JPH06183463A - 凍結冷蔵用コンシューマーパック - Google Patents
凍結冷蔵用コンシューマーパックInfo
- Publication number
- JPH06183463A JPH06183463A JP35630892A JP35630892A JPH06183463A JP H06183463 A JPH06183463 A JP H06183463A JP 35630892 A JP35630892 A JP 35630892A JP 35630892 A JP35630892 A JP 35630892A JP H06183463 A JPH06183463 A JP H06183463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- water
- frozen
- bags
- frozen food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 処理された鮮魚等の冷凍食品を遮気,氷詰め
の環境に収容し得る凍結冷蔵用コンシューマーパックを
提供する。 【構成】 魚体等の冷凍食品収容袋部2を水袋部で囲繞
するとした構成の容器体をシール処理可能な軟質プラス
チックシート材で作製して、魚体等の冷凍食品を氷で囲
繞するパックとした。
の環境に収容し得る凍結冷蔵用コンシューマーパックを
提供する。 【構成】 魚体等の冷凍食品収容袋部2を水袋部で囲繞
するとした構成の容器体をシール処理可能な軟質プラス
チックシート材で作製して、魚体等の冷凍食品を氷で囲
繞するパックとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に処理された魚体、
つまり、パンドレス(pan dressed)チャン
ク(chunk)、車切り、フィレー(fille
t)、ステーキ(steak)とされた鮮魚やその他の
冷凍食品の凍結冷蔵用コンシューマーパック(cons
umerpack)に関する。
つまり、パンドレス(pan dressed)チャン
ク(chunk)、車切り、フィレー(fille
t)、ステーキ(steak)とされた鮮魚やその他の
冷凍食品の凍結冷蔵用コンシューマーパック(cons
umerpack)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者のグルメ嗜好は目覚まし
く、味覚の良い鮮度に優れた魚を提供しなければ満足を
得られないのが実状である。そして、提供される魚体の
形態も家庭でさばけないこともあり、パンドレス、チャ
ンク、車切り、フィレー、ステーキ等の処理済みの状態
となり、これを凍結冷蔵して提供されるようになってい
る。この傾向は魚に限らず他の食品にも及んでいる。叙
上態様の商品を直接消費者に対して提供するコンシュー
マーパックとしては、従来より発泡スチロール製のトレ
ーにラップを被ぶせるとしたり、袋詰め等の単に遮気処
理したものが一般的である。
く、味覚の良い鮮度に優れた魚を提供しなければ満足を
得られないのが実状である。そして、提供される魚体の
形態も家庭でさばけないこともあり、パンドレス、チャ
ンク、車切り、フィレー、ステーキ等の処理済みの状態
となり、これを凍結冷蔵して提供されるようになってい
る。この傾向は魚に限らず他の食品にも及んでいる。叙
上態様の商品を直接消費者に対して提供するコンシュー
マーパックとしては、従来より発泡スチロール製のトレ
ーにラップを被ぶせるとしたり、袋詰め等の単に遮気処
理したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】叙上の従来のパックに
あっては、例え鮮魚等の処理が最も理想的な状態、つま
り、鮮魚を生きた状態のもとでもって処理し得て直ちに
包装凍結処理し得たものとしても、遠隔地の消費者の手
元に届くまでには輸送中の移し替え、保管並びに家庭へ
の持ち帰り等の際に生じる加冷中断での環境温度の変動
によって不都合な解凍を生じ易すく、うま味を確実に保
持し続けることは困難である。本発明は、従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、処理後の凍結状態を輸送,保
管,持ち帰り時等における加冷中断時にあっても確実に
保持し得る凍結冷蔵用コンシューマーパックを提供しよ
うとするものである。
あっては、例え鮮魚等の処理が最も理想的な状態、つま
り、鮮魚を生きた状態のもとでもって処理し得て直ちに
包装凍結処理し得たものとしても、遠隔地の消費者の手
元に届くまでには輸送中の移し替え、保管並びに家庭へ
の持ち帰り等の際に生じる加冷中断での環境温度の変動
によって不都合な解凍を生じ易すく、うま味を確実に保
持し続けることは困難である。本発明は、従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、処理後の凍結状態を輸送,保
