JPH06187362A - 部品発注システム - Google Patents

部品発注システム

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JPH06187362A
JPH06187362A JP33887592A JP33887592A JPH06187362A JP H06187362 A JPH06187362 A JP H06187362A JP 33887592 A JP33887592 A JP 33887592A JP 33887592 A JP33887592 A JP 33887592A JP H06187362 A JPH06187362 A JP H06187362A
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JP33887592A
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Masahiko Hirano
昌彦 平野
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 在庫切れ部品の受注を迅速に、且つ正確に行
える部品発注システムを提供すること。 【構成】 在庫部品の種類及び数を記憶する在庫部品記
憶手段と、在庫製品の種類及び数を記憶する在庫製品記
憶手段と、受注を受けた製品の種類及び数を入力するた
めの受注製品入力手段と、一製品の製造に要する部品の
種類及び数を製品種毎に記憶する製造部品記憶手段と、
受注製品入力手段への入力内容と在庫製品記憶手段の記
憶内容に基づいて不足製品の数を演算する不足製品演算
手段と、不足製品演算手段の演算結果と製造部品記憶手
段の記憶内容に基づいて不足製品全ての製造に要する部
品の種類及び数を演算する必要部品演算手段と、必要部
品演算手段の演算結果と在庫部品記憶手段の記憶内容に
基づいて不足部品の種類及び数を演算する不足部品演算
手段と、不足部品の種類及び数を印刷する印刷手段とか
ら、部品発注システムを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、在庫切れ部品の発注を
適正に行える部品発注システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器や電子部品等を取り扱う製造工
場では、以下のような流れで在庫切れ部品の発注が行わ
れている。
【0003】まず、生産管理側に営業等から所定製品の
受注事実が伝えられると、製品(出荷)管理側への問い
合わせによって生産管理側で同製品の在庫状況から確認
される。
【0004】在庫製品だけでは受注に対応できない場合
や同製品の在庫が全くない場合には、生産管理側で不足
製品の製造に要する部品の種類及び数がリストアップさ
れ、部品(資材)管理側への問い合わせによって同部品
の在庫状況が確認される。
【0005】また、在庫部品だけでは不足製品全てを製
造できない場合や同部品の在庫が全くない場合には、生
産管理側で不足部品の種類及び数がリストアップされ、
同リストが資材管理側に渡される。資材管理側では不足
部品リストをもとに発注伝票を作成し部品発注を行う。
【0006】ちなみに、不足製品の製造は、同製品の製
造に要する部品の種類及び数と製造日程が記載された製
造指示表をもとに生産管理側から製造側に依頼される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では受注
から在庫切れ部品の発注に至る一連の作業を手作業に基
づく文字情報に依存して行っているため、作業が煩雑で
時間がかかると共に、特に不足製品や不足部品をリスト
アップする際に記入ミスや確認ミスが多発し易く、在庫
切れ部品の発注が不正確になる難点がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、在庫切れ部品の受注を迅
速に、且つ正確に行える部品発注システムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、在庫製品の種類及び数を記憶する在
庫製品記憶手段と、在庫部品の種類及び数を記憶する在
庫部品記憶手段と、受注を受けた製品の種類及び数を入
力するための受注製品入力手段と、一製品の製造に要す
る部品の種類及び数を製品種毎に記憶する製造部品記憶
手段と、受注製品入力手段への入力内容と在庫製品記憶
手段の記憶内容に基づいて不足製品の数を演算する不足
製品演算手段と、不足製品演算手段の演算結果と製造部
