JPH06186512A - フレーム形状測定装置 - Google Patents

フレーム形状測定装置

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JPH06186512A
JPH06186512A JP17773793A JP17773793A JPH06186512A JP H06186512 A JPH06186512 A JP H06186512A JP 17773793 A JP17773793 A JP 17773793A JP 17773793 A JP17773793 A JP 17773793A JP H06186512 A JPH06186512 A JP H06186512A
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rotation
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動径情報(ρn,θn)が一定値を超えると
センサー部がレンズ枠から外れ恐れがあると判断し、セ
ンサー部を固着して測定を中断するフレーム形状測定装
置を提供すること 【構成】 メガネフレームを保持するフレーム保持手段
と、回転するセンサーアームと該センサーアームに沿っ
て移動可能で前記レンズ枠のヤゲン溝に当接されるセン
サー部と、センサーアームの回転角と前記センサー部の
移動量からレンズ枠の形状を動径情報(ρn,θn)
(n=1、2、3・・・N)として計測する計測手段
と、ρnの変化量とあらかじめ定めた変化量の範囲を示
す基準範囲値とを比較し、ρnの変化量が基準範囲値外
になった時センサーアームの回転を阻止するための阻止
手段とを有することを特徴とするフレーム形状測定装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメガネフレームのレンズ
枠の形状をデジタル測定する装置、特に、未加工眼鏡レ
ンズをレンズ枠の形状に係る情報によって研削加工する
玉摺機と併用するに適したフレーム形状測定装置に関す
る。
【0002】
【発明の背景】従来、メガネフレームのレンズ枠を固定
し、この形状を測定する装置は知られていない。本発明
者は、玉摺機の開発と並行して、これに適したメガネフ
レームのレンズ枠の形状をデジタル測定する装置の開発
を行い、本発明をなすに至った。
【0003】
【発明の目的】保持されたメガネフレームのレンズ枠の
ヤゲン溝にセンサー部を当接させて、レンズ枠の形状を
動径情報(ρn,θn)(n=1、2、3・・・N)と
して計測する場合、ρnの変化量が大きくなり過ぎる
と、センサー部がヤゲン溝から外れてレンズ枠に損傷を
与える恐れがある。本発明はセンサー部のこのような問
題に鑑みてなされたものであって、動径情報(ρn,θ
n)が一定値を超えるとセンサー部がレンズ枠から外れ
恐れがあると判断し、センサー部の動きを停止させて測
定を中断するフレーム形状測定装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明は、メガネフレームを保持するフ
レーム保持手段と、回転するセンサーアームと該センサ
ーアームに沿って移動可能で前記レンズ枠のヤゲン溝に
当接されるセンサー部と、センサーアームの回転角と前
記センサー部の移動量からレンズ枠の形状を動径情報
(ρn,θn)(n=1、2、3・・・N)として計測
する計測手段と、ρnの変化量とあらかじめ定めた変化
量の範囲を示す基準範囲値とを比較し、ρnの変化量が
基準範囲値外になった時センサーアームの回転を阻止す
るための阻止手段とを有することを特徴とするフレーム
形状測定装置である。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図を基づいて説明す
る。図1は本発明に係るレンズ枠形状測定装置を示す斜
視図である。本装置は、大きく3つの部分、すなわち、
フレームを保持するフレーム保持装置部100と、この
フレーム保持装置部100を支持するとともに、この保
持装置部の測定面内への移送及びその測定面内での移動
を司る支持装置部200と、メガネフレームのレンズ枠
または型板の形状をデジタル計測する計測部300とか
