JPH06185583A - 変速機およびその制御方法 - Google Patents

変速機およびその制御方法

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Publication number
JPH06185583A
JPH06185583A JP4347848A JP34784892A JPH06185583A JP H06185583 A JPH06185583 A JP H06185583A JP 4347848 A JP4347848 A JP 4347848A JP 34784892 A JP34784892 A JP 34784892A JP H06185583 A JPH06185583 A JP H06185583A
Authority
JP
Japan
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transmission
clutch
speed
engine
auxiliary
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Pending
Application number
JP4347848A
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English (en)
Inventor
Yasunori Okura
泰則 大蔵
Kohei Kusaka
浩平 草加
Hidemiki Kawashima
英幹 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP4347848A priority Critical patent/JPH06185583A/ja
Publication of JPH06185583A publication Critical patent/JPH06185583A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/006Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by either one of the parallel flow paths
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/12Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts with means for synchronisation not incorporated in the clutches

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、軽量コンパクトでかつトルク抜け
のない変速をなし得る変速機およびその制御方法を提供
することを目的とする。 【構成】この発明では、エンジン側に設けられる副変速
機及び駆動輪側に設けられる主変速機の切替えにより速
度段を選択する変速機において、前記副変速機の切替え
を行う副変速機用クラッチを前記副変速機とエンジンの
間に配設すると共に、前記主変速機の切替えを行うドグ
シフタを前記主変速機内に配設し、さらに前記主変速機
の出力をバイパスして前記副変速機の出力を前記駆動輪
に直結するダイレクトクラッチを前記主変速機の駆動輪
側に配設するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は競技用車両、建設機
械、走行車両に用いられる変速機に関し、特に副変速機
及び主変速機の組み合せにより速度段を選択する変速機
における軽量コンパクト化および変速の際のトルク切れ
の解消のための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】F1等の競技用車両の分野では、開発が
限界に達したと見られるエンジンに変わってトランスミ
ッションの開発が注目されつつある。
【0003】図34に、レーシングマシーンに多く使わ
れている常時噛み合いのドグ方式の6速トランスミッシ
ョンを示す。
【0004】この図34に示すトランスミッションで
は、1速から6速に対応して6つのギアがG1〜G6が併
設されており、エンジンの動力はクラッチCL、カウン
タギアGcを介してカウンタシャフトCSに伝えられ
る。メインシャフトMS上の各ギアはシャフトに対して
固定されているが、カウンタシャフトCS上ではカウン
タギアGc以外のギアG1〜G6は空転している。これら
空転している各ギアの間には、カウンタシャフトと一緒
に回転する3つのドグシフタSH1〜SH3が設けられ、
選択する速度段に対応するシフタのドグを選択する速度
段のギアに噛み合わせることにより出力側に動力が伝え
られる。図34では、4速が選択されている状態が示さ
れている。太線が動力伝達経路である。
【0005】上記のシフタ部分としては、図示のドグタ
イプが軽量を利点として多く用いられるが、回転同期の
ための面倒かつ熟練を要する操作をドライバーが行う必
要がある。なお、一般乗用車のマニュアルトランスミッ
ションの場合は、上記回転同期のための操作が必要ない
シンクロメッシュタイプのものが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ドグタイプおよび
シンクロメッシュタイプのものとも構造的にはシフト段
数を多段化させ易いが、多段化させようとすると、構造
的に重くかつ大きくなり、軽量コンパクト化の要望は実
現できない。
【0007】また、上記従来のトランスミッションにお
いては、変速時にトルク抜けがあり、伝達ロスが生じる
という問題がある。また、このトルク抜けにより加速性
能が逆効果となって大きな変速ショックが生じるという
問題もある。更に、ドグタイプおよびシンクロメッシュ
タイプとも、回転数差が生じている状態で接合しようと
すると、トルク伝達ラインに大きな負荷が加わり、破損
する危険性がある。
【0008】すなわち、図35は、従来装置による1速
から2速へのシフトアップを示すタイムチャートであ
り、変速中には、同図(d)に示すような、トルク抜け
が発生してしまう。
【0009】また、近年、上記従来構成のトランスミッ
ションを半自動または全自動化するシステムが提案され
ているが、軽量コンパクト性、変速時のトルク抜け、ト
ルク変動、耐久性、乗り心地等の面で満足するものは得
られていない。
【0010】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、軽量コンパクトでかつトルク抜けのない変速