品記憶手段の記憶内容に基づいて不足製品全ての製造に
要する部品の種類及び数を演算する必要部品演算手段
と、必要部品演算手段の演算結果と在庫部品記憶手段の
記憶内容に基づいて不足部品の種類及び数を演算する不
足部品演算手段と、不足部品の種類及び数を印刷する印
刷手段とから、生産管理システムを構成している。ま
た、請求項2では、請求項1における不足部品の種類及
び数を所定の識別コードで印刷している。
【0010】
【作用】請求項1に係る部品発注システムでは、受注製
品の種類及び数が受注製品入力手段から入力されると、
該入力内容と在庫製品記憶手段の記憶内容に基づき不足
製品演算手段で不足製品の数が演算され、該演算結果と
製造部品記憶手段の記憶内容に基づき必要部品演算手段
で不足製品全ての製造に要する部品の種類及び数を演算
され、該不足部品の種類及び数が印刷手段で印刷され
る。
【0011】請求項2に係る部品発注システムでは、所
定の識別コードによって不足部品の種類及び数が印刷手
段で印刷される。
【0012】
【実施例】図1には回路基板製造工場に本発明を適用し
た場合のシステム概略を示してある。同図において、1
はホストコンピュ−タ(以下、単にHCと言う)、2,
3,4は第1,第2,第3のタ−ミナルコンピュ−タ
(以下、単にTCと言う)であり、HC1及び各TC
2,3,4は通信ケ−ブル5を介して接続されている。
【0013】HC1は、CPUから成る主制御部1a
と、ROM及びRAMから成るメモリ1bと、キ−ボ−
ド1cと、CRT1dと、プリンタ1e、バ−コ−ドリ
−ダ1fとから構成されており、図2に示すように生産
管理業務を行う生産管理室に設置されている。このHC
1は製品及び部品の在庫管理と部品発注依頼表の作成を
行うもので、メモリ1bのROMには後述の制御プログ
ラムが記憶され、またRAMには一製品の製造に要する
部品の種類及び数が製品種毎に記憶する製造部品データ
領域と、製品倉庫に保管される在庫製品の種類及び数を
記憶する在庫製品データ領域と、部品倉庫に保管される
在庫部品の種類及び数を記憶する在庫部品データ領域
と、後述する実装機13に蓄えられている貯留部品の種
類及び数を記憶する貯留部品データ領域が設けられてい
る。製造部品データはキ−ボ−ド1cからのキー入力、
或いはバーコードリーダ1fによるバーコード読み取り
によって予め記憶されている。
【0014】第1TC2は、CPUから成る主制御部2
aと、ROM及びRAMから成るメモリ2bと、キ−ボ
−ド2cと、CRT2dと、バ−コ−ドリ−ダ2eとか
ら構成され、図4に示すように製品倉庫に設置された保
管棚11の近傍に配置されている。この第1TC2は製
品倉庫における入・出庫製品の管理を行うもので、メモ
リ2bのROMには入・出庫製品の管理に係る後述の制
御プログラムが記憶され、またRAMには製品倉庫に保
管される在庫製品の種類及び数を記憶する在庫製品デー
タ領域が設けられている。保管棚11には、工場内で製
造された各種製品が箱11aまたは袋11bに収納され
た状態で製品別に保管されており、また各箱11a及び
袋11bには収納製品の種類と収納数を表すバ−コ−ド
11cがラベル貼着によって設けられている。このバ−
コ−ドラベルは製品梱包の際に貼着される。
【0015】第2TC3は、CPUから成る主制御部3
aと、ROM及びRAMから成るメモリ3bと、キ−ボ
−ド3cと、CRT3dと、バ−コ−ドリ−ダ3eとか
ら構成され、図5に示すように部品倉庫に設置された保
管庫12の近傍に配置されている。この第2TC3は部
品倉庫における入・出庫部品の管理を行うもので、メモ
リ3bのROMには入・出庫部品の管理に係る後述の制
御プログラムが記憶され、またRAMには部品倉庫に保
管される在庫部品の種類及び数を記憶する在庫部品デー
タ領域が設けられている。図示を省略したが、保管庫1
2の各庫12a内には工場に入荷された各種部品が箱ま
たは袋に収納された状態で部品別に保管されており、各
箱及び袋には収納部品の種類と収納数を表すバーコード
がラベル貼着によって設けられている。このバ−コ−ド
ラベルは入荷の際、或いは部品製造メーカ側の出荷時に
貼着される。
【0016】第3TC4は、CPUから成る主制御部4
aと、ROM及びRAMから成るメモリ4bと、キ−ボ
−ド4cと、CRT4dと、バ−コ−ドリ−ダ4eと、
実装機構駆動部4fから構成され、図6に示すように製
造現場に設置された実装機13に一体に組み込まれてい
る。この第3TC4は実装機13の動作制御と該実装機
13の貯留部品の管理を行うもので、メモリ4bのRO
Mには実装機13の動作制御に係る制御プログラム(図