ら構成されている。支持装置部200は筺体201上に
縦方向(測定座標系のX軸方向)に平行に設置されたガ
イドレール202a、202bを有し、このガイドレー
ル上に移動ステージ203が摺動自在に載置されてい
る。移動ステージ203の下面には雌ネジ部204が形
成されており、この雌ネジ部204にはX軸用送りネジ
205が噛合されている。このX軸送りネジ205パル
スモータからなるX軸モータ206により回動される。
移動ステージ203の両側フランジ207a、207b
間には測定標系のY軸方向と平行にガイド軸208が渡
されており、このガイド軸208はフランジ207aに
取付けられたガイド軸モータ209により回転できるよ
う構成されている。ガイド軸208は、その軸と平行に
外面に一条のガイド溝210が形成されている。
【0006】ガイド軸208にはハンド211、212
が摺動可能に支持されている。このハンド211、21
2の軸穴213、214にはそれぞれ突起部213a、
214aが形成されており、この突起部213a、21
4aが前述のガイド軸208のガイド溝210内に係合
され、バンド211、212のガイド軸208の回りの
回転を阻止している。ハンド211は互いに交わる二つ
の斜面215、216を持ち、他方ハンド212も同様
に互に交わる二つの斜面217、218を有している。
ハンド212の両斜面217、218が作る稜線220
はハンド211の斜面215、216の作る稜線219
と平行でかつ同一平面内に位置するように、また、斜面
217、218のなす角度と斜面215、216のなす
角度は相等しいように構成されている。そして両ハンド
211、212の間には図8に示すようにバネ230が
掛け渡されている。移動ステージ203の後側フランジ
221の一端にはプーリー222が回動自在に軸支さ
れ、後側フランジ221の他端にはプーリー223を有
するY軸モーター224が取付けられている。プーリー
223、224にはスプリング225を介在させたミニ
チアベルト226が掛け渡されており、ミニチアベルト
226の両端はハンド211の上面に植設されたピン2
27に固着されている。
【0007】他方、ハンド212の上面には、鍔228
が形成されており、この鍔228はハンド212の移動
により移動ステージ203の後側フランジ221に植設
されたピン229の側面に当接するように構成されてい
る。計測部300は、筺体201の下面に取付けられた
センサーアーム回転モータ301と筺体201の上面に
回動自在に軸支されたセンサーアーム部302から成
る。モータ301の回転軸に取付けられたプーリー30
3とセンサーアーム部の回転軸304との間にはベルト
305が掛け渡されており、これによりモータ301の
回転がセンサーアームに伝達される。センサーアーム部
302はそのベース310の上方に渡された2本のレー
ル311、311を有し、このレール311、311上
にセンサーヘード部312が摺動可能に取付けられてい
る。センサーヘッド部312の一側面には磁気スケール
読み取りヘッド313が取付けられ、これによりベース
310にレール311と平行に取付けられた磁気スケー
ル314を読み取り、センサーヘッド部312の移動量
を検出するように構成されている。また、センサーヘッ
ド部312の他側には、このヘッド部312を常時アー
ム端側面へ引っぱるバネ装置315のぜんまいバネ31
6の一端が固着されている。
【0008】図6は、このバネ装置315の構成を示し
ている。センサーアーム部302のベース310に取り
付けられたケーシング317内には電磁マグネット31
8が設けられ、スライド軸319がマグネット318の
軸穴内にその軸線方向に摺動可能に嵌挿されている。こ
のスライド軸319は、鍔320、321を有し、鍔3
20とケーシング317の壁間にはバネ323が介在
し、バネ323によりスライド軸319は常時は第4図
の左方に移動させられている。スライド軸319の端部
には、クラッチ板324、325が回動可能に軸支さ
れ、一方のクラッチ板324にはぜんまいバネ316の
一端が固着されている。また両クラッチ板324、32
5間にはスライド軸319を嵌挿されたバネ326が介
在し、常時これらクラッチ板324、325の間隔を広