をなし得る変速機およびその制御方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明では、
エンジン側に設けられる副変速機及び駆動輪側に設けら
れる主変速機の切替えにより速度段を選択する変速機に
おいて、前記副変速機の切替えを行う副変速機用クラッ
チを前記副変速機とエンジンの間に配設すると共に、前
記主変速機の切替えを行うドグシフタを前記主変速機内
に配設し、さらに前記主変速機の出力をバイパスして前
記副変速機の出力を前記駆動輪に直結するダイレクトク
ラッチを前記主変速機の駆動輪側に配設するようにして
いる。
【0012】かかる発明によれば、トランスミッション
を副変速機化することにより軽量コンパクトなシステム
を提供すると共に、副変速機はドグシフトではなく、ク
ラッチにより切り換えることによりトルクオフをキャン
セル可能にする。また、副変速機及び主変速機双方の切
替えの場合は、ダイレクトクラッチによりトルクを主変
速機をバイパスして伝達することによりトルクオフをキ
ャンセルする。
【0013】またこの発明では、エンジン側に設けられ
る副変速機及び駆動輪側に設けられる主変速機の切替え
により速度段を選択する変速機において、前記副変速機
の切替えを行う副変速機用クラッチを前記副変速機とエ
ンジンの間に配設すると共に、前記主変速機の切替えを
行うドグシフタを前記主変速機内に配設し、さらに前記
副変速機及び主変速機をバイパスしてエンジンの出力を
前記駆動輪に直結するダイレクトクラッチを前記副変速
機用クラッチのエンジン側に配設するようにしている。
【0014】更にこの発明では、エンジン側に設けられ
る副変速機と、駆動輪側に設けられる主変速機と、前記
副変速機とエンジンの間に配設され前記副変速機の切替
えを行う副変速機用クラッチと、前記主変速機の切替え
を行うドグシフタと、前記主変速機の駆動輪側に配設さ
れ前記主変速機の出力をバイパスして前記副変速機の出
力を前記駆動輪に直結するダイレクトクラッチとを有
し、前記副変速機用クラッチ、ドグシフタおよびダイレ
クトクラッチの切替えにより速度段を選択する変速機の
制御方法において、変速時係合しようとするクラッチが
前記副変速機用クラッチおよびドグシフタの両方である
とき、変速中、係合すべき副変速機用クラッチ用クラッ
チ及び前記ダイレクトクラッチを半クラッチ状態にした
後、係合すべき副変速機用クラッチ及びドグシフタの係
合を行うようにしている。
【0015】かかる発明によれば、変速の最中は副変速
機用クラッチ及びダイレクトクラッチが半クラッチ状態
となっているので、エンジンの出力はこれら半クラッチ
状態の副変速機用クラッチ及びダイレクトクラッチを介
して出力されるので、トルクオフが発生する事はない。
【0016】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明にかかるトランスミッシ
ョンの構成例を示すもので、かかる構成により8速の速
度段を実現する。この図1に示す構成は、速度段が8
段、6段、4段などの偶数段のトランスミッションに共
通している。
【0018】この図1に示すトランスミッション10に
おいては、3つのギア列1st、2nd、3rdから成る主変
速機20と、2つの副変速ギア列H、Lから成る副変速
機30とを有している。主変速機20の切替えは、選択
するギアの側面の凹凸にドグシフタDG1、DG2を噛み
合わせる事により行い、副変速機30の切替えは副変速
ギアH,L毎に備えられた副変速用乾式クラッチCL
H、CLLにより行う。
【0019】また、トランスミッション10の出力側に
は、主変速機20をバイパスして副変速機30の出力を
伝達するダイレクトクラッチDrが設けられている。図
2に図1のトランスミッションと等価な概念的構成を示
す。
【0020】図1において、メインシャフト31は中空
になっており、そのインナー軸33には副変速クラッチ
CLH、副変速ギアH、ダイレクトクラッチDrが固定
されており、またそのアウター軸32には副変速クラッ
チCLL、副変速ギアLが固定されている。また、出力
側のアウター軸35には、主変速ギア1st、2nd、3rd
が固定されている。
【0021】カウンタシャフト34には、副変速ギア
H,LおよびドグシフタDG1、DG2が固定されてお
り、主変速ギア1st、2nd、3rdは空転状態になってい
る。
【0022】このトランスミッションは、図3に示すよ
うな、副変速クラッチCLH、CLL、ドグシフタDG
1、DG2およびダイレクトクラッチDrの組み合せで8
速の速度段を実現している。なお、図3では、主変速機
の欄で1st、2nd、3rdと記入されている箇所は、該記
入されている主変速ギアにドグシフタDG1、DG2が係
合される事を示している。
【0023】このトランスミッションは等比級数ギア比
列(クロスレシオトランスミッション)を採用してお
り、これによりどの速度段を使用してもエンジンの同じ
パワーバンドを使用できるようにしている。
【0024】すなわち、ダイレクトクラッチDrのギア
比を1とし、副変速ギアHのギア比をρHとし、副変速
ギアLのギア比をρLとすると、各速度段の段階比αは
ρL/ρHとなる。
【0025】したがって、主変速ギア1st、2nd、3rd
のギア比ρ1、ρ2、ρ3は次のようになる。
【0026】 よって、1速〜8速の各速度段のギア比F1〜F8は以下
のようになる。
【0027】 図4に、かかる各速度段におけるクラッチ、ギアの接続
態様を示す。太線が動力伝達経路を示している。この図
3において、(g)に示す7速の時は、Lギア及びHギ
アが選択され、これら2つの副変速ギアH、Lを介した
出力がダイレクトクラッチDrを介して出力される。ま
た、(h)に示す8速の時はエンジンの出力がダイレク
トクラッチDrを介して出力軸に直結される。
【0028】図1において、副変速機用クラッチCL
H、CLLは、クラッチアクチュエータAch、Aclにより
駆動され、ドグシフタDG1、DG2はシフタ用アクチュ
エータADG1、ADG2により駆動され、ダイレクトクラッ
チDrはクラッチアクチュエータAdrによって駆動させ
る。これら各アクチュエータには、各クラッチ又はシフ
タのストローク位置を検出するためのストロークセンサ
Sch、Scl、Sdg1、Sdg2、Sdrがそれぞれ設けられて
いる。
【0029】また、エンジン10の回転数Neng、トラ
ンスミッション中間軸回転数Nmid、トランスミッショ
ン出力軸回転数Noutをそれぞれ検出するためのセンサ
