジェクタ蓋43は、粉塵回収容器41の開口部を覆い、中央部に空気流通穴が設けられた平板42と、該空気流通穴を覆い、中に空気管49を導入する皿を伏せた形状で、その中央部に空気流通穴が設けられた覆い42aと、覆い42aの空気流通穴に上方に向けて接続されたエジェクタノズル44とを備える。エジェクタノズル44は、覆い42a側が細く、上に行く途中から広がり始め、上部が最も広がったラッパ状をしており、上下端は開口している。中には空気管49が下部(覆い42a側)から挿入されている。空気管49は、エジェクタノズル44の細い部分で切れ、その先端は上方(エジェクタノズル44の広い開口部)に向けて開口している。空気管49の他端は、外部から圧縮空気を送り込む管52に接続される。エジェクタノズル44の周囲には、音を減少するサイレンサ45が設置される。サイレンサ45は、円筒形をしており、その側面は吸音効果を有する小穴を多数有する厚板で形成され、上面には蓋を、下面にもエジェクタノズル44の周囲を囲む蓋を備える。上面と下面の蓋も小穴を多数有する厚板で形成してもよい。なお、騒音が問題とならない場合には、吸引粉塵回収装置40はサイレンサ45を備えなくてもよい。
粉塵回収容器41内で、エジェクタ蓋43の下部に粉塵フィルタ46が設置される。粉塵フィルタ46は、内径がエジェクタ蓋43の蓋板42に形成された空気流通穴より大きな円筒形をしており、側面は、粉塵の通過を防ぎつつ空気を流通するための細かな貫通穴を多数有するフィルタ材で形成される。下面は、空気の通過しない蓋で形成してもよいし、側面と同じフィルタ材で形成してもよい。上面は開口しており、空気流通穴を囲むようにエジェクタ蓋43の蓋板42に接続される。
このように吸引粉塵回収装置40を構成すると、圧縮空気を空気管49に送ることによりエジェクタノズル44内で空気管49から高速で流れ出る空気に連れて、周囲の空気もエジェクタノズル44内を流れる空気により上方(エジェクタノズル44の広い開口部)に向けて流れ、結果として、粉塵回収容器41内の空気が空気流通穴からエジェクタノズル44内へと流れる。空気は粉塵回収容器41内から空気流通穴へ至る途中の粉塵フィルタ46の側面のフィルタを通過するので、空気中の粉塵は粉塵回収容器41内に残留する。このようにして、空気中の粉塵が回収される。空気がエジェクタノズル44内に流れることにより粉塵回収容器41内は減圧となる。エジェクタ蓋43には、不図示のノズルが設けられており、該ノズルには固液気体分離機10の吸気管12が接続している。粉塵回収容器41内が減圧になると、吸気管12を通じて固液気体分離機10、更には吸引ホース91から空気が吸引される。
図1に戻って、環境汚染物回収システム110の説明を続ける。圧縮空気を吸引粉塵回収装置40に送るための管52(図中、破線にて表示)は、コンプレッサ51(図中、破線にて表示)に接続する。コンプレッサ51は、移動型の汎用コンプレッサでよい。なお、電気を使用できない作業現場では、電気駆動ではなく石油エンジン駆動の汎用コンプレッサを用いる。このように、汎用コンプレッサから圧縮空気を吸引粉塵回収装置40に送ることで吸引ホース91から固液気体分離機10を経て空気を吸引する。また、汎用コンプレッサは作業現場での入手も容易であるので、使用し易い環境汚染物回収システム110となる。また、環境汚染物回収システム110として、真空ポンプを備える必要がないので、システムとして計量・小型化され、移動し易くなる。更に、部品が消耗し易く故障の発生する確率の高い回転機械が汎用品であるので、故障への対処も容易となる。
なお、吸引粉塵回収装置40の構成は上記に限られず、例えば真空ポンプとフィルタを備えてもよい。真空ポンプを備えると、エジェクタで吸引するよりも減圧度を高めて吸引力を強化でき、また、エジェクタで発生する騒音もない。
次に、図1に示す環境汚染物回収システム110を用いた環境汚染物の回収方法について説明する。コンプレッサ51より圧縮空気を吸引粉塵回収装置40に送り、減圧を発生させ、固液気体分離機本体11から空気を吸引する。空気が吸引されることにより固液気体分離機本体11中は減圧になる。固液気体分離機本体11中が減圧になると、吸引ホース91から空気を吸引する。そこで、吸引ホース91の先端のノズルを環境汚染物に向けることにより、環境汚染物が空気と共に固液気体分離機本体11中に吸引される。環境汚染物は湿潤状態であることが多く、特にダイオキシン類を含む廃棄物は飛散を防止するため、湿潤な状態に保持されている。このように、環境汚染物を空気と共に吸引するので、吸引粉塵回収装置40で吸引する空気には環境汚染物を含む粉塵が含まれる。