げ、ぜんまいバネ316とクラッチ板325との接触を
妨げている。さらに、スライド軸319の端部にはワッ
シャー327が取付けられている。図9はセンサーヘッ
ド部312の構成を示し、レール311に支持されたス
ライダー350には鉛直方向に軸穴351が形成されて
おり、この軸穴351にセンサー軸352が挿入されて
いる。センサー軸352と軸穴351との間にはセンサ
ー軸352に保持されたボールベアリング353が介在
し、これによりセンサー軸352の鉛直軸線回りの回動
及び鉛直軸線方向の移動をスムーズにしている。
【0009】センサー軸352の上部には断面が半月状
の切欠きを有し、この切欠き面354は眼鏡フレームの
レンズ枠形状から倣い加工された型板の形状を計測する
ときにその型板側面と当接する型板フイーラー構成す
る。また、センサー軸352の中央にはアーム355が
取付けられており、このアーム355の上部にはレンズ
枠のヤゲン溝と当接されるソロバン玉形状のヤゲンフィ
ーラー356が回動可能に軸支されている。そして上記
切欠き面すなわち型板当接面354およびヤゲンフィー
ラー356の円周点の両方は鉛直なセンサー軸352の
中心線上に位置するように構成される。スライダー35
0の下方には、センサー軸の鉛直軸方向移動量すなわち
Z軸方向の移動量を計測するための例えばマグネスケー
ルからなるセンサー358の読み取りヘッド359が取
付けられている。一方センサー軸352の下端にはセン
サー358の磁気スケール360が取付けられている。
次にフレーム保持装置部100の構成を図2及び図5を
もとに説明する。固定ベース150の辺151a、15
1aを有する両側フランジ151、151の中央にはフ
レーム保持棒152、152がネジ止めされている。こ
の固定ベース150の底板150aとフランジ151の
間には辺153a、153aを有する可動ベース153
が挿入されており、可動ベース153は固定ベース15
0の底板150aに取付けられた2枚の板バネ154、
154によって支持されている。
【0010】可動ベース153には2本の平行なガイド
溝155、155が形成され、このガイド溝155、1
55にスライダー156、156の突脚156a、15
6aが係合されて、スライダー156、156が可動ベ
ース153上に摺動可能に載置されている。一方、可動
ベース153の中央には円形開口157が形成され、そ
の内周にはリング158が回動自在に嵌込まれている。
このリング158の上面には2本のピン159、159
が植設され、このピン159、159のそれぞれはスラ
イダー156、156の段付部156b、156bに形
成されたスロット156cに挿入されている。さらに、
スライダー156、156の中央には縦状の切欠部15
6d、156d形成されており、切欠部156d、15
6d内に前述のフレーム保持棒152、152がそれぞ
れ挿入可能となっている。また、スライダー156、1
56の上面には、スライダー操作時に操作者が指を挿入
して操作しやすくするための穴部156e、156eが
形成されている。次に、図3、図4及び図7、図8をも
とに上述のフレーム形状計測装置の作用を説明する。ま
ず、図3に示すように、スライダー156、156の穴
部156c、156cに指を挿入しスライダー156、
156の互いの間隔を十分開き、かつ下方に押圧し、可
動ベース153と一緒に、板バネ154、154の弾発
力に抗して保持棒152とスライダー156、156の
段付部156b、156bとの間隔を十分開ける。
【0011】その後、この間隔内にメガネフレーム50
0の想定したい方のレンズ枠501を挿入し、レンズ枠
501の上側リムと下側リムがスライダー156、15
6の内壁に当接するようにスライダー156、156の
間隔を狭める。本実施例においては、スライダー15
6、156は上述したようにリング158による連結構
造を有しているため、スライダー156、156の一方
の移動量がそのまま他方のスライダーに等しい移動量を
与える。次に、レンズ枠501の上側リムの略中央が保
持棒152の下方にくるようにフレームを滑り込ませた
後、スライダー156、156から操作者が手を離せ
ば、可動ベース153は板バネ154、154の弾発力
により上昇し、レンズ枠501は段付部156b、15