11、12、13が設けられている。
【0030】図5は、上記トランスミッション10をF
1などの競技用車両に適用した場合のシステム構成を示
すもので、この場合はフルAT(オートマチック)を想
定しており、操作ペダルとしては、アクセルペダル1
5、ブレーキペダル16、発進専用の発進クラッチペダ
ル17を有している。
【0031】この車両においては、制御器としてトラン
スミッションコントロールコンピュータ(以下Tコント
ローラという)40およびエンジンコントロールコンピ
ュータ(以下Eコントローラという)50を備えてい
る。
【0032】Tコントローラ40には以下の信号が入力
されている。
【0033】 ・発進クラッチペダル17のペダル位置信号 ・スタート位置センサ41(レーシングコースのスター
ト位置を検出)の検出信号 ・横Gセンサ42の検出信号 ・縦Gセンサ43の検出信号 ・車速センサ44の検出信号 ・エンジン回転センサ11の検出信号Neng ・トランスミッション中間軸回転センサ12の検出信号
Nmid ・トランスミッション出力軸回転センサ13の検出信号
Nout ・副変速機用クラッチストロークセンサSch、Sclの検
出信号PH、PL ・主変速機用シフタストロークセンサSdg1、Sdg2の検
出信号P1(P2)、P3 ・ダイレクトクラッチストロークセンサSdrの検出信号
Pdr ・スロットルセンサ14の検出信号S : : Eコントローラ50には、以下の信号が入力されてい
る。
【0034】 ・アクセルペダル15のペダル位置信号 ・エンジン回転センサ11の検出信号Neng ・スロットル量 : : Tコントローラ40では、上記入力信号に基づき副変速
機用アクチュエータAch、Acl、ドグシフタ用アクチュ
エータADG1、ADG2、ダイレクトクラッチアクチュエー
タAdrを駆動するための制御信号CH、CL、C1、C2、
C3、Cdrを形成し、これらを各アクチュエータに出力
する制御を実行する。
【0035】Eコントローラ50では、上記各入力信号
に従ってエンジン10の点火、燃料、スロットル制御な
どを実行する。
【0036】なお、この競技用車両では、通信システム
18によって外部と通信できるようになっている。
【0037】かかる構成において、偶数段から奇数段へ
のシフトアップのように、副変速ギアH,L及び主変速
ギア1st、2nd、3rdの双方を切り換えなけえればなら
ないときには、何の制御も行わないとトルク切れが発生
する。
【0038】このため、Tコントロ―ラ40は、変速の
際、この変速が主変速ギア(1st←→2nd、2nd←→3
rd、3rd←→Dr)および副変速ギア(H←→L)の両
方の切替えによるものか否かを判定し、両方の切替えで
ある場合以下のクラッチ制御を実行するようにしてい
る。
【0039】このクラッチ制御を、図6のフローチャー
ト、図7のタイムチャート、図8にしたがって説明す
る。なお、図7において、半クラッチ開始位置と示した
ストローク位置は伝達トルクが0のストローク位置でこ
の位置から下方にいくに伴いクラッチ係合状態が強くな
る。
【0040】《8速T/M 2速→3速》いま、例えば
1stギアおよびHギアが係合されて2速が選択されてい
るとし、2速→3速へのシフトアップを仮定する。3速
では2ndギアおよびLギアを係合する。すなわち、副変
速機はHからLへ、主変速機は1stから2ndへの切替え
となる。
【0041】Tコントローラ40は、エンジン回転セン
サ11およびスロットルセンサ14の各出力に基づいて
変速すべきか否かを判定しており、変速を行なう場合、
この変速が主変速機および副変速機の両方の切替えによ
るものか否かを判定し(ステップ100)、両方の切替
えである場合以下の制御を実行する。
【0042】2速が選択されている変速前においては、
図8(a)に示すように、副変速クラッチCLHが係合
されかつドグシフタDG1が1stクラッチに係合される
ことにより、Hギアおよび1stギアが選択されている。
【0043】かかる状態で、Tコントローラ40は、ま
ずオフ状態にあるLクラッチCLLをトルク零の半クラ
ッチ開始位置まで移行させるべくクラッチアクチュエー
タAclに制御信号CLを出力する(ステップ110、図
7(a)t0)。
【0044】そして、Tコントローラ40はストローク
センサSclの検出出力によってLクラッチが半クラッチ
開始位置まで移動したことを検出すると(ステップ12
0)、この時点(図7t1)で次の4つの制御を実行す
るとともに(ステップ130、140)、この旨をEコ
ントローラ50に報告する。
【0045】 ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
て係合中であった副変速クラッチCLHをオフにする
(図7(b)t1) ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチを適当傾きでオン方向に適当量移動させ、
Lクラッチを半クラッチ状態にする(図7(a)t1) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を1st位置から中立位置に移動
させる(図7(d)t1) ・クラッチアクチュエータAdrに制御信号CDrを出力
し、非係合状態にあったダイレクトクラッチDrを半ク
ラッチ位置の適当な位置まで移動し、その後このダイレ
クトクラッチDrを適当な傾きでオン方向に適当量移動
させる(図7(c)t1) これらの制御に並行して、Tコントローラ40から上記
報告を受けたEコントローラ50ではエンジン5のスロ
ットル開度を適当量だけ絞る制御を実行する(図7(g)
t1)。
【0046】そして、上記制御が終了すると、Tコント
ローラ40はその後LクラッチCLLの相対回転数が0
付近になった時点t2を検出する(図7(e)、ステップ1
50)。
【0047】この検出方法としては、(1)回転センサ1
1、12の検出信号Neng、Nmidから副変速機の相対回
転数(Nmid・G−Neng、G;副変速ギアLのギア比)
を求め、この相対回転数から求める方法、(2)時刻t0や
t1から上記t2時点までに要する時間を予め実車テスト
などで調べておき、タイマ管理により検出する方法など
がある。
【0048】Tコントローラ40は、上記t2時点を検
出すると、この時点t2でLクラッチCLLのストローク
を適当な位置に設定することによりLクラッチCLLに
よって伝達されるトルクTcがダイレクトクラッチDr
によって伝達されるトルクと等しくするようにして変速
ショックを防止するようにしている(ステップ160、
図7(a)時刻t2)。
