JPH04278071A - 生鮮食品の保存方法及び保存容器 - Google Patents

生鮮食品の保存方法及び保存容器

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Publication number
JPH04278071A
JPH04278071A JP3059383A JP5938391A JPH04278071A JP H04278071 A JPH04278071 A JP H04278071A JP 3059383 A JP3059383 A JP 3059383A JP 5938391 A JP5938391 A JP 5938391A JP H04278071 A JPH04278071 A JP H04278071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
heat insulating
insulating container
sealed
ice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3059383A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumoto Tanaka
田中 靖基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoei Pack Co Ltd
Original Assignee
Shoei Pack Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shoei Pack Co Ltd filed Critical Shoei Pack Co Ltd
Priority to JP3059383A priority Critical patent/JPH04278071A/ja
Publication of JPH04278071A publication Critical patent/JPH04278071A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生鮮食品の保存方法及
び保存容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚や海老、ウニのような生鮮食品
を保存する場合には、冷蔵庫や冷凍庫に入れるのが一般
であり、輸送する場合には発泡スチロールのような断熱
容器に氷詰めしたり、冷凍庫を用いたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫に入れて保存す
る場合には、せいぜい2〜3日でありそれ以上長時間に
渡る場合には鮮度において問題が生じ易い。冷凍庫によ
る場合には長時間の保存が可能であるが、冷凍焼けが生
じたり、解凍した際に極端に味が落ちるという問題があ
る。断熱容器に氷詰めにすることは、氷が溶けた場合に
魚や海老等が水につかった状態となり、鮮度が著しく低
下してしまうという問題があった。要するに従来の保存
方法は、冷凍中或は常温に戻した際に細胞が水分によっ
て膨潤させられるので、鮮度や味が著しく低下すること
になる。
【0004】この発明の目的は、氷温状態で長時間に渡
って鮮度や味を低下させることなく保存できる方法及び
保存容器を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】生鮮食品を水分と接触し
ない状態で発泡スチロールのような断熱材で作った第1
の断熱容器内に収納してこれを密閉し、この第1の断熱
容器を底部に氷を張った同じく発泡スチロールのような
断熱材で作った第2の断熱容器内に周囲に所定間隔を空
けて収納して密閉し、全体を氷点下以下の温度に冷却さ
せるものである。
【0006】この発明はまた、生鮮食品を水分と接触し
ない状態で発泡スチロールのような断熱材で作った第1
の断熱容器内に収納してこれを密閉し、この第1の断熱
容器を底部に水を張った同じく発泡スチロールのような
断熱材で作った第2の断熱容器内に浮かべ周囲に所定間
隔を空けて状態で収納して密閉し、全体を氷点下以下の
温度に冷却させるものである。
【0007】この発明はさらに、生鮮食品を収納させる
断熱性の材料で構成した密閉構造の第1の断熱容器と、
底部に氷の層を設け、前記第1の断熱容器を収納させる
同じく断熱性の容器で構成した密閉構造の第2の断熱容
器とで保存容器を構成したものである。
【0008】
【作用】上述したように構成すると、第2の断熱容器を
冷却させても、その密閉効果と、その構成材料の断熱効
果によって第2の断熱容器の中は外部の温度より高い温
度を維持でき、さらに、生鮮食品を収納した第1の断熱
容器内は、同じくその密閉効果と構成材料の断熱効果に
よってさらに高い氷温温度を維持できるものである。
【0009】
【実施例1】図面はこの発明の好適な一実施例を説明す
るためのものである。6は発泡スチロールのような断熱
材で構成した第1の断熱容器であり、その内部には、例
えば鯛3a,海老3bのような高価な魚介類が桟4上に
重ねて載置収納され、蓋体9によって密閉されている。 この密閉は例えばガムテープ10を蓋体9と断熱容器6
との接合部に貼着することによって行われる程度で良い
。1は同じく発泡スチロールのような断熱材で構成した
第2の断熱容器であり、その底部には氷の層7が形成せ
られ、その上部に第1の断熱容器6を置き、周囲に空間
8を設けた状態で収納されている。そして、この第2の
断熱容器1も蓋体2を被せ、その接合部に例えばガムテ
ープ5を貼着することによって密閉されている。
【0010】
【実施例2】一般に市販されている発砲スチロール製の
食品収納容器の大小のものを用いて上述したような保存
容器を作った。まず、第2の断熱容器1の内部に氷の層
7を形成させ、しかる後、第1の断熱容器6内に設けた
桟4上に鯛3aと海老3bを収納させて蓋体9を被せて
ガムテープ5で密閉させた。続いてこの第1の断熱容器
6を氷の層7を形成させた第1の断熱容器1内に収納さ
せ、蓋体2を被せて同じくガムテープ10で密閉した。 この時に同時に第1及び第2の断熱容器1、6内に温度
計を入れてこれを外部より測定できるようにした。こう
しておいて−8℃に温度設定した冷凍室に入れて急速に
冷却させた。時間の経過と共に第1及び第2の断熱容器
1、6内は温度が低下していったが、第2の断熱容器1
内は−4℃程度で安定し、続いて第1の断熱容器6内は
+2℃〜3℃の範囲の氷温状態で安定しこの状態が持続
した。
【0011】一週間を経過した後、冷凍室より取り出し