6bと保持棒152、152とにより挾持され、かつフ
レーム500がレンズ枠501の幾何学的略中心点とフ
レーム保持装置100の円形開口157の中心点157
aとをほぼ一致させるように保持される。またこのとき
レンズ枠501のヤゲン溝の頂点501aから固定ベー
ス150のフランジ151の辺151aまでの距離dと
可動ベース153の辺153aまでの距離dは等しい値
をとるように構成されている。
【0012】次に、このようにしてフレーム500を保
持したフレーム保持装置部100を支持装置200の予
め所定の間隔に設定したハンド211、212間に挿入
した後、Y軸モータ224を所定角度回転させる。Y軸
モータ224の回転によりミニチアベルト226が駆動
され、ハンド211が左方に一定量だけ移動され、フレ
ーム保持装置部100及びハンド212も左方移動を誘
起され、鍔228がピン229より外れる。同時に、フ
レーム保持装置100は引張りバネ230により両ハン
ド211、212で挾持される。このとき、フレーム保
持装置部100の固定ベース150のフランジ151の
辺151a、152aはそれぞれハンド211の斜面2
15とハンド212の斜面217に当接され、また可動
ベース153の両辺153a、153aはそれぞれハン
ド211の斜面216とハンド212の斜面218に当
接される。本実施例においては、上述したようにメガネ
枠501のヤゲン溝の頂点501aから辺151aと辺
153aそれぞれへの距離dは互いに等しいため、フレ
ーム保持装置100はハンド211、212に挾持され
ると、レンズ枠501のヤゲン溝頂点501aが両ハン
ドの稜線219,220が作る基準面S上に自動的に位
置される。
【0013】次に、ガイド軸回転モータ209の所定角
度の回転によりフレーム保持装置部100が図7の二点
鎖線で示す位置へ旋回し、この基準面Sは計測部300
のヤゲンフイーラー356の初期位置と同一平面で停止
する。次に、Y軸モータ224をさらに回転させフレー
ム保持装置部100を保持したハンド211、212を
Y軸方向に一定量移動させ、フレーム保持装置部100
の円形開口中心点159aと計測部300の回転軸30
4中心とを概略一致させる。この時、移動の途中でヤゲ
ンフイーラー356はレンズ枠501のヤゲン溝に当接
する。ヤゲンフイーラー356の初期位置は、図7、図
8に図示すように、センサー軸352の下端に植設され
たピン352aがセンサーアーム部のベース310に取
付けられたハンガー310aに当接することにより、そ
の方向が規制されている。これにより、Y軸モータ22
4の回転によってメガネフレーム500が移動すると、
常にフイーラー356はヤゲン溝に入いることができ
る。続いて、モータ301を予め定めた単位回転パルス
数毎に回転させる。このとき、センサーヘッド部312
はメガネフレーム500の形状、すなわちレンズ枠50
1の動径にしたがってレール311、311上を移動
し、その移動量は磁気スケール314と読み取りヘッド
313により読み取られる。
【0014】モータ301の回転角θと読み取りヘッド
313からの読み取り量ρとからレンズ枠形状は(ρ
n,θn)(n=1、2、3・・・・・・ N)として計測さ
れる。ここで、この第1回目の計測は前述した様に、図
10に示すように、回転軸304の中心Oはレンズ枠5
01の幾何学中心と概略一致させて測定したものであ
る。第2回目の計測は、第1回目の計測データ(ρn,
θn)を極座標一直交座標変換した後のデータ(Xn,
Yn)からX軸方向の最大値をもつ被計測点B(Xb,
yb)、X軸方向で最小値をもつ被計測点D(Xd,y
d)、Y軸方向で最大値をもつ被測定点A(Xa,y
a)及びY軸方向で最小値をもつ被計測点C(Xc,y
c)を選び、レンズ枠の幾何学中心Ooを Oo(Xo,yo)=(Xb+Xd/2,ya+yc/2)・・・・・・・・ (1) として求めた後、このXo,yo値にもとづいてX軸モ
ータ206とY軸モータ224を駆動させ、ハンド21
1,212で挾持されたフレーム保持装置部100を移
動し、これによりレンズ枠501の幾何学中心Ooをセ
ンサーアーム302の回転中心Oと一致させ、再度レン
ズ枠形状を計測し、幾何学中心Ooにおける計測値(o