【0049】このように、変速の最中には、図8(b)
に示すように、係合しようとするLクラッチCLLが半
クラッチ状態にあり、かつ出力軸側のダイレクトクラッ
チDrも半クラッチ状態にあるので、エンジンの出力は
半クラッチ状態で出力軸に伝達され、トルク抜けは発生
しない。
【0050】また、前述のように、LクラッチCLLに
よって伝達されるトルクとダイレクトクラッチDrによ
って伝達されるトルクとの整合を取るようにしているの
で変速ショックを最小限に抑えることが可能になる。
【0051】Tコントローラ40は、その後ドグシフタ
DG1(2ndクラッチに係合されているドグ)の相対回
転数を回転センサ12、13の検出信号Nmid、Noutか
ら求め(Nout・G−Nmid、G;2ndギアのギア比)、
この相対回転数が所定の回転数Jc以下になる時点t3を
検出する(ステップ170)。
【0052】そして、Tコントローラ40は前記時点t
3を検出すると、以下の制御を実行する(ステップ18
0〜200)とともに、この旨をEコントローラ50に
報告する。
【0053】 ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチCLLを半クラッチ開始位置側の所定位置
に近づける。(図6(a)t3) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を中立位置から2nd位置に移動
させる(図6(d)t3)。
【0054】 ・クラッチアクチュエータAdrに制御信号CDrを出力
し、ダイレクトクラッチDrをオフする(図6(c)t
3)。
【0055】これと同時に、Tコントローラ40から上
記報告を受けたEコントローラ50はエンジン5のスロ
ットル開度を基の位置まで復帰させる制御を実行する
(図7(g)t3)。
【0056】その後、Tコントローラ40は、ストロー
クセンサSdglの検出出力によってドグシフタDG1が2
nd位置まで移動したことを検出すると(ステップ21
0)、クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出
力してLクラッチCLLを係合する(図6(a)t4) このようにして、Lギア及び2ndギアが選択され、2速
から3速へのシフトアップが終了する(図8(c)参
照)。
【0057】なお、エンジンの加速性を重視する場合
は、前記t3時点より前にエンジンスロットルを元の開
度に復帰させるようにすることもできる(図7(g)破
線)。この場合は、変速開始によってスロットルを下げ
る時点t1からの時間Taを予め実車テストなどで調べて
おき、タイマ管理によってエンジン制御を行うようにす
れば良い。
【0058】次に、上記図6のフローチャートのステッ
プ160で行ったトルク整合制御について説明する。
【0059】上記のように主変速ギア(1st←→2nd、
2nd←→3rd、3rd←→Dr)および副変速ギア(H←
→L)の両方の切替えによるシフトアップ制御は、上記
した2速から3速への切替え(F2→F3)の他に、4速
から5速への切替え(F4→F5)と6速から7速への切
替え(F6→F7)とがある。
【0060】これら3つの変速の各場合におけるトラン
スミッション(T/M)出力トルクのタイムチャートを
図9に示す。図9において、(a)がF4→F5の切替え
を、(b)がF2→F3の切替えを、(c)がF6→F7の
切替えを示している。
【0061】まず、F4→F5への切替えによるトルク整
合制御について説明する。
【0062】すなわち、変速後のエンジントルクをTe
とすると(図10参照)、このトルクTeに変速後の5
速における前記ギア比α3(αの3乗)を掛けたものが変
速途中における目標トルクTcとなる。
【0063】Tc=Te・α3 変速後のエンジントルクTeは、エンジンのトルクカー
ブ(図10)から既知である。したがって、上式から変
速途中における目標トルクTcを演算することができ
る。
【0064】次に、このようにして求めたTcをクラッ
チのストローク量Sに変換する。
【0065】すなわち、トルク容量(クラッチが伝達で
きるトルクの最大値)Tcは下式によって求められ、 P;摩擦面にかかる押し付け荷重 r1;摩擦面の内半径 r2;摩擦面の外半径 μ;摩擦係数 n;摩擦板の数 また、押し付け荷重Pとストローク量の対応関係(図1
1参照)は、各クラッチ毎に予め求めているので、これ
らを用いて目標トルクTcをクラッチストローク量Sに
変換する。
【0066】図9(b)に示したF2→F3の変速の場合
のトルク制御も基本的には上記F4→F5の場合と同じで
あるが、この場合はクラッチトルク容量不足を考慮し
て、目標トルクTc´をギア比α5(αの5乗)と変速後の
エンジントルクTeから求まる理想的な目標トルクTc(=
α5×Te)より小さく設定している。
【0067】また、図9(c)に示したF6→F7の変速
の場合のトルク制御も基本的には上記と同じであるが、
この場合はクラッチ係合時間が長くなることを鑑みて、
目標トルクTc´をギア比α7(αの7乗)と変速後のエン
ジントルクTeから求まる理想的な目標トルクTc(=α7
×Te)より大きく設定している。
【0068】そして、例えば、図7に示した2速から3
速への切替えの場合は、上記演算したストローク量Sに
なるようLクラッチおよびDrクラッチのストロークを
時刻t2時点で制御するようにしている(図7(a)
(c)参照)。
【0069】《8速T/M 3速→4速》次に、上記8
速トランスミッションにおいて、図12に示す3速
(L,2nd)から4速(H,2nd)への切替えのよう
に、副変速クラッチのみの切替えによる変速制御(主変
速機側は固定)について図13のタイムチャートにした
がって説明する。すなわち、この場合は副変速ギアをL
からHへ切替えることとなる。
【0070】この場合は、主変速機側は係合状態を維持
しているので、副変速機の切替え時にトルク抜けは発生
しない。
【0071】かかる変速の際は、オフしようとするLク
ラッチCLLは直ちにオフする(図13(a))。これと同
時に、オンしようとするHクラッチCLHは半クラッチ
位置まで即座に移動させた後、適当な傾きで係合位置ま
で移動させる(図13(b))。また、変速途中には、前
記同様、エンジンスロットル開度は適当量絞られる制御
が行われる(図13(e))。
【0072】《8速T/M 6速→7速》次に、上記8
速トランスミッションにおいて、図14に示す6速
(H,3rd)から7速(L,Dr)への切替えのよう
に、副変速クラッチを切り換えると共に、主変速機を3
rdからダイレクトクラッチDrへ切り換えるときの変速