環境汚染物と空気は、吸引ノズル13から固液気体分離機本体11内に吸引され、固液気体分離機本体11内壁面に沿って旋回する。旋回するにしたがい、固液は重力の影響でだんだん下がる。一方、空気は重力の影響をほとんど受けることがなく、旋回した後に吸気管12に吸われる。このように、環境汚染物と空気とを吸引した吸引物から、固液が分離される。分離された固液は下がり、固液気体分離機本体11の下端から第1のバルブ61へ流れる。
第1のバルブ61が開放していると、固液は第1のバルブ61を通過して固液回収槽20に送られる。固液回収槽20内で固液は底部に落下する。第2のバルブ62が閉止していると、固液は固液回収槽20内で第2のバルブ62上に堆積する。また、第2のバルブ62が閉止しているので、第2のバルブ62を通過する空気の流入が遮断される。よって、固液回収槽20内は、第1のバルブ61と固液気体分離機本体11を通じて空気を吸引され、固液気体分離機本体11内と同一の圧力になる。また、第2のバルブ62で空気の流入が遮断されるので、吸引粉塵回収装置40で吸引する空気は総て吸引ホース91から吸引され、吸引ホース91での吸引が弱められることもない。なお、このときには、第3のバルブ63は開放し、又は、閉止している。第4のバルブ64は閉止しており、外気から配管71、73を通っての空気の流入を遮断している。
固液回収槽20における固液の堆積量が増えると、固液をコンテナ30に送り、常に固液気体分離機本体11から落下する固液を回収できるように固液回収槽20内に空間を確保する。そのためには第2のバルブ62を開放し、固液回収槽20中の固液をコンテナ30内に落下させる必要がある。ところが、第1のバルブ61と第2のバルブ62との双方を開放したのでは、コンテナ30から固液回収槽20および固液気体分離機10を通って吸引粉塵回収装置40へ至る空気の流れが生じ、吸引ホース91からの吸引が弱まってしまうと共に、固液が空気と共に吸引粉塵回収装置40に吸い込まれるという不具合が生ずる恐れがある。また、固液回収槽20内は吸引粉塵回収装置40により空気を吸引される固液気体分離機10内と同圧の負圧になっており、コンテナ30内は大気圧に保たれているので、第2のバルブ62の上流(固液回収槽20内)と下流(コンテナ30内)との間の圧力差が第2のバルブ62の滑らかな作動を阻害する。
そこで、固液回収槽20内の固液をコンテナ30内に落とすために下記のようなバルブ操作を行う。先ず、第3のバルブ63が開放しているときには、閉止する。配管71を通っての空気の流動を遮断するためである。そして、第1のバルブ61を閉止する。第1のバルブ61と第3のバルブ63が閉止されることにより、固液気体分離機10と固液回収槽20との間の空気の流動が遮断される。次に、第4のバルブ64を開放する。第4のバルブ64を開放することにより、固液回収槽20内は大気圧となり、コンテナ30内と同圧となる。第3のバルブ63が閉じられているので、固液気体分離機10内が大気圧になることはなく、この間も、吸引粉塵回収装置40で空気を吸引し続けることにより、吸引ホース91からの環境汚染物の吸引は継続される。なお、第1のバルブ61が閉止されているので、固液気体分離機10で分離された固液は、第1のバルブ61上で固液気体分離機本体11下部の固液を貯留する空間に堆積する。固液回収槽20と固液気体分離機10との空気の流動が遮断され、固液回収槽20とコンテナ30とが同圧となったならば、第2のバルブ62を開放する。固液回収槽20がコンテナ30の上方に設置されているので、第2のバルブ62を開放することにより、固液回収槽20内に堆積した固液がコンテナ30内へ落下する。
固液回収槽20内の固液が落下したならば、第2のバルブ62を閉止する。この間に固液気体分離機本体11内に固液が堆積しているので、その固液を回収し、更に続けて分離された固液を回収するために第1のバルブ61を開くのであるが、固液気体分離機10内と固液回収槽20内に圧力差が生じており、第1のバルブ61の滑らかな作動が阻害される。
そこで、先ず第4のバルブ64を閉止する。固液回収槽20内あるいは固液気体分離機10内と外気との流路を閉鎖するためである。続いて、第3のバルブ63を開放する。第3のバルブ63を開放することにより、固液回収槽20内の圧力が固液気体分離機本体11内と同圧になる。固液気体分離機10と空気の流路を形成することにより固液回収槽20内を負圧としているので、両機器内の負圧は均等に保たれる。また、別の装置を用いて負圧にすることはないので、固液回収槽20を減圧にするための装置、例えば真空ポンプ、を備える必要がなく、装置数を減らすことができ、また、システムとして小型・軽量にすることができる。更に、製造費も低減できる。固液回収槽20内と固液気体分離機本体11内との圧力が等しくなったならば、第1のバルブ61を開放する。第1のバルブ61を開放することにより、固液気体分離機本体11内に貯留する固液は、固液回収槽20内へ落下し、固液気体分離機本体11で分離された固液は、固液回収槽20に回収されるようになる。