、各蓋体2、9を取って第1の断熱容器6内に収納され
ている鯛や海老を取り出して見たところ、冷凍焼けが生
じることなく鮮度に変化はまったく見られなかった。 食したところ風味うま味ともに採りたてのそれとほとん
ど変わりはなく、美味しく食することができた。
【0012】同様にして4週間経過させたものを取り出
してみたが、やはりその鮮度に変化はなく、美味しく食
することが出来た。
【0013】保存容器を外部より冷却させる温度を種々
変化させて実施してみたが、冷却温度は−6℃〜−10
℃の間が望ましく、それ以上或は以下においては第1の
断熱容器内を氷温状態にすることができなかった。しか
し、この冷却温度は断熱容器の材厚によって多少変化す
る。
【0014】さらに、第2の断熱容器内に形成させる氷
の層については、以上の保存方法の説明では予めこの氷
の層を第2の断熱容器内に形成させるように説明したが
、第1の断熱容器の外底部と第2の断熱容器の内底部と
の間に、台や足その他の方法手段で間隙を設け水を注入
して第1の断熱容器を浮かべ、しかる後、第1及び第2
の断熱容器を密閉して一緒に冷却するようにしても良い
【0015】このように実施すると、予め第2の断熱容
器のなかに氷の層を形成させる手間が省け、作業がより
簡単になるという利点がある。
【0016】さらに、その他の実施例として、魚類はラ
ップに包んで第1の断熱容器内に収納させることは任意
である。また、急速冷凍させた生鮮食品に対してもその
長期保存のために、この発明に係る保存方法及び保存容
器を実施することができるものであり、その際にはドリ
ップシ−トを用いることが望ましい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したようにこの発明に係
る保存方法は、生鮮食品を外の水と接触させないで氷温
状態で保存できるので、冷凍焼けや水分による細胞の膨
潤はなく、鮮度や味を損なうことがないものである。
【0018】海老などは生きたまま氷温状態で保存され
るので、冬眠状態となり、長期間保存しても身が痩せて
しまうことがない。
【0019】また、この発明に係る保存容器は、保管及
び持ち運びが容易であり、これをそのまま冷凍庫で運ぶ
ことができるものである。或は冷凍庫でなくとも長時間
でなければ第1の断熱容器内の温度の上昇を防ぐことが
でき、鮮度を維持できるものである。
【0020】さらに、以上の説明では、この発明を実施
する好適な生鮮食品として魚介類を例として上げたが、
水と接触することがないこの発明に係る保存方法及び保
存容器は、魚介類以外の果物(季節はずれの苺)や野菜
(松茸)等の高価な生鮮食品に対しても、その鮮度を維
持した状態で長期間保存する場合に広く適用出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面はこの発明を説明するための説明図である
【符号の説明】
1  第2の断熱容器 2  蓋体 3a  鯛 3b  海老 4  桟 5  ガムテープ 6  第1の断熱容器 7  氷の層 8  空間 9  蓋体 10  ガムテープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  生鮮食品を水分と接触しない状態で発
    泡スチロールのような断熱材で作った第1の断熱容器内
    に収納して密閉させ、この第1の密閉容器を底部に氷を
    張った同じく発泡スチロールのような断熱材で作った第
    2の断熱容器内に周囲に所定間隔を空けて収納して密閉
    し、全体を氷点下以下の温度に冷却させることを特徴と
    する、生鮮食品の保存方法。
  2. 【請求項2】  生鮮食品を水分と接触しない状態で発
    砲スチロ−ルのような断熱剤で作った第1の断熱容器内
    に収納させて密閉させ、この第1の密閉容器を底部に水
    を張った同じく発泡スチロールのような断熱材で作った
    第2の断熱容器内に浮かべて周囲に所定間隔を空けた状
    態でて収納して密閉し、全体を氷点下以下の温度に冷却
    させることを特徴とする、生鮮食品の保存方法。
  3. 【請求項3】  生鮮食品を収納させる断熱性の材料で
    構成した密閉構造の第1の断熱容器と、底部に氷の層を
    設け、前記第1の断熱容器を収納させる同じく断熱性の
    容器で構成した密閉構造の第2の断熱容器とで構成した
    ことを特徴とする、保存容器。
JP3059383A 1991-03-01 1991-03-01 生鮮食品の保存方法及び保存容器 Pending JPH04278071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059383A JPH04278071A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 生鮮食品の保存方法及び保存容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP3059383A JPH04278071A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 生鮮食品の保存方法及び保存容器

Publications (1)

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JPH04278071A true JPH04278071A (ja) 1992-10-02

Family

ID=13111706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3059383A Pending JPH04278071A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 生鮮食品の保存方法及び保存容器

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JP (1) JPH04278071A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016006046A1 (ja) * 2014-07-08 2016-01-14 株式会社中温 食品保存容器及びこの食品保存容器を用いた生鮮食品の保存・流通方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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