ρn,oθn)(n=1:2:3・・・・・・・ N)を求め
る。
【0015】上述の幾何学中心Ooに基づくレンズ枠形
状の計測時には、センサー358によりZ軸方向のセン
サーヘッド312の移動量も同時に計測される。これに
より結局レンズ枠形状は(oρn,oθn,Zn)(n
=1、2、3、・・・・・・ N)の三次元情報が得られるこ
ととなる。以上述べたレンズ枠501の動径計測におい
て、ヤゲンフイーラー356がレンズ枠501から計測
途中ではずれるようなことがあると、図10にeで示す
ように、その動径計測データが直前の計測データから大
きくはずれるため、予め動径変化範囲aを定めておき、
その範囲からはずれたときはセンサーアーム部302の
回転は停止し、同時に図6に示したバネ装置315の電
磁マグネット318を励磁し、鍔321を引着する。こ
れによりクラッチ板324、325がぜんまいバネ31
6を挾持し、その巻取り作用を阻止するため、センサー
ヘッド部312のアーム355がレンズ枠に引っ掛か
り、メガネフレーム500をきずつけることを防止でき
る。このようなフイーラー356のはずれがあった後
は、再度メガネフレーム500を初期計測位置に復帰さ
せ、計測をしなおす。
【0016】図11はメガネフレーム500のレンズ枠
501から倣い加工により型取りされた型板510の形
状を計測するための型板保持部材110の構成を示して
いる。型板保持部材110は、腕部111とこの両端部
に取付けられた円柱状の支柱112、113及び腕部1
11の中央に取付けられた保持支柱120とから構成さ
れる。保持支柱120の先端端面には中央に太いピン1
16がその両横に細いピン114、115が植設され、
これらピン114〜116により型板510が保持支柱
120に装着される。型板保持部材110は、その支柱
112、113がハンド211、212により挾持され
る。そしてハンド211、212が計測位置へ下降した
とき、型板510はセンサー部312の型板当接面35
4と同一平面内に位置され、ハンド211、212の移
動により型板当接面354が型板510の側面に当接
し、センサーアーム302の回転によりその動径(tρ
n:tθn)が測定される。図12は本願のフレーム形
状測定装置の演算・制御回路を示すブロック図である。
ドライバ回路601ないし604はそれぞれX軸モータ
206、Y軸モータ224、センサーアーム回転モータ
301、及びガイド軸回転モータ209に接続される。
ドライバ601ないし604はシーケンス制御回路61
0の制御のもとにパルス発生器609から供給されるパ
ルス数に応じて上記各パルスモータの回転駆動を制御す
る。
【0017】読み取りヘッド313の読み取り出力はカ
ウンタ605で計数され、比較回路606に入力され
る。比較回路606は基準値発生回路607からの動径
変化範囲aに相当する信号とカウンタ605からの計数
値の変化量とを比較し、計数値が範囲a内にあるとき
は、カウンタ605の計数値ρn及びパルス発生器60
9からのパルス数をセンサーアーム355の回転角に変
換し、その値θnとを組として(ρn,θn)をデータ
メモリ611へ入力し、これを記憶させる。次に、シー
ケンス制御回路610はゲート回路612を演算回路6
13側へ切換え、データメモリ611に記憶されている
第1回目の動径情報(ρn,θn)に基いてレンズ枠5
01の幾何学中心Ooを演算させ、そのデータをシーケ
ンス制御回路610へ入力させる。シーケンス制御回路
610は演算回路613からのデータに基いて前述の
(1) 式からXo,Yoを求め、ドライバ601、603
に必要なパルス数を入力してモータ206、224を駆
動し、レンズ枠500の中心をセンサーアーム302の
回転中心に一致させる。これと同時にシーケンス制御回
路610はカウンタ回路615を指令し、Z軸センサー
358からのデータを計数するよう指令する。そして再
度Z軸方向データを含むレンズ枠形状情報(oρn,o
θn,Zn)を計測し、このデータをデータメモリ61
1に記憶させる。ここで、もしカウンタ605からの計
数値ρnまたはoρnが基準値発生回路607からの出
力される動径変化範囲aより大きいときは、比較回路6
06はその旨をシーケンス制御回路610に出力し、こ