図3のモード図に上記の運転における各バルブの操作をまとめる。図3では、先ず初めは、第1のバルブ61と第3のバルブ63とが開放しており、第2のバルブ62と第4のバルブ64とが閉止している。この状態では、固液気体分離機10と固液回収槽20とは同圧(負圧)で、コンテナ30は大気圧である。次に、第3のバルブ63を閉止する。第1のバルブ61が開放しており、固液気体分離機10と固液回収槽20との間で空気が流通するので、第2の流路としての配管71による空気の流動を確保する必要はないからである。なお、第3のバルブ63を開放したままとしてもよいが、この場合でも、第4のバルブ64を開放する前には第3のバルブ63は閉止しなければならない。この状態で運転が続けられ、固液気体分離機10で分離された固液は固液回収槽20に回収される。固液回収槽20内に固液が多く回収された頃に、先ず第1のバルブ61が閉止され、続いて、第4のバルブ64が開放され、そして第2のバルブ62も開放される。固液気体分離機10内を負圧にしたままで、固液回収槽20内を大気圧とし、固液回収槽20とコンテナ30とを連通させ、固液回収槽20内に堆積した固液をコンテナ30に移す。固液をコンテナ30に移し終えた後に、第2のバルブ62を閉止し、続いて第4のバルブ64を閉止し、次に第3のバルブ63を開放し、その後に第1のバルブ61を開放する。ここまでの操作を1サイクルとして、繰り返す。
上記のバルブの操作は、制御装置80により制御される。制御装置80では、環境汚染物の回収装置100の各機器の大きさや吸引する環境汚染物の種類などから求めた時間配分により、各バルブに制御信号i1〜4を出す。作動指令の制御信号i1〜4を受けて、各バルブのアクチュエータ66〜69により、各バルブ61〜64は作動し、「開」と「閉」の状態となる。制御装置80により第1〜4のバルブ61〜64の作動を制御するので、固液回収槽20や固液気体分離機本体11で固液を過量に堆積することなく運転することができ、第1〜4のバルブ61〜64の開閉のタイミングが適切に行われる。また、制御装置80がシーケンサーによる時間制御を行うので、固液回収槽20や固液気体分離機本体11の下部に堆積した固液の量を計測する必要もなく、装置が単純になる。
前記のサイクルを繰り返し、固液がコンテナ30の固液収納袋31に一杯に収納されたならば、第2のバルブ62が閉止されている間に、固液収納袋31がノズル25から取り外され、固液収納袋31の口が密封され、コンテナ30ごと環境汚染物の回収装置100から系外へ運び出される。このように環境汚染物からの固液が処理されるので、環境汚染物が飛散することがない。固液を収納した固液収納袋31は、系外で処理され、鋼製容器32に新たな固液収納袋31が収められて戻される。一方、コンテナ30が運び出されると、すぐに別のコンテナ30が環境汚染物の回収装置100に運び入れられ、固液収納袋31の口がノズル25に取り付けられ、リング26により気密に封止される。この取付けまでを、第2のバルブ62が閉止されている間に行う。このように作業することで、環境汚染物の吸引を継続しながら、固液の処分をすることが可能となる。なお、固液収納袋31の取り外し等の作業は、作業員により行われる。
固液気体分離機10で分離された、粉塵を含む空気は、吸引粉塵回収装置40に吸引される。吸引粉塵回収装置40では、粉塵は粉塵回収容器41内に送られる。粉塵回収容器41からエジェクタノズル44に吸引されるが、粉塵フィルタ46を通過する際に、空気中に含まれる粉塵が捕捉され、粉塵回収容器41内に残留する。粉塵にも環境汚染物が含有されており、粉塵回収容器41内に留めることにより、環境汚染物が大気中へ飛散されることがない。粉塵フィルタ46を通過した、粉塵を含まない清浄な空気は、蓋板42の空気流通穴、覆い42aの空気流通穴を経て、エジェクタノズル44にて空気ノズルから吐出される圧縮空気と一緒になり、サイレンサ45を通過して、大気に放出される。
