JPH06184018A - 置換塩化クミルの製造方法 - Google Patents
置換塩化クミルの製造方法Info
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- JPH06184018A JPH06184018A JP4339016A JP33901692A JPH06184018A JP H06184018 A JPH06184018 A JP H06184018A JP 4339016 A JP4339016 A JP 4339016A JP 33901692 A JP33901692 A JP 33901692A JP H06184018 A JPH06184018 A JP H06184018A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 医農薬の製造中間体として有用な置換塩化ク
ミル類を、温和な条件で、短時間に高収率で製造する。 【構成】 シリカゲルの存在下に、3,5−ジクロル−
α−メチルスチレンを塩化水素と反応させて3,5−ジ
クロルクミルクロライドを得る。
ミル類を、温和な条件で、短時間に高収率で製造する。 【構成】 シリカゲルの存在下に、3,5−ジクロル−
α−メチルスチレンを塩化水素と反応させて3,5−ジ
クロルクミルクロライドを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医農薬の製造中間体と
して有用な置換塩化クミルの製造方法に関する。詳しく
は置換α−メチルスチレンから高収率で置換塩化クミル
を製造する方法に関するものである。
して有用な置換塩化クミルの製造方法に関する。詳しく
は置換α−メチルスチレンから高収率で置換塩化クミル
を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりα−メチルスチレン類と塩化水
素との付加反応により、塩化クミルを製造することは公
知である。例えば、Journal of Organic Chemistry(ジ
ャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー)第31
巻1090頁では、α−メチルスチレンに塩化水素を作
用させることにより、高収率で塩化クミルを得ている。
しかしながら、α−メチルスチレン類の核置換基として
ハロゲン等の電子吸引性基を導入すると、反応性が著し
く低下し、且つ長い反応時間を要することが知られてお
り(Journal of American Chemical Society第80巻4979
頁参照)、特に3.5−ジクロル−α−メチルスチレン
に塩化水素を付加させた例はこれまでに知られていな
い。
素との付加反応により、塩化クミルを製造することは公
知である。例えば、Journal of Organic Chemistry(ジ
ャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー)第31
巻1090頁では、α−メチルスチレンに塩化水素を作
用させることにより、高収率で塩化クミルを得ている。
しかしながら、α−メチルスチレン類の核置換基として
ハロゲン等の電子吸引性基を導入すると、反応性が著し
く低下し、且つ長い反応時間を要することが知られてお
り(Journal of American Chemical Society第80巻4979
頁参照)、特に3.5−ジクロル−α−メチルスチレン
に塩化水素を付加させた例はこれまでに知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香核の置
換基に影響されずに、より容易に且つ高収率で置換塩化
クミル類を製造することを目的とするものである。
換基に影響されずに、より容易に且つ高収率で置換塩化
クミル類を製造することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式(1):
般式(1):
【0005】
【化3】
【0006】(式中、Xはハロゲン原子または塩化水素
と反応しない電子吸引性基を示し、nは1〜5の整数を
示す)で表される置換塩化クミルを製造する方法におい
て、下記一般式(2):
と反応しない電子吸引性基を示し、nは1〜5の整数を
示す)で表される置換塩化クミルを製造する方法におい
て、下記一般式(2):
【0007】
【化4】
【0008】(式中、Xおよびnは上記と同義である)
で表される置換α−メチルスチレンと塩化水素または塩
化水素を放出する化合物を、酸化ケイ素化合物の存在下
に反応させることを特徴とする置換塩化クミルの製造方
法が提供される。
で表される置換α−メチルスチレンと塩化水素または塩
化水素を放出する化合物を、酸化ケイ素化合物の存在下
に反応させることを特徴とする置換塩化クミルの製造方
法が提供される。
【0009】[発明の具体的説明]本発明の方法におけ
る目的化合物および出発化合物は、上記一般式(1)お
よび(2)で表されるものである。これら一般式におい
て、置換基Xはハロゲン原子、即ちフッ素、塩素、臭素
またはヨウ素原子、あるいは塩化水素と反応しない電子
吸引性基、例えばハロゲンを含有するアルキル基または
ニトロ基、例えばクロルメチル基、トリクロルメチル
基、トリフルオロメチル基を挙げることができるが、中
でも塩素原子が好んで用いられる。nは1〜5の整数で
ある。
る目的化合物および出発化合物は、上記一般式(1)お
よび(2)で表されるものである。これら一般式におい