示省略)と貯留部品の管理に係る後述の制御プログラム
が記憶され、またRAMには実装機13に蓄えられてい
る貯留部品の種類及び数を記憶する貯留部品データ領域
が設けられている。
【0017】図示例の実装機13は、回路基板上に複数
の電子部品を一括で搭載するためのもので、実装部品を
個別に収容するホッパ13aを着脱自在に備え、各ホッ
パ13aから搬出された部品を所定の向き及び位置で回
路基板上に搭載する実装機構(図示省略)を内蔵してい
る。また、各ホッパ13aには部品の種類を表すバ−コ
−ド13bがラベル貼着によって設けられている。ま
た、第3TC4のメモリ4bのRAMには実装機の動作
制御に係る実装デ−タ領域が設けられ、ホッパ13aの
装着位置(並び順)や、各ホッパ13aに収容されてい
る部品の種類や、ホッパ13aから搬出される実装部品
の種類及び数や、回路基板上における部品実装位置等の
デ−タが実装基板毎に予め記憶されている。
【0018】以下に、上記システムの使用方法及び動作
について順に説明する。
【0019】まず、第1TC2における入・出庫製品の
管理について図7を参照して説明する。第1TC2のC
RT2dには入・出庫モ−ドを作業者に選択させるため
に、「入庫の場合にはAキ−を、出庫の場合にはBキ−
を押して下さい」を常時表示しておく(図7のS1)。
【0020】入庫要求があったときには「入庫製品のバ
−コ−ドを読取って下さい」をCRT2dに表示し、入
庫製品のバ−コ−ド読取りを作業者に喚起する(図7の
S2,S3)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ2eを利用し
て、製品が収納されている箱11aまたは袋11bのバ
−コ−ド11cを読取る。読取りが正常に行なわれなか
った場合には「再度読取りを行なって下さい」をCRT
2dに表示して読取り操作の再実施を作業者に喚起する
(図7のS4,S5)。
【0021】読取りが正常に行なわれた場合には「入庫
を行なって下さい」をCRT2dに表示して作業者に入
庫作業を喚起する(図7のS6)。作業者は表示に従っ
て製品を保管棚11に収容する。また、これと同時にバ
−コ−ド11cから入庫製品の種類及び数が読込まれ、
該入庫デ−タがHC1に転送される(図7のS7,S
8)。
【0022】一方、出庫要求があったときには「出庫製
品のバ−コ−ドを読取って下さい」をCRT2dに表示
し、出庫製品のバ−コ−ド読取りを作業者に喚起する
(図7のS9)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ2eを利用
して、製品が収納されている箱11aまたは袋11bの
バ−コ−ド11cを読取る。読取りが正常に行なわれな
かった場合には「再度読取りを行なって下さい」をCR
T2dに表示し、読取り操作の再実施を作業者に喚起す
る(図7のS10,S11)。
【0023】読取りが正常に行なわれた場合には「出庫
を行なって下さい」をCRT2dに表示して作業者に出
庫作業を喚起する(図7のS12)。作業者は表示に従
って出庫製品を保管棚11から取出し台車等を用いて配
送箇所に搬送する。また、これと同時にバ−コ−ド11
cから出庫製品の種類及び数が読込まれ、該出庫デ−タ
がHC1に転送される(図7のS13,S14)。尚、
上記の入・出庫製品の種類及び数は操作の都度CRT2
dに表示され、また在庫製品の種類及び数はキ−入力に
よる表示要求に応じて製品別にCRT2dに表示でき
る。
【0024】次に、第2TC3における入・出庫部品の
管理について説明する。ここでの手順は第1TC2と同
様であるためその説明には図7を引用する。第2TC3
のCRT3dには入・出庫モ−ドを作業者に選択させる
ために、「入庫の場合にはAキ−を、出庫の場合にはB
キ−を押して下さい」を常時表示しておく(図7のS
1)。
【0025】入庫要求があったときには「入庫部品のバ
−コ−ドを読取って下さい」をCRT3dに表示し、入
庫部品のバ−コ−ド読取りを作業者に喚起する(図7の
S2,S3)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ3eを利用し
て、部品が収納されている箱または袋のバ−コ−ドを読
取る。読取りが正常に行なわれなかった場合には「再度
読取りを行なって下さい」をCRT3dに表示して読取
り操作の再実施を作業者に喚起する(図7のS4,S
5)。
【0026】読取りが正常に行なわれた場合には「入庫
を行なって下さい」をCRT3dに表示して作業者に入
庫作業を喚起する(図7のS6)。作業者は表示に従っ