の出力を受けた回路610はドライバ608を作動させ
てバネ装置315の電磁マグネット318を励磁させ、
フイーラー356の移動を阻止するとともに、ドライバ
604へのパルスの供給を停止し、モータ301の回転
を防止する。
【0018】データメモリ611に記憶されたレンズ枠
形状情報(oρn,oθn,Zn)は必要に応じゲート
回路612の切換えにより、例えば本出願人がさきに出
願した特願昭58−225197で開示したデジタル玉
摺機や型取機あるいはフレームの型状が設計値通りに加
工されているか否かを判定する判定装置等へ供給され
る。データメモリ611に記憶されたレンズ枠形状情報
(oρn,oθn,Zn)のZn情報からレンズ枠のカ
ーブ値cを必要に応じ演算回路613で求めることがで
きる。その演算は図13及び図14に示すようにレンズ
枠上の少なくとも2点a、bにおける動径ρA 、ρ
B と、この2点のZ軸方向のセンサーヘッド移動値
A ,ZB から、レンズ枠501のヤゲン軌跡を含む球
体SPの曲率半径Rを R2 =ρA 2 +(Zo−ZA 22 =ρB 2 +(Zo−ZB 2 ・・・・・・・・ (2) から求め、ヤゲンのカーブ値Cは求められたRから C=n−1/R×1000・・・・・・・・・・・・・・ (3) (ただしnは定数でn=1.523) として実行される。
【0019】なお、シーケンス制御回路はプログラムメ
モリ614に内蔵のプログラムによって上述の計測ステ
ップを実行する。
【0020】
【本発明の効果】保持されたメガネフレームのレンズ枠
のヤゲン溝にセンサー部を当接させて、レンズ枠の形状
を動径情報(ρn,θn)(n=1、2、3・・・N)
として計測する場合、ρnの変化量が大きくなり過ぎる
と、センサー部がヤゲン溝から外れてレンズ枠に損傷を
与える恐れがあるが、本発明はこのような問題を防ぐ効
果を有する。すなわち、本発明によれば、動径情報(ρ
n,θn)が一定値を超えるとセンサー部がレンズ枠か
ら外れ恐れがあると判断し、センサー部の動きを停止さ
せて測定を中断することによって、レンズ枠の損傷を有
効に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレーム形状装置を示す斜視図
【図2】そのフレーム保持装置を示す斜視図
【図3】その保持装置の作動を示す縦断面図
【図4】その保持装置の作動を示す縦断面図
【図5】図2の線A−Aに沿った断面図
【図6】バネ部材の構造を示す縦正中断面図
【図7】支持装置部とセンサー部の関係を示す横式図
【図8】その断面図
【図9】センサー部を示す一部切欠断面で示した正面図
【図10】レンズ枠の計測値からその幾何学中心を求め
る関係を示す模式図
【図11】型板保持部材を示す斜視図
【図12】本発明の実施例の演算・制御回路のブロック
【図13】レンズ枠のカーブ値Cの計算原理の説明図
【図14】レンズ枠のカーブ値Cの計算原理の説明図
【符号の説明】
100 フレーム保持装置 152 保持枠 156 スライダー 200 支持装置部 211,212 ハンド 300 計測部 302 センサーアーム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波田野 義行 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 (72)発明者 大串 博明 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネフレームを保持するフレーム保持
    手段と、 回転するセンサーアームと該センサーアームに沿って移
    動可能で前記レンズ枠のヤゲン溝に当接されるセンサー
    部と、 センサーアームの回転角と前記センサー部の移動量から
    レンズ枠の形状を動径情報(ρn,θn)(n=1、
    2、3・・・N)として計測する計測手段と、 ρnの変化量とあらかじめ定めた変化量の範囲を示す基
    準範囲値とを比較し、ρnの変化量が基準範囲値外にな
    った時センサーアームの回転を阻止するための阻止手段
    とを有することを特徴とするフレーム形状測定装置。
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