制御について図15にしたがって説明する。
【0073】Tコントローラ40は、かかる変速を行な
う場合、まずオフ状態にあるLクラッチCLLをトルク
零の半クラッチ開始位置まで移行させるべくクラッチア
クチュエータAclに制御信号CLを出力する(図15(a)
時刻t0)。
【0074】そして、Tコントローラ40はストローク
センサSclの検出出力によってLクラッチが半クラッチ
開始位置まで移動したことを検出すると、この時点(図
15(a)時刻t1)で以下の制御を実行するとともに、こ
の旨をEコントローラ50に報告する。
【0075】 ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
て係合中であった副変速クラッチCLHをオフにする
(図15(b)t1) ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチを適当傾きでオン方向に適当量移動させ、
Lクラッチを半クラッチ状態にする(図15(a)t1) ・ドグシフタ用アクチュエータADG2に制御信号C3を出
力してドグシフタDG2を3rd位置から中立位置に移動
させる(図15(d)t1) ・クラッチアクチュエータAdrに制御信号CDrを出力
し、非係合状態にあったダイレクトクラッチDrを半ク
ラッチ開始位置まで移動し、その後このダイレクトクラ
ッチDrを適当な傾きでオン位置まで移動させる(図1
5(c)t1) これと同時に、Tコントローラ40から上記報告を受け
たEコントローラ50はエンジン5のスロットル開度を
適当量だけ絞る制御を実行する(図15(g)t1)。
【0076】そして、上記制御が終了すると、Tコント
ローラ40はその後LクラッチCLLの相対回転数が0
付近になった時点t2を検出する。
【0077】この検出方法としては、前述したように、
相対回転数による方法、タイマ管理による方法などがあ
る。
【0078】Tコントローラ40は、上記t2時点を検
出すると、この時点t2でLクラッチCLLのストローク
を半クラッチ開始位置方向の適当な位置に設定する(図
15(a))。
【0079】Tコントローラ40は、その後ダイレクト
クラッチDrの相対回転数を回転センサ12、13の検
出信号Nmid、Noutから求め(Nout・G−Nmid、G=
1)、この相対回転数が所定の回転数Jc以下になる時
点t3を検出する(図15(e))。
【0080】そして、Tコントローラ40は前記時点t
3を検出すると、クラッチアクチュエータAclに制御信
号CLを出力してLクラッチCLLを係合するとともに
(図15(a)t3)、この旨をEコントローラ50に報告
する。上記報告を受けたEコントローラ50はエンジン
5のスロットル開度を基の位置まで復帰させる制御を実
行する(図15(g)t3)。
【0081】このようにして、Lギア及びDrクラッチ
が選択され、6速から7速へのシフトアップが終了す
る。
【0082】なお、エンジンの加速性を重視する場合
は、前記t3時点より前にエンジンスロットルを元の開
度に復帰させるようにすることもできる(図15(g)破
線)。
【0083】《8速T/M 3速→2速》次に、上記8
速トランスミッションのシフトダウンの際の制御につい
て説明する。
【0084】まず、図16に示す3速(L,2nd)から
2速(H,1st)への変速のように主変速機および副変
速機の双方を切り換える場合について説明する。
【0085】Tコントローラ40は、かかる減速を行な
う場合、まずオフ状態にあるHクラッチCLHをトルク
零の半クラッチ開始位置まで移行させるべくクラッチア
クチュエータAcHに制御信号CHを出力する(図17(b)
時刻t0)。
【0086】そして、Tコントローラ40はストローク
センサScHの検出出力によってHクラッチが半クラッチ
開始位置まで移動したことを検出すると、この時点(図
17時刻t1)で次の制御を実行するとともに、この旨
をEコントローラ50に報告する。
【0087】 ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
て係合中であった副変速クラッチCLLをオフにする
(図17(a)t1) ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
てHクラッチを適当傾きでオン方向に適当量移動させ、
Hクラッチを半クラッチ状態にする(図17(b)t1) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を2nd位置から中立位置に移動
させる(図17(c)t1) これと同時に、Tコントローラ40から上記報告を受け
たEコントローラ50はエンジン5のスロットルを適当
量だけ増大する制御を実行する(図17(f)t1)。
【0088】そして、上記制御が終了すると、Tコント
ローラ40はその後HクラッチCLHの相対回転数が0
付近になった時点t2を検出する。
【0089】この検出方法としては、前述したように、
相対回転数を算出する方法、タイマ管理による方法など
がある。
【0090】Tコントローラ40は、上記t2時点を検
出すると、この時点t2でHクラッチCLHのストローク
を半クラッチ開始位置方向の適当な位置に設定する(図
17(b))。
【0091】このような変速の途中段階における動力伝
達状態が図16(b)に示されている。
【0092】Tコントローラ40は、その後ドグシフタ
DG1(1stクラッチに係合されているドグ)の相対回
転数を回転センサ12、13の検出信号Nmid、Noutか
ら求め(Nout・G−Nmid、G;1stギアのギア比)、
この相対回転数が所定の回転数Jc以下になる時点t3を
検出する(図17(d)時刻t3)。
【0093】そして、Tコントローラ40は前記時点t
3を検出すると、以下の制御を実行するともに、この旨
をEコントローラ50に報告する。
【0094】 ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
てHクラッチCLHを係合する(図17(b)t3) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を中立位置から1st位置に移動
させる(図17(c)t3)。
【0095】これと同時に、Tコントローラ40から上
記報告を受けたEコントローラ50はエンジン5のスロ
ットルを基の位置までダウンさせる制御を実行する(図
17(f)t3)。
【0096】このようにして、Hギア及び1stギアが選
択され、3速から2速へのシフトダウンが終了する(図