て部品を保管庫12の所定の庫12a内に収容する。ま
た、これと同時にバ−コ−ドから入庫部品の種類及び数
が読込まれ、該入庫デ−タがHC1に転送される(図7
のS7,S8)。
【0027】一方、出庫要求があったときには「出庫部
品のバ−コ−ドを読取って下さい」をCRT3dに表示
し、出庫部品のバ−コ−ド読取りを作業者に喚起する
(図7のS9)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ3eを利用
して、部品が収納されている箱または袋のバ−コ−ドを
読取る。読取りが正常に行なわれなかった場合には「再
度読取りを行なって下さい」をCRT3dに表示し、読
取り操作の再実施を作業者に喚起する(図7のS10,
S11)。
【0028】読取りが正常に行なわれた場合には「出庫
を行なって下さい」をCRT2dに表示して作業者に出
庫作業を喚起する(図7のS12)。作業者は表示に従
って出庫部品を保管庫12から取出し台車等を用いて製
造現場に搬送する。また、これと同時にバ−コ−ドから
出庫部品の種類及び数が読込まれ、該出庫デ−タがHC
1に転送される(図7のS13,S14)。尚、上記の
入・出庫部品の種類及び数は操作の都度CRT3dに表
示され、また在庫部品の種類及び数はキ−入力による表
示要求に応じて部品別にCRT3dに表示できる。
【0029】次に、第3TC4における貯留部品の管理
について図8及び図9を参照して説明する。実装機13
のホッパ13aに蓄えられている部品は実装に伴って減
少し、また部品補充によって増加することから、この第
3TC4ではこの部品消費と部品補充を併せて監視し貯
留部品の管理を行っている。
【0030】実装機13において1回の実装を完了する
と(図8のS1)、メモリ4bに記憶されている実装デ
−タの中から実装部品の種類及び数(消費データ)が読
込まれる(図8のS2)。実装完了信号としては、主制
御部4aから実装機構駆動部4fへの制御信号等が利用
される。そして、この消費デ−タに基づいてメモリ4b
の貯留部品数から実装部品数が部品別に減算されて補正
されると共に、該消費デ−タがHC1に転送される(図
8のS3,S4)。この残数計算と消費デ−タの転送は
実装が1回完了する度に行なわれる。
【0031】一方、第3TC4のCRT4dには補充モ
−ドを作業者に選択させるために、「部品を補充する場
合にはAキ−を押して下さい」を常時表示しておく(図
9のS1)。補充要求があったときには「入庫部品のバ
−コ−ドを読取って下さい」をCRT4dに表示し、補
充部品のバ−コ−ド読取りを作業者に喚起する(図9の
S2,S3)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ4eを利用し
て、部品が収納されている箱または袋のバ−コ−ドを読
取る。読取りが正常に行なわれなかった場合には「再度
読取りを行なって下さい」をCRT4dに表示し、読取
り操作の再実施を作業者に喚起する(図9のS4,S
5)。
【0032】読取りが正常に行なわれた場合には「続い
てホッパのバ−コ−ドを読取って下さい」をCRT4d
に表示し、バ−コ−ド読取りを作業者に喚起する(図9
のS6)。作業者はバ−コ−ドリ−ダ4eを利用して、
ホッパ13aのバ−コ−ド13bを装着状態のまま、或
いは実装機13から取外した状態で読取る。読取りが正
常に行なわれなかった場合には「再度読取りを行なって
下さい」をCRT4dに表示して読取り操作の再実施を
作業者に喚起する(図9のS7,S8)。
【0033】夫々の読取りが正常に行なわれた場合に
は、両バ−コ−ド11c,13bが照合され、両者の識
別デ−タ(部品の種類)が一致しない場合には「補充部
品とホッパが対応しません・もう1度作業を行なって下
さい」をCRT4dに表示して作業者に作業是正を喚起
する(図9のS10,S11)。両者の識別デ−タ(部
品の種類)が一致した場合には「ホッパ内に部品を入れ
て下さい」をCRT4dに表示して作業者に補充作業を
喚起する(図9のS12)。作業者は箱または袋を開け
てホッパ13a内に部品を投入する。
【0034】また、これと同時にバ−コ−ドから補充部
品の種類及び数が読込まれ、メモリ4bの貯留部品数に
補充数が部品別に加算されて補正されると共に、該補充
デ−タがHC1に転送される(図9のS13乃至S15
参照)。尚、上記の貯留部品の種類及び数は継続してC
RT4dに表示される。
【0035】次に、HC1における製品及び部品の在庫
管理について図10を参照して説明する。製品倉庫の第
1TC2から製品の入・出庫デ−タがHC1に転送され