管,持ち帰り時等における加冷中断時にあっても確実に
保持し得る凍結冷蔵用コンシューマーパックを提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるコンシューマーパックは、魚体等の
冷凍食品収容袋部を水袋部で囲繞するとした容器をシー
ル処理が可能な軟質プラスチックシート材でもって、作
製するとしたものである。
に、本発明におけるコンシューマーパックは、魚体等の
冷凍食品収容袋部を水袋部で囲繞するとした容器をシー
ル処理が可能な軟質プラスチックシート材でもって、作
製するとしたものである。
【0005】水袋部は均等な膨張の期し得るように隔壁
で区画するを良しとする。
で区画するを良しとする。
【0006】
【作用】水袋部には水が注入のうえ氷結されるので、魚
体等の冷凍食品収容袋部に処理後ラップ包装されて収容
された魚体等の冷凍食品は例え開口したままでも膨張固
化する氷に閉じ込められて、氷詰め状態におかれること
となる。由って、魚体等の冷凍食品は酸化を受けること
のない雰囲気のもとで冷凍冷蔵作用を受ける。この作用
は氷が融解してしまうまで維持されるので、流通過程に
おける環境雰囲気の加冷中断によっても鮮度を維持する
ことができる。
体等の冷凍食品収容袋部に処理後ラップ包装されて収容
された魚体等の冷凍食品は例え開口したままでも膨張固
化する氷に閉じ込められて、氷詰め状態におかれること
となる。由って、魚体等の冷凍食品は酸化を受けること
のない雰囲気のもとで冷凍冷蔵作用を受ける。この作用
は氷が融解してしまうまで維持されるので、流通過程に
おける環境雰囲気の加冷中断によっても鮮度を維持する
ことができる。
【0007】叙上の如く水袋部の氷は膨張固化するの
で、中央部のみが大きく膨れると積重ね上不利である
が、水袋部に所定間隔をもって隔壁を設けて区画してい
ると均等した膨れに制御し得る。
で、中央部のみが大きく膨れると積重ね上不利である
が、水袋部に所定間隔をもって隔壁を設けて区画してい
ると均等した膨れに制御し得る。
【0008】
【実施例】実施例について図を参照して説明する。図
1,図2において、1対のプラスチックシート材よりな
る矩形袋1,1′は重ねられた状態で、底部1a,1
a′を除く3辺をシール接合される。但し、例えば図示
例の如く、開口部1b,1b′にはシールを故意に除い
て通孔1c,1c′を確保する。しかして、矩形袋1,
1′間に魚体収容袋部2が形成されると共に矩形袋1,
1′は水袋部となり、該通孔1c,1c′は注水孔とな
る。由って、新鮮な状態で処理されラップ包装された魚
体3等を魚体等の冷凍食品収容袋部2に収容し、また、
水袋部2には通孔1c,1c′を介して水を充填したう
えでシール処理を施こして封じて氷結させるならば、簡
単に氷詰めの冷凍食品が提供されることとなる。
1,図2において、1対のプラスチックシート材よりな
る矩形袋1,1′は重ねられた状態で、底部1a,1
a′を除く3辺をシール接合される。但し、例えば図示
例の如く、開口部1b,1b′にはシールを故意に除い
て通孔1c,1c′を確保する。しかして、矩形袋1,
1′間に魚体収容袋部2が形成されると共に矩形袋1,
1′は水袋部となり、該通孔1c,1c′は注水孔とな
る。由って、新鮮な状態で処理されラップ包装された魚
体3等を魚体等の冷凍食品収容袋部2に収容し、また、
水袋部2には通孔1c,1c′を介して水を充填したう
えでシール処理を施こして封じて氷結させるならば、簡
単に氷詰めの冷凍食品が提供されることとなる。
【0009】水袋部2内の氷は膨張しつつ固化するので
袋中央部のみが大きくふくれるが、この一部分のみ突起
した形態は積重ね上不利であるので、平滑化すべく図2
(b)に示す如く所定間隔に隔壁4,・・・を設けて室
を区画すると良い。
袋中央部のみが大きくふくれるが、この一部分のみ突起
した形態は積重ね上不利であるので、平滑化すべく図2
(b)に示す如く所定間隔に隔壁4,・・・を設けて室
を区画すると良い。
【0010】尚、水袋部2に充填する水を特に精製処理
した各地の名水とした場合には水袋部2、2の境目にて
切断開封にての冷凍食品取り出し後に美味な名水の氷を
水割り等に供してたのしむことができる。
した各地の名水とした場合には水袋部2、2の境目にて
切断開封にての冷凍食品取り出し後に美味な名水の氷を
水割り等に供してたのしむことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。素材を安価な既存品
から調達可能なため製造コストが極めて安い。処理され
た魚体等の食品個々が雰囲気の変動に左右されない自前
の遮気氷詰め状態に置かれるため、家庭の食卓にのぼる
寸前まで完全に鮮度を維持し得る。収容魚体等の食品は
氷で保護されているので運搬中の姿くずれの心配がな
く、商品価値を損なうおそれがなく好適である。
ので、次に記載する効果を奏する。素材を安価な既存品
から調達可能なため製造コストが極めて安い。処理され
た魚体等の食品個々が雰囲気の変動に左右されない自前