17(c)参照)。
【0097】なお、エンジンの加速性を重視する場合
は、前記t3時点より前にエンジンスロットルを元の開
度に復帰させるようにすることもできる(図17(f)破
線)。
【0098】また、図17(d)の1stドグの相対回転
数はエンジンがふかされた状態を示しており、エンジン
がふかされない場合は破線のようになる。
【0099】《8速T/M 4速→3速》次に、図18
に示す4速(H,2nd)から3速(L,2nd)への変速
のように副変速機のみを切り換えるシフトダウン制御に
ついて図19のタイムチャートにしたがって説明する。
基本的な作用は、上記3速から2速へのシフトダウンの
時と同様である。
【0100】Tコントローラ40は、まずオフ状態にあ
るLクラッチCLLをトルク零の半クラッチ開始位置ま
で移行させるべくクラッチアクチュエータAclに制御信
号CLを出力する(図19(a)時刻t0)。
【0101】そして、Tコントローラ40はストローク
センサScLの検出出力によってLクラッチが半クラッチ
開始位置まで移動したことを検出すると、この時点(図
19時刻t1)で次の制御を実行するとともに、この旨
をEコントローラ50に報告する。
【0102】 ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
て係合中であった副変速クラッチCLHをオフにする
(図19(b)t1) ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチをトルク0の半クラッチ開始位置で保持す
る(図19(a)t1) これと同時に、Tコントローラ40から上記報告を受け
たEコントローラ50はエンジン5のスロットルを適当
量だけ増大する制御を実行する(図19(e)t1)。
【0103】このような変速の途中段階における動力伝
達状態が図18(b)に示されている。
【0104】そして、上記制御が終了すると、Tコント
ローラ40は、その後LクラッチCLLの相対回転数を
回転センサ11、12の検出信号Neng、Nmidから求め
(Nmid・G−Neng、G;Lギアのギア比)、この相対
回転数が所定の回転数Jc以下になる時点t2を検出する
(図19(c)時刻t2)。
【0105】そして、Tコントローラ40は前記時点t
2を検出すると、クラッチアクチュエータAclに制御信
号CLを出力してLクラッチCLLを係合する(図19
(a))とともに、Eコントローラ50にこの旨を報告す
る。上記報告を受けたEコントローラ50はエンジン5
のスロットルを基の位置までダウンさせる制御を実行す
る(図19(e)t2)。
【0106】このようにして、Lギア及び2ndギアが選
択され、4速から3速へのシフトダウンが終了する(図
18(c)参照)。
【0107】なお、この場合もエンジンの加速性を重視
する場合は、前記t2時点より前にエンジンスロットル
を元の開度に復帰させるようにすることもできる(図1
9(e)破線)。
【0108】《7速T/M》図20は、この発明の他の
実施例を概念的に示すもので、先の実施例とはダイレク
トクラッチDrの挿入位置が異なっている。すなわち、
この場合には、ダイレクトクラッチDrは、副変速機3
0及び主変速機20全体をバイパスする位置に挿入され
ている。
【0109】図21は、図20を具体的に示したもの
で、ダイレクトクラッチDrは副変速クラッチCLLの
エンジン5側に設けられており、かかる構成により7速
度段を実現する。
【0110】この図21に示すトランスミッション10
においては、メインシャフト35は中空になっており、
3つの軸36〜38で構成されている。最も外側の軸3
6には副変速クラッチCLLおよび副変速ギアLが固定
され、真ん中の軸37には副変速クラッチCLHおよび
副変速ギアHが固定され、最も内側の軸38にはダイレ
クトクラッチDrおよび主変速ギア1st、2nd、3rdが
固定されている。
【0111】カウンタシャフト39は、先の実施例と同
様であり、副変速ギアH,LおよびドグシフタDG1、
DG2が固定されており、主変速ギア1st、2nd、3rd
は空転状態になっている。
【0112】この場合も、主変速機の切替えは、選択す
るギアの側面の凹凸にドグシフタDG1、DG2を噛み合
わせる事により行い、副変速機の切替えは副変速ギア
H,L毎に備えられた副変速用乾式クラッチCLH、C
LLにより行う。
【0113】このトランスミッションは、図22に示す
ような、副変速クラッチCLH、CLL、ドグシフタDG
1、DG2およびダイレクトクラッチDrの組み合せで7
速の速度段を実現している。すなわち、この7速トラン
スミッションの場合は、ダイレクトクラッチDrは副変
速機として機能する。
【0114】また 図23に、各速度段におけるクラッ
チ、ギアの接続態様を示す。太線が動力伝達経路を示し
ている。この図23において、(g)に示す7速の時は
エンジンの出力がダイレクトクラッチDrを介して出力
軸に直結される。
【0115】かかる7速トランスミッションの変速制御
について図24〜図27にしたがって説明する。
【0116】《7速T/M 2速→3速》まず、図2
4、25にしたがって2速(H,1st)から3速(L,
2nd)への変速制御について説明する。この変速におい
ては、主変速機及び副変速機の双方が切り換えられる。
【0117】このように、副変速ギアDr、H、L及び
主変速ギア1st、2nd、3rdの双方を切り換えるときに
は、先の8速トランスミッション同様、何の制御も行わ
ないとトルク切れが発生する。このため、この7速トラ
ンスミッションの場合もTコントロ―ラ40は、変速の
際、この変速が主変速ギア(1st←→2nd、2nd←→3
rd)および副変速ギア(Dr←→H)の両方の切替えに
よるものか否かを判定し、両方の切替えである場合以下
のクラッチ制御を実行するようにしている。このクラッ
チ制御も基本的な作用は、先の8速トランスミッション
と同様である。2速が選択されている変速前において
は、図24(a)に示すように、副変速クラッチCLH
が係合されかつドグシフタDG1が1stクラッチに係合
されることにより、Hギアおよび1stギアが選択されて
いる。
【0118】かかる状態で、Tコントローラ40は、ま
ずオフ状態にあるLクラッチCLLをトルク零の半クラ
ッチ開始位置まで移行させるべくクラッチアクチュエー
タAclに制御信号CLを出力する(図25(a)t0)。
【0119】そして、Tコントローラ40はストローク
センサSclの検出出力によってLクラッチが半クラッチ
開始位置まで移動したことを検出すると、この時点t1