て、置換基Xはハロゲン原子、即ちフッ素、塩素、臭素
またはヨウ素原子、あるいは塩化水素と反応しない電子
吸引性基、例えばハロゲンを含有するアルキル基または
ニトロ基、例えばクロルメチル基、トリクロルメチル
基、トリフルオロメチル基を挙げることができるが、中
でも塩素原子が好んで用いられる。nは1〜5の整数で
ある。
【0010】上記一般式(1)で表される本発明の目的
化合物の具体例としては、2−クロルクミルクロライ
ド、3−クロルクミルクロライド、4−クロルクミルク
ロライド、2,3−ジクロルクミルクロライド、2,4
−ジクロルクミルクロライド、2,5−ジクロルクミル
クロライド、2,6−ジクロルクミルクロライド、3,
4−ジクロルクミルクロライド、3,5−ジクロルクミ
ルクロライド、2−フルオロクミルクロライド、3−フ
ルオロクミルクロライド、4−フルオロクミルクロライ
ド、2,3−ジフルオロクミルクロライド、2,4−ジ
フルオロクミルクロライド、2,5−ジフルオロクミル
クロライド、2,6−ジフルオロクミルクロライド、
3,4−ジフルオロクミルクロライド、3,5−ジフル
オロクミルクロライド、2−トリフルオロメチルクミル
クロライド、3−トリフルオロメチルクミルクロライ
ド、4−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,3
−ジ−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,4−
ジ−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,5−ジ
−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,6−ジ−
トリフルオロメチルクミルクロライド、3,4−ジ−ト
リフルオロメチルクミルクロライド、3,5−ジ−トリ
フルオロメチルクミルクロライド等を挙げることができ
る。
化合物の具体例としては、2−クロルクミルクロライ
ド、3−クロルクミルクロライド、4−クロルクミルク
ロライド、2,3−ジクロルクミルクロライド、2,4
−ジクロルクミルクロライド、2,5−ジクロルクミル
クロライド、2,6−ジクロルクミルクロライド、3,
4−ジクロルクミルクロライド、3,5−ジクロルクミ
ルクロライド、2−フルオロクミルクロライド、3−フ
ルオロクミルクロライド、4−フルオロクミルクロライ
ド、2,3−ジフルオロクミルクロライド、2,4−ジ
フルオロクミルクロライド、2,5−ジフルオロクミル
クロライド、2,6−ジフルオロクミルクロライド、
3,4−ジフルオロクミルクロライド、3,5−ジフル
オロクミルクロライド、2−トリフルオロメチルクミル
クロライド、3−トリフルオロメチルクミルクロライ
ド、4−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,3
−ジ−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,4−
ジ−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,5−ジ
−トリフルオロメチルクミルクロライド、2,6−ジ−
トリフルオロメチルクミルクロライド、3,4−ジ−ト
リフルオロメチルクミルクロライド、3,5−ジ−トリ
フルオロメチルクミルクロライド等を挙げることができ
る。
【0011】本発明で用いられる出発化合物としては、
上記目的化合物に対応する、上記一般式(2)で表され
るα−メチルスチレン類であり、具体的には、2−クロ
ル−α−メチルスチレン、3−クロル−α−メチルスチ
レン、4−クロル−α−メチルスチレン、2,3−ジク
ロル−α−メチルスチレン、2,4−ジクロル−α−メ
チルスチレン、2,5−ジクロル−α−メチルスチレ
ン、2,6−ジクロル−α−メチルスチレン、3,4−
ジクロル−α−メチルスチレン、3,5−ジクロル−α
−メチルスチレン、2−フルオロ−α−メチルスチレ
ン、3−フルオロ−α−メチルスチレン、4−フルオロ
−α−メチルスチレン、2,3−ジフルオロ−α−メチ
ルスチレン、2,4−ジフルオロ−α−メチルスチレ
ン、2,5−ジフルオロ−α−メチルスチレン、2,6
−ジフルオロ−α−メチルスチレン、3,4−ジフルオ
ロ−α−メチルスチレン、3,5−ジフルオロ−α−メ
チルスチレン、2−トリフルオロメチル−α−メチルス
チレン、3−トリフルオロメチル−α−メチルスチレ
ン、4−トリフルオロメチル−α−メチルスチレン、
2,3−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルスチレ
ン、2,4−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルスチ
レン、2,5−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルス
チレン、2,6−ジ−トリフルオロメチル−α−メチル
スチレン、3,4−ジ−トリフルオロメチル−α−メチ
ルスチレン、3,5−ジ−トリフルオロメチル−α−メ
チルスチレン等を挙げることができる。
上記目的化合物に対応する、上記一般式(2)で表され
るα−メチルスチレン類であり、具体的には、2−クロ
ル−α−メチルスチレン、3−クロル−α−メチルスチ
レン、4−クロル−α−メチルスチレン、2,3−ジク
ロル−α−メチルスチレン、2,4−ジクロル−α−メ