粉塵フィルタ46により捕捉された粉塵は粉塵回収容器41内に堆積する。そこで、図1に示すように、吸引粉塵回収装置40を複数備え、吸気管12に分岐部17を設けて、分岐部17と吸引粉塵回収装置40との間にそれぞれ切替バルブ16を設置し、作動する吸引粉塵回収装置40を切り替えるようにする。このように構成することにより、環境汚染物回収システム110の運転を継続しながら、粉塵回収容器41内が粉塵で満杯となりそうなときには、別の吸引粉塵回収装置40で空気を吸引し、運転を継続する。そして、粉塵が堆積した吸引粉塵回収装置40の粉塵回収容器41を系外へ運び出して処理することができる。この場合においても、圧縮空気を吸引粉塵回収装置40に送るための管52を切替バルブ53の操作で切り替えることによりコンプレッサ51は1台で運転することができる。
以上のように、本発明の実施の形態である環境汚染物回収システム110によれば、環境汚染物の大気中への飛散を防止しつつ、環境汚染物の吸引を継続しながら、容器に収納し、容器を環境汚染物回収システム110の系外へ運び出して処分することができるので、環境汚染物を回収するためにビニールで覆うことも必要ではなく、環境汚染物の回収を容易に行うことができる。また、吸引するための特別な装置が不要で、汎用コンプレッサを用いることができるので、装置が小型、軽量化し、作業現場での対応も容易になる。
本発明の実施の形態である環境汚染物回収システムを説明する構成図である。 吸引粉塵回収装置(吸引装置、粉塵回収装置)を説明する断面図である。 第1〜4のバルブの作動を説明するモード図である。
符号の説明
10 固液気体分離機
11 固液気体分離機本体
12 吸気管
13 吸引ノズル
14 ブラケット
16 切替バルブ
17 分岐部
20 固液回収槽
21 ブラケット
25 ノズル
26 リング
30 コンテナ(貯槽)
31 固液収納袋
32 鋼製容器
33 車輪
40 吸引粉塵回収装置(吸引装置、粉塵回収装置)
41 粉塵回収容器
42 蓋板
42a 覆い
43 エジェクタ蓋
44 エジェクタノズル
45 サイレンサ
46 粉塵フィルタ
49 空気ノズル
51 コンプレッサ
52 圧縮空気を送り込む管
53 切替バルブ
61〜64 第1〜4のバルブ(弁)
66〜69 第1〜4のバルブのアクチュエータ
71、73 配管
80 制御装置
91 吸引ホース
100 環境汚染物の回収装置
101 鉄架構
102 車輪
110 環境汚染物回収システム
i1〜4 第1〜4のバルブ制御信号

Claims (1)

  1. 固体状又は泥状の環境汚染物を吸引して、前記環境汚染物と気体を分離する環境汚染物気体分離機であるサイクロンと;
    前記環境汚染物気体分離機で分離された環境汚染物を回収する環境汚染物回収槽と;
    前記環境汚染物気体分離機から前記環境汚染物回収槽へ前記環境汚染物を移動させる第1の流路に設置される第1のゲート弁と;
    前記環境汚染物回収槽に回収された前記環境汚染物を収納し、槽内は外気圧に保たれた輸送可能な複数の貯槽と;
    前記環境汚染物回収槽から前記貯槽へ前記環境汚染物を移動させる流路に設置される第2のゲート弁と;
    前記環境汚染物気体分離機と前記環境汚染物回収槽とを連接する前記第1の流路とは異なる第2の流路に設置される第3の弁と;
    前記環境汚染物回収槽と外気とを連接する流路を有し、前記流路に第4の弁と;
    シーケンサーによる時間制御により、前記第1のゲート弁と、前記第2のゲート弁と、前記第3の弁と、前記第4の弁の作動を制御する制御装置
    前記環境汚染物気体分離機で分離された気体を吸引する複数の吸引装置と;
    前記気体に含まれる粉塵を回収する複数の粉塵回収装置とを備え;
    前記吸引装置が、圧縮空気を用いて吸引するための減圧を発生するエジェクタを有し;
    前記環境汚染物回収槽と前記貯槽とが、気密に連接され;
    前記制御装置は、
    始めは、前記第1のゲート弁と前記第3の弁が開放しており、前記第2のゲート弁と前記第4の弁が閉止している状態であり:
    次に前記第3の弁を閉止し:
    次に、前記第1のゲート弁を閉止し、続いて前記第4の弁を開放し、前記環境汚染物回収槽と前記貯槽が同圧となったら前記第2のゲート弁を開放し:
    次に、前記第2のゲート弁を閉止し、続いて前記第4の弁を閉止し、次に前記第3の弁を開放し、前記環境汚染物気体分離機と前記環境汚染物回収槽が同圧となったら前記第1のゲート弁を開放し:
    ここまでの操作を1サイクルとして繰り返すことにより、前記弁の作動を時間制御により制御する;
    環境汚染物回収システム
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