で次の制御を実行するとともに、この旨をEコントロー
ラ50に報告する。
【0120】 ・クラッチアクチュエータAchに制御信号CHを出力し
て係合中であった副変速クラッチCLHをオフにする
(図25(b)t1) ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチを適当傾きでオン方向に適当量移動させ、
Lクラッチを半クラッチ状態にする(図25(a)t1) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を1st位置から中立位置に移動
させる(図25(d)t1) ・クラッチアクチュエータAdrに制御信号CDrを出力
し、非係合状態にあったダイレクトクラッチDrを半ク
ラッチ位置の適当な位置まで移動し、その後このダイレ
クトクラッチDrを適当な傾きでオン方向に適当量移動
させる(図25(c)) これと同時に、Tコントローラ40から上記報告を受け
たEコントローラ50ではエンジン5のスロットル開度
を適当量だけ絞る制御を実行する(図25(g)t1)。
【0121】そして、上記制御が終了すると、Tコント
ローラ40はその後LクラッチCLLの相対回転数が0
付近になった時点t2を検出する(図25(e))。
【0122】この検出方法としては、前述したように、
相対回転数による方法、タイマ管理による方法などがあ
る。
【0123】Tコントローラ40は、上記t2時点を検
出すると、この時点t2でLクラッチCLLのストローク
を半クラッチ開始位置側の適当な位置に設定する(図2
5(a))。
【0124】このように、変速の最中には、図24
(b)に示すように、出力軸にバイパスされているダイ
レクトクラッチDrが半クラッチ状態にあるので、エン
ジンの出力は半クラッチ状態で出力軸に伝達され、トル
ク抜けは発生しない。また、この場合変速途中に、係合
しようとするLクラッチCLLを半クラッチ状態にして
ドグのトルク変動を抑えるようにしている。
【0125】Tコントローラ40は、その後ドグシフタ
DG1(2ndクラッチに係合されているドグ)の相対回
転数を回転センサ12、13の検出信号Nmid、Noutか
ら求め(Nout・G−Nmid、G;2ndギアのギア比)、
この相対回転数が所定の回転数Jc以下になる時点t3を
検出する(図25(e))。
【0126】そして、Tコントローラ40は前記時点t
3を検出すると、以下の制御を実行するとともに、この
旨をEコントローラ50に報告する。
【0127】 ・クラッチアクチュエータAclに制御信号CLを出力し
てLクラッチCLLを係合する(図25(a)t3) ・ドグシフタ用アクチュエータADG1に制御信号C1を出
力してドグシフタDG1を中立位置から2nd位置に移動
させる(図25(d)t3)。
【0128】 ・クラッチアクチュエータAdrに制御信号CDrを出力
し、ダイレクトクラッチDrをオフする(図25(c)t
3)。
【0129】これと同時に、Tコントローラ40から上
記報告を受けたEコントローラ50はエンジン5のスロ
ットル開度を基の位置まで復帰させる制御を実行する
(図25(g)t3)。
【0130】このようにして、Lギア及び2ndギアが選
択され、2速から3速へのシフトアップが終了する(図
24(c)参照)。
【0131】なお、エンジンの加速性を重視する場合
は、前記同様、前記t3時点より前にエンジンスロット
ルを元の開度に復帰させるようにしてもよい(図25
(g)破線)。
【0132】《7速T/M 6速→7速》次に、この7
速トランスミッションにおいて、6速(H,3rd)から
7速(Dr)への切替え制御について図26及び図27
にしたがって説明する。
【0133】この変速の場合は、図26に示されるよう
に、副変速機がHからDrに切り換えられる。主変速機
は3rdから中立に移行させてもよいが(図27(c)破
線)、この場合は3rdをそのまま維持するようにする
(図27(c)実線)。
【0134】この変速の場合は、主変速機側は係合状態
を維持しているので、副変速機の切替え時にトルク抜け
は発生しない。
【0135】したがって、かかる変速の際は、オフしよ
うとするHクラッチCLHは直ちにオフする(図27
(a))。これと同時に、オンしようとするDrクラッチ
は半クラッチ位置まで即座に移動させた後、適当な傾き
で係合位置まで移動させる(図27(b))。主変速機は
この場合前述したように3rdをそのまま維持するように
する。なお、この場合も変速中はエンジンのスロットル
を前述と同様にして絞るようにしている(図27
(f))。
【0136】《6速T/M》図28は、6速を実現する
ためのトランスミッション構成を示すもので、図1の実
施例と比較すると主変速ギアおよびドグシフタが1つ減
っている。他の構成を図1と同様である。図29に各速
度段に対応するギア、クラッチの選択態様を示す。
【0137】《5速T/M》図30は、5速を実現する
ためのトランスミッション構成を示すもので、図1の実
施例と比較すると主変速ギアおよびドグシフタが1つ減
っている。また、メインシャフトの副変速クラッチ及び
副変速ギア間を3軸構成としている。他の構成を図1と
同様である。図31に各速度段に対応するギア、クラッ
チの選択態様を示す。
【0138】図32は、図30同様、5速を実現するた
めのトランスミッション構成を示すもので、図21の実
施例と比較すると主変速ギアおよびドグシフタが1つ減
っている。他の構成は図21と同様である。図33に各
速度段に対応するギア、クラッチの選択態様を示す。
【0139】なお、上記実施例では、制御の変わり目と
なる各時点t1、t2、t3等を各所定の検出手段により
検出するようにしたが、上記各時点の適当な値を実車テ
ストなどにより予め求めておき、該求めた時間を設定し
ておく時間管理による方法で上記制御を実行するように
してもよい。
【0140】また、本発明は半自動変速車、全自動変速
車のいずれにも適用可能である。さらに、上記実施例で
は、乾式クラッチを採用するようにしたが、勿論湿式の
クラッチを用いることもできる。
【0141】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
主変速機はドグシフタにより切り換え副変速機はクラッ
チにより切り換えるようにし、かつ主変速機またはトラ
ンスミッション全体をバイパスする位置にダイレクトク
ラッチを設け、このダイレクトクラッチを用いてトルク
を伝達できるようにしたので、軽量コンパクトでかつト
ルク抜けのないトランスミッションを実現することがで
きる。
【0142】またこの発明では、変速時係合しようとす