チルスチレン、2,5−ジクロル−α−メチルスチレ
ン、2,6−ジクロル−α−メチルスチレン、3,4−
ジクロル−α−メチルスチレン、3,5−ジクロル−α
−メチルスチレン、2−フルオロ−α−メチルスチレ
ン、3−フルオロ−α−メチルスチレン、4−フルオロ
−α−メチルスチレン、2,3−ジフルオロ−α−メチ
ルスチレン、2,4−ジフルオロ−α−メチルスチレ
ン、2,5−ジフルオロ−α−メチルスチレン、2,6
−ジフルオロ−α−メチルスチレン、3,4−ジフルオ
ロ−α−メチルスチレン、3,5−ジフルオロ−α−メ
チルスチレン、2−トリフルオロメチル−α−メチルス
チレン、3−トリフルオロメチル−α−メチルスチレ
ン、4−トリフルオロメチル−α−メチルスチレン、
2,3−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルスチレ
ン、2,4−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルスチ
レン、2,5−ジ−トリフルオロメチル−α−メチルス
チレン、2,6−ジ−トリフルオロメチル−α−メチル
スチレン、3,4−ジ−トリフルオロメチル−α−メチ
ルスチレン、3,5−ジ−トリフルオロメチル−α−メ
チルスチレン等を挙げることができる。
【0012】本発明の方法における塩素源としては、塩
化水素、または塩化水素を放出する化合物、例えばチオ
ニルクロライド、オキザリルクロライド等を例示でき
る。
化水素、または塩化水素を放出する化合物、例えばチオ
ニルクロライド、オキザリルクロライド等を例示でき
る。
【0013】本発明の方法においては、上記α−メチル
スチレン類と塩素源を反応させる際に、酸化ケイ素化合
物を存在させることが重要であり、その具体例として二
酸化ケイ素またはその含水物を挙げることができる。該
酸化ケイ素化合物の原料としてはケイ酸ソーダ、オルト
ケイ酸エステル、または四塩化ケイ素などが知られてお
り、それらのいずれを使用したものでも本反応に用いる
ことができるが、特にケイ酸ソーダを原料としたシリカ
ゲルが好適である。酸化ケイ素化合物は、出発化合物に
対して1重量%以上、好ましくは5〜20重量%を反応
系に存在させる。1重量%未満では反応促進効果が小さ
く、20重量%以上を加えてもさらなる効果は得られな
い。酸化ケイ素化合物の粒度は特に限定されないが、好
ましくは70〜400メッシュのものを用いることがで
き、粒径のより小さいものを用いる方が反応は促進され
る。反応に使用された酸化ケイ素化合物は、反応後に反
応液を濾過することにより容易に回収することができる
ので、目的生成物中には残留することなく容易に後処理
することができる。
スチレン類と塩素源を反応させる際に、酸化ケイ素化合
物を存在させることが重要であり、その具体例として二
酸化ケイ素またはその含水物を挙げることができる。該
酸化ケイ素化合物の原料としてはケイ酸ソーダ、オルト
ケイ酸エステル、または四塩化ケイ素などが知られてお
り、それらのいずれを使用したものでも本反応に用いる
ことができるが、特にケイ酸ソーダを原料としたシリカ
ゲルが好適である。酸化ケイ素化合物は、出発化合物に
対して1重量%以上、好ましくは5〜20重量%を反応
系に存在させる。1重量%未満では反応促進効果が小さ
く、20重量%以上を加えてもさらなる効果は得られな
い。酸化ケイ素化合物の粒度は特に限定されないが、好
ましくは70〜400メッシュのものを用いることがで
き、粒径のより小さいものを用いる方が反応は促進され
る。反応に使用された酸化ケイ素化合物は、反応後に反
応液を濾過することにより容易に回収することができる
ので、目的生成物中には残留することなく容易に後処理
することができる。
【0014】本発明の反応は、溶媒の存在下、もしくは
不存在下で実施することができる。溶媒としては、塩化
水素に対して安定なものであれば特に制限はないが、特
にハロゲン化炭化水素が好適である。具体的にはジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,1,1−トリクロロエタン等を例示する
ことができる。溶媒の使用量としては出発化合物に対し
て0.5〜5重量倍が適当である。本発明の反応は通常
0〜50℃の温度で行われるが、20〜30℃の温度が
好ましく、また反応時間は3〜48時間、通常は3〜1
0時間で反応は終了する。
不存在下で実施することができる。溶媒としては、塩化
水素に対して安定なものであれば特に制限はないが、特
にハロゲン化炭化水素が好適である。具体的にはジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,1,1−トリクロロエタン等を例示する
ことができる。溶媒の使用量としては出発化合物に対し
て0.5〜5重量倍が適当である。本発明の反応は通常
0〜50℃の温度で行われるが、20〜30℃の温度が
好ましく、また反応時間は3〜48時間、通常は3〜1
0時間で反応は終了する。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に
説明する。 実施例1 ガス吹き込み管を備えた反応器に3,5−ジクロル−α
−メチルスチレン3.77g、シリカゲル(70〜230メッ
シュ)0.3g、四塩化炭素11.3mlを仕込み、塩化水
素を吹き込みながら室温で7時間反応させた。反応終了
後、シリカゲルを濾別し、濾液を減圧下に濃縮したとこ
ろ4.46gのオイル状物質が得られた。これをガスク