ると、メモリ1bから在庫製品データが読み出され、こ
れに入・出庫デ−タが加減算されてその補正が行われ同
データが書き換えられる(図10のS1〜S4)。ま
た、部品倉庫の第2TC3から部品の入・出庫デ−タが
HC1に転送されると、メモリ1bから在庫部品データ
が読み出され、これに入・出庫デ−タが加減算されてそ
の補正が行われ同データが書き換えられる(図10のS
5〜S8)。さらに、製造現場の実装機13の第3TC
4から貯留部品の入・出庫デ−タがHC1に転送される
と、メモリ1bから貯留部品データが読み出され、これ
に消費・補充デ−タが加減算されてその補正が行われ同
データが書き換えられる(図10のS9〜S12)。図
示を省略したが、製品倉庫に保管される在庫製品の種類
及び数、また部品倉庫に保管される在庫部品の種類及び
数、さらに実装機13に蓄えられている貯留部品の種類
及び数は、キー入力による表示要求に応じて夫々製品別
にCRT1dに表示することができ、真の在庫部品(上
記在庫部品データと貯留部品データの合計)もキー入力
による表示要求に応じて部品別に表示することができ
る。
【0036】次に、HC1における部品発注依頼表の作
成について図11を参照して説明する。所定製品の受注
を受けた際にキー入力による在庫状況の確認要求があっ
たときは「受注を受けた製品の種類と数を順にキー入力
して下さい」をCRT1dに表示してキー操作を作業者
に喚起する(図11のS1,S2)。キー入力が完了す
ると、製品在庫データから同製品の在庫数が読み出さ
れ、現在の在庫製品で受注に対応できるか否かが判断さ
れ、対応できる場合にはその旨を表示してS1に戻る
(図11のS3,S4)。
【0037】在庫製品だけでは受注に対応できない場合
や同製品の在庫が全くない場合には不足製品の数を算出
し、続いて受注製品に対応する製造部品データ(同製品
1つの製造に要する部品の種類及び数)が読み出され、
これに不足製品数が乗算されて不足製品全ての製造に要
する部品の種類及び数が算出される(図11のS5〜S
7)。
【0038】続いて、部品在庫データ、ここでは部品倉
庫の在庫部品と実装機13の貯留部品の合計値から同製
品の製造に要する各種部品の在庫数が読み出され、現在
の在庫部品で不足製品全てを製造できるか否かが判断さ
れ、対応できる場合にはその旨を表示してS1に戻る
(図11のS8,S9)。
【0039】在庫部品だけでは不足製品全てを製造でき
ない場合や同部品の在庫が全くない場合には不足部品の
種類及び数を算出し、該算出結果を一覧にした部品発注
依頼表をプリンタ1eで印刷しS1に戻る(図11のS
10,S11)。図3に示すように、この部品発注依頼
表Lは不足部品の名称が並べて印刷され、また部品名称
に隣接してその種類及び不足数を表すバーコードL1が
印刷されている。
【0040】生産管理側はこの部品発注依頼表Lを、部
品在庫を管理する資材管理側に渡して不足部品(在庫切
れ部品)の発注を乞う。図示を省略したが、資材管理側
はこの部品発注依頼表LのバーコードL1をバーコード
リーダを通じてコンピュータに読み込ませ、該コンピュ
ータでその部品発注伝票を作成し部品発注を行う。
【0041】このように上述の部品発注システムによれ
ば、在庫製品だけでは受注に対応できず、しかも在庫部
品だけでは不足分の製品を製造できないときに、不足部
品の種類及び数を自動的に印刷して部品発注の指針とで
きるので、従来のように不足製品や不足部品をリストア
ップする際に記入ミスや確認ミスを生じることが全くな
く、在庫切れ部品の発注を迅速に、且つ正確に行うこと
ができる。
【0042】また、製品倉庫,部品倉庫及び製造現場の
実装機における製品及び部品の取扱いを全てバーコード
入力によって行えるので、作業が極めて簡単で省力化に
大きく貢献できると共に、製品及び部品の管理を間違い
なく行うことができる。
【0043】さらに、部品発注依頼表Lに不足部品の種
類及び数をバーコードで表示するようにしたので、バー
コード読み取りによって部品発注伝票を作成できる装置
を使用すれば、部品発注の際の記入ミス等を防止して発
注作業を正確に行うことができる。しかも、部品製造メ
ーカ側に同様のバーコード読取装置を設置できれば部品
発注依頼表Lをそのまま部品発注伝票として利用するこ
ともできる。
【0044】さらにまた、部品倉庫の在庫部品と製造現
場の実装機の貯留部品の合計を真の在庫部品として捕ら
えているので、工場内に実際に存在する部品の種類及び
数を正確に把握して在庫管理を適正に行うことができ
る。
【0045】尚、実施例では、製品倉庫,部品倉庫及び
製造現場の実装機における製品及び部品の取扱いを全て