の遮気氷詰め状態に置かれるため、家庭の食卓にのぼる
寸前まで完全に鮮度を維持し得る。収容魚体等の食品は
氷で保護されているので運搬中の姿くずれの心配がな
く、商品価値を損なうおそれがなく好適である。
【図1】魚体収容直前の本発明凍結冷蔵用コンシューマ
ーパックの説明図である。
ーパックの説明図である。
【図2】(a)は魚体を収容した状態の本発明パックの
説明図である。(b)は図2中III−III矢視断面
図である。
説明図である。(b)は図2中III−III矢視断面
図である。
1,1′ 矩形袋 1a,1a′ 底部 1b,1b′ 開口部 1c,1c′ 通孔 2 魚体等の冷凍食品収容袋部 3 魚体 4 隔壁
Claims (2)
- 【請求項1】 魚体等の冷凍食品収容袋部を水袋部で囲
繞するとしたことを特徴とするシール処理が可能な軟質
プラスチックシート材よりなる凍結冷蔵用コンシューマ
ーパック。 - 【請求項2】 水袋部を均等膨張を期し得るように隔壁
で区画処理するとした請求項1記載の凍結冷蔵用コンシ
ューマーパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35630892A JPH06183463A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 凍結冷蔵用コンシューマーパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35630892A JPH06183463A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 凍結冷蔵用コンシューマーパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183463A true JPH06183463A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18448386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35630892A Pending JPH06183463A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 凍結冷蔵用コンシューマーパック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2845352A1 (fr) * | 2002-10-08 | 2004-04-09 | Papiers Paviot | Procede de conditionnement de produits perissables notamment alimentaires et emballage pour la mise en oeuvre du procede |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166647A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-08-29 | ワ−ナ−−ランバ−ト・コンパニ− | 置換トランス−1,2−ジアミノシクロヘキシルアミド化合物 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP35630892A patent/JPH06183463A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166647A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-08-29 | ワ−ナ−−ランバ−ト・コンパニ− | 置換トランス−1,2−ジアミノシクロヘキシルアミド化合物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2845352A1 (fr) * | 2002-10-08 | 2004-04-09 | Papiers Paviot | Procede de conditionnement de produits perissables notamment alimentaires et emballage pour la mise en oeuvre du procede |
WO2004033338A1 (fr) * | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Papiers A Paviot | Procede de conditionnement de produits perissables et emballage pour produits perissables |
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