るクラッチが副変速機用クラッチおよびドグシフタの両
方であるとき、変速中、係合すべき副変速機用クラッチ
及び前記ダイレクトクラッチを半クラッチ状態にした
後、係合すべき副変速機用クラッチ及びドグシフタの係
合を行うようにしたので、変速中におけるトルク抜けを
なくすことができ、変速時の伝達ロスを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図(8速)。
【図2】図1のトランスミッションの等価概念図。
【図3】各速度段に対応する主副変速機の選択態様を示
す図。
【図4】図1のトランスミッションの各速度段の動力伝
達態様を示す図。
【図5】この発明を競技用車両に適用したシステム構成
図。
【図6】この発明の第1実施例の2速から3速への変速
の際の動作を示すフローチャート。
【図7】この発明の第1実施例の2速から3速への変速
の際の動作を示すタイムチャート。
【図8】2速から3速への変速の際の各段階の動力伝達
態様を示す図。
【図9】種々の変速についてT/M出力トルクと時間の
関係を示す図。
【図10】エンジントルクとエンジン回転数の関係を示
すグラフ。
【図11】押し付け荷重とクラッチストローク量の関係
を示す図。
【図12】3速から4速への変速の際の変速の前後にお
ける動力伝達態様を示す図。
【図13】3速から4速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図14】6速から7速への変速の際の変速の前後にお
ける動力伝達態様を示す図。
【図15】6速から7速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図16】3速から2速への変速の際の各段階の動力伝
達態様を示す図。
【図17】3速から2速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図18】4速から3速への変速の際の各段階の動力伝
達態様を示す図。
【図19】4速から3速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図20】この発明の第2実施例を示す概念図(7
速)。
【図21】第2実施例のトランスミッションの具体構成
を示す図(7速)。
【図22】図21の変速機の各速度段に対応する主副変
速機の選択態様を示す図。
【図23】図21の変速機の各速度段の動力伝達態様を
示す図。
【図24】第2実施例の2速から3速への変速の際の各
段階の動力伝達態様を示す図。
【図25】2速から3速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図26】第2実施例の6速から7速への変速の際の変
速前後の動力伝達態様を示す図。
【図27】6速から7速への変速の際の動作を示すタイ
ムチャート。
【図28】この発明の第3実施例を示す図(6速)。
【図29】図28の変速機の各速度段に対応する主副変
速機の選択態様を示す図。
【図30】この発明の第4実施例を示す図(5速)。
【図31】図30の変速機の各速度段に対応する主副変
速機の選択態様を示す図。
【図32】この発明の第5実施例を示す図(5速)。
【図33】図32の変速機の各速度段に対応する主副変
速機の選択態様を示す図。
【図34】従来技術を示す図。
【図35】従来技術の作用を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1st、2nd、3rd…主変速ギア H、L…副変速ギア DG1、DG2…ドグシフタ CLH、CLL…副変速クラッチ Dr…ダイレクトクラッチ 5…エンジン 10…トランスミッション 20…主変速機 30…副変速機 40… トランスミッションコントロールコンピュータ 50… エンジンコントロールコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン側に設けられる副変速機及び駆動
    輪側に設けられる主変速機の切替えにより速度段を選択
    する変速機において、 前記副変速機の切替えを行う副変速機用クラッチを前記
    副変速機とエンジンの間に配設すると共に、前記主変速
    機の切替えを行うドグシフタを前記主変速機内に配設
    し、 さらに前記主変速機の出力をバイパスして前記副変速機
    の出力を前記駆動輪に直結するダイレクトクラッチを前
    記主変速機の駆動輪側に配設するようにしたことを特徴
    とする変速機。
  2. 【請求項2】エンジン側に設けられる副変速機及び駆動
    輪側に設けられる主変速機の切替えにより速度段を選択
    する変速機において、 前記副変速機の切替えを行う副変速機用クラッチを前記
    副変速機とエンジンの間に配設すると共に、前記主変速
    機の切替えを行うドグシフタを前記主変速機内に配設
    し、 さらに前記副変速機及び主変速機をバイパスしてエンジ
    ンの出力を前記駆動輪に直結するダイレクトクラッチを
    前記副変速機用クラッチのエンジン側に配設するように
    したことを特徴とする変速機。
  3. 【請求項3】エンジン側に設けられる副変速機と、駆動
    輪側に設けられる主変速機と、前記副変速機とエンジン
    の間に配設され前記副変速機の切替えを行う副変速機用
    クラッチと、前記主変速機の切替えを行うドグシフタ
    と、前記主変速機の駆動輪側に配設され前記主変速機の
    出力をバイパスして前記副変速機の出力を前記駆動輪に
    直結するダイレクトクラッチとを有し、前記副変速機用
    クラッチ、ドグシフタおよびダイレクトクラッチの切替
    えにより速度段を選択する変速機の制御方法において、 変速時係合しようとするクラッチが前記副変速機用クラ
    ッチおよびドグシフタの両方であるとき、変速中、係合
    すべき副変速機用クラッチ及び前記ダイレクトクラッチ
    を半クラッチ状態にした後、係合すべき副変速機用クラ
    ッチ及びドグシフタの係合を行うようにしたことを特徴
    とする変速機の制御方法。
  4. 【請求項4】前記変速がシフトアップのときは、変速中
    エンジンのスロットル開度を所定量絞る制御を行う請求
    項3記載の変速機の制御方法。
  5. 【請求項5】前記変速がシフトダウンのときは、変速中
    エンジンのスロットル開度を所定量大きくする制御を行
    う請求項3記載の変速機の制御方法。
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