バーコード入力によって行うようにしたものを示した
が、同入力作業をキー操作で行えるようにしても同様の
効果を得ることができる。
【0046】また、輸送車両等に積み込まれた製品や部
品を流通在庫として在庫に含める場合には、出荷側から
の出荷伝票や出荷連絡に基づいて該出荷デ−タをHCに
取り入れるようにしてもよい。
【0047】さらに、実施例で使用したバーコードは文
字,記号等の他の識別コードであってもよく、バーコー
ド読取手段もこれに合わせて種々変更可能である。
【0048】さらにまた、説明の便宜上、製品倉庫と部
品倉庫と実装機を夫々1つずつ用いものを示したが、製
品や部品を保管する箇所が多数ある場合や、実装機及び
これ以外の作業機器が多数ある場合は勿論のこと、回路
基板製造工場以外の製造工場にも本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に係る部品
発注システムによれば、在庫製品だけでは受注に対応で
きず、しかも在庫部品だけでは不足分の製品を製造でき
ないときに、不足部品の種類及び数を自動的に印刷して
部品発注の指針とできるので、従来のように不足製品や
不足部品をリストアップする際に記入ミスや確認ミスを
生じることが全くなく、在庫切れ部品の発注を迅速に、
且つ正確に行うことができる。
【0050】請求項2に係る部品発注システムによれ
ば、不足部品の種類及び数を識別コードで印刷するよう
にしたので、識別コード読み取りによって部品発注伝票
を作成できる装置を使用すれば部品発注の際の記入ミス
等を防止して発注作業を正確に行うことができ、しかも
部品製造メーカ側に同様の識別コード読取装置を設置で
きれば上記印刷物をそのまま部品発注伝票として利用す
ることもできる。他の効果は請求項1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部品発注システムの概
略構成図
【図2】HCの設置状態を示す図
【図3】部品発注依頼表を示す図
【図4】第1TCの設置状態を示す図
【図5】第2TCの設置状態を示す図
【図6】第3TCの設置状態を示す図
【図7】第1TCの在庫製品管理手順を示すフロ−チャ
−ト
【図8】第3TCの貯留部品管理手順を示すフロ−チャ
−ト
【図9】第3TCの貯留部品管理手順を示すフロ−チャ
−ト
【図10】HCの在庫管理手順を示すフロ−チャ−ト
【図11】HCの部品発注依頼表作成手順を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1…HC、1b…メモリ、1c…キーボード、1e…プ
リンタ、1f…バーコードリーダ、L…部品発注依頼
表、L1…バーコード、2…第1TC、3…第2TC、
4…第3TC。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 在庫製品の種類及び数を記憶する在庫製
    品記憶手段と、 在庫部品の種類及び数を記憶する在庫部品記憶手段と、 受注を受けた製品の種類及び数を入力するための受注製
    品入力手段と、 一製品の製造に要する部品の種類及び数を製品種毎に記
    憶する製造部品記憶手段と、 受注製品入力手段への入力内容と在庫製品記憶手段の記
    憶内容に基づいて不足製品の数を演算する不足製品演算
    手段と、 不足製品演算手段の演算結果と製造部品記憶手段の記憶
    内容に基づいて不足製品全ての製造に要する部品の種類
    及び数を演算する必要部品演算手段と、 必要部品演算手段の演算結果と在庫部品記憶手段の記憶
    内容に基づいて不足部品の種類及び数を演算する不足部
    品演算手段と、 不足部品の種類及び数を印刷する印刷手段とを具備し
    た、 ことを特徴とする部品発注システム。
  2. 【請求項2】 不足部品の種類及び数が所定の識別コー
    ドで印刷される、 ことを特徴とする請求項1記載の部品発注システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832203A (ja) * 1994-07-19 1996-02-02 Hitachi Telecom Technol Ltd プリント回路板の生産方法及びその装置
JP2011060222A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 在庫管理システム、在庫管理方法及び在庫管理プログラム

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