ロマトグラフィーにより分析したところ、生成物は8
3.1%の3,5−ジクロルクミルクロライドを含んで
いた(収率:82.3%)。
説明する。 実施例1 ガス吹き込み管を備えた反応器に3,5−ジクロル−α
−メチルスチレン3.77g、シリカゲル(70〜230メッ
シュ)0.3g、四塩化炭素11.3mlを仕込み、塩化水
素を吹き込みながら室温で7時間反応させた。反応終了
後、シリカゲルを濾別し、濾液を減圧下に濃縮したとこ
ろ4.46gのオイル状物質が得られた。これをガスク
ロマトグラフィーにより分析したところ、生成物は8
3.1%の3,5−ジクロルクミルクロライドを含んで
いた(収率:82.3%)。
【0016】実施例2 ガス吹き込み管を備えた反応器に3,5−ジクロル−α
−メチルスチレン10g、シリカゲル(230〜400メッシ
ュ)1.0g、四塩化炭素25mlを仕込み、塩化水素を
吹き込みながら室温で6時間反応させた。反応終了後、
反応混合物を実施例1と同様に処理して、純度94.1
%の3,5−ジクロルクミルクロライド12.8gが得
られた(収率:100%)。
−メチルスチレン10g、シリカゲル(230〜400メッシ
ュ)1.0g、四塩化炭素25mlを仕込み、塩化水素を
吹き込みながら室温で6時間反応させた。反応終了後、
反応混合物を実施例1と同様に処理して、純度94.1
%の3,5−ジクロルクミルクロライド12.8gが得
られた(収率:100%)。
【0017】比較例1 シリカゲルを用いない外は実施例1と同様に反応を行っ
たが、7時間後の反応率は1.3%であった。
たが、7時間後の反応率は1.3%であった。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法は、従来の方法に比べ収率
の向上が著しく、また反応時間が短縮され、工業的に極
めて優れた方法である。特に本発明方法は、芳香核にハ
ロゲン等の電子吸引性基を有する原料を使用する場合に
有用である。
の向上が著しく、また反応時間が短縮され、工業的に極
めて優れた方法である。特に本発明方法は、芳香核にハ
ロゲン等の電子吸引性基を有する原料を使用する場合に
有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式(1): 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子または塩化水素と反応しない
電子吸引性基を示し、nは1〜5の整数を示す)で表さ
れる置換塩化クミルを製造する方法において、下記一般
式(2): 【化2】 (式中、Xおよびnは上記と同義である)で表される置
換α−メチルスチレンと塩化水素または塩化水素を放出
する化合物を、酸化ケイ素化合物の存在下に反応させる
ことを特徴とする置換塩化クミルの製造方法。 - 【請求項2】 ハロゲン原子が塩素であり、nが1また
は2である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 置換α−メチルスチレンが3,5−ジク
ロル−α−メチルスチレンである請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 酸化ケイ素化合物がシリカゲルである請
求項1〜3のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4339016A JPH06184018A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 置換塩化クミルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4339016A JPH06184018A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 置換塩化クミルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06184018A true JPH06184018A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18323480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4339016A Pending JPH06184018A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 置換塩化クミルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06184018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109836306A (zh) * | 2017-11-27 | 2019-06-04 | 荆楚理工学院 | 一种α-氯苯乙烷的合成方法 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP4339016A patent/JPH06184018A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109836306A (zh) * | 2017-11-27 | 2019-06-04 | 荆楚理工学院 | 一种α-氯苯乙烷的合成